JP2009268034A - 携帯端末装置 - Google Patents

携帯端末装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009268034A
JP2009268034A JP2008118544A JP2008118544A JP2009268034A JP 2009268034 A JP2009268034 A JP 2009268034A JP 2008118544 A JP2008118544 A JP 2008118544A JP 2008118544 A JP2008118544 A JP 2008118544A JP 2009268034 A JP2009268034 A JP 2009268034A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
terminal device
display
control unit
portable terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008118544A
Other languages
English (en)
Inventor
Chitose Sakaguchi
智登勢 阪口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2008118544A priority Critical patent/JP2009268034A/ja
Priority to US12/366,696 priority patent/US20090273895A1/en
Publication of JP2009268034A publication Critical patent/JP2009268034A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/16Constructional details or arrangements
    • G06F1/1613Constructional details or arrangements for portable computers
    • G06F1/1615Constructional details or arrangements for portable computers with several enclosures having relative motions, each enclosure supporting at least one I/O or computing function
    • G06F1/1616Constructional details or arrangements for portable computers with several enclosures having relative motions, each enclosure supporting at least one I/O or computing function with folding flat displays, e.g. laptop computers or notebooks having a clamshell configuration, with body parts pivoting to an open position around an axis parallel to the plane they define in closed position
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/16Constructional details or arrangements
    • G06F1/1613Constructional details or arrangements for portable computers
    • G06F1/1633Constructional details or arrangements of portable computers not specific to the type of enclosures covered by groups G06F1/1615 - G06F1/1626
    • G06F1/1637Details related to the display arrangement, including those related to the mounting of the display in the housing
    • G06F1/1647Details related to the display arrangement, including those related to the mounting of the display in the housing including at least an additional display
    • G06F1/165Details related to the display arrangement, including those related to the mounting of the display in the housing including at least an additional display the additional display being small, e.g. for presenting status information

Abstract

【課題】第三者の不正使用に対するセキュリティ性の向上とユーザに対する操作性の維持が可能な携帯端末装置を提供する。
【解決手段】第一の筐体に設けられ、開状態を構成する場合に露出して入力を受け付ける第一の入力受付手段と、第二の筐体に設けられ、開状態を構成する場合に露出して点灯する第一の表示手段と、第一の筐体または第二の筐体に設けられ、閉状態を構成する場合に露出して入力を受け付ける第二の入力受付手段と、第一の入力受付手段または第二の入力受付手段より入力を受け付けた指示に基づき、第一の表示手段を点灯不可状態に制御する点灯ロック手段と、点灯ロック手段により第一の表示手段が点灯不可状態に制御された場合、第二の入力受付手段より入力を受け付けたロック解除指示に基づき、第一の表示手段を点灯可能状態に制御するロック解除手段とを備えた。
【選択図】 図4

Description

本発明は、携帯端末装置に係り、特にロック機能を備えた携帯端末装置に関する。
近年、携帯電話機などの携帯端末装置は、音声通話のみならず、データ通信や動画像撮影、動画像・音声視聴、文書や画像の閲覧の多機能を備えた装置が増加している。このため、これらの種々の機能の使用時における操作性を重視した各種の形態を構成する携帯端末装置が提供されている。この携帯端末装置のうち、音声通話使用時や操作キーを介した操作時などにおける操作性と、装置の小型化との要請を両立させるべく、連結された二つの筐体で構成された折りたたみ式の携帯端末装置が提供されている。
折りたたみ式の携帯端末装置は、ヒンジ機構を介して開状態、閉状態を構成する。携帯端末装置が開状態を構成する場合、一方の筐体に設けられ、各種操作の入力を受け付けるメイン操作キーと、他方の筐体に設けられ、この筐体の表面積の大部分を占めるメインディスプレイとが露出し、種々の機能が操作可能となっている。また、携帯端末装置が閉状態を構成する場合には、各筐体に設けられたメイン操作キーとメインディスプレイが対向してほぼ重なり合い、携帯端末装置がコンパクトな状態となる。
折りたたみ式の携帯端末装置には、閉状態を構成する場合においても一部の操作が可能なように、筐体表面にサブディスプレイおよびサブ操作キーが設けられる。サブディスプレイはメインディスプレイよりも小型のディスプレイであり、例えば現在時刻や電池残量が表示され、また音声着信やメール受信があった場合にはそれらの通知が表示される。また、サブ操作キーはメイン操作キーよりも少数の操作キーが設けられ、例えば音声発信や簡単な入力の受付が可能なように構成される。
携帯端末装置には、第三者による携帯端末装置の使用や、かばんなどにおける収納時に発生する誤操作を防止するため、操作キーが入力を受け付けた操作を無効とするキーロック機能が設けられる(例えば、特許文献1参照。)。
その一方で、携帯端末装置に設けられたメインディスプレイの点灯・消灯状態を好適に制御し、携帯端末装置の使い勝手を向上させた携帯端末装置が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2005−347986号公報 特開2005−354544号公報
携帯端末装置には種々の機能が設けられるが、これに伴い第三者の不正使用などに対するセキュリティ面の強化や、携帯端末装置内部に保持された情報の管理に対する重要度が増している。
特許文献1に示す携帯端末装置は、開状態および閉状態に応じて好適に設定および解除が可能なロック機能が設けられていた。しかし、開状態および閉状態の各状態を構成する場合にそれぞれ実行可能な操作に対するロック機能までは考慮されていなかった。この結果、メインディスプレイおよびメイン操作キーと比較して、少ない操作キーを利用して簡易な操作で実行可能な閉状態における種々の機能の活用が十分に図れていなかった。
また、特許文献2に示す携帯端末装置は、メインディスプレイの点灯・消灯状態が好適に制御されるが、セキュリティ面を考慮したロック機能は備えていなかった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、メインディスプレイの点灯状態の制御を行うことで第三者の不正使用に対するセキュリティ性の向上とユーザに対する操作性の維持が可能な携帯端末装置を提供することを目的とする。
本発明に係る携帯端末装置は、上述した課題を解決するために、第一の筐体に設けられ、開状態を構成する場合に露出して入力を受け付ける第一の入力受付手段と、第二の筐体に設けられ、前記開状態を構成する場合に露出して点灯する第一の表示手段と、前記第一の筐体または第二の筐体に設けられ、閉状態を構成する場合に露出して入力を受け付ける第二の入力受付手段と、前記第一の入力受付手段または第二の入力受付手段より入力を受け付けたロック設定指示に基づき、前記第一の表示手段を点灯不可状態に制御する点灯ロック手段と、前記点灯ロック手段により前記第一の表示手段が点灯不可状態に制御された場合、前記第二の入力受付手段より入力を受け付けたロック解除指示に基づき、前記第一の表示手段を点灯可能状態に制御するロック解除手段とを備えたことを特徴とする。
本発明に係る携帯端末装置は、メインディスプレイの点灯状態の制御を行うことで第三者の不正使用に対するセキュリティ性の向上とユーザに対する操作性の維持が可能である。
本発明に係る携帯端末装置の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る携帯端末装置の一例を示し、携帯端末装置1が開状態を構成するときの外観の構成を示す斜視図である。
携帯端末装置1は、ほぼ同一の矩形状に構成された第一の筐体12と第二の筐体13とを備える。第一の筐体12と第二の筐体13とは、ヒンジ機構14を介して回動自在に連結される。図1に示す携帯端末装置1は、第一の筐体12に設けられたメイン操作キー20と、第二の筐体13に設けられたメインディスプレイ21とが露出して使用可能となった状態である。以下この状態を「開状態」という。
携帯端末装置1の内部の所定の位置には、図示しない送受信用のアンテナが設けられている。携帯端末装置1は、内蔵されたアンテナを介して基地局との間で電波を送受信し、音声通話やデータ通信を行う。
第一の筐体12には、携帯端末装置1が開状態を構成する場合に露出して入力を受け付ける第一の入力受付手段としてのメイン操作キー20が設けられる。メイン操作キー20は、「0」〜「9」の数字の入力が割り当てられたキーや「A」〜「Z」のアルファベットの入力が割り当てられたキーなどの複数のキーが設けられており、メイン操作キー20を押下することにより各種指示を入力することができる。
第一の筐体12には、開状態において音声通話を行うため、マイクロフォンおよびレシーバ(いずれも図示せず)が設けられる。また、携帯端末装置1の所定の位置には、レシーバ以外の音声出力部としてのスピーカ(図示せず)も設けられる。
なお、第一の筐体12は、背面側から挿着可能なバッテリパック(図示せず)が設けられる。携帯端末装置1は、電源キー22が押下されてオン状態になると、このバッテリパックから各回路部に対して電力が供給されて動作可能な状態に起動する。
また、第一の筐体12の背面側には外部CCDカメラ(図示せず)が設けられており、これにより、所望の撮影対象を撮像することができる。
一方、第二の筐体13には、携帯端末装置1が開状態を構成する場合に露出して点灯するメインディスプレイ21が設けられる。メインディスプレイ21は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(ElectroLuminescence)ディスプレイ、無機ELディスプレイ、SED(Surface−conduction Electron−emitter Display)により構成されるディスプレイである。
メインディスプレイ21には、電波の受信状態、電池残量、電話帳として登録されている相手先名や電話番号および送信履歴などの他、動画像、電子メールの内容、簡易ホームページや文書などが表示される。また、テレビ電話機能を利用した通信時においては、通話相手の動画像などが表示される。
メインディスプレイ21は、例えば携帯端末装置1が閉状態から開状態に移行したり、メイン操作キー20が何らかの入力を受け付けた場合には、消灯状態から点灯状態に移行するようになっている。また、メインディスプレイ21が点灯状態であって、所定時間内に何らかの操作が行われない場合には、消灯状態に移行するようになっている。
なお、メインディスプレイ21にはペン型入力装置を利用して入力を受け付けるタブレット機能を備えた第一の入力手段としても機能する。
