JP6270806B2 - 戸袋構造 - Google Patents

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Description

本発明は、住宅の部屋と部屋又は部屋と廊下等との開口部に設置するアウトセット引き戸の戸袋構造に関する。
高齢者用住宅・施設では、部屋の開口部を広く確保することや、バリアフリーの観点から、扉を引き戸(特に扉を上部で吊る方式の引き戸)とすることが主流となっている。スペースの有効活用や、居住者の安全面に配慮するために扉を壁の中に引き込む戸袋が多く採用されているが、高齢者施設では壁厚が薄いため、戸袋を設けるにはスチール枠を用いなければならず、施工の手間やコストが高くなるという不具合が発生する。
そこで、省施工を目的として、引き戸をアウトセット方式とすることも考えられるが、その際には、戸袋がないために引き戸から一定の距離を置かなければ収納家具を設置することができない。この場合に、収納家具を引き戸から引き離し過ぎて設置してしまうことも多く、住居スペースに無駄な部分が発生することになる。また、アウトセット方式とすると引き戸の可動域には、戸袋がないためにスライドしている引き戸に触れて居住者が転倒等を起こすことがあり、このようなことが起こらないように別途ガードパネル等を設置する必要があった。
室内壁面から一定の距離を維持して設置する収納家具が特許文献1に開示されている。特許文献1では、収納家具の天板を任意幅だけ後方に張り出す張り出し部を設け、張り出し部の端面を壁面に当接させて設置することで、収納家具を室内壁面から必要寸法だけ離間させて設置することを可能にするとしている。このようにすることにより、天板後端部と室内壁面との隙間から物品が落下することがなく、また、隙間にほこりが溜まることによる不衛生を回避することができるとしている。
特開平8−294426号公報
しかしながら、前記隙間は上記のように室内壁面と収納家具との間にほこりが溜まることによる不衛生を回避するだけの狭いものであり、アウトセット引き戸を開口部に設置した場合、引き戸の引込に必要な隙間を別途あけて設置しなければならず、設置が悪い場合には、依然として住居スペースに無駄な部分が発生することになり、別途ガードパネルの設置も必要であった。
本発明の目的は、収納体を利用してこれを単に壁際に設置するだけで足るアウトセット引き戸の戸袋構造を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明における第1の発明は、例えば図5に示すように、戸袋構造1を次のように構成した。すなわち、
部屋の開口部24に吊戸レール10を介して設置されたアウトセット引き戸14の戸袋構造1であって、
前記アウトセット引き戸14と、
開口部24に設置された前記アウトセット引き戸14を吊り下げる吊戸レール10と、
前記吊戸レール10の上端部14cよりも背丈が高く、アウトセット引き戸14の戸尻側の壁面28に沿って配設された収納体2とで構成され、
前記収納体2の天板4は、収納体2の幅方向又は奥行き方向に張り出しており、前記天板4の張り出した側の端面4aは、前記吊戸レール10を取り付けた壁面28に当接し、且つ前記壁面28と収納体2の側面2a又は背面2bとの間の間隔dが前記アウトセット引き戸14を収納する幅に形成されることを特徴とする戸袋構造1である。
さらに、上記課題を解決するため本発明の第2の発明は、例えば図7に示すように、戸袋構造5を次のように構成した。すなわち、
部屋の開口部24に吊戸レール10を介して設置されたアウトセット引き戸14の戸袋構造5であって、
前記アウトセット引き戸14と、
開口部24に設置された前記アウトセット引き戸14を吊り下げる吊戸レール10と、
前記吊戸レール10の上端部14cまでの背丈とほぼ同じ背丈を有し、アウトセット引き戸14の戸尻側の壁面28に沿って配設された収納体2とで構成され、
前記収納体2の天板4は、収納体2の幅方向に張り出しており、前記天板4の張り出した側の端面4aは、前記吊戸レール10の側面10aに当接し、且つ前記壁面28と収納体2の側面2aとの間の間隔wが、前記アウトセット引き戸14を収納し、且つ収納体2の前扉6が開閉できる幅に形成されることを特徴とする戸袋構造5である。
