JP2001022327A - データ表示装置 - Google Patents

データ表示装置

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JP2001022327A
JP2001022327A JP11196029A JP19602999A JP2001022327A JP 2001022327 A JP2001022327 A JP 2001022327A JP 11196029 A JP11196029 A JP 11196029A JP 19602999 A JP19602999 A JP 19602999A JP 2001022327 A JP2001022327 A JP 2001022327A
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text
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JP11196029A
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Inventor
Tetsuo Takeyama
哲夫 竹山
Koji Takemura
浩司 武村
Masuo Kondo
益生 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示形態の変更と文字サイズの変更の際の操
作性を向上させながら、ユーザのニーズに微細に応え得
るデータ表示装置を提供すること 【解決手段】 「大きめサイズ/スクロール表示」の逆
方向スクロールの設定時(同図(b)参照)に、「小さ
めサイズ/通常表示」に切り替えると、スクロール表示
時の表示内容の終了文字から遡って一画面分文字が表示
される。このように処理することにより、先のスクロー
ル表示にて既に表示された表示内容が再度表示されるの
を防止でき、よって、操作性の向上を図ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ表示装置に
関し、特に、PHS(Personal Handy-phone System)
端末等の携帯情報端末で受信したメールデータ等を表示
する場合に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、PHS端末で受信したメールデー
タを当該PHS端末のLCD表示部に表示する場合、P
HS端末の操作部に配された上下キーまたは左右キーを
操作することによって、表示内容を上下または左右方向
に送るようにしていた。しかしながら、かかるキー操作
はユーザにとって極めて煩雑なものとなる。
【0003】かかる不都合を解消するために、最近で
は、PHS端末にスクロールキーを配し、かかるスクロ
ールキーを操作することにより、メールの表示内容が一
定の送りスピードで上下または左右方向に自動的に送ら
れるようになされている。
【0004】他方、PHS端末の小型化によりLCD表
示部の大きさも制約され、これに伴って表示用の文字サ
イズも小さくならざるを得なくなっている。しかしなが
ら、標準サイズとして1種類の文字サイズのみを設定し
たのでは、ユーザによっては、表示内容を良好に視認で
きない場合が起こり得る。そこで、最近では、表示文字
の大きさを予め数種類準備し、ユーザの選択指令に応じ
て、表示文字の大きさを適宜設定し得るようになされて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のPHS端末にお
いて、文字サイズと表示形態(スクロール表示と通常表
示)を共に変更する場合には、たとえば、文字サイズの
変更操作を行った後、表示形態の変更操作を行うといっ
た2度の操作入力が必要となる。かかる操作入力は、ユ
ーザにとって煩雑なものとなってしまう。
【0006】また、標準サイズよりも数段小さい文字で
スクロール表示を行った場合、表示された文字は極めて
見づらいものとなる。よって、ユーザが、かかる形態で
の表示を選択することは殆ど有り得ず、かかる表示形態
の選択操作はユーザにとって無駄な操作ともなる。
【0007】さらに、スクロール表示においては、スク
ロールの方向として、順方向(文章の流れに従った方
向)と逆方向(文章の流れと逆の方向)の2通りを設定
し得るが、逆方向でのスクロール表示から通常表示に切
り替えた場合に、当該切り替えタイミングでスクロール
表示されていた先頭文字からテキストデータのアドレス
に従ってテキストデータを読み出して表示したのでは、
先の逆スクロール時に既に表示した文字が再び表示され
ることとなる。この場合、ユーザは、再度、表示内容を
逆方向に送る指令入力を行わなければならなくなり、ユ
ーザに対し無駄な操作を強いることとなってしまう。
【0008】そこで、本発明は、表示形態の変更と文字
サイズの変更の際の操作性を向上させながら、ユーザの
ニーズに微細に応え得るデータ表示装置を提供すること
を課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明は、以下の特徴を有する。
【0010】請求項1のデータ表示装置は、表示すべき
テキストデータを記憶するテキストデータ記憶手段と、
このテキストデータ記憶手段に記憶されたテキストデー
タに応じて表示データを生成する表示データ生成手段
と、この表示データ生成手段によって生成された表示デ
ータを所定間隔の時間毎に所定間隔のドット分だけシフ
トさせて表示するように制御を行うスクロール表示制御
手段と、表示している表示データと前記テキストデータ
記憶手段上でのテキストデータの位置とを対応づける表
示文字位置制御手段と、スクロール表示と通常の静止画
面表示との表示切り替えを指示する切替指示手段と、表
