JP5129594B2 - 自動二輪車の警報装置 - Google Patents
自動二輪車の警報装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5129594B2 JP5129594B2 JP2008023992A JP2008023992A JP5129594B2 JP 5129594 B2 JP5129594 B2 JP 5129594B2 JP 2008023992 A JP2008023992 A JP 2008023992A JP 2008023992 A JP2008023992 A JP 2008023992A JP 5129594 B2 JP5129594 B2 JP 5129594B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering angle
- storage means
- steering
- alarm
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Emergency Alarm Devices (AREA)
- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
Description
警報装置は、自転車のリムに取付けられた磁石4と、この磁石4の回転によってオンオフされるようにフレームに取付けられたリードリレー1と、このリードリレー1がオンになったときに通電されて警報を発する電子ブザー2と、この電子ブザー2への通電を強制的に停止して警報を止めるスイッチ3とを備える。
また、磁石4とリードリレー1とが近接したときに警報を発するため、磁石4がリードリレー1から離れた位置で磁石4が回転しても、リムの回転は検出されないため、警報装置の精度は低い。
舵角検出手段では、ハンドルの舵角を精度良く検出することが可能であるから、わずかな舵角変化に対応することが可能になる。
図1は本発明に係る舵角センサ取付構造を備える自動二輪車の前部斜視図であり、自動二輪車10は、車体の前部に前輪11を支持するフロントフォーク12が設けられ、このフロントフォーク12を操舵するバーハンドル13がフロントフォーク12の上方に配置され、フロントフォーク12に舵角センサ(不図示。詳細は後述する。)が設けられている。
また、自動二輪車10には、上記した舵角センサを利用して盗難を防止する警報装置(不図示。詳細は後述する。)が設けられている。
図4において、ハーネス92は、支持ステー72の上面上を車両後方に延び、ハーネス92の途中は支持ステー72にクランプ部材94でクランプされている。
取付ステイ部78cは、ボルト挿通穴78dが開けられ、このボルト挿通穴78dにボルト77が通される。なお、95はワッシャである。
舵角センサ48が取付けられる凹部74aの底面74eは、ステアリングステム43の軸線43bに直交する面である。
センサ可動部102は、シャフト81(図5参照)の小径部81b(図5参照)が挿入される可動本体111と、この可動本体111に取付けられた可動端子112とからなる。
端子107は抵抗体106の直線部106bに接続され、端子108は可動端子112、詳しくは、摺動片112bに接続され、端子109は抵抗体106の直線部106cに接続されている。従って、シャフト81の回動に伴って摺動片112bが回動すると、端子107,108間、あるいは端子108,109間の電気抵抗が変化する。
バーハンドル13を回動させると、これに伴って、ステアリングステム43及びブリッジ44が回動し、可動側であるシャフト受け部材78及びシャフト81が回動し、シャフト81の小径部81bが舵角センサ48のセンサ可動部102を回動させる。
この結果、舵角センサ48の電気抵抗が変化し、この変化が後述するECU52(図7参照)によって前輪の舵角に変換される。
従って、シャフト81から舵角センサ48に大きな外力が作用しにくくなり、舵角センサ48及び舵角センサ取付機構70を構成する各部品の耐久性を高めることができる。
上記の第1記憶部131、第2記憶部132、第3記憶部133及び第4記憶部134は、記憶装置130を構成する部分である。
また、警報装置54としては、ブザーの他に、光を発するインジケータでもよい。
エンジンを停止させるためにイグニッションスイッチ53をOFFにすると、イグニッションスイッチ53からCPU123へオフ情報が入力される。これにより、CPU123は舵角センサ48からの舵角信号SAの入力を所定時間間隔で開始する。
異常判別部136は、上記の比較値が所定値を越えている場合は警報装置54から警報を発するようにさせる。
各段階の警報の度合(警報の長さ、警報の音の高さ、警報の光の強さなど)は、段階を進む毎に大きくなり、警報装置としての作用・効果を高める。
以下に警報装置120の作用を詳細に説明する。
ST01…イグニッションスイッチをONからOFFにする。このとき、時刻tを時刻t0(ゼロ)とし、t=t0=0(ゼロ)とする。
