JP2002331895A - 自動車の車体構造 - Google Patents
自動車の車体構造Info
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- JP2002331895A JP2002331895A JP2001140380A JP2001140380A JP2002331895A JP 2002331895 A JP2002331895 A JP 2002331895A JP 2001140380 A JP2001140380 A JP 2001140380A JP 2001140380 A JP2001140380 A JP 2001140380A JP 2002331895 A JP2002331895 A JP 2002331895A
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- toeboard
- energy absorber
- footrest
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 前突時における乗員の下肢障害値を低減す
る。 【解決手段】 ダッシュボード14におけるトーボード
12との連結部14Aの近傍の車室内16側には、発泡
スチロール、発泡ウレタンゴム等で構成されたダッシュ
ボードエネルギ吸収体26が配設されており、ダッシュ
ボードエネルギ吸収体26は運転席側及び助手席側の双
方に配設されている。また、トーボード12における車
室内16側にはトーボードエネルギ吸収体28が配設さ
れており、トーボードエネルギ吸収体28は、ダッシュ
ボードエネルギ吸収体26よりもエネルギ吸収量が小さ
く設定されている。
る。 【解決手段】 ダッシュボード14におけるトーボード
12との連結部14Aの近傍の車室内16側には、発泡
スチロール、発泡ウレタンゴム等で構成されたダッシュ
ボードエネルギ吸収体26が配設されており、ダッシュ
ボードエネルギ吸収体26は運転席側及び助手席側の双
方に配設されている。また、トーボード12における車
室内16側にはトーボードエネルギ吸収体28が配設さ
れており、トーボードエネルギ吸収体28は、ダッシュ
ボードエネルギ吸収体26よりもエネルギ吸収量が小さ
く設定されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の車体構造に
係り、特に、前突時に乗員を保護するためのエネルギ吸
収体を設けた自動車の車体構造に関する。
係り、特に、前突時に乗員を保護するためのエネルギ吸
収体を設けた自動車の車体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、前突時に乗員を保護するためのエ
ネルギ吸収体を設けた自動車の車体構造においては、そ
の一例が特開平10−329762号公報に示されてい
る。
ネルギ吸収体を設けた自動車の車体構造においては、そ
の一例が特開平10−329762号公報に示されてい
る。
【0003】図7に示される如く、この自動車の車体構
造では、車体フロア100の、前席乗員が足を載せる足
元部分100Aに、車室102側に開口した凹部104
を形成し、その凹部104内に、自動車の前突により車
体から乗員の足に加わる衝撃を吸収緩和するためのエネ
ルギ吸収体106を設けることで、自動車の前突時に、
乗員の足への衝撃を緩和して足の負担を軽減できるよう
になっている。
造では、車体フロア100の、前席乗員が足を載せる足
元部分100Aに、車室102側に開口した凹部104
を形成し、その凹部104内に、自動車の前突により車
体から乗員の足に加わる衝撃を吸収緩和するためのエネ
ルギ吸収体106を設けることで、自動車の前突時に、
乗員の足への衝撃を緩和して足の負担を軽減できるよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな自動車の自動車の車体構造においては、図8(A)
〜(C)に示される如く、自動車の前突時に、例えば、
乗員の足120が車両前方への慣性力によって、トーボ
ード108を滑り上がって前方(図8の矢印S方向)へ
移動した場合には、乗員のつま先近傍120Aがダッシ
ュボード122の下部に当接する。この結果、下肢12
4の下部124Aが車体後方(図8の矢印X方向)へ大
きな力で押圧され、下肢124の上部124Bに、車体
後方への大きなモーメントMが発生する。このため、乗
員の下肢障害値(ティビアインデックス)が大きくな
る。
