JP5133188B2 - 乾燥機及び洗濯乾燥機 - Google Patents

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本発明は、衣類の乾燥または洗濯から乾燥まで出来る洗濯乾燥機に関する。
乾燥機又は洗濯から乾燥までを連続して行える洗濯乾燥機による衣類の乾燥は、送風ファンと熱源により高温・低湿度の空気を作り、これを洗濯槽内に吹込み、衣類の温度を高くし、衣類から水分を蒸発させ、蒸発した水分を機外へ排出することにより行う。これに関する従来技術として特許文献1−3がある。
蒸発した水分の除去方法としては、そのまま洗濯乾燥機外へ排出する排気乾燥方式(常に新しい空気を供給)と蒸発した水分を冷やし結露させて水分を除去する除湿循環乾燥方式(同じ空気を循環させる)がある。時間短縮と使用水量や消費電力を低減するため乾燥工程の前半に空冷または水冷除湿を行い、後半に周囲の乾燥した外気を給気し、洗濯物に吹付けた後の温風空気をそのまま排気する方式がある。
特開2008−104715号公報 特開2008−110135号公報 実開平3−128094号公報
しかしながら、洗濯物に吹付けた後の温風空気をそのまま排気する従来技術では、時間短縮と使用水量や消費電力の低減を図ることはできるが、乾燥機または洗濯乾燥機周囲の室内に高湿な空気をそのまま排気してしまい、室内の環境を悪化させてしまう。
そこで、本発明は、前記高湿な空気を室内に排気せずに消費電力を低減する乾燥運転が可能な洗濯乾燥機又は乾燥機を提供することを目的とする。それに併せて消費電力を低減する省エネの乾燥運転で、乾燥運転時間が長引く不具合が生じたときには省エネではない通常の運転に移行できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、乾燥時に内部が乾燥室となる外槽と、前記外槽内に回転自在に配置され、洗濯物を収容する回転ドラム又は内槽と、この回転ドラム又は内槽を駆動するモータと、前記回転ドラム又は内槽を支持する筐体と、前記回転ドラム又は内槽に温風を送風するための送風路、加熱手段及び送風手段を有する乾燥装置、前記外槽から排出される水を排出する排水ホースとを備え、乾燥時に、空気が前記乾燥装置、前記外槽、前記乾燥装置の順で循環する洗濯乾燥機において、前記乾燥時の乾燥運転では、前記空気を洗濯乾燥機内で循環させる循環乾燥運転と、前記回転ドラム又は内槽から排出される空気の全部または一部を前記排水ホースを経由して排気する排気乾燥運転を有し前記循環乾燥運転が所定時間実行されると、前記送風手段のファン回転数を一旦下げた後、前記ファン回転数を再び上げていき、前記外槽の内部気圧が規定値に達した際に前記ファン回転数が所定の値を超えていなければ、前記循環乾燥運転に移行するように乾燥運転を制御することを特徴とする。
本発明によれば、乾燥運転中に、回転ドラム又は内槽から出た空気の全部または一部を排水ホースから排水口に捨てることにより、高湿な空気を室内に排気せずに乾燥運転が可能なため、室内の環境を悪化させずに消費電力を低減することが出来る。また排水ホースを含む排水路からの排気に不良が生じるときは循環乾燥運転(通常の乾燥運転)に移行または排気乾燥運転の停止をするので、乾燥時間が無駄に長くなるのを避けることができる。
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
図1は、本発明の第1の実施例に係るもので、洗濯乾燥機の斜視図を示す。ベース1の上部には鋼板と樹脂成形品で組合わされて構成された外枠2が載せられている。外枠2の正面には洗濯物30を出し入れするドア3と前面カバー22及び背面には背面カバー23が設けられている。
図2は、本発明の第1の実施例に係るもので、乾燥工程中盤の洗濯乾燥機の断面図を示す。図3は、本発明の第1の実施例に係るもので、乾燥工程後半の洗濯乾燥機の断面図を示す。図4の(a)は、本発明の第1の実施例に係るもので、乾燥工程のヒータ,冷却水弁,吸気弁の運転状態を示す。外枠2の内側には外槽20が備えられる。外槽20は下部の複数個のサスペンション21により支持されている。外槽20の内側にある回転ドラム29にはドア3を開けて投入された洗濯物30があり、回転ドラム29の開口部の外周には脱水時の洗濯物30のアンバランスによる振動を低減するための流体バランサー31が設けられている。また、回転ドラム29の内側には洗濯物30を掻き揚げる複数個のリフター33が設けられている。回転ドラム29は回転ドラム用金属製フランジ34に連結された主軸35を介してドラム駆動用モータ36に直結されている。外槽20の開口部には弾性体からなるゴム系のパッキン38が取付けられている。このパッキン38は外槽20内とドア3との水密性を維持する役割をしている。これにより、洗い,すすぎ及び脱水時の水漏れの防止が図られている。回転ドラム29は、側壁に遠心脱水および通風用の多数の小孔(図示せず)を有する。外槽20の底壁に開口した排水口37は、排水弁8を介して排水ホース9に接続する。
