JP2012181750A - オブジェクト情報表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】多数のオブジェクトのサムネイル画像等を選択表示する際、ユーザのキー操作の癖を考慮に入れた上で、移動スピードや移動方法をユーザにとって快適な仕様に自動設定するオブジェクト情報表示装置を提供する。
【解決手段】 オブジェクト情報表示装置20は、操作履歴記憶部に格納される操作履歴および現在のユーザの操作に関する情報並びに複数のオブジェクト情報の総容量を基に、現在表示されている選択オブジェクトから次の選択オブジェクトへ移動させる為のフォーカス対象移動情報を決定する解析部22と、フォーカス対象移動情報を基にオブジェクト情報表示制御部に対しオブジェクト情報群の表示制御を行う制御部23を備え、解析部22は、非フォーカス対象オブジェクト情報を一定数量毎省略して表示し、又は非フォーカス対象オブジェクト情報を所定移動スピードで全表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数のコンテンツ毎に対応する複数のオブジェクト情報をレイアウト規則に基づき直線又は曲線形状に並べてディスプレイ上に表示した際に、迅速に検索対象のオブジェクト情報を表示することができるオブジェクト情報表示装置に関する。
近年、ネットワークインフラの普及やデジタル放送のサービスの拡大、さらにはハードディスク等の記録媒体の大容量化および低コスト化等により、一般ユーザが利用する情報処理環境が大きく変化してきている。
これらのうち、ハードディスク等の記録媒体を利用した記録再生装置では、大容量化により多数のコンテンツを記録できるという利点がある一方で、再生するときに、記録された多数のコンテンツの中から所望のコンテンツを探し出すことが困難になるという問題がある。
記録されたコンテンツをユーザが視覚的に認識しやすくするため、これらのコンテンツの内容を表すオブジェクト情報をGUI(Graphical User Interface)を利用して表示する技術がある。
例えば特許文献1には、デジタルスチルカメラで撮影され記録された画像コンテンツのサムネイル画像を、一部を重ねて一画面に複数枚表示することで、できるだけ多くの数のサムネイル画像を効率よく表示させるための技術が記載されている。
更に特許文献2には、多数のサムネイル画像の中から所望画像を選択する際に、現在全体画像内のどれくらいの位置、即ち何個目の画像を選択閲覧しているかをユーザが視覚的に簡易に把握できるように選択するアイコンの位置を表示するための技術が記載されている。
特開2003−263148号公報 特開2008−293360号公報
しかし、特許文献1に記載された発明では、サムネイル画像を重ねて表示させると、サムネイル画像数が増加するに従い画像どうしで重なり合う部分が多くなるため、サムネイル画像の内容を把握しにくくなるという問題があった。更に特許文献2に記載された発明では、数個のサムネイル画像から所望画像を選択するときはユーザは不便を感じないが、数千等というような多数のサムネイル画像の中から所望の画像を選択する際には、画像選択のために長時間選択ボタン等を押下し続けて待たなければならず、ユーザが不便を感じるという問題があった。
そこで本発明は、数枚程度のサムネイル画像であっても、数千枚等の大量サムネイル画像であっても、ユーザが感覚的不快感や不便を感じずに、迅速に目的の画像を選択できるオブジェクト情報表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の第1の特徴は、(イ)複数のコンテンツ各々に対応する複数のオブジェクト情報を管理するユーザ装置の操作に従い、複数のオブジェクト情報を表示装置に表示するオブジェクト情報表示装置であって、ユーザ装置の操作に関する情報を操作履歴として格納する操作履歴記憶部と、(ロ)ユーザ装置から受信するオブジェクト情報の表示に関する信号を解析する解析部と、(ハ)解析部による解析結果を基に、複数のオブジェクト情報を複数のコンテンツのレイアウト規則に基づき一次元に並べたオブジェクト情報群として表示装置に表示するよう制御する制御部と、(ニ)制御部から受ける指示に従い、オブジェクト情報群の表示制御を行うオブジェクト情報表示制御部とを備え、(ホ)解析部は、命令が表示装置に表示されている現在の選択オブジェクトを次の選択オブジェクトへ変更するフォーカスオブジェクト選択要求であった場合、操作履歴記憶部に格納される操作履歴および現在のユーザの操作に関する情報並びに複数のオブジェクト情報の総容量を基に、現在表示されている選択オブジェクトから次の選択オブジェクトへ移動させる為のフォーカス対象移動情報を決定し、(ヘ)制御部は、フォーカス対象移動情報を基にオブジェクト情報表示制御部に対しオブジェクト情報群の表示制御を行うオブジェクト情報表示装置であることを要旨とする。
