JP5137561B2 - 光出射ヘッド組立体および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真プリンタ等の露光手段として用いる光出射ヘッド、光出射ヘッド組立体、およびこの光出射ヘッド組立体を備えて構成される画像形成装置に関する。
従来より、電子写真式プリンタ等の露光手段として、例えば、配列された多数の発光素子を有するLEDアレイヘッド等の光出射ヘッドが用いられている。このような光出射ヘッドは、発光素子を外部からの画像データに基づいて選択的に発光させるとともに、その光を、レンズアレイを介して外部の感光体に照射させ、感光体の表面に静電潜像を形成する機能を有する。そして、感光体に形成された静電潜像は、現像等のプロセスを経てトナー像となり、このトナー像を記録紙に転写及び定着させることにより、記録紙が記録される。例えば、A0サイズの紙面等の比較的大型な記録媒体に対して、比較的良好な画質で画像を記録するには、この比較的大型な記録媒体の大きさに応じた長さを超える範囲で、発光素子が配列されていることが好ましい。下記特許文献1及び2では、複数のLED素子が一方向に配列されるとともに、各LED素子に対応したレンズが複数配置されたレンズアレイが設けられたLEDアレイユニットを、各LEDアレイユニットにおけるLEDの配列方向を一致させて複数配置した光出射ヘッドが記載されている。下記特許文献1および2には、このように複数のLEDアレイユニットを複数配置することで、比較的大型の記録媒体に対して良好に画像を記録することができる光出射ヘッドを、比較的低コストで実現することができると記載されている。
下記特許文献1および2では、発光素子アレイチップが回路基板に実装されており、このLEDアレイチップが実装された回路基板が筐体に固定されている。下記特許文献1では、この筐体の側面と当接する2つのヘッドホルダによって、複数のLEDアレイユニットを挟持している。また、下記特許文献2では、各LEDアレイユニットそれぞれに設けられた止め具(筐体と回路基板とを締結するための止め具)が接続部材によって連結されて、複数のLEDアレイユニットが一体化されている。下記特許文献2では、これらの接続部材が、支持体であるフレームに結合されて、このフレームにLEDアレイユニットが実装されている。
特開平7−61035号公報 特開2001−328292号公報
LEDアレイユニットが備えるレンズアレイは、その結像位置が個々にばらついている。各LED素子から照射された光を、感光体等の光照射面に比較的高い精度で結像させるには、この光照射面とLEDアレイユニットとの距離を、レンズアレイの性能に応じて比較的高い精度で調整する必要がある。しかし、特許文献1および特許文献2では、各LEDアレイユニットの位置を、それぞれ個別に調整することができない。このため、特許文献1および特許文献2記載の光照射ヘッドの場合、レンズアレイの性能の違いに応じて、各LEDアレイユニットの結像位置にばらつきが生じてしまい、形成される画像に歪みが生じてしまうおそれがあった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、各発光素子の配置位置の精度を比較的高めるとともに、各発光素子の配置位置の変動を比較的抑えた光出射ヘッド組立体および画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本願発明は、配列された複数の発光素子と、前記発光素子からの発光を透過して結像させるレンズと、が一方の側に配置された支持体を有して構成された光出射ヘッドと、前記支持体が固定されることで前記光出射ヘッドり付けられた実装体と、を備え、該実装体には、複数の前記光出射ヘッドが主走査方向に沿って取り付けられているとともに、隣り合う前記光出射ヘッドは互いに副走査方向にずれて配置され、両者の端部同士が前記副走査方向に隣接しており、前記光出射ヘッドの前記支持体には、前記発光の進行方向および前記主走査方向の双方と交差する方向貫通孔が設けられており、貫通孔に挿通された、前記発光の進行方向に前記光出射ヘッドの位置を調整することができるように外径が前記貫通孔の孔径に対し小さいネジが、前記実装体の表面に設けられたネジ孔に締結されて、前記支持体が前記実装体に固定されており、前記支持体は、前記一方の側と反対の側に、前記実装体の上面と少なくとも一部が当接する位置基準面と、該位置基準面から前記反対の側に突出した突状部と、を有し、前記貫通孔は前記突状部に設けられていることを特徴とする。
