JPH08294426A - 収納家具 - Google Patents
収納家具Info
- Publication number
- JPH08294426A JPH08294426A JP12558395A JP12558395A JPH08294426A JP H08294426 A JPH08294426 A JP H08294426A JP 12558395 A JP12558395 A JP 12558395A JP 12558395 A JP12558395 A JP 12558395A JP H08294426 A JPH08294426 A JP H08294426A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- top plate
- rear end
- plate
- furniture
- article storing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Assembled Shelves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 物品収納部の上部に天板が設けられる収納家
具を、室内壁面に密着させて設置することを可能にす
る。 【構成】 側板1、底板2、裏板3および天板4より構
成される箱体の内部が物品収納部とされる収納家具にお
いて、天板には、物品収納部の後端部から任意幅だけ後
方に張り出す張り出し部6が設けられる。あるいは、天
板とは別に天板の上に第2天板を物品収納部の後端部か
ら張り出して設けてもよい。張り出し部の下方空間に幅
木が収められるため、設置壁面に張り出し部の後端部を
密着させることができる。天板または第2天板を前後方
向にスライド可能とすることで、幅木の厚さ寸法に応じ
て張り出し寸法を調整することができる。
具を、室内壁面に密着させて設置することを可能にす
る。 【構成】 側板1、底板2、裏板3および天板4より構
成される箱体の内部が物品収納部とされる収納家具にお
いて、天板には、物品収納部の後端部から任意幅だけ後
方に張り出す張り出し部6が設けられる。あるいは、天
板とは別に天板の上に第2天板を物品収納部の後端部か
ら張り出して設けてもよい。張り出し部の下方空間に幅
木が収められるため、設置壁面に張り出し部の後端部を
密着させることができる。天板または第2天板を前後方
向にスライド可能とすることで、幅木の厚さ寸法に応じ
て張り出し寸法を調整することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は物品収納部を有する収納
家具に関する。
家具に関する。
【0002】
【従来の技術】洋タンス、和タンス、整理タンス、玄関
収納、下駄箱、食器棚等の収納家具は、側板、底板、裏
板および天板により構成される箱体の内部を物品収納部
として用いるものである。物品収納部は必要に応じて棚
板、仕切板等により仕切られ、あるいは引き出しが設置
される。物品収納部の前方開口部には必要に応じて引き
戸、扉、ガラス戸等の開閉装置が設けられる。
収納、下駄箱、食器棚等の収納家具は、側板、底板、裏
板および天板により構成される箱体の内部を物品収納部
として用いるものである。物品収納部は必要に応じて棚
板、仕切板等により仕切られ、あるいは引き出しが設置
される。物品収納部の前方開口部には必要に応じて引き
戸、扉、ガラス戸等の開閉装置が設けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の収納家具にあっ
ては、一般に、箱体を構成する側板、底板および天板の
後端部が垂直面において面一に設けられ、これらの後端
部に裏板が取り付けられている。
ては、一般に、箱体を構成する側板、底板および天板の
後端部が垂直面において面一に設けられ、これらの後端
部に裏板が取り付けられている。
【0004】あるいは、側板、底板および天板のそれぞ
れ後端部近くの内側面に切り欠き溝を周設し、該切り欠
き溝内に裏板の木口縁を嵌合することにより裏板を取り
付ける手法も採用されるが、この場合にも、側板、底板
および天板の後端部は垂直面において面一となるように
設けられている。
れ後端部近くの内側面に切り欠き溝を周設し、該切り欠
き溝内に裏板の木口縁を嵌合することにより裏板を取り
付ける手法も採用されるが、この場合にも、側板、底板
および天板の後端部は垂直面において面一となるように
設けられている。
【0005】ところで、かかる収納家具は、通常、収納
家具の後端部を室内壁面に押し付け密接させるようにし
て設置されるが、室内壁面の床面に接する下端部には幅
木が取り付けられているために、該幅木に邪魔されて、
収納家具の裏面を全体にわたって壁面に密着させること
ができない。
家具の後端部を室内壁面に押し付け密接させるようにし
て設置されるが、室内壁面の床面に接する下端部には幅
木が取り付けられているために、該幅木に邪魔されて、
収納家具の裏面を全体にわたって壁面に密着させること
ができない。
【0006】このため、収納家具の裏面と壁面との間に
は、幅木の厚さ(通常6〜12mm程度)に相当する隙
間が形成されることになり、天板に載せた物品が奥端部
の隙間から落ちたり、あるいは隙間にほこりが堆積しや
すく不衛生である、等の問題があった。
は、幅木の厚さ(通常6〜12mm程度)に相当する隙
間が形成されることになり、天板に載せた物品が奥端部
の隙間から落ちたり、あるいは隙間にほこりが堆積しや
すく不衛生である、等の問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術の