本発明の第1の特徴は更に、(ト)解析部は、現在表示されている選択オブジェクトから次に表示する選択オブジェクトまで間の非フォーカス対象オブジェクト情報を表示装置上に簡易表示する際、非フォーカス対象オブジェクト情報を一定数量毎省略して表示し、一定数量は、操作履歴記憶部に格納される操作履歴および現在のユーザの操作に関する情報並びに複数のオブジェクト情報の総容量を基に決定され、(チ)解析部は、現在表示されている選択オブジェクトから次に表示する選択オブジェクトまで間の非フォーカス対象オブジェクト情報を表示装置上に簡易表示する際、非フォーカス対象オブジェクト情報を所定移動スピードで全表示し、所定移動スピードは、操作履歴記憶部に格納される操作履歴および現在のユーザの操作に関する情報並びに複数のオブジェクト情報の総容量を基に決定されること含んでも良い。
本発明のオブジェクト情報表示装置によれば、オブジェクト画像が数枚でも数千枚でも、当該画像選択の際に、ユーザが対象オブジェクト表示までに長く待ったり、操作キーを押し続けることに不便を感じたり、画像移動スピードに対し感覚的に違和感を覚えたりすることなく、迅速に目的のオブジェクトに係る画像を選択することができる。
本発明の実施の形態に係るオブジェクト情報表示システムの構成図である。 リモートサーバ内のオブジェクト画像群を示す模式図である。 オブジェクト情報表示装置の動作を示すフロー図である。 オブジェクト群の一次元配列を示す模式図である。 オブジェクト群の一次元配列を示す模式図である。 オブジェクト群の一次元配列を示す模式図である。 リモコン解析部によるリモコン解析処理動作を示すフロー図である。 キー押下げ時間とスキップ数の関係を示すグラフ図である。 オブジェクト群の一次元配列を示す模式図である。 オブジェクト群の一次元配列を示す模式図である。 移動速度とキー押下げ時間の関係を示す曲線グラフ図である。 キー操作の受信信号変化を時間軸で示すグラフ図である。 ユーザ毎のキー押下げの正規分布を示すグラフ図である。 移動速度とキー押下げ間隔の関係を示す直線グラフ図である。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであることに留意すべきである。更に以下に記載される数式は一例であり、その本質を同一とする範囲において適宜変更可能であることに留意すべきである。
(実施の形態)
(オブジェクト情報表示システム)
本発明の実施の形態に係るオブジェクト情報表示装置を利用したオブジェクト情報表示システムの構成を、図1を参照して説明する。
本実施形態によるオブジェクト情報表示システムは、リモコン装置10と、オブジェクト情報表示装置20と、オブジェクト情報表示装置20とネットワーク30を介して接続される記録装置としてのリモートサーバ40と、表示装置50とから構成される。
リモコン装置10は、操作入力部11とリモコン信号送信部12とを有する。操作入力部11は、カーソルキー、ボタン、タッチパネル等で構成され、ユーザからのサムネイル画像の選択・表示等のオブジェクトに対する操作指示を取得する。リモコン信号送信部12は、操作入力部11が取得した操作指示を操作信号としてオブジェクト情報表示装置20に送信する。
オブジェクト情報表示装置20は、リモコン信号受信部21、リモコン信号解析部22、制御部23、ネットワークインタフェース24、オブジェクト情報蓄積部25、オブジェクト画像生成部26、表示データ合成部27、フレームメモリ28及び操作履歴記憶部29を有する。
リモコン信号受信部21は、赤外線などが用いられた無線通信によりリモコン信号送信部12と通信し操作信号を受信する。
リモコン信号解析部22は、リモコン信号送信部12から受信した操作信号に含まれる表示に関する操作指示を解析し、表示するオブジェクト情報やオブジェクト情報の表示方法に関するオブジェクト情報表示要求を抽出する。更にリモコン信号解析部22は、操作指示が後述するフォーカスオブジェクト選択要求であった場合、操作履歴記憶部29に格納されるユーザの操作履歴および現在のユーザの操作に関する情報、表示対象となるオブジェクト情報の総容量を基に、現在表示されている選択オブジェクトから次の選択オブジェクト(以下「フォーカス対象」と記載)に移動する際の速度や移動途中の表示方法等のフォーカス対象移動情報を決定する。
制御部23は、リモコン信号解析部22で解析されたオブジェクト情報表示要求を受信し、このオブジェクト情報表示要求に該当する一または複数のオブジェクトのサムネイル画像および属性情報の生成に用いるオブジェクト情報(以下、「オブジェクト情報」と記載)を取得するためのオブジェクト情報取得要求を生成する。更にこのオブジェクト情報表示要求に該当する複数のオブジェクトごとの属性情報とサムネイル画像とからなる複数のオブジェクト画像の生成を指示するオブジェクト画像生成指示を生成する。
更に制御部23は、リモコン信号解析部22より受け取った情報に基づき、対象オブジェクトのオブジェクト画像をフォーカス表示するためにフォーカス用画像を移動させる速度(表示速度)や現在表示されているオブジェクト画像から対象オブジェクトのオブジェクト画像を表示するまでに、表示される他のオブジェクト画像の表示方法を変更するようオブジェクト情報表示制御部273を制御する。