本発明は、また、前記光出射ヘッド組立体に画像信号を送る制御部と、前記画像信号に応じて前記発光素子から発光された光が前記レンズを介して照射される電子写真感光体と、前記発光素子からの光の照射に先がけて、前記電子写真感光体の表面を帯電させる帯電部と、前記発光素子からの光が照射されることで前記電子写真感光体表面に形成された、前記画像信号に応じた静電潜像を現像してトナー像を形成する現像部と、前記トナー像を記録媒体表面に転写する転写部と、を備えて構成される画像形成装置を、併せて提供する。
本発明によれば、各光出射ヘッドの位置を、それぞれ個別に調整することができ、各光出射ヘッドのレンズアレイの性能の違いに応じた結像位置のばらつきを低減することができ、ひいては、感光体等の画像記録媒体に、比較的高い精度で画像を形成することができる。このため、本発明によれば、比較的大面積の記録媒体に、比較的大型かつ比較的高い画質の画像を記録することができる。
以下、本発明に係る画像形成装置、光出射ヘッド組立体、および光出射ヘッドについて、添付図面を参照しつつ具体的に説明する。まず、本発明の光出射ヘッドを備えて構成される、本発明の画像形成装置の一例について、図を参照して概略の構成および機能を説明しておく。図1に示した画像形成装置Mは、電子写真感光体1、帯電装置2、LEDヘッドユニット3、現像装置4、転写装置5、定着装置6、クリーニング装置7、および除電装置8を備えたものである。
電子写真感光体1は、画像信号に基づいた静電潜像およびトナー像が形成されるものであり、図1の矢印A方向に回転可能とされている。電子写真感光体1は、円筒状基体10の外周面に、感光層11を形成したものである。円筒状基体10は、少なくとも表面に導電性を有するものであり、たとえばアルミニウムなどにより形成されている。
感光層11は、アモルファスシリコンなどの無機半導体や有機半導体から成る光導電層を被着させた構造を有しており、光導電層にLEDヘッドユニット3からの光が照射されると、光導電層の比抵抗を急激に低下させて、光導電層に所定の潜像を形成するものである。感光層11はまた、円筒状基体10からのキャリアの注入を阻止するためのキャリア注入阻止層や電子写真感光体1の表面を保護するための表面層を備えたものであってもよい。
帯電装置2は、電子写真感光体1の表面を、光導電層の種類に応じて、正極性または負極性に一様に帯電させるためのものである。電子写真感光体1の帯電電位は、通常、200〜1000Vとされる。
LEDヘッドユニット3は、電子写真感光体1の表面に静電潜像を形成するために、画像信号に応じて電子写真感光体1(感光層11)の表面に光を照射するものである。図2は、画像形成装置MのLEDヘッドユニット3の近傍部分を拡大して示す、概略断面図である。LEDヘッドユニット3は、電子写真感光体1に対して、所定の距離だけ離間するようにして略平行に配置されている。LEDヘッドユニット3では、実装体12の表面に光プリンタヘッド20が複数実装されて構成されている。LEDヘッドユニット3の詳細な構成については、後に詳述している。LEDヘッドユニット3では、コネクタ98と、画像形成装置Mの制御手段9に接続された装置側コネクタ91とが接続されている。LEDヘッドユニット3は、画像形成装置Mの制御手段9から送信される画像信号を、コネクタ98から受け取り、この画像信号に応じて光を出射する。本発明の光出射ヘッドの一実施形態であるLEDヘッドユニット3の構成については、後に詳述する。