回転ドラム29内の洗濯物30を乾燥させる除湿ダクト5と送風手段たるファン61と加熱手段たるヒータ62を含む乾燥装置6は、外槽20から離して外枠2に固定(図示せず)されている。除湿ダクト5と通風口32は柔軟構造のベローズ4で略水平に接続し、ヒータ62の出口と吹出しノズル11は外槽20の最上面から中心までの間に且つ外槽20の中心より前面の位置に柔軟構造のベローズ7で外槽20に対し略垂直に接続して外槽20の振動を吸収している。排水口37,ファン61の吸気口及び吐出口には温度センサ(図示せず)が設けてある。
このように構成したドラム式洗濯乾燥機は、洗濯工程においては、回転ドラム29内に洗濯物を投入し、排水弁8を閉じた状態で給水して外槽20に洗濯水を溜め、回転ドラム29を回転させて洗濯物30を洗濯する。また、脱水工程においては、排水弁8を開いて外槽20内の洗濯水を排水し、回転ドラム29を回転させて遠心脱水する。そして、乾燥工程前半から中盤では、排水弁8を開いた状態で回転ドラム29を回転させると共に、ファン61を運転して外槽20内の空気を通風口32から吸出して水冷除湿ダクト5内を通過させて水冷除湿した後にヒータ62で加熱して吹出しノズル11から回転ドラム29内の洗濯物30に向けて吹込む循環空気12を生成する。回転ドラム29内で洗濯物30から水分を奪って湿潤した循環空気12の除湿は、冷却水弁(図示せず)を開き冷却水供給管51から水冷除湿ダクト5内の壁面に流れ出た冷却水52を流下させ、循環空気12と触れさせることにより実現する。水冷除湿ダクト5内の壁面に流れ出た冷却水52は排水口37を通って排水ホース9により排出される。
乾燥工程後半では、図3および図4の(a)に示すようにヒータ62をOFFにして冷却水52を止める。そして、吸気弁13を開くことによりベース1下部の隙間から吸込まれた外部空気16は、外槽20の側面を流れながら外槽20,モータ36,ファン61の排熱を受けながら温められ、乾燥中盤までに外槽20の上面と外枠2の空間に溜められた高温の筐体内部空気15とともにファン61へ吸込まれる。吸込まれた筐体内部空気14は洗濯物30に吹付けられ洗濯物30から水分を奪い、湿潤して排水口37より排水ホース9を通り、排水トラップ10の水封じを破って排水口39に排出される。一般的な排水トラップの場合、水封じ高さは50〜80mm程度あるため、水封じを破るには排水ホース9側の圧力は約1000Pa以上必要となる。また、排水口39からの臭気を抑えるため、水封じを破った後も高い圧力(所定以上の圧力)を確保する必要があり、排水ホースによる排気式乾燥中は、高い圧力を保つようにファン61を制御する。
ここで、排水ホース9と排水口39の接続部は図5(a)に示すようにシール材39aなどで気密封じされ、排水ホース9からの排気が室内に漏れないように構成される。また、排水トラップの他の種類の接続方法を図5(b),(c)に示す。図5(b)は排水口39の内径が排水ホース9の外径より小さい場合、アダプター39bを介して接続する方法である。図5(c)は防水パンに取付けられている一般的な排水トラップ10構造である。この排水トラップ10の場合、防水パンからの水が流れる穴10aが開いているため蓋39cを取付け排水ホース9と排水トラップ10との密閉を保っている。
乾燥終了後は、図6に示すように排水口39側の圧力より排水ホース9側の圧力を高く保ちながら水封じを破らない圧力レベルまでファン61の回転数を下げて冷却水52を流し、排水トラップ10の水封じを回復させて乾燥工程終了となる。
このように、乾燥終了後に、排水ホース9側の圧力を所定以上に保ちながら排水ホースを経由して排水口39に水を供給することにより、排水口39からの臭気を抑えながら排水トラップ10の水封じを回復させることができる。
