JP2006203482A - リモートコントロール装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器の多機能化・高機能化に伴い、機器の操作が複雑になると共にその操作が機器毎やメーカ毎に変わるため、ユーザはその操作を理解してからでないと多機能化・高機能化のメリットを享受できない。
【解決手段】
本実施例の一実施形態によれば、電子機器をリモートコントロールする制御装置において、前記電子機器をリモートコントロールするためのコマンド名情報と前記コマンドを実行するための制御信号情報のデータ組を少なくとも2つ以上登録する手段と、前記手段にて登録したデータ組の削除またはコマンド名情報の変更をする手段と複数の前記データ組を組み合わせ新しいコマンド名情報作る手段を有することを特徴とするリモートコントロール制御装置が提供される。
【選択図】 図1

Description

本発明はテレビ、エアコン、システムオーディオコンポ、電子レンジなどの機器を複数台、制御するリモコンのユーザインタフェースに関する技術である。
集積回路の微細加工技術の進歩により、集積回路の高集積化・高速化が進み、集積回路の処理速度が飛躍的に向上している。さらにチップサイズの縮小化により製造コストが下がり、安価で高速な集積回路が製品化されている。このような集積回路の登場により、車、携帯電話、パーソナルコンピュータ、ビデオデッキ、電子レンジ、ルームエアコンなどの様々な製品に集積回路が使われ、システムの高度化・多機能化が可能となった。
一方、個人の好みや生活スタイルの多様化が進み、それに対応するため電子機器の多機能化・高機能化が進んでいる。例えば、携帯電話などは製品が世の中に出たときは単純な電話機能だけの製品であった。しかしながら、最近の携帯電話では本来の電話機能に加え、メール機能やインターネット閲覧機能やデジタルカメラ機能、さらにはテレビ受信機能、ラジオ受信機能まで付加されている。
このように多機能化が進む一方、これらの機能を使いこなせないユーザも増えている。また製品の高機能化が進むにつれ、操作ボタン数が増え、これに伴い操作ボタンの表記内容や使い方が高度化している。操作ボタンの英語表記化も増加している。このような背景のもと使いこなせない人と使いこなす人との二極化が進んでいる。
従来の電子機器では機能が単純であったため、操作が簡単であったが、昨今の電子機器では機能が多くなったことにより、単純の操作もいくつかの機能を選択しないと実現出来ない場合がある。さらには機器やメーカ毎に使い方が変わり、機器毎に操作を覚え直さなければならない点が使いこなせない一因でもある。このような問題を解決するために、特許文献1には、各電子機器、従来のリモコンに代わる制御装置、そして電子機器と制御装置間の制御信号を処理する情報処理装置、例えばホームサーバを同一ネットに接続し複数の機器を制御する方法が開示されている。
特開2003−61163号公報
上記特許文献1に開示されている技術では、各電子機器にネットワーク端子を有することが必須となるが、現状の家電装置にはネットワーク制御端子を持つ機器は少なく、本公知例をすぐに適用することは出来ない。
本発明の目的は、現状の電子機器を変えることなく、リモートコントロール装置のみを変えて、上記問題を解決することにある。
また、習熟度が満たなく操作が苦手なユーザが機能の複雑さになった電子機器の操作を迷うことなく使える方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のリモートコントロール装置は、電子機器をリモートコントロールするためのコマンド名情報と前記コマンドを実行するための制御信号情報のデータ組を少なくとも2つ以上登録するコマンド記憶手段と、前記コマンド記憶手段にて登録したデータ組の削除またはコマンド名情報の変更をするコマンド編集手段と、複数の前記データ組を組み合わせ新しいコマンド名情報作るコマンド生成手段とを備え、コマンド名と操作指示内容を設定可能にした。