制御手段9は、画像形成装置M全体の動作を制御する部位であり、例えば図示しないCPUやメモリ等を有するコンピュータで構成されている。制御手段9は、装置Mの外部から入力された画像信号を、LEDヘッドユニット3の駆動用信号に変換し、コネクタ91を介してLEDヘッドユニット3に出力する。なお、本明細書において、外部から入力される画像信号と、LEDヘッドユニット3の駆動用信号とは、特に区別して記載しない(いずれも画像信号として記載している)。制御手段9は、また、装置Mのその他の各部(電子写真感光体1、帯電装置2、現像装置4、転写装置5、定着装置6、クリーニング装置7、および除電装置8等)とも接続されており、画像形成処理における各部の動作を制御する。制御手段9は、図示しない、例えばマウスやキーボード等からなる操作情報受付手段や、CD−ROMドライブやモデム等の画像信号受付手段等を有している。制御手段9は、外部から受け付けた操作指示および画像信号に応じて各部の動作を制御して、受け付けた画像信号に応じた画像を形成させる。
図1に示した現像装置4は、電子写真感光体1の静電潜像を現像してトナー像を形成するためのものである。この現像装置4は、現像剤を保持しているとともに、現像スリーブ40を備えている。
現像剤は、電子写真感光体1の表面に形成されるトナー像を構成するためのものであり、現像装置4において摩擦帯電させられる。現像剤としては、磁性キャリアと絶縁性トナーとから成る二成分系現像剤、あるいは磁性トナーから成る一成分系現像剤を使用することができる。
現像スリーブ40は、電子写真感光体2と現像スリーブ40との間の現像領域に現像剤を搬送する役割を果すものである。現像装置4においては、現像スリーブ40により摩擦帯電したトナーが一定の穂長に調整された磁気ブラシの形で搬送され、電子写真感光1と現像スリーブ40との間の現像域において、このトナーによって静電潜像が現像されてトナー像が形成される。トナー像の帯電極性は、正規現像により画像形成が行われる場合には、電子写真感光体1の表面の帯電極性と逆極性とされ、反転現像により画像形成が行われる場合には、電子写真感光体1の表面の帯電極性と同極性とされる。
転写装置5は、電子写真感光体1と転写装置5との間の転写領域に給紙された記録紙Pにトナー像を転写するためのものであり、転写用チャージャ50および分離用チャージ51を備えている。この転写装置5では、転写用チャージャ50において記録紙Pの背面(非記録面)がトナー像とは逆極性に帯電され、この帯電電荷とトナー像との静電引力によって、記録紙P上にトナー像が転写される。転写装置5ではさらに、トナー像の転写と同時的に、分離用チャージャ51において記録紙Pの背面が交流帯電させられ、記録紙Pが電子写真感光体1の表面から速やかに分離させられる。
なお、転写装置5としては、電子写真感光体1の回転に従動し、かつ電子写真感光体1とは微小間隙(通常、0.5mm以下)を介して配置された転写ローラを用いることも可能である。この場合の転写ローラは、たとえば直流電源により、電子写真感光体2上のトナー像を記録紙P上に引きつけるような転写電圧を印加するように構成される。このような転写ローラを用いる場合には、分離用チャージャ51のような転写材分離装置は省略することもできる。
定着装置6は、記録紙Pに転写されたトナー像を定着させるためのものであり、一対の定着ローラ60,61を備えている。この定着装置6では、一対のローラ60、61の間に記録紙Pを通過させることにより、熱、圧力などによって記録紙Pに対してトナー像が定着させられる。画像形成装置Mでは、このようにして、記録紙Pに画像が記録される。
クリーニング装置7は、電子写真感光体1の表面に残存するトナーを除去するためのものであり、クリーニングブレード70を備えている。このクリーニング装置7では、クリーニングブレード70によって、電子写真感光体1の表面に残存するトナーが掻き取られて回収される。クリーニング装置7において回収されたトナーは、現像装置4内にリサイクルするようにしてもよい。
