JP5136115B2 - 表示装置、再生装置、プログラム、及び表示方法 - Google Patents

表示装置、再生装置、プログラム、及び表示方法 Download PDF

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Description

本発明は、選択項目の一覧を表示する表示装置、該表示装置を備えた再生装置、該表示装置における表示制御手段としてコンピュータを機能させるプログラム、及び該表示装置における表示方法に関する。
従来、マイクロソフト社のウィンドウズ(登録商標)メディアプレーヤや、アップル社のアイチューンズ等の転送ツールを用いてパソコンからディジタルオーディオプレーヤ(以下、「DAP」という。)等へ音楽コンテンツを転送し、転送した音楽コンテンツをDAPによって鑑賞することができるようにしたシステムが知られている。DAPへの音楽コンテンツの転送を行うに際し、ユーザは手持ちのCD等の媒体からのリッピングにより又は外部回線を通じたダウンロードにより、転送したい音楽コンテンツを一度、ディジタル信号としてパソコンに保存する。そして、保存した音楽コンテンツを、上述の転送ツールや、ドラッグアンドドロップ操作を通じてパソコンからDAPへ格納する。
DAPにおいて、格納されたコンテンツは、それに付随するアーティスト名、アルバム名、トラック名(曲名)、ジャンル名、年代等の付随情報に基づいて区分される。ユーザはDAPに装備された表示部に表示される付随情報のリストから所望のコンテンツに対応するものを選択することにより、そのコンテンツを再生させることができる。その際、ユーザは、DAP本体に装備された液晶や有機ELによる表示モジュール上において表示される、コンテンツの付随情報を示すテキストにより、該付随情報を視覚的に認識することができる。
この場合、表示モジュールとして、面積の大きな表示部(画面)を有するものを装備することにより、一度に多くの情報を表示することができるので、ユーザによる付随情報の視認性を向上させることができる。また、表示するテキストのフォントサイズを小さくすることにより、面積の限られた画面において表示することができる情報の量を多くすることができる。さらに、面積の限られた画面内では表示できない文字列については、スクロール表示を行うことによって、ユーザに対し視覚的に認識させるという手法を用いることができる。
図6はDAPのような再生装置における選択画面の従来例を示す。再生装置において再生を行う場合、ユーザは、再生したい楽曲コンテンツを選択する際に、同図のような階層的な選択画面を介して楽曲コンテンツの検索を行うことができる。同図においては、同図(a)のホーム画面において「アルバム」が選択され、これに応じて表示される同図(b)のアルバム選択画面において「ALBUM003」が選択され、これに応じて表示される同図(c)の楽曲タイトル選択画面において「MUSICTITLE・・・」が選択された場合の様子が示されている。つまりこの場合には、所望のアルバムを選択し、そのアルバム中の所望の楽曲タイトルを選択するという手順で楽曲タイトルの検索が行われている。
その際ユーザは、同図(c)の楽曲コンテンツ選択画面において、1行毎に各楽曲コンテンツに付随する楽曲タイトル(トラック名)が表示されるので、上ボタン又は下ボタンの押下により、縦方向(行方向に直交する方向)にカーソルを移動させ、画面をスクロールさせながら、所望の楽曲タイトルを検索することができる。カーソル位置は、その位置における楽曲タイトルがハイライト表示されることによってわかるようになっている。同図(c)においては、楽曲タイトル「MUSICTITLE・・・」がカーソルにより指示され、ハイライト表示されている。ハイライト表示される楽曲タイトルが1行で表示しきれない場合には、未表示部分が順次表示されるように、楽曲タイトルの表示が横方向(行方向)にスクロールされる場合もある(たとえば、特許文献1参照)。ユーザは、上下ボタンの操作により再生したい楽曲の楽曲タイトルをハイライト表示させてから、選択ボタンを押下することによって、その楽曲についての再生等を行うことができる。
特開平10−312264号公報