うな自動車の自動車の車体構造においては、図8(A)
〜(C)に示される如く、自動車の前突時に、例えば、
乗員の足120が車両前方への慣性力によって、トーボ
ード108を滑り上がって前方(図8の矢印S方向)へ
移動した場合には、乗員のつま先近傍120Aがダッシ
ュボード122の下部に当接する。この結果、下肢12
4の下部124Aが車体後方(図8の矢印X方向)へ大
きな力で押圧され、下肢124の上部124Bに、車体
後方への大きなモーメントMが発生する。このため、乗
員の下肢障害値(ティビアインデックス)が大きくな
る。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、前突時におけ
る乗員の下肢障害値を低減できる自動車の車体構造を得
ることが目的である。
る乗員の下肢障害値を低減できる自動車の車体構造を得
ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、ダッシュボードにおけるトーボードとの連結部近傍
にエネルギ吸収体を設けたことを特徴とする。
は、ダッシュボードにおけるトーボードとの連結部近傍
にエネルギ吸収体を設けたことを特徴とする。
【0007】従って、自動車の前突時に、例えば、乗員
の足が車両前方への慣性力によって、トーボードを滑り
上がって前方へ移動し、乗員のつま先近傍がダッシュボ
ードの下部に当接した場合には、ダッシュボードにおけ
るトーボードとの連結部近傍に設けたエネルギ吸収体
が、乗員のつま先近傍の衝撃を吸収する。この結果、乗
員の下肢の下部が車体後方へ大きな力で押圧されること
がないため、下肢の上部に、車体後方への大きなモーメ
ントが発生することもないので、前突時における乗員の
下肢障害値を低減できる。
の足が車両前方への慣性力によって、トーボードを滑り
上がって前方へ移動し、乗員のつま先近傍がダッシュボ
ードの下部に当接した場合には、ダッシュボードにおけ
るトーボードとの連結部近傍に設けたエネルギ吸収体
が、乗員のつま先近傍の衝撃を吸収する。この結果、乗
員の下肢の下部が車体後方へ大きな力で押圧されること
がないため、下肢の上部に、車体後方への大きなモーメ
ントが発生することもないので、前突時における乗員の
下肢障害値を低減できる。
【0008】請求項2記載の本発明は、請求項1に記載
の自動車の車体構造において、前記ダッシュボードに設
けたエネルギ吸収体よりもエネルギ吸収量が小さいエネ
ルギ吸収体を前記トーボードに配設したことを特徴とす
る。
の自動車の車体構造において、前記ダッシュボードに設
けたエネルギ吸収体よりもエネルギ吸収量が小さいエネ
ルギ吸収体を前記トーボードに配設したことを特徴とす
る。
【0009】従って、請求項1に記載の内容に加えて、
トーボードに配設したエネルギ吸収体おいても足に作用
する衝撃エネルギを吸収できると共に、トーボードに配
設するエネルギ吸収体のエネルギ吸収量をダッシュボー
ドに設けたエネルギ吸収体のエネルギ吸収量よりも小さ
くすることで、前突時に発生する踵の沈み込み量を抑制
することができる。この結果、踵の沈み込みよって足首
に発生するモーメントを低減できる。
トーボードに配設したエネルギ吸収体おいても足に作用
する衝撃エネルギを吸収できると共に、トーボードに配
設するエネルギ吸収体のエネルギ吸収量をダッシュボー
ドに設けたエネルギ吸収体のエネルギ吸収量よりも小さ
くすることで、前突時に発生する踵の沈み込み量を抑制
することができる。この結果、踵の沈み込みよって足首
に発生するモーメントを低減できる。
【0010】請求項3記載の本発明は、請求項1に記載
の自動車の車体構造において、前記トーボードに配設さ
れ、乗員足部を載せるフットレスト面を有するフットレ
ストを備え、前記フットレストは、前記フットレスト面
と前記トーボードとの間に所定値以上の荷重が作用した
場合に、前記フットレスト面の車両前端部が車両後端部
よりも前記トーボードに近接した形状に変形するための
変形手段を有することを特徴とする。
の自動車の車体構造において、前記トーボードに配設さ
れ、乗員足部を載せるフットレスト面を有するフットレ
ストを備え、前記フットレストは、前記フットレスト面
と前記トーボードとの間に所定値以上の荷重が作用した
場合に、前記フットレスト面の車両前端部が車両後端部
よりも前記トーボードに近接した形状に変形するための
変形手段を有することを特徴とする。
【0011】従って、請求項1に記載の内容に加えて、
前突時における乗員足部の車体前方へ移動、または、ト
ーボードの車体後方へ立ち上がり変形によって、フット
