JP2005062497A - 表示方法および表示装置、ならびに、音響機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 単語や文章を省略して表示する際に、元の単語や文章を容易に認知できるようにする。
【解決手段】 文章や複数の単語から成る文字列を省略表示する際に、最初に元の文字列を一旦表示させ(図1A)、その後、表示された文字列を構成する各単語において、単語毎に、省略表示において残す文字(例えば単語の先頭の文字)に向けて残りの文字をスクロールさせ、それに応じてスクロールの先頭文字を消去していき、それに伴い、スクロールに応じて後続する単語の表示を前に詰める(図1B、図1C)。このスクロール処理を先頭の単語から順に行い、文字列を構成する単語全てに対する処理が終了すると、省略表示のみが表示される(図1E)。元の文字列が表示されると共に、省略過程が表示されながら省略表示が得られるので、省略表示の意味を把握するのが容易である。
【選択図】 図1

Description

この発明は、元の文字列を省略して表示するようにした表示方法および表示装置、ならびに、音響機器に関する。
近年では、オーディオアンプといった音響機器も高機能化され、例えば3チャンネル以上のオーディオ入出力を有し、3個以上のスピーカを接続してサラウンド音響を楽しむことができるAV(Audio / Video)アンプなどが普及し始めている。AVアンプは、例えば、オーディオ入力としてアナログ方式およびディジタル方式の両方のオーディオ信号に対応し、スピーカ出力も、2チャンネル、3チャンネル、4チャンネル、・・・と、複数のモードを選択可能とされる。さらに、複数のビデオ信号の入出力に対応している場合もある。
このようなAVアンプでは、サラウンド音響およびスピーカ出力に関する設定や、オーディオ入力に関する設定など、複数の項目が設定可能となっている場合が多い。これらの設定は、通常、装置のフロントパネルに設けられた表示部の表示を確認しながら、同じくフロントパネルに設けられた操作部を操作することによって行われる。表示部には、装置の状態表示を行うこともできる。
AVアンプに設けられる表示部は、一般的には、文字および記号を表示するものであって、表示可能な桁数も、例えば20桁×2行で最大40桁が表示可能というように、限られる。これは、例えば、機器全体のコストにおける表示ユニットのコスト配分が考慮される結果である。そのため、表示桁数の節約のため、例えば複数の単語からなる用語などは、省略されて表示されることが多い。一例として、「AUTO FORMAT DIRECT」は、「AFD」や「A.F.D.」のように、各単語の先頭の文字を用いて省略表示される。
また、AVアンプに限らず、表示可能な文字数が少ない、小面積の表示素子に文字情報などを表示する場合、省略可能な部分を省略して表示することが行われている。特許文献1には、予め定められた省略可能なデータについて、少なくともそのデータの一部を省略して表示する技術が開示されている。
特開2000−311041
ところで、上述した各単語の先頭の文字を用いて行う省略表示において、従来では、省略された単語や文章をそのまま表示したり、省略前の単語や文章を一旦表示させ、所定時間経過後にその表示を省略された表示に切り換えるようにしていた。これらの方法では、省略表示がどのような省略が行われた結果の表示であるかが明確ではなく、ユーザによる省略後の表示の認知度が低くなり、ひいては、その省略表示における機能自体の認知度が低くなってしまうという問題点があった。
特に、省略された単語や文章をそのまま表示する方法では、ユーザは、省略の意味(例えばその省略表示が省略前はどのような単語や文章であったか)が分からず、省略表示から機能の予測などが行えないという問題点があった。この場合、ユーザは、その省略表示の意味を知るために、例えば取扱説明書を一々調べる必要があり、大変煩わしい手間を強いられることになる。
したがって、この発明の目的は、単語や文章を省略して表示する際に、元の単語や文章を容易に認知できるようにした表示方法および表示装置、ならびに、音響装置を提供することにある。
この発明は、上述した課題を解決するために、1または複数の単語からなる文字列を省略して表示する表示方法において、元の文字列を表示するステップと、元の文字列の所定位置を、所定位置に対応する文字または記号をスクロール対象から除外するスクロール固定点として設定し、元の文字列のうち所定位置以降の文字列を所定位置に向けてスクロールさせて表示するステップとを有することを特徴とする表示方法である。
また、この発明は、1または複数の単語からなる文字列を省略して表示するようにした表示装置において、文字および/または記号を複数桁、表示可能な表示手段と、表示手段に表示させる元の文字列データを出力する文字列出力手段と、元の文字列データによる元の文字列を表示手段に一旦表示させ、元の文字列の所定位置を、所定位置に対応する文字または記号をスクロール対象から除外するスクロール固定点として設定し、元の文字列のうち所定位置以降の文字列を所定位置に向けてスクロールさせて表示するように表示手段に対する表示を制御する表示制御手段とを有することを特徴とする表示装置である。
また、この発明は、文字表示が可能な表示部を有する音響機器において、入力されたオーディオ信号に信号処理を施して出力するオーディオ信号処理手段と、操作に応じてオーディオ信号処理手段に対して所定の指示を与える操作手段と、文字および/または記号を複数桁、表示可能であって、操作手段に対する操作に応じて表示を行う表示手段と、表示手段に表示させる元の文字列データを出力する文字列出力手段と、元の文字列データによる元の文字列を表示手段に一旦表示させ、元の文字列の所定位置を、所定位置に対応する文字または記号をスクロール対象から除外するスクロール固定点として設定し、元の文字列のうち所定位置以降の文字列を所定位置に向けてスクロールさせて表示するように表示手段に対する表示を制御する表示制御手段とを有することを特徴とする音響装置である。
上述したように、第1および第2の発明によれば、元の文字列を一旦表示し、元の文字列の所定位置を、所定位置に対応する文字または記号をスクロール対象から除外するスクロール固定点として設定し、元の文字列のうち所定位置以降の文字列を所定位置に向けてスクロールさせて表示するようにしているため、元の文字列を把握した上で元の文字列を所定位置の文字により省略した省略表示を得ることができ、且つ、省略の過程を確認することができる。
また、第3の発明によれば、入力されたオーディオ信号に信号処理を施して出力するオーディオ信号処理手段と、操作に応じてオーディオ信号処理手段に対して所定の指示を与える操作手段と、文字および/または記号を複数桁、表示可能であって、操作手段に対する操作に応じて表示を行う表示手段と、表示手段に表示させる元の文字列データを出力する文字列出力手段と、元の文字列データによる元の文字列を表示手段に一旦表示させ、元の文字列の所定位置を、所定位置に対応する文字または記号をスクロール対象から除外するスクロール固定点として設定し、元の文字列のうち所定位置以降の文字列を所定位置に向けてスクロールさせて表示するように表示手段に対する表示を制御する表示制御手段とを有するため、オーディオ信号処理手段に対して所定の指示を与える操作に応じて、表示手段に対して、元の文字列を把握した上で元の文字列を所定位置の文字により省略した省略表示を得ることができると共に、省略の過程を確認することができ、そのため、指示内容を示す文字列を省略表示しながら、指示内容を容易に把握することが可能とされる。