また、本発明のリモートコントロール装置は、当該装置とインターネットまたは電話回線によって接続された情報処理装置において作成された前記電子機器をリモートコントロールするためのコマンド名情報と前記コマンドを実行するための制御信号情報のデータ組を受信するコマンド受信手段を備え、コマンド名と操作指示内容を設定可能にした。
本発明によれば、リモートコントロール装置のコマンド名情報と操作指示内容を容易に設定できるので、現状の電子機器を変えることなく、リモートコントロール装置のみを変えて、多機能装置の操作が容易におこなえるリモートコントロール装置を提供できる。
また、習熟度が満たなく操作が苦手なユーザが機能の複雑さになった電子機器の操作を迷うことなく使える方法を提供することができる。
以下に本発明の実施の形態を説明する。
本発明の一実施例を以下に説明する。
図1に本発明の一実施例を示す。図1において1は電子レンジ、2はシステムオーディオコンポ、3のエアコンである。4はこれら電子機器を制御する制御装置である。図1には図示していないが、制御装置4と電子機器1から3との制御をリモコンを用いて行う場合、制御装置4には各電子機器を別々に制御する制御信号を出力する機能および電子機器1から3には制御装置4から出力される制御信号を受信する制御信号受信機能を有する。
御装置4と電子機器1から3との制御を無線LANによって行う場合は、制御装置4と電子機器1から3はそれぞれ無線LANの送受信機能を有する。制御装置4はインターネット網5に接続し、またこのインターネット網5には電子サーバシステム11から13やパーソナルコンピュータなどの情報端末20などが接続されている。
10は電話回線網である。制御装置4とパーソナルコンピュータなどの情報端末20とをオンラインで接続をするときに使用する。なお、図1ではインターネット網5と電話回線網10との両方を付けた例を示したが、いずれか一方の接続のみでもよい。
さらに上記実施例は制御装置4が制御する電子機器の例として電子レンジ、システムオーディオコンポ、エアコンの例を用いて説明したが、これは一例であって、本発明がこれらの電子機器に限定されるものではないのは言うまでもない。
また、図2に制御装置4の一例を示す。制御装置4は操作ボタンと液晶パネルなどの表示部12を有する。11は電話の受話器である。これは制御装置4が現行の電話機に本発明を適用した場合の一例であって、受話器の有無が本発明を限定するものでないことは明らかである。
まず初めに制御装置4に制御する電子機器を登録するプロセスを説明する。
登録の第一の方法は記憶媒体を用いた登録方法である。
記憶媒体には図3に示すように、電子機器名、メニュー名情報(図中で(M)と表示)、エアコンのリモコンにある操作ボタン名一覧と制御装置4で前記操作ボタンを押した際にリモコンから出力される制御信号と同じ信号を出すための信号情報(図中で(信号)と表示)および前記操作ボタン名一覧を前記表示パネルにおいて配置するレイアウト情報を持つ。これらの情報を記憶媒体から制御装置4に接続または内蔵された記憶媒体読み取り装置を用いて読み出し、制御装置4に前記データの書き込みを行う。
また、記憶媒体を用いた登録において記憶媒体からの読み出しとインターネットによるデータのダウンロードを併用する方法もある。操作ボタン名一覧、メニュー名情報、信号情報そしてレイアウト情報をインターネットからダウンロードして取り込む場合である。この場合、少なくともダウンロードサイトを書き込まれた記憶媒体を用いる。この場合、制御装置4に前記記憶媒体をセットし、記憶媒体に書き込まれたダウンロードサイト情報を読み出した後、自動または手動にてインターネット接続を行い、前記ダウンロードサイトより電子機器名、操作ボタン名一覧、メニュー名情報、信号情報、そしてレイアウト情報をダウンロードし、制御装置4に書き込む。