レスト面とトーボードとの間に所定値以上の荷重が作用
した場合には、変形手段により、フットレスト面の車両
前端部が車両後端部よりもトーボードに近接する。この
結果、踵の沈み込みが少なくなるため、踵の沈み込みよ
って足首に発生するモーメントを低減できる。
前突時における乗員足部の車体前方へ移動、または、ト
ーボードの車体後方へ立ち上がり変形によって、フット
レスト面とトーボードとの間に所定値以上の荷重が作用
した場合には、変形手段により、フットレスト面の車両
前端部が車両後端部よりもトーボードに近接する。この
結果、踵の沈み込みが少なくなるため、踵の沈み込みよ
って足首に発生するモーメントを低減できる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明における自動車の車体構造
の第1実施形態を図1〜図3に従って説明する。
の第1実施形態を図1〜図3に従って説明する。
【0013】なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢
印UPは車両上方方向を、矢印INは車幅内側方向を示
す。
印UPは車両上方方向を、矢印INは車幅内側方向を示
す。
【0014】図3に示される如く、本実施形態では、車
室の前端下部が、フロアパネル10のフロア部10Aか
ら前側斜め前方に立ち上がったトーボード12と、この
トーボード12の前端縁部から上方に延設されたダッシ
ュボード14によって構成されている。なお、フロアパ
ネル10の上部、即ち車室内16側には、カーペット1
8が配設されており、図3の符号20はアクセルペダル
を、符号22はブレーキペダルを示している。
室の前端下部が、フロアパネル10のフロア部10Aか
ら前側斜め前方に立ち上がったトーボード12と、この
トーボード12の前端縁部から上方に延設されたダッシ
ュボード14によって構成されている。なお、フロアパ
ネル10の上部、即ち車室内16側には、カーペット1
8が配設されており、図3の符号20はアクセルペダル
を、符号22はブレーキペダルを示している。
【0015】図1に示される如く、ダッシュボード14
におけるトーボード12との連結部14Aの近傍の車室
内16側には、発泡スチロール、発泡ウレタンゴム等で
構成されたダッシュボードエネルギ吸収体26が配設さ
れており、このダッシュボードエネルギ吸収体26はカ
ーペット18の裏面18Aに接着されている。
におけるトーボード12との連結部14Aの近傍の車室
内16側には、発泡スチロール、発泡ウレタンゴム等で
構成されたダッシュボードエネルギ吸収体26が配設さ
れており、このダッシュボードエネルギ吸収体26はカ
ーペット18の裏面18Aに接着されている。
【0016】図3に示される如く、ダッシュボードエネ
ルギ吸収体26は矩形シート状とされており、運転席側
及び助手席側の双方に配設されている。
ルギ吸収体26は矩形シート状とされており、運転席側
及び助手席側の双方に配設されている。
【0017】図1に示される如く、トーボード12にお
ける車室内16側には、発泡スチロール、発泡ウレタン
ゴム等で構成されたトーボードエネルギ吸収体28が配
設されており、このトーボードエネルギ吸収体28はカ
ーペット18の裏面18Aに接着されている。
ける車室内16側には、発泡スチロール、発泡ウレタン
ゴム等で構成されたトーボードエネルギ吸収体28が配
設されており、このトーボードエネルギ吸収体28はカ
ーペット18の裏面18Aに接着されている。
【0018】図3に示される如く、トーボードエネルギ
吸収体28は矩形シート状とされており、運転席側及び
助手席側の双方に配設されている。また、トーボードエ
ネルギ吸収体28は、ダッシュボードエネルギ吸収体2
6よりもエネルギ吸収量が小さく設定されている。
吸収体28は矩形シート状とされており、運転席側及び
助手席側の双方に配設されている。また、トーボードエ
ネルギ吸収体28は、ダッシュボードエネルギ吸収体2
6よりもエネルギ吸収量が小さく設定されている。
【0019】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0020】図2に示される如く、正面衝突、オフセッ
ト衝突等の前突時に、乗員の足30が、車両前方への慣
性力によって、トーボード12を滑り上がって前方(図
2の矢印A方向)へ移動した場合、または、図示を省略
したがダッシュボード14の下部が車体後方へ変形した
場合には、乗員のつま先近傍30Aがダッシュボード1
4の下部に当接する。この際、ダッシュボード14にお
