JP6043169B2 - 開口部装置 - Google Patents
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Description
ところが、下枠本体から凹凸部分を着脱することができるように構成すると、ガタが発生し、凹凸部分端部と縦枠との間に間隙が形成されるという不具合があった。この間隙は水を通す入水経路となり、止水性能が低下する原因の1つとなる。
また、以下の説明では、開口部装置が建物開口部に設置された姿勢で、開口部装置により仕切られた部屋から開口部装置を見たときに上下となる方向を見付け方向上下、左右となる方向を見付け方向左右、仕切られた隣接する部屋間の内外方向を見込み方向と記載することがある。さらに、見付け方向左右及び見付け方向上下に平行な面を見付け面、並びに見込み方向に平行な面を見込み面と記載することがある。
図2は図1にII−IIで示した水平方向矢視断面図、図3は図2と同じ視点における障子30、35を開放した姿勢の断面図、図4は図1にIV−IVで示した鉛直方向矢視断面図である。図4では2枚の障子30、35ともに断面で表している。図2〜図4には併せて浴室側及び更衣室側となる方向を示している。
図4からわかるように、本形態の開口部装置1の上枠11は、後述する障子30、35の上端に設けられた吊り車33、38が載置されて転動するレール11a、11bを備えている。レール11aとレール11bとは見込み方向に並べて配列され、それぞれが上枠11の長手方向に沿って見付け方向左右に延びるように形成されている。一方のレール11aが障子30、他方のレール11bが障子35のためのレールである。
さらに、下枠止水材取付溝13iの更衣室側壁を形成する片からは更衣室側に向かって見込み方向に延びる片13jが具備されている。
本形態では開口部装置1が吊り戸の形態であるため、下枠12の着脱下枠14によりガイド溝14c、14gを形成する例を示したが、着脱下枠は、下枠の上面の少なくとも一部を形成する部材であればよく、着脱下枠により形成される具体的形態は障子の形態に合わせて適宜変更することが可能である。例えば障子の下端に戸車が備えられた形態では着脱下枠にレールを形成することができる。また、障子が回動式、揺動式の開き戸の形態では、着脱下枠に戸当たりが設けられたり、平坦であってもよい。
片14aの更衣室側の端部、及び片14bの浴室側の端部からは見付け方向上下で下枠本体13の片13aに向けて片14d、14eが延びている。さらに片14dの更衣室側からは更衣室側に向けて見込み方向に片14hが延在する。
図3、図7(a)、図7(b)からわかるように、着脱下枠14の当該端部は、片14aが片14bよりも短くなるように形成されている。これにより後述するように片14aと縦枠16との間に間隙が形成され、使用者はここに指等を差し込んで着脱下枠14を下枠本体13から容易に離脱することができる。
また、図7(b)からわかるように、片14aの端面からは下枠本体13の片13aに向けて見付け方向上下の下方に延びる係合片14fが設けられている。本形態では片14aの一部が下方に折り曲げられて形成されている。当該係合片14fは後述するように、下枠本体13の片13eと合わせて着脱下枠14の見付け方向左右への移動を制限する移動制限手段として機能する。
着脱下枠14を下枠本体13に装着した姿勢では、図4、図5からわかるように、下枠本体13の片13eと片13cとの間に、着脱下枠14の片14d、片14hが配置され、片14dが片13eに、片14hの更衣室側の端部が片13cにそれぞれ接触可能に位置づけられる。これにより、着脱下枠14が見込み方向に移動してしまうことを制限し、ガイド溝14cの位置決め及びガイド溝14gの維持が図られる。
このとき、下枠本体13の片13eは縦枠16に達する前に切り欠かれ、間隙13fが形成されており(図6参照)、一方、片14aの端面には係合片14fが設けられている。そして、図9(a)、図9(b)から特によくわかるように、係合片14fが間隙13fの間に入るとともに、係合片14fが片13eの端面に係止するように配置される。これにより着脱下枠14が見付け方向左右(長手方向)に移動することが制限され、片14bが縦枠16から離れて間隙を生じさせることによる止水性の低下を防止することができる。
また、本形態では着脱下枠14は一体で構成されているが、開口部の見付け方向左右に分割して複数で構成されてもよい。着脱下枠が複数で構成された場合は、見付け方向左右に隙間ができやすいが、本発明により縦枠と着脱下枠との間隙を最小限に抑えることができる。
本形態では、図6からわかるように縦枠16の見込み面16aに下枠本体13の端部が突き当てられるように組み合わされる。このとき見込み面16aと下枠本体13の端部との間に板状のシール材が挟まれてもよい。
一方、障子35は、上部に配置された吊り車38が上枠11のレール11bに載置され、下部に設けられたガイド片37aが下枠12の着脱下枠14のガイド溝14gに挿入される。これにより障子35は、枠体10内のうち障子30より浴室側において見付け方向左右に移動可能とされる。
以上より、図1に示した視点で障子30が左側、障子35がその右側に配置され、開口部分10aを閉鎖することにより、障子30、35、及びパネル40により建物開口部が閉鎖される。障子30、35を見付け方向左右の右側に移動することにより障子30、35を戸袋部分10b側に配置して見込み方向にパネル40と重ねることにより、開口部分10aが開放される。
10 枠体
11 上枠
12 下枠
13 下枠本体
13e 片(移動制限手段)
14 着脱下枠
14f 係合片(移動制限手段)
16 縦枠
17 方立
18 下枠止水材
19 端部止水部材
Claims (3)
- 上枠、下枠、及び縦枠が枠組みされた枠体と、
前記枠体の枠組み内に配置される障子と、を備え、
前記下枠は、
2つの前記縦枠間の端部を渡されるように配置される下枠本体と、
前記下枠本体の見付け方向左右に沿って配置されて、前記下枠の上面の一部を形成して前記下枠として機能するとともに、前記下枠本体から着脱可能である着脱下枠とを備え、
前記着脱下枠は、その少なくとも一端の少なくとも一部が前記縦枠の見込み面に接触されるように配置され、
前記下枠には前記着脱下枠の見付け方向左右及び見込み方向への移動を制限する移動制限手段が備えられ、
前記移動制限手段は、
前記下枠本体から前記着脱下枠に向けて一体で延びる片、及び、該片に係合する前記着脱下枠に前記下枠本体に向けて一体で延びるように設けられた係合片を有している、開口部装置。 - 前記着脱下枠には、前記障子を案内する手段が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の開口部装置。
- 前記係合片は前記着脱下枠の最端部に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の開口部装置。
Priority Applications (1)
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JP2012263713A JP6043169B2 (ja) | 2012-11-30 | 2012-11-30 | 開口部装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012263713A JP6043169B2 (ja) | 2012-11-30 | 2012-11-30 | 開口部装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014109125A JP2014109125A (ja) | 2014-06-12 |
JP6043169B2 true JP6043169B2 (ja) | 2016-12-14 |
Family
ID=51029931
Family Applications (1)
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JP2012263713A Active JP6043169B2 (ja) | 2012-11-30 | 2012-11-30 | 開口部装置 |
Country Status (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2012
- 2012-11-30 JP JP2012263713A patent/JP6043169B2/ja active Active
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