なお、前記電子機器名とは単に「エアコン」という装置名称や装置型名であってもよい。制御装置4に登録するデータ群が何の装置用であるかを識別出来るものであればよい。また、装置名については記憶媒体からデータを取り込む際に、ユーザが制御装置4に直接入力しても良い。この場合、例えば、「居間のエアコン」など、ユーザが好きな名称を登録することが出来る。名称を自由に選べるのは、本来必要な情報は操作ボタン名に対応した信号情報であり、装置名は複数の装置の操作ボタン名一覧と信号情報からなるデータ群を情報電子機器1に登録し、登録後に何のデータ群のデータであるかの特定をユーザが判別出来ればよいためである。さらに前記ダウンロードサイト先のデータは単に初期設定の際に制御データをダウンロードするためだけでなく、制御データの訂正やアップデートなどのために有用である。
図3は上記方法によって制御装置4に保存したコマンドツリーの一例である。
図4は図3のコマンドツリーを用いて、作成される制御装置4の表示部12の画面表示例である。画面には「レイアウト情報0」をもとにメニュー、およびコマンドを配置する。「TV01」「AU01」、「EL01」は、コマンドツリーの「レイアウト情報0」と同階層にあるメニュー名情報を配置する。「操作メニュー編集」という操作ボタン情報および画面のタイトル「どの機器の操作をしますか」はレイアウト情報に格納されている。
電子機器登録の第二の方法は無線を用いた方法である。制御装置4と例えばエアコンなどの電子機器との間に無線送受信が出来る機能を予め組み込んでおく。このように電子機器と制御装置4との間に無線を用いたデータの送受信方法については現状の無線LAN技術など既に公知である技術によって可能であることはいうまでもない。
無線によるデータ送受信手段の確立設定後、前記操作ボタン名一覧と信号情報とを無線を使って各機器から読み出し制御装置4内に保存する。また前述した第一の方法と同様、データ群(電子機器名、メニュー名情報、信号情報、レイアウト情報をまとめてデータ群と略す)の一部をエアコンから無線技術を用いて読み出し、残りのデータをインターネットからダウンロードし、制御装置4内に前記データ群を保存する。
電子機器登録の第三の方法は制御装置4に前記データ群をダウンロードするサイトを直接入力する方法である。初めにユーザが制御装置4に登録する電子機器の名称を制御装置4に接続または内蔵されたキーによって入力し、次に前記データ群をダウンロードするサイトを入力し、インターネットを介して、前記データ群をダウンロードし、制御装置4に保存する。
電子機器登録の第四の方法は、登録そのものを制御装置4とは別のインターネット上にある情報電子機器、例えばパーソナルコンピュータによって作成されたデータを例えばメールの添付ファイルに付けて制御装置4宛に送り、そのメールを制御装置4が受信すると前記添付ファイルを制御装置4に保存させる。このとき、メールの受信から添付ファイルの保存までを自動的に実行させるために例えば件名に「電子機器登録」という名称を付けたり、または添付ファイル名称を「電子機器登録.DAT」としたり、予め登録用メールとそれ以外のメールとを区別しておくとよい。また、件名やファイル名称のみで制御装置4への登録を許可すると、全くユーザが知らない者から無断で制御装置4へ登録が出来るため、登録が出来るユーザのメールアドレスを予め登録しておき、メールの送信アドレスと前記登録されたメールアドレスとが一致したメールでかつ、前記件名またはファイル名が登録用メールの条件と一致したメールの添付ファイルのみを制御装置4に登録する。
さらに一層の安全性を確保するため、電話回線を用いてオンラインで前記データ群を制御装置4に登録する方法を以下に説明する。前記データ群を登録することの出来る電話番号を予め制御装置4に登録しておく。このうえで、前記登録した電話番号に接続した情報端末、例えばパソコンにデータ群を登録し、電話回線を用いてオンラインで制御装置4との接続し、直接前記データ群を制御装置4に送信し、制御装置4は前記データ群を受信し、制御装置4に登録する。このとき、制御装置4に登録した電話番号との制御装置4にかかって来た電話番号とが一致するか否かをチェックし、一致する場合のみ、受信したデータ群を制御装置4に登録を許可することで、一層のセキュリティが保つことが可能となる。