なお、この排水トラップの回復は、排水ホース9側の圧力を高く保っていれば、(排水ホース排気の)乾燥運転の最後又は乾燥運転の終了後のいずれでも良い。
図7は、洗濯乾燥機の制御装置138のブロック図である。150はマイクロコンピュータで、各スイッチ112,113,113aに接続される操作ボタン入力回路151や水位センサ134,温度センサ152と接続され、使用者のボタン操作や洗濯工程,乾燥工程での各種情報信号を受ける。マイクロコンピュータ150からの出力は、駆動回路154に接続され、給水電磁弁116,排水弁8,モータ36,ファン61,ヒータ62,吸気弁13,冷却水弁19などに接続され、これらの開閉や回転,通電を制御する。また、使用者に洗濯機の動作状態を知らせるための7セグメント発光ダイオード表示器114や発光ダイオード156,ブザー157に接続される。
前記マイクロコンピュータ150は、電源スイッチ139が押されて電源が投入されると起動し、図8に示すような洗濯および乾燥の基本的な制御処理プログラムを実行する。
ステップS101
洗濯乾燥機の状態確認及び初期設定を行う。
ステップS102
操作パネル106の表示器114を点灯し、操作ボタンスイッチ113からの指示入力にしたがって洗濯/乾燥コースを設定する。指示入力がない状態では、標準の洗濯/乾燥コースまたは前回実施の洗濯/乾燥コースを自動的に設定する。例えば、操作ボタンスイッチ113aを指示入力された場合は、乾燥の高仕上げコースを設定する。
ステップS103
操作パネル106のスタートスイッチ112からの指示入力を監視して処理を分岐する。
ステップS104
洗濯を実行する。洗濯は洗い,中間脱水,すすぎ,最終脱水を順次実行するが、通常のドラム式洗濯乾燥機と同様であるので、詳細な説明は省略する。
ステップS105
洗濯乾燥コースが設定されているかどうかを確認して処理を分岐する。洗濯コースのみが設定されている場合は、運転を終了する。
ステップS106
外槽20の下部にある排水口37とファン吸気口の初期温度を測定する。
ステップS107
洗濯乾燥コースが設定されている場合は、温風脱水を実行する。温風脱水は、ファン61を低速回転で運転し、ヒータ62に通電して温風を回転ドラム29内に吹込み衣類の温度を上昇させる。同時に、回転ドラム29を高速で回転させ温まった衣類から効果的に水分を脱水する(温度が上がると水の粘性が低下するため効率よく脱水できる)。本実施の形態例では、ファン61の回転数を毎分11000回転程度に設定している。これは、許容電流値(15A)を超えないようにするためである。
ステップS108
乾燥運転1を実行する。ファン61は低速回転、ヒータ62は通電し、回転ドラム29の正逆回転を繰り返し、回転ドラム29内の衣類の位置を入れ替えながら、高温の温風を衣類に吹き付ける。衣類全体の温度が上昇し衣類から水分が蒸発する。
ステップS109
乾燥開始からの経過時間が規定の時間になったかどうかを確認して処理を分岐する。
ステップS110
冷却水弁19を開き冷却水52を流し水冷除湿を行う。
ステップS111
外槽20の下部にある排水口37とファン吸気口の中間温度を測定する。
ステップS112
乾燥開始からの経過時間が規定の時間になったかどうかを確認して処理を分岐する。
ステップS113
中間温度と初期温度の差が規定の温度になったかどうかを確認して処理を分岐する。
ステップS114
乾燥開始から規定の時間が経過した場合、もしくは中間温度と初期温度の差が規定の温度より大きくなった場合、洗濯物の乾燥度が(=乾布の質量/湿布の質量)が0.90〜0.95と判断し、ヒータ62の通電をOFF、吸気弁13を開き、冷却水弁19を閉じ、ファン61を高速回転して洗濯物30の水分を排水ホース9から排水口39に排出する。
ステップS115
外槽20の下部にある排水口37とファン吸気口の終了温度を測定する。
ステップS116
排気開始からの経過時間が規定の時間になったかどうかを確認して処理を分岐する。
ステップS117
中間温度と終了温度の差が規定の温度になったかどうかを確認して処理を分岐する。
ステップS118
排気開始から規定の時間が経過した場合、もしくは中間温度と終了温度の差が規定の温度より大きくなった場合、洗濯物の乾燥度が(=乾布の質量/湿布の質量)が1.0以上となり乾燥が終了したと判断し、排水口39側の圧力より排水ホース9側の圧力を高く保ちながら水封じを破らない圧力レベルまでファン61の回転数を下げて冷却水弁19を開いて冷却水52を流し、排水トラップ10の水封じを回復させる。
