JP5133618B2 - 車両用フットレスト - Google Patents

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Description

本発明は、車両のダッシュボード下方の前方壁面とそれに連なるフロア面の凹部とにわたって配置して、座席に座った搭乗者が足を載せて楽な姿勢を保たせるとともに、ダッシュボード下方の前方壁が強い衝撃を受けた際に搭乗者の足を保護するための車両用フットレストに関するものである。
従来、車両用フットレストとしては種々のものが知られている。そして、搭乗者が足を載せて楽な姿勢を保たせるとともにダッシュボード下方の前方壁が強い衝撃を受けた際の搭乗者の足を保護する構成のものとしては、例えば、特開2002−144940公報および特許第3695267号公報に記載されている。
特開2002−144940公報 特許第3695267号公報
ところで、前掲の特許文献1および特許文献2に記載されている車両用フットレストは、ある程度の衝撃を吸収できる緩衝体であるから、車両のダッシュボードの前方壁が強い衝撃を受けた際の緩衝性により、搭乗者の足を保護する効果をある程度は期待できるものである。
しかしながら、車両のダッシュボードの前方壁がさらに強い衝撃を受けた際などには、フットレストが後方に移動してしまい、それに載せていた足首をくじいてしまう損傷事故を起こすおそれがある(特許文献1の図1、特許文献2の図1参照)。
そこで、本発明は、フットレストをフロア面の凹部に対応する衝撃吸収部と、ダッシュボードの下方の前方壁面に対応する足載せ部と、その間を繋いでいる屈曲部とを有して一体に構成したものとすることにより、車両のダッシュボード下方の前方壁に強い衝撃が加わった場合には、足載せ部が屈曲部から折れ曲がることなく衝撃吸収部が車両前後方向に押し潰されるようにして、搭乗者の脚に対して足および足首が無理に屈曲するのを防止し、搭乗者の高度な安全性を期待することができる車両用フットレストを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため本発明は請求項1ないし3に係る車両用フットレストを提供する。すなわち、請求項1に係る車両用フットレストは、車両のダッシュボード下方の前方壁面とそれに連なるフロア面の凹部とにわたって配置して、座席に座った搭乗者が足を載せて楽な姿勢を保たせるためのフットレストであって、フロア面の凹部に対応する衝撃吸収部と、ダッシュボードの下方の前方壁面に対応する足載せ部と、その間を繋いでいる屈曲部とを有して一体に構成されており、フットレストは、中空二重壁構造であって、衝撃吸収部の表壁には、車両の進行方向と交差する方向に多数の第1のスリット状リブを有しており、足載せ部の表壁と衝撃吸収部の表壁の前端には、車両の進行方向に多数の第2のスリット状リブを有していることを特徴とするものである。
また、請求項2に係る車両用フットレストは、請求項1の構成において、フットレストは、衝撃吸収部の裏壁と足載せ部の裏壁には多数の点状リブを有していることを特徴とするものである。
さらに、請求項3に係る車両用フットレストは、請求項1または2の構成において、フットレストは、衝撃吸収部の前端部を屈曲部として、足載せ部を前記屈曲部から斜め上方に立ち上がった形状に衝撃吸収部と一体に形成して成ることを特徴とするものである。
本発明車両用フットレストよれば、フットレストをフロア面の凹部に対応する衝撃吸収部と、ダッシュボードの下方の前方壁面に対応する足載せ部と、その間を繋いでいる屈曲部とを有して一体に構成されているので、車両のダッシュボード下方の前方壁に強い衝撃が加わった場合には、足載せ部が屈曲部から折れ曲がることなく衝撃吸収部が車両前後方向に押し潰されるようにして、搭乗者の脚に対して足および足首が無理に屈曲するのを防止し、搭乗者の高度な安全性を期待することができるものである。
図1は本発明の一実施の形態に係る車両用フットレストを示す全体斜視図、図2は裏面から見た全体斜視図、図3は図1のA−A断面図、図4は一部の詳細斜視図、図5は全体平面図、図6は同上裏面図、図7は使用態様を示す一部の側面図である。
図1ないし図6において、1はフットレストである。このフットレスト1は、図7に示すように、車両2のダッシュボード3の下方の前方壁面4とそれに連なるフロア面5の凹部6とにわたって配置して使用するものである。
前記フットレスト1は、フロア面5の凹部6に対応する衝撃吸収部7と、ダッシュボード3の下方の前方壁面4に対応する足載せ部8と、その間を繋いでいる屈曲部9とを有して一体に構成されている。
