JP2006331162A - メニュー表示装置、リモコン装置、及びメニュー操作システム - Google Patents

メニュー表示装置、リモコン装置、及びメニュー操作システム Download PDF

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利紀 樋尻
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Toshikazu Otsuki
俊和 大槻
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Abstract

【課題】デジタルテレビやDVDレコーダなどのGUI環境を有する電子機器において、ユーザが好むレスポンスでメニューを操作可能とすること。
【解決手段】本発明のメニュー表示装置10は、メニュー操作情報及び操作レスポンス情報を受信する信号受信部110と、前記メニュー操作情報に基づいてメニュー画面の遷移を管理する状態遷移管理部140と、メニュー画面を構成するGUIのデータを記憶するGUIデータ記憶部160と、前記メニュー状態と前記操作レスポンス情報に基づき、前記GUIデータを使用してメニュー画面を表示するメニュー画面表示部170を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器のメニュー表示装置に関わる。特に、リモコン装置を使用してメニューを操作する電子機器において、ユーザの好むレスポンスで操作できるメニュー操作システムに関わる。
従来の家電機器は、操作対象となる機能が限られていたため、ボタンと操作を1対1に対応させることが可能であった。例えば、テレビのリモコン操作は、電源のON/OFFやチャンネル選択などの操作がリモコン上のボタンに対応しており、ボタンを1回押すだけで、操作を完了することができた。
しかし、デジタルテレビやDVDレコーダといった家電機器において、多機能化や多チャンネル化が進むにつれ、GUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェース)を使用したメニュー操作が増えてきた。例えば、番組表や録画済みコンテンツのメニューを画面上に表示し、ユーザはその画面を見ながら、リモコンのボタンを押してメニューを操作する。このメニュー操作の処理の一例としては、以下のような流れになる。
画面上にメニューを表示する(機器の処理)
ユーザがリモコンの下方向ボタンを押す(ユーザの操作)
メニュー画面が下にスクロールし、選択されたメニュー項目(ホットスポット)が下に移動する(機器の処理)
決定ボタンを押す(ユーザの操作)
所望のメニュー項目の処理を実行する(機器の処理)
このように、GUIを使用した操作では、ユーザの操作と、メニュー画面の遷移が、交互に実行されることになる。
これまでにも、このようなメニュー操作において、ユーザの使い勝手を向上させることを目的として、メニュー表示の反応速度や説明用ガイダンスといった操作時のレスポンスを制御する技術が提案されてきた。例えば、ユーザの操作速度に応じて表示するメニューのレスポンスを制御する技術(例えば、特許文献1)がある。これは、ユーザの操作速度に基づいて、メニューの表示速度や、反応音のタイミング、ガイダンスの内容などを変えることができる。また、使用するユーザに応じてメニューをカスタマイズする技術(例えば、特許文献2)がある。これは、ユーザのレベルに応じたメニューを作成しておくことで、使いやすいメニューに切り替えることができる。
特開平8−329315号公報 特開2003−99174号公報
しかし、従来技術は、一つのメニュー画面を一人のユーザが使用することを前提として、メニュー表示の操作レスポンスを切り替えるものであった。このため、ATMなどの個人で使用する端末や、携帯端末のような小型端末では有効であるが、家族で使用するテレビやDVDレコーダなどのように、複数のユーザが同時に操作可能な家電機器では、ユーザの好むレスポンスを提供することができなかった。
前記従来課題を解決するために、本発明のメニュー表示装置は、メニュー操作情報及び操作レスポンス情報を受信する信号受信手段と、前記メニュー操作情報に基づいてメニュー画面の遷移を管理する状態遷移管理手段と、メニュー画面を構成するGUIのデータを記憶するGUIデータ記憶手段と、前記メニュー状態と前記操作レスポンス情報に基づき、前記GUIデータを使用してメニュー画面を表示するメニュー画面表示手段を備えることを特徴とする。
また、前記操作レスポンス情報は、メニュー操作時の画面遷移の速さの度合いを含んでもよい。
さらに、前記操作レスポンス情報は、メニューを説明するガイダンスの詳細度を含んでもよい。
さらに、前記メニュー表示装置は、メニュー画面のデザインや項目の配置などを変更するGUIデータ更新手段を備え、前記GUIデータ記憶手段で記憶するデータは、少なくとも、GUIを構成する基本データと、前記カスタマイズ設定用データを含んでもよい。
さらに、本発明のリモコン装置は、ユーザ入力手段と、前記ユーザ入力に基づいてメニュー操作情報を生成するメニュー操作情報生成手段と、ユーザのレスポンス情報を記憶する操作レスポンス記憶手段と、前記メニュー操作情報及び前記操作レスポンス情報を送信する送信手段を備えることを特徴とする。
また、前記リモコン装置は、前記ユーザ入力に基づいて、前記操作レスポンス情報を設定する操作レスポンス設定手段を備えてもよい。
さらに、前記リモコン装置は、ユーザの操作履歴情報を記憶するための操作履歴記憶手段を備え、前記操作レスポンス情報設定手段は、前記操作履歴情報に基づいて操作レスポンス情報を設定してもよい。
さらに、前記リモコン装置は、ユーザの年齢や性別などの個人情報を記憶するユーザ情報記憶手段を備え、前記操作レスポンス情報設定手段は、前記ユーザ情報に基づいて操作レスポンスを設定してもよい。
また、本発明のメニュー操作システムは、前記メニュー表示装置いずれかを1台と、前記リモコン装置いずれかを少なくとも1台を備えることを特徴とする。
本発明のメニュー表示装置は、受信した操作レスポンス情報に基づいてメニューを表示することによって、ユーザの好む操作レスポンスで、メニューを操作することができる。
また、本発明のメニュー表示装置は、操作レスポンスデータとして、メニュー操作時の画面遷移の速さと、ガイダンスの詳細度を含んでおり、ユーザの嗜好に応じて、多様な操作レスポンスを提供することができる。
さらに、本発明のリモコン装置は、ユーザの操作履歴やユーザの個人情報などから、多様な操作レスポンスを容易に設定することができる。
さらに、本発明のメニュー操作システムは、複数のユーザが、同時に、1つのメニューを操作する際にも、ユーザの好む操作レスポンスでメニューを操作することができる。
以上のことにより、本発明は、家電機器における使い易いユーザインターフェースを実現する上で、絶大な効果を提供するものといえる。
以下、本発明の一実施の形態として、家電機器におけるメニュー操作システムについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、家電機器におけるメニュー表示装置10を示すブロック図であり、図2は、メニュー表示装置10を操作するためのリモコン装置20を示すブロック図である。また、図3は、メニュー表示装置10と、リモコン装置20、リモコン装置21によって構成されるメニュー操作システムの外観図である。
まず、図3を使って、メニュー操作システムの概要を説明する。図3は、ユーザAとユーザBの2人がそれぞれ、リモコン装置20及び、リモコン装置21を用いて、メニュー表示装置10を含む映像表示機器を操作している図である。メニュー表示装置10は、信号受信部110を介して、リモコン装置20及びリモコン装置21と通信する。ユーザA及びユーザBは、画面の出力装置180に表示されたメニューを見ながら、リモコン装置を操作する。ユーザAは、メニュー表示装置10を使い慣れており、高速にメニューを操作することを好む。また、ユーザBは高齢者であり、ゆっくりとしたメニュー操作を好む。リモコン装置20は、出力装置261を有するリモコン装置であり、赤外線送受信部を有する携帯電話機である。また、リモコン装置21は、メニュー表示装置10を操作するための専用リモコンであり、ゆっくりとした操作レスポンスで操作するように設定された高齢者向けリモコン装置とする。
(メニュー表示装置の構成)
図1において、メニュー表示装置10は、信号受信部110、レスポンス管理部120、レスポンス定義記憶部130、状態遷移管理部140、GUIデータ更新部150、GUIデータ記憶部160、メニュー画面表示部170、出力装置180を有する。
信号受信部110は、赤外線(IR)や電波(RF)などの操作信号を受信し、制御用パケットデータにデコードする。信号受信部110は、赤外線や電波などの信号を直接受信するものでも良いし、イーサネット(登録商標)などの有線ネットワークを介して、リモコン装置からの信号を受信してもよい。また、信号受信部110は、IrDAなどの赤外線通信方式と、IEEE802.11などの無線通信などの複数の通信方式が共に受信可能なものでもよい。
信号受信部110で、デコードされた制御用パケットデータの一例を図4に示す。パケットデータのフォーマットは、図4(A)のように定義したフォーマットでも良いし、家電製品協会フォーマットなどの規格化されているフォーマットを使用しても良い。
制御用パケットデータのデータは、図4(B)に示すように、機種を一意に識別可能な機種ID、メニュー操作に関する情報(メニュー操作データ)、操作レスポンスに関する情報(操作レスポンスデータ)を含む。なお、図4(A)において、ヘッダはパケットデータの先頭を識別するためのデータであり、パリティはパケットデータが正常に送受信されたデータであることをチェックするための、パリティチェック用データである。
信号受信部110は、デコードされたパケットデータから、機種IDをチェックし、自機器のIDと一致したものについて、メニュー操作データを状態遷移管理部140に送り、操作レスポンスデータをレスポンス管理部120に送る。
レスポンス管理部120は、信号受信部110から渡された操作レスポンスデータに基づいて、メニュー表示に係わるレスポンス設定を変更する。操作レスポデータの一例を図4(C)に示す。操作レスポンスデータの一例としては、メニューの遷移速度に関する設定と、操作ガイダンスの詳細度に関する設定からなる。メニューの遷移速度とは、メニュー選択時のスクロールの速度や、画面切り替え時のフェードイン、フェードアウトなどのアニメーション効果の遷移速度などを指し、高速、中速、低速といった速度のレベルを0、1、2の3段階の数値に割り当てて指定してもよい。また、操作ガイダンスの詳細度は、操作時に表示するガイダンス(説明)の詳しさの度合いであり、「ガイダンスなし」、「標準ガイダンス」、「詳細ガイダンス」といった出力するガイダンスの詳細レベルを0、1、2の3段階の数値に割り当ててもよい。操作ガイダンスは、メニューの補助説明を表示するものであり、例えば、テレビの番組選択用メニューの場合、選択された番組の説明を表示する。例えば、ランチャなどのアプリケーション起動用メニューの場合、選択されたアプリケーションの内容を説明する。
操作レスポンスデータを3段階のレベルで表現する場合、実際に画面上における変化速度などのパラメータは、レスポンス定義記憶部130に記憶しておく。
本実施の形態では、レスポンス定義記憶部130は、前記メニューの遷移速度に関して、レベルに対応したメニュー遷移設定を記憶し、また、前記ガイダンス詳細度に関して、レベルに対応したガイダンス表示設定を記憶する。メニュー遷移設定は、メニューをスクロール表示する際の速度パラメータや、メニュー画面が遷移する際のアニメーションの速度パラメータで定義する。また、ガイダンス表示設定は、ガイダンス表示のON/OFFや、ガイダンスのデータIDや、ガイダンスを読み上げる音声の速度のパラメータなどで定義される。ガイダンスデータは、GUIデータ記憶部160に保存されており、ガイダンスの表示設定は、それらのデータを制御するためのパラメータとなる。
状態遷移管理部140は、信号受信部110から受け取ったメニュー操作データと、レスポンス管理部120から受け取ったメニュー遷移設定及びガイダンス表示設定と基づいて、メニューの表示状態を管理する。ここで、図5、図6に示すメニュー画面の一例を使って、メニュー画面の遷移の概要を説明する。図5、図6は共に、19:00から19:30に放送されている番組が表示されており、図5では、4チャンネルのクイズABCという番組が選択されている。また、図6では、8チャンネルのショータイムという番組が選択されており、選択された番組に関して、画面左下のキャラクタエージェントが番組のガイダンスを表示している。図5の状態から、下方向に移動する操作を2回繰り返すことで、図6の状態に遷移する。このとき、メニュー遷移設定に基づいて、下方向に移動する際の画面の遷移速度を制御し、ガイダンス表示設定に基づいて、キャラクタエージェントによるガイダンスのON/OFFやガイダンスする情報の詳しさを制御する。また、状態遷移管理部140は、画面状態を決定すると、メニュー画面表示部170に対して、メニュー画面を表示するように要求する。メニュー画面を表示するタイミングは、一定時間間隔で常に表示してもよいし、メニュー操作データが送られてきて状態遷移処理が動いている間だけ表示してもよい。また、状態遷移管理部140は、メニュー終了時には、アプリケーション処理装置11にメニュー画面の終了を伝え、メニュー画面表示部170にメニュー画面の消去を伝える。なお、アプリケーション処理装置11は、家電機器を構成するアプリケーション全体を管理するものであり、メニュー表示処理は家電機器のアプリケーションの1つである。
GUIデータ更新部150は、GUIのデータを更新するものであり、ユーザの指示に基づいて、GUIのデザインを変更することができる。デザイン変更処理の一例としては、GUIのデザインの設定画面において、複数のデザインを表示し、ユーザが選択することで、デザインを変更すればよい。
なお、GUIデータ更新部150は、EPG(電子番組表)などの定期的にネットワークで配信される情報をダウンロードすることによって、GUIのデータを更新してもよい。また、ネットワークを介してダウンロードするGUIデータに、ガイダンスデータを含んでも良い。
GUIデータ記憶部160は、GUI基本データ記憶部161とカスタマイズデータ記憶部162を備える。
GUI基本データ記憶部161は、GUIを構成する部品データを記憶するものであり、例えば、図6のメニュー画面の場合、メニューを構成するコンテンツデータ、メニュー画面を構成している矢印や吹き出しなどのテクスチャデータ、文字などのフォントデータ、キャラクタエージェントを描画するための3DCGデータなどから構成される。また、GUI基本データ記憶部160は、メニューを説明するためのガイダンスデータを含む。ガイダンスデータは、説明用データであり、簡潔に説明するための標準ガイダンス用データと、詳しく説明するための詳細ガイダンスデータによって構成され、ガイダンスの詳細度に応じて、使用するデータが決まる。
カスタマイズデータ記憶部162は、GUIデータ更新部150によって更新されるGUIデータを記憶する。例えば、テクスチャのデザインを変更するためのテクスチャIDや、メニュー項目の配置などを指定するためのレイアウトデータ、さらには、ネットワークからダウンロードしたGUIデータなどを含む。
メニュー画面表示部170は、状態遷移管理部140が指定した設定に基づいて、メニュー画面を表示する。メニュー画面表示部170の出力結果は、出力装置180に表示される。
出力装置180は、画面表示装置と音声出力装置で構成される。画面表示装置は、CRTや液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどのディスプレイ表示装置でよい。また、音声出力装置は、スピーカーなどでよい。なお、出力装置180は、デジタルテレビなどの外部のディスプレイや外部スピーカーを使用してもよい。この場合、出力装置180は、外部ディスプレイに対する映像や音声を出力する装置となる。
(リモコン装置の構成)
次に、本発明のリモコン装置に関して説明する。
まず、図3の外観図において、リモコン装置20は、携帯電話機などの個人で使用する情報機器であり、ユーザ入力部210、液晶画面(出力装置)261、赤外線送受信部280などを有する(詳細は以下で説明)。また、リモコン装置21は、液晶画面などの出力装置を持たないリモコンであり、メニュー操作専用のリモコンである。以下では、図2の構成図を用いて、リモコン装置20の構成を説明する。リモコン装置21は出力装置を持っていないが、それ以外の構成はリモコン装置20と同様であるため、説明を省略する。
まず、リモコン装置20は、メニュー操作モードと、操作レスポンス設定モードの2つのモードを有する。メニュー操作モードは、図3の外観図のように、他の家電機器を操作するモードである。操作レスポンス設定モードは、ユーザが自分の好むレスポンスを設定するモードである。モードの切り替えは、ユーザが出力装置261に表示されるメニューを操作して切り替えてもよいし、ユーザ入力部210に含まれるモード切り替えボタンを使って切替えてもよい。以下では、リモコン装置20の構成を、図2を使って説明する。
図2において、リモコン装置20は、ユーザ入力部210、メニュー操作情報生成部220、操作履歴記憶部230、ユーザ情報管理部240、ユーザ情報記憶部250、操作レスポンス設定部260、出力装置261、操作レスポンス記憶部270、信号送信部280を有する。
ユーザ入力部210は、ユーザからの入力を受け付け、入力信号を生成するものである。生成した入力信号は、メニュー操作モードの場合、メニュー操作情報生成部220に送り、操作レスポンス設定モードの場合、操作レスポンス設定部260に送られる。ユーザ入力部210は、チャンネルを指定するための番号ボタン、メニューを移動させるための方向ボタン、メニューの選択を決定する決定ボタン、モード切替用のスイッチなど、複数の入力デバイスによって構成される。なお、ユーザ入力デバイスには、ボタンやタッチパネルなどの接触デバイスや、音声入力用のマイクなどを使用してもよい。
メニュー操作情報生成部220は、メニュー操作モード時にユーザ入力部210から入力信号を受け取り、メニュー操作データを生成し、信号送信部280に送る。メニュー操作データは、操作する家電機器に応じて定義されたコードであり、メニュー表示装置10の場合、図4におけるメニュー操作データに対応する。
操作履歴記憶部230は、メニュー操作情報生成部220で生成した操作信号の履歴を蓄積するものである。ここで蓄積されたデータは、操作レスポンスの設定時に、ユーザの操作の特徴を抽出するために使用される。
ユーザ情報管理部240は、ユーザの年齢や性別などの個人情報を入力するためのものである。ユーザは機器を初めて使用するときなどに、ユーザ登録を促され、自分自身の年齢や性別などの個人情報をセットする。
ユーザ情報記憶部250は、ユーザ情報管理部240が管理するユーザの個人情報を記憶するものである。
操作レスポンス設定部260は、操作レスポンス設定モード時に、ユーザの指定に応じて、操作レスポンスを設定し、操作レスポンス記憶部270に保存する。操作レスポンスの設定方法の一例として、2つの方式を説明する。1つ目の方式は、ユーザ指定方式であり、ユーザが直接操作レスポンスを指定する。例えば、図4(C)のように、メニューの遷移速度と、ガイダンスの詳細度を3段階の数値で指定する。ユーザがユーザ入力部210の番号ボタンから入力しても良いし、ユーザ入力部210にスライド式スイッチを設けて入力しても良い。2つ目の設定方式は、自動設定方式であり、操作履歴記憶部230に蓄積された操作履歴及びユーザ情報記憶部250に記憶されたユーザの個人情報に基づいて、操作レスポンスの設定を決定するものである。メニューの遷移速度の設定を決定する方法としては、操作履歴から上下左右などの方向ボタンを押すスピードを取得し、このスピードに応じて決定してもよい。また、出力装置261にメニュー画面を表示し、メニュー画面を操作する速さを計測することで決定してもよい。さらに、ユーザ情報記憶部250に記憶されているユーザの年齢や性別から、ユーザを分類し、あらかじめ決めておいた操作レスポンスを設定してもよい。操作レスポンスの設定方法の一例としては、若者には、「メニューの遷移速度:高速、ガイダンスの詳細度:標準ガイダンス」という設定を用い、高齢者には、「メニューの遷移速度:低速、ガイダンスの詳細度:詳細ガイダンス」という設定を用いる。なお、これらの操作レスポンスを決定するための対応表は、あらかじめ、リモコン装置20内に記憶しておいても良いし、サーバ上に保存しておき、操作履歴情報やユーザの個人情報を、サーバに通知することで、操作レスポンス情報を取得しても良い。なお、操作レスポンスデータの一例としては、図4のメニュー表示装置10の操作レスポンスデータと同じものでもよい。
出力装置261は、画面表示装置と音声出力装置で構成される。画面表示装置は、CRTや液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどのディスプレイ表示装置でよい。また、音声出力装置は、スピーカーなどでよい。
操作レスポンス記憶部270は、操作レスポンス設定部260で決定した操作レスポンスデータを記憶する。
信号送信部280は、メニュー操作モード時に、メニュー操作情報生成部220からメニュー操作データ送られてきたときに動作する。信号送信部280は、受け取ったメニュー操作データと、操作レスポンス記憶部270に保存されている操作レスポンスデータから、図4に示す制御用パケットデータを生成し、操作信号をエンコードして、発信する。なお、制御用パケットデータ及び送信する操作信号は、メニュー表示装置10の信号受信部110で受信するデータに対応するものである。
なお、本実施の形態のリモコン装置20は、携帯電話機などの高機能な情報端末を使用して説明したが、リモコン装置21のようなシンプルなリモコン機器でも良い。この場合、ユーザ入力部210に、操作レスポンスを3段階などで指定するためのスイッチがあってもよい。
(メニュー操作の処理の流れ)
ここで、本実施の形態のメニュー表示装置及びリモコン装置を使って実行されるメニュー操作の処理の流れを、図7のシーケンス図を使用して説明する。
図7のシーケンスは、図3に示すメニュー操作システムにおいて、ユーザAがリモコン装置20を使ってメニューを操作し、ユーザBがリモコン装置21を使ってメニューを操作する場合のシーケンスである。なお、ユーザAは高速に操作することを好む若者であり、ユーザAの使うリモコン装置20は、「メニューの遷移速度:高速、ガイダンスの詳細度:ガイダンスなし」が設定されている。また、ユーザBは、ゆっくりとボタンを押すことを好むユーザであり、「メニューの遷移速度:低速、ガイダンスの詳細度:標準ガイダンス」が設定されている。
まず、シーケンスの開始時、メニュー画面上では、図5に示すように、4チャンネルのクイズABCが選択された状態で表示されている。このとき、ユーザAが下方向ボタンを押す(A)ことで、リモコン装置20は、操作信号を生成し(B)、メニュー表示装置10に送信する(C)。
ここで、メニュー表示装置におけるメニューの制御(D)を、図8に示すフローチャートを使って説明する。まず、リモコン装置20からの操作信号は、信号受信部110で受信され、制御用パケットデータをデコードする(S101)。次に、デコードしたパケットデータから、機種IDが自機器のIDと一致することを確認し、メニュー表示装置10を操作するための信号であるかどうか確認する(S102)。次に、メニュー操作データに基づいて、メニューの状態遷移の処理を行う(S103)。なお、電源OFFなどの操作信号が送られてきた場合は、メニュー表示を終了させ(S104)、アプリケーション処理装置11に対して、電源OFFのアプリケーションの起動することを要求する(S107)。次に、状態遷移管理部140は、メニュー表示の状態遷移処理によって、メニューの状態が下方向に1つ遷移させることを決定し、下方向に移動するアニメーション表示を行う制御を処理し(S105)、メニュー画面表示手段に通知する。また、ユーザAの操作では、ガイダンス表示はなしの設定であるため、ガイダンスの制御は行わない(S106)。なお、メニュー表示と、ガイダンス制御のアニメーション制御は、アニメーションの開始処理を実行するだけであり、実際にアニメーションの評価や時間の管理を行うのは、メニュー画面表示部170で実行するメニュー表示処理となる。メニュー表示処理は30分の1秒間隔などの一定時間おきに起動する処理であり、メニュー制御処理とは独立に動作する。このとき、メニュー画面表示部170は、メニュー表示のアニメーションやガイダンス制御のアニメーションを反映させて描画する。以上が、図8のメニューの制御の処理の流れである。
図7のシーケンスの説明に戻ると、処理(D)の結果、メニュー表示の画面は、高速でかつガイダンスなしのレスポンスで、6チャンネルのMUSIC NOWが選択された状態に遷移する。
次に、ユーザBが、下方向ボタンを押す(E)ことで、リモコン装置21は操作信号を生成し(F)、メニュー表示装置10に送る(G)。そして、メニュー表示装置10が、ユーザBの操作信号を処理することで(H)、メニュー画面は、図6のように、メニューの選択された項目(ホットスポット)が1つ下に遷移する。この際、処理(D)と異なり、低速のスクロール速度で遷移する。また、ユーザBが使用するリモコン装置21は、操作レスポンス設定において、ガイダンスの詳細度が1(標準ガイダンス)となっているため、キャラクタエージェントによる番組の説明が表示される。なお、本実施の形態では、キャラクタエージェントのガイダンスは、文字による説明のみ記述したが、ガイダンスを音声で読み上げてもよい。この場合、ガイダンスの詳細度により、音声ガイダンスのON/OFFを制御してもよい。
次に、ユーザAが、再度、6チャンネルのMUSIC NOWを選択しようとして、上方向ボタンを押すことで(I)、リモコン装置20は、操作信号を生成し(J)、メニュー表示装置10に送信する(K)。しかし、メニュー表示装置10は、ユーザBのメニュー表示及びガイダンス表示を処理中であるため、その操作信号は破棄され、メニューの遷移は行われない。なお、本実施の形態では、メニュー表示装置10は、ユーザの操作を処理中である場合、操作信号を受け付けないが、後から受信した操作信号を優先的に処理してもよいし、リモコン装置とやり取りする制御用パケットデータに操作の優先度を付加しておき、どちらの処理を優先して処理するか決定してもよい。
さらに、ユーザAは、自分が送った操作信号が受け付けられなかったことを認識すると、再度、6チャンネルのMUSIC NOWを選択しようとして、上方向ボタンを押すことで(L)、リモコン装置20は、操作信号を生成し(M)、メニュー表示装置10に送信する(N)。そして、メニュー表示装置10が、ユーザAの操作信号を処理し(O)、メニュー画面は、6チャンネルのMUSIC NOWが選択された状態になる。
以上が、図7の操作シーケンスの説明である。
なお、本実施の形態では、2人のユーザにおける操作を説明したが、本発明は、3人以上のユーザについても同様に処理することができる。
また、本実施の形態では、図3に示す映像表示機器におけるメニュー操作のみ説明したが、本発明は、リモコン装置を使って遠隔操作可能な機器であれば、様々なメニューの選択に使用することができる。
以上のように、本発明に係わるメニュー表示装置及びリモコン装置は、ユーザが好むレスポンスでメニューを操作可能とすることで、幅広いユーザに対して使いやすいメニュー操作システムを提供するものであり、GUI環境を有する家電機器や情報機器などのユーザインターフェースとして有用である。