この発明は、文章や複数の単語から成る文字列の省略表示を、元の文字列を一旦表示させ、その後、表示された文字列を構成する各単語において、先頭の単語から順に、対象となる単語の例えば先頭の文字を残して当該先頭の文字に向けて残りの文字をスクロールさせて行っている。そのため、ユーザは、省略表示を省略前の元の文字列を確認しながら認識することができる効果がある。
これにより、ユーザに対して、省略表示が示す機能の認知度を高めることができるという効果がある。
さらに、省略表示が省略前の元の文字列を表示させながら表示されるため、表示から機能の予測が容易に行える。そのため、省略表示を行った場合でも、例えば取扱説明書を読まなくてもある程度の操作が可能になる効果がある。
さらにまた、省略表示が各単語毎に順に、各単語の先頭の文字に対してスクロールすることで表示されるため、省略前の文字列が表示部に表示可能な桁数を超え表示部に一度に表示しきれないような場合にも、元の文字列を把握できるという効果がある。
以下、この発明の実施の第1の形態について説明する。この発明では、文章や複数の単語から成る文字列を省略表示する際に、最初に元の文字列を一旦表示させ、その後、表示された文字列を構成する各単語において、単語毎に、省略表示において残す文字(例えば単語の先頭の文字)に向けて残りの文字をスクロールさせ、その際にスクロールの先頭文字を消去していき、それに伴い、スクロールに応じて後続する単語の表示を前に詰める。このスクロール処理を先頭の単語から順に行い、文字列を構成する単語全てに対する処理が終了すると、省略表示のみが表示される。
図1は、この発明の実施の第1の形態による一例の省略表示方法を概略的に示す。ここでは、省略の対象となる元の文字列(以下、省略前文字列)の例として、「AUTO FORMAT DIRECT」を用いる。図1の例では、表示部200の表示可能桁数を20桁とし、省略処理後に得られる省略形の文字列(以下、省略形文字列)を、各単語の先頭の1文字に省略されていることを示す識別子として「.(ピリオド)」を付加し、「A.F.D.」としている。
最初に、図1Aに示されるように、省略前文字列が表示される。1桁に1文字が割り当てられ、文字列を構成する単語間には、単語の区切りを示すデリミタとして1桁分の空白(スペース)が挿入される。この省略前文字列の表示を文字列の先頭方向にスクロールさせ、省略形文字列で用いられる文字以外の文字を、表示領域から消去する。以下、表示をスクロールさせた際に、スクロール方向における先頭側の文字などを表示部200から所定に消去する処理を、スクロールアウトと称する。換言すれば、スクロールで表示が移動された際に、所定の領域外に出た文字などを表示部200から消去する処理がスクロールアウトである。このスクロール処理の際に、省略形文字列に用いられる文字だけは、スクロールアウトさせずに残す。
先ず、最初の単語「AUTO」に対して上述したスクロール処理がなされる。表示「AUTO」は、省略形文字列では先頭の「A」が残される。したがって、図1Aに示される表示「AUTO」において、先頭の文字「A」以降の文字を対象として、先頭方向へのスクロールを行う。換言すると、先頭の文字「A」は、スクロールが固定的とされスクロール処理による文字の移動の対象とならない。このスクロール処理により、図1Bに示されるように、単語「AUTO」は、表示「U」がスクロールアウトされ文字列「ATO」とされる。後続する文字列「FORMAT DIRECT」も、このスクロール処理に伴い、1文字分、先頭方向にスクロールされる。
続けて、同様にして1文字分のスクロールが行われ、文字列「ATO」は、文字「T」がスクロールアウトされ文字列「AO」とされる(図1C)。後続する文字列「FORMAT DIRECT」は、上述と同様に、このスクロール処理に伴い、1文字分、先頭方向にスクロールされる。
最初の単語「AUTO」は、4文字から成るので、もう一度上述の1文字分のスクロール処理を行うことで、省略形文字列に用いられる文字「A」だけとなり、単語「AUTO」の省略表示が完成する(図1D)。そして、省略されていることを示すピリオドが次の単語の先頭の文字「F」の直前のスペースと置き換えられ、挿入される。
以下、このスクロール処理が省略前文字列を構成する各単語について、順次繰り返される。例えば、次の単語「FORMAT」に対して、省略形文字列で用いられる文字「F」のスクロールが固定的とされると共に、文字「F」以降の文字がスクロール対象とされて先頭側に1文字ずつスクロールされ、その都度、スクロール対象の先頭の1文字がスクロールアウトされる。また、文字のスクロールに伴い、後続する単語「DIRECT」も先頭側に1文字分ずつスクロールされる。この処理を繰り返し、単語「FORMAT」が省略形文字列で用いられる文字「F」だけとなり、単語「FORMAT」の省略表示が完成する。そして、省略することを示すピリオドが文字「F」の直後のスペースと置き換えられ、挿入される。
さらに次の単語「DIRECT」についても、同様の処理が行われる。最終的に、図1Eに例示されるように、省略前文字列「AUTO FORMAT DIRECT」が省略された省略形文字列「A.F.D.」が完成される。このように、省略形文字列は、各単語毎の省略形文字列で用いられる文字が単語単位で行われるスクロール処理毎に蓄積的に並べられて形成される。
なお、省略形文字列で用いられる文字は、省略前文字列の先頭の文字以外は、デリミタ(この例ではスペース)で判断することができる。これに限らず、例えば省略形文字列で用いられる文字を、省略前文字列中の桁位置で予め設定してもよい。
文字列や文章の省略表示を、このようにして各単語毎および全体的に、先頭方向に詰めるようにしてスクロールさせて行うことで、ユーザは、省略前の文字列や文章を把握しながら、省略後の表示を知ることができる。
つまり、この発明によれば、元の文字列から省略表示を生成する際に、単語毎および文章全体について、ユーザが文章を読む方向と逆方向に向けて文字列がスクロールされる。これはすなわち、ユーザが文章を読もうとするときに最初に視点が置かれる文章の先頭位置に対して、文章全体が集約的にスクロールされて省略表示がなされることになる。そのため、ユーザは、視点を大きく移動させることなく文章の全体を把握することができる。これにより、ユーザは、省略表示により示される機能などを容易に認知することができる。
なお、図1の例では、図1Aに示される表示部200は、表示可能な20桁が全体的に用いて省略前文字列が表示されている。一方、図1Eでは、省略形文字列の表示の右側に、省略された分だけ空き桁が生じている。この省略表示により生じた空き桁に対して、さらに他の文字列などを表示することができ、表示部200の表示桁を効率的に利用することが可能である。