ネットワークインタフェース24は、オブジェクト情報表示装置20が外部ネットワークと通信を行う際に使用するインタフェースである。オブジェクト情報蓄積部25は、ネットワーク30を介してリモートサーバ40から取得するオブジェクト情報を一時的に蓄積するものであり、例えばRAMで構成される。オブジェクト画像生成部26は、制御部23からのオブジェクト画像生成指示に従って各オブジェクトのオブジェクト画像を生成する。
表示データ合成部27は、オブジェクト情報表示部271、オブジェクト情報表示制御部273等を備える。
オブジェクト情報表示部271は、複数のコンテンツそれぞれに対応する複数のオブジェクト情報をレイアウト規則に基づいた形状に並べたオブジェクト情報群をディスプレイ上に表示する。
オブジェクト情報表示制御部273は制御部23から、一のオブジェクト情報が選択されたことを示す信号を受信した場合、選択されたオブジェクト情報を他のオブジェクト情報と重ならないよう最前面に表示するようにオブジェクト情報表示部271を制御する。更に表示されるオブジェクト画像間にて対象オブジェクトの変更が行われる場合、制御部23の指示に従い、適宜対象オブジェクトのオブジェクト画像を表示する間に表示される他のオブジェクト画像の表示方法や表示回数を変更するようにオブジェクト情報表示部271を制御する。
フレームメモリ28は、表示データ合成部27が合成した表示データを、表示装置50に表示する前に一時記憶する。操作履歴記憶部29は、命令選択時のキー押下間隔、フォーカス対象のオブジェクト画像の表示に際するキー押下間隔等のユーザによるキー操作に関する情報を操作履歴として格納する。
リモートサーバ40は、複数のコンテンツを再生対象のオブジェクトとして記録する大容量記憶装置である。地上波、BS(Broadcasting Satellite)、CS(Communication Satellite)等のサービスごとに別個の複数種類のチューナを用いてリモートサーバ40にコンテンツが記録される。図2にリモートサーバ40に蓄積されるコンテンツの概念図を示す。図2では、地上波、BS、CSのサービスごとに録画されたデジタル放送コンテンツを、それぞれ小さな四角形で示す。
表示装置50は、サムネイル画像、アイコン等や、リモートサーバ40が有する多数のコンテンツを表示するための液晶パネル装置、CRT表示装置等を指す。表示装置50は表示画面501を備える。
(オブジェクト情報表示システムの基本動作)
次に、本実施形態によるオブジェクト情報表示システムの動作の一例として、リモートサーバ40に記録されている複数のオブジェクトの中から、昨日以降現在までに録画されたオブジェクトのサムネイル画像および属性情報を表示させるためのオブジェクト情報表示要求(以下、単に「オブジェクト情報表示要求」とする)がリモコン装置10の操作入力部11から入力された場合のオブジェクト情報表示装置20の動作について図3のフローチャートを参照して説明する。
(a)最初に、図1のリモコン装置10の操作入力部11からこのオブジェクト情報表示要求が入力されると、このオブジェクト情報表示要求を含む操作信号が、リモコン装置10のリモコン信号送信部12からオブジェクト情報表示装置20に送信される。ステップS1において、図1のオブジェクト情報表示装置20のリモコン信号受信部21が、リモコン装置10から送信された操作信号を受信する。ステップS2ではリモコン信号解析部22が受信した操作信号の内容を解析する。尚、リモコン信号解析部22が、受信した操作信号は上述したオブジェクト情報表示要求であると解析したものとして以下説明する。リモコン信号解析部22は解析されたオブジェクト情報表示要求を制御部23に送信する。
(b)ステップS3では、オブジェクト情報表示要求を取得した制御部23が、このオブジェクト情報表示要求に該当するオブジェクト情報をリモートサーバ40より取得するためのオブジェクト情報取得要求を生成する。制御部23は、生成したオブジェクト情報取得要求を、ネットワークインタフェース24からネットワーク30を介してリモートサーバ40に送出する。
リモートサーバ40はオブジェクト情報取得要求を受信すると、オブジェクト情報取得要求に該当するオブジェクト情報を、記録されている複数のオブジェクト情報から抽出する。具体的には、オブジェクト情報取得要求に該当するオブジェクト情報がN個存在する場合、リモートサーバ40はこのオブジェクト情報取得要求に該当するN個のオブジェクト情報をサービス(地上波、BS、CS)毎に録画された時間順にソートし、抽出する。リモートサーバ40は、抽出したN個のオブジェクト情報をオブジェクトセットとして、ネットワーク30およびネットワークインタフェース24を介して、オブジェクト情報蓄積部25に送信する。
更にステップS3にて、制御部23は、このオブジェクト情報表示要求に該当する複数のオブジェクトごとの属性情報とサムネイル画像とからなる複数のオブジェクト画像の生成を指示するオブジェクト画像生成指示を生成する。制御部23は、生成したオブジェクト画像生成指示を適宜オブジェクト画像生成部26に送信する。