けるトーボード12との連結部14A近傍に設けたダッ
シュボードエネルギ吸収体26が変形し、乗員のつま先
近傍14Aの衝撃を吸収する。
ト衝突等の前突時に、乗員の足30が、車両前方への慣
性力によって、トーボード12を滑り上がって前方(図
2の矢印A方向)へ移動した場合、または、図示を省略
したがダッシュボード14の下部が車体後方へ変形した
場合には、乗員のつま先近傍30Aがダッシュボード1
4の下部に当接する。この際、ダッシュボード14にお
けるトーボード12との連結部14A近傍に設けたダッ
シュボードエネルギ吸収体26が変形し、乗員のつま先
近傍14Aの衝撃を吸収する。
【0021】この結果、乗員の下肢32の下部32A
が、図8に示した従来技術のように、車体後方へ大きな
力で押圧されることがないため、下肢32の上部に、車
体後方への大きなモーメントが発生することもないの
で、前突時における乗員の下肢障害値を低減できる。
が、図8に示した従来技術のように、車体後方へ大きな
力で押圧されることがないため、下肢32の上部に、車
体後方への大きなモーメントが発生することもないの
で、前突時における乗員の下肢障害値を低減できる。
【0022】また、本実施形態では、トーボードエネル
ギ吸収体28をトーボード12に配設したため、図2に
示される如く、トーボードエネルギ吸収体28が変形す
ることで足30に作用する衝撃エネルギを吸収できると
共に、トーボードエネルギ吸収体28のエネルギ吸収量
をダッシュボードエネルギ吸収体26のエネルギ吸収量
より小さくしたため、前突時に発生する乗員の踵30B
の沈み込み量(図2の矢印B方向への移動量)を抑制す
ることができる。この結果、踵30Bの沈み込みよって
足首34に発生するモーメントM1を低減できる。
ギ吸収体28をトーボード12に配設したため、図2に
示される如く、トーボードエネルギ吸収体28が変形す
ることで足30に作用する衝撃エネルギを吸収できると
共に、トーボードエネルギ吸収体28のエネルギ吸収量
をダッシュボードエネルギ吸収体26のエネルギ吸収量
より小さくしたため、前突時に発生する乗員の踵30B
の沈み込み量(図2の矢印B方向への移動量)を抑制す
ることができる。この結果、踵30Bの沈み込みよって
足首34に発生するモーメントM1を低減できる。
【0023】なお、本実施形態では、ダッシュボードエ
ネルギ吸収体26を発泡スチロール、発泡ウレタンゴム
等で構成したが、図4に示される如く、ダッシュボード
エネルギ吸収体26をダッシュボード14に形成したリ
ブ36によって構成しても良い。
ネルギ吸収体26を発泡スチロール、発泡ウレタンゴム
等で構成したが、図4に示される如く、ダッシュボード
エネルギ吸収体26をダッシュボード14に形成したリ
ブ36によって構成しても良い。
【0024】次に、本発明の第2実施形態を図5及び図
6に従って説明する。
6に従って説明する。
【0025】なお、第1実施形態と同一部材に付いて
は、同一符号を付してその説明を省略する。
は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0026】図5に示される如く、本実施形態では、ダ
ッシュパネル12における運転席側の部位に、樹脂材で
成形されたフットレスト40が配設されており、このフ
ットレスト40は台形状とされている。また、フットレ
スト40における四方の側壁部40Aの下端部40B
は、ダッシュパネル12に当接している。
ッシュパネル12における運転席側の部位に、樹脂材で
成形されたフットレスト40が配設されており、このフ
ットレスト40は台形状とされている。また、フットレ
スト40における四方の側壁部40Aの下端部40B
は、ダッシュパネル12に当接している。
【0027】フットレスト40の上壁部40Cからは、
ダッシュパネル12へ向けて前後2本の筒状の変形手段
としての取付部46、48が立設されており、車両前方
側の取付部46の肉厚T1が、車両後方側の取付部48
の肉厚T2より薄く設定されている。従って、車両前方
側の取付部46が車両後方側の取付部48より座屈変形
し易くなっている。なお、これらの取付部46、48の
内周下部には螺子部(図示省略)が形成されており、こ
れらの螺子部には、下方からダッシュパネル12を貫通
したボルト50が螺合している。
ダッシュパネル12へ向けて前後2本の筒状の変形手段
としての取付部46、48が立設されており、車両前方
側の取付部46の肉厚T1が、車両後方側の取付部48
の肉厚T2より薄く設定されている。従って、車両前方