問題点を解消することを目的として創案されたものであ
って、物品収納部の上部に天板が設けられてなる収納家
具において、天板を物品収納部の後端部から任意幅だけ
後方に張り出すように設けたことを特徴とする。
問題点を解消することを目的として創案されたものであ
って、物品収納部の上部に天板が設けられてなる収納家
具において、天板を物品収納部の後端部から任意幅だけ
後方に張り出すように設けたことを特徴とする。
【0008】側板、底板、天板および裏板により収納家
具の箱体が構成される。これら板状体には、合板、繊維
板、パーティクルボード、単板積層板、集成材、合成樹
脂板等が用いられ、必要に応じてその表面または表裏面
あるいは木口縁端を含む表面または表裏面には、着色塗
装や柄模様印刷、または化粧単板、化粧紙、化粧合成樹
脂シート、クロス、化粧樹脂含浸紙等の化粧シート状物
や木口縁貼り材の貼着等による任意化粧が施される。
具の箱体が構成される。これら板状体には、合板、繊維
板、パーティクルボード、単板積層板、集成材、合成樹
脂板等が用いられ、必要に応じてその表面または表裏面
あるいは木口縁端を含む表面または表裏面には、着色塗
装や柄模様印刷、または化粧単板、化粧紙、化粧合成樹
脂シート、クロス、化粧樹脂含浸紙等の化粧シート状物
や木口縁貼り材の貼着等による任意化粧が施される。
【0009】側板、底板、天板および裏板は、ほぞ嵌
合、だぼ接合、金具接合あるいは接着剤、釘、木ねじ等
を用いて接合して箱体に構成される。
合、だぼ接合、金具接合あるいは接着剤、釘、木ねじ等
を用いて接合して箱体に構成される。
【0010】その際、上部の天板は、物品収納部の後端
部よりも任意幅だけ後方に張り出すように設けられる。
これは、側板および底板の奥行き寸法よりも天板の奥行
き寸法を任意寸法だけ大きくすることによって、容易に
達成される。
部よりも任意幅だけ後方に張り出すように設けられる。
これは、側板および底板の奥行き寸法よりも天板の奥行
き寸法を任意寸法だけ大きくすることによって、容易に
達成される。
【0011】また、天板を前後方向にスライド可能に設
けることにより、物品収納部の後端部より後方に張り出
す張り出し幅を調整可能とすることができる。
けることにより、物品収納部の後端部より後方に張り出
す張り出し幅を調整可能とすることができる。
【0012】あるいは、箱体を構成する天板とは別にそ
の上部に第2の天板を設け、該第2の天板を物品収納部
の後端部より任意幅だけ後方に張り出すように設けても
よい。この第2の天板は、箱体を構成する天板よりも奥
行き寸法の大きなものとし、それらの前端を揃えながら
第2の天板の後端部を物品収納部の後方より張り出すよ
うにしてもよく、また、天板の後端領域のみを覆うよう
に任意奥行き寸法の第2の天板を配置して物品収納部の
後方より張り出すようにしてもよい。第2の天板をスラ
イド可能に設けてもよい。
の上部に第2の天板を設け、該第2の天板を物品収納部
の後端部より任意幅だけ後方に張り出すように設けても
よい。この第2の天板は、箱体を構成する天板よりも奥
行き寸法の大きなものとし、それらの前端を揃えながら
第2の天板の後端部を物品収納部の後方より張り出すよ
うにしてもよく、また、天板の後端領域のみを覆うよう
に任意奥行き寸法の第2の天板を配置して物品収納部の
後方より張り出すようにしてもよい。第2の天板をスラ
イド可能に設けてもよい。
【0013】天板または第2の天板の後方張り出し寸法
は、収納家具の設置箇所における室内壁面下端部に取り
付けられる幅木の厚さ寸法に応じて設定または調整さ
れ、より具体的には幅木の厚さ寸法と同じあるいはわず
かに大きな寸法とされる。このような後方張り出し寸法
に設定するために、天板または第2の天板の後方張り出
し寸法を予め大きく設定しておいて、収納家具の設置時
に、その後端部を必要に応じて切断してもよい。
は、収納家具の設置箇所における室内壁面下端部に取り
付けられる幅木の厚さ寸法に応じて設定または調整さ
れ、より具体的には幅木の厚さ寸法と同じあるいはわず
かに大きな寸法とされる。このような後方張り出し寸法
に設定するために、天板または第2の天板の後方張り出
し寸法を予め大きく設定しておいて、収納家具の設置時
に、その後端部を必要に応じて切断してもよい。
【0014】箱体の物品収納部には常法により棚板、仕
切り板、引き出し等が設けられ、また、その前方開口部
には必要に応じて引き戸、扉、ガラス戸等の開閉装置が
設けられる。
切り板、引き出し等が設けられ、また、その前方開口部
には必要に応じて引き戸、扉、ガラス戸等の開閉装置が
設けられる。
【0015】
【作用】物品収納部の上部天板が物品収納部の後端部よ
りさらに後方に張り出して設けられ、設置箇所の室内壁
面の下端部に幅木が取り付けられている場合にも、天板
の張り出し部の下方空間に幅木を収め、天板後端部を室
内壁面に密着させることができる。
りさらに後方に張り出して設けられ、設置箇所の室内壁
面の下端部に幅木が取り付けられている場合にも、天板
の張り出し部の下方空間に幅木を収め、天板後端部を室
内壁面に密着させることができる。
【0016】
【実施例】図1は本発明の一実施例による収納家具を示
し、側板1、底板2、裏板3および天板4より構成され
る箱体の内部が物品収納部とされ、該物品収納部には棚
板5が側板に設けられるだぼ穴等を利用して取り付けら
れている。図示されないが、箱体の前方開口部には扉等
の開閉装置が設けられ得る。
し、側板1、底板2、裏板3および天板4より構成され
る箱体の内部が物品収納部とされ、該物品収納部には棚
板5が側板に設けられるだぼ穴等を利用して取り付けら
れている。図示されないが、箱体の前方開口部には扉等
の開閉装置が設けられ得る。
【0017】天板4は、物品収納部の後端部から任意幅
だけ後方に張り出す張り出し部6を有している。
だけ後方に張り出す張り出し部6を有している。
【0018】図2および図3はそれぞれ変形例を示し、
物品収納部の後端と垂直面において面一となる後端を有
する天板4の上に、物品収納部の後端部から任意幅後方
に張り出すように第2天板7、8を添着したものであ
る。図2の第2天板7は物品収納部の上面略全般領域を
覆うように設けられ、図3の第2天板8は物品収納部の
後端部領域のみを覆うように設けられている。
物品収納部の後端と垂直面において面一となる後端を有
する天板4の上に、物品収納部の後端部から任意幅後方
に張り出すように第2天板7、8を添着したものであ
る。図2の第2天板7は物品収納部の上面略全般領域を
覆うように設けられ、図3の第2天板8は物品収納部の
後端部領域のみを覆うように設けられている。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、天板が物品収納部の後
端部から任意幅だけ後方に張り出すように設けられるた
め、該収納家具の設置において、天板の張り出し部の下
方空間に幅木を収め、天板後端部を室内壁面に密着させ
ることができる。このため、天板後端部と室内壁面との
隙間から物品が落下することがなく、また、隙間にほこ
りが溜まることによる不衛生を回避することができる。
端部から任意幅だけ後方に張り出すように設けられるた
め、該収納家具の設置において、天板の張り出し部の下
方空間に幅木を収め、天板後端部を室内壁面に密着させ
ることができる。このため、天板後端部と室内壁面との
隙間から物品が落下することがなく、また、隙間にほこ
りが溜まることによる不衛生を回避することができる。
【0020】さらに、天板を前後方向にスライド可能と
することにより、天板後端部の張り出し寸法を幅木の厚
さ寸法に合わせて調整することができ、収納家具と壁面
との間の間隔を最小スペースとすることができる。
することにより、天板後端部の張り出し寸法を幅木の厚
さ寸法に合わせて調整することができ、収納家具と壁面
との間の間隔を最小スペースとすることができる。
【図1】本発明の一実施例による収納家具の縦断面図で
ある。
ある。
【図2】本発明の別の実施例による収納家具の縦断面図
である。
である。
【図3】本発明のさらに別の実施例による収納家具の縦
断面図である。
断面図である。
1 側板 2 底板 3 裏板 4 天板 5 棚板 6 張り出し部 7、8 第2天板
Claims (4)
- 【請求項1】 物品収納部の上部に天板が設けられて
なる収納家具において、天板を物品収納部の後端部から
任意幅だけ後方に張り出すように設けたことを特徴とす
る収納家具。 - 【請求項2】 物品収納部の上部に天板が設けられて
なる収納家具において、天板を物品収納部の後端部から
任意幅だけ後方に張り出すように前後方向にスライド可
能に設けたことを特徴とする収納家具。 - 【請求項3】 物品収納部の上部に天板が設けられて
なる収納家具において、天板の上に第2天板を物品収納
部の後端部から任意幅だけ後方に張り出すように設けた
ことを特徴とする収納家具。 - 【請求項4】 物品収納部の上部に天板が設けられて
なる収納家具において、天板の上に第2天板を物品収納
部の後端部から任意幅だけ後方に張り出すように前後方
向にスライド可能に設けたことを特徴とする収納家具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12558395A JPH08294426A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 収納家具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12558395A JPH08294426A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 収納家具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08294426A true JPH08294426A (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=14913778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12558395A Pending JPH08294426A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 収納家具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08294426A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017119957A (ja) * | 2015-12-28 | 2017-07-06 | 大建工業株式会社 | 戸袋構造 |
-
1995
- 1995-04-27 JP JP12558395A patent/JPH08294426A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017119957A (ja) * | 2015-12-28 | 2017-07-06 | 大建工業株式会社 | 戸袋構造 |
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