(c)ステップS4においては、オブジェクト情報蓄積部25は、リモートサーバ40より受け取ったオブジェクトセットを、制御部23の制御に従って蓄積する。制御部23は、オブジェクト情報蓄積部25に蓄積されたオブジェクトセットを、サービス毎にソートされたオブジェクト情報を結合し、始点と終点とを含む各オブジェクト間のレイアウト規則(並び順)に基づいて定義された一次元リスト情報の形式に成形する。このレイアウト規則とは、コンテンツの更新日時や、名称、大きさ、静止画や動画像、テキスト等の種類、作成者等のオブジェクトの属性情報に基づいて設定されるものであり、どの属性情報を用いるかはユーザが選択することができる。
(d)ステップS5では、オブジェクト画像生成部26が、制御部23からオブジェクト画像生成指示を受信すると、オブジェクト情報蓄積部25に蓄積されたオブジェクトセットを取得し、当該指示に従って各オブジェクトのオブジェクト画像を生成する。オブジェクト画像生成部26は、オブジェクトセットに基づく複数のオブジェクト画像を生成すると、これらをオブジェクト画像群として表示データ合成部27に送出する。
(e)ステップS6においては、表示データ合成部27のオブジェクト情報表示部271がオブジェクト画像生成部26よりオブジェクト画像群を取得し、このオブジェクト画像群が予め設定された表示方法で表示されるよう表示データを生成する。生成された表示データはフレームメモリ28を介して外部の表示装置50に送信される。表示装置50は、生成された表示データを受信すると、画面上に表示する。
(f)ステップS7においては、表示データが外部の表示装置50に表示された状態で、オブジェクト情報表示装置20が、リモコン装置10より一のオブジェクト画像をフォーカス表示させる要求(以下、フォーカスオブジェクト選択要求)を受信したか否かを判断する。例えばオブジェクト画像7をフォーカス表示させることを示すフォーカスオブジェクト選択要求がリモコン装置10から供給されると、図4に示すようにオブジェクト画像7が表示装置50の画面中央等に表示される。
フォーカス表示をするよう選択されたオブジェクト(以下、対象オブジェクト)の表示方法は特に限定しないが、本実施例では対象オブジェクトのオブジェクト画像の外縁に対応する黒枠画像(フォーカス用画像)をフォーカスオブジェクト選択要求が示す対象オブジェクトのオブジェクト画像に重畳して表示されるようにした。具体的には、オブジェクト情報表示装置20が操作信号を受信し、リモコン信号解析部22が当該信号の解析を行い、フォーカスオブジェクト選択要求であるか否かを判断する。
(h)ステップS7における判断の結果、フォーカスオブジェクト選択要求を取得したと判断すると、ステップS8においてリモコン信号解析部22はオブジェクトセットに含まれるオブジェクトの総容量を取得し、更に操作信号の受信時間の長さ、一つ前の操作信号受信から現在の操作信号を受信するまでの時間間隔、ユーザ毎の操作ボタンの押下時間の長短等の癖を解析し、対象オブジェクトを表示するまでの対象オブジェクト画像以外のオブジェクト画像の表示方法、フォーカス用画像の表示方法(移動方法)、表示速度(移動速度)等といった移動情報を決定する。詳細については後述する。当該移動情報は制御部23に送信される。
制御部23は当該移動情報に基づいてフォーカスオブジェクト選択指示を生成する。フォーカスオブジェクト選択指示には、ユーザの操作ボタン押下の際の癖に対応させた対象オブジェクトのオブジェクト画像を表示するまでに表示を省略(スキップ)させるオブジェクト画像の数や、最初に表示されたオブジェクト画像から対象オブジェクト画像間の複数のオブジェクト画像を表示する回数や、フォーカス用画像の移動する速度や移動途中のオブジェクト画像の表示方法を適宜変更する指示が含まれる。生成されたフォーカスオブジェクト選択指示は表示データ合成部27に送出される。
表示データ合成部27のオブジェクト情報表示制御部273がフォーカスオブジェクト選択指示を取得すると、選択されたオブジェクト画像が他のオブジェクト画像と重ならないように最前面に表示されるように表示データを更新するとともに、フォーカスオブジェクト選択指示に基づいて表示方法や表示速度を変更するよう、オブジェクト情報表示部271を制御する。オブジェクト情報表示部271は、オブジェクト情報表示制御部273の制御に従い、表示データを更新し、表示方法を適宜変更する。
ステップS9においてオブジェクト情報表示部271は、更新された表示データを、フレームメモリ28を介して外部の表示装置50に送信する。
(オブジェクト情報表示装置における表示データ変更の動作)
本実施形態のオブジェクト情報表示装置では、図4〜6に示すように、複数のオブジェクト画像を一次元に配列して表示装置50に表示させる。これによりユーザはカーソルキーの単純な左右キー等の押下げによって所望のオブジェクトを選択することが可能となり直感的なインタフェースを提供することが出来る。しかしながら本実施形態では図4〜図6に示すように表示装置50に表示されるオブジェクト画像の数はオブジェクトの総数によらず予め定めた数である。すなわち図4に示すようにオブジェクトの総数が15の場合と、図5に示すようにオブジェクトの総数が150の場合と、図6に示すようにオブジェクトの総数が1500の場合とで、表示装置50に表示されるオブジェクト画像の数は同じである。本実施形態では例えば10とした。