側の取付部46が車両後方側の取付部48より座屈変形
し易くなっている。なお、これらの取付部46、48の
内周下部には螺子部(図示省略)が形成されており、こ
れらの螺子部には、下方からダッシュパネル12を貫通
したボルト50が螺合している。
【0028】従って、乗員の足30の踵30Bをフロア
パネル10のフロア部10Aで支持すると共に、つま先
近傍30Aをフットレスト40のフットレスト面(踏
面)40Dで支持することが可能になっている。
パネル10のフロア部10Aで支持すると共に、つま先
近傍30Aをフットレスト40のフットレスト面(踏
面)40Dで支持することが可能になっている。
【0029】なお、取付部46、48は、フットレスト
40のフットレスト面40Dに載せられた乗員の足30
から所定値以上の押圧力が作用した場合、または、ダッ
シュパネル12が立ち上がり変形した場合、即ち、フッ
トレスト面40Dとトーボード12との間に所定値以上
の荷重が作用した場合に、それぞれ座屈変形し、衝撃エ
ネルギを吸収できるようになっているが、フットレスト
40のエネルギ吸収量は、ダッシュボードエネルギ吸収
体26のエネルギ吸収量より小さく設定されている。
40のフットレスト面40Dに載せられた乗員の足30
から所定値以上の押圧力が作用した場合、または、ダッ
シュパネル12が立ち上がり変形した場合、即ち、フッ
トレスト面40Dとトーボード12との間に所定値以上
の荷重が作用した場合に、それぞれ座屈変形し、衝撃エ
ネルギを吸収できるようになっているが、フットレスト
40のエネルギ吸収量は、ダッシュボードエネルギ吸収
体26のエネルギ吸収量より小さく設定されている。
【0030】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0031】正面衝突、オフセット衝突等の前突時に、
フットレスト40のフットレスト面40Dに載せられた
乗員足部40から所定値以上の押圧力が作用した場合、
または、ダッシュパネル12が立ち上がり変形し図5の
矢印C方向へ移動した場合、即ち、フットレスト面40
Dとトーボード12との間に所定値以上の荷重が作用し
た場合には、図6に示される如く、フットレスト40の
取付部46、48がそれぞれ座屈変形する。この際、フ
ットレスト40における車両前方側の取付部46の肉厚
T1が、車両後方側の取付部48の肉厚T2より薄くな
っているため、フットレスト40における前側が後側に
比べ容易に且つ大きく座屈変形する。この結果、踵30
Bの沈み込みよって足首34に発生するモーメントM1
を低減できる。
フットレスト40のフットレスト面40Dに載せられた
乗員足部40から所定値以上の押圧力が作用した場合、
または、ダッシュパネル12が立ち上がり変形し図5の
矢印C方向へ移動した場合、即ち、フットレスト面40
Dとトーボード12との間に所定値以上の荷重が作用し
た場合には、図6に示される如く、フットレスト40の
取付部46、48がそれぞれ座屈変形する。この際、フ
ットレスト40における車両前方側の取付部46の肉厚
T1が、車両後方側の取付部48の肉厚T2より薄くな
っているため、フットレスト40における前側が後側に
比べ容易に且つ大きく座屈変形する。この結果、踵30
Bの沈み込みよって足首34に発生するモーメントM1
を低減できる。
【0032】また、乗員の足30が、車両前方への慣性
力によって、フットレスト40上を滑り上がって前方
(図6の矢印D方向)へ移動した場合、または、図示を
省略したがダッシュボード14の下部が車体後方へ変形
した場合には、乗員のつま先近傍30Aがダッシュボー
ド14の下部に当接する。この際、ダッシュボード14
におけるトーボード12との連結部14A近傍に設けた
ダッシュボードエネルギ吸収体26が変形し、乗員のつ
ま先近傍14Aの衝撃を吸収する。
力によって、フットレスト40上を滑り上がって前方
(図6の矢印D方向)へ移動した場合、または、図示を
省略したがダッシュボード14の下部が車体後方へ変形
した場合には、乗員のつま先近傍30Aがダッシュボー
ド14の下部に当接する。この際、ダッシュボード14
におけるトーボード12との連結部14A近傍に設けた
ダッシュボードエネルギ吸収体26が変形し、乗員のつ
ま先近傍14Aの衝撃を吸収する。
【0033】この結果、乗員の下肢32の下部32A
が、図8に示した従来技術のように、車体後方へ大きな
力で押圧されることがないため、下肢32の上部に、車
体後方への大きなモーメントが発生することもないの
で、前突時における乗員の下肢障害値を低減できる。