本発明の一実施の形態における、メニュー表示装置の構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態における、リモコン装置の構成を示すブロック図 本発明に係わるメニュー操作システムを説明するためのメニュー表示装置及びリモコン装置の外観図 本発明の一実施の形態における、制御用パケットデータを説明するための概念図 本発明の一実施の形態における、メニュー表示を説明するための概念図 本発明の一実施の形態における、メニュー表示を説明するための概念図 本発明の一実施の形態における、メニュー操作の処理の流れを説明するための概念図 本発明の一実施の形態における、メニュー制御の処理の流れを説明するための概念図
符号の説明
10 メニュー表示装置
11 アプリケーション処理装置
20 出力装置付きリモコン装置
21 出力装置なしリモコン装置
110 信号受信部
120 レスポンス管理部
130 レスポンス定義記憶部
140 状態遷移管理部
150 GUIデータ更新部
160 GUIデータ記憶部
161 GUI基本データ記憶部
162 カスタマイズデータ記憶部
170 メニュー画面表示部
180 出力装置
210 ユーザ入力部
220 メニュー操作情報生成部
230 操作履歴記憶部
240 ユーザ情報管理部
250 ユーザ情報記憶部
260 操作レスポンス設定部
261 出力装置
270 操作レスポンス記憶部
280 信号送信部

Claims (9)

  1. GUI環境を有する電子機器において、
    メニュー操作情報及び操作レスポンス情報を受信する信号受信手段と、
    前記メニュー操作情報に基づいてメニュー画面の遷移を管理する状態遷移管理手段と、
    メニュー画面を構成するGUIのデータを記憶するGUIデータ記憶手段と、
    前記メニュー状態と前記操作レスポンス情報に基づき、前記GUIデータを使用してメニュー画面を表示するメニュー画面表示手段と、
    を備えること特徴とするメニュー表示装置。
  2. 前記操作レスポンス情報は、メニュー操作時の画面遷移の速さの度合いを含むことを特徴とする請求項1に記載のメニュー表示装置。
  3. 前記操作レスポンス情報は、メニューを説明するガイダンスの詳細度を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のメニュー表示装置。
  4. メニュー画面のデザインや項目の配置などを変更するGUIデータ更新手段を備え、
    前記GUIデータ記憶手段で記憶するデータは、少なくとも、GUIを構成する基本データと、前記カスタマイズ設定用データを含むことを特徴とする請求項1に記載のメニュー表示装置。
  5. 電子機器のメニューを操作するリモコン装置において、
    ユーザ入力手段と、
    前記ユーザ入力に基づいてメニュー操作情報を生成するメニュー操作情報生成手段と、
    ユーザの操作レスポンス情報を記憶する操作レスポンス記憶手段と、
    前記メニュー操作情報及び前記操作レスポンス情報を送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とするリモコン装置。
  6. 前記ユーザ入力に基づいて、前記操作レスポンス情報を設定する操作レスポンス設定手段を備えることを特徴とする請求項5に記載のリモコン装置。
  7. ユーザの操作履歴情報を記憶するための操作履歴記憶手段を備え、
    前記操作レスポンス情報設定手段は、前記操作履歴情報に基づいて操作レスポンス情報を設定することを特徴とする請求項6に記載のリモコン装置。
  8. ユーザの年齢や性別などの個人情報を記憶するユーザ情報記憶手段を備え、
    前記操作レスポンス情報設定手段は、前記ユーザ情報に基づいて操作レスポンスを設定することを特徴とする請求項6に記載のリモコン装置。
  9. 請求項1から請求項4いずれかに記載のメニュー表示装置1台と、
    請求項5から請求項8いずれかに記載のリモコン装置少なくとも1台と、
    を備えることを特徴とするメニュー操作システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009086847A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Obic Business Consultants Ltd 入力画面出力装置、入力画面出力方法およびプログラム
JP2009110267A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Kyocera Corp 携帯表示機器および携帯表示機器における制御方法
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