このとき、例えば、メータ51内に設けられたインジケータが点灯し、スタンバイ状態であることを運転者に知らせる。
ST03…ST02の処理終了から5sec後、即ち、t=t2=(t1+5)sec後の時点で舵角センサ48で検出された舵角A1を第2記憶部に記憶させる。
(A1−A0)≦AC1である(YES)場合は、ST05に進む。
(A1−A0)≦AC1でない(NO)場合は、ST06に進む。
以上のST02〜ST04が第1段階である通常の監視段階である。
ST06…0.5secの間、警報を発する。
ST07…ST03の処理終了から2.5sec後、即ち、ST06の処理終了から2sec後の時点で舵角センサ48で検出された舵角A2を第3記憶部133に記憶させる。
(A2−A1)≦AC2である(YES)場合は、ST09に進む。
(A2−A1)≦AC2でない(NO)場合は、結合子C1を介してST13に進む。
以上のST07〜ST08が第2段階である異常の検出段階である。
ST10…カウンタ数Vの初期値を0(ゼロ)にする(即ち、V=0)。V+1をVに代入する。
ST11…カウンタ数Vが10より小さいか、あるいは等しいか判断する。
V≦10である(YES)場合は、ST07に進む。
V≦10でない(NO)場合は、ST12に進む。
上記のST10のようにカウンタを設けることで、第1段階よりも警報の度合が強い第2段階の状態を所定時間維持して、警戒状態を長く保つことができる。
ST14…ST13の処理終了から0.5sec後の時点で舵角センサ48で検出された舵角A3を第4記憶部134に記憶させる。
(A3−A2)≦AC3である(YES)場合は、ST16に進む。
(A3−A2)≦AC3でない(NO)場合は、ST20に進む。
ST17…カウンタ数Wの初期値を0(ゼロ)にする(即ち、W=0)。W+1をWに代入する。
ST18…カウンタ数Wが10より小さいか、あるいは等しいか判断する。
W≦10である(YES)場合は、ST14に進む。
W≦10でない(NO)場合は、ST19に進む。
ST20…A3をA2に代入し、舵角A3を消去する。
ST21…カウンタ数Xの初期値を0(ゼロ)にする(即ち、X=0)。X+1をXに代入する。
X≦3である(YES)場合は、ST14に進む。
X≦3でない(NO)場合は、ST23に進む。
以上のST14〜ST15及びST20〜ST22が第3段階である車両の異常の確定段階である。このように第3段階を設けることで、車両の異常を確実に識別することができる。
このように、第3段階では、カウンタ数X毎に新たな舵角変化が起こっているかどうかを連続して判断する。
ST22でのカウンタ数がX=4に達した場合は、直ちに警報を発することでより早く車両の周囲に異常事態が発生していることを知らせることができる。
ST24…カウンタ数Yの初期値を0(ゼロ)にする(即ち、Y=0)。Y+1をYに代入する。
ST25…カウンタ数Yが12より小さいか、あるいは等しいか判断する。
Y≦12である(YES)場合は、ST14に進む。
Y≦12でない(NO)場合は、ST26に進み、結合子3を介してST02に進む。
また、上記警報装置では、ハンドルロック部の構造が、車体フレーム側及びステアリングステム側の一方に設けられた穴部と、この穴部に抜き差し自在とするために他方に設けられたシャフトとから構成される場合に、穴部にシャフトを挿入してハンドルロックを行った状態でも、穴部とシャフトとの隙間による舵角変化を舵角センサで検出することができるため、ハンドルロックの実施、未実施にかかわらず、舵角センサによる車両の異常事態を検出することができる。
時間T=t2=15secでの舵角A1を検出し、第2記憶部132に記憶する。そして、舵角変化(A1−A0)を算出し、基準舵角変化AC1と比較する。ここまでが、第1段階である。
時間T=t3=17.5secでの舵角A2を検出し、第3記憶部133に記憶する。そして、舵角変化(A2−A1)を算出し、基準舵角変化AC2と比較する。ここまでが、第2段階である。
舵角変化(A2−A1)が基準舵角変化AC2よりも大きいと判断すれば、直ちに第2警報を1sec間、発する。
舵角変化(A3−A2)が基準舵角変化AC3よりも大きいと判断したときには、舵角A3を舵角A21とする処理を行うとともに舵角A3を消去する。
Claims (4)
- 自動二輪車の警報装置において、
前輪(11)を操舵するハンドル(13)の舵角センサ(48)と、
所定のイグニッション操作後に前記ハンドルの舵角を記憶する記憶手段(130)と、
この記憶手段(130)によって記憶された舵角が所定の変化をしたことを検出して警報を発する警報発生手段(54)とを備え、
前記舵角センサ(48)は、前記車体フレーム(41)と、ハンドル(13)を上端部に取付け、ヘッドパイプ(42)内に回動自在に挿入されたステアリングステム(43)との間に取付けられており、
