JP5132658B2 - 電動機駆動装置および冷凍空気調和装置 - Google Patents

電動機駆動装置および冷凍空気調和装置 Download PDF

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本発明は、損失を低減するための構成を有する電動機駆動装置等に関する。
従来の電動機駆動装置として、例えばオン抵抗の小さいスーパージャンクション構造のMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor )を用い、このMOSFETの寄生ダイオードの逆回復を回復するように逆電圧を印加するものがある(例えば、特許文献1および2参照)。
また、スイッチング素子にスーパージャンクション構造のMOSFETを用いて、スイッチング素子と並列にコンデンサを接続したソフトスイッチングを行うものもある(例えば、特許文献3参照)。
さらに、高効率・小型・低ノイズとなる電源を実現可能となるパワーMOSFETのスーパージャンクション構造についての半導体装置に関するものもある(例えば、特許文献4参照)。
また、IGBTを保護するための電流検出回路とフリーホイーリィングダイオードによる過電流保護回路に関するものもある(例えば、特許文献5参照)。
特開2007−228668号公報 特開2007−209050号公報 特開2000−156978号公報 特開2006−24690号公報 特開2005−12913号公報
上記の特許文献1や特許文献2に示す技術は、印加する逆電圧をMOSFETの駆動電圧よりも低い電圧とすることで、MOSFETがオンしている間から逆電圧を印加して寄生ダイオードの逆回復電流を抑制することができるとされている。
しかし、MOSFETがオン状態に対し、逆電圧を印加するため、寄生ダイオードの逆回復電流の抑制のための電荷を注入する他に、MOSFETのトランジスタ側にも電流が流れ、オン状態が重なる領域での損失が増加するといった課題があった。
また、特許文献3の技術は、スーパージャンクション構造のMOSFETをスイッチング素子として用いることで通電損失を低減する技術である。MOSFETの端子間の浮遊容量(特許文献3では出力容量と記載されている)が大きい特徴を有するスーパージャンクション構造を利用して、ソフトスイッチングに用いるコンデンサを、この浮遊容量を利用することで省略することができるとされている。
さらに、特許文献4の技術は、スーパージャンクション構造の欠点である内蔵ダイオードのリカバリー(逆回復)特性が悪く、リカバリー損失が大きい点を改善するため、ショットキーバリアダイオードを並列化することでリカバリーの低損失化を図るものである。
スーパージャンクション構造のMOSFETは、オン抵抗が低いため、導通損失低減が実現できる。一方で、MOSFETの端子間の浮遊容量が大きいため、リカバリー特性が悪い点に課題がある。特許文献3に記載の技術は、その浮遊容量を利用するものではあるが、リカバリー特性の改善については配慮されたものではない。また、特許文献4に記載の技術は、ショットキーバリアダイオードを並列化することでリカバリー特性を改善しようとするものである。しかし、内蔵ダイオードとショットキーバリアダイオードが並列接続されているだけで、MOSFET半導体として改善をはかるものではない。
また、特許文献5の技術は、直列に4素子接続される3レベルインバータのアームにおいて、3個以上のIGBTが同時に導通した場合、入力側のIGBTを先に遮断する保護方法に関するものである。このため、半導体素子に形成される寄生ダイオードを逆回復させるような技術に関するものではない。
この発明は、上記の引用文献が有する課題を解決するためになされたもので、例えばリカバリー特性が悪いスイッチング素子を有益に利用することで高効率な電動機駆動装置等を得ることを目的とするものである。
この発明に係る電動機駆動装置は、スイッチング用の半導体素子および半導体素子と並列に接続した第1の還流手段で構成した第1のスイッチ部と、低オン抵抗のMOSFETと電流検出用の抵抗とを直列接続した直列接続素子部および直列接続素子部と並列に接続した第2の還流手段で構成した第2のスイッチ部とを直列接続して構成したアームを1以上備え、さらに、第2の還流手段へ電流の逆流を阻止させるべく、第1のスイッチ部及び第2のスイッチ部が共にオフしている短絡防止時間中に逆電圧を印加する逆電圧印加手段を備えるものである。