ステップS119
冷却水弁19を開いてからの経過時間が規定の時間になったかどうかを確認して処理を分岐する。
ステップS120
水位センサ134の圧力が規定の圧力になったかどうかを確認して処理を分岐する。
ステップS121
冷却水弁19を開いてから規定の時間が経過した場合、もしくは水位センサ134の圧力が規定の圧力より大きくなった場合、排水トラップ10の水封じが回復したと判断し、ファン61を停止、モータ36を停止、吸気弁13を閉じ、冷却水弁19を閉じて乾燥工程が終了する。
このように構成した洗濯乾燥機は、乾燥工程中盤までに洗濯物30,回転ドラム29,外槽20や外槽20の上面と外枠2の空間に溜められた筐体内部空気15などが蓄えた熱と乾いた外部空気16を用いた余熱乾燥により、乾燥工程の後半のヒータ62の消費電力量を削減できる。
ここで、衣類6kg,ヒータ入力約600W,風量約1.5m/min,冷却水量0.3〜0.5L/minの条件において、乾燥後半でヒータをOFFにして外部空気を吹付ける余熱乾燥は、余熱乾燥を行わない場合と比較して乾燥工程の消費電力量全体の約10〜20%を削減できる。
さらに、ファン61へ吸込まれる筐体内部空気14が外槽20,モータ36,ファン61などの排熱により温められた場合、直接外部空気16を吸込んだ場合と比較して乾燥工程の消費電力量全体の約5%を削減できる。
また、外部空気16を吸込んでも排水ホース9より洗濯物30の水分を排水口39に排出するため室内の環境を悪化させずに消費電力を削減することが出来る。さらに、乾燥終了時に排水ホース9側の内圧を保ちながら排水トラップ10の水封じを回復させるため排水口39からの臭気が室内に漏れて環境を悪化させることはない。
本発明の第1の実施例において、図4の(a)に示すように乾燥工程の中盤に冷却水弁を開いて水冷除湿を行っているが図4の(b)に示すように乾燥工程の中盤の後半のみ冷却水弁を開く場合や、図4の(c)に示すように乾燥工程に冷却水を使用しない場合、循環空気12の温度が上昇して洗濯物30の温度が上がるため余熱乾燥時に用いられる熱容量が増加して、乾燥工程の消費電力量をさらに削減できる。なお、冷却水を使用しない場合、空冷によって除湿ダクトのや外槽20などの内壁面が除湿部となる。
また、本発明の第1の実施例における図4の(a),(b),(c)では乾燥工程の後半のみ吸気弁を開いて洗濯物30からの水分を排水ホース9から排出するが、図4の(d)に示すように乾燥工程の中盤に1回もしくは数回吸気弁を開いて洗濯物30の温度が下がらないように洗濯物30からの水分を排水ホース9から排出することにより、外槽20内に飽和した水蒸気が排出され乾燥工程の後半に排出する水分が減少するため乾燥工程の消費電力量をさらに削減できる。
本発明に係る他の実施例について、図面を用いて説明する。
図9は本発明の第2の実施例に係るもので、乾燥工程後半の洗濯乾燥機の断面図を示す。第1の実施の形態と共通する構成については重複する説明を省略する。
第1の実施の形態と異なる点は、外槽20のドア3側に異常水を排出するためのオーバーフロー管17を設け、排水ホース9を太くして洗濯物30からの水分を排水口37と同時にオーバーフロー管17からも排出することである。これにより、排出側の通風抵抗が減り排出風量が増加することによって排出時間が短縮され乾燥工程の消費電力量をさらに削減することが出来る。
本発明に係る他の実施例について、図面を用いて説明する。
図10は本発明の第3の実施例に係るもので、乾燥工程後半の洗濯乾燥機の断面図を示す。第1および第2の実施の形態と共通する構成については重複する説明を省略する。
第2の実施の形態と異なる点は、ファン61の上流側に設けられる吸気弁13の吸込み口を外枠2側に向けたことである。これにより、外槽20,モータ36,ファン61などの排熱で温められて最上部に溜まった空気を効率よく吸込むことが出来るため、乾燥工程の消費電力量をさらに削減することが出来る。
本発明に係る他の実施例について、図面を用いて説明する。
図11は本発明の第4の実施例に係るもので、乾燥工程後半の洗濯乾燥機の断面図を示す。第1乃至第3の実施の形態と共通する構成については重複する説明を省略する。