DAPのような携帯可能で小型の再生装置の場合には、表示部も小型のものが搭載されている。そのような小型の表示部においては、1行に10文字程度しか表示できない場合が多い。このような場合、1つの楽曲タイトルの全部を1行において表示することができない。これを回避するために、表示面積の大きな表示モジュールを搭載すると、DAP本体の面積が増加し、携帯性を損なうことになる。また、フォントサイズを小さくすると、視認性を劣化させることになる。
また、楽曲タイトルの選択等の場合、1行で表示しきれない文字列をハイライト表示の対象とし、横方向にスクロールさせると、スクロールによって当該文字列が全部表示されるまでに要する時間よりも短い時間で、ユーザ指示に基づく縦方向スクロールによって、次の楽曲タイトルがハイライト表示される場合が多い。その場合、ユーザは当該文字列については最後の部分まで確認することができない。たとえば、「××××DISC1」及び「××××DISC2」のように、文字列の最後の部分にユーザがその文字列の内容を認識するための重要な部分が存在する場合、ユーザは実質的にその文字列の内容を認識することができないことになる。
本発明の目的は、このような従来技術の問題点に鑑み、選択項目の一覧を表示する表示装置において、ハイライト表示される選択項目を構成する文字列の視認性を向上させることにある。
この目的を達成するため、第1の発明に係る表示装置は、複数行の文字表示が可能な表示手段と、所定の各選択項目の一覧を、前記表示手段において表示し、その際、指示されている選択項目については他の選択項目から識別し得るように表示する表示制御手段とを備えた表示装置であって、前記指示されている選択項目を構成する文字数をL、前記表示手段が1行において表示可能な文字数をX、所定の正の整数をNとすれば、N・X<L≦(N+1)Xであるとき、前記表示制御手段は、前記指示されている選択項目の表示を、Lの値に応じ、N行を用いて行方向にスクロールさせながら行い、又はN+1行を用いてスクロールさせることなく行うものであることを特徴とする。
この構成において、たとえば、1行において表示可能な文字数Xを10、所定の正の整数Nを1とすれば、指示されている選択項目を構成する文字数Lが11、12、・・・、又は20のとき、N・X<L≦(N+1)Xを満たす。この場合、たとえば、指示されている選択項目を構成する文字数Lが11〜15であれば、行方向にスクロールさせても、スクロールが終了するまでそれほど時間を要しないため、指示されている選択項目の表示は、1行を用い、スクロールさせながら行われる。一方、指示されている選択項目を構成する文字数Lが16〜20の場合には、行方向にスクロールさせると、スクロールが終了するまでに比較的長時間を要し、その間に、行方向に直行する方向へのスクロールがなされ、指示されている選択項目が変化するおそれがあるので、指示されている選択項目の表示は、2行を用い、スクロールさせることなく行われる。
第2の発明に係る表示装置は、第1発明において、N・X+1<M≦(N+1)X−1を満たす所定の実数をMとすれば、前記表示制御手段は、N・X<L≦(N+1)Xであるとき、前記指示されている選択項目の表示を、L<MであればN行を用いて行方向にスクロールさせながら行い、M≦LであればN+1行を用いてスクロールさせることなく行うものであることを特徴とする。
第3の発明に係る表示装置は、第1又は第2発明において、前記表示制御手段は、(N+1)X<Lのとき、前記指示されている選択項目の表示を、N+1行を用いて行方向にスクロールさせながら行うものであることを特徴とする。
第4の発明に係る表示装置は、第1〜第3のいずれかの発明において、前記表示制御手段は、前記行方向のスクロールを、前記指示されている選択項目の表示に用いる各行のうちの最後の行のみにおいて行うものであることを特徴とする。
第5の発明に係る表示装置は、第1〜第4のいずれかの発明において、前記表示制御手段は、所定の指示に応じ、前記表示手段における選択項目の一覧の表示を、行方向に直行する方向へスクロールさせるものであることを特徴とする。
第6の発明に係る再生装置は、コンテンツのファイルを記憶する記憶手段と、第1〜第5のいずれかの発明に係る表示装置と、前記記憶手段により記憶されている各ファイルに付随する付随情報に基づいて、各ファイルを選択するための選択項目の一覧を前記表示装置により表示する制御手段と、前記制御手段により表示された選択項目の一覧におけるいずれかの選択項目を指示する指示手段と、前記指示手段により指示されている選択項目の選択を受け入れる選択手段と、前記選択手段により選択された選択項目に対応するファイルを再生する再生手段とを具備することを特徴とする。