さらに、上記課題を解決するため本発明の第3の発明は、戸袋構造1又は5を次のように構成した。すなわち、
前記アウトセット引き戸14の戸尻部14b側において、前記アウトセット引き戸14を収納できる間隔を設け、開口部24と収納体2との間で露出した壁面28に沿って該壁面28を覆う袖壁12を更に配置することを特徴とする前記第1又は第2の発明に記載の戸袋構造1又は5である。
第1の発明は、次のように作用する。壁面28と収納体2の側面2a又は背面2bと延伸された天板4によって必要最小幅でアウトセット引き戸14の戸袋26が形成され、アウトセット引き戸14の開閉時に該引き戸14が両側の戸袋26の壁に接触することなく安定した開閉動作をすることができる。
第2の発明は、次のように作用する。壁面28と収納体2の側面2aと延伸された天板4によって必要最小幅で、アウトセット引き戸14の戸袋26と収納体2の前扉6を開閉できる領域が形成され、アウトセット引き戸14の開閉時に該引き戸14が両側の戸袋26の壁に接触することなく安定した開閉動作をすることができ、また、収納体2の前扉6の形状及び構成に拘わらず前扉6を開閉することができる。
第3の発明は、次のように作用する。アウトセット引き戸14の戸尻部14b側に袖壁12を収容体2と近接するように設置したことにより、引き戸の引き残しが発生しないようになり、見栄えをよくすることができる。
本発明によれば、部屋の開口部に隣接して収納体の側面を利用したアウトセット引き戸の戸袋構造を提供することができる。そのため、アウトセット引き戸の可動域にガードパネル等を設置する必要はなく、施工の手間やコストを削減することができる。また、戸袋構造は、アウトセット引き戸の戸袋を構成するだけでなく、収納体を有しているので、収納体内に衣服などを収納できる。加えて天板に壁面に当接する張り出し部を設けているので、天板と壁面との間に隙間がなく、隙間に物品が落下することがない。それ故、収納体天板上に物品の配置を可能とするなど、部屋空間の有効利用を実現している。
また、収納体側面と、収納体側面が対面する壁面とで構成された上記戸袋の幅に、収納体の前扉が、その形状及び構成に拘わらず開閉できる領域を加えた戸袋構造により、戸袋の開閉状況、収納体の前扉の形状及び構成に拘わらず、随時、収納体を利用できる戸袋構造を提供することができる。
また、袖壁を収容体と近接するように設置することで、アウトセット引き戸の引き残しの発生をなくし且つ見栄え向上に貢献している。
本発明における一実施形態を示す斜視図である。 本発明で用いるアウトセット引き戸と戸袋構造の一例を示す部分平面図である。 本発明で用いる収納体の一例を示す斜視図である。 本発明の一実施形態の組立手順を示す概略図である。 本発明における別の実施形態を示す斜視図である。 本発明におけるさらに別の実施形態を示す斜視図である。 本発明におけるさらに別の実施形態を示す斜視図である。 本発明におけるさらに別の実施形態の正面図である。 本発明で用いるアウトセット引き戸と戸袋構造の別の例を示す部分平面図である。
以下、本発明の一実施形態について図1から4によって説明する。図1は、本発明における一実施形態の戸袋構造1を示す斜視図で、開口部24と設置される収納体2との間に壁面28が露出する場合で、この場合はこの部分を覆う袖壁12が用いられる。この図が示すように、本実施形態の戸袋構造1は、アウトセット引き戸14と収納体2と、袖壁12とで大略構成される。
アウトセット引き戸14はフラッシュ構造の縦長長方形の板材で、戸先側中央に取手6が表裏に取り付けられている。このアウトセット引き戸14の上端には開口部24を吊戸レール10に沿って開閉動作可能なように吊車40を用いて吊設される。
本実施形態の代表的なアウトセット引き戸14のサイズは、長さ900〜1200mm、高さ〜2000mm、幅30mm程度である。これに対して後述する本実施形態の収納体2の代表的なサイズは長さ700mm、高さ〜2200mm、幅600mm程度である。また本実施形態の袖壁12の代表的なサイズは長さ400mm、高さ〜2200mm、幅40mm程度である。対応する開口部のサイズは、長さ800〜1000mm、高さ〜1900mm程度である。これらのサイズについては、上記数値例に限定されるものではない。