前記フットレスト1は、中空二重壁構造であって衝撃吸収部7の表壁と、足載せ部8の表壁には互いに交差する方向に多数のスリット状リブ10、11を有しており、図示の態様では、衝撃吸収部7の表壁には横方向にスリット状リブ10が、足載せ部8には縦方向にスリット状リブ11が互いに直交するように形成されている。なお、スリット状リブ10を縦方向に、スリット状リブ11を横方向に形成することもできる。スリット状リブ10、11はその幅が3〜10mmとするのが好適である。スリット状リブ10、11の幅が3mm以下はリブを形成するのが難しく、また10mmを越えると靴のヒールの踵部が入り込み易くなったり、床部に敷いたカーペット等に皺が寄ったりするなどの不具合が生じるので好ましくない。
フットレスト1は、衝撃吸収部7の前端部を屈曲部9として、足載せ部8を前記屈曲部9から斜め上方に立ち上がった形状に衝撃吸収部7と一体に形成して成り、その衝撃吸収部7をフロア面5の凹部6に嵌め込み、かつ足載せ部8をダッシュボード3の下方の前方壁面4に接した状態で必要に応じて固定する。衝撃吸収部7にはその裏壁と足載せ部8の裏壁には多数の点状リブ12、13を有している。屈曲部9およびそれに繋がる衝撃吸収部7の前端部は、点状リブなどの補強手段を施していない単なる中空部を成しており、他の部分より強度の低い脆弱部を構成するとよい。このため屈曲部9付近は必要に応じて壁厚を薄く形成することもある。
車両2の座席14に着座した搭乗者15は、その足16をフットレスト1の足乗せ部8に載せて楽な姿勢を保つことができる。フットレスト1の足載せ部8の左側で上方に膨出した部分17は搭乗者15は左足のつま先が当たる部分である。衝撃吸収部7の左側凹部18はフロアに敷いたカーペットを止め具を通すために形成されているものである。
本発明に係るフットレスト1は、ABS樹脂、変性ポリフェニレンオキサイド系樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等の熱可塑性樹脂で構成される。
本発明に係るフットレスト1によれば、略平坦な衝撃吸収部7の前方に屈曲部9を介して斜め上方に立ち上がった足載せ部8を一体に形成してあるとともに、足載せ部8のスリット状リブ11は、足載せ部8と衝撃吸収部7の前端にわたって車両2の進行方向に複数形成され、衝撃吸収部7のスリットリブ10は車両2の進行方向と交差する方向に複数形成されているので、車両2のダッシュボード3の下方の前方壁面4に強い衝撃が加わった場合には、足16を載せている足載せ部8が屈曲部9から折れ曲がることなく衝撃吸収部7が車両の前後方向に押し潰されるように変形して、そのような場合でも搭乗者15の脚に対して足16および足首が無理に屈曲するのが防止され、搭乗者15の高度な安全性を確保することができる。
本発明の一実施の形態に係る車両用フットレストを示す全体斜視図である。 同上裏面から見た全体斜視図である。 図1のA−A断面図である。 本発明の一実施の形態に係る車両用フットレストを示す一部の詳細斜視図である。 本発明の一実施の形態に係る車両用フットレストを示す全体平面図である。 同上裏面図である。 本発明の一実施の形態に係る車両用フットレストの使用態様を示す一部の側面図である。
符号の説明
1 フットレスト
2 車両
3 ダッシュボード
4 前方壁面
5 フロア面
6 凹部
7 衝撃吸収部
8 足載せ部
9 屈曲部
10、11 スリット状リブ
12、13 点状リブ
14 座席
15 搭乗者
16 足
17 膨出した部分
18 カーペットを止め具を通すための凹部

Claims (3)

  1. 車両のダッシュボード下方の前方壁面とそれに連なるフロア面の凹部とにわたって配置して、座席に座った搭乗者が足を載せて楽な姿勢を保たせるためのフットレストであって、
    フロア面の凹部に対応する衝撃吸収部と、ダッシュボードの下方の前方壁面に対応する足載せ部と、その間を繋いでいる屈曲部とを有して一体に構成されており、
    フットレストは、中空二重壁構造であって、衝撃吸収部の表壁には、車両の進行方向と交差する方向に多数の第1のスリット状リブを有しており、足載せ部の表壁と衝撃吸収部の表壁の前端には、車両の進行方向に多数の第2のスリット状リブを有していることを特徴とする車両用フットレスト。
  2. フットレストは、衝撃吸収部の裏壁と足載せ部の裏壁には多数の点状リブを有していることを特徴とする請求項1記載の車両用フットレスト。
  3. フットレストは、衝撃吸収部の前端部を屈曲部として、足載せ部を前記屈曲部から斜め上方に立ち上がった形状に衝撃吸収部と一体に形成して成ることを特徴とする請求項1または2記載の車両用フットレスト。
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