示を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、順方
向のスクロール表示から静止画面表示に切り替える切替
指示が前記切替指示手段から入力された場合、前記テキ
ストデータの開始位置または終了位置の近傍からテキス
トデータを読み出し、これを前記表示データ生成手段に
よって処理せしめて表示データを生成し、これを前記表
示手段によって表示せしめるよう制御することを特徴と
する。
【0011】請求項2のデータ表示装置は、表示すべき
テキストデータを記憶するテキストデータ記憶手段と、
このテキストデータ記憶手段に記憶されたテキストデー
タに応じて表示データを生成する表示データ生成手段
と、この表示データ生成手段によって生成された表示デ
ータを所定間隔の時間毎に所定間隔のドット分だけシフ
トさせて表示するように制御を行うスクロール表示制御
手段と、表示している表示データと前記テキストデータ
記憶手段上でのテキストデータの位置とを対応づける表
示文字位置制御手段と、スクロール表示と通常の静止画
面表示との表示切り替えを指示する切替指示手段と、表
示を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、逆方
向のスクロール表示から静止画面表示に切り替える切替
指示が前記切替指示手段から入力された場合、前記テキ
ストデータの開始位置または終了位置の近傍から1画面
分遡った位置からテキストデータを読み出し、これを前
記表示データ生成手段によって処理せしめて表示データ
を生成し、これを前記表示手段によって表示せしめるよ
う制御することを特徴とする。
【0012】上記請求項1または2の発明によれば、先
のスクロール表示において既に表示された表示内容が静
止画面表示への移行後に殆ど表示されず、よって、無駄
な表示を防止して装置の操作性を向上させることができ
る。
【0013】請求項3のデータ表示装置は、表示すべき
テキストデータを記憶するテキストデータ記憶手段と、
このテキストデータ記憶手段に記憶されたテキストデー
タに応じて表示データを生成する表示データ生成手段
と、この表示データ生成手段によって生成された表示デ
ータを所定間隔の時間毎に所定間隔のドット分だけシフ
トさせて表示するように制御を行うスクロール表示制御
手段と、スクロール表示と通常の静止画面表示との表示
切り替えを指示する切替指示手段と、表示を制御する制
御手段とを備え、前記制御手段は、静止画面表示から順
方向のスクロール表示に切り替える切替指示が前記切替
指示手段から入力された場合、前記静止画面に表示され
ている前記テキストデータの終了位置近傍からスクロー
ル表示を開始するように前記スクロール表示制御手段を
制御することを特徴とする。
【0014】請求項4のデータ表示装置は、表示すべき
テキストデータを記憶するテキストデータ記憶手段と、
このテキストデータ記憶手段に記憶されたテキストデー
タに応じて表示データを生成する表示データ生成手段
と、この表示データ生成手段によって生成された表示デ
ータを所定間隔の時間毎に所定間隔のドット分だけシフ
トさせて表示するように制御を行うスクロール表示制御
手段と、スクロール表示と通常の静止画面表示との表示
切り替えを指示する切替指示手段と、表示を制御する制
御手段とを備え、前記制御手段は、静止画面表示から逆
方向のスクロール表示に切り替える切替指示が前記切替
指示手段から入力された場合、前記静止画面に表示され
ている前記テキストデータの開始位置近傍からスクロー
ル表示を開始するように前記スクロール表示制御手段を
制御することを特徴とするデータ表示装置。
【0015】上記請求項7または8の発明によれば、先
の静止画面表示において既に表示された表示内容がスク
ロール表示への移行後に殆ど表示されず、よって、無駄
な表示を防止して装置の操作性を向上させることができ
る。
【0016】請求項5のデータ表示装置は、表示すべき
テキストデータを記憶するテキストデータ記憶手段と、
このテキストデータ記憶手段に記憶されたテキストデー
タに応じて表示データを生成する表示データ生成手段
と、この表示データ生成手段によって生成された数画面
分の表示データを記憶するスクロールデータ記憶手段
と、このスクロールデータ記憶手段に記憶された表示デ
ータから1画面分のデータを切り出して表示手段に出力
するスクロールデータ切出手段と、この切出手段によっ
て切り出された表示データのスクロールデータ記憶手段
における切り出し開始位置または切り出し終了位置をテ
キストデータ記憶手段におけるテキストデータの開始位
置または終了位置に変換する開始位置変換手段と、スク
ロール表示と通常の静止画面表示との表示切り替えを指
示する切替指示手段と、表示を制御する制御手段とを備
え、前記制御手段は、順方向のスクロール表示から静止
画面表示に切り替える切替指示が前記切替指示手段から
入力された場合、前記テキストデータの開始位置または
終了位置の近傍からテキストデータを読み出し、これを
前記表示データ生成手段によって処理せしめて表示デー
タを生成し、これを前記表示手段によって表示せしめる
よう制御することを特徴とする。
【0017】請求項6のデータ表示装置は、表示すべき
テキストデータを記憶するテキストデータ記憶手段と、
このテキストデータ記憶手段に記憶されたテキストデー
タに応じて表示データを生成する表示データ生成手段
と、この表示データ生成手段によって生成された数画面
分の表示データを記憶するスクロールデータ記憶手段
と、このスクロールデータ記憶手段に記憶された表示デ
ータから1画面分のデータを切り出して表示手段に出力
するスクロールデータ切出手段と、この切出手段によっ
て切り出された表示データのスクロールデータ記憶手段
における切り出し開始位置または切り出し終了位置をテ