開口部24の上端部には、図示しない開口上枠が設置され、左右両側には開口縦枠22、30が設置されている。そして、開口部24の直上にて、開口部24が設けられている壁面28には引き戸横枠20が設けられ、引き戸横枠20は開口部24の戸尻側を越えて壁面28の端まで伸びるように設置されている。引き戸横枠20の下面には吊戸レール10が壁面28の端まで配設されている。吊戸レール10の下面には長手方向全長に亘って図示しないレール溝が設けられており、吊戸レール10内を吊車40が走行するようになっている。開口部24を越えた部分において、引き戸横枠20上には後述するように幕板18が配置される。
収納体2は、両側面2a、背面2b、天板4、観音開きで前扉取手8を有する前扉6及び底板、必要に応じて内部に備えられる棚板などで構成されている。天板4は、図5又は図6のように、一方の側面2a側又は背面2b側の端面4aが該側面2a又は背面2bから張り出すように形成されている。この張り出し量をdで示す(図3)。
図2は、アウトセット引き戸14を収容した戸袋構造1の一例を示す部分平面図である。袖壁12は例えば合板や石膏ボード或いは中密度繊維板のような縦長の板材が使用される。大きさは開口部24の戸尻側開口端から収納体2の前面までの横幅で、縦は床面から後述する袖壁天板12aに至る大きさである。
次に、図4を用いて、本発明の戸袋構造1を組み立てる場合について説明する。
図4(A)において、開口部24の左右両側に開口縦枠22、30、開口上枠、引き戸横枠20が開口部24に設置される。引き戸横枠20は、アウトセット引き戸14の可動範囲全域をカバーするように壁面28の端まで設置される。
この引き戸横枠20に吊戸レール10をネジ等で設置し、アウトセット引き戸14の全重量を支えるため、引き戸横枠20はネジ等で固定壁面28に強固に固定される。
開口部24領域以外の引き戸横枠20には、その上部に引き戸横枠20及び吊戸レール10の保護及び見栄え向上のために幕板18をネジ42等で壁面28に固定する。
幕板18は図からわかるように細長い板材で、開口部24の戸尻側端面から壁面28の端まで設けられる。
床面側では、袖壁12の床面での配置位置を固定するために、袖壁ガイド板12bを床面にネジ44等で固定する。袖壁ガイド板12bは、アウトセット引き戸14の開閉動作時に、吊戸レール10に吊設されたアウトセット引き戸14を引き戸14の下端部分でガイドする機能を有することができる。袖壁ガイド板12bの配置位置は後述するように袖壁12の底部が床面と接する部位を袖壁12の内側から固定する位置であり、袖壁12と収納体2の側面2aと天板4によって戸袋26が構成されるように袖壁12を床面に固定する部位である。換言すれば、壁面28から離間した位置で、引き戸14が引き込まれる間隔を以って床面に固定される。
アウトセット引き戸14の上端部14cの前後両端部には前述の吊車40が設置され、引き戸横枠20下面に取り付けられた吊戸レール10に吊車40を引っ掛けるように吊り下げて吊戸レール10に沿って移動可能なように配置される(図4(B)、(C))。
次に、引き戸横枠20の上側に袖壁天板12aをネジ46等で壁面28に固定する。袖壁天板12aは袖壁12の横幅に等しい長さに形成された板材である。袖壁天板12aの配置位置は戸尻側の開口縦枠30から収納体2の天板4の張り出し部の前端までの大きさで、袖壁12の上端部が袖壁天板12aに固定され、前述の袖壁ガイド板12bに袖壁12の下端が固定される。
図4(D)において、戸尻側の開口縦枠30に対向して袖壁キャップ32が袖壁12の開口側側面全長に亘って固定される。開口縦枠30と袖壁キャップ32との間には、引き戸14が通過できる間隙が形成され、両者の対向面には引き戸14に接触する長さのモヘア34が前記間隙の全長に亘って取り付けられている(図2)。