第2の実施の形態と異なる点は、外槽20の背面側に排気ホース18を設け、洗濯物30からの水分を排気ホース18から室外に排気することである。これにより、排水トラップ10の水封じを破る必要が無くなり、水封じを回復させるための冷却水を削減することが出来る。
本発明に係る他の実施例について、図面を用いて説明する。
図12は本発明の第5の実施例に係るもので、乾燥工程後半の洗濯乾燥機の筐体の一部を切断して内部構造を示す断面図、図13は洗濯乾燥機の背面カバーを外して内部構造を示す背面図である。
ベース1の上部には鋼板と樹脂成形品で組合わされて構成された外枠2が載せられている。外枠2の正面には洗濯物30を出し入れするドア3と前面カバー22及び背面には背面カバー23が設けられている。外枠2の内側には外槽20が備えられる。外槽20は下部の複数個のサスペンション21により支持されている。外槽20の内側にある回転ドラム29にはドア3を開けて投入された洗濯物30があり、回転ドラム29の開口部の外周には脱水時の洗濯物30のアンバランスによる振動を低減するための流体バランサー31が設けられている。また、回転ドラム29の内側には洗濯物30を掻き揚げる複数個のリフター33が設けられている。回転ドラム29は回転ドラム用金属製フランジ34に連結された主軸35を介してドラム駆動用モータ36に直結されている。外槽20の開口部には弾性体からなるゴム系のパッキン38が取付けられている。このパッキン38は外槽20内とドア3との水密性を維持する役割をしている。これにより、洗い,すすぎ及び脱水時の水漏れの防止が図られている。回転ドラム29は、側壁に遠心脱水および通風用の多数の小孔(図示せず)を有する。外槽20の底壁に開口した排水口37は、排水弁8を介して排水ホース9に接続する。
洗濯物30の乾燥時に用いる温風の熱源となる凝縮器と湿った空気を除湿する蒸発器を内蔵するヒートポンプ50のサイクルは、図13に示すように回転ドラム29の後方下部に配置し、圧縮機54,凝縮器55,膨張機構57,蒸発器58から主に構成されており、冷媒の流れは以下のようになる。圧縮機54で圧縮された高温高圧ガスを凝縮器55にて空気と熱交換し、温風を発生させる。その後膨張機構57で減圧させた冷媒を蒸発器58にて蒸発させて、低圧ガスを圧縮機54に戻す。ここで蒸発器58にて冷媒が蒸発する際に循環空気53は冷却除湿され、凝縮器55にて再加熱されることになる。
通常の乾燥運転時の空気の流れは次のようになる。ブロワ67を運転し、ヒートポンプの圧縮機54を運転することにより凝縮器55が発熱し、吹出し口40aから回転ドラム29の背面の貫通孔より回転ドラム29内に高速の温風が吹込み(矢印41)、湿った洗濯物30に当たり、洗濯物30を温め洗濯物30から水分が蒸発する。高温多湿となった空気は、吸気口42からフィルタダクト27へ入る。フィルタダクト27に設けたメッシュフィルタ59a,59bを通り糸屑が取除かれ、蒸発器58へ入る。高温多湿の空気は低温の蒸発器58と接触することで冷却除湿され、乾いた低温空気となり、高温の凝縮器55で再度加熱されブロワ67に吸込まれる。そして、送風ダクト40を通って回転ドラム29内に吹込むように循環する。
乾燥工程後半では、ヒートポンプ50の圧縮機54を停止する。そして、吸気弁13を開くことによりベース1下部の隙間から吸込まれた外部空気16は、外槽20の側面を流れながら外槽20,モータ36,圧縮機54の排熱を受けながら温められ、乾燥中盤までに外槽20の上面と外枠2の空間に溜められた高温の筐体内部空気15とともにフィルタダクト27へ吸込まれる。吸込まれた筐体内部空気14はヒートポンプ50を通り吹出し口40aから洗濯物30に吹付けられ洗濯物30から水分を奪い、湿潤して排水口37より排水ホース9を通り、排水トラップ10の水封じを破って排水口39に排出される。一般的な排水トラップの場合、水封じ高さは50〜80mm程度あるため、水封じを破るには排水ホース9側の圧力は約1000Pa以上必要となる。
乾燥工程終了後は、排水口39側の圧力より排水ホース9側の圧力を高く保ちながら水封じを破らない圧力レベルまでブロワ67の回転数を下げて給水電磁弁68より給水ホース69を通して水を流し、排水トラップ10の水封じを回復させて乾燥終了となる。
このように構成したドラム式洗濯乾燥機は、乾燥工程中盤までに洗濯物30,回転ドラム29,外槽20や外槽20の上面と外枠2の空間に溜められた筐体内部空気15などが蓄えた熱と乾いた外部空気16を用いた余熱乾燥により、乾燥工程の後半の圧縮機54の消費電力量を削減できる。