除電装置8は、電子写真感光体1の表面電荷を除去するためのものである。この除電装置8は、たとえば光出射により、電子写真感光体2の表面電荷を除去するように構成されている。クリーニング装置7および除電装置8の動作によって、電子写真感光体1の表面の状態は、初期状態(すなわち、トナーが付着しておらず、かつ帯電していない状態)にリセットされ、帯電装置2から定着装置6に送られて、再び画像形成が施される。画像形成装置Mでは、このようにして、連続して供給される記録媒体Pに、画像を形成・記録する。
以下、本発明の光出射ヘッド組立体の一例であるLEDヘッドユニット3について、より詳細に説明する。図3の(a)は、本発明の一実施形態にかかる光出射ヘッド組立体の上面図、図3の(b)は(a)のA−A’線断面図、図3の(c)は(a)のB−B’線断面図である。
本実施形態の光出射ヘッド組立体の一例であるLEDヘッドユニット3では、副走査方向に沿って切断した断面の形状が略凸字状をなす実装体12の表面に、複数の光プリンタヘッド20が主走査方向に並んで配置されている。ここで、主走査方向は、図1において紙面に垂直な方向であって、図3(a)における上下方向である。また、副走査方向は、主走査方向と発光素子からの光の出射方向(図1に矢印で示している)との双方に垂直な方向であり、図3(a)における左右方向である。
光プリンタヘッド20は、ドライバIC21が配置された回路基板22と、回路基板22に設けられた図示しない配線と電気的に接続された発光素子24と、が一方の面に載置された支持体26に、発光素子24から出射した光を透過して所定位置に結像する、複数のロッドレンズにより構成されるロッドレンズアレイ32を保持するレンズフォルダ34が取着されて構成されている。
支持体26は、水分を吸収しにくい材料、例えば、アルミニウムやSUS等の金属材料により形成されている。支持体26の一方の面(図3(b)(c)中の上側の面。以降、上面とする。)には、回路基板22および発光素子24が載置されている。支持体26の上面側には、回路基板22の載置面から突出した突起部28が設けられている。突起部28の突出端面28aは、載置面と略平行に形成されており、この突起部28の突出端面28aに、複数の発光素子24が主走査方向に沿って並んで配置されている。図には明示されていないが、光プリンタヘッド20では、複数の発光素子24が一方向に並んで配置された発光素子アレイチップが複数並んで配置されることで、複数の発光素子24が主走査方向にそって並んで配置されている。
支持体26の他方の面(図3(b)(c)中の下側の面。以降、下面とする。)は、実装体12と当接して接合する、実装面とされている。支持体26は、この下面側に、支持体26における発光素子24の載置部分、すなわち突出端面28aの表面に略平行な垂直位置基準面29と、この載置面に略垂直な水平位置基準面29bと、を備えている。支持体26の下面側には、垂直位置基準面29aを含む平面から突出した状部25が設けられており、この状部25の側面が、水平位置基準面29bをなしている。
支持体26の回路基板22の載置部分の一部には、貫通孔62が設けられている。支持体26には、この貫通孔62に対応する部分に、支持体26の外部側面に開口64aを有する空洞64が設けられている。回路基板22には、発光素子ドライバIC21が載置されている側と反対の側に、このドライバIC21と接続したコネクタ98が載置されている。コネクタ98は、この貫通孔62に対応する位置に配置されている。貫通孔62と空洞64とは連通しており、コネクタ98は開口64aを介して開放されている。コネクタ98には、LEDヘッドユニット3が画像形成装置Mに装着された状態で、この開口64aを通じて外部のコネクタ91が接続される。LEDヘッドユニット3では、回路基板22の発光素子ドライバIC21が載置されている側と反対の側にコネクト98を設けることで、回路基板22の面積を比較的低く抑え、ひいては、支持体26のサイズも比較的小さく抑えている。LEDヘッドユニット3では、支持体26の外部側面に開口64aを有する空洞64が設けられていることで、上記反対の側にコネクタ98を設けて比較的小さく支持体26を構成しても、このコネクタ98に外部のコネクタ91を接続して配置することを可能としている。