図3に示すデータ群には、テレビ「TV01」のデータ群、システムオーディオコンポ「AU01」のデータ群および電子レンジ「EL01」のデータ群の3つのデータ群を保存した例を示す。図2で明らかのようにテレビのデータ群は「電源」から「音量−」までのコマンドがテレビのデータ群の名称「TV01」の直下にすべてあり、これらのコマンドに信号情報がつく構成となっている。これに対し、システムオーディオコンポの場合、構成するユニット「CD」、「MD」の選択メニューをデータ群の名称「AU01」の第1階層目に置き、「再生」などの各ユニットの操作コマンドをユニット毎にユニット名の直下、すなわち第2階層目に置き、各コマンドに対し信号情報が付く構成になっている。
さらに電子レンジの場合については、操作コマンド「スタート」、メニューコマンド「レンジ」、「オーブン」、さらには条件設定コマンド「時間設定」がデータ群の名称「EL01」の第1階層目に置かれ、それぞれに信号情報が付き、さらに時間設定の直下に時間を入力するためのメニューが付加した構成になっている。図5はデータ群「EL01」の一階層目のデータ群を表示した際の画面表示例である。図6はデータ群「EL01」の一階層目のデータ群を表示した際の画面表示例である。
このように、制御装置4には前述した方法によって登録された信号情報が付きのコマンドツリーを登録する電子機器毎に保存することが必要となる。このコマンドツリーの構成は前述の通り、電子機器毎に異なってよいのは電子機器毎によって操作の方法が異なることから明らかである。
次に、前述した方法によって登録したコマンドツリーを編集する方法を開示する。編集の第1の目的は、従来のリモコンまたは装置の操作パネルまたは操作ボタンに書かれている表示の平易化である。例えばリモコンでは「ミュート」と表示されているボタンは音を消すためのボタンである。このため、テレビのデータ群が図2のような構成をしている場合、コマンド名「ミュート」を例えば「音を消す」と名称を変更することにより、操作をする人に判りやすく設定し直すことが出来る。なぜならば、図3の「ミュート」を選択すると制御装置4からは「ミュート」コマンドに対応した「ミュート信号」を出力する。同様にコマンドの名称を変更した図3に示すデータ群の「音を消す」コマンドを選択すると制御装置4からは同じ信号、「ミュート」コマンドに対応した「ミュート信号」を出力する。すなわち、コマンド名の名称を変えても、そのコマンドに対応した信号を変更しなければ、コマンドの変更前後で制御装置4から出力される信号は変わることがない。
同様に、チャンネル1用のコマンド「1」を例えばテレビ局の名称、例えば「ニュースTV」などと変更することが可能になる。さらに音量についても名称の変更をし、コマンド名称を「音量を上げる」、「音量を下げる」などとより判りやすく設定することが出来る。
編集の第2の目的は、不要コマンドの削除によるメニューの厳選である。昨今の電子機器電子機器では非常に多機能化が進んでいるが、これらの全ての機能を使用しているケースはごく希である。ユーザの使用目的などによって個々の使い方は様々であるが、個々人の使い方自体は単純であることが多く、使用していない機能も多い。特に習熟度が満たなく操作が苦手なユーザなどは色々な機能をメニューに示すことにより、操作が困難となることがある。このため、使用する機能のみを残し、不要な機能をすべて削除することにより操作が易しくなることがある。削除は外部記憶媒体またはダウンロードして作成した図2のようなコマンドツリーの一部を削除することで、可能になる。
図7に図3のコマンドツリーから、システムオーディオコンポでCDのみを使用し、電子レンジからレンジ機能のみを使用するケースを元に作成したコマンドツリーを示す。一部を削除したコマンドツリーは再度、前述した登録プロセスを行うことにより、コマンドツリーを上書きすることで、削除前のツリーに復元することが出来る。
編集の第3の目的は、複数のコマンドを結合し、操作の簡易化である。
これは電子機器の多機能化が進んでいる一方、各ユーザにとってはその使い方を観測すると多くの機能から使用される機能は一部の機能であること、さらに同じ機能を繰り返し使用していることに着目している。これらのユーザが繰り返し使用している機能は、ユーザ毎に様々あり、それゆえに電子機器は多機能化が進んでいるが、それぞれのユーザに対してその使い方は限定されたものである。このため、本機能は高機能・多機能の電子機器をユーザの好みに応じてカスタマイズさせる機能である。