図2は、この実施の第1の形態の変形例による一例の省略表示方法について概略的に示す。この実施の第1の形態の変形例は、上述した実施の第1の形態に対して、省略形文字列において、省略されていることを示すピリオドを表示しないようにした例である。なお、図2では、表示部201の表示可能桁数が16桁とされている。省略表示を行う手順は、各単語の省略完了後にピリオドを挿入せずに、次の単語を詰めて表示することを除いて、上述の実施の第1の形態の処理と同様である。
図2Aは、最初の単語「AUTO」において、省略形文字列で用いられる文字「A」以降の文字を対象として既に2文字分のスクロール処理が終わり、2、3桁目すなわち「UT」がスクロールアウトされた状態を示す。この状態からさらに1文字がスクロールアウトされ、図2Bに示されるように、省略前文字列における最初の単語「AUTO」が省略形文字列で用いられる文字「A」だけの表示とされ、単語「AUTO」の省略表示が完了する。次に、図2Cに示されるように、この文字「A」に向けて、後続する文字列「FORMAT DIRECT」が1文字分スクロールされ、単語「FORMAT」の直前のスペースがスクロールアウトされる。その結果、単語「AUTO」において省略形文字列で用いられる文字「A」に対して、次の単語「FORMAT」が詰めて表示される。
以下、このスクロール処理が省略前文字列を構成する各単語について順次繰り返される。すなわち、単語「FORMAT」については、省略形文字列で用いられる文字「F」以降の文字がスクロール対象とされて1文字分ずつスクロールされ、それに伴いスクロールされた文字列の先頭1文字がスクロールアウトされる。単語「FORMAT」が省略形文字列で用いられる文字「F」だけになると、次の単語「DIRECT」の直前のスペースがスクロールアウトされ、文字「F」に対して単語「DIRECT」が詰めて表示される。そして、単語「DIRECT」に対しても同様にして、省略形文字列で用いられる文字「D」以降の文字がスクロール対象とされ、スクロール処理が行われる。
省略前文字列を構成する全ての単語に対する上述したようなスクロール処理が完了すると、最終的に、図2Dに例示されるように、省略前文字列「AUTO FORMAT DIRECT」に対する省略形文字列で用いられる、各単語の先頭の文字「A」、「F」および「D」だけが残され、これらの文字がスペースを空けずに詰めて表示される。これにより、省略形文字列「AFD」が完成される。ピリオド表示が省略されているので、表示部201の表示可能桁数が16桁とされ図1の表示部200に対して少なくされていても、省略表示により生じた空きスペースに対して、実施の第1の形態の例と同様にして、さらに他の文字列などを表示することが可能である。
図3は、この実施の第1の形態の他の変形例による一例の省略表示方法について概略的に示す。この実施の第1の形態の他の変形例は、表示部202の表示可能桁数が8桁と少なく、省略前文字列を表示部202に一度に表示しきれない場合の例である。なお、ここでは、省略形文字列において、上述した実施の第1の形態と同様に、省略されていることを示すピリオドを省略後の各文字後に挿入している。
省略前の文字列「AUTO FORMAT DIRECT」は、単語間のスペースも合わせて全部で18桁あるので、表示可能桁数が8桁の表示部202には表示しきれない。そのため、省略前文字列は、当初は、例えば図3Aのように、文字列の先頭から8桁目までが表示される。そして、図1を用いて説明した実施の第1の形態と同様に、単語毎に、省略形文字列で用いられる文字以外をスクロール対象としてスクロール処理が行われると共に、スクロール処理に伴い後続する単語もスクロールされ、省略形文字列が形成される。後続する単語がスクロールされる際には、省略前文字列において表示部202に表示しきれなかった文字が順次、表示部202に表示される。
すなわち、図3Aに示される省略前文字列の表示に対してスクロール処理が行われ、最初の単語「AUTO」において省略形文字列で用いられる文字「A」以降の文字を対象としてスクロール処理が行われ、文字「A」の次の文字「U」がスクロールアウトされ、続いて文字「T」がスクロールアウトされ、図3Bの表示とされる。また、1文字がスクロールアウトされるのに伴い、省略前文字列において表示部202に表示できなかった1文字が表示部202の右端の桁に表示される。
さらに最初の単語「AUTO」における最後の文字「O」がスクロールアウトされて単語「AUTO」が省略形文字列で用いられる文字「A」だけとされ、省略表示を示すピリオドが文字「A」の直後のスペースと置き換えられて挿入され、単語「AUTO」の省略表示が完了される(図3C)。以降、単語毎に順次、省略形文字列に用いられる文字以外の文字をスクロール対象としてスクロール処理が繰り返され(図3D)、最終的に、省略形文字列「A.F.D.」が形成される(図3E)。
この実施の第1の形態の変形例によれば、各単語について、省略形文字列として用いられる文字に向けて、当該単語のそれ以外の文字が1文字ずつスクロールアウトされると共に、1文字のスクロールアウトに伴い省略前文字列のうち表示部202に表示しきれなかった文字が順次、表示部202の右端側から表示されるため、表示部202に省略前文字列が全て表示しきれなくても、省略前文字列をスクロール過程で確認することができる。
例えば、図3Dの表示において、省略前文字列の3番目の単語「DIRECT」が最初の4文字しか表示されていない。しかしながら、スクロール処理により、省略形文字列に用いられる文字「D」の次からの桁に順次、後続する文字列が文字「D」に向けてスクロールされて表示される。表示部202の表示可能桁数が文字列の桁数よりも少ないために表示部202に表示されない文字も、このスクロールに伴い、表示部202に順次、表示される。そのため、ユーザは、単語「DIRECT」において最初に表示されてなかった部分を読むことができる。
図4は、上述したこの発明の実施の第1の形態、実施の第1の形態の変形例および実施の第1の形態の他の変形例を実施可能な表示装置の一例の構成を示す。CPU(Central Processing Unit)210に対してROM(Read Only Memory)211およびRAM(Random Access Memory)212がそれぞれ接続される。ROM211は、データやCPU210に読み込まれCPU210に動作指示するプログラムが予め記憶される。RAM212は、CPU210のワークメモリとして用いられる。ROM211は、図1、図2および/または図3を用いて説明した表示処理をCPU210に命令するようなプログラムと、省略前文字列データとが予め記憶される。すなわちCPU210からROM211に対して、ROM211に記憶された省略前文字列データを読み出すような命令が与えられると、この命令に基づき、ROM211から省略前文字列データが出力される。