実装体12は、主走査方向に延びた長尺形状をなしている。実装体12は、垂直位置規定面12aと、この垂直位置規定面12aと略垂直な水平位置規定面12bとを表面に有する実装部12Aが、土台部12Bから突出した形状をなしている。実装体12も、支持体26と同様に水分を吸収しにくい材料、例えば、アルミニウムやSUS等の金属材料により形成されている。光プリンタヘッド20は、支持体26の水平位置基準面29bが、実装体12の水平位置規定面12bと当接されることで、支持体26に対する水平方向(図3(a)における左右方向)の位置が規定されている。光プリンタヘッド20は、また、支持体26の垂直位置基準面29aが、実装体12の垂直位置規定面12aと当接されることで、支持体26に対する垂直方向(図3(a)における上下方向)の位置が規定されている。なお、LEDヘッドユニット3では、実装体12の垂直位置規定面12aと、支持体26の垂直位地基準面29aと、が必ずしも当接している必要はない。この点については、後に詳述している。LEDヘッドユニット3では、回路基板22と発光素子24とが支持体26の一方の表面に直接載置され、かつ、この支持体26の他方の表面が、外部の実装体12と当接する実装面とされている。このため、実装体12に対し、回路基板22と発光素子24とが、比較的高い精度で位置合わせされる。
図4は、光プリンタヘッド20の実装体12への実装状態について説明する概略斜視図である。図4では、光プリンタヘッド20からレンズホルダ34を取り外した状態について示している。光プリンタヘッド20の上記支持体26の状部25には、この状部25を横切るように、この状部25の突出方向に略垂直に延びた貫通孔27が、主走査方向に沿って複数設けられている。また、実装体12の実装部12Aの側面(水平位置規定面12b)には、この貫通孔27に対応する位置それぞれに、ネジ孔13が設けられている。状部25の各貫通孔27には、それぞれネジ42が挿通され、各ネジ42の先端がネジ孔13と螺合されている。ネジ42は、板状部42aから棒状のネジ山部42bが突出した、公知のネジ(ビス)である。光プリンタヘッド20では、ネジ山部42bの先端とネジ孔13とが螺合されて、ネジ42の板状部42aが、支持体26の状部25を実装体12の実装部13に押し付けている。これにより、実装体12に対する光プリンタヘッド20の支持体26の水平位置(図3(b)および(c)中の左右方向の位置)が、比較的高い精度で規定される。
一方、光プリンタヘッド20においては、光プリンタヘッド20の支持体26は、実装体12の実装部12Aに対して、垂直方向(図3(b)(c)中の上下方向)には押し付けられていない。加えて、棒状のネジ山部42bの直径に比べて、貫通孔27の孔径の方が比較的大きく設定されている。このため、ネジ山部42bの先端とネジ孔13との螺合を緩めることで、すなわち、支持体26の凸状部25の、実装体12への押し付け具合を緩めることで、光プリンタヘッド20の支持体26は、実装体12の実装部12Aに対して、ネジ山部42bとネジ孔13との径の大きさの差の分だけ、垂直方向に移動すること
ができる。貫通孔27は主走査方向に複数配置されており、複数の貫通孔27の配置位置それぞれにおいて、実装体12に対する支持体26の垂直方向の位置を調整することができる。これにより、実装体12に対する支持体26の垂直方向の位置のみならず、実装体12に対する支持体26の傾き、比較的自由に調整することができる。ひいては、画像形成装置Mにおける、発光素子からの光の結像位置を、比較的自由に調整することができる。