この発明の電動機駆動装置は、MOSFETと電流検出用の抵抗の直列接続素子部と並列に還流ダイオードを接続する構成としたので、例えばスーパージャンクション構造のMOSFET等、低オン抵抗のMOSFETを用いてスイッチング素子を構成することができる。そのため、導通損失を低減することができ、高効率な電動機駆動装置を得ることができる。
本発明の実施の形態1を示す回路ブロック図である。 本発明の実施の形態1における変調度と位相の関係を表す波形図である。 本発明の実施の形態2を示す回路ブロック図である。 本発明の実施の形態2を説明する動作波形図である。 本発明の実施の形態2の他の例を示す回路ブロック図である。 本発明の実施の形態2の他の例を示す回路ブロック図である。 実施の形態4に係る冷凍空気調和装置の構成図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る電動機駆動装置を中心とするシステムの回路ブロック図である。図1において、直流電源1は、直流電源装置に交流電圧を印加して電力の供給を行う。平滑コンデンサ2は直流電源1の供給に係る電力を平滑する。本実施の形態の電動機3は、三相の交流電動機であり、電動機駆動装置の駆動対象(負荷)となる。電動機3を駆動させるインバータ(回路)4は、アーム5、6および7より構成され、制御装置8からの動作信号に基づいて電動機3を駆動させる。
インバータ4を構成するアーム5、6、7についてさらに説明する。ここでは、代表してアーム5について説明するが、アーム6および7についても同様である。アーム5は、IGBT11、第1の還流手段となるダイオード12、MOSFET13、寄生ダイオード14、第2の還流手段となる還流ダイオード15および電流検出用のシャント抵抗16を有している。
直流電源1のプラス側出力(以下、Pと称す)の側に、IGBT11およびIGBT11と逆並列に接続されたダイオード12が接続され、第1のスイッチ部を構成する。また、直流電源1のマイナス側出力(以下、Nと称す)の側に、MOSFET13(寄生ダイオード14)と電流検出のためのシャント抵抗16とを直列接続した直列接続素子部、直列接続素子部と逆並列に接続された還流ダイオード15が接続され、第2のスイッチ部を構成する。また、制御装置8は、半導体素子(スイッチング素子)であるIGBT11、21、22、MOSFET13、23、33に動作信号を送信して、各半導体素子におけるスイッチング動作を制御する。
ここで、寄生ダイオード14は、MOSFET13において、構造上、内部に形成されるダイオード(半導体)である。ここでは説明のため、MOSFET13はスイッチング動作に関するトランジスタ部のことを称するものとし、寄生ダイオード14をMOSFET13と区別するものとする。また、本実施の形態のMOSFET13は、スーパージャンクション構造のMOSFET(以下、SJ−MOSFETと称す)であるものとする。
MOSFET13に用いるSJ−MOSFETは、オン抵抗が低い代償としてリカバリー特性が悪いといった欠点を有する。本発明は、低オン抵抗のSJ−MOSFETの欠点を補って実用をはかることで、低損失な電動機駆動装置を得ようとするものである。
前述したSJ−MOSFETのリカバリー特性の悪さは、構造的に形成される寄生ダイオードのリカバリーが遅いことにより起きるものである。理想的なダイオードは、逆電圧印加による逆方向の電流に対しては瞬時に遮断する。これに対して、寄生ダイオードのリカバリーが遅いというのは、寄生ダイオードに順方向の電流が流れている状態で、スイッチング切り替え等により、逆電圧が印加された場合、寄生ダイオードがすぐにオフせずに、逆方向の電流が長い時間流れることをいう(所謂、ダイオードがオフするのが遅い)。
ただ、SJ−MOSFETの寄生ダイオードはリカバリーが遅いと言ってもダイオード特性が無い訳ではなく、ダイオード特性は発揮される。従って、逆電圧が印加されたときに逆方向の電流を遮断できる状態にすれば、SJ−MOSFETの寄生ダイオード14による悪影響が起きないことになる。