が、図8に示した従来技術のように、車体後方へ大きな
力で押圧されることがないため、下肢32の上部に、車
体後方への大きなモーメントが発生することもないの
で、前突時における乗員の下肢障害値を低減できる。
【0034】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、上記第1実施形態では、トーボード12
における車室内16側にトーボードエネルギ吸収体28
を配設したが、トーボードエネルギ吸収体28を除いた
構成としても良い。
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、上記第1実施形態では、トーボード12
における車室内16側にトーボードエネルギ吸収体28
を配設したが、トーボードエネルギ吸収体28を除いた
構成としても良い。
【0035】また、上記実施形態では、ダッシュボード
エネルギ吸収体26をカーペット18の裏面18Aに接
着したが、ダッシュボードエネルギ吸収体26の固定方
法は、これに限定されず、ダッシュボード14側に固定
しても良い。
エネルギ吸収体26をカーペット18の裏面18Aに接
着したが、ダッシュボードエネルギ吸収体26の固定方
法は、これに限定されず、ダッシュボード14側に固定
しても良い。
【0036】また、上記実施形態では、ダッシュボード
エネルギ吸収体26を矩形シート状とし、運転席側及び
助手席側の双方に配設したが、ダッシュボードエネルギ
吸収体26の形状は矩形シート状に限定されず他の形状
としても良く、運転席側と助手席側の何れか一方のみに
配設しても良い。
エネルギ吸収体26を矩形シート状とし、運転席側及び
助手席側の双方に配設したが、ダッシュボードエネルギ
吸収体26の形状は矩形シート状に限定されず他の形状
としても良く、運転席側と助手席側の何れか一方のみに
配設しても良い。
【0037】特に、請求項2、請求項3に記載の発明で
は、トーボード部或いはフットレスト部でのエネルギ吸
収(以下EAという)機能における踵の沈み込みを抑制
し(これにより、足首でのEAを抑制)、これに伴う足
先のトーボード面上での滑りによる摩擦によりEAを行
うと共に、更に爪先がダッシュボード下部領域に到達す
るような衝撃エネルギ量の場合には、ダッシュボード部
のEA機能によりエネルギを吸収するようになってい
る。つまり、トーボード部或いはフットレスト部でのE
A機能における踵の沈み込み抑制と、これに伴う足先の
前方移動、及びダッシュボード部のEA機能という複合
作用により、下肢障害値を低減させるものである。
は、トーボード部或いはフットレスト部でのエネルギ吸
収(以下EAという)機能における踵の沈み込みを抑制
し(これにより、足首でのEAを抑制)、これに伴う足
先のトーボード面上での滑りによる摩擦によりEAを行
うと共に、更に爪先がダッシュボード下部領域に到達す
るような衝撃エネルギ量の場合には、ダッシュボード部
のEA機能によりエネルギを吸収するようになってい
る。つまり、トーボード部或いはフットレスト部でのE
A機能における踵の沈み込み抑制と、これに伴う足先の
前方移動、及びダッシュボード部のEA機能という複合
作用により、下肢障害値を低減させるものである。
【0038】即ち、踵の沈み込み抑制の観点で、トーボ
ード部でのEA効果を小さくしようとすると、それだけ
ではEA量自体が不十分となってしまうため、トーボー
ド部でのEA効果を単独で小さく設定することはでき
ず、また、フットレスト部で、踵の沈み込みを抑制しつ
つ十分なEA量を確保しようとすると、足先の前方への
せり出しが助長されるため、フットレスト部のEA効果
を単独で大きくすることもできなかった。これに対し
て、請求項2と請求項3の発明においては、トーボード
部或いはフットレスト部でのEA機能と、ダッシュボー
ド下部領域でのEA機能との組み合わせによりトータル
のEAシステムを捉え、トーボード部或いはフットレス
ト部でのEA機能を最大限に活用し、それに伴い不足す
る機能をダッシュボード下部領域でのEA機能で補うこ
とにより、最適なEA機構を構成するものである。
ード部でのEA効果を小さくしようとすると、それだけ
ではEA量自体が不十分となってしまうため、トーボー
ド部でのEA効果を単独で小さく設定することはでき
ず、また、フットレスト部で、踵の沈み込みを抑制しつ
つ十分なEA量を確保しようとすると、足先の前方への
せり出しが助長されるため、フットレスト部のEA効果
を単独で大きくすることもできなかった。これに対し
て、請求項2と請求項3の発明においては、トーボード