キストデータ記憶手段におけるテキストデータの開始位
置または終了位置に変換する開始位置変換手段と、スク
ロール表示と通常の静止画面表示との表示切り替えを指
示する切替指示手段と、表示を制御する制御手段とを備
え、前記制御手段は、逆方向のスクロール表示から静止
画面表示に切り替える切替指示が前記切替指示手段から
入力された場合、前記テキストデータの開始位置または
終了位置の近傍から1画面分遡った位置からテキストデ
ータを読み出し、これを前記表示データ生成手段によっ
て処理せしめて表示データを生成し、これを前記表示手
段によって表示せしめるよう制御することを特徴とす
る。
【0018】上記請求項5または6の発明によれば、先
のスクロール表示において既に表示された表示内容が静
止画面表示への移行後に殆ど表示されず、よって、無駄
な表示を防止して装置の操作性を向上させることができ
る。
【0019】請求項7のデータ表示装置は、表示すべき
テキストデータを記憶するテキストデータ記憶手段と、
このテキストデータ記憶手段に記憶されたテキストデー
タに応じて表示データを生成する表示データ生成手段
と、この表示データ生成手段によって生成された数画面
分の表示データを記憶するスクロールデータ記憶手段
と、このスクロールデータ記憶手段に記憶された表示デ
ータから1画面分のデータを切り出して表示手段に出力
するスクロールデータ切出手段と、この切出手段によっ
て切り出すべき表示データのスクロールデータ記憶手段
における切り出し開始位置または切り出し終了位置をテ
キストデータ記憶手段におけるテキストデータの開始位
置または終了位置から算出する切り出し位置設定手段
と、スクロール表示と通常の静止画面表示との表示切り
替えを指示する切替指示手段と、表示を制御する制御手
段とを備え、前記制御手段は、静止画面表示から順方向
のスクロール表示に切り替える切替指示が前記切替指示
手段から入力された場合、前記静止画面に表示されてい
る前記テキストデータの終了位置から前記切り出し終了
位置を算出せしめ、この切り出し終了位置の近傍から表
示データを順方向に読み出して、これを前記表示手段に
よって表示せしめるよう制御することを特徴とする。
【0020】請求項8のデータ表示装置は、表示すべき
テキストデータを記憶するテキストデータ記憶手段と、
このテキストデータ記憶手段に記憶されたテキストデー
タに応じて表示データを生成する表示データ生成手段
と、この表示データ生成手段によって生成された数画面
分の表示データを記憶するスクロールデータ記憶手段
と、このスクロールデータ記憶手段に記憶された表示デ
ータから1画面分のデータを切り出して表示手段に出力
するスクロールデータ切出手段と、この切出手段によっ
て切り出すべき表示データのスクロールデータ記憶手段
における切り出し開始位置または切り出し終了位置をテ
キストデータ記憶手段におけるテキストデータの開始位
置または終了位置から算出する切り出し位置設定手段
と、スクロール表示と通常の静止画面表示との表示切り
替えを指示する切替指示手段と、表示を制御する制御手
段とを備え、前記制御手段は、静止画面表示から逆方向
のスクロール表示に切り替える切替指示が前記切替指示
手段から入力された場合、前記静止画面に表示されてい
る前記テキストデータの開始位置から前記切り出し開始
位置を算出せしめ、この切り出し開始位置の近傍から表
示データを逆方向に読み出して、これを前記表示手段に
よって表示せしめるよう制御することを特徴とする。
【0021】上記請求項7または8の発明によれば、先
の静止画面表示において既に表示された表示内容がスク
ロール表示への移行後に殆ど表示されず、よって、無駄
な表示を防止して装置の操作性を向上させることができ
る。
【0022】請求項9のデータ表示装置は、請求項1〜
8の何れかにおいて、前記切出指示手段が、数種類の文
字サイズについて、前記スクロール表示と静止画面表示
の切り替え指示と表示文字サイズの変更指示と対とした
操作キーを有することを特徴とする。
【0023】請求項10のデータ表示装置は、請求項9
において、前記操作キーは、所定段階よりも大きな文字
サイズについてのみスクロール表示への切り替え指示を
行い得る操作キーが設定されていることを特徴とする。
【0024】請求項9または10の発明によれば、無駄
なキー操作を防止でき、もって、装置の操作性を向上さ
せることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態につき図面を
参照して説明する。本実施の形態は、例えば、図2に示
すPHS端末に対し本発明に係るデータ表示装置を適用
したものである。
【0026】図1に示すとおり、本データ表示装置は、
入力部10と、メール処理部11と、メールバッファ1
2と、出力部13と、制御部14と、VRAM(Video
ReadOnly Memory)5と、表示処理部16とを有してい
る。
【0027】また、表示処理部16は、フォント処理部
17と、スクロール表示制御部18と、スクロールデー
タバッファ19と、テキストバッファ20と、テキスト
表示制御部21とを有している。
【0028】入力部10は、文章データの入力や、メー
ルの送信、受信メールの表示、ファンクションの切り替
え等の各種の指令を入力するためのもので、入力キーを
含む。メール処理部11は、受信メールの管理を行うも
ので、ユーザが指定したメールのメールデータをメール
バッファ12から取り出し、これを表示処理部16に送
る。
【0029】メールバッファ12は、受信したメールデ
ータを順次格納するものである。出力部13は、例えば
LCD表示器から構成されており、VRAM15に展開
されたビットマップデータに従ってメール情報を表示す
る。制御部14は、ワークエリアとしてのRAM(Rand
om Access Memory)および制御ログラムを記録したRO