この機能の一例は以下の通りである。例えば、あるユーザが朝食に牛乳を電子レンジで温めることを習慣にしていたとする。現在の電子レンジでも牛乳一杯を電子レンジで暖めるための操作パネルはあるが、この機能を使用して牛乳を温めると、平均的なユーザが好む温度まで牛乳が暖められるが、人によってはその設定ではまだ暖かさが足りなく、レンジの追加をする場合や、熱くなりすぎて少し温度が下がるのを待ってから飲むケースがある。ここで、予め自分の好みの温度になるような時間設定が出来れば、電子レンジでの処理が終わると、まさに自分の好みの温度になった牛乳が提供出来る。
電子レンジで牛乳を温めることをマニュアルにて行うとすれば、
(1)モードボタン、例えば「レンジ」、「オーブン」から「レンジ」を選択。
(2)時間設定から自分の好みの温度になる時間を設定。
(3)スタートボタンを押す。
といった3つのステップを経て、牛乳を温める。ユーザは毎日、上記3つのステップを繰り返し実施することになる。上記の例は、比較的易しい操作であるが、さらに複雑な操作を続けて行わないと実行出来ない操作の場合、電子機器の操作が苦手なユーザ、例えば習熟度が満たなく操作が苦手なユーザの方々には、操作は困難を極める。これはコマンドが操作の目的、この例では「自分の適温とする温度まで牛乳を温める」ではなく、電子機器操作を行う目的で作られているためである。
そこで、上記の例では、
(1)「レンジ」を選択する
(2)ユーザが好みの適温になる時間、例えば30秒に時間設定を行う
(3)「スタートボタン」を押す
の3つのコマンドを続けて押すことで、ユーザは牛乳を適温に温めることが出来る。のとき、例えば「牛乳を温める」というコマンドを作り、このコマンドを選択すると、(1)レンジを選択し、(2)レンジ時間を例えば30秒にセットし、(3)スタートボタンを押すといった一連の操作を順次実行させることが出来る。図8はこうして作成した新しいコマンド「牛乳を温める」を作成した後のコマンドツリーの一実施例である。
このようにして、複数のコマンドを結合し新しいコマンドを作ることにより、リモコンを自分の好みに合わせ、カスタマイズをすることが出来る。また従来のリモコンの表示は機能が中心の表示であったが、カスタマイズによりユーザの目的表現に変更することが出来る。これにより、前述した例で示したとおり、牛乳を自分の好みの温度に暖めるための操作を行うのに、従来ではレンジの選択、レンジの時間設定、スタートボタンといった、牛乳を温めるといった目的とは全く違う機械操作の表現の操作ボタン選択から、ユーザが要求する操作、ここでは牛乳を温める操作自身をコマンドで選ぶことで、より分かりやすい表現にすることが出来る。上述した機能を使うことにより、最近氾濫している電子機器の操作ボタンの英語表現も前述の第1の方法により判りやすい日本語表現に変えることが出来る。
前記実施例では、コマンドの編集作業を全て制御装置4にて実施する場合を示したが、習熟度が満たなく操作が苦手なユーザが上記の設定や操作を行うことは難しいことがある。そこで、習熟度のあるユーザが制御装置4とは別の装置にて前記コマンドデータ群およびコマンドツリーを作成し、前述したメール等のデータの送信・受信にて制御装置4に登録する方法を以下に説明する。
習熟度のあるユーザの所有する制御装置と習熟度の満たなく操作が苦手なユーザが所有している制御装置とが同一の装置である場合、習熟度のあるユーザ側の制御装置でコマンドデータ群およびコマンドツリーを作成し、これらのデータを送信する。このデータを習熟度の満たなく操作が苦手なユーザが所有している制御装置で受信し保存する。これによってコマンドデータ群およびコマンドツリーを反映させたメニューを使用することが出来る。
また両者が同じ制御装置を所有していない場合、以下の登録方法がある。