図4(F)において、収納体2は、その天板4を幕板18の上に位置するようにセットされ、天板4の張り出し部分の左端面4aと背面2bが壁面28に、それぞれ当接するように配設される。このとき、袖壁12及び袖壁天板12aの収納体2側の側部12cは、収納体2の正面左角部及び天板4の張り出し部分の正面左端部と当接し(但し、前扉6には接触せず、その開閉を損なわない(図2参照)。)、袖壁12の内側面12dと収納体2の左側の側面2aがほぼ面位置で戸袋26の1面を構成し、壁面28と共に幅dの空間を有する戸袋構造1が完成する。
この時、引き戸14と袖壁12との関係は、引き戸14を「戸袋26」に引き込んだ時、取手16が開口縦枠30と袖壁キャップ32に接触せず、指を挟まない程度になっており、開口部24を閉じた時、引き戸14の戸尻が開口縦枠30と袖壁キャップ32との間の間隙から離脱しないように形成されている。
上記のように、収納体2と開口部24の戸尻側端部までの間は、袖壁12を配置してアウトセット引き戸14が露出しないようにしている。そして、袖壁12と袖壁天板12aによって、収納体2とその天板4で構成された戸袋26とほぼ同じ高さ、幅の空間を構成し、両者の空間を合わせて全体として戸袋26を構成している。
以下に、図1を用いて、上記のように構成された戸袋構造1の使用方法について説明する。
利用者が、収納体2が配置されている部屋からアウトセット引き戸14を開ける場合には、利用者は、その取手16を戸尻方向に移動させることによって、アウトセット引き戸14を開けることができる。このとき、アウトセット引き戸14は、開口部24以外は戸袋26に覆われているためにアウトセット引き戸14を完全に開ききるまで戸尻方向に移動させることができ、取手16が袖壁キャップ32と当接する手前の、指を挟まない地点が終点となる。袖壁キャップ32及び開口縦枠30には、アウトセット引き戸14と面する部分の全長にモヘア34が配置されているので、利用者は指を巻き込まれることはない。利用者がアウトセット引き戸14を閉める場合には、利用者は、その取手16を戸先方向に移動させることによって、アウトセット引き戸14を閉めることができる。開口縦枠22の引き戸当接面にはゴムやスポンジ等、衝撃を和らげるような素材が配置されているので、利用者が指を挟んだ場合などに被害を軽減することができる。
また、部屋の居住者は、収納体2を通常の収納家具として利用することが可能であり、前扉取手8を手前に引いて前扉6を開け、衣類や小物等を収納することができる。さらに、袖壁12の存在により、壁面28が顕れて見栄えが損なわれることはない。
本発明の他の実施例について図5によって説明する。上述した実施例と同様の説明については省略する。
図5に示す実施例は、収納体2が前記壁面28を覆う大きさで、アウトセット引き戸14と収納体2で戸袋構造1が構成される場合を示している。アウトセット引き戸14を引き残しのないように開放した場合に、アウトセット引き戸14の戸面のほぼ全体が収納体2の側面2aが構成する戸袋に収納される場合には袖壁12を必要とせず、アウトセット引き戸14と収納体2で戸袋構造1が構成される。
したがって、上記実施例で袖壁12を構成した袖壁天板12a及び袖壁ガイド板12b、袖壁キャップ32も不要となる。それ以外の構成要素は同じである。上記実施例で示した袖壁キャップ32へのモヘア34の設置については、戸袋構造1を構成する収納体2の側面2aの戸尻部14b側の端部に設置してもよい。
上記実施例の組立については、図4(C)から図4(D)で示した袖壁12を設置する工程は不要であるが、他の工程は同じである。
次に、本発明の第3の実施例について図6によって説明する。上述した2つの実施例と同様の説明については省略する。
図6に示す実施例は、第2の実施例の収納体2の配置を変更したものであり、収納体2の側面2aで戸袋構造1を構成する代わりに、収納体2の背面2bで戸袋構造1を構成する。したがって、天板4の背面2b側が延伸され、その端面4aが壁面28aと当接する。
アウトセット引き戸14を引き残しのないように開放した場合に、アウトセット引き戸の戸面のほぼ全体が収納体2の背面2bが構成する戸袋に収納される場合には袖壁12を必要とせず、アウトセット引き戸14と収納体2で戸袋構造1が構成される。
次に、本発明の第4の実施例について図7によって説明する。上述した3つの実施例と同様の説明については省略する。