第7の発明に係るプログラムは、コンピュータを、第1〜第5のいずれかの発明に係る再生装置における表示制御手段として機能させることを特徴とする。
第8の発明に係る表示方法は、複数行の文字表示が可能な表示手段と、所定の各選択項目の一覧を、前記表示手段において表示し、その際、指示されている選択項目については他の選択項目から識別し得るように表示する表示制御手段とを備えた表示装置における表示方法であって、前記指示されている選択項目を構成する文字数をL、前記表示手段が1行において表示可能な文字数をX、所定の正の整数をNとすれば、N・X<L≦(N+1)Xであるとき、前記表示制御手段が、前記指示されている選択項目の表示を、Lの値に応じ、N行を用いて行方向にスクロールさせながら行い、又はN+1行を用いてスクロールさせることなく行うことを特徴とする。
本発明によれば、1行で表示可能な文字数を超えた文字列を、表示に適切な行数及びスクロールを用いて短時間で視認可能に表示することができる。
図1は本発明の一実施形態に係るオーディオ再生装置の構成を示すブロック図である。同図に示すように、この装置は、装置各部の制御や必要な情報処理を行うシステムマイコン11、楽曲コンテンツのファイルを記憶する記憶部12、システムマイコンン11からの指示により記憶部12から指示されたファイルを読み出し、デコード等の信号処理を施すデジタル・シグナル・プロセッサ(以下、「DSP」という。)13、DSP13からのデジタルオーディオ信号をアナログ信号に変換するDAコンバータ14、DAコンバータ14からのアナログオーディオ信号を増幅する増幅部15、増幅部15において増幅されたオーディオ信号をスピーカ等に出力する出力部16、システムマイコン11に対して指示を与える操作を行うための操作部17、及びシステムマイコン11がユーザに対して提示する情報を表示する表示部18を備える。
記憶部12はハードディスクやフラッシュメモリ等の読書き可能な大容量記憶デバイスにより構成される。出力部16はスピーカやヘッドホンその他の外部への出力を行うための端子等により構成される。記憶部12にはWMAやMP3形式の楽曲ファイルが記憶される。各楽曲ファイルには、メタデータとして、その楽曲ファイルが属するアルバム、ジャンル、アーティスト等の属性情報が付随しており、これを利用して所望の楽曲ファイルの検索が行われる。
図2は図1のオーディオ再生装置の外観を示す。表示部18及び操作部17の外観に係る部分が示されている。操作部17は電源のオン・オフ等を行うための電源ボタン21、出力音量を調整するためのボリュームボタン22、及び画面のスクロールや選択を行うためのマルチコントロールボタン23を備える。表示部18上には、ユーザが選択可能な選択項目の一覧が表示される。
選択項目の選択に際しては、所望の選択項目がカーソルにより指示される。マルチコントロールボタン23はカーソルを移動させるための上ボタン及び下ボタンや、指示された選択項目を選択するための選択ボタン等を備える。カーソルによって指示された選択項目はハイライト表示される。つまり、ハイライト表示がカーソルとなっている。上ボタン又は下ボタンが押下されると、システムマイコン11はカーソルを、選択項目の一覧上を上又は下方向(行方向に直交する方向)に移動させる。その際、必要に応じて一覧を上下方向にスクロールさせることにより、選択項目数が表示部18における表示可能な数より多い場合でも、任意の選択項目に対するカーソルの位置づけを行うことを可能にしている。
ユーザは、上ボタン又は下ボタンを押下すると、指示される選択項目が一覧中の上又は下の選択項目に順次切り替わってゆくので、所望の選択項目がハイライト表示されたところで上ボタン又は下ボタンの操作を停止し、選択ボタンを押下するによって、ハイライト表示された選択項目を選択することができる。
図3は表示部18における選択画面の一例を示す。同図(a)〜(d)の各選択画においては選択項目の一覧が表示されている。電源ボタン21が押下されると同図(a)のホーム画面が表示される。この選択画面においては「アーティスト」、「アルバム」、「ジャンル」、「プレイリスト」、及び「フォルダ」が選択項目として表示されている。所望の選択項目を選択することにより、所望の方法で、再生したい楽曲コンテンツの検索を開始することができる。