CPU210に対して、ドライバ213を介して表示素子214が接続される。表示素子214は、上述した表示部200、201および/または202に対応し、例えばFL管(冷陰極管)、LCD(Liquid Crystal Display)、LED(Light Emitting Diode)を用いることができる。表示素子214は、これらに限らず、他の素子を用いてもよい。ドライバ213は、CPU210から出力された表示制御信号を表示素子214を駆動する表示駆動信号に変換して表示素子214に供給する。
このような構成による、上述の実施の第1の形態、実施の第1の形態の変形例および実施の第1の形態の他の変形例を実施可能な一例の処理について、概略的に説明する。CPU210は、ROM211から読み出されたプログラムに基づき、表示素子214に表示すべき省略前文字列データをROM211から読み出し、RAM212に一旦格納する。CPU210は、プログラムに従い、RAM212に格納された省略前文字列データを表示素子214に表示させるための表示制御信号を生成する。この表示制御信号は、ドライバ213により表示駆動信号に変換されて表示素子214に供給され、表示素子214に対して省略前文字列が所定に表示される。
その後、CPU210は、プログラムに従い、RAM212をワークメモリとして用いながら、RAM212に格納された省略前文字列データに基づき上述したスクロール処理を行い、処理に応じた表示制御信号を出力する。ドライバ213は、この表示制御信号に基づき表示駆動信号を出力し、表示素子214に供給される。これにより、表示素子214の表示が所定に更新され、上述したようなスクロール処理およびそれに伴う省略形文字列の表示が実現される。
次に、この発明の実施の第2の形態について説明する。この実施の第2の形態は、上述した実施の第1の形態、実施の第1の形態の変形例および/または実施の第1の形態の他の変形例を、AVアンプの表示に適応した例である。図5は、この発明の実施の第2の形態に適用可能なAVアンプ1の一例のフロントパネルを概略的に示す。図5Aは、フロントパネルの全体を概略的に示し、図5Bおよび図5Cは、フロントパネルの一部をより詳細に示す。
なお、このAVアンプ1は、オーディオ信号の入力に関して、複数チャンネルのオーディオ信号の入力に対応し、また、ディジタル方式およびアナログ方式のオーディオ信号に対応する。また、このAVアンプ1は、サラウンド音響に対応し、例えば左右のフロントスピーカ、センタスピーカ、左右のサラウンドスピーカおよびサブウーファの、少なくとも6台のスピーカが接続可能とされているものとする。このように多機能とされたAVアンプ1においては、入出力の設定やサラウンド音響などの設定などが多岐にわたると共に、装置の状態表示なども表示すべき項目が多くなり、任意の文字を表示できる表示手段を装備することがより好ましい。
フロントパネルの上中央部に表示部100が配される。表示部100の右下部にこのAVアンプ1の動作モードを設定するための操作部101が配される。操作部101の下にボリュームノブ102が配され、さらにその下に、入力セレクタ103が配される。また、フロントパネルの下中央部には、各種設定を行う複数の操作部や、オーディオ/ビデオ信号の入出力端子を備える領域105が配される。領域105は、図示されない蓋を閉じることで、隠すことができるようにされている。表示部100の左下部に電源スイッチ104が配される。
図5Bは、領域105の一例の構成をより詳細に示す。領域105の上部に、AM/FMラジオを受信するチューナユニットの設定などを行うための複数個のボタン110が配される。操作部111は、オーディオ信号のトレブルおよびバスのレベルをそれぞれ調整するためのコントロールノブが配される。操作部112は、スピーカ切り換えノブが配される。操作部112には、さらに、ヘッドフォンジャックが配される。操作部113は、このAVアンプ1に対して所定の設定、例えばサラウンド音響に関する設定を行うためのノブが配される。領域114は、オーディオおよびビデオ信号の入力端子が配される。なお、オーディオおよびビデオ信号の入力端子は、主として図示されないリアパネル側に配され、このフロントパネルの領域114に配される入力端子は、補助的な利用を想定している。
図5Cは、操作部101の一例の構成をより詳細に示す。上述したように、操作部101に配されるボタン120、121、122および123は、このAVアンプ1の動作モードを設定するためのボタンであって、ボタン120は、入力されたオーディオ信号を2チャンネル、例えば通常のステレオで出力するように、AVアンプ1の動作モードを設定する。
ボタン121は、「A.F.D.(AUTO FORMAT DIRECT)」ボタンであって、入力されたオーディオ信号のフォーマットを自動的に判定し、判定結果に基づきAVアンプ1のオーディオ機能を自動的に設定できるようにするボタンである。例えば、このAVアンプ1は、通常の左右2チャンネルの入出力によるステレオ、ステレオ2チャンネルで入力されたオーディオ信号を左右で一組とされた複数組のスピーカに出力するマルチチャンネルステレオ、ならびに、複数のサラウンド方式A、BおよびCに対応しているものとする。ボタン121を操作する毎に、AVアンプ1の動作モードである自動検出(AUTO)、2チャンネル入出力、マルチチャンネルステレオ、サラウンド方式A、B、Cがサイクリックに順次、切り替わる。
ボタン122は、ムービーモードを切り換えるボタンである。このAVアンプ1は、複数のムービーモードに対応しており、このボタン122を操作する毎に、ムービーモードがサイクリックに順次、切り替わる。また、ボタン123は、オーディオモードを切り換えるボタンである。このAVアンプ1は、オーディオ信号に対する音響効果が予め複数、記憶されており、例えばホール、ジャズクラブ、コンサート会場、スタジアムといった環境をそれぞれシミュレートできるようにされている。このボタン123を操作する毎に、オーディオ信号に対するこれらの音響効果がサイクリックに順次、切り替わる。
図6は、表示部100の一例の構成をより詳細に示す。表示部100は、表示素子として例えばFL管(冷陰極管)が用いられる。これに限らず、LCD(Liquid Crystal Display)やLED(Light Emitting Diode)を表示部100の表示素子として用いてもよいし、これら複数の表示素子を組み合わせて表示部100を構成してもよい。
表示部100は、上側と下側とで表示領域が異ならされ、表示部100の上側には、文字表示部130が配される。文字表示部130は、5ドット×7ドットからなる1桁で1文字を表現するようにされ、20桁×2段の構成とされている。省略前文字列や、この実施の第1の形態、実施の第1の形態の変形例および/または実施の第1の形態の他の変形例で説明したスクロール処理による表示、このスクロール処理の結果生成される省略形文字列は、この文字表示部130に表示される。