部或いはフットレスト部でのEA機能と、ダッシュボー
ド下部領域でのEA機能との組み合わせによりトータル
のEAシステムを捉え、トーボード部或いはフットレス
ト部でのEA機能を最大限に活用し、それに伴い不足す
る機能をダッシュボード下部領域でのEA機能で補うこ
とにより、最適なEA機構を構成するものである。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は、ダッシュボー
ドにおけるトーボードとの連結部近傍にエネルギ吸収体
を設けたため、前突時における乗員の下肢障害値を低減
できるという優れた効果を有する。
ドにおけるトーボードとの連結部近傍にエネルギ吸収体
を設けたため、前突時における乗員の下肢障害値を低減
できるという優れた効果を有する。
【0040】請求項2記載の本発明は、請求項1に記載
の自動車の車体構造において、ダッシュボードに設けた
エネルギ吸収体よりもエネルギ吸収量が小さいエネルギ
吸収体をトーボードに配設したため、請求項1に記載の
効果に加えて、踵の沈み込みよって足首に発生するモー
メントを低減できるという優れた効果を有する。
の自動車の車体構造において、ダッシュボードに設けた
エネルギ吸収体よりもエネルギ吸収量が小さいエネルギ
吸収体をトーボードに配設したため、請求項1に記載の
効果に加えて、踵の沈み込みよって足首に発生するモー
メントを低減できるという優れた効果を有する。
【0041】請求項3記載の本発明は、請求項1に記載
の自動車の車体構造において、トーボードに配設され、
乗員足部を載せるフットレスト面を有するフットレスト
を備え、フットレストは、フットレスト面とトーボード
との間に所定値以上の荷重が作用した場合に、フットレ
スト面の車両前端部が車両後端部よりもトーボードに近
接した形状に変形するための変形手段を有するため、請
求項1に記載の効果に加えて、踵の沈み込みよって足首
に発生するモーメントを低減できるという優れた効果を
有する。
の自動車の車体構造において、トーボードに配設され、
乗員足部を載せるフットレスト面を有するフットレスト
を備え、フットレストは、フットレスト面とトーボード
との間に所定値以上の荷重が作用した場合に、フットレ
スト面の車両前端部が車両後端部よりもトーボードに近
接した形状に変形するための変形手段を有するため、請
求項1に記載の効果に加えて、踵の沈み込みよって足首
に発生するモーメントを低減できるという優れた効果を
有する。
【図1】図3の1−1線に沿った拡大断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る自動車の車体構造
を示す作用説明図である。
を示す作用説明図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る自動車の車体構造
が適用された車体を示す車体斜め後方から見た斜視図で
ある。
が適用された車体を示す車体斜め後方から見た斜視図で
ある。
【図4】本発明の第1実施形態の変形例に係る自動車の
車体構造を示す図1に対応する断面図である。
車体構造を示す図1に対応する断面図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係る自動車の車体構造
を示す図1に対応する断面図である。
を示す図1に対応する断面図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る自動車の車体構造
を示す作用説明図である。
を示す作用説明図である。
【図7】従来技術に係る自動車の車体構造が適用された
車体を示す車体斜め後方から見た斜視図である。
車体を示す車体斜め後方から見た斜視図である。
【図8】(A)〜(C)は従来技術に係る自動車の車体
構造を示す作用説明図である。
構造を示す作用説明図である。
12 トーボード 14 ダッシュボード 26 ダッシュボードエネルギ吸収体 28 トーボードエネルギ吸収体 36 リブ 40 フットレスト 46 取付部(変形手段) 48 取付部(変形手段)
Claims (3)
- 【請求項1】 ダッシュボードにおけるトーボードとの
連結部近傍にエネルギ吸収体を設けたことを特徴とする
自動車の車体構造。 - 【請求項2】 前記ダッシュボードに設けたエネルギ吸
収体よりもエネルギ吸収量が小さいエネルギ吸収体を前
記トーボードに配設したことを特徴とする請求項1に記
載の自動車の車体構造。 - 【請求項3】 前記トーボードに配設され、乗員足部を
載せるフットレスト面を有するフットレストを備え、 前記フットレストは、前記フットレスト面と前記トーボ