第二の筐体13には内部CCDカメラ23が設けられており、これにより、所望の撮影対象を撮像することができる。また、テレビ電話機能を利用した通信時においては、通話相手に送信される映像を撮像する。
図2は、本発明に係る携帯端末装置の一例を示し、携帯端末装置が閉状態を構成する場合の外観の構成を示す斜視図である。
図2の携帯端末装置1は、図1に示す開状態である携帯端末装置1の第一の筐体12と第二の筐体13とが閉方向に回動された状態であって、メイン操作キー20とメインディスプレイ21とが対向してほぼ重なり合う状態である。以下この状態を「閉状態」という。
第二の筐体13には、開状態である場合と同様に、閉状態においても音声通話を行うため、マイクロフォン(図示せず)およびレシーバ25が設けられる。
第二の筐体13には、携帯端末装置1が閉状態を構成する場合に露出して入力を受け付ける第二の入力受付手段として、サブ操作キー26が設けられる。サブ操作キー26には、十字キーや確定キーなどが設けられ、各操作キーには携帯端末装置1が閉状態を構成する場合であっても実行が可能な種々の処理が割り当てられる。
第二の筐体13には、例えばLCDにより構成されるサブディスプレイ27が設けられる。サブディスプレイ27には、現在のアンテナの感度のレベルを示すアンテナピクトや、現在の電池残量を示す電池ピクト、現在の時刻などが表示される。また、音声通話またはテレビ電話着信や、電子メールの新着受信などを通知する文字情報やアイコンなども必要に応じて適宜表示される。
また、サブディスプレイ27にはペン型入力装置を利用して入力を受け付けるタブレット機能が備えられており、第二の入力受付手段としても機能する。サブディスプレイ27には、「0」〜「9」の数字および「*」、「#」の記号などが表示される。サブディスプレイ27は、ペン型入力装置などを用いて押圧されることにより、押圧された箇所に表示された数字などの入力を受け付ける。
このサブディスプレイ27およびサブ操作キー26が所定の入力を受け付けることにより、携帯端末装置1が閉状態であっても種々の処理を実行することができる。例えば所定のサブ操作キー26を押下することにより、音楽再生アプリケーションや電子メールの確認画面、外部CCDカメラ、アラームの設定機能が起動したり、音声通話の発信が可能なように構成される。また、サブディスプレイ27は、音声通話の発信先電話番号や、本実施形態における携帯端末装置1に設けられたメインディスプレイ点灯ロック機能の解除のための暗証番号の入力などを受け付けるようになっている。
図3は、本実施形態における携帯端末装置1の内部の構成を示す図である。
携帯端末装置1は、主制御部30、電源回路部31、入力制御部32、表示制御部33、記憶部34、音声制御部35および通信制御部36がバスによって相互に通信可能に接続されて構成される。
主制御部30は、CPU(Central Processing Unit)を具備する。CPUは種々の制御信号を生成し各部に供給することにより携帯端末装置1を統括的に制御する。CPUは、例えばメイン操作キー20およびサブ操作キー26から受け付けた入力に対する入力制御処理や、その他の様々な演算処理や制御処理などを行う。
電源回路部31は、例えばユーザによる電源キー22から受け付けた入力に基づいて電源のオン/オフ状態を切り替える。電源回路部31は、電源がオン状態になるとバッテリパックから各回路部に対して電力を供給させ、携帯端末装置1を動作可能な状態に起動する。
入力制御部32は、メイン操作キー20やサブ操作キー26およびメインディスプレイ21やサブディスプレイ27に対する入力インタフェースを備える。この入力制御部32は、メイン操作キー20などの押下を検出すると、その押下されたキーを示す信号を生成して主制御部30に供給する。また、本実施形態においては、メインディスプレイ点灯ロック設定指示などを受け付けた場合に、主制御部30の指示に基づきメイン操作キー20などの入力の受付を制御する入力制御手段として機能する。
表示制御部33は、メインディスプレイ21やサブディスプレイ27に対する表示インタフェースを備え、主制御部30の制御に基づいて、メインディスプレイ21などの点灯状態を制御したり、文書や動画像などを含んだ表示情報をメインディスプレイ21やサブディスプレイ27に表示したりする。また、本実施形態においては、メインディスプレイ点灯ロック設定指示または解除指示を受け付けた場合に、主制御部30の指示に基づきメインディスプレイ21を制御して点灯可能状態または点灯不可状態に制御する点灯ロック手段およびロック解除手段として機能する。
記憶部34は、主制御部30が行う処理の処理プログラムや処理に必要なデータなどを格納するROM(Read Only Memory)やハードディスク、不揮発性メモリ、主制御部30が処理を行う際に使用されるデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)などから構成される。記憶部34は、主制御部30のCPUにより実行される電子メール機能などの種々のアプリケーションや種々のデータ群を格納している。
音声制御部35は、主制御部30の制御に基づいて、マイクロフォン24で集音された音声からアナログ音声信号を生成し、このアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換する。また音声制御部35は、デジタル音声信号を取得すると、主制御部30の制御に基づいてこのデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、レシーバ25から音声として出力する。
通信制御部36は、主制御部30の制御に基づいて、基地局(図示せず)からアンテナ37を介して受信した受信信号をスペクトラム逆拡散処理してデータを復元する。このデータは、主制御部30の指示により、音声制御部35に伝送されてレシーバ25から出力されたり、表示制御部33に伝送されてメインディスプレイ21に表示されたり、または記憶部34に記録されたりする。また通信制御部36は、主制御部30の制御に基づいて、マイクロフォン24で集音された音声データやメイン操作キー20などを介して入力されたデータや記憶部34に記憶されたデータを取得すると、これらのデータに対してスペクトラム拡散処理を行い、基地局に対してアンテナ37を介して送信する。
ここで、従来の携帯端末装置には、第三者による携帯端末装置の不正使用や、かばんなどにおける収納時に発生する誤操作を防止するため、操作キーなどが入力を受け付けた操作を無効とするロック機能が設けられていた。
従来のロック機能は、例えば携帯端末装置が入力を受け付ける一切の操作を無効とするものや、一部の機能のみの実行を制限するものがあった。また、これらのロック機能の解除は、メインディスプレイに暗証番号を入力する入力画面が表示された際に、操作キーなどを介してあらかじめ設定された暗証番号を入力することによる解除方法が用いられていた。または、特定の操作キーを長押しすることなどによってロック機能を解除する方法が用いられていた。
今日の携帯端末装置などの携帯端末装置は、音声通話のみならず、データ通信や動画像撮影、動画像・音声視聴、文書や画像の閲覧などが可能な多機能を備えた装置が増加している。これに伴い第三者の不正使用に対するセキュリティ面の強化や、携帯端末装置内部に保持された情報の管理に対する重要度が増している。
本実施形態における携帯端末装置1は、これらのロック機能にメインディスプレイ21の点灯状態の制御処理を付加することで、閉状態におけるサブディスプレイ27およびサブ操作キー26を利用した種々の機能の操作性を維持しつつ、セキュリティ性を向上させるメインディスプレイ点灯ロック機能を備える。
本実施形態における携帯端末装置1のメインディスプレイ点灯ロック機能設定時に実行される処理について説明する。
図4は、本実施形態における携帯端末装置1で実行されるメインディスプレイ点灯ロック処理を示すフローチャートである。