且つ、前記舵角センサ(48)の取付けは、前記ステアリングステム(43)の下部に前記ステアリングステム内に延びるように取付けられたシャフト受け部材(78)と、前記シャフト受け部材の上端部に連結されたシャフト(81)と、前記舵角センサを構成するために小径部(81b)の下端に取付けられた可動部(102)と、前記車体フレーム(41)に取付けられた第1筒状ケース(74)と、前記舵角センサを構成するために前記可動部(102)が相対移動するように前記第1筒状ケース(74)の内側に取付けられた固定部(101)と、上端が前記シャフト受け部材と前記シャフトとの連結部近傍に支持されるとともに下端が前記第1筒状ケースに取付けられて前記シャフトの周囲を覆うように配置された第2筒状ケース(76)とから構成され、この第2筒状ケースは、その外周面を前記シャフト受け部材(78)の内周面に当接し得るように前記シャフト受け部材の内側に嵌合されるとともに第2筒状ケースの筒状部(76)は、その外径よりも上下に長く形成されている、
ことを特徴とする自動二輪車の警報装置。 - 前記所定のイグニッション操作とは、イグニッションスイッチ(53)をONからOFFにすることであり、イグニッションスイッチを、ONからOFF、続いて順にOFFからON、ONからOFFにすることで前記所定のイグニッション操作が解除されることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車の警報装置。
- 前記記憶手段(130)は、起動時に検出された舵角を記憶する第1記憶手段(131)と、この第1記憶手段により舵角が記憶されてから所定時間経過後の舵角を記憶する第2記憶手段(132)とからなり、これらの第1記憶手段及び第2記憶手段により記憶された舵角を比較して、これらの舵角変化が所定値を越える場合に異常と判別する異常判別手段(136)と、この異常判別手段により異常と判別されたときに警報を発する前記警報発生手段(54)とを備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自動二輪車の警報装置。
- 前記第2記憶手段(132)により舵角が記憶されてから所定時間経過後の舵角を記憶する第3記憶手段(133)を備え、
前記異常判別手段(136)は、第1段階として、前記第1記憶手段(131)及び前記第2記憶手段(132)によりそれぞれ記憶された舵角を比較し、これらの舵角変化が所定値を越えたときに第1警報を発し、
第2段階として、前記第2記憶手段(132)及び前記第3記憶手段(133)によりそれぞれ記憶された舵角を比較し、これらの舵角変化が所定値を越えたときに第2警報を発し、
前記第1警報と前記第2警報とは、その度合が異なることを特徴とする請求項3記載の自動二輪車の警報装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008023992A JP5129594B2 (ja) | 2008-02-04 | 2008-02-04 | 自動二輪車の警報装置 |
CN2009100096728A CN101503100B (zh) | 2008-02-04 | 2009-02-02 | 自动二轮车的警报装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008023992A JP5129594B2 (ja) | 2008-02-04 | 2008-02-04 | 自動二輪車の警報装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009184416A JP2009184416A (ja) | 2009-08-20 |
JP2009184416A5 JP2009184416A5 (ja) | 2011-01-13 |
JP5129594B2 true JP5129594B2 (ja) | 2013-01-30 |
Family
ID=40975502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008023992A Expired - Fee Related JP5129594B2 (ja) | 2008-02-04 | 2008-02-04 | 自動二輪車の警報装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5129594B2 (ja) |
CN (1) | CN101503100B (ja) |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5847639A (ja) * | 1981-09-16 | 1983-03-19 | Honda Motor Co Ltd | 自動ウインカ−キヤンセル装置 |
CN2178671Y (zh) * | 1993-12-09 | 1994-10-05 | 毛建昌 | 自行车防盗报警器 |
CN2219836Y (zh) * | 1995-02-21 | 1996-02-14 | 李庆波 | 摩托车防盗报警器 |
US6034594A (en) * | 1998-10-20 | 2000-03-07 | Gray; William R. | Motorcycle warning device |