ードとの間に所定値以上の荷重が作用した場合に、前記
フットレスト面の車両前端部が車両後端部よりも前記ト
ーボードに近接した形状に変形するための変形手段を有
することを特徴とする請求項1に記載の自動車の車体構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001140380A JP2002331895A (ja) | 2001-05-10 | 2001-05-10 | 自動車の車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001140380A JP2002331895A (ja) | 2001-05-10 | 2001-05-10 | 自動車の車体構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002331895A true JP2002331895A (ja) | 2002-11-19 |
Family
ID=18986994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001140380A Pending JP2002331895A (ja) | 2001-05-10 | 2001-05-10 | 自動車の車体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002331895A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005049386A1 (ja) | 2003-11-19 | 2005-06-02 | Hayashi Engineering Inc. | 衝撃吸収体 |
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JP2007083902A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-04-05 | Sekisui Plastics Co Ltd | 車両用下肢部衝撃吸収パッド |
US7246837B2 (en) | 2003-08-07 | 2007-07-24 | Newfrey Llc | Apparatus for attaching vehicle occupant protection member to body panel and assemblies using such apparatus |
WO2012176321A1 (ja) | 2011-06-23 | 2012-12-27 | トヨタ自動車株式会社 | ティビアパッド及びティビアパッド設置構造 |
JP2013208940A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Fuji Heavy Ind Ltd | 車両用フロア構造 |
JP2016104595A (ja) * | 2014-12-01 | 2016-06-09 | スズキ株式会社 | 車両用フットレスト構造 |
JP2017165272A (ja) * | 2016-03-16 | 2017-09-21 | 本田技研工業株式会社 | 車両のフロアパネル構造 |
-
2001
- 2001-05-10 JP JP2001140380A patent/JP2002331895A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7246837B2 (en) | 2003-08-07 | 2007-07-24 | Newfrey Llc | Apparatus for attaching vehicle occupant protection member to body panel and assemblies using such apparatus |
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JP2017165272A (ja) * | 2016-03-16 | 2017-09-21 | 本田技研工業株式会社 | 車両のフロアパネル構造 |
CN107199932A (zh) * | 2016-03-16 | 2017-09-26 | 本田技研工业株式会社 | 车辆的底板结构 |
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