M(Read Only Memory)を内蔵し、当該制御プログラム
に従って各部の制御を司る。
【0030】VRAM15は、出力部13に表示する1
画面分のビットマップデータを表示処理部16から受け
取り、これを記憶する。かかるVRAM15は、96ビ
ット×64ビットの書き込み領域を有する。
【0031】表示処理部16は、メール処理部11から
転送されたメールデータ(表題データ、本文データ)を
処理し、表示形態(通常表示またはスクロール表示)お
よび表示文字の大きさに応じて1画面分のビットマップ
データを生成し、これをVRAM15上に展開して書き
込む。上述の如く、表示処理部16は、フォント処理部
17、スクロール表示制御部18、スクロールデータバ
ッファ19、テキストバッファ20およびテキスト表示
制御部21を備える。
【0032】フォント処理部17は、テキストバッファ
20に転送されたテキストコードを、指定文字サイズの
ビットマップデータに変換する。ここで、変換されたビ
ットマップデータは、通常表示モードの場合にはVRA
M15に展開記憶され、スクロール表示モードの場合に
は、スクロールデータバッファ19に順次展開記憶され
る。
【0033】スクロール表示制御部18は、スクロール
表示モード時に、フォント処理部17、スクロールデー
タバッファ19およびテキストバッファ20を制御し、
テキストバッファ20に記憶された全テキストデータを
表示文字サイズに応じたビットマップデータに変換して
これをスクロールデータバッファ19に展開して書き込
む。さらに、スクロールデータバッファ19に展開記憶
された1000画面分のビットマップデータから1画面
分を順次切り出し、これをVRAM15に順次展開して
書き込む。
【0034】スクロールデータバッファ19は、100
0画面分(96000ビット×64ビット)の書き込み
領域を有し、フォント処理部17によって処理されたビ
ットマップデータが順次書き込まれる。かかるスクロー
ルデータバッファ19には、1つのメールデータの本文
全体のビットマップデータが書き込まれる。
【0035】テキストバッファ20は、メール処理部1
1から転送された指定メールのテキストデータ(コード
データ)を記憶するものである。かかるテキストバッフ
ァ20には、指定メールの表題テキストデータまたは本
文テキストデータの全てが記憶される。
【0036】テキスト表示制御部21は、通常表示モー
ド時に、フォント処理部17およびテキストバッファ2
0を制御し、表示文字サイズに応じたビットマップデー
タを生成してこれをVRAM15に展開して書き込む。
【0037】次に、上記データ表示装置の動作について
説明する。
【0038】(1)通常表示モード(初期表示、文字サ
イズの変更) 入力部10を介してユーザより表示メールが選択される
と、メール処理部11は当該指定メールの本文テキスト
データを読み出し、これを表示処理部16に転送する。
表示処理部16では、かかる転送を受けて、当該本文テ
キストデータを全てテキストバッファ20に書き込む。
図3に、テキストバッファ20に記憶されたテキストデ
ータの一例を示す。図において、“↓”は改行コードで
ある。
【0039】ここで、メール表示は、表示装置側におい
て、「標準文字サイズ/通常表示」に初期設定されてい
る。したがって、メール表示の初期においては、テキス
ト表示制御部21がフォント処理部17およびテキスト
バッファ20を制御し、テキストバッファ20に記憶さ
れているテキストデータの先頭から1画面分のテキスト
データを読み出し、これをビットマップデータに変換し
てVRAM15に書き込む。この際、テキストデータの
読み出し開始位置(DSI:先頭から読み出し開始文字
までの文字数)と読み出し終了位置(ESI:先頭から
読み出し終了文字までの文字数)が表示処理部16のR
AM(図示せず)に記憶される。図4(a)は、当該初
期時におけるメールの表示内容を示すものである。
【0040】かかる表示内容において、ユーザが入力部
10を介して表示内容の送り指令を入力すると、テキス
トバッファ20から次の画面分のテキストデータが読み
出され、これがビットマップデータに変換されてVRA
M15に書き込まれる。図4(b)に当該送り指令後の
表示内容を示す。この際、上記と同様に、DSIとDE
Iが更新されRAMに記憶される。
【0041】次に、ユーザによって、小さめサイズの表
示文字への変更指令が入力されると、先に表示されてい
た表示内容の先頭の文字位置、すなわち上記DSIから
順番に、当該文字サイズに応じた1画面分のテキストデ
ータが読み出され、これが、フォント処理部17によっ
て小さめサイズのビットマップデータに変換されてVR
AM15に書き込まれる。図4(c)に小さめサイズに
よる表示内容を示す。この際、上記と同様に、新たなD
SIとDEIがRAMに記憶される。
【0042】さらに、大きめサイズの表示文字への変更
指令がユーザによって入力されると、上記と同様、先に
表示されていた表示内容の先頭の文字位置、すなわち上
記DSIから順番に、当該文字サイズに応じた1画面分
のテキストデータが読み出され、これが、フォント処理
部17によって大きめサイズのビットマップデータに変
換されてVRAM15に書き込まれる。。図4(d)に
大きめサイズによる表示内容を示す。この際、上記と同
様に、新たなDSIとDEIがRAMに記憶される。
【0043】(2)スクロール表示 上記通常表示モード時に、ユーザによって、たとえば、
「大きめサイズ/スクロール表示」への切り替え入力が
なされると、テキストバッファ20に記憶されているテ
キストデータがテキストバッファ20の先頭から順番に
読み出され、これが順次ビットマップデータに変換され
てスクロールデータバッファ19に書き込まれる。図5
は、スクロールデータバッファ19に対し、全てのビッ