一方、表示部100の下側には、それぞれ固定的な語句やアイコンなどが選択的に表示されるようにした表示部131、132および133と、固定的な桁での数値表示が可能とされた表示部134が配される。表示部131は、スピーカ設定がアイコンを用いて表示され、例えば現在のスピーカの接続状態が示される。表示部132は、例えば入力チャンネル表示やオーディオ信号方式、設定されているサラウンド方式など、このAVアンプ1の状態表示が固定的な語句を選択的に表示することでなされる。表示部134は、例えば小数点以下1桁を含む4桁の数値および負記号が表示可能とされ、ボリュームノブ102や領域111に配されたトレブル、バスのコントロールノブに対する操作に応じた数値が可変的に表示される。また、表示部133は、現在の操作対象が固定的な語句を選択的に用いて表示される。
図7は、AVアンプ1の一例の構成を概略的に示す。CPU10に対してROM11およびRAM12がそれぞれ接続される。ROM11は、データやCPU10により読み込まれCPU10に動作指示するプログラムが予め記憶される。ROM11に予め記憶されるデータには、文字表示部130に表示するための省略前文字列データも含まれる。RAM12は、CPU10のワークメモリとして用いられる。CPU10は、ROM11に記憶されたプログラムに基づき、このAVアンプ1の全体を制御する。また、CPU10からROM11に対して、ROM11に記憶された省略前文字列データを読み出すような命令が与えられると、この命令に基づき、ROM11から省略前文字列データが出力される。
CPU10に対して、ドライバ13を介して表示素子14が接続される。表示素子14は、上述した表示部100に対応するもので、例えばFL管が用いられる。これに限らず、LCDやLEDを表示素子14として用いてもよい。さらにドライバ13が接続され、ドライバ13には、上述した表示部100に対応する表示素子14が接続される。CPU10は、プログラムやROM11から読み出されたデータなどに基づき、表示素子14に所定に表示をさせるように命令する表示制御信号を生成する。この表示制御信号は、ドライバ13に供給され表示素子14を駆動する表示駆動信号に変換される。この表示駆動信号が表示素子14に供給され、表示素子14において、表示制御信号に基づく表示がなされる。
CPU10に対して、さらに、操作部15の出力が供給される。操作部15は、上述した操作部101、ボリュームエンコーダ102、入力セレクタ103、電源スイッチ104および領域105に配された各操作部に対応する。操作部15は、ユーザの操作に応じた制御信号を出力し、CPU10に供給する。CPU10は、操作部15から供給された制御信号に応じて、プログラムに基づき制御信号などを生成し、このAVアンプ1の各部を制御する。
オーディオ部30は、A/D変換器、D/A変換器、音響処理部、出力チャンネル数に対応した数のアンプなどを含み、入力されたオーディオ信号に対して信号処理を施し、アンプにより例えばスピーカを駆動可能なように電力増幅して出力する。音響処理部は、例えばDSP(Digital Signal Processor)からなり、CPU10の命令に基づき、入力されたディジタルオーディオ信号に対し、例えば所定の音響効果を与えるような信号処理を施し出力する。オーディオ部30は、アナログ方式およびディジタル方式の何れのオーディオ信号の入力にも対応可能とされ、例えばアナログ方式で入力されたオーディオ信号は、A/D変換器でディジタルオーディオ信号に変換され、音響処理部に供給される。
操作部15に対する操作に応じて、CPU10によりプログラムに基づき音響処理部を制御するための制御信号が生成され、音響処理部に供給される。この制御信号に基づき、音響処理部は、入力されたオーディオ信号に対して、例えば残響処理や音質補正処理といった、所定の音響効果を与える信号処理を施す。これにより、上述した、操作部101の各ボタンに対する操作に応じた音響効果処理、例えばボタン121に対する操作に応じた各種サラウンド音響への対応や、ボタン123に対する操作に応じた各種音響環境のシミュレーションなどが行われる。
このAVアンプ1は、AMラジオおよびFMラジオを受信可能なチューナ部20をさらに有する。チューナ部20は、操作部15(ボタン110など)に対する操作に応じて、CPU10によりプログラムに基づき制御信号が生成され、この制御信号により選局などが制御される。チューナ部20の出力は、アンプ部30に供給される。
なお、上述では、AVアンプ1が1のCPU10で全体的に制御されているように説明したが、これはこの例に限定されず、複数のCPUを用いてAVアンプ1を制御するようにしてもよい。例えば、表示素子14に対する表示制御、オーディオ部30およびチューナ部20をそれぞれ別個のCPUで制御し、さらに全体を制御するCPUを設けるようにできる。勿論、複数CPUを用いた場合の構成は、この例に限定されない。
次に、この発明の実施の第2の形態による省略表示処理について、図8および図9を用いて説明する。図8は、省略前文字列から省略形文字列を生成し表示する処理の一例の手順を示すフローチャートである。図9は、図8のフローチャートに対応する文字表示部130の表示の例を示す。以下では、特に断りのない限り、文字表示部130についての説明は、上段の20桁を対象としているものとする。
最初に、ボタン121が所定に操作される。この操作に応じて、ステップS10により、文字表示部130に対して初期表示として省略前文字列が表示される。ここでは、省略表示される前の、元の文字列(省略前文字列)を「AUTO FORMAT DIRECT」とする。図9Aは、文字表示部130にこの省略前文字列が表示された状態を示す。なお、文字表示部130の下段には、例えばボタン121を所定に操作されて選択されたサラウンド音響のモードが表示される。
例えば、操作部15に対する操作に応じた制御信号がCPU10に供給される。CPU10は、この制御信号に基づきROM11に格納された所定の省略前文字列を読み出し、RAM12に一旦格納する。CPU10は、RAM12に格納された省略前文字列を文字表示部130(の上段)に表示することを命令する表示制御信号を生成する。この表示制御信号は、ドライバ13に供給されて表示駆動信号に変換される。この表示駆動信号が表示素子14に供給され、文字表示部130に対して省略前文字列が表示される。
初期表示がなされたら、ステップS11で所定時間(この例では4秒間)待機され、次のステップS12に処理が移行される。なお、ステップS11での待機時間は、ユーザが初期表示で表示された省略前文字列を一読して把握できるような時間とするのが好ましい。
ステップS12では、先ず、省略前文字列が文字表示部130の左端までスクロールされ(図9B参照)、省略形文字列を表示するためのスクロール処理が開始される。なお、初期状態では、文字表示部130の左端の1桁のエリアが、当該エリアに表示された文字または文字列をスクロールせずに、位置が固定的に表示されるようにしたスクロール固定エリア140とされる。すなわち、スクロール固定エリア140に表示された文字または文字列は、以下に説明するステップS13〜ステップS18によるスクロールの影響を受けず、位置が固定的のまま保持的に表示される。
次のステップS13で、スクロール固定エリア140外に表示されている文字列を対象として、対象文字列が先頭側すなわち左側に1文字分、スクロールされる。このとき、対象文字列の左端の1文字がスクロールアウトされる。また、省略前文字列の桁数が文字表示部130の表示可能桁数20桁より多く、省略前文字列のうち表示部130に表示しきれなかった文字があれば、その文字のうち左端の1文字が文字表示部130の右端の桁に表示される。