たとえば「アーティスト」を選択することにより、アーティスト選択画面を表示させ、アーティスト名の検索から検索を開始することができる。さらに所望のアーティスト名を選択することによって、そのアーティストに属するアルバム名を選択項目として表示するアルバム選択画面を表示させ、所望のアルバムを選択することができる。このようにして「アーティスト」→「アルバム」→「楽曲タイトル」のように、所望の楽曲を階層的に検索し、再生させることができる。なお、同図(a)においては、「アルバム」がハイライト表示されている様子が示されている。この状態において選択ボタンが押下されると、「アルバム」が選択されることになる。
同図(b)は同図(a)のホーム画面において「アルバム」が選択された場合に表示されるアルバム選択画面の一例を示す。この画面においては、記憶部12に記憶されている各楽曲ファイルに属性情報として付随するアルバム名を選択項目として一覧表示したアルバム一覧が表示される。一覧中のいずれかのアルバム名が選択されると、そのアルバム名が付随する各楽曲ファイルの楽曲タイトルを選択項目として一覧表示する楽曲タイトル選択画面が表示される。
同図(c)は同図(b)のアルバム選択画面において、「ALBUM003」が選択された場合に表示される楽曲タイトル選択画面を示す。この画面では、「MUSICTITLEあいうえおかきくけこさしすせそ.MP3」という29文字で構成された楽曲タイトルがハイライト表示されている様子が示されている。ハイライト表示される楽曲タイトルは、それを構成する文字数が、表示部18において1行で表示することができる文字数よりも多い場合には、次のような論理によって、複数行を使用し、必要に応じて横方向のスクロール表示を併用しながら表示される。
すなわち、ハイライト表示される楽曲タイトルを構成する文字数をL、表示部18において1行で表示可能な文字数をX、1から所定の整数nまでの1つずつ増加するn個の整数をNi(N1=1、N2=2、・・・、Nn=n)、Ni・X+1<Mi≦(Ni+1)X−1を満たす所定の実数をMi(iはNiにおけるiに対応するインデックス)とする。そして、いずれかのNi(i=1〜n)についてNi・X<L≦(Ni+1)・Xが成立する場合、そのNiをNk、そのNiに対応するMiをMkとすれば、L<MkであればNk行を用い、かつスクロールを併用して該楽曲タイトルの表示を行い、Mk≦LであればNk+1行を用い、スクロールさせることなく、該楽曲タイトルの表示を行う。また、(Nn+1)・X<Lが成立する場合には、Nn+1行を用い、かつスクロールを併用して表示を行う。1≦L≦Xの場合は1行を用い、スクロールさせることなく表示を行う。
たとえば、n=1、X=10、Mi=Ni・X+6の場合、ハイライト表示される楽曲タイトルは、それを構成する文字数Lに応じて、次表のように表示される。
Figure 0005136115
すなわち、1≦L≦10のとき、1≦L≦Xであるため、1行を用い、スクロールさせることなく固定して楽曲タイトルの表示が行われる。10<L<16のとき、Ni=1についてNi・X<L≦(Ni+1)・Xが成立するので、Nk=N1(=1)、Mk=16となり、L<Mkであるため、Nk(=1)行を用い、かつスクロールを併用して楽曲タイトルの表示が行われる。16≦L≦20のときには、同様にNi=1について、Ni・X<L≦(Ni+1)・Xが成立し、Nk=N1(=1)、Mk=16となるが、Mk≦Lであるため、Nk+1(=2)行を用い、スクロールさせることなく固定して楽曲タイトルの表示が行われる。20<Lのとき、(Nn+1)・X<Lが成立するので、Nn+1(=2)行を用い、かつスクロールを併用して表示が行われる。
また、n=2、X=10、Mi=Ni・X+6の場合、ハイライト表示される楽曲タイトルは、同様にして、それを構成する文字数Lに応じ、次表のように表示される。
Figure 0005136115