次に省エネ運転である排気乾燥運転のフローに関し、図14を引用して説明する。
通常の乾燥運転である循環乾燥運転では、ヒータなどの加熱手段で乾燥用の空気を加熱しながる乾燥が行われる。それに対し、排気乾燥運転では洗濯乾燥機の筐体に溜まる余熱を利用して乾燥をするので省エネになる。この省エネの排気乾燥運転では、室内に高湿な空気をそのまま排気してしまい、室内の環境を悪化させるのを避け、排水ホースを含む排水路から排気するようにする。
しかし、排水ホースや排水路が糸くず等が詰まったりすると、排気が良く行われなくなる。この排気不良のもとで省エネの排気乾燥運転をすると、いたずらに乾燥運転が長引く。また、乾燥運転を所定時間で止めたときは、未乾燥の状態に終わる。
そこで、本発明の実施例では排気不良の程度を検知し、排気乾燥運転が長引くときは排気乾燥運転を止めて循環乾燥運転に移行させたり、運転を停止させるようにした。これにより、乾燥運転の時間が無駄に長引くのを抑えることができる。
この排気乾燥運転を止めて循環乾燥運転に移行させるプロセスについて、図14を引用して詳しく述べる。
ステップS1400で循環乾燥運転が開始される。この循環乾燥運転では吸気弁13が閉じられ、吸気口が塞がれている。外枠2(筺体)内の空気が吸気口より吸引されることなく、送風手段、加熱手段、外槽、除湿手段、送風手段の順で乾燥用の空気の循環が繰り替えされ、通常の循環乾燥運転による乾燥が行なわれる。
省エネの排気乾燥運転が選択されているときは、ステップS1401の循環乾燥運転(温風送風)が10分〜60分程度の時間実行される。このときの送風手段のファン回転数は、13500RPMとする。10分〜60分経過後にステップS1402で、ファン回転数が下げられる。下げる回転数は、4800RPM程度である。
この回転数の低下させてから吸気弁13の開放作動して吸気口が開かれる(ステップS1403)。すなわち、吸気弁13が開放作動して吸気口を開くようにセットされると、外枠2(筺体)内の除湿部から前記送風手段に向かう空気の流れを遮るとともに前記風路に外枠2(筺体)内の空気を導く排気乾燥運転に入る。
この排気乾燥運転に入るなり、ステップS1404で、一旦下げたファン回転数が上げられる(ステップS1404)。このファンの回転数上昇に際しては、外槽20の内部気圧、および回転数の測定検知が行われる(ステップS1405)。
この気圧の測定(検知)は圧力検知手段で行う。圧力検知手段は、先に述べた外槽20に溜まる水位を検知する水位センサ134を兼用する。水位センサ134を兼用するので、気圧測定器を特に用意する必要がなく、安価で構成が簡単になる。また、ファン回転数の測定検知は、先に述べた制御装置138のマイクロコンピュータ150やファン61の駆動回路154で検知する。マイクロコンピュータ150、ファン61の駆動回路154を含めて回転数検知手段という。圧力検知手段、回転数検知手段を含めて排気不良検知手段という。
さて、ステップS1405でファン回転数が13400RPMに達したら、排気不良排水ホースを含む排水路に糸くず等の詰りがなく、排気が良好と判定検知して排気乾燥運転を継続する(ステップS1406)。この排気乾燥運転では、外枠2(筺体)内に溜まった余熱も利用され、ヒータはオフにされるので省エネになる。そして、吸気弁13を開いたままファン回転数を13500RPMで回して所定時間の乾燥運転が経過すると運転終了する(ステップS1407)。
ステップS1405で、ファン回転数が13400RPMに達しないときには、気圧値200mmHOを目処に気圧変化を検知する(ステップS1408)。この気圧変化の検知をしながら回転数の上昇を検知する(ステップS1409)。そして、気圧が200mmHO以内で、回転数が12000RPMに達したら排気乾燥運転を継続する(ステップS1410)。
ステップS1410での排気乾燥運転は、ファン回転数が低い点を除くと、ステップS1406の排気乾燥運転と同等である。ステップS1410の排気乾燥運転が所定時間経過すると運転終了する(ステップS1411)。
ステップS1409において、気圧が200mmHO以内で、回転数が12000RPMに達することができないときは、ファン回転数を4800RPMに下げ(ステップS1412)、吸気弁13を閉成作動(ステップS1413)させる循環乾燥運転に移行させる。