インターネットの例えば制御装置メーカのホームページのサポート画面上に、習熟度の満たなく操作が苦手なユーザが所有している制御装置の画面を表示させ、その画面をもとにコマンドデータ群およびコマンドツリーを作成し、習熟度が満たなく操作が苦手なユーザの制御装置4へ送り、制御装置4に登録する方法。または、例えば前記ホームページからダウンロードした画面編集ツールを用いて、習熟度のあるユーザのパーソナルコンピュータなどの情報端末上に、制御装置4の表示画面を表示させ、コマンドデータ群およびコマンドツリーを作成し、習熟度が満たなく操作が苦手なユーザの制御装置4へ送り、制御装置4に登録する方法。
さらに、習熟度の満たなく操作が苦手なユーザが所有している制御装置に前記データをメールで送った場合、そのデータのファイル名や件名またはタイトルなどにコマンドデータ群およびコマンドツリーの送付であることを判別出来る情報を付加させることにより、受信したメールにあるデータを自動的に制御装置に登録する。
しかしこの方法では上記の条件が満たすだけで、データの登録が可能となり、セキュリティ上の問題が発生する。この問題を解決する手段としてすでに述べた方法、すなわち、メールによるデータ登録を許可するアドレスを予め、習熟度の満たなく操作が苦手なユーザが所有している制御装置に登録し、インターネットメールにて登録を行う方法、そして電話によるオンライン方式でのデータ登録を許可する電話番号を予め、制御装置に登録しておき、この電話によって接続された場合のみデータ登録を許可する方法がある。
次に習熟度の満たなく操作が苦手なユーザが所有している制御装置から、現在登録されたデータを入手する方法を以下に示す。データ請求を行うための、ルール、すなわち件名や本文または添付ファイルなどにデータ請求を特定する情報を付加し、習熟度の満たなく操作が苦手なユーザが所有している制御装置に送信する。このメールを受信すると、制御装置に保存しているデータを読み出し、そのデータを添付した上で、データ請求者に返信する。またはオンライン接続の場合はデータ請求を受けて、制御装置に保存しているデータを読み出し、返信する。
このようにしてデータの請求、修正、登録を習熟度の満たなく操作が苦手なユーザに代わって行うことが出来る。これによって操作方法の判らないユーザに操作の支援を行うことが出来る。このような支援は例えば、離れた場所にすむ親子やユーザと企業との間で操作支援が出来、離れた場所にいながら、同じ操作画面を見ながら、操作パネルを編集することが出来る。
本発明の一実施例を示す図である。 図1の制御装置4の一実施例である。 本発明の制御装置4に保存する操作ボタン名一覧と制御信号情報およびレイアウト情報とからなるコマンドツリーの一実施例である。 制御装置4の表示例である。 制御装置4の表示例である。 制御装置4の表示例である。 図3で示したコマンドツリーの一部を削除した一実施例である。 図8のコマンドツリーをもとにコマンドのカスタマイズを行った時のコマンドツリーの一実施例である。
符号の説明
1…電子レンジ、2…システムオーディオコンポ、3…エアコン、
4…制御装置、5…インターネット網、6…サーバ、7…サーバ、
8…サーバ、9…サーバ、10…電話回線網

Claims (2)

  1. 電子機器を遠隔操作するリモートコントロール装置において、前記電子機器をリモートコントロールするためのコマンド名情報と前記コマンドを実行するための制御信号情報のデータ組を少なくとも2つ以上登録するコマンド記憶手段と、前記コマンド記憶手段にて登録したデータ組の削除またはコマンド名情報の変更をするコマンド編集手段と、複数の前記データ組を組み合わせ新しいコマンド名情報作るコマンド生成手段とを備え、コマンド名と操作指示内容を設定可能なことを特徴とするリモートコントロール装置。
  2. 請求項1に記載の電子機器を遠隔操作するするリモートコントロール装置において、前記制御装置とインターネットまたは電話回線によって接続された情報処理装置において作成された前記電子機器をリモートコントロールするためのコマンド名情報と前記コマンドを実行するための制御信号情報のデータ組を受信するコマンド受信手段を備え、コマンド名と操作指示内容を設定可能なことを特徴とするリモートコントロール装置。
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