LEDヘッドユニット3において、発光素子24から発生された光は、レンズルダ34に設けられたロッドレンズアレイ32を介して電子写真感光体1の表面に照射される。複数のロッドレンズアレイ32は、それぞれの性能に一定のばらつきがあり、結像位置にもばらつきをもっている。上述のように、光プリンタヘッド20の支持体26は、実装体12の実装部12Aに対して移動させることができる。すなわち、複数の光プリンタヘッド20は、それぞれ、ロッドレンズアレイ32の性能のばらつき(例えば、結像位置のばらつき)に応じて、実装体12に対する配置位置や角度を調整することができる。このように、LEDヘッドユニット3では、複数の光プリンタヘッド20それぞれについて、支持体26の位置や角度を、ロッドレンズアレイ32による結像が最も鮮鋭化できる最適な位置に設定することができる。
図5は、主走査方向に沿って隣接した2つの光プリンタヘッド20を示す図であり、光プリンタヘッド20から後述のレンズルダ34を取り外した状態の概略上面図である。光プリンタヘッド20の支持体26は、アルミニウムやSUS等の熱伝導率の高い材料により形成すれば、放熱板としての機能を支持体26に付与することができ、発光素子24が発生する熱を良好に外部へ逃がすことができる。
このような発光素子26は、回路基板22よりも吸湿性の低い材料により形成された支持体26に載置されている。このため、環境湿度が変動しても、支持体26の長手方向の長さの変化量は回路基板22よりも小さい。それ故、各発光素子の位置変動を小さく抑えることができ、良好な画像形成に寄与することが可能である。
なお、本実施形態において、各発光素子26の電極パッドは、回路基板22の接続パッドに対し、ワイヤボンディングで形成された導線52によって電気的に接続されているため、電極パッドは回路基板22上の接続パッドと略平行となるように配置されることが好ましい。また、発光素子としては、例えばGaAs系の半導体材料等を用いて形成した発光ダイオードが用いられる。発光素子は、GaAsやSi等の半導体材料により形成された半導体基板に対してAlやP等をドーピングすることにより、チップ基板の内部に作りこんでも良いし、サファイア等の絶縁材料により形成された基板の上面に半導体層を積層することにより形成しても良い。前者の場合、半導体基板が導電性を有するため、支持体26と発光素子24との間に、絶縁性の接着剤を介在させる必要がある。
支持体26上に配置される回路基板22は、その上面に発光素子24を駆動するためのドライバIC21等が搭載されている。かかる回路基板22は、支持体26よりも吸湿性の高い材料、例えば、ガラス布基材エポキシ樹脂やガラス等からなる絶縁層と、該絶縁層上に配置され、導電材料により形成された回路層と、を備えた構成を有している。この回路層は、発光素子24の電極パッドに電気的に接続される接続パッドと、ドライバIC21に電気的に接続される回路パッドと、を備えている。
回路基板22上に搭載されるドライバIC21は、光プリンタヘッドの外部からの電気信号に基づいて発光素子を駆動し、発光素子に流れる電流量を制御するためのものであり、回路基板22上に配置されている。それ故、ワイヤボンディング型またはフリップチップ型IC等の種々のタイプを選択することができ、設計の自由度は比較的高い。
また、ドライバIC21は、発光素子24が有する発光素子列の両端部付近に配置されている。通常、発光素子列は、端部よりも中央部の方が発光素子自体の発する熱によって温度が上昇し易い。このため、温度分布に応じた濃度ムラが発生する可能性がある。本実施形態においては、ドライバIC21自体が発生する熱によって、温度が低い傾向にある発光素子列の両端部付近の温度を上昇させ、発光素子列の温度分布の偏りを改善することができる。その結果、得られる画像の濃度ムラを小さくすることが可能となる。
なお、ドライバIC21は、ワイヤボンティング型ICの場合、ボンティングワイヤによって回路基板22の回路パッドに電気的に接続される。一方、フリップチップ型ICの場合、半田や金等の導電材料により回路基板22の回路パッドに電気的に接続される。