そして、ステップS14で、省略前文字列の全桁にわたってスクロール処理が完了したか否かが判断される。若し、全桁のスクロール処理が完了したと判断されれば、処理はステップS15に移行され、最終的な表示が文字表示部130に表示され、表示が定常表示に移行される。
一方、ステップS14で、全桁のスクロール処理が未だ完了していないと判断されたら、処理はステップS16に移行される。ステップS16では、スクロールされた文字列の先頭がスクロール切り換えポイントであるか否かが判断される。スクロール切り換えポイントは、例えば、スクロール対象とされた文字列における単語の区切り箇所である。単語間を区切るための区切り文字(デリミタ)として空白文字(スペース)を用いている場合には、スクロールされた文字列の先頭の文字がスペースであれば、当該スペースがスクロール切り換えポイントであると判断される。
若し、スクロールされた文字列の先頭が切り換えポイントであると判断されたら、処理はステップS17に移行し、スクロール固定エリアが拡大される。これは、例えば、図9Cに一例が示されるように、スクロール切り換えポイントの桁およびスクロール切り換えポイントの直後の1文字の桁まで、スクロール固定エリアが拡大される。つまり、スクロール固定エリア140は、2桁分、拡大されることになる。より具体的に説明すると、ここでは、単語間を区切るためのデリミタすなわちスペースをスクロール切り換えポイントとしているので、このスペースと、スペース直後の1文字を含むように、スクロール固定エリア140が拡大される。
また、別の例では、既にスクロール固定エリアが3桁目まで拡大されていれば、ステップS16により次のスクロール切り換えポイントに到達したと判断された場合、次の単語「DIRECT」において省略形文字列で用いられる文字「D」までを含むように、スクロール固定エリアが拡大される。この様子を図9Dに示す。上述の図9Cでは3桁目までとされていたスクロール固定エリアが、5桁目にまで拡大されている。
なお、この実施の第2の形態では、スクロール固定エリア140が拡大された後、スクロール切り換えポイントであるスペースが単語が省略されていることを示す「.(ピリオド)」表示に置き換えられる。
ステップS17でスクロール固定エリア140が拡大されると、処理はステップS18に移行し、所定時間(この例では80msec)待機され、処理はステップS13に戻され、さらに1文字分のスクロールが行われる。なお、ステップS18における待機時間が1文字のスクロール時間となるので、この待機時間は、ユーザがスクロール表示を見たときに、スクロールされている各文字を確認可能で、且つ、スクロール処理が終了するまでの時間が長すぎると感じないように決めるのが好ましい。
なお、上述のステップS16で、スクロールされた文字列の先頭の桁がスクロール切り換えポイントではないと判断された場合は、処理はステップS18に移行され、所定時間待機されステップ13に戻される。
上述のステップS13〜ステップS18の処理を省略前文字列の全桁にわたって繰り返すことで、最終的に省略形文字列が得られる。すなわち、上述したステップS14において、文字表示部130の表示が、例えば図9Eに示される如く最後の単語「DIRECT」の最後の2文字が未処理とされていれば、全桁にわたってのスクロール処理が完了してないとされ、処理がステップS16に移行される。ステップS16では、スクロールされた先頭の文字がスクロール切り換えポイントではないため、ステップS18で所定時間待機された後、処理がステップS13に戻される。
一方、ステップS14において、文字表示部130の表示が、例えば図9Fに示されるが如く、ピリオドが付された桁の後ろの桁に、スクロールすべき文字が無い場合、省略前文字列の全桁にわたってのスクロール処理が完了したと判断され、処理がステップS15に移行される。スクロール処理が完了したか否かの判断は、例えばステップS13〜ステップS18からなるループ処理の回数をカウントし、このカウント値と省略前文字列の文字数とを比較することで行ってもよい。
ステップS15では、ステップS14で全桁のスクロール処理が完了したと判断した図9Fの表示が最終表示であるとされ、定常表示に移行される。定常表示では、例えば図9Gに一例が示されるように、省略形文字列の表示の後ろに、他の文字列が表示される。
なお、上述の処理の最中に、例えばユーザにより操作部15に対して他の操作が行われた場合は、現在の表示をキャンセルして、新たになされた操作に対応する表示が行われる。この操作に応じた表示が終了した後、図9Gに示される定常表示を行うようにできる。
図10〜図12は、文字表示部130の表示の例を幾つか示す。図10は、オーディオ信号の入力が無い状態での文字表示部130の表示の例である。図10Aおよび図10Bはボタン121が操作された場合の例である。図10Aでは、オーディオ信号のフォーマットを自動検出するようにボタン121が操作され、図10Bでは、オーディオ信号のフォーマットをマルチステレオに指定するようにボタン121が操作されている。
図10Aにおいて、文字表示部130の上段の表示は、上述した図8のフローチャートに従いスクロール処理され、操作されたボタンを示す省略前文字列「AUTO FORMAT DIRECT」が初期表示として表示され(表示300A)、ステップS11により所定時間(4秒間)待機後にスクロールが開始され省略前文字列が文字表示部130の左端にスクロールされる(表示300B)。文字表示部130の下段には、待機時間中はボタン121の操作により選択されたモード(この例では「AUTO」)が表示される。
そして、図8のフローチャートのステップS13〜ステップS18の処理に従いスクロール処理を行い、略2秒間後に最終表示が表示される(表示300C)。スクロール処理中は、文字表示部130の下段に対して、入力されたオーディオ信号のフォーマット検出結果が表示される。この例では、オーディオ信号が入力されていないので、その旨(「NO STREAM」)表示される。最終表示が表示されたら、省略形文字列の後ろに、例えば選択された入力チャンネル(この例ではDVD(Digital Versatile Disc))が表示され、定常表示に移行される(表示300D)。文字表示部130の下段の表示は、モード表示に戻される。
なお、定常表示においては、表示300Dに一例が示されるように、文字表示部130の全体のレイアウトを考慮して、省略形文字列の表示位置を調整してもよい。
図10Bにおいても、同様である。図8のフローチャートに従い、4秒間の待機時間には、表示301Aのように、上段に省略前文字列「AUTO FORMAT DIRECT」が表示され、下段に選択されたモード「MULTI STEREO」が表示され、その後、スクロール処理が開始される(表示301B)。スクロール処理中は、下段には入力オーディオ信号のフォーマット検出結果が表示される(NO STREAM)。略2秒間かけてスクロール処理が終了し、最終表示が表示されたら(表示301C)、定常表示に移行される(表示301D)。定常表示では、上段においては表示位置が調整され、下段においては表示がモード表示に戻される。