このようにステップS1409では、気圧が200mmHO以内で、ファン回転数が12000RPMをクリアできるか否かで、排気乾燥運転にするか、循環乾燥運転にするかを判定している。この判定は、前述した圧力検知手段、回転数検知手段を含めて構成する排気不良検知手段やマイクロコンピュータ150に構築されているプログラムにより行われる。
排気乾燥運転の適否に係る排水ホースを含む排水路の排気良否の判定検知は、排気不良検知手段で自動的に行われので、使い勝手性が良い。また、圧力検知手段、回転数検知手段で構成した排気不良検知手段は、排水ホースを含む排水路に備えるところの直接的に糸くず詰り等を検知する詰り検知装置を必要とせず、簡単で安価である。
さて、ステップS1413で、吸気弁13が閉じられて循環乾燥運転に移行したら、一旦下げたファン回転数が上げられる(ステップS1414)。ファン回転数は13400RPMまで上げられ、ヒータの加熱も併せて行われるので温風送風による乾燥が行われる(ステップS1415)。温風送風の乾燥後に送風(ステップS1416)してクーリンングし、運転終了(ステップS1417)する。
循環乾燥運転では、吸気弁13は外枠2(筺体)から風路内への空気流入を遮るとともに除湿部から送風手段に向かって空気が流れるようにセット(吸気弁が閉じ)される。すなわち、乾燥用の空気は、送風手段、加熱手段、外槽、除湿手段、送風手段の順で循環して乾燥が行なわれる。こうした排水路への排気が行われない循環乾燥運転は、排水路の排気不良の際に排気乾燥運転から循環乾燥運転に自動的に移行されるので、使い勝手が良い。
吸気弁13の開閉動作に際して、ファン回転数を4800RPM程度まで下げている。このファン回転数の低減により、風量が低下するので、駆動力の少ないモータでも吸気弁13の開閉を確実に行うことができ、循環乾燥運転、排気乾燥運転の切り替え移行での誤作動を防止できる。
本発明の第1の実施例に係るもので洗濯乾燥機の斜視図を示す。 本発明の第1の実施例に係るもので乾燥工程中盤の洗濯乾燥機の断面図を示す。 本発明の第1の実施例に係るもので乾燥工程後半の洗濯乾燥機の断面図を示す。 本発明の第1の実施例に係るもので乾燥工程のヒータ,冷却水弁,吸気弁の運転状態を示す。 本発明の第1の実施例に係るもので排水ホースと排水トラップも接続構造の断面図を示す。 本発明の第1の実施例に係るもので乾燥終了後の洗濯乾燥機の断面図を示す。 本発明の第1の実施例に係るもので洗濯乾燥機の制御装置のブロック図を示す。 本発明の第1の実施例に係るもので洗濯乾燥機の制御処理プログラムのフローチャートを示す。 本発明の第2の実施例に係るもので乾燥工程後半の洗濯乾燥機の断面図を示す。 本発明の第3の実施例に係るもので乾燥工程後半の洗濯乾燥機の断面図を示す。 本発明の第4の実施例に係るもので乾燥工程後半の洗濯乾燥機の断面図を示す。 本発明の第5の実施例に係るもので乾燥工程後半の洗濯乾燥機の断面図を示す。 本発明の第5の実施例に係るもので洗濯乾燥機の背面カバーを外して内部構造を示す背面図を示す。 本発明の第6の実施例に係るもので、省エネの乾燥運転である排気乾燥運転のフローを示す図である。
符号の説明
1…ベース
2…外枠
3…ドア
4,7…ベローズ
5…除湿ダクト
6…乾燥装置
8…排水弁
9…排水ホース
10…排水トラップ
10a…穴
11…吹出しノズル
12…循環空気
13…吸気弁
14,15…筐体内部空気
16…外部空気
17…オーバーフロー管
18…排気ホース
20…外槽
21…サスペンション
22…前面カバー
23…背面カバー
27…フィルタダクト
29…回転ドラム
30…洗濯物
31…流体バランサー
32…通風口
33…リフター
34…フランジ
35…主軸
36…ドラム駆動用モータ
37,39…排水口
38…パッキン
39a…シール材
39b…アダプター
39c…蓋
40…送風ダクト
40a…吹出し口
42…吸気口
50…ヒートポンプ
51…冷却水供給管
52…冷却水
53…循環空気
54…圧縮機
55…凝縮器
57…膨張機構
58…蒸発器
59…フィルタ
61…ファン
62…ヒータ
67…ブロワ
68,116…給水電磁弁
69…給水ホース

Claims (11)

  1. 乾燥時に内部が乾燥室となる外槽と、前記外槽内に回転自在に配置され、洗濯物を収容する回転ドラム又は内槽と、この回転ドラム又は内槽を駆動するモータと、前記回転ドラム又は内槽を支持する筐体と、前記回転ドラム又は内槽に温風を送風するための送風路、加熱手段及び送風手段を有する乾燥装置、前記外槽から排出される水を排出する排水ホースとを備え、乾燥時に、空気が前記乾燥装置、前記外槽、前記乾燥装置の順で循環する洗濯乾燥機において、
    前記乾燥時の乾燥運転では、前記空気を洗濯乾燥機内で循環させる循環乾燥運転と、前記回転ドラム又は内槽から排出される空気の全部または一部を前記排水ホースを経由して排気する排気乾燥運転を有し
    前記循環乾燥運転が所定時間実行されると、前記送風手段のファン回転数を一旦下げた後、前記ファン回転数を再び上げていき、前記外槽の内部気圧が規定値に達した際に前記ファン回転数が所定の値を超えていなければ、前記循環乾燥運転に移行するように乾燥運転を制御することを特徴とする洗濯乾燥機。
  2. 乾燥時に内部が乾燥室となる外槽と、前記外槽内に回転自在に配置され、洗濯物を収容する回転ドラム又は内槽と、この回転ドラム又は内槽を駆動するモータと、前記回転ドラム又は内槽を支持する筐体と、前記回転ドラム又は内槽に温風を送風するための送風路、加熱手段及び送風手段、除湿部を含む乾燥装置、前記外槽から排出される水を排出する排水ホースとを備え、乾燥時に、空気が前記乾燥装置、前記外槽、前記乾燥装置の順で循環する洗濯乾燥機において、
    前記乾燥時の乾燥運転では、前記空気を洗濯乾燥機内で循環させる循環乾燥運転と、前記加熱手段を停止して前記外槽上面から前記筐体との空間の空気を前記送風路に吸込み、前記回転ドラム又は内槽から出た空気の全部または一部を前記排水ホースを経由して排気する排気乾燥運転を有し
    前記循環乾燥運転が所定時間実行されると、前記送風手段のファン回転数を一旦下げた後、前記ファン回転数を再び上げていき、前記外槽の内部気圧が規定値に達した際に前記ファン回転数が所定の値を超えていなければ、前記循環乾燥運転に移行するように乾燥運転を制御することを特徴とする洗濯乾燥機。
  3. 請求項1または2記載の洗濯乾燥機において、
    前記空気の流れが前記循環乾燥運転と前記排気乾燥運転に切替えられる空気流切り替え手段を有することを特徴とする洗濯乾燥機。
  4. 請求項3記載の洗濯乾燥機において、
    前記空気流切り替え手段は、前記除湿部で除湿された前記空気を前記送風手段に導く風路に設けたことを特徴とする洗濯乾燥機。
  5. 請求項4記載の洗濯乾燥機において、
    前記空気流切り替え手段は回動自在なる吸気弁を含み、
    前記排気乾燥運転では、前記吸気弁は除湿部から前記送風手段に向かう空気の流れを遮るとともに前記風路に前記筐体内の空気を導くようにセット(吸気弁が開く)され、
    前記循環乾燥運転では、前記吸気弁は前記筐体から前記風路内への空気流入を遮るとともに除湿部から前記送風手段に向かって空気が流れるようにセット(吸気弁が閉じ)されることを特徴とする洗濯乾燥機。
  6. 請求項1または2記載の洗濯乾燥機において
    前記外槽内の気圧を検知するための圧力検知手段と、前記送風手段のファンの回転数を検知するための回転数検知手段を備えていることを特徴とする洗濯乾燥機
  7. 請求項6記載の洗濯乾燥機において
    前記圧力検知手段は、前記外槽内に溜まる洗濯水の水位を検知する水位センサを含むことを特徴とする洗濯乾燥機
  8. 請求項5記載の洗濯乾燥機において
    前記ファンの回転数を一旦下げたところで前記吸気弁を開くことを特徴とする洗濯乾燥機
  9. 請求項8記載の洗濯乾燥機において
    前記ファンの回転数を再び上昇させながら前記外槽内の気圧を検知し
    前記気圧が200mmH Oを含む所定気圧値を超えないところで、前記ファンの回転数が12000RPMを含む所定回転数値を上回るときには前記排気乾燥運転を継続し、所定回転数値を上回ることができないときには前記循環乾燥運転に移行または排気乾燥運転の停止をすることを特徴とする洗濯乾燥機
  10. 請求項9記載の洗濯乾燥機において
    前記所定回転数値を上回ることができなくて前記循環乾燥運転に移行する際には、前記吸気弁を閉じることを特徴とする洗濯乾燥機
  11. 請求項5記載の洗濯乾燥機において
    前記吸気弁の開閉は、ファンの回転数を下げ前記送風手段の風圧を抑えてからすることを特徴とする洗濯乾燥機
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