図3に戻り、同図(c)の場合には、n=1、X=10、Mi=Ni・X+6とされており、L=29であるため、(Nn+1)・X<Lが成立するので、ハイライト表示されている楽曲タイトルは、Nn+1(=2)行を用い、かつスクロールを併用して表示が行われる。同図(d)においては、この表示におけるスクロール途中の一態様が示されている。同図(c)及び(d)から分かるように、このスクロールは、当該楽曲タイトルの表示に使用する2行のうちの1行目の後端が2行目の先端に接続しているような感じで、2行とも用いて行われる。すなわち、各行においては各文字は順次前方に送られ、前端まで来ると、1行目の場合を除き、次の瞬間には1つ前の行の後端に送られ、再度その行において順次前方に送られてゆくといった手順でスクロールが行われる。
図4は表示部18における選択画面の別の例を示す。同図(a)〜(c)は、図3(a)〜(c)と同じ画面であり、図4(c)の画面において楽曲タイトル「MUSICTITLEあいうえおかきくけこさしすせそ.MP3」が指示されると、図3の場合と同様にして、その楽曲タイトルをハイライト表示するために使用する行数及びスクロール表示の有無が決定される。したがって、この場合も、スクロール表示が行われることになるが、スクロールの方法が図3の場合とは異なる。
すなわちこの場合、スクロールは、ハイライト表示に使用する最後の行、すなわち2行目のみにおいて行われる。図4(d)では、スクロール途中の一態様が示されている。同図(c)及び(d)からわかるように、ハイライト表示されたタイトルにおける1行目の表示は変化することはないが、2行目の表示がスクロールされる。
図5はシステムマイコン11による処理の一部を示すフローチャートである。この処理は、指示された選択項目をハイライト表示するときのものである。すなわち、ステップ51において、指示された選択項目を構成する文字数Lを取得する。次に、ステップ52において、表示部18において1行で表示可能な文字数をX、1から所定の整数nまでの1つずつ増加するn個の整数をNi、Ni・X+1<Mi<(Ni+1)X−1を満たす所定の実数をMi(iはNiにおけるiに対応するインデックス)とすれば、いずれかのNi(i=1〜n)について、Ni・X<L≦(Ni+1)・Xが成立するか否かを判定する。
成立すると判定した場合にはステップ53へ進み、そのNi(すなわちNk)に対応するMi(すなわちMk)についてL<Mkが成立するか否かを判定する。成立すると判定した場合にはステップ54へ進み、Nk行を用い、かつスクロールを併用して当該選択項目の表示を開始し、図5の処理を終了する。なお、スクロール表示は、上述図3(d)の場合のようにNk行すべてを用いて、又は図4(d)の場合のようにNk行のうちの最後の行のみをスクロールさせることにより行われる。スクロールが進行し、選択項目を構成する最後の文字を表示したとき、それ以上のスクロールは不要であるため、スクロールは停止される。又はスクロールを最初から繰り返すようにしてもよい。
ステップ53においてL<Mkが成立しないと判定した場合には、Mk≦Lが成立するので、ステップ55へ進み、Nk+1行を用い、スクロールさせることなく、当該選択項目の表示を行い、図5の処理を終了する。
ステップ52においていずれのNi(i=1〜n)についてもNi・X<L≦(Ni+1)・Xが成立しないと判定した場合には、ステップ56へ進み、(Nn+1)・X<Lが成立するか否かを判定する。成立すると判定した場合には、ステップ57へ進み、Nn+1行を用い、かつスクロールを併用して当該選択項目の表示を開始し、図5の処理を終了する。スクロール表示は、ステップ54において開始されたスクロール表示の場合と同様にして行われる。ステップ56において(Nn+1)・X<Lが成立しないと判定した場合には、1≦L≦Xが成立するので、ステップ58へ進み、1行を用い、スクロールさせることなく当該選択項目の表示を行い、図5の処理を終了する。
本実施形態によれば、いずれかのNi(i=1〜n)についてNi・X<L≦(Ni+1)・Xが成立する場合、そのNiをNkとすれば、その楽曲タイトルの表示を、それを構成する文字数Lの値に応じ、Nk行を用いて行方向にスクロールさせながら行い、又はNk+1行を用いてスクロールさせることなく行うようにしたため、当該楽曲タイトルの視認に支障がない限りにおいてスクロール表示を併用することにより使用行数を節約しながら、当該楽曲タイトルの視認性を向上させることができる。
なお、本発明は上述実施形態に限定されることなく、適宜変形して実施することができる。たとえば、上述においては、オーディオ再生装置の場合について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、広く、選択項目の一覧を表示し、指示された選択項目を構成する文字を表示する場合に適用することができる。