図10Cは、ボタン120が操作された場合の例、図10Dは、ボタン122が操作された場合の例である。これらの場合、文字表示部130の上段に表示すべき、操作されたボタンを示す文字列が、図10Cの例では文字列「2CH」、図10Dの例では文字列「MOVIE」のように、表示可能桁数に対して遙かに短いので、省略表示を行わず、最初の4秒間の待機時間後のスクロール処理は、全体が左端にスクロールされるだけとしている。そして、スクロール完了後、例えば選択された入力チャンネルが文字表示部130の右側に表示され、全体的に表示位置が調整される。文字表示部130の下段の表示については、図10Aや図10Bと同様である。
図11は、オーディオ信号の入力として、サラウンドオーディオ入力などの、マルチチャンネルオーディオ信号が入力された場合の例である。図11Aおよび図11Bは、それぞれボタン121が操作された例であって、図11Aではオーディオ信号フォーマットの自動検出が選択され、図11Bではデフォルトで検出するオーディオ信号フォーマットを指定した例である。また、図11Cはボタン120が操作された例、図11Dはボタン122が操作された例である。
これら図11A〜図11Dに示される各例において、文字表示部130の上段においてなされるスクロール表示は、上述の図10A〜図10Dの場合とそれぞれ同一である。また、文字表示部130の下段の表示も、最初の4秒間の待機期間は、ボタン操作に応じた表示がなされ、待機期間後に、検出された入力オーディオ信号のフォーマットが表示される。そして、スクロール表示が完了され、定常表示に移行した後は、例えば図11Aおよび図11Bにおいては、検出されたフォーマットが表示される。図11Cにおいては、マルチチャンネルオーディオ信号が2チャンネルのオーディオ信号として処理される旨が表示される。図11Dにおいては、初期表示のシネマモード表示に戻される。
図12は、オーディオ信号として2チャンネルステレオのオーディオ信号が入力された場合の例である。これら図12A〜図12Dに示される各例において、文字表示部130の上段においてなされるスクロール表示は、上述の図10A〜図10Dの場合とぞれぞれ同一である。文字表示部130の下段の表示も、最初の4秒間の待機期間は、ボタン操作に応じた表示がなされ、待機期間後に、検出された入力オーディオ信号のフォーマットが表示される。例えば、図12Aや図12Cは、ディジタルオーディオ信号が入力された場合の例であって、入力オーディオ信号がディジタルオーディオ信号である旨と、その信号のサンプリング周波数情報とが表示されている。一方、図12Bおよび図12Dは、アナログオーディオ信号が入力された例であって、この場合には、単にアナログ入力があった旨が表示される。文字表示部130の上段のスクロール表示が完了されると、下段の表示は、初期状態の表示に戻される。
なお、ここでは、文字表示部130の上段においてスクロール処理が行われるとしたが、下段の表示に対して省略前文字列および省略形文字列を定義して、上述したようなスクロール処理を行うようにしてもよい。勿論、上述の説明において、文字表示部130の上段の表示と下段の表示を入れ替えてもよいし、上段および下段の両方でスクロール処理を行ってもよい。
また、上述では、省略形文字列として省略前文字列における各単語の先頭の1文字を用いるようにしているが、これはこの例に限定されない。例えば、各単語の先頭の複数文字を省略形文字列に用いるようにすることができる。この場合、省略形文字列として用いる複数文字を含むように、スクロール固定エリアが拡大される。さらに、上述では、スクロール切り換えポイントを単語間を区切るためのスペースとしているが、これはこの例に限定されるものではなく、単語間を区切るために他の文字を用いる場合、その文字をスクロール切り換えポイントとすることができる。複数種類の文字をスクロール切り換えポイントとして用いることも可能である。さらにまた、スクロール切り換えポイントを、特定の文字ではなく省略前文字列の桁数で指定することも可能である。この場合、上述の文字列「AUTO FORMAT DIRECT」の例では、5桁目および11桁目がスクロール切り換えポイントとされる。またこの場合、省略前文字列データと共に、スクロール切り換えポイントを指定するための桁情報がROM11に予め記憶される。
さらに、上述では、この発明が左から右に向けて読むような文字列に対して適用されるように説明したが、これはこの例に限定されない。例えば、この発明は、縦方向すなわち上から下へ向けて読むように文字列が配列されるような場合にも、適用可能なものである。
さらにまた、上述では、スクロールアウトにより、スクロールの先頭文字が1文字毎に消去されるように説明したが、これはこの例に限定されるものではない。例えば、スクロールアウトをドット単位で行うようにしてもよい。上述した実施の第2の形態では、5ドット×7ドットで1文字が表現されているので、縦方向に7ドットからなる1列単位でスクロール先頭文字の消去を行うようにできる。この場合、1文字が1列毎に削られていくように表示される。
また、上述では、ROM211やROM11に予め記憶された省略前文字列データを読み出し、読み出された省略前文字列データに対して、省略形文字列を得るためのスクロール処理を行うように説明したが、これはこの例に限定されない。すなわち、省略前文字列データは、例えばプログラムに基づきCPU211やCPU11で生成して、出力するようにしてもよい。例えばCPU10で生成され出力された省略前文字列データは、RAM12に一旦格納される。このRAM12に格納された省略前文字列データを用いて、上述したのと同様の手順でスクロール処理を行い、省略形文字列を表示させることができる。
さらに、上述では、この発明をAVアンプに適用した例について説明したが、これはこの発明の一適用例であって、この例に限定されるものではない。この発明は、例えば、文字表示手段を有するミニコンポといった他の音響機器、小面積の表示手段にトラック情報などを表示するようにされた携帯用音響機器などにも適用可能なものである。さらに、音響機器に限らず、限られた表示可能桁数に文字列を表示するようにした表示手段を有する他の機器にも適用可能である。広告用ディスプレイに適用することもできる。さらにまた、この発明による表示方法をプログラムとして提供し、コンピュータ装置などに搭載して用いるようにもできる。
この発明の実施の第1の形態による一例の省略表示方法を概略的に示す略線図である。 この実施の第1の形態の変形例による一例の省略表示方法について概略的に示す略線図である。 この実施の第1の形態の他の変形例による一例の省略表示方法について概略的に示す略線図である。 この発明の実施の第1の形態、実施の第1の形態の変形例および実施の第1の形態の他の変形例を実施可能な表示装置の一例の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の第2の形態に適用可能なAVアンプの一例のフロントパネルを概略的に示す略線図である。 表示部の一例の構成をより詳細に示す略線図である。 AVアンプの一例の構成を概略的に示すブロック図である。 この発明の実施の第2の形態による省略表示処理の一例の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の第2の形態による省略表示処理の一例の処理を示すフローチャートに対応する文字表示部の表示の例を示す。 文字表示部の表示の例を示す略線図である。 文字表示部の表示の例を示す略線図である。 文字表示部の表示の例を示す略線図である。