ステップS1において、主制御部30は、メインディスプレイ点灯ロック機能を設定させる指示を受け付けたか否かの判定を行う。メインディスプレイ点灯ロック機能は、例えばメインディスプレイ21に表示されるメインディスプレイ点灯ロック機能の設定画面から、メインディスプレイ点灯ロック機能を設定する指示の入力をメイン操作キー20が受け付けることにより設定される。また、サブ操作キー26またはサブディスプレイ27が所定の入力を受け付けることによりメインディスプレイ点灯ロック機能が設定されるように構成してもよい。
主制御部30は、メインディスプレイ点灯ロック機能を設定させる指示を受け付けていないと判定した場合、メインディスプレイ点灯ロック機能を設定させる指示を受け付けるまで処理を待機する。
主制御部30は、メインディスプレイ点灯ロック機能を設定させる指示を受け付けたと判定した場合、ステップS2において、メインディスプレイ点灯ロック機能を設定する。
表示制御部33は、主制御部30の指示に基づきメインディスプレイ21を制御し、点灯不可状態とする。なお、点灯不可状態は、例えば携帯端末装置1が閉状態から開状態に移行したり、メイン操作キー20などが何らかの入力を受け付けた場合であっても、メインディスプレイ21は点灯状態には移行せず、消灯状態を維持する状態をいう。これに対し、点灯可能状態とは、例えば携帯端末装置1が閉状態から開状態に移行したり、メイン操作キー20などが何らかの入力を受け付けた場合には、消灯状態から点灯状態に移行可能な状態をいう。
また、入力制御部32は主制御部30の指示に基づき、メイン操作キー20およびメインディスプレイ21が受け付けた入力が無効となるように制御する。メイン操作キー20などが受け付けた入力を無効とすることで、メインディスプレイ21が点灯不可状態であるにもかかわらず、誤操作によりまたは意図的に処理が入力された場合であっても、その処理の実行を防止することが可能である。
ロック設定ステップS2においては、サブディスプレイ27は適宜点灯が可能な状態であり、サブ操作キー26およびサブディスプレイ27は適宜入力の受付が可能な状態である。このため、サブディスプレイ27およびサブ操作キー26を用いて携帯端末装置1の操作が可能な処理の実行は何ら制限されない。
ステップS3において、主制御部30は、携帯端末装置1に割込み処理が発生したか否かの判定を行う。
割込み処理は、例えば携帯端末装置1が閉状態から開状態へ移行された場合、音声通話またはテレビ電話着信があった場合、電子メールの新着受信があった場合、サブティスプレイ27がメインディスプレイ点灯ロック機能を解除するための暗証番号などの何らかの入力を受け付けた場合に発生する。
主制御部30は、携帯端末装置1に割込み処理が発生していないと判定した場合、割込み処理が発生するまで処理を待機する。
一方、主制御部30は、携帯端末装置1に割込み処理が発生したと判定した場合、ステップS4において、発生した割込み処理により、メインディスプレイ点灯ロック機能を解除させる指示を受け付けたか否かの判定を行う。メインディスプレイ点灯ロック機能の解除指示は、例えば第二の入力受付手段としてのサブディスプレイ27を介してあらかじめ設定された暗証番号の入力により受け付ける。この暗証番号は、ユーザによってあらかじめ設定された所定桁数の数字または記号の組み合わせで生成され、記憶部34に記憶される。また、暗証番号は適宜変更が可能である。
図5は、本実施形態におけるに携帯端末装置のサブディスプレイ27の表示例を示す図である。
サブ操作キー26の所定のキーが押下されることにより、またはタブレット機能を備えるサブディスプレイ27がペン型入力装置などを用いて押圧されることにより、図5に示すようにサブディスプレイ27には、「0」〜「9」の数字および「*」、「#」の記号が表示される。サブディスプレイ27は、ペン型入力装置などを用いて押圧されることにより、押圧された箇所に表示された数字などの入力を受け付ける。
暗証番号は、受け付けた入力が音声通話を行う際の相手先の電話番号の入力であると誤認されないような数字および記号で構成されることが好適である。例えば、4桁の数字とその先頭と末尾に「#」が付加された「#1289#」などの電話番号であると誤認されないような6桁の数字および記号の入力を受け付けた場合に、主制御部30は暗証番号に関する入力を受け付けたと認識するように構成される。
主制御部30は、サブディスプレイ27があらかじめ設定された暗証番号の入力を受け付けた場合、メインディスプレイ点灯ロック機能を解除させる指示を受け付けたと認識する。一方、サブディスプレイ27があらかじめ設定された暗証番号と異なる数字および記号で構成された誤った暗証番号の入力を受け付けた場合、主制御部30は、正しい暗証番号ではない旨の通知をサブディスプレイ27に表示させることでユーザに通知する。
なお、ロック解除判定ステップS4においては、携帯端末装置1はサブディスプレイ27の表示動作、およびサブディスプレイ27とサブ操作キー26とが入力の受付が可能な閉状態を構成している。
主制御部30は、メインディスプレイ点灯ロック機能を解除させる指示を受け付けたと判定した場合、ステップS5においてメインディスプレイ点灯ロック機能を解除する。
表示制御部33は主制御部30の指示に基づき、ロック設定ステップS2において開始されたメインディスプレイ21の点灯不可状態を終了して、点灯可能状態に移行させる。また、入力制御部32は主制御部30の指示に基づき、ロック設定ステップS2において制限され無効であったメイン操作キー20およびメインディスプレイ21の入力の受付が有効となるように制御し、メインディスプレイ点灯ロック処理は終了する。
主制御部30は、メインディスプレイ点灯ロック機能を解除させる指示を受け付けていないと判定した場合、ステップS6において、割込み処理判定ステップS3において発生した割込み処理が、携帯端末装置1が閉状態であっても実行可能な処理であるか否かの判定を行う。
本実施形態における携帯端末装置1は、サブディスプレイ27およびサブ操作キー26が所定の入力を受け付けることにより、携帯端末装置1が閉状態であっても種々の処理を実行することができる。例えば所定のサブ操作キー26を押下することにより、音楽再生アプリケーションや電子メールの確認画面、外部CCDカメラ、アラームの設定機能が起動したり、音声通話の発信が可能なように構成される。また、サブディスプレイ27は、図5に示すように数字および記号が表示され、音声通話の発信先の電話番号の入力などを受け付けるようになっている。
携帯端末装置1に発生した割込み処理が閉状態であっても実行可能な処理であった場合、ステップS7において主制御部30は割込み処理を実行する。例えば、音声通話着信であった場合には、主制御部30は通信制御部36や音声制御部35などを制御して、音声通話処理を実行する。
一方、携帯端末装置1に発生した割込み処理が閉状態では実行することができない処理であった場合、ステップS8において、主制御部30は、発生した割込み処理があらかじめ設定された例外処理であるか否かの判定を行う。
割込み処理のうち例外的に実行される例外処理は、処理の実行にメインディスプレイ21を用いることが必須となる処理である。このため、例外処理実行時には、メインディスプレイ点灯ロック機能が一時的に解除されメインディスプレイ21は点灯可能状態に制御される。
例外処理の一例として、テレビ電話着信処理が発生した場合が該当する。テレビ電話機能は、通話相手の動画像をメインディスプレイ21に表示させながら通話を行ったり、内部CCDカメラ23を利用して例えば自己を撮像した動画像などを通信相手に送信したりすることにより通話を行う機能である。このため、テレビ電話着信処理が発生した場合、携帯端末装置1を開状態に移行させて内部CCDカメラ23を起動し、この内部CCDカメラ23で撮像した撮像データや通信相手より受信した撮像データを表示するためのメインディスプレイ21を利用する必要性が生じる。このような処理は例外処理として扱われ、メインディスプレイ点灯ロック機能を一時的に解除してメインディスプレイ21に通信相手の動画像などを表示させる。
なお、例外処理としてテレビ電話着信処理を適用して説明したが、これに限らず他の処理であってもよいし、ユーザが例外処理を任意に設定できるようにしてもよい。
例外処理判定ステップS8において、主制御部30は、発生した割込み処理があらかじめ設定された例外処理であると判定した場合、割込み処理実行ステップS7に進み、発生した割込み処理を実行する。このとき、表示制御部33は、主制御部30の指示に基づきメインディスプレイ21を制御し、メインディスプレイ点灯ロック機能を一時的に解除してメインディスプレイ21を点灯可能状態とする。また、入力制御部32は、主制御部30の指示に基づき、割込み処理に対する入力の受付が可能なようにメイン操作キー20などが受け付けた入力を一時的に有効とする。
一方、主制御部30は、発生した割込み処理があらかじめ設定された例外処理ではないと判定した場合、割込み処理判定ステップS3に戻り、以降の処理を繰り返す。
以上でメインディスプレイ点灯ロック処理の説明を終了する。
この携帯端末装置1によれば、メインディスプレイ点灯ロック機能が設定された場合には、携帯端末装置1が開状態を構成する場合であっても、メインディスプレイ21が点灯しないため、第三者による不正使用を抑制することができる。
また、サブディスプレイ27およびサブ操作キー26が入力を受け付けた処理については、簡易な操作を行うことによる種々の操作の実行が維持されるため、ユーザに対しては操作性を維持することができる。その一方で、携帯端末装置1が開状態を構成する場合には、サブディスプレイ27などを利用して実行される機能に比べてより高度な種々の機能が設けられたり、秘匿性が高い情報が内部に保持されたことに伴い、携帯端末装置1が開状態を構成する場合には第三者の不正使用や、携帯端末装置1内部に保持された情報の管理に対するセキュリティ性についても向上させることができる。
さらに、メインディスプレイ21は点灯せず何ら表示がされないため、第三者がメインディスプレイ21を見ただけではロック機能が実行されていると認識されることがない。このため、例えばメインディスプレイ21およびメイン操作キー20を介して故意に暗証番号を入力されることによる不正使用を抑制することができることからも、セキュリティ性を向上させることができる。
次に、本実施形態における携帯端末装置1のメインディスプレイ点灯ロック機能とキーロック機能とが同時に設定された場合に実行される処理について説明する。
キーロック機能は、携帯端末装置1のメイン操作キー20、サブ操作キー26や、タブレット機能を備えるメインディスプレイ21、サブディスプレイ27より受け付けた入力が制限される機能である。このキーロック機能は、たとえば暗証番号を入力することにより解除することができ、第三者による不正使用を防止する目的で設けられる機能である。
本実施形態においては、携帯端末装置1に設けられたメインディスプレイ点灯ロック機能と、このキーロック機能を同時に設定することにより、よりセキュリティ性を向上させることができる。
図6は、本実施形態における携帯端末装置1で実行される点灯ロック・キーロック処理を示すフローチャートである。なお、以下メインディスプレイ点灯ロック機能およびキーロック機能を同時に設定する場合、説明の都合上これらのロック機能を同時ロック機能という。
ステップS11において、主制御部30は、メインディスプレイ点灯ロック機能を設定させる指示を受け付けたか否かの判定を行う。メインディスプレイ点灯ロック機能は、例えばメインディスプレイ21に表示されるメインディスプレイ点灯ロック機能の設定画面から、メインディスプレイ点灯ロック機能を設定する指示の入力をメイン操作キー20が受け付けることにより設定される。
なお、設定受付判定ステップS11において、メインディスプレイ点灯ロック機能の設定を受け付けたと同時にキーロック機能の設定を受け付けるか否かは、あらかじめユーザによって任意に設定できるようにしてもよい。
主制御部30は、メインディスプレイ点灯ロック機能を設定させる指示を受け付けていないと判定した場合、メインディスプレイ点灯ロック機能を設定させる指示を受け付けるまで処理を待機する。
主制御部30は、メインディスプレイ点灯ロック機能を設定させる指示を受け付けたと判定した場合、ステップS12において、同時ロック機能を設定する。
表示制御部33は、主制御部30の指示に基づきメインディスプレイ21を制御し、点灯不可状態とする。また、入力制御部32は主制御部30の指示に基づき、メイン操作キー20、サブ操作キー26や、タブレット機能を備えるメインディスプレイ21、サブディスプレイ27より受け付けた入力を制限し、所定の入力以外の入力の受付が無効となるように制御する。
ロック設定ステップS12においては、サブディスプレイ27は適宜点灯が可能な状態であり、サブ操作キー26およびサブディスプレイ27は同時ロック機能を解除するための暗証番号の入力など限られた入力の受付が可能な状態である。
割込み処理判定ステップS13およびロック解除判定ステップS14は、図4で説明したメインディスプレイ点灯ロック処理における割込み処理判定ステップS3およびロック解除判定ステップS4とほぼ同様であるため、詳細な説明を省略する。
主制御部30は、メインディスプレイ点灯ロック機能を解除させる指示を受け付けていないと判定した判定した場合、ステップS15において、割込み処理判定ステップS13において発生した割込み処理が、同時ロック機能が設定されていてもあらかじめ設定された例外処理を実行させる指示の入力であるか否かの判定を行う。点灯ロック・キーロック処理における例外処理は、あらかじめ設定された特定の入力を受け付けた場合のみ実行可能な処理である。また、セキュリティ性を向上させるため、特定の入力を受け付ける手段は、ユーザにより任意に設定可能に構成されることが好適である。
例外的に実行可能な例外処理は、例えば緊急時などに必要である緊急用の音声発信処理などが該当する。例外処理を実行させる指示は、例えば、図2に示す閉状態において操作可能であり、例外処理の実行が割り当てられたサブ操作キー26のいずれかのキーを長押しすることや、複数のサブ操作キー26を同時に押下することなどにより受け付ける。
例外処理判定ステップS15において、主制御部30は、発生した割込み処理があらかじめ設定された例外処理を実行させる指示であると判定した場合、ステップS16において、例外処理を実行する。入力制御部32は主制御部30の制御に基づき、サブディスプレイ27の入力の受付を一時的に有効として、例えば緊急用の電話番号の入力を受け付ける。このとき、サブディスプレイ27には図5に示す数字および記号が表示され、ここから緊急用の電話番号の入力を受け付けるように構成される。電話番号の入力を受け付けた後、主制御部30は緊急用の音声発信処理を例外処理として実行する。
また、あらかじめ携帯端末装置1の記憶部34に登録された緊急用の電話番号以外の電話番号が入力された場合には、入力の受付を無効にする制御を行うことで、さらにセキュリティ性を向上させることが可能である。なお、例外処理は、ユーザによりあらかじめ任意の処理が設定可能なように構成してもよい。
一方、主制御部30は、発生した割込み処理があらかじめ設定された例外処理ではないと判定した場合、割込み処理判定ステップS13に戻り、以降の処理を繰り返す。なお、発生した割込み処理があらかじめ設定された例外処理ではない場合とは、例えば携帯端末装置1が閉状態から開状態へ移行された場合や、メイン操作キー20などが何らかの入力を受け付けた場合、音声通話またはテレビ電話着信があった場合、電子メールの新着受信があった場合などが該当する。
このとき、音声通話またはテレビ電話着信があった場合や、電子メールの新着受信があった場合においては、着信音をスピーカから出力したり、サブディスプレイ27にこれらの通知を表示したりする通知処理自体を行わないようにしてもよい。
ロック解除判定ステップS14において、主制御部30は、メインディスプレイ点灯ロック機能を解除させる指示を受け付けたと判定した場合、ステップS17においてメインディスプレイ点灯ロック機能と同時に設定されたキーロック機能を、同時解除させる設定がなされているか否かの判定を行う。
同時ロック機能は、メインディスプレイ点灯ロック機能の解除を受け付けたと同時にキーロック機能の解除を受け付けるか否かを、あらかじめユーザによって任意に設定可能なように構成される。また、キーロック機能の解除を同時に受け付けるか否かをどちらか一方にあらかじめ設定してもよい。
主制御部30は、キーロック機能が同時に解除される設定がなされていると判定した場合、ステップS18において同時ロック機能を解除する。
表示制御部33は主制御部30の指示に基づき、ロック設定ステップS12において開始されたメインディスプレイ21の点灯不可状態を終了して、点灯可能状態に移行させる。また、入力制御部32は主制御部30の指示に基づき、ロック設定ステップS12において制限されたメイン操作キー20、サブ操作キー26や、タブレット機能を備えるメインディスプレイ21、サブディスプレイ27の入力の受付の制限を解除し、入力の受付が有効となるように制御し、点灯ロック・キーロック処理は終了する。
一方、主制御部30はメインディスプレイ点灯ロック機能と同時に設定されたキーロック機能を同時解除させる設定がなされていないと判定した場合、ステップS19において、メインディスプレイ点灯ロック機能のみの設定を解除する。
表示制御部33は主制御部30の指示に基づき、ロック設定ステップS12において開始されたメインディスプレイ21の点灯不可状態を終了して、点灯可能状態に移行させる。また、入力制御部32は、引き続きメイン操作キー20、サブ操作キー26や、タブレット機能を備えるメインディスプレイ21、サブディスプレイ27より受け付けた入力を制限し、所定の入力以外の入力の受付が無効となるように制御する。
このとき、メインディスプレイ21は点灯可能状態となっているため、メインディスプレイ21には、例えば現在時刻やキーロック機能の解除を受け付ける暗証番号の入力画面が表示される。また、開状態においてもキーロック機能の解除の受付が可能なように、メイン操作キー20は暗証番号の入力の受付のみが有効となるように構成される。
ステップS20において、主制御部30は、キーロック機能を解除させる指示を受け付けたか否かの判定を行う。
キーロック機能を解除させる指示は、メインディスプレイ点灯ロック機能の解除指示と同様に、サブディスプレイ27やメイン操作キー20などを介して、あらかじめ設定された暗証番号の入力により受け付ける。暗証番号は、ユーザによってあらかじめ設定された任意の数字または記号の組み合わせで構成され、記憶部34に記憶される。また、暗証番号はメインディスプレイ点灯ロック機能の解除時に用いられる暗証番号とは異なるものが好ましく、適宜変更が可能である。
主制御部30は、サブディスプレイ27やメイン操作キー20などがあらかじめ設定された暗証番号の入力を受け付けた場合、キーロック機能を解除させる指示を受け付けたと認識する。一方、あらかじめ設定された暗証番号と異なる数字や記号で構成された誤った暗証番号の入力を受け付けた場合、主制御部30は、正しい暗証番号ではない旨の通知をサブディスプレイ27またはメインディスプレイ21に表示させることでユーザに通知する。
主制御部30は、キーロック機能を解除させる指示を受け付けていないと判定した判定した場合、キーロック機能を解除させる指示を受け付けるまで処理を待機する。
主制御部30は、キーロック機能を解除させる指示を受け付けたと判定した場合、ステップS21においてキーロック機能を解除する。
入力制御部32は主制御部30の指示に基づき、ロック設定ステップS12において制限され無効であったメイン操作キー20などの入力の受付が有効となるように制御し、点灯ロック・キーロック処理は終了する。
以上でメインディスプレイ点灯ロック処理の説明を終了する。
この携帯端末装置1によれば、既存のキーロック機能と、メインディスプレイ点灯ロック機能を同時に設定することにより、さらにセキュリティ性を向上させることができる。
すなわち、同時キーロック機能を同時解除せず、個別に暗証番号を入力させてロック機能の解除指示を要求することで、メインディスプレイ点灯ロック機能とキーロック機能の二重のロック機能を設定することができる。このとき、メインディスプレイ点灯ロック機能が設定されることにより、メインディスプレイ21は点灯せず何ら表示がされないため、第三者がメインディスプレイ21を見ただけではロック機能が実行されていると認識されることがない。このため、例えばメインディスプレイ21およびメイン操作キー20を介して故意に暗証番号を入力されることによる不正使用を抑制することができることからも、セキュリティ性を向上させることができる。
さらに、同時ロック機能の同時解除の指示を、携帯端末装置1が閉状態で操作可能なサブディスプレイ27より受付が可能なように構成することで、キーロック機能を開状態に移行させることなく解除指示の入力を受け付けることができるため、セキュリティ性の向上に加えユーザに対する操作性の向上も図ることができる。
なお、本実施形態においては、第二の入力受付手段としてサブディスプレイ27を用いたが、これに限らずサブ操作キー26のみからメインディスプレイ点灯ロック機能の解除指示を受け付けるようにしてもよいし、閉状態で使用可能な指紋認証機能を設けて、ユーザの指紋であると認証が取れた場合にメインディスプレイ点灯ロック機能の解除指示を受け付けるようにしてもよい。
また、点灯ロック・キーロック処理において、メインディスプレイ点灯ロック機能と同時にキーロック機能を設定される例を説明したが、これに限らず、特定の機能のみをロックする機能を同時に設定してもよい。例えば、音声通話機能やアドレス帳、着信履歴、発信履歴、電子メールの閲覧などに対して、第三者による不正使用を抑制するためのロック機能を同時に設定してもよい。
さらに、本実施形態における携帯端末装置は、折りたたみ式の携帯端末装置を適用して説明したが、一のディスプレイを備え、さらに複数の入力受付手段を備えた携帯端末装置に適用してもよい。
なお、本発明に係る携帯端末装置は、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータ、携帯型ゲーム機、携帯型音楽再生機、携帯型動画再生機、その他の携帯端末装置に適用することができる。
本発明に係る携帯端末装置の一例を示し、携帯端末装置が開状態を構成するときの外観の構成を示す斜視図。 本発明に係る携帯端末装置の一例を示し、携帯端末装置が閉状態を構成するときの外観の構成を示す斜視図。 本実施形態における携帯端末装置の内部の構成を示す図。 本実施形態における携帯端末装置で実行されるメインディスプレイ点灯ロック処理を示すフローチャート。 本実施形態におけるに携帯端末装置のサブディスプレイの表示例を示す図。 本実施形態における携帯端末装置で実行される点灯ロック・キーロック処理を示すフローチャート。
符号の説明
1 携帯端末装置
12 第一の筐体
13 第二の筐体
14 ヒンジ機構
20 メイン操作キー
21 メインディスプレイ
22 電源キー
26 サブ操作キー
27 サブディスプレイ
30 主制御部
31 電源回路部
32 入力制御部
33 表示制御部
34 記憶部
35 音声制御部
36 通信制御部
37 アンテナ