従って所望のオブジェクト画像を表示するまでに必要なボタン押下回数や、表示にかかる時間がオブジェクトの総数によって変化するため不具合を感じる場合がある。一次元配列中のフォーカス対象オブジェクトに移動する速度や移動途中の表示方法を適宜変更しないと、ユーザが感覚的違和感を覚えたり、ボタンを押下し続けて待つことに疲れたりする。
以下においては、ステップS7においてフォーカスオブジェクト選択要求を受信した際に、リモコン信号解析部22がフォーカス対象を表示する速度や方法を算出する処理について図7のフローチャートを参照して説明する。
(a)ステップS101においてリモコン信号解析部22は、フォーカスオブジェクト選択指示を含む操作信号を受信したと解析すると、操作信号を受信した時刻すなわちキーが押下された時刻Tc(現押下時刻Tc)を取得する。
(b)ステップS102において、リモコン信号解析部22は、現押下時刻Tcとリモコン信号解析部22に記憶された時刻Tpとの差分より求めた時間間隔が、予め定めた時間間隔より長いか否かを判断する。時刻Tpは、ステップS101にてキーが押下される直前のキーが押下された時刻(以下、直前押下時刻Tp)であり、予め定めた時間間隔は、キーが連続して押下されたと判断する最長の時間間隔(最長時間間隔)である。
ステップS102にて現押下時刻Tcと直前押下時刻Tpとの差分(時間間隔)が、予め定めた最長時間間隔より長いと判断された場合には、ステップS103に進む。リモコン信号解析部22は、現押下時刻Tcと直前押下時刻Tpとの時間間隔が最長時間間隔よりも長い時は、直前押下時刻Tpにおけるキー押下と現押下時刻Tcにおけるキー押下とは、連続して同一機能の実行を指示するためのキー押下ではない、すなわち現押下時刻Tcのキー押下は現在オブジェクト情報表示装置20が実行している処理とは異なる処理を実行することを目的とした操作であると判断する。またステップS103において現在の状態が初期化される。
例えば、10時01分00秒にキーが押下されると、リモコン信号解析部22はこの時刻を現押下時刻Tcとし、この操作の直前に行われた操作の時刻09時50分00秒(直前押下時刻Tp)を読み出す。直前押下時刻Tpと現押下時刻Tcとの差分は11分である。リモコン信号解析部22はこの差分と、予め定めた最長時間間隔(例えば3秒)とを比較し、現押下時刻Tcと直前押下時刻Tpとで行われた操作は同一機能の連続した処理を所望する操作であるのか否かを判断する。
上記例では現押下時刻Tcと直前押下時刻Tpとの時間間隔(差分)が最長時間間隔よりも大きいため、リモコンのキーが連続押下された操作ではないと判断する。一方で、時間間隔が最長時間間隔よりも小さい場合は、キーが連続押下された操作であると判断する。なお、ステップS102にて最長時間間隔が経過した場合、リモコン信号解析部22は、操作履歴記憶部29に記憶させた直前押下時刻Tpをリセットしてもよい。この場合、ステップS102では、直前押下時刻Tpが操作履歴記憶部29に記憶されていないことを基に次に進むステップを決定してもよい。
ステップS104にて、現押下時刻Tcは、直前押下時刻Tpとして記録される。上記例であれば、09時50分00秒であった直前押下時刻Tpが、現押下時刻Tcである10時01分00秒に更新される。これに従い、現押下時刻Tcは次にキー操作がされると更新される。
オブジェクト情報表示装置20の状態にはstate0、state1、state2の3つの状態があり、キー操作によりこの状態は変化する。state0は、初期状態であり、これから所定操作の選択が可能な状態である。例えば、現在表示されている一次元配列とは別の一次元配列に対するフォーカス操作を開始させるキー操作、又は現在の操作が対応する機能とは別の機能を実行させるためのキー操作が実行された状態である。state1は、通常の実行状態であり、現在の処理と同じ処理をオブジェクト情報表示装置20に続けて実行させるためのキー操作が行われた状態である。フォーカス移動処理ではフォーカス対象一次元配列の選択等の為のキー押下等がこれに当たる。state2は、長押し操作状態であり、同一のキーが長押し操作されている状態である。長押し操作状態となるのは、一つのキーに割り当てられた処理を連続してオブジェクト情報表示装置20に実行させることを指示するものであり、フォーカス移動処理ではフォーカス対象へ移動操作中のキーの長押し状態がこれに当たる。