符号の説明
1 AVアンプ
10,210 CPU
11,211 ROM
12,212 RAM
14,214 表示素子
15 操作部
30 オーディオ部
100 表示部
101 操作部
130 文字表示部
200,201,202 表示部

Claims (19)

  1. 1または複数の単語からなる文字列を省略して表示する表示方法において、
    元の文字列を表示するステップと、
    上記元の文字列の所定位置を、該所定位置に対応する文字または記号をスクロール対象から除外するスクロール固定点として設定し、上記元の文字列のうち上記所定位置以降の文字列を上記所定位置に向けてスクロールさせて表示するステップと
    を有することを特徴とする表示方法。
  2. 請求項1に記載の表示方法において、
    上記所定位置は、上記元の文字列を構成する単語の先頭の文字または記号であることを特徴とする表示方法。
  3. 請求項2に記載の表示方法において、
    上記所定位置は、上記元の文字列を構成する先頭の単語から単語単位で順次、蓄積的に設定され、上記所定位置が決められた単語単位で順次、上記スクロールが行われ、上記単語単位の上記スクロールの終了毎に上記所定位置に対応する文字および/または記号が蓄積的に並べられて表示されるようにしたことを特徴とする表示方法。
  4. 請求項2に記載の表示方法において、
    上記所定位置は、上記元の文字列に設定されたデリミタに基づき設定されることを特徴とする表示方法。
  5. 請求項3に記載の表示方法において、
    上記所定位置に対応する文字または記号の後ろに省略されたことを示す識別子を挿入して該文字を上記蓄積的に並べるようにしたことを特徴とする表示方法。
  6. 請求項3に記載の表示方法において、
    上記所定位置に対応する文字および/または記号を詰めて該文字を上記蓄積的に並べるようにしたことを特徴とする表示方法。
  7. 1または複数の単語からなる文字列を省略して表示する表示方法をコンピュータ装置に実行させる表示プログラムにおいて、
    上記表示方法は、
    元の文字列を表示するステップと、
    上記元の文字列の所定位置を、該所定位置に対応する文字または記号をスクロール対象から除外するスクロール固定点として設定し、上記元の文字列のうち上記所定位置以降の文字列を上記所定位置に向けてスクロールさせて表示するステップと
    を有することを特徴とする表示プログラム。
  8. 1または複数の単語からなる文字列を省略して表示するようにした表示装置において、
    文字および/または記号を複数桁、表示可能な表示手段と、
    上記表示手段に表示させる元の文字列データを出力する文字列出力手段と、
    上記元の文字列データによる元の文字列を上記表示手段に一旦表示させ、該元の文字列の所定位置を、該所定位置に対応する文字または記号をスクロール対象から除外するスクロール固定点として設定し、上記元の文字列のうち上記所定位置以降の文字列を上記所定位置に向けてスクロールさせて表示するように上記表示手段に対する表示を制御する表示制御手段と
    を有することを特徴とする表示装置。
  9. 請求項8に記載の表示装置において、
    上記所定位置は、上記元の文字列を構成する単語の先頭の文字または記号であることを特徴とする表示装置。
  10. 請求項9に記載の表示装置において、
    上記所定位置は、上記元の文字列を構成する先頭の単語から単語単位で順次、蓄積的に設定され、上記所定位置が決められた単語単位で順次、上記スクロールが行われ、上記単語単位の上記スクロールの終了毎に上記所定位置に対応する文字および/または記号が蓄積的に並べられて表示されるようにしたことを特徴とする表示装置。
  11. 請求項9に記載の表示装置において、
    上記所定位置は、上記元の文字列に設定されたデリミタに基づき設定されることを特徴とする表示装置。
  12. 請求項10に記載の表示装置において、
    上記所定位置に対応する文字または記号の後ろに省略されたことを示す識別子を挿入して該文字を上記蓄積的に並べるようにしたことを特徴とする表示装置。
  13. 請求項10に記載の表示装置において、
    上記所定位置に対応する文字および/または記号を詰めて該文字を上記蓄積的に並べるようにしたことを特徴とする表示装置。
  14. 文字表示が可能な表示部を有する音響機器において、
    入力されたオーディオ信号に信号処理を施して出力するオーディオ信号処理手段と、
    操作に応じて上記オーディオ信号処理手段に対して所定の指示を与える操作手段と、
    文字および/または記号を複数桁、表示可能であって、上記操作手段に対する上記操作に応じて表示を行う表示手段と、
    上記表示手段に表示させる元の文字列データを出力する文字列出力手段と、
    上記元の文字列データによる元の文字列を上記表示手段に一旦表示させ、該元の文字列の所定位置を、該所定位置に対応する文字または記号をスクロール対象から除外するスクロール固定点として設定し、上記元の文字列のうち上記所定位置以降の文字列を上記所定位置に向けてスクロールさせて表示するように上記表示手段に対する表示を制御する表示制御手段と
    を有することを特徴とする音響装置。
  15. 請求項14に記載の音響装置において、
    上記所定位置は、上記元の文字列を構成する単語の先頭の文字または記号であることを特徴とする音響装置。
  16. 請求項15に記載の音響装置において、
    上記所定位置は、上記元の文字列を構成する先頭の単語から単語単位で順次、蓄積的に設定され、上記所定位置が決められた単語単位で順次、上記スクロールが行われ、上記単語単位の上記スクロールの終了毎に上記所定位置に対応する文字および/または記号が蓄積的に並べられて表示されるようにしたことを特徴とする音響装置。
  17. 請求項15に記載の音響装置において、
    上記所定位置は、上記元の文字列に設定されたデリミタに基づき設定されることを特徴とする音響装置。
  18. 請求項16に記載の音響装置において、
    上記所定位置に対応する文字または記号の後ろに省略されたことを示す識別子を挿入して該文字を上記蓄積的に並べるようにしたことを特徴とする音響装置。
  19. 請求項16に記載の音響装置において、
    上記所定位置に対応する文字および/または記号を詰めて該文字を上記蓄積的に並べるようにしたことを特徴とする音響装置。
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