このような構成を有するLEDヘッドユニット3では、図5に示すように、隣り合う光プリンタヘッド20の支持体26の端面26E同士が接触しないように、副走査方向にずらして配置される。このように、支持体26の端面同士が対向接触しないようにしているため、環境温度が大きく変化し、支持体が熱膨張を起こしても、両者間に生ずる熱応力を小さく抑えることができ、これによっても発光素子の位置変動を小さく抑えることが可能となる。なお、本実施形態においては、隣り合う光プリンタヘッド20の発光素子列同士が副走査方向に離れすぎないように、両ヘッドのドライバIC21が外側に位置するようにしている。
また、隣り合う光プリンタヘッド20について、2つの光プリンタヘッド20の境界部(当接部付近)における発光素子26間のピッチが、1つの光プリンタヘッド20における発光素子26間のピッチと略等しく設定されることが好ましい。また、本実施形態においては、隣り合う発光素子アレイユニット1は、端部の側面同士が対向し、該対向領域同士が接触している。
上述のように、光プリンタヘッド20には、複数のロッドレンズにより構成されるロッドレンズアレイ32が配置され、該ロッドレンズアレイ32がレンズホルダ34によって支持されている。各ロッドレンズアレイ32は、直線状もしくは千鳥状に配列された多数の屈折率分布型棒状レンズを一対の側板で挟持した構造を有しており、先に述べた発光素子の光を外部の感光体に等倍で照射・結像させる正立等倍型の光学系として機能する。
また、複数のロッドレンズアレイ32は、光プリンタヘッド20に備えられた発光素子24に対応するように、該発光素子24列の直上に配置されている。このため、隣り合うロッドレンズアレイ32同士は、端面同士が対向しないように副走査方向にずれた形で配置されている。また、隣り合うロッドレンズアレイ32同士は、端部が主走査方向に互いに重なり合うように配置されている。
隣り合うロッドレンズアレイ32同士は、両者の端部の側面を当接させることが好ましい。この場合、ロッドレンズアレイ32の副走査方向のずれ量を小さくすることができるからである。通常、発光素子24の副走査方向の幅よりもロッドレンズアレイ32の副走査方向の幅の方が大きいため、設計上は、ロッドレンズアレイ32の位置にあわせて発光素子24の位置が決定される。それ故、ロッドレンズアレイ32の副走査方向のずれ量を小さくすることができれば、必然的に、発光素子24の副走査方向のずれ量を小さくできる。本実施形態のように、ロッドレンズ2の副走査方向のずれ量が小さくすることにより、その分、発光素子の駆動に必要なデータ量を小さくできる。その結果、プリンタのメモリ量の低減が可能であり、プリンタ全体のコスト低減にも寄与することができる。
さらに、ロッドレンズアレイ32の側面は、図3(c)に示すように、支持体26の側面と同一平面上に配置されている。このため、支持体26の端部の側面同士を当接させるとともに、各ロッドレンズアレイ32の側面を当接させることで、発光素子24の配置および各ロッドレンズアレイ32の配置を、比較的高い精度で、かつ容易に設定することができる。
一方、ロッドレンズアレイ32を支持するレンズホルダ34は、ロッドレンズアレイ32が嵌合される開口を有し、その下部領域を支持体26上に配置することにより、ロッドレンズアレイ32と支持体26との間に密閉空間を形成している。なお、レンズホルダ34は、全体を単一の部材で一体的に形成したものであっても、複数の部材を組み合わせて構成しても、いずれでも構わない。このようなレンズホルダ34は、金属材料や樹脂材料により形成される。
LEDヘッドユニット3では、発光素子24を外部からの画像データに基づいて個々に選択的に発光させるとともに、これらの光をロッドレンズアレイ32を介して外部の感光体に照射・結像させ、感光体に所定の静電潜像を形成する。そして、感光体に形成された静電潜像は、その後、現像等のプロセスを経てトナー像となり、このトナー像を記録紙に転写・定着させることによって所定の画像が記録される。