このため、SJ−MOSFETの寄生ダイオードに電流が流れないようにしておき、逆電圧が印加された場合にもリカバリーしなくてもよい、または、はやくなるようにして、リカバリーが遅いことによる悪影響を排除するようにする。SJ−MOSFETの寄生ダイオードに電流が流れるのは、所謂、還流と呼ばれる現象によるものであり、誘導性負荷などによる位相遅れ、トランジスタのオフ時の電流経路として流れてしまう。そのために、SJ−MOSFETの寄生ダイオードに還流電流ができる限り流れないような回路を構成するとよい。
ここで、本実施の形態における還流について、図1の回路構成に基づいて説明する。ここでも、代表してアーム5における動作を中心に説明する。電動機3は誘導性負荷であるため、半導体であるIGBT11やMOSFET13がオフした場合、電動機3に流れる電流は還流電流となる。通常、還流電流は、IGBT11と逆並列接続されたダイオード12や寄生ダイオード14を介して電動機3とインバータ4の間を循環する。
例えば、IGBT11がオン状態で、IGBT11から電動機3、MOSFET23へ電流が流れる場合について説明する。この場合、直流電源1−IGBT11−電動機3−MOSFET23−シャント抵抗26−直流電源1の経路で電流が循環する。
そして、IGBT11がオフすると、直流電源1の電圧が電動機3へ印加されなくなるため、直流電源1から電動機3へ流れる電流は0となる。一方、電動機3は誘導性負荷であり、電流が流れ続ける性質があるため、IGBT11がオフしても電動機3から流れる電流は0とならない。この場合、一般的なインバータ回路では図1のような還流ダイオード15を接続していないため、電動機3−MOSFET23−シャント抵抗26−シャント抵抗16−寄生ダイオード14−電動機3の経路で電流が循環する。そこで、還流電流を循環させるため、誘導性負荷である電動機3を駆動するインバータ4にはスイッチング素子となる半導体素子と逆並列に還流用のダイオード(半導体素子)が接続される。
MOSFET13を構成するSJ−MOSFETの場合、寄生ダイオード14に電流が流れるようにしているとリカバリーが遅くなり、IGBT11がオフからオンとなるタイミングで、IGBT11−寄生ダイオード14の経路で短絡電流が流れ、リカバリー損失が増大する。
本実施の形態においては、電動機3を駆動する際に必要となる電流検出器をシャント抵抗16、26、36とし、各アームのN側に設ける3シャント電流検出と呼ばれる回路構成を採用する。さらに、シャント抵抗16、26、36(以下、特に区別しない場合は16等とする。他の素子についても同じ)等と寄生ダイオード14等の直列接続素子部に並列に還流ダイオード15等を接続する。
そして、ここでは直流接続素子部となるシャント抵抗16等と寄生ダイオード14等(MOSFET13等)の合成インピーダンスに対して、還流ダイオード15等のインピーダンスが低くなるようにする。そして、上記の経路において、シャント抵抗16等−寄生ダイオード14等の経路ではなく、インピーダンスの低い還流ダイオード15等の側を電流が流れるようにする。この還流ダイオード15等の動作を、上述の例と同様、IGBT11がオフした場合について説明すると、電動機3−MOSFET23−シャント抵抗26−還流ダイオード15−電動機3という経路で還流電流が流れることになる。これにより、寄生ダイオード14等をバイパスさせて還流電流を流すことができる。
さらに、還流ダイオード15等に電流が流れるということは、シャント抵抗16等を介して寄生ダイオード14等に逆電圧を印加することと同義となり、従来の装置のように逆電圧を寄生ダイオード14等に印加することができる。ここで、還流ダイオード15等に電流が流れている場合、その両端電圧はダイオードの順方向電圧降下のみとなるので、非常に低い電圧で逆電圧印加することができる。
また、還流ダイオード15等は、寄生ダイオード14等と異なり、一般的なダイオードのリカバリー特性を有する。これにより、還流ダイオード15等に還流電流が流れてもリカバリー損失が増加することはなく、低オン抵抗のSJ−MOSFETをインバータ4に用いた上で、有効に利用することができる。
また、電動機3を駆動するために必要な電流検出器であるシャント抵抗16等を利用したことにより、インピーダンス調整のために追加する抵抗とは異なり、現状品の兼用で実現でき、大幅なコストアップ無く、抵抗による追加損失を生ずることなく、リカバリー損失を低減する装置を実現できる。