トマップデータが書き込まれた状態を概念的に示したも
のである。
【0044】スクロールデータバッファ19の1列は6
4ビットで構成されており、文字のストローク部分に相
当するビット位置が“1”、文字のストローク以外の部
分に相当するビット位置が“0”となるようにデータが
配列される。ストローク表示処理においては、同図の太
枠で囲んだ部分のビットマップデータがVRAM15に
逐次更新記憶され、したがって、かかる太枠部分が一定
の速度で右方向(順方向)または左方向(逆方向)に移
動する、すなわち、数ビットずつシフトするように制御
することで、当該速度によるスクロール表示が達成され
る。
【0045】スクロールの開始位置は、順方向スクロー
ルの場合には、先の通常表示における表示内容の終了位
置に設定され、逆方向スクロールの場合には、先の通常
表示における表示内容の終了位置に設定される。すなわ
ち、順方向スクロールの場合には、上記DEIに相当す
る位置より1画面分のビットマップデータをスクロール
データバッファ19から順次切り出し、これをVRAM
15に書き込むように制御される。また、逆方向スクロ
ールの場合には、上記DSIに相当する位置より1画面
分のビットマップデータをスクロールデータバッファ1
9から順次切り出し、これをVRAM15に書き込むよ
うに制御される。
【0046】このように制御することにより、先の通常
表示において直前に表示された表示内容を再度スクロー
ル表示するといった無駄な表示を防止でき、これにより
操作性の向上を図ることができる。
【0047】なお、上記DSIまたはDEIに相当する
スクロールデータバッファ19の開始位置(SI)また
は終了位置(EI)の演算処理は以下の通りである。た
とえば、スクロール表示モードにおける文字サイズが2
4ドットに設定されているとすると、テキストバッファ
20の先頭からn文字目の文字位置は、ストロークデー
タバッファ19上では先頭から24×(n−1)列に相
当する。したがって、SIとEIは、上記DSIとDE
Iを用いて、以下のように算出することができる。
【0048】 SI=M×(DSI−1) M:文字サイズ(ドット数) EI=M×(DEI―1) このようにして算出されたSI、EIは表示処理部16
のRAMに記憶される。
【0049】なお、上記において、スクロールの開始位
置を、SIよりも数文字分だけ順方向の位置またはEI
よりも数文字分だけ逆方向の位置とすることもできる。
このように設定すると、順方向スクロールにおいて先の
通常表示時の直前の表示内容の終端部分が数文字分だけ
再表示され、また、逆方向スクロールにおいて先の通常
表示時の直前の表示内容の冒頭部分が数文字分だけ再表
示されることになるが、この数文字分の再表示によりス
クロール表示の開始タイミングが明確になり、よって、
スクロール表示移行時の文字の読み落としを防止するこ
とができる。
【0050】以上のようにしてスクロール表示が実行さ
れ、表示内容がシフトすると、それに伴ってSIおよび
EIも更新されて表示処理部16のRAMに更新記憶さ
れる。
【0051】図6に「大きめサイズ/スクロール表示
(順方向)」における表示内容を示し、図7に「大きめ
サイズ/スクロール表示(逆方向)」の表示内容を示
す。順方向スクロールの場合、表示は、同図(a)から
(b)へとシフトし、さらに(b)から(c)へとシフ
トする。また、逆方向スクロールの場合、表示は、上記
図6とは反対に、同図(c)から(b)へとシフトし、
さらに(b)から(a)へとシフトする。
【0052】(3)スクロール表示から通常表示への切
り替え スクロール表示を通常表示に切り替える指令が入力され
ると、スクロールデータバッファ19上におけるビット
マップデータの上記切り出し位置SIまたはEIから、
上記の関係式に従って、テキストバッファ20上のテキ
スト開始位置DSIまたは終了位置DEIが算出され
る。そして、この開始位置DSIまたは終了位置DEI
から1画面分のテキストデータが読み出されてビットマ
ップデータに変換され、これがVRAM15に書き込ま
れる。
【0053】ここで、先のスクロール表示が順方向スク
ロールである場合には、上記終了位置DEIから1画面
分だけ遡った位置からテキストデータが1画面分読み出
され、また、先のスクロール表示が逆方向スクロールで
ある場合には、上記開始位置DSIから1画面分のテキ
ストデータが読み出されて、それぞれビットマップデー
タに変換処理される。このように処理することにより、
先のスクロール表示にて既に表示された表示内容が再度
表示されるのを防止でき、よって、操作性の向上を図る
ことができる。なお、かかる場合、先のスクロール表示
モードにて直前に表示された内容が、通常表示移行時の
表示内容の終端部分または冒頭部分に表示されるが、か
かる表示は数文字であって全体に占める割合は小さく、
また、かかる表示によってストローク表示と通常表示の
切れ目が明確になるので、却って、ユーザに見やすい表
示内容を提供できるようになる。
【0054】図6(d)および図7(d)は、「大きめ
サイズ/スクロール表示」の設定時(同図(b)参照)
に、「小さめサイズ/通常表示」に切り替えた場合の表
示例を示すものである。図示の通り、順方向スクロール
から切り替えた場合には、スクロール表示時の表示内容
の開始文字から一画面分文字が表示され、また、逆方向
スクロールから切り替えた場合には、スクロール表示時
の表示内容の終了文字から遡って一画面分文字が表示さ
れる。
【0055】なお、上記の例では、先のスクロール表示
が順方向スクロールである場合には、上記終了位置DE
Iから1画面分だけ遡った位置からテキストデータが1
画面分読み出され、また、先のスクロール表示が逆方向
スクロールである場合には、上記開始位置DSIから1
画面分のテキストデータが読み出されるように制御した
が、これに替えて、先のスクロール表示が順方向スクロ
ールである場合に開始位置DSIから1画面分だけ遡っ
た位置からテキストデータを1画面分読み出し、また、
先のスクロール表示が逆方向スクロールである場合には
上記開始位置DEIから1画面分のテキストデータが読
み出すように制御しても良い。このように制御すると、
先のスクロール表示時に既に表示された表示内容は表示
されず、操作性としては、上記の場合よりも向上する。
【0056】(4)表示の選択 上記文字サイズおよび表示状態の選択は、入力部10を
介してなされる。ところで、上記の場合、文字サイズと
表示状態を同時に変更する場合には、通常、文字サイズ
の変更操作と表示状態の変更操作の2つの操作が必要と
なるが、かかる2重の操作はユーザにとって煩雑な作業
ともなる。
【0057】本実施の形態では、かかる不都合を解消す
るべく、文字サイズと表示上体をセットとたファンクシ
ョンキーを出力部13に表示せしめ、所望のファンクシ
ョンキーを操作することにより、文字サイズと表示状態
の両方を同時に変更可能としている。
【0058】図8に、かかるファンクションキーの表示
内容を示す。何れかのモードでメールを表示している際
に、入力部10の“F”ボタンを操作すると、図8の表
示を呼び出すことができる。この際、上記DSI、DE
I、SI、EIがRAMに記憶される。この表示内容に
おいて、ユーザが左右キーおよび上下キーを操作して所
望のモードを選択し、設定ボタンを操作すると、当該選
択モードに応じてメールの表示内容が変更される。
【0059】このように、本実施の形態では、文字サイ
ズと表示状態の変更を一系統の操作により実現でき、よ
って、操作性を向上させることができる。
【0060】なお、図8に示すように、通常表示につい
ては4種類の文字サイズが選択可能とされている(12
0〜123)が、スクロール表示(図においてはテロッ
プ)については2種類の文字サイズのみ選択可能とされ
ている(124、125)。これは、極小文字サイズで
のスクロール表示は極めて視認性の悪いものとなり、通
常はユーザにより選択されないものであるところ、これ
を誤って選択してしまうと、再度、モード切替を行わな
ければならず、機器の操作性を低下させるからである。
【0061】なお、図8においても、標準サイズでのス
クロール表示を選択可能としても良いことは言うまでも
ない。
【0062】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は、かかる実施の形態に制限されるもので
はなく、他に、種々の変更が可能であることは言うまで
もない。例えば、上記の実施の形態は、PHS端末に本
発明を適用した例を示したが、この他に、携帯電話やそ
の他の携帯情報端末にも本発明をし得る。また、上記実
施の形態は、受信メールの表示にかかるものであった
が、受信メールの他、メモ文書やメール送信文書の表示
に本発明を適用することもできる。その他、本発明は、
当業者自明な技術的思想の範囲内において種々の変更が
可能である。
【0063】
【発明の効果】以上、本発明によれば、表示形態の変更
と文字サイズの変更の際の操作性を向上させながら、ユ
ーザのニーズに微細に応え得るデータ表示装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態のブロック構成を示す図。
【図2】 実施の形態の外観構成を示す図。
【図3】 実施の形態におけるテキストデータの記憶を
示す図。
【図4】 実施の形態の表示例を示す図。
【図5】 実施の形態におけるスクロールデータバッフ
ァのデータを示す図。
【図6】 実施の形態の表示例を示す図。
【図7】 実施の形態の表示例を示す図。
【図8】 実施の形態の選択ファンクションキーの表示
例を示す図。
【符号の説明】
10 入力部 11 メール処理部 12 メールバッファ 13 出力部 14 制御部 15 VRAM 16 表示処理部 17 フォント処理部 18 スクロール表示処理部 19 スクロールデータバッファ 20 テキストバッファ 21 テキスト表示制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/54 H04L 11/20 101B 9A001 12/58 (72)発明者 近藤 益生 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5C006 AA03 AB01 AF01 AF51 BF02 BF08 EC08 5C080 AA10 BB05 DD13 DD21 EE01 EE22 JJ01 JJ02 JJ06 JJ07 KK07 5C082 AA22 BA02 BB12 BB15 BB32 CA74 CB05 DA12 DA32 DA53 DA87 MM08 5K030 HA06 JT09 KA03 5K067 AA34 BB04 BB21 DD53 EE02 FF23 FF33 HH23 KK15 9A001 BB02 BB03 BB04 CC05 DD07 HH23 HH33 JJ14 KK56

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示すべきテキストデータを記憶するテ
    キストデータ記憶手段と、このテキストデータ記憶手段
    に記憶されたテキストデータに応じて表示データを生成
    する表示データ生成手段と、この表示データ生成手段に
    よって生成された表示データを所定間隔の時間毎に所定
    間隔のドット分だけシフトさせて表示するように制御を
    行うスクロール表示制御手段と、表示している表示デー
    タと前記テキストデータ記憶手段上でのテキストデータ
    の位置とを対応づける表示文字位置制御手段と、スクロ
    ール表示と通常の静止画面表示との表示切り替えを指示
    する切替指示手段と、表示を制御する制御手段とを備
    え、 前記制御手段は、順方向のスクロール表示から静止画面
    表示に切り替える切替指示が前記切替指示手段から入力
    された場合、前記テキストデータの開始位置または終了
    位置の近傍からテキストデータを読み出し、これを前記
    表示データ生成手段によって処理せしめて表示データを
    生成し、これを前記表示手段によって表示せしめるよう
    制御することを特徴とするデータ表示装置。
  2. 【請求項2】 表示すべきテキストデータを記憶するテ
    キストデータ記憶手段と、このテキストデータ記憶手段
    に記憶されたテキストデータに応じて表示データを生成
    する表示データ生成手段と、この表示データ生成手段に
    よって生成された表示データを所定間隔の時間毎に所定
    間隔のドット分だけシフトさせて表示するように制御を
    行うスクロール表示制御手段と、表示している表示デー
    タと前記テキストデータ記憶手段上でのテキストデータ
    の位置とを対応づける表示文字位置制御手段と、スクロ
    ール表示と通常の静止画面表示との表示切り替えを指示
    する切替指示手段と、表示を制御する制御手段とを備
    え、 前記制御手段は、逆方向のスクロール表示から静止画面
    表示に切り替える切替指示が前記切替指示手段から入力
    された場合、前記テキストデータの開始位置または終了
    位置の近傍から1画面分遡った位置からテキストデータ
    を読み出し、これを前記表示データ生成手段によって処
    理せしめて表示データを生成し、これを前記表示手段に
    よって表示せしめるよう制御することを特徴とするデー
    タ表示装置。
  3. 【請求項3】 表示すべきテキストデータを記憶するテ
    キストデータ記憶手段と、このテキストデータ記憶手段
    に記憶されたテキストデータに応じて表示データを生成
    する表示データ生成手段と、この表示データ生成手段に
    よって生成された表示データを所定間隔の時間毎に所定
    間隔のドット分だけシフトさせて表示するように制御を
    行うスクロール表示制御手段と、スクロール表示と通常
    の静止画面表示との表示切り替えを指示する切替指示手
    段と、表示を制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、静止画面表示から順方向のスクロール
    表示に切り替える切替指示が前記切替指示手段から入力
    された場合、前記静止画面に表示されている前記テキス
    トデータの終了位置近傍からスクロール表示を開始する
    ように前記スクロール表示制御手段を制御することを特
    徴とするデータ表示装置。
  4. 【請求項4】 表示すべきテキストデータを記憶するテ
    キストデータ記憶手段と、このテキストデータ記憶手段
    に記憶されたテキストデータに応じて表示データを生成
    する表示データ生成手段と、この表示データ生成手段に
    よって生成された表示データを所定間隔の時間毎に所定
    間隔のドット分だけシフトさせて表示するように制御を
    行うスクロール表示制御手段と、スクロール表示と通常
    の静止画面表示との表示切り替えを指示する切替指示手
    段と、表示を制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、静止画面表示から逆方向のスクロール
    表示に切り替える切替指示が前記切替指示手段から入力
    された場合、前記静止画面に表示されている前記テキス
    トデータの開始位置近傍からスクロール表示を開始する
    ように前記スクロール表示制御手段を制御することを特
    徴とするデータ表示装置。
  5. 【請求項5】 表示すべきテキストデータを記憶するテ
    キストデータ記憶手段と、このテキストデータ記憶手段
    に記憶されたテキストデータに応じて表示データを生成
    する表示データ生成手段と、この表示データ生成手段に
    よって生成された数画面分の表示データを記憶するスク
    ロールデータ記憶手段と、このスクロールデータ記憶手
    段に記憶された表示データから1画面分のデータを切り
    出して表示手段に出力するスクロールデータ切出手段
    と、この切出手段によって切り出された表示データのス
    クロールデータ記憶手段における切り出し開始位置また
    は切り出し終了位置をテキストデータ記憶手段における
    テキストデータの開始位置または終了位置に変換する開
    始位置変換手段と、スクロール表示と通常の静止画面表
    示との表示切り替えを指示する切替指示手段と、表示を
    制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、順方向のスクロール表示から静止画面
    表示に切り替える切替指示が前記切替指示手段から入力
    された場合、前記テキストデータの開始位置または終了
    位置の近傍からテキストデータを読み出し、これを前記
    表示データ生成手段によって処理せしめて表示データを
    生成し、これを前記表示手段によって表示せしめるよう
    制御することを特徴とするデータ表示装置。
  6. 【請求項6】 表示すべきテキストデータを記憶するテ
    キストデータ記憶手段と、このテキストデータ記憶手段
    に記憶されたテキストデータに応じて表示データを生成
    する表示データ生成手段と、この表示データ生成手段に
