JP5132953B2 - 建具、及び、止水部材 - Google Patents
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Description
このような建具によれば、室内の水が下枠と縦枠との隙間を通って室外へ流出することを防止するための止水部材は、下枠の外側上面と当接される第1当接部と、外側上面より下方にて下枠の内側上面に当接される第2当接部とを有しているので、室内側の水が室外側に流出する方向に流れても、第1当接部と第2当接部との少なくとも2つの当接部により室外側への水の流出が阻止される。このため、室内側の水が室外側に、より浸入し難い建具を実現することが可能である。
このような建具によれば、第1当接部及び第2当接部の少なくともいずれか一方が可撓性を有し、下枠の外側上面または下側上面に当接されて屈曲しているので、外側上面または下側上面に当接されている第1当接部及び第2当接部は、屈曲の撓みによる弾性により下枠の外側上面または下側上面に押圧された状態で当接されている。このため、室内の水が下枠の外側上面または下側上面と縦枠との隙間を通って室外へ流出することをより効果的に防止することが可能である。
このような建具によれば、可撓性を有する第1当接部は、座部の下面に設けられた上方に窪む凹部から突出させて設けられているので、座部が下枠上に載置された際には、第1当接部の突出している部位が下枠に押圧されるとともに下枠上に沿うように撓み変形する。このため、第1当接部が下枠に密着されるので、室内の水が下枠の上面を通って室外へ流出することを、より確実に防止することが可能である。また、第1当接部が凹部に設けられているので、第1当接部の、下枠に当接されて撓んだ部位は凹部に入り込むことが可能である。このため、第1当接部が凹部に入り込むことにより、座部の下面も下枠の上面に密着させることが可能なので、座部の下面全体としても室外側への水の浸入を防止すること可能である。
このような建具によれば、下枠と障子の下框との間は下シール部材にてシールされており、下シール部材と止水部材との間には弾性部材が介在されているので、障子の下框から止水部材までの領域を全域に亘って、室外側に水が浸入することを防止することが可能である。
このような建具によれば、下シール部材と室内延出部とを、また、縦シール部材と室内延出部とを、スポンジの弾性により密着させて、それらの間に水が浸入しにくい構成とすることが可能である。また、スポンジは吸水性を有するので、下シール部材と室内延出部との間、及び、縦シール部材と室内延出部との間では、スポンジ内を通して室内側に水を流出させることが可能である。
このような建具によれば、下シール部材は弾性部材と接触しているので、弾性部材を介して室外に流出する水を上部の溝部を通して見付け方向の反対側に排出することが可能である。このため、止水部材側で水が溢れる場合には、下シール部材上の溝部を通して、見付け方向の反対側に水を流すことにより、水が室外側に溢れ出ることを防止することが可能である。
本実施形態に係る建具10は、図1、図2に示すように、躯体に固定され、室内としての浴室内と室外としての浴室外との間の開口を形成する枠体12と、開口を開閉自在に設けられた障子としての折れ戸20と、後に詳述する止水部材50と、を有している。
15 左側の縦枠(縦枠)、17 保持板部、19 下シール部材、19a 溝部、
20 折れ戸、28 縦シール部材、50 止水部材、52 座部、52a 下面、
52b 凹部、52c 第1当接部、52d 第2当接部、54 室外側部、
54a スロープ、56 室内延出部、60 スポンジ(弾性部材)、間隙62、
70 止水部材
Claims (9)
- 下枠と縦枠とを有し、室内と室外との間に設けられた枠体と、
該枠体に開閉自在に取り付けられた障子と、
前記室内の水が前記下枠の上面と前記縦枠との隙間を通って前記室外へ流出することを防止するための止水部材と、
を有する建具であって、
前記下枠には、前記障子を閉止した状態で当該障子の下框に当接されて、前記障子との間をシールするための下シール部材が設けられており、
前記下枠は、前記下シール部材より室内側に位置する内側上面と、前記内側上面の室外側にて当該内側上面より高くなるように形成され前記下シール部材が取り付けられる部位が設けられた外側上面と、を有し、
前記止水部材は、前記下枠の前記外側上面に当接される第1当接部と、前記外側上面より下方にて前記内側上面に当接される第2当接部と、を有することを特徴とする建具。 - 請求項1に記載の建具であって、
前記第1当接部及び前記第2当接部のうちの少なくともいずれか一方は可撓性を有し、屈曲して当接されていることを特徴とする建具。 - 請求項1または請求項2に記載の建具であって、
前記止水部材は前記下枠上に当接される座部を有し、
前記座部の前記下枠に当接される下面には上方に窪む凹部を有し、
前記第1当接部は、可撓性を有し、前記凹部内に設けられているとともに当該凹部から突出していることを特徴とする建具。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の建具であって、
前記下シール部材と前記止水部材との間には弾性部材が介在されていることを特徴とする建具。 - 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の建具であって、
前記縦枠は、見付け方向に突出し、前記縦枠と前記障子の縦框との間をシールするための縦シール部材を保持する保持板部を有し、
前記保持板部は、前記止水部材の前記座部上に当接され、
前記止水部材は、前記保持板部の室外側面と対面する室外側部と、当該室外側部から繋がって見込み方向に沿って室内側に延出された室内延出部とを有し、
前記室内延出部と縦シール部材との間には、前記室外側部及び前記室内延出部より高さが低い弾性部材が設けられ、
前記室外側部と前記保持板部との間隙に進入した水は、前記弾性部材より水位が高くなったときに前記室内延出部と縦シール部材との間から前記弾性部材の上を通って室内側に排出されることを特徴とする建具。 - 請求項4または請求項5に記載の建具であって、
前記弾性部材は、スポンジであることを特徴とする建具。 - 請求項5または請求項6に記載の建具であって、
前記下シール部材の上部には、見付け方向に沿って溝部が設けられており、
前記弾性部材の上を通った水は、前記溝部を通って、見付け方向における反対側にて室内側に排出されることを特徴とする建具。 - 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の建具であって、
前記止水部材の室外側には、下方に向かって前記止水部材及び前記縦枠から離れる方向に向かって高さが低くなる部位が設けられていることを特徴とする建具。 - 室内と室外との間に設けられ開口を形成する枠体が有する下枠の上面と縦枠との隙間を通って前記室内の水が前記室外へ流出することを防止するための止水部材であって、
前記下枠に設けられて前記開口を閉止した障子の下框に当接される下シール部材より室内側に位置する、前記下枠の内側上面に当接される第2当接部と、
前記内側上面の室外側にて当該内側上面より高くなるように形成されて前記下シール部材が取り付けられる部位が設けられた、前記下枠の外側上面に当接される第1当接部と、
を有することを特徴とする止水部材。
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