さらに、寄生ダイオード14等や還流ダイオード15等の部品バラツキ(素子の特性のバラツキ)に対しても、精度の得やすいシャント抵抗16等の抵抗値で調整でき、製品化した場合の製品バラツキを防ぎ、信頼性向上が図れる。
また、図1の回路構成をアーム5、6、7毎にモジュール化またはインバータ4をモジュール化すれば、回路全体をシュリンク(縮小化)でき、インバータ4を小型化することができる。モジュール化する際、シャント抵抗16等をモジュールの外出しをすることで、汎用性の高いモジュールを構成できる。
以上より、本実施の形態における電動機駆動装置は、寄生ダイオード14等とシャント抵抗16等の直列接続素子部と並列に還流ダイオード15等を接続する構成とすることで、シャント抵抗16等を用いて、MOSFET13等の寄生ダイオード14等へ還流電流が流れないまたは減少させるようにすることができる。このため、MOSFET13等を構成するSJ−MOSFETの有する低オン抵抗による導通損失低減のメリットのみ享受することで、半導体素子に電流が通流時に発生する導通損を低減して、高効率な電動機駆動装置を得ることができる。
図2は実施の形態1における変調度を表す波形図である。図1のように、P側の半導体素子にIGBT11等、N側の半導体素子にMOSFET13等を配置した構成においては、P側のダイオード12等であれば、還流電流が通過してもリカバリー損失が増加しない。そこで、図2に示す波形となるように、制御装置8が変調度を制御して、P側の半導体素子であるIGBT11等を主体にスイッチング駆動させるようにする。
変調度=1のとき、P側のIGBT11等が100%オンを示し、オフしない。従って、上述したような還流が発生せず、原理的に変調度=1となっているIGBT11、21、31と対になっているN側の寄生ダイオード14等には還流電流が流れない。
また、寄生ダイオード14等に電流が流れるのは、P側のIGBT11等がオンして直流電源1より電動機3へ電流が流れる状態で、IGBT11等がオフするときである。即ち、変調度が1未満で、PWMによるオンオフがIGBT11等に発生しているときにおいて、直流電源1から電動機3へ電流が流れるとき、寄生ダイオード14等に還流電流が流れる。図2では、P側のIGBT11等の100%オンする変調度=1の期間が電流の大きい120度(全体の1/3)の期間となっているので、この120度期間と同極性のうち、120度期間以外の60度区間で還流電流が寄生ダイオード14等に流れる可能性がある。例えば、図1の回路構成であれば、還流電流は寄生ダイオード14等および還流ダイオード15等に流れるが、還流ダイオード15等の側に大部分の電流がバイパスされる。このため、寄生ダイオード14等には問題にならない程度の還流電流が微小時間しか流れなくなり、SJ−MOSFETの低オン抵抗による導通損失低減のメリットのみを享受できる。
このような制御装置8によるスイッチング制御を図1の回路構成に用いることで、MOSFET13等の寄生ダイオード14等によるリカバリーの悪影響は排除できる。ここで、回路構成、スイッチング制御のどちらか一方であっても寄生ダイオード14等によるリカバリーによる悪影響は排除できるが、構成と制御とを合わせることにより相乗効果を有する。ここで、制御だけで行う場合は、還流ダイオード15等を設けなくても、寄生ダイオード14等に流れる還流電流を低減させることができる。
以上より、本発明の実施の形態1における電動機駆動装置は、寄生ダイオード14(MOSFET13)とシャント抵抗16の直列接続素子部と並列に還流ダイオード15等を接続する回路構成としたので、シャント抵抗16によってインピーダンスを増加させることにより、還流電流が還流ダイオード15に流れやすくなるようにし、SJ−MOSFETであるMOSFET13等の寄生ダイオード14へ還流電流を流さないようにすることができる。このため、SJ−MOSFETの有する低オン抵抗による導通損失低減のメリットのみを享受することができ、半導体素子に電流が通流時に発生する導通損を低減して、高効率な電動機駆動装置を得ることができる。
このとき、還流ダイオード15等のインピーダンスが直流素子部の(合成)インピーダンスよりも低くなるようにすることで、より確実に寄生ダイオード14等へ流れる還流電流を減らすことができる。また、還流ダイオード15等に順方向の電流が流れることで、直流素子部(寄生ダイオード14等)を逆回復させることができる。
実施の形態2.