JP3668388B2 (ja) * | 1998-11-20 | 2005-07-06 | 株式会社モリック | 車両用盗難防止装置 |
JP3844231B2 (ja) * | 2002-09-26 | 2006-11-08 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車の盗難防止装置 |
JP2007269116A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Honda Access Corp | 車両盗難対策装置、走行制御機器 |
JP2007269223A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Nissin Kogyo Co Ltd | 自動2輪車用システム |
-
2008
- 2008-02-04 JP JP2008023992A patent/JP5129594B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2009
- 2009-02-02 CN CN2009100096728A patent/CN101503100B/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN101503100B (zh) | 2011-06-08 |
CN101503100A (zh) | 2009-08-12 |
JP2009184416A (ja) | 2009-08-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100849157B1 (ko) | 자동 이륜차의 충격 검지 센서 부착 구조 | |
EP1940671B1 (en) | Power steering system | |
US6034594A (en) | Motorcycle warning device | |
US7178377B2 (en) | Inclination sensor | |
JP2010515960A (ja) | 回転モーメント検出センサを用いて運転者の疲労状態を検知する方法及び装置 | |
JP2007078549A (ja) | 車両の回転検出装置およびこれを備えた自動二輪車 | |
EP2305520B1 (en) | Airbag device for saddle-ride type vehicle | |
JP5129594B2 (ja) | 自動二輪車の警報装置 | |
JP5100424B2 (ja) | 自動二輪車の舵角センサ取付構造 | |
JP2006273083A (ja) | 盗難検知装置 | |
US20180334209A1 (en) | Side-stand-equipped vehicle | |
JP5116104B2 (ja) | 自動二輪車の盗難防止装置 | |
JP5048546B2 (ja) | 自動二輪車 | |
JP3626555B2 (ja) | 自動二輪車のハンドルロック装置 | |
JP3736568B1 (ja) | 車輪盗難検知装置、車輪盗難検知方法、車輪盗難検知プログラムおよびその記録媒体 | |
JP2009234317A (ja) | 空気圧センサ取付構造 | |
JP5248411B2 (ja) | 衝突判定装置 | |
JP4013854B2 (ja) | 衝突センシングシステム | |
US11072393B2 (en) | Transmission for saddled vehicle | |
JP2007269234A (ja) | 自動二輪車用乗車検知装置 | |
JP4752645B2 (ja) | 車両盗難防止装置 | |
CN110843912B (zh) | 车辆右转弯报警装置及车辆右转弯报警方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101117 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101117 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120221 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120418 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121030 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121102 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5129594 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151109 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |