JP5132192B2 - 移動体端末装置 - Google Patents

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本発明は、例えばユーザにより携帯される移動体端末装置に関する。
携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、ノート型パーソナルコンピュー
タ、PDA(Personal Digital Assistants)等の移動体端末装置は、機能の拡張性を考
慮し、又は利便性を向上させるために、外部装置を着脱可能としたものが殆どである。例
えば、携帯電話機は、他の携帯電話機等との間でデータのやりとりを可能とするために、
不揮発性の外部メモリカードが挿抜可能なものが多い。また、近年においては、SIM(
Subscriber Identity Module:加入者識別モジュール)カードを用いることにより、例え
ば携帯電話機を所持しない者でも、他人から携帯電話機を借りて自己の所有するSIMカ
ードを装着することにより通信が可能となっている。
このような移動体端末装置では、第三者によって外部装置が不正に着脱されると個人情
報が漏洩し、或いは第三者の不正利用により意図しない料金請求が行われる等の不利益を
被る虞がある。以下の特許文献1には、SIMカードが装着されているかどうかを常時監
視し、SIMカードからの応答が無い場合にSIMカードの脱着があったと判断して、電
源投入前にSIMカードの脱着があったことを示す脱着情報を記憶部に書き込み、電源投
入時にその脱着情報が記憶部に記憶されている場合には、電源投入前にSIMカードの脱
着が検出されたと判断して脱着情報を表示して警告を発する技術が開示されている。
特開2001−238260号公報
ところで、上記の特許文献1に開示された技術においては、電源投入時に電源投入以前
のSIMカードの脱着を検出して警告を発するため、移動体端末装置の所有者がSIMカ
ードの脱着に気付くのが遅れ、個人情報漏洩等による被害が広がる可能性がある。また、
上述した外部メモリが挿抜可能な携帯電話機においては、外部メモリが小型であるため外
部メモリの脱着に気付かないことが多い。携帯電話機によっては外部メモリが装着されて
いるときにはその旨をアイコン表示等により表示するものが多いが、表示はあってもアイ
コンが小さくて見づらく、更には外部メモリが挿入されていさえすればアイコン表示が行
われるため、外部メモリが交換された場合には交換されたことに気付かないことが多い。
よって、個人情報漏洩等による被害が広がる可能性がある。
また、携帯電話機の所有者は外部メモリ等を装着した状態で充電を行い、充電中には、その場所から離れることが多いである。このような場合、第三者に携帯電話機の外部メモリを抜き取られたり、改ざんされる虞が生じる。
近年においては、上述したSIMカード及び外部メモリカード以外に、通信用カード、
ワンセグ録画用カード、ETC(Electronic Toll Collection:自動料金収受システム)
カード等の種々のカードが移動体端末装置に装着可能となってきている。これらの各種カ
ードは、SIMカードと同様に個人情報が記録されているが、更に各種データを保存する
こともでき、このことからデータを抜き取る、ウィルスを混入させる等が可能であり、被
害が大きくなる可能性もある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、移動体端末装置に着脱される外部装
置の脱着をユーザが早期に知ることができる移動体端末装置を提供することを目的とする
上記課題を解決するために、本発明の第1の観点による移動体端末装置は、外部装置が
着脱自在な着脱部と、ユーザの設定に応じて機能の一部の利用を制限する保護機能部とを
備える移動体端末装置において、前記着脱部に対する前記外部装置の着脱を検出する検出
部と、前記保護機能部によって前記機能の一部の利用が制限されている場合に、前記検出
部により前記外部装置の着脱が検出されたときにその旨をユーザに報知する報知部とを備
えることを特徴としている。
ここで、本発明の第1の観点による移動体端末装置は、前記報知部が、前記保護機能部
によって前記機能の利用が制限されていない場合には、前記検出部により前記外部装置の
着脱が検出されても前記ユーザに対する前記報知を行わないことを特徴としている。
上記課題を解決するために、本発明の第2の観点による移動体端末装置は、外部装置が
着脱自在な着脱部と、ユーザの設定に応じて機能の一部の利用を制限する保護機能部と、
ユーザを認証して前記保護機能部による機能の制限を解除する認証部とを備える移動体端
末装置において、前記着脱部に対する前記外部装置の着脱を検出する検出部と、前記保護
機能部によって前記機能の一部の利用が制限されている場合における前記検出部の検出履
歴を記憶する記憶部と、前記認証部により前記保護機能部による機能の制限が解除された
場合に、前記記憶部に記憶されている検出履歴をユーザに報知する報知部とを備えること
を特徴としている。
さらに、本発明の第3の観点による移動体端末装置は、前記着脱部に対する前記外部装置の着脱を検出する検出部と、前記保護機能部によって前記機能の一部の利用が制限されていない場合に、前記移動体端末装置の充電を検出する充電検出部が充電を検出した際には、前記機能の一部の利用を制限するとともに、前記検出部により前記外部装置の脱着が検出されたときに、前記検出部の検出履歴を前記記憶部に記憶しその旨をユーザに報知する報知部とを備えることを特徴としている。
また、本発明の第1、第2、第3の観点による移動体端末装置は、前記報知部が、前記移動体端末装置を振動させる振動部、発光する発光部、及び音を発する発音部の少なくとも1つを含み、前記振動部による振動、前記発光部による発光、及び発音部による発音の少なくとも1つにより前記ユーザに対する報知を行うことを特徴としている。
更に、本発明の第1、第2、第3の観点による移動体端末装置は、前記報知部が、電子メールを送受信する送受信部を含み、当該電子メールの送信により前記ユーザに対する報知を行うことを特徴としている。
本発明によれば、移動体端末装置の機能が制限されている場合において、外部装置の着
脱が行われると、その旨がユーザに報知されるため、外部装置の脱着をユーザが早期に知
ることができる。これにより、個人情報の漏洩による被害を最小限に食い止めることがで
きるという効果がある。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態による移動体端末装置について詳細に説明す
る。図1は、本発明の一実施形態による移動体端末装置の外観を示す図である。尚、以下
の説明では、移動体端末装置が携帯電話機である場合を例に挙げて説明する。図1に示す
通り、本実施形態の移動体端末装置1は、第1の筐体2と第2の筐体3とをヒンジ部4に
より互いに折り畳み自在に連結してなるものである。
第1の筐体2の内部には通話キー、終話キー、テンキー、ソフトキー等の各種の操作キ
ー5とマイクロフォン6とが設けられており、これらは、折り畳んだ際に第2の筐体3と
対向する第1の筐体2の対向面2a側に露出している。第2の筐体3の内部には、液晶表
示装置、有機EL表示装置等の表示装置7、スピーカー8、及びアンテナ9が設けられて
おり、表示装置7の表示面及びスピーカー8は、折り畳んだ際に第1の筐体2と対向する
第2の筐体3の対向面3a側に露出している。
表示装置7は、基地局と移動体端末装置1との通信状態、ユーザによる操作キー5の操
作内容を示す操作情報、電子メールの文章等の各種情報等を表示するためのものであり、
平面視略矩形状に形成されている。また、マイクロフォン6及びスピーカー8は、第1の
筐体2と第2の筐体3とを相互に開いた状態にてアンテナ9を介して、無線通話を行った
り、音楽再生や音声録音時に使用するものである。
また、本実施形態の移動体端末装置1は、第1の筐体2の一側面2bに外部メモリカー
ドMC(外部装置)を挿入するスロット10(着脱部)を備える。この外部メモリカード
MCは、内部に不揮発性のメモリを備えており、例えばユーザ毎の電話番号、電子メール
アドレス等を含むアドレス帳、後述するカメラ部で撮影した撮影データ等を記憶する。ユ
ーザによって外部メモリカードMCが移動体端末装置1のスロット10に挿入されると、
移動体端末装置1は外部メモリカードMCが挿入されたことを検知する。これにより、ス
ロット10に外部メモリカードMCが挿入されている旨を示すアイコンが表示装置7に表
示される。
図2は、本発明の一実施形態による移動体端末装置1の要部構成を示すブロック図であ
る。尚、図2においては、図1に示した部材に相当するものには同一の符号を付してある
。図2に示す通り、本実施形態の移動体端末装置1は、無線送受信部11、音声変換部1
2、制御部13、メモリ14、キー操作部15、カメラ部16、表示部17、メッセージ
送信部18、バイブモータ19、発光部20、生体認証部21、及びカードインターフェ
イス22を備えている。
無線送受信部11は、制御部13による制御の下で、所定の通信方式(例えば、CDM
A方式等)を用いて不図示の基地局との間で無線通信を行うものである。音声変換部12
は、図1に示すマイクロフォン6及びスピーカー8を備えており、制御部13の制御の下
で、無線送受信部11から出力される受信信号に対して所定の処理を施してスピーカー8
に出力するとともに、マイクロフォン6から出力される音声信号に対して所定の処理を施
して無線送受信部11に出力する。また、音声変換部12は、制御部13から出力される
制御信号に基づいてスピーカー8から電子音を発生させる。
制御部13は、図1に示す移動体端末装置1の各部を制御することにより、移動体端末
装置1の動作を統括的に制御する。メモリ14は、制御部13で実行される各種制御プロ
グラムを記憶しているとともに、制御部13で用いられる各種制御情報を一時的に記憶す
る。また、外部メモリカードMCの挿抜履歴やカメラ部16で撮影された撮影データも記
憶する。キー操作部15は、図1に示す操作キー5を備えており、ユーザによる操作キー
5の操作内容を操作信号として制御部13に出力する。
カメラ部16は、例えば第2の筐体3の対向面3aとは反対側の面に設けられており、
ユーザの操作によって被写体を撮影する。カメラ部16で撮影された撮影データは、制御
部13を介してメモリ14に記憶される。尚、ユーザが所定の操作を行うことにより、メ
モリ14に記憶されている撮影データを外部メモリカードMCに記憶されている撮影デー
タを移動させる事も可能である。
表示部17は、図1に示す表示装置7を備えており、制御部13から入力される表示制
御信号に基づいて各種メッセージ、電話番号、画像等を表示する。メッセージ送信部18
は、ユーザがキー操作部15を操作して入力したメッセージ、又は予め用意されたメッセ
ージを電子メールにて送信する。バイブモータ19は、制御部13から制御信号が出力さ
れたときに動作して移動体端末装置1を振動させる。発光部20は、例えば第1の筐体2
又は第2の筐体3に設けられたLED(Light Emitting Diode)等の発光素子を備えてお
り、制御部13から制御信号が出力されたときにLEDを発光させる。
生体認証部21は、生体認証センサ部21aとインターフェイス回路21bとを備えて
おり、移動体端末装置1のユーザが正規のユーザであるか否かを認証し、その認証結果を
制御部13に出力する。生体認証センサ部21aは、ユーザの指紋を認証するもの、音声
を認証するもの、静脈を認証するものの何れであっても良く、予め登録されているユーザ
の認証情報(例えば、指紋の画像情報)と、読み取って得られたユーザの認証情報とを比
較し、これらの情報が一致する場合にはユーザが正規のユーザであると認証する。
尚、制御部13は、生体認証部21により認証が行われていないときには、移動体端末
装置1の機能の一部の利用を制限(ロック)する。例えば、ユーザによるアドレス帳の利
用、ユーザによる受信メールの閲覧等を制限する。このように、制御部13は保護機能部
として機能する。尚、ここではユーザの認証に生体認証を用いる例を挙げるが、ユーザの
認証はパスワードの入力により行っても良い。
カードインターフェイス22は、図1に示すスロット10に挿入された外部メモリカー
ドMCと制御部13とを電気的に接続する。また、カードインターフェイス22は、スロ
ット10に対する外部メモリカードMCの挿抜を検出する検出部を備えており、その検出
結果を制御部13に出力する。
図3は、本発明の一実施形態による移動体端末装置1の動作の一例を示すフローチャー
トである。図3に示すフローチャートに従った処理は、例えば一定の時間間隔で行われ、
又はユーザがキー操作部15を操作して移動体端末装置1をロック状態にする操作を行っ
たときに開始される。処理が開始されると、移動体端末装置1の制御部13は、移動体端
末装置1がロック状態であるか否かを判断する(ステップS11)。この判断結果が「N
O」である場合、つまり移動体端末装置1がロック状態でない場合には、図3に示す一連
の処理は終了する。
一方、ステップS11の判断結果が「YES」である場合、つまり移動体端末装置1が
ロック状態である場合には、制御部13はカードインターフェイス22で外部メモリカー
ドMCの挿抜が検出されたか否かを判断する(ステップS12)。尚、ここでは、図3に
示す処理が開始される前に予め外部メモリカードMCがスロット10に挿入されている場
合を考える。よって、ステップS12では外部メモリカードMCがスロット10から抜き
取られた否かが判断される。
スロット10から外部メモリカードMCが抜き取られていない場合はステップS12の
判断結果が「NO」となり、外部メモリカードMCの抜き取り検出の有無の判断(ステッ
プS12)が再度行われる。一方、スロット10から外部メモリカードMCが抜き取られ
た場合はステップS12の判断結果が「YES」となり、制御部13は外部メモリカード
MCの挿抜履歴をメモリ14に記憶する(ステップS13)。ここで、挿抜履歴には、外
部メモリカードMCが挿入されたか又は抜き取られたかを示す情報と、その操作が行われ
た時刻を示す情報とが対応付けられて記憶される。
次に、制御部13は、外部メモリカードMCの挿抜が行われた旨をユーザに報知する(
ステップS14)。ここで、制御部13はバイブモータ19又は発光部20に制御信号を
出力して移動体端末装置1を振動させ、又は発光させることにより外部メモリカードMC
の挿抜が行われた旨をユーザに報知する。或いは、音声変換部12に音声信号を出力して
発音させることにより外部メモリカードMCの挿抜が行われた旨をユーザに報知する。
更には、制御部13は、メモリ13に記憶されている挿抜履歴を読み出してメッセージ
送信部18に出力し、メッセージ送信部18に挿抜履歴を内容とする電子メールを送信さ
せることにより外部メモリカードMCの挿抜が行われた旨をユーザに報知する。尚、電子
メールの送信先のアドレスは、ユーザによって予め設定されているアドレス(例えば、移
動体端末装置1のユーザのパーソナルコンピュータで用いている電子メールのアドレス)
である。
以上の処理によって、移動体端末装置1がロック状態にあるときに外部メモリカードM
Cの挿抜が行われると、移動体端末装置1が震え、発光し、若しくは音声が発せられ、又
は電子メールが送信されることにより外部メモリカードMCの挿抜が行われた旨が移動体
端末装置1のユーザに通知される。移動体端末装置1のユーザが移動体端末装置1を携帯
しているときに上記の通知がなされても余り意味が無いが、第三者が不正に移動体端末装
置1を使用しているときに移動体端末装置1が震え、発光し、若しくは音声が発せられれ
ば、第三者が外部メモリカードMCを挿抜することを躊躇するため、第三者への個人情報
の漏洩を抑制することができる。また、移動体端末装置1のユーザは、電子メール等によ
る通知によって第三者が外部メモリカードMCの挿抜を行った旨を早期に知ることができ
る。これにより、個人情報の漏洩による被害を最小限に食い止めることができる。
図4は、本発明の一実施形態による移動体端末装置1の動作の他の例を示すフローチャ
ートである。図4に示すフローチャートに従った処理は、例えば移動体端末装置1のユー
ザがキー操作部15を操作して、移動体端末装置1に対して認証処理の開始を指示するこ
とにより開始される。処理が開始されると、移動体端末装置1の制御部13は、生体認証
部21に対してユーザの認証処理を行わせる(ステップS21)。
生体認証部21の認証結果は制御部13に出力され、これにより制御部13は移動体端
末装置1のユーザが正規のユーザであるか否かを判断する(ステップS22)。正規のユ
ーザではないと判断した場合(ステップS22の判断結果が「NO」の場合)には、図4
に示す一連の処理は終了する。一方、ステップS22の判断結果が「YES」である場合
、つまり移動体端末装置1にのユーザが正規のユーザであると判断した場合には、制御部
13は移動体端末装置1のロック状態を解除させる(ステップS23)。これにより、移
動体端末装置1の機能が全て使用可能状態になる。
ロック状態を解除すると、移動体端末装置1の制御部13は、メモリ14を検索して外
部メモリカードMCの挿抜履歴の有無を判断する(ステップS24)。この判断結果が「
NO」である場合、即ち外部メモリカードMCの挿抜履歴が無い場合には、一連の処理が
終了する。これに対し、ステップS24の判断結果が「YES」である場合(外部メモリ
カードMCの挿抜履歴がある場合)には、制御部13は、外部メモリカードMCの挿抜が
行われた旨をユーザに報知する(ステップS25)。ここで、上記の通知は、バイブモー
タ19の駆動による移動体端末装置1の振動、発光部20の発光、又は音声変換部12に
よる音声の発音、表示部17による挿抜履歴の表示等により行われる。また、電子メール
の送信によってユーザへの通知を行っても良い。
移動体端末装置1がロック状態にされてから外部メモリカードMCの挿抜履歴を記録す
ることで、ロック状態にあった移動体端末装置1に対する外部メモリカードMCの挿抜を
、ユーザがロック状態を解除するときに即座に知ることができる。尚、ロック状態を解除
することができるのは生体認証部21で認証される正規のユーザのみである。このため、
第三者によって挿抜履歴が消去されるという事態は考え難く、正規のユーザが不正な操作
を早期に知ることができる。これにより、個人情報の漏洩による被害を最小限に食い止め
ることができる。
尚、図4に示す処理では、ロック状態にされてからロック状態が解除されるまでの外部
メモリカードMCの挿抜履歴をユーザに通知する例について説明したが、移動体端末装置
1の第1の筐体2と第2の筐体3とが折り畳まれてから広げられるまでの外部メモリカー
ドMCの挿抜履歴をユーザに通知しても良い。これを実現するためには、移動体端末装置
1の第1の筐体2と第2の筐体3とが折り畳まれているか否かを検出する検出装置を設け
、この検出装置により折り畳みが検出されている間は外部メモリカードMCの挿抜履歴を
記録すれば良い。そして、検出装置により移動体端末装置1の第1の筐体2と第2の筐体
3とが広げられたことが検出されたときに挿抜履歴が記録されていれば、これをユーザに
通知する。
図5は、本発明の一実施形態による移動体端末装置1の要部構成を示すブロック図であ
る。尚、図5においては、図1に示した部材に相当するものには同一の符号を付してある
。また、充電端子31は第1の筐体2の背面に配設されてある。図5に示す通り、本実施形態の移動体端末装置1は、無線送受信部11、音声変換部12、制御部13、メモリ14、キー操作部15、カメラ部16、表示部17、メッセージ送信部18、バイブモータ19、発光部20、生体認証部21、充電検出部30、充電端子31及びカードインターフェイス22を備えている。
無線送受信部11は、制御部13による制御の下で、所定の通信方式(例えば、CDM
A方式等)を用いて不図示の基地局との間で無線通信を行うものである。音声変換部12
は、図1に示すマイクロフォン6及びスピーカー8を備えており、制御部13の制御の下
で、無線送受信部11から出力される受信信号に対して所定の処理を施してスピーカー8
に出力するとともに、マイクロフォン6から出力される音声信号に対して所定の処理を施
して無線送受信部11に出力する。また、音声変換部12は、制御部13から出力される
制御信号に基づいてスピーカー8から電子音を発生させる。
制御部13は、図1に示す移動体端末装置1の各部を制御することにより、移動体端末
装置1の動作を統括的に制御する。メモリ14は、制御部13で実行される各種制御プロ
グラムを記憶しているとともに、制御部13で用いられる各種制御情報を一時的に記憶す
る。また、外部メモリカードMCの挿抜履歴やカメラ部16で撮影された撮影データも記
憶する。キー操作部15は、図1に示す操作キー5を備えており、ユーザによる操作キー
5の操作内容を操作信号として制御部13に出力する。
カメラ部16は、例えば第2の筐体3の対向面3aとは反対側の面に設けられており、
ユーザの操作によって被写体を撮影する。カメラ部16で撮影された撮影データは、制御
部13を介してメモリ14に記憶される。尚、ユーザが所定の操作を行うことにより、メ
モリ14に記憶されている撮影データを外部メモリカードMCに記憶されている撮影デー
タを移動させる事も可能である。
表示部17は、図1に示す表示装置7を備えており、制御部13から入力される表示制
御信号に基づいて各種メッセージ、電話番号、画像等を表示する。メッセージ送信部18
は、ユーザがキー操作部15を操作して入力したメッセージ、又は予め用意されたメッセ
ージを電子メールにて送信する。バイブモータ19は、制御部13から制御信号が出力さ
れたときに動作して移動体端末装置1を振動させる。発光部20は、例えば第1の筐体2
又は第2の筐体3に設けられたLED(Light Emitting Diode)等の発光素子を備えてお
り、制御部13から制御信号が出力されたときにLEDを発光させる。
生体認証部21は、生体認証センサ部21aとインターフェイス回路21bとを備えて
おり、移動体端末装置1のユーザが正規のユーザであるか否かを認証し、その認証結果を
制御部13に出力する。生体認証センサ部21aは、ユーザの指紋を認証するもの、音声
を認証するもの、静脈を認証するものの何れであっても良く、予め登録されているユーザ
の認証情報(例えば、指紋の画像情報)と、読み取って得られたユーザの認証情報とを比
較し、これらの情報が一致する場合にはユーザが正規のユーザであると認証する。
充電検出部30は制御部13と充電端子31との間にあり、外部の充電器32が充電端子に所定の時間接触し、充電検出部が充電器を検出すると、その情報に基づき、制御部は移動体端末装置1の機能の一部の利用を制限(ロック)する。
尚、制御部13は、生体認証部21により認証が行われていないときには、移動体端末
装置1の機能の一部の利用を制限(ロック)する。例えば、ユーザによるアドレス帳の利
用、ユーザによる受信メールの閲覧等を制限する。このように、制御部13は保護機能部
として機能する。尚、ここではユーザの認証に生体認証を用いる例を挙げるが、ユーザの
認証はパスワードの入力により行っても良い。
カードインターフェイス22は、図1に示すスロット10に挿入された外部メモリカー
ドMCと制御部13とを電気的に接続する。また、カードインターフェイス22は、スロ
ット10に対する外部メモリカードMCの挿抜を検出する検出部を備えており、その検出
結果を制御部13に出力する。
図6は、本発明の一実施形態による移動体端末装置1の動作の一例を示すフローチャー
トである。図6に示すフローチャートに従った処理は、例えば一定の時間間隔で行われ、
又はユーザがキー操作部15を操作して移動体端末装置1をロック状態にする操作を行っ
たときに開始される。処理が開始されると、移動体端末装置1の制御部13は、移動体端
末装置1がロック状態であるか否かを判断する(ステップS11)。この判断が「NO」である場合、つまり移動体端末装置1がロック状態でない場合には、充電検出が成されたか否かを更に判断する(ステップS15)。ステップS15の判断が「YES」の場合、つまり移動体端末装置1によって、充電が検出された場合は、移動体端末装置1の機能の一部を制限(ロック)する。一方ステップS15の判断が「NO」の場合は図6に示す一連の処理は終了する。
一方、ステップS11の判断結果が「YES」である場合、つまり移動体端末装置1が
ロック状態である場合には、制御部13はカードインターフェイス22で外部メモリカー
ドMCの挿抜が検出されたか否かを判断する(ステップS12)。尚、ここでは、図3に
示す処理が開始される前に予め外部メモリカードMCがスロット10に挿入されている場
合を考える。よって、ステップS12では外部メモリカードMCがスロット10から抜き
取られた否かが判断される。
スロット10から外部メモリカードMCが抜き取られていない場合はステップS12の
判断結果が「NO」となり、外部メモリカードMCの抜き取り検出の有無の判断(ステッ
プS12)が再度行われる。一方、スロット10から外部メモリカードMCが抜き取られ
た場合はステップS12の判断結果が「YES」となり、制御部13は外部メモリカード
MCの挿抜履歴をメモリ14に記憶する(ステップS13)。ここで、挿抜履歴には、外
部メモリカードMCが挿入されたか又は抜き取られたかを示す情報と、その操作が行われ
た時刻を示す情報とが対応付けられて記憶される。
次に、制御部13は、外部メモリカードMCの挿抜が行われた旨をユーザに報知する(
ステップS14)。ここで、制御部13はバイブモータ19又は発光部20に制御信号を
出力して移動体端末装置1を振動させ、又は発光させることにより外部メモリカードMC
の挿抜が行われた旨をユーザに報知する。或いは、音声変換部12に音声信号を出力して
発音させることにより外部メモリカードMCの挿抜が行われた旨をユーザに報知する。
以上、本発明の一実施形態による携帯端末装置について説明したが、本発明は上記実施
形態に制限されることなく、本発明の範囲内で自由に変更が可能である。例えば、上記実
施形態では、外部装置が外部メモリカードMCである場合を例に挙げて説明したが、外部
装置は外部メモリカードに限られる訳ではない。例えば、通信用カード、SIMカード等
の個人認証カード、ETCカード等の移動体端末装置に着脱可能な種々のカードを用いる
場合にも本発明を適用することができる。
本発明の一実施形態による移動体端末装置の外観を示す図である。 本発明の一実施形態による移動体端末装置1の要部構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による移動体端末装置1の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態による移動体端末装置1の動作の他の例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態による移動体端末装置1の要部構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による移動体端末装置1の動作の他の例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 移動体端末装置
10 スロット
12 音声変換部
13 制御部
14 メモリ
17 表示部
18 メッセージ送信部
19 バイブモータ
20 発光部
21 生体認証部
22 カードインターフェイス
30 充電検出部
31 充電端子
32 充電器
MC 外部メモリカード

Claims (6)

  1. 外部装置が着脱自在な着脱部と、
    前記着脱部に対する前記外部装置の着脱を検出する検出部と、
    個人情報を表示させる機能の一部の利用を制限する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記機能の一部の利用が制限されている場合に、前記検出部により前記外部装置の着脱が検出されると報知する、移動体端末装置。
  2. 前記制御部は、送信部に電子メールを送信させて報知する請求項1記載の移動体端末装置。
  3. 前記外部装置は、前記個人情報を保存した外部メモリーカードである、請求項2に記載の移動体端末装置。
  4. 外部装置が着脱自在な着脱部と、
    前記着脱部に対する前記外部装置の着脱を検出する検出部と、
    個人情報を表示させる機能の一部の利用を制限する制御部と、を備え、ユーザを認証して前記保護機能部による機能の制限を解除する認証部と、
    前記制御部は、前記機能の一部の利用が制限されている場合に前記検出部により前記外部装置の着脱が検出されると、当該検出結果を検出履歴として記憶部に記憶させ、
    前記機能の一部の利用の制限が解除された場合に、前記記憶部に記憶されている検出履歴を報知させる、移動体端末装置。
  5. 前記制御部は、送信部に電子メールを送信させて報知を行う、請求項4に記載の移動体端末装置。
  6. 前記制御部は、前記機能の利用が制限されていない場合には、前記検出部により前記外部装置の着脱が検出されても前記報知させない、請求項1から請求項5のいずれかに記載の移動体端末装置。
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