図3は、本発明の実施の形態2を示す電動機駆動装置を中心とするシステムの回路ブロック図である。図3において、図1と同じ符号を付した素子等については、実施の形態1で説明したことと同様の機能を果たす。図3において、逆電圧印加部17、27、37は、それぞれ寄生ダイオード14、24、34に逆電圧を印加する。
逆電圧印加部17は、寄生ダイオード14、24、34に還流電流が流れている場合に、対になっているアームの他の半導体素子、図3ではIGBT11、21、31がオンしたタイミングでリカバリー損失が発生することを抑制するものである。
図4はある所定区間に各半導体素子に送信する動作信号等の波形を表す図である。図4において、(a)が制御装置8が動作信号を生成する際の三角波キャリア信号である。また、(b)がIGBT11、(c)がMOSFET13、(d)がIGBT21、(e)がMOSFET23、(f)がIGBT31、(g)がMOSFET33にそれぞれ制御装置8から送信される動作信号となる。ここで、Hiが半導体素子のオン、Lowがオフを示すものである。
また、図4の(b)と(c)の動作信号の組合せにおいて、IGBT11、MOSFET13が双方ともオフとなる、所謂、短絡防止時間(デッドタイム)中に、制御装置8からの指示に基づき、逆電圧印加部17が逆電圧を寄生ダイオード14に印加する。その信号を(h)に示す。ここでは示していないが、(d)と(e)、(f)と(g)のそれぞれの動作信号の組合せにおいても、短絡防止時間中に、逆電圧印加部27、37がそれぞれ逆電圧を寄生ダイオード24、34に印加する。
図3の回路構成の場合、デッドタイム中は、還流ダイオード15等に主体的に電流が流れるが、還流ダイオード15等に順方向に電圧により寄生ダイオード14等に逆電圧印加を等価的に行っているところに、逆電圧印加部17等により更に強制的に逆電圧印加を行うことで、寄生ダイオード14等のリカバリーを完全に回復させることができる。
以上のように、実施の形態2の電動機駆動装置によれば、逆電圧印加部17等を設け、寄生ダイオード14等に対して強制的に逆電圧を印加できるようにしたので、寄生ダイオード14等とシャント抵抗16等の直列接続素子部と還流ダイオード15等とのインピーダンス差が小さい電流の小さい領域であっても、MOSFET13等の寄生ダイオード14等によるリカバリー損失が大幅に抑制でき、MOSFET13等であるSJ−MOSFETの低オン抵抗というメリットだけ享受することができる。これにより、MOSFETの通流時に発生する導通損失を低減し、高効率な電動機駆動装置を提供できる。
また、逆電圧印加部17等を寄生ダイオード14等の両端に接続していることにより、図3に示す回路構成であれば、還流ダイオード15等による逆電圧印加より効果の高い逆電圧印加が実現できる。それは、還流ダイオード15等はシャント抵抗16等を介しての逆電圧印加であったため、電圧降下がシャント抵抗16にて発生するためであるが、逆電圧印加部17等は寄生ダイオード14等の両端に直接印加できる点に高い効果を奏する。
さらに、MOSFET13はゲートに電荷を注入することにより、逆方向に電流が流れる逆ドレイン電流特性を有する。この逆方向にMOSFETのオン抵抗で電流を流す技術は同期整流と称され、公知の技術となっている。本発明では、寄生ダイオード14に還流電流を流さないようバイパス用の還流ダイオード15等を設けているが、制御装置8は寄生ダイオード14等に電流が流れるタイミングにてMOSFET13等をオンするように動作させる。
電流の少ない領域であれば、寄生ダイオード14等よりMOSFET13等のオン抵抗の方がインピーダンスは低くなる。これにより、図3の回路構成において同期整流技術を適用することによって、寄生ダイオード14等ではなく、MOSFET13等の側を電流が流れるため、さらに寄生ダイオード14等によるリカバリー損失増大を抑制でき、更なる効果を有することができる。
実施の形態3.
上述の実施の形態では、P側にIGBT11等、N側にMOSFET13等を接続する構成としたが、本発明の効果を損なわない範囲にて変形しても問題なく、同等の効果を奏することができる。
図5は実施の形態3を示す電動機駆動装置を中心とするシステムの回路ブロック図である。例えば、図5のように、P側にMOSFET13等、N側にIGBT11等を接続する構成としてもよい。
図6は電動機駆動装置を中心とするシステムの別例を示す回路ブロック図である。図6はP側、N側をすべてMOSFET13等で構成している。図5、図6の構成に、実施の形態2で説明した逆電圧印加部17等を追加しても実施の形態2で説明したことと同等の効果を奏する。
実施の形態4.
図7は本発明の実施の形態4に係る冷凍空気調和装置の構成図である。上述した実施の形態1〜3の電動機駆動装置は、電動機3を直流入力として駆動する電動機駆動装置に利用可能であり、主に圧縮機を駆動する圧縮機用電動機駆動装置として利用できる。特に、永久磁石電動機を駆動する電動機駆動装置に適用することにより、冷凍空気調和装置等において、更なる省エネルギ性能を向上させることができる。
図7の冷凍空気調和装置は、熱源側ユニット(室外機)100と負荷側ユニット(室内機)200とを備え、これらが冷媒配管で連結され、主となる冷媒回路(以下、主冷媒回路という)を構成して冷媒を循環させている。冷媒配管のうち、気体の冷媒(ガス冷媒)が流れる配管をガス配管300とし、液体の冷媒(液冷媒。気液二相冷媒の場合もある)が流れる配管を液配管400とする。
熱源側ユニット100は、本実施の形態においては、圧縮機101、油分離器102、四方弁103、熱源側熱交換機104、熱源側ファン105、アキュムレータ(気液分離器)106、熱源側絞り装置(膨張弁)107、冷媒間熱交換器108、バイパス絞り装置109および熱源側制御装置111の各装置(手段)で構成する。
圧縮機101は、構造については、上述した電動機3を圧縮機用として用いている。一方、運転制御については、実施の形態1〜3に記載した電動機駆動回路等を備え、運転周波数を任意に変化させることにより、圧縮機101の容量(単位時間あたりの冷媒を送り出す量)を細かく変化させることができるものとする。
また、油分離器102は、冷媒に混じって圧縮機101から吐出された潤滑油を分離させるものである。分離された潤滑油は圧縮機101に戻される。四方弁103は、熱源側制御装置111からの指示に基づいて冷房運転時と暖房運転時とによって冷媒の流れを切り換える。また、熱源側熱交換器104は、冷媒と空気(室外の空気)との熱交換を行う。例えば、暖房運転時においては蒸発器として機能し、熱源側絞り装置107を介して流入した低圧の冷媒と空気との熱交換を行い、冷媒を蒸発させ、気化させる。また、冷房運転時においては凝縮器として機能し、四方弁103側から流入した圧縮機101において圧縮された冷媒と空気との熱交換を行い、冷媒を凝縮して液化させる。熱源側熱交換器104には、冷媒と空気との熱交換を効率よく行うため、熱源側ファン105が設けられている。熱源側ファン105も、実施の形態1〜4に記載したインバータ駆動回路2を有してファンモータの運転周波数を任意に変化させてファンの回転速度を細かく変化させるようにする。
冷媒間熱交換器108は、冷媒回路の主となる流路を流れる冷媒と、その流路から分岐してバイパス絞り装置109(膨張弁)により流量調整された冷媒との間で熱交換を行う。特に冷房運転時において冷媒を過冷却する必要がある場合に、冷媒を過冷却して負荷側ユニット200に供給するものである。バイパス絞り装置109を介して流れる液体は、バイパス配管107を介してアキュムレータ106に戻される。アキュムレータ106は例えば液体の余剰冷媒を溜めておく手段である。熱源側制御装置111は、例えばマイクロコンピュータ等からなる。負荷側制御装置204と有線または無線通信することができ、例えば、冷凍空気調和装置内の各種検知手段(センサ)の検知に係るデータに基づいて、インバータ回路制御による圧縮機101の運転周波数制御等、冷凍空気調和装置に係る各手段を制御して冷凍空気調和装置全体の動作制御を行う。
一方、負荷側ユニット200は、負荷側熱交換器201、負荷側絞り装置(膨張弁)202、負荷側ファン203および負荷側制御装置204で構成される。負荷側熱交換器201は冷媒と空気との熱交換を行う。例えば、暖房運転時においては凝縮器として機能し、ガス配管300から流入した冷媒と空気との熱交換を行い、冷媒を凝縮させて液化(または気液二相化)させ、液配管400側に流出させる。一方、冷房運転時においては蒸発器として機能し、負荷側絞り装置202により低圧状態にされた冷媒と空気との熱交換を行い、冷媒に空気の熱を奪わせて蒸発させて気化させ、ガス配管300側に流出させる。また、負荷側ユニット200には、熱交換を行う空気の流れを調整するための負荷側ファン203が設けられている。この負荷側ファン203の運転速度は、例えば利用者の設定により決定される。負荷側絞り装置202は、開度を変化させることで、負荷側熱交換器201内における冷媒の圧力を調整するために設ける。