(c)ステップS105においては、リモコン信号解析部22はオブジェクト情報表示装置20がstate0か否かの判断を行う。state0であった場合にはステップS106で直前押下時刻Tpを操作開始時刻Tsとして操作履歴記憶部29に一時的に記憶させる。上記例であれば、ステップS101にて現押下時刻Tcとして取得され、ステップS104にて直前押下時刻Tpとして記憶された10時01分00秒が操作開始時刻Tsとして操作履歴記憶部29に記憶される。その後ステップS107で状態がstate0からstate1に変更される。ステップS108において、リモコン信号解析部22は、操作履歴記憶部29からこれまでに蓄積されているユーザのキー操作の履歴を取得し、それを基にステップS115にて通常処理におけるオブジェクト表示速度の算出処理を行う。算出処理及び操作履歴については後述する。ステップS116まで進み、一旦リモコン信号解析部22は操作信号の解析を終了するが、続けて操作信号が入力されると、再びステップS101より解析処理を開始する。
(d)一方、ステップS105においてstate0ではないと判断すると、ステップS109に進みstate1か否かを判断する。state1であった場合には、ステップS110にて、リモコン信号解析部22が、キーが長押し操作されたかどうかを判断する。リモコン信号解析部22は、操作履歴記憶部29に記憶された操作開始時刻Tsと直前押下時刻Tpとの差分と、予め定めた最短操作時間間隔とを比較し、現在の操作が一つのキーを押し続ける操作(長押し操作)であるか否かを判定する。操作開始時刻Tsと直前押下時刻Tpとの時間間隔が、最短操作時間間隔と等しい場合は長押し操作がなされていると判断し、ステップS111に進み、state1からstate2へとオブジェクト情報表示装置20の状態を変化させる。state2の状態に変化させるとステップS112へ進む。
ここではユーザによる同一のキーを押し続ける操作は、そのキーに割り当てられた機能の連続した処理を所望するためと仮定する。キーが押し続けられるとリモコン信号受信部21は、予め定めた操作信号の最短送出間隔で操作信号を受信する。本実施形態では、予め定めた操作信号の最短送出間隔を最短操作時間間隔とし、ステップS110にて操作信号解析部22は操作開始時刻Tsと直前押下時刻Tpとの時間間隔が最短操作時間間隔と等しければ、キーが押し続けられていると判定し、長押し操作状態であるとする。キーが押し続けられるとは、キーが押下された状態が続く操作を指し、キーが開放された時点を長押し操作終了時刻とする。
一方操作信号解析部22は、ステップS110にて操作開始時刻Tsと直前押下時刻Tpとの時間間隔が、最短操作時間間隔よりも大きければ長押し操作ではない通常のキー押し操作であると判断し、ステップS113に進む。
(e)ステップS110において長押し操作ではなく通常のキー押し操作と判断された場合には、ステップS113において操作開始時刻Tsと直前押下時刻Tpより押下間隔時間Tbが算出される。押下間隔時間Tbは、キーが押下、開放され、再び押下されるまでにかかった時間である。ステップS114において、リモコン信号解析部22は押下時間間隔Tbを操作履歴記憶部29に格納し、更にステップS115において、押下間隔時間Tbを基に、通常処理におけるオブジェクト表示速度の算出処理を行う。操作履歴記憶部29には、この押下間隔時間Tbを取得した際のオブジェクト総数をあわせて記憶しても良い。尚、算出処理については後述する。
(f)ステップS109において現在の状態がstate1ではないと判定すると、オブジェクト情報表示装置20はstate2の長押し操作状態である。ステップS112において、リモコン信号解析部22は直前押下時刻Tpと操作開始時刻Tsとからキーが押下続けられている時間であるキー長押し時間Tnを算出し、ステップS115において高速処理におけるオブジェクト表示速度算出処理を行う。
(g)ステップS116においては、リモコン信号解析部22は、オブジェクト表示速度算出処理の結果を制御部23に送信する。
ここで、ステップS115におけるオブジェクト表示速度算出処理について詳細に述べる。表示速度算出処理としては「一次元配列中のフォーカス対象にたどりつくまでに非フォーカス対象画面を適宜省略して表示する手法」と「一次元配列中のフォーカス対象にたどりつくまでの非フォーカス対象への移動速度を可変にする手法」がある。尚、これらの方法はいずれか片方を実装してもよいし、ユーザにいずれかの方法を選択させてもよいし、リモートサーバ40が格納するオブジェクト数の総数に応じて適宜変更して使用できるようにしてもよい。
まず、一次元配列中の複数のオブジェクト画像にてフォーカス対象のオブジェクト画像にたどりつくまでに非フォーカス対象のオブジェクト画像を適宜省略して表示する手法について説明する。ここでは、非フォーカス対象画像の表示を省略(スキップ)して簡易表示する手法について説明する。一例として図4に示すようにオブジェクト数が15個の場合、図5に示すように150個の場合、図6に示すように1500個の場合に、対象オブジェクト画像へのフォーカス移動速度が一律同じでは、オブジェクトの数が増えるにつれて、移動に多大な時間を要することとなってしまう。しかしオブジェクト総数の増大に比例させて一律にフォーカス移動速度をあげると、オブジェクトの数が増えるにつれ、個々のアイコン、サムネイル画像等の情報が認識しづらいという問題が起きる。
したがって、ユーザがキーを長押しした旨の操作信号を受信した場合にリモコン信号解析部22は、ユーザは現在表示されているオブジェクト画像から対象オブジェクトのアイコン等の素早い表示の変更を希望していると判断し、制御部23がキー長押し時間Tnの長さに応じて表示装置50に表示するオブジェクトを適宜スキップ表示させる。即ちオブジェクト画像の表示を一部省略して段階的に表示することで、オブジェクトの総数が変化してもフォーカス移動速度を同じにできるため認識のしやすさも変わらず、選択された目的のオブジェクトへ素早く到達し、表示することができる。
キー長押し時間Tn(キーの押し下げ時間Tn)とスキップ数の関係の一例を図8に示す。ここでいうスキップ数とは表示を省略する非フォーカス対象オブジェクトの数のことである。本実施形態では、キー長押し時間Tnの増大に伴い、非フォーカス対象オブジェクトをスキップする数も増大するように設定する。
図8の曲線部分は、キー長押し時間TnをX、スキップ数をYとすると以下の式によって表される。
Y =X …(式1)
この曲線を基にキー長押し時間Tn(X)を、例えば1秒単位でスキップ数を増大させる設定とすると、図8に直線で示すスキップ数増大の関係が得られる。即ち、2秒間押下状態が持続されると8枚、3秒間押下状態が持続されると27枚、4秒間押下状態が持続されると64枚の非フォーカス対象画像がスキップされ、Y =X+1枚目のオブジェクトのアイコン等が画面上にフォーカス表示される。
オブジェクトの総数に関わらず、キーが押下され続けたキー長押し時間Tnに応じて非フォーカス対象オブジェクトをスキップする数を変更することで、表示されるオブジェクトに対するフォーカス速度は変わらないため、目的とするオブジェクトを探しやすいという効果を奏する。
次に、一次元配列中のフォーカス対象にたどりつくまでに非フォーカス対象への移動速度を変更しながら全て簡易表示する手法について説明する。図9はオブジェクト総数が1000個の場合に表示画面501に表示されるオブジェクトの一表示例を示す図であり、図10はオブジェクト総数が5個の場合に表示画面501に表示されるオブジェクトの一表示例を示す図である。本実施形態の表示画面501には最大で10のオブジェクトが表示できる。
このようにオブジェクト総数が異なる場合、ユーザがリモコン装置10の操作キーを同じ時間、例えば3秒、押下し続けたとしても、ユーザが希望する非フォーカス対象オブジェクトの表示速度は異なると考えられる。よって、非フォーカス対象オブジェクトを表示する速度を可変にする為、図11に示すように、総オブジェクト数に応じて異なる二次曲線で移動速度を設定することが好ましい。一例として、オブジェクト全てを5秒間程度で表示できた方が望ましいとする。この場合、図9の総オブジェクト数が1000個の場合、一つのオブジェクトをフォーカス表示できる、すなわちフォーカス表示をオブジェクト毎に移動させるのに必要な時間は、
5秒 ÷ 1000個 = 0.005秒
図10に示す総オブジェクト数が5個の場合の、一つのオブジェクトをフォーカス表示できる時間は、
5秒 ÷ 5個 = 1秒
となる。
総オブジェクト数が1000の場合の移動速度を示す二次曲線A、総オブジェクト数が5の場合の移動速度を示す二次曲線Bの一例を図11に示す。移動速度をV2[個/秒]、キーの長押し時間TnをX、総オブジェクト数をTO、キーの最大長押し時間をT[秒]、定数をCとし、一例としてT=5、C=10とした場合、これらの二次曲線は以下の式で表される。キーの最大長押し時間Tは、オブジェクトの初めから最後までを何秒程度で確認できればよいかを示す時間であり、上述したように本実施形態では5秒(T=5)とした。
V2 = (X* TO) / (T* C)…(式2)
尚、実際に適用する場合にV2の値が1より小さい場合には小数点以下を繰り上げる必要があることに留意すべきである。
ユーザのキー操作の癖について説明する。ユーザ毎に一つ一つのキー押下げによるフォーカス移動に期待する速度は異なる。例えばユーザAは年配者でありキー操作に不慣れであると仮定する。現在フォーカス表示されているオブジェクトから隣接するオブジェクトにフォーカス表示を変更する場合、例えば図4に示すオブジェクト7からオブジェクト8へのフォーカス表示画像の移動に際して、ユーザAが一旦操作キー等を押下して開放するまでに要する時間が0.5秒であるとする。これに対しユーザBは若年者でありキー操作に長けていると仮定し、同じオブジェクト7からオブジェクト8への移動に際して一旦操作キー等を押下して開放するまでに要する時間が0.2秒であるとする。この場合フォーカス移動中のアイコンの変化は、ユーザAに対しては低速〜中速移動、ユーザBに対しては高速移動をするようにすることが好ましい。
図12に、ユーザA、B毎のキーの押下状態と開放状態とを時間軸で示してユーザによるキー操作の違いを示す。
ユーザAによるキーの押下開始時刻から押下終了時刻までの時間(以下、押下状態の時間)paとユーザBによるキーの押下状態の時間pbとでは、ユーザAの押下状態の時間paが長く、ユーザAがキーを押下してから開放するまでの時間(pa)がユーザBの同じ動作にかかる時間(pb)より長いことを示す。次に、ユーザAによるキー押下終了時刻から続く押下開始時刻までの時間(以下、開放状態の時間)oaとユーザBによる開放状態の時間obとでは、ユーザAの開放状態の時間oaが長く、ユーザAがキーを開放してから再び押下するまでにかかる時間(oa)が、ユーザBの同じ動作にかかる時間(ob)より長いことを示す。
本実施形態では、ユーザのキーの押下終了時刻から次の押下開始時刻までにかかる時間(開放状態の時間)をユーザがキーを連続して押下操作するのにかかる時間、押下間隔時間Tbとしてオブジェクトの表示制御に用いる。
図13にユーザ毎の押下間隔時間Tb(図12における、時間oa、ob)の分布を示す。横軸は押下間隔時間Tb[秒]、縦軸は頻度[回]を示す。このような分布を求めることで、ユーザ毎のキー操作の違いが明らかになる。また個々の分布は各ユーザが期待するフォーカス対象への移動速度を示していると考えられる為、これに応じてキーが連続して押下操作された際のオブジェクトの最大表示速度を制御部23が変化させる。
図14に、押下間隔時間Tb[秒]と最大表示速度V3[個/秒]の関係の一例を示す。
V3 = −3.3 * Tb + 5 …(式3)
このように表示速度V3と押下間隔時間Tbとが反比例するように表示を制御することで、例えば、キー操作やオブジェクトの認識がそれ程早くないユーザと、ゲームプレイ等を常習とし、キー操作やオブジェクトの認識も早いユーザとのキー操作の違いに応じて、キー操作に対するオブジェクト表示の形態を変えることができる。
また、この式3で得られるユーザのキー操作の癖を基に、式2の定数Cを変化させてキーの長押し時間を調整することもできる。例えば、V3とCを反比例させて、V3の値が大きくなればCの値を小さくすることで、キー長押し時のオブジェクト表示速度V2を上げることもできる。
上記のように、本発明の実施の形態に係る発明によれば、多数のオブジェクト画像が直線状、曲線状の一次元配列等にて示されている場合に、ユーザのキー操作の癖を考慮に入れた上で、移動スピードをユーザが快適と思えるように設定し、フォーカス対象オブジェクトのアイコン等を検索し、表示させることができる。
上記の実施形態のオブジェクト情報表示装置の機能構成をプログラム化してコンピュータに組み込むことにより、当該コンピュータをオブジェクト情報表示装置として機能させる画像表示制御プログラムを構築することも可能である。
10…リモコン装置
20…オブジェクト情報表示装置
21…リモコン信号受信部
22…リモコン信号解析部
23…制御部
24…ネットワークインタフェース
25…オブジェクト情報蓄積部
26…オブジェクト画像生成部
27…表示データ合成部
28…フレームメモリ
30…ネットワーク
40…リモートサーバ
50…表示装置

Claims (3)

  1. 複数のオブジェクト情報の表示を操作するためのユーザ装置の操作に関する情報を操作履歴として格納する操作履歴記憶部と、
    前記ユーザ装置から受信する前記オブジェクト情報の表示に関する信号を解析する解析部と、
    前記解析部による解析結果を基に、前記複数のオブジェクト情報を前記複数のコンテンツのレイアウト規則に基づき一次元に並べたオブジェクト情報群として前記表示装置に表示するよう制御する制御部と、
    前記制御部から受ける指示に従い、前記オブジェクト情報群の表示制御を行うオブジェクト情報表示制御部
    とを備え、
    前記解析部は、前記命令が前記表示装置に表示されている現在の選択オブジェクトを次の選択オブジェクトへ変更するフォーカスオブジェクト選択要求であった場合、前記操作履歴記憶部に格納される前記操作履歴および現在のユーザの操作に関する情報並びに前記複数のオブジェクト情報の総容量を基に、前記現在表示されている選択オブジェクトから次の選択オブジェクトへ移動させる為のフォーカス対象移動情報を決定し、
    前記制御部は、前記フォーカス対象移動情報を基に前記オブジェクト情報表示制御部に対し前記オブジェクト情報群の表示制御を行う
    ことを特徴とするオブジェクト情報表示装置。
  2. 前記解析部は、前記現在表示されている選択オブジェクトから次に表示する選択オブジェクトまで間の非フォーカス対象オブジェクト情報を前記表示装置上に簡易表示する際、前記非フォーカス対象オブジェクト情報を一定数量毎省略して表示し、前記一定数量は、前記操作履歴記憶部に格納される前記操作履歴および現在のユーザの操作に関する情報並びに前記複数のオブジェクト情報の総容量を基に決定されることを特徴とする請求項1に記載のオブジェクト情報表示装置。
  3. 前記解析部は、前記現在表示されている選択オブジェクトから次に表示する選択オブジェクトまで間の非フォーカス対象オブジェクト情報を前記表示装置上に簡易表示する際、前記非フォーカス対象オブジェクト情報を所定移動スピードで全表示し、前記所定移動スピードは、前記操作履歴記憶部に格納される前記操作履歴および現在のユーザの操作に関する情報並びに前記複数のオブジェクト情報の総容量を基に決定されることを特徴とする請求項1に記載のオブジェクト情報表示装置。
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