図7に示す実施例は、図5に示した第2の実施例の収納体2の背丈と配置を変更したものである。
収納体2の背丈は吊戸レール10を設置した引き戸横枠20の上端部と同じ高さであり、収納体2の壁面28側の天板4の端面4aが、引き戸横枠20と吊戸レール10の側面10aに当接している。端面4aと引き戸横枠20が当接している領域には、天板4の張り出し部と引き戸横枠20の上側全面に幕板18を設置している。壁面28と収納体2の側面2aは、その間にアウトセット引き戸14を収納し、且つ収納体2の前扉6が少なくとも側面2aと平行になるまで開くことができる幅wとなるように天板4の張り出し幅を設定している。
図8に示すように、上記実施例において吊戸レール10の幅がアウトセット引き戸14の幅よりも大きい場合には、天板4の張り出し量は、前扉6が少なくとも側面2aと平行になるまで開くことができる幅である。
また、図9に示すように、上記実施例において袖壁12を有する場合には、天板4の張り出し量は、前扉6が、袖壁12と接触せず、少なくとも側面2aと平行になるまで開くことができる幅である。
上記実施例の組立については、幕板18を図4(A)で設置せず、図4(F)において収納体2を設置し、天板4の張り出し部端面4aを引き戸横枠20及び吊戸レール10の側面10aに当接させた後に、幕板18を用いて収納体2の天板4と引き戸横枠20及び吊戸レール10を固定する。幕板18は、開口部24の戸尻部側端部から壁面28の端まで配置し、幕板18の上面よりネジ等で引き戸横枠20及び天板4の上面と固定する。
その他に、当業者が想定できる範囲で種々の変更を行えることは勿論である。
1:戸袋構造、2:収納体、2a:側面、2b:背面、4:天板、4a:端面、5:戸袋構造、6:前扉、8:前扉取手、10:吊戸レール、10a:側面、12:袖壁、12a:袖壁天板、12b:袖壁ガイド板、12c:側部、12d:内側面、14:アウトセット引き戸、14a:戸先部、14b:戸尻部、14c:上端部、16:取手、18:幕板、20:引き戸横枠、22:開口縦枠、24:開口部、26:戸袋、28:壁面、30:開口縦枠、32:袖壁キャップ、34:モヘア、40:吊車、42、44、46、48、50:ネジ、d:幅、w:幅

Claims (3)

  1. 部屋の開口部に吊戸レールを介して設置されたアウトセット引き戸の戸袋構造であって、
    前記アウトセット引き戸と、
    開口部に設置された前記アウトセット引き戸を吊り下げる吊戸レールと、
    前記吊戸レールの上端部よりも背丈が高く、アウトセット引き戸の戸尻側の壁面に沿って配設された収納体とで構成され、
    前記収納体の天板は、収納体の幅方向又は奥行き方向に張り出しており、前記天板の張り出した側の端面は、前記吊戸レールを取り付けた壁面に当接し、且つ前記壁面と収納体の側面又は背面との間の間隔が前記アウトセット引き戸を収納する幅に形成されると共に、
    前記アウトセット引き戸の戸尻部側において、前記アウトセット引き戸を収納できる間隔を設け、開口部と収納体との間で露出した壁面に沿って該壁面を覆う袖壁を更に配置する、ことを特徴とする戸袋構造。
  2. 部屋の開口部に吊戸レールを介して設置されたアウトセット引き戸の戸袋構造であって、
    前記アウトセット引き戸と、
    開口部に設置された前記アウトセット引き戸を吊り下げる吊戸レールと、
    前記吊戸レールの上端部までの背丈とほぼ同じ背丈を有し、アウトセット引き戸の戸尻側の壁面に沿って配設された収納体とで構成され、
    前記収納体の天板は、収納体の幅方向に張り出しており、前記天板の張り出した側の端面は、前記吊戸レールの側面に当接し、且つ前記壁面と収納体の側面との間の間隔が前記アウトセット引き戸を収納し、且つ収納体の前扉が開閉できる幅に形成されることを特徴とする戸袋構造。
  3. 前記アウトセット引き戸の戸尻部側において、前記アウトセット引き戸を収納できる間隔を設け、開口部と収納体との間で露出した壁面に沿って該壁面を覆う袖壁を更に配置することを特徴とする請求項に記載の戸袋構造。
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