また、負荷側制御装置204もマイクロコンピュータ等からなり、例えば熱源側制御装置111と有線または無線通信することができる。熱源側制御装置111からの指示、居住者等からの指示に基づいて、例えば室内が所定の温度となるように、負荷側ユニット200の各装置(手段)を制御する。また、負荷側ユニット200に設けられた検知手段の検知に係るデータを含む信号を送信する。
以上のように実施の形態4の冷凍空気調和装置によれば、圧縮機101における電動機を、寄生ダイオード14によるリカバリー損失を低減させた実施の形態1〜3の電動機駆動装置とすることで、高効率で、電力消費を抑えることができる冷凍空気調和装置を得ることができる。また、例えば、冷凍空気調和装置の中で特に重要な圧縮機101において、信頼性が高く、コストの低減を図ることができるため、冷凍空気調和装置全体としても信頼性が高く、コスト低減を図ることができる。
本発明の活用例として、冷凍空気調和装置以外にも、洗濯乾燥機、冷蔵庫、除湿器、ヒートポンプ式給湯機、ショーケースのほか、掃除機など家電製品全般に適用可能であり、ファンモータや換気扇、手乾燥機などへの適用も可能である。また、上述の実施の形態では電動機3が三相交流電動機であったため、インバータ4はアーム5、6および7を有していたが、電動機の種類によってはアームが1つであってもよい。
1 直流電源、2 平滑コンデンサ、3 電動機、4 インバータ、5,6,7 アーム、8 制御装置、11,21,31 IGBT、12,22,32 ダイオード、13,23,33,43,53,63 MOSFET、14,24,34,44,54,64 寄生ダイオード、15,25,35,45,55,65 還流ダイオード、16,26,36,46,56,66 シャント抵抗、17,27,37 逆電圧印加部、100 熱源側ユニット、101 圧縮機、102 油分離器、103 四方弁、104 熱源側熱交換機、105 熱源側ファン、106 アキュムレータ、107 熱源側絞り装置、108 冷媒間熱交換器、109 バイパス絞り装置、110 熱源側制御装置、200 負荷側ユニット、201 負荷側熱交換器、202 負荷側絞り装置、203 負荷側ファン、204 負荷側制御装置、300 ガス配管、400 液配管。

Claims (7)

  1. スイッチング用の半導体素子および該半導体素子と並列に接続した第1の還流手段で構成した第1のスイッチ部と、
    低オン抵抗のMOSFETと電流検出用の抵抗とを直列接続した直列接続素子部および該直列接続素子部と並列に接続した第2の還流手段で構成した第2のスイッチ部と
    を直列接続して構成したアームを1以上備え
    さらに、前記第2の還流手段へ電流の逆流を阻止させるべく、前記第1のスイッチ部及び前記第2のスイッチ部が共にオフしている短絡防止時間中に逆電圧を印加する逆電圧印加手段を備えることを特徴とする電動機駆動装置。
  2. 前記直列接続素子部に係るインピーダンスが前記第2の還流手段に係るインピーダンスよりも高いことを特徴とする請求項1に記載の電動機駆動装置。
  3. 前記第2の還流手段に順方向電流を流して、前記MOSFET内の寄生半導体を逆回復させることを特徴とする請求項1または2に記載の電動機駆動装置。
  4. 前記第2のスイッチ部に逆方向電流が流れる際に、前記MOSFETをオンさせる制御を行う制御装置を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電動機駆動装置。
  5. 所定期間、前記第1のスイッチ部を100%オンさせて、前記第2のスイッチ部に流れる逆方向電流を抑制する制御を行う制御装置を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の電動機駆動装置。
  6. 前記MOSFETは、スーパージャンクション構造のMOSFETであることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の電動機駆動装置。
  7. 請求項1乃至のいずれかに記載の電動機駆動装置を、圧縮機または送風機が有する電動機の少なくとも一方を駆動するために備えることを特徴とする冷凍空気調和装置。
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