本発明の一実施形態に係るオーディオ再生装置の構成を示すブロック図である。 図1のオーディオ再生装置の外観を示す図である。 図1の装置の表示部における選択画面の一例を示す図である。 図1の装置の表示部における選択画面の別の例を示す図である。 図1の装置のシステムマイコンによる処理の一部を示すフローチャートである。 再生装置における選択画面の従来例を示す図である。
符号の説明
11:システムマイコン、12:記憶部、13:DSP、14:DAコンバータ、15:増幅部、16:出力部、17:操作部、18:表示部、21:電源ボタン、22:ボリュームボタン、23:マルチコントロールボタン。

Claims (8)

  1. 複数行の文字表示が可能な表示手段と、
    所定の各選択項目の一覧を前記表示手段において表示し、その際、指示されている選択項目については他の選択項目から識別し得るように表示する表示制御手段とを備えた表示装置であって、
    前記指示されている選択項目を構成する文字数をL、前記表示手段が1行において表示可能な文字数をX、所定の正の整数をNとすれば、
    N・X<L≦(N+1)Xであるとき、前記表示制御手段は、前記指示されている選択項目の表示を、Lの値に応じ、N行を用いて行方向にスクロールさせながら行い、又はN+1行を用いてスクロールさせることなく行うものであることを特徴とする表示装置。
  2. N・X+1<M≦(N+1)X−1を満たす所定の実数をMとすれば、前記表示制御手段は、N・X<L≦(N+1)Xであるとき、前記指示されている選択項目の表示を、L<MであればN行を用いて行方向にスクロールさせながら行い、M≦LであればN+1行を用いてスクロールさせることなく行うものであることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記表示制御手段は、(N+1)X<Lのとき、前記指示されている選択項目の表示を、N+1行を用いて行方向にスクロールさせながら行うものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記行方向のスクロールを、前記指示されている選択項目の表示に用いる各行のうちの最後の行のみにおいて行うものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記表示制御手段は、所定の指示に応じ、前記表示手段における選択項目の一覧の表示を、行方向に直行する方向へスクロールさせるものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示装置。
  6. コンテンツのファイルを記憶する記憶手段と、
    請求項1〜5のいずれかの表示装置と、
    前記記憶手段により記憶されている各ファイルに付随する付随情報に基づいて、各ファイルを選択するための選択項目の一覧を前記表示装置により表示する制御手段と、
    前記制御手段により表示された選択項目の一覧におけるいずれかの選択項目を指示する指示手段と、
    前記指示手段により指示されている選択項目の選択を受け入れる選択手段と、
    前記選択手段により選択された選択項目に対応するファイルを再生する再生手段とを具備することを特徴とする再生装置。
  7. コンピュータを、請求項1〜5のいずれかの再生装置における表示制御手段として機能させることを特徴とするプログラム。
  8. 複数行の文字表示が可能な表示手段と、
    所定の各選択項目の一覧を前記表示手段において表示し、その際、指示されている選択項目については他の選択項目から識別し得るように表示する表示制御手段とを備えた表示装置における表示方法であって、
    前記指示されている選択項目を構成する文字数をL、前記表示手段が1行において表示可能な文字数をX、所定の正の整数をNとすれば、
    N・X<L≦(N+1)Xであるとき、前記表示制御手段が、前記指示されている選択項目の表示を、Lの値に応じ、N行を用いて行方向にスクロールさせながら行い、又はN+1行を用いてスクロールさせることなく行うことを特徴とする表示方法。
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