なお、このLEDヘッドユニット3を時分割駆動する場合、副走査方向の位置が揃った光プリンタヘッド20同士を同時に駆動し、副走査方向の位置が異なる発光素子アレイユニット1を異なるタイミングで駆動するようにすることが好ましい。
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。 例えば上述の実施形態においてはLEDアレイヘッドを例にとって説明したが、それ以外の光プリンタヘッド、例えば、ELヘッド、プラズマドットヘッド、液晶シャッタヘッド、蛍光ヘッド、PLZT等にも本発明は適用可能である。
本発明の画像形成装置の一実施形態の概略構成図である。 図1に示す画像形成装置における、本発明の光出射ヘッド組立体の位置実施形態であるLEDヘッドユニットの配置位置の近傍部分を拡大して示す、概略断面図である。 図2に示す画像形成装置の一実施形態について説明する図であり、(a)は上面図、(b)は(a)のA−A’線断面図、(c)は(a)のB−B’線断面図である。 本発明の光出射ヘッドの一実施形態である光プリンタヘッドの、実装体への実装状態について説明する概略斜視図である。 主走査方向に沿って隣接した2つの光プリンタヘッドを示す図であり、光プリンタヘッドからレンズルダを取り外した状態の概略上面図である。
符号の説明
1 電子写真感光体
2 帯電装置
3 LEDヘッドユニット
4 現像装置
5 転写装置
6 定着装置
7 クリーニング装置
8 除電装置
9 制御手段
10 円筒状基体
11 感光層
13 ネジ孔
20 光プリンタヘッド
21 ドライバIC
22 回路基板
24 発光素子
25 突状部
26 支持体
27 貫通孔
28 突起部
32 ロッドレンズアレイ
34 レンズルダ
40 現像スリーブ
42 ネジ
42a 板状部
42b ネジ山部
50 転写用チャージャ
51 分離用チャージ
60、61 ローラ
70 クリーニングブレード
91 装置側コネクタ
98 コネクタ

Claims (2)

  1. 配列された複数の発光素子と、前記発光素子からの発光を透過して結像させるレンズと、が一方の側に配置された支持体を有して構成された光出射ヘッドと、
    前記支持体が固定されることで前記光出射ヘッドり付けられた実装体と、を備え、
    該実装体には、複数の前記光出射ヘッドが主走査方向に沿って取り付けられているとともに、隣り合う前記光出射ヘッドは互いに副走査方向にずれて配置され、両者の端部同士が前記副走査方向に隣接しており、
    前記光出射ヘッドの前記支持体には、前記発光の進行方向および前記主走査方向の双方と交差する方向貫通孔が設けられており、
    貫通孔に挿通された、前記発光の進行方向に前記光出射ヘッドの位置を調整することができるように外径が前記貫通孔の孔径に対し小さいネジが、前記実装体の表面に設けられたネジ孔に締結されて、前記支持体が前記実装体に固定されており、
    前記支持体は、前記一方の側と反対の側に、前記実装体の上面と少なくとも一部が当接する位置基準面と、該位置基準面から前記反対の側に突出した突状部と、を有し、
    前記貫通孔は前記突状部に設けられていることを特徴とする光出射ヘッド組立体。
  2. 請求項1に記載の光出射ヘッド組立体と、
    光出射ヘッド組立体に画像信号を送る制御部と、
    前記画像信号に応じて前記発光素子から発光された光が前記レンズを介して照射される電子写真感光体と、
    前記発光素子からの光の照射に先がけて、前記電子写真感光体の表面を帯電させる帯電部と、
    前記発光素子からの光が照射されることで前記電子写真感光体表面に形成された、前記画像信号に応じた静電潜像を現像してトナー像を形成する現像部と、
    前記トナー像を記録媒体表面に転写する転写部と、を備えて構成される画像形成装置。
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