Claims (9)

  1. 第一の筐体と第二の筐体とが回動自在に連結され、開状態および閉状態を構成可能な携帯端末装置において、
    前記第一の筐体に設けられ、前記開状態を構成する場合に露出して入力を受け付ける第一の入力受付手段と、
    前記第二の筐体に設けられ、前記開状態を構成する場合に露出して点灯する第一の表示手段と、
    前記第一の筐体または第二の筐体に設けられ、前記閉状態を構成する場合に露出して入力を受け付ける第二の入力受付手段と、
    前記第一の入力受付手段または第二の入力受付手段より入力を受け付けたロック設定指示に基づき、前記第一の表示手段を点灯不可状態に制御する点灯ロック手段と、
    前記点灯ロック手段により前記第一の表示手段が点灯不可状態に制御された場合、前記第二の入力受付手段より入力を受け付けたロック解除指示に基づき、前記第一の表示手段を点灯可能状態に制御するロック解除手段とを備えたことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記点灯ロック手段により前記第一の表示手段が前記点灯不可状態に制御された場合、前記第二の入力手段の入力の受付を有効とし、前記第一の入力受付手段の入力の受付を無効とする入力制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 前記点灯ロック手段により前記第一の表示手段が点灯不可状態に制御された場合において、発生した割込み処理があらかじめ設定された例外処理である場合、
    前記ロック解除手段は前記第一の表示手段を一時的に点灯可能状態に制御することを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  4. 前記点灯ロック手段により前記第一の表示手段が前記点灯不可状態に制御されたと同時に、所定の入力以外の前記第一の入力受付手段および第二の入力受付手段の入力の受付を無効とする入力制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  5. 前記第二の入力受付手段により一の前記所定の入力である前記ロック解除指示の入力を受け付けた場合、
    前記入力制御手段は、前記第一の入力受付手段および第二の入力受付手段の入力の受付を有効とすることを特徴とする請求項4記載の携帯端末装置。
  6. 前記第二の入力受付手段により一の前記所定の入力である前記ロック解除指示の入力を受け付けた場合、
    前記入力制御手段は、所定の入力以外の前記第一の入力受付手段および第二の入力受付手段の入力の受付の無効を維持することを特徴とする請求項4記載の携帯端末装置。
  7. 前記第二の入力受付手段があらかじめ設定された例外処理の実行が割り当てられた前記所定の入力を受け付けた場合、
    前記入力制御手段は、一時的に前記例外処理の実行に伴う第二の入力受付手段の入力の受付を有効とすることを特徴とする請求項4記載の携帯端末装置。
  8. 前記例外処理は、緊急用の音声発信処理であることを特徴とする請求項7記載の携帯端末装置。
  9. 前記第二の入力受付手段は、数字または記号の入力の受付が可能であり、
    前記ロック解除手段は、前記第二の入力受付手段よりあらかじめ設定された所定桁数の数字または記号の入力を受け付けた場合に、前記ロック解除指示である暗証番号に関する入力を受け付けたと認識することを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
JP2008118544A 2008-04-30 2008-04-30 携帯端末装置 Pending JP2009268034A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008118544A JP2009268034A (ja) 2008-04-30 2008-04-30 携帯端末装置
US12/366,696 US20090273895A1 (en) 2008-04-30 2009-02-06 Portable terminal device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008118544A JP2009268034A (ja) 2008-04-30 2008-04-30 携帯端末装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009268034A true JP2009268034A (ja) 2009-11-12

Family

ID=41256942

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008118544A Pending JP2009268034A (ja) 2008-04-30 2008-04-30 携帯端末装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20090273895A1 (ja)
JP (1) JP2009268034A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021152762A1 (ja) * 2020-01-30 2021-08-05 株式会社日立産機システム 流体機械の操作端末、および流体機械の操作方法
JP7174817B1 (ja) 2021-07-30 2022-11-17 功憲 末次 不適切使用抑制システムおよび不適切使用抑制プログラム

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8665212B2 (en) * 2011-07-08 2014-03-04 Blackberry Limited Systems and methods for locking an electronic device
WO2014142960A1 (en) 2013-03-15 2014-09-18 Intel Corporation Mechanisms for locking computing devices

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7054441B2 (en) * 2000-12-12 2006-05-30 Research In Motion Limited Mobile device having a protective user interface cover
KR100713360B1 (ko) * 2001-12-31 2007-05-04 삼성전자주식회사 힌지 스타일러스와 보조 입력장치를 구비한 단말기
JP2004310659A (ja) * 2003-04-10 2004-11-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報処理装置
TWI260921B (en) * 2005-04-22 2006-08-21 Su-Ching Yiu Mobile communication apparatus with rotatable display screen

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021152762A1 (ja) * 2020-01-30 2021-08-05 株式会社日立産機システム 流体機械の操作端末、および流体機械の操作方法
JP7174817B1 (ja) 2021-07-30 2022-11-17 功憲 末次 不適切使用抑制システムおよび不適切使用抑制プログラム
JP2023020123A (ja) * 2021-07-30 2023-02-09 功憲 末次 不適切使用抑制システムおよび不適切使用抑制プログラム
US11886317B2 (en) 2021-07-30 2024-01-30 Katsunori SUETSUGU Inappropriate use control system and inappropriate use control program

Also Published As

Publication number Publication date
US20090273895A1 (en) 2009-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5370228B2 (ja) 携帯端末装置、ロック解除方法およびプログラム
US20060234764A1 (en) Electronic device, operational restriction control method thereof and operational restriction control program thereof
US20070281666A1 (en) Information processing apparatus
JP4442385B2 (ja) 携帯端末装置およびプログラム
JP5132192B2 (ja) 移動体端末装置
JP2009268034A (ja) 携帯端末装置
JP2009089255A (ja) 電子機器、該電子機器に用いられるロック解除方法及びロック解除制御プログラム
JP2008199272A (ja) 携帯電話機
JP4044562B2 (ja) 電子装置
WO2009084658A1 (ja) 電子情報装置及びその制御方法
JP4703475B2 (ja) 携帯情報機器
JP2006211377A (ja) 無線端末装置
JP5676920B2 (ja) 携帯端末装置
JP2010045454A (ja) 携帯電話機
JP2010010750A (ja) 携帯端末およびセキュリティロック制御方法
JP2009265967A (ja) 電子機器およびそのパスワード入力方法
JP2005347986A (ja) 携帯情報端末装置
JP3927903B2 (ja) 携帯型情報端末装置およびその制御方法
JP2005057654A (ja) 携帯情報端末
JP2007264837A (ja) 情報端末装置
JP2008244724A (ja) 携帯端末装置及びその使用方法
JP5369695B2 (ja) 通信機器
JP5299048B2 (ja) 携帯端末
KR101215314B1 (ko) 화면 보호 기능을 갖는 휴대용 단말기 및 이를 이용한 촬영방법
JP2009159542A (ja) 携帯端末装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20101028