    よって生成された数画面分の表示データを記憶するスク
    ロールデータ記憶手段と、このスクロールデータ記憶手
    段に記憶された表示データから1画面分のデータを切り
    出して表示手段に出力するスクロールデータ切出手段
    と、この切出手段によって切り出された表示データのス
    クロールデータ記憶手段における切り出し開始位置また
    は切り出し終了位置をテキストデータ記憶手段における
    テキストデータの開始位置または終了位置に変換する開
    始位置変換手段と、スクロール表示と通常の静止画面表
    示との表示切り替えを指示する切替指示手段と、表示を
    制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、逆方向のスクロール表示から静止画面
    表示に切り替える切替指示が前記切替指示手段から入力
    された場合、前記テキストデータの開始位置または終了
    位置の近傍から1画面分遡った位置からテキストデータ
    を読み出し、これを前記表示データ生成手段によって処
    理せしめて表示データを生成し、これを前記表示手段に
    よって表示せしめるよう制御することを特徴とするデー
    タ表示装置。
  7. 【請求項7】 表示すべきテキストデータを記憶するテ
    キストデータ記憶手段と、このテキストデータ記憶手段
    に記憶されたテキストデータに応じて表示データを生成
    する表示データ生成手段と、この表示データ生成手段に
    よって生成された数画面分の表示データを記憶するスク
    ロールデータ記憶手段と、このスクロールデータ記憶手
    段に記憶された表示データから1画面分のデータを切り
    出して表示手段に出力するスクロールデータ切出手段
    と、この切出手段によって切り出すべき表示データのス
    クロールデータ記憶手段における切り出し開始位置また
    は切り出し終了位置をテキストデータ記憶手段における
    テキストデータの開始位置または終了位置から算出する
    切り出し位置設定手段と、スクロール表示と通常の静止
    画面表示との表示切り替えを指示する切替指示手段と、
    表示を制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、静止画面表示から順方向のスクロール
    表示に切り替える切替指示が前記切替指示手段から入力
    された場合、前記静止画面に表示されている前記テキス
    トデータの終了位置から前記切り出し終了位置を算出せ
    しめ、この切り出し終了位置の近傍から表示データを順
    方向に読み出して、これを前記表示手段によって表示せ
    しめるよう制御することを特徴とするデータ表示装置。
  8. 【請求項8】 表示すべきテキストデータを記憶するテ
    キストデータ記憶手段と、このテキストデータ記憶手段
    に記憶されたテキストデータに応じて表示データを生成
    する表示データ生成手段と、この表示データ生成手段に
    よって生成された数画面分の表示データを記憶するスク
    ロールデータ記憶手段と、このスクロールデータ記憶手
    段に記憶された表示データから1画面分のデータを切り
    出して表示手段に出力するスクロールデータ切出手段
    と、この切出手段によって切り出すべき表示データのス
    クロールデータ記憶手段における切り出し開始位置また
    は切り出し終了位置をテキストデータ記憶手段における
    テキストデータの開始位置または終了位置から算出する
    切り出し位置設定手段と、スクロール表示と通常の静止
    画面表示との表示切り替えを指示する切替指示手段と、
    表示を制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、静止画面表示から逆方向のスクロール
    表示に切り替える切替指示が前記切替指示手段から入力
    された場合、前記静止画面に表示されている前記テキス
    トデータの開始位置から前記切り出し開始位置を算出せ
    しめ、この切り出し開始位置の近傍から表示データを逆
    方向に読み出して、これを前記表示手段によって表示せ
    しめるよう制御することを特徴とするデータ表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8の何れかにおいて、 前記切替指示手段は、数種類の文字サイズについて、前
    記スクロール表示と静止画面表示の切り替え指示と表示
    文字サイズの変更指示と対とした操作キーを有すること
    を特徴とするデータ表示装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 前記操作キーは、所定段階よりも大きな文字サイズにつ
    いてのみスクロール表示への切り替え指示を行い得る操
    作キーが設定されていることを特徴とするデータ表示装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009066420A1 (ja) 2007-11-20 2009-05-28 Nec Corporation 電子文章閲覧装置、電子文章閲覧方法、電子文章閲覧プログラム及び携帯電話機
JP2009198712A (ja) * 2008-02-20 2009-09-03 Kenwood Corp 表示装置、再生装置、プログラム、及び表示方法
KR101793334B1 (ko) 2014-10-15 2017-11-02 아즈빌주식회사 세그멘트 표시 장치

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