JP2007269234A - 自動二輪車用乗車検知装置 - Google Patents

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Naoki Okada
直樹 岡田
Tadashi Onozuka
正 小野塚
Masaru Odagiri
大 小田桐
Kengo Yano
謙吾 矢野
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Abstract

【課題】既存部品を大幅改変することなくシートに乗員が着座しているか否かを正確に検知できるようにする。
【解決手段】自動二輪車1はハンガリンク19を介してピボット軸20で枢軸支持されたパワーユニット22で後輪WRを懸架している。車体フレーム(リアサブフレーム)18にステー33を接合し、そこにホールICセンサからなる乗車センサ35を取り付ける。パワーユニット22の側面には被検知部材としての磁石36を取り付ける。乗車時にユーザの体重によって車体フレーム18が沈み込むと、磁石36と乗車センサ35とが乗車センサ35の検知能力範囲内で対向するようにセンサ35と磁石36とを位置決めしておく。乗車センサ35が所定時間以上磁石36を検出して出力がオンになっていれば、乗車と判断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動二輪車用乗車検知装置に関し、特に、車体フレームおよびその隣接部材の相対位置に基づいて乗員の着座を検知することができる自動二輪車用乗車検知装置に関する。
従来、乗員がシートに着座しているか否かを検知する自動二輪車用乗車検知装置が種々検討されている。例えば、特開2004−74916公報には、赤外線を利用したセンサで乗員がシートに着座したことを検知することができる自動二輪車が開示されている。また、特開2002−29480号公報には、シートクッション上下方向中間部に乗車検出用センサを配置する技術が開示されている。
特開2004−74916号公報 特開2002−29480号公報
特許文献1に記載された赤外線利用による自動二輪車では、赤外線が荷物等の障害物によって遮られ、赤外線を検知できないことがある。
特許文献2には、シートクッション上下方向中間部に乗車検出センサを配置する技術が開示されているが、上記技術では、シートクッションの硬度等によってセンシング特性が変化し、検知精度にばらつきが生じやすいという課題があるとともに、人が座る位置によってもセンサの検知精度が異なってくる。
本発明の目的は、上記課題に鑑み、安定したセンシング特性を備え、かつ荷物等の障害物の影響を受けずに乗車の有無を検知することできる自動二輪車用乗車検知装置を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明は、車体フレームと、該車体フレームに一端が枢軸支持され他端に後輪を装着した懸架部材とを有する自動二輪車の乗車検知装置において、前記車体フレームおよび前記懸架部材の相対位置を検出するセンサ手段と、前記センサ手段の出力によって、前記車体フレームに対する前記懸架部材の位置が、予定したユーザ乗車状態位置であるときに乗車検知信号を出力する制御手段とを具備した点に第1の特徴がある。
また、本発明は、前記センサ手段が、前記車体フレームまたは前記懸架部材の一方側に取り付けられたセンサ本体と、他方側に設けられた被検出体とからなる点に第2の特徴がある。
また、本発明は、前記センサ本体が磁電変換素子であり、前記被検出体が磁石である点に第3の特徴がある。
また、本発明は、前記懸架部材がパワーユニットである点に第4の特徴があり、前記懸架部材がスイングアームである点に第5の特徴がある。
上記第1〜5の特徴によれば、ユーザの荷物等、遮蔽物の影響を受けずに確実にユーザが乗車していることを検知することができる。また、シート内に設けたセンサで検知するのと違い、ユーザの乗車位置やシートクッションの硬度等にかかわらず、正確な検知が行える。
第2,3の特徴によれば、車体フレームや懸架部材にセンサ手段を取り付けることができるので、取り付けステーを付加する等の小さな変更で容易に乗車検知をすることができる。
第4,5の特徴によれば、後輪を上下方向に揺動自在に支持するパワーユニットやスイングアームを有する数多くの車種において容易に乗車検知装置を付加することができる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図2は、本発明を適用した自動二輪車の一実施形態の側面図である。自動二輪車1は、無段変速機を内蔵するユニットスイング式のパワーユニットを備えたスクータ型の自動二輪車である。車体前方の車体カバー23に覆われる左右一対のメインフレーム8にはヘッドパイプ4が接合され、その接合部はガセット6で補強されている。ヘッドパイプ4に枢支される左右一対のフロントフォーク5の下端部に、前輪WFが回転自在に軸支されている。フロントフォーク5は、円筒状のヘッドパイプ4に枢支されるステムシャフト2の下端に結合されており、該ステムシャフト2の上端に連結されたハンドルバー3によって車体は操舵可能である。ハンドルバー3には、乗員が握る左右一対のハンドルグリップ3aが取り付けられている。
メインフレーム8には、車幅方向に配設されて左右のパイプ部材を連結するクロスメンバ9が配設されており、その車体後方側には1本のセンターフレーム7が配設されている。乗員の脚部前方に配置されるレッグシールド24に近接する前記センターフレーム7は、車体下方において左右一対の連結フレーム13と接続されており、この接続部とメインフレーム8とは、左右一対のパイプ部材14で連結されている。パイプ部材14の近傍には、ラジエータ25を防護するガードパイプ15が接続されている。また、連結フレーム13の車体後方側の端部は、メインフレーム8と一体的に形成されるサイドフレーム10と接続されている。
サイドフレーム10と一体的に形成される立ち上がりフレーム部11と、該立ち上がりフレーム部11に連結されたリヤサブフレーム18との間には、左右一対のピボットプレート16が取り付けられている。ピボットプレート16には、前部ピボット軸17でハンガリンク19の前端が枢支され、ハンガリンク19の後端は後部ピボット軸20でパワーユニット22を枢支している。パワーユニット22は、エンジン21、キャブレター27、エアクリーナボックス26を含んでおり、その後端部には、駆動輪としての後輪WRが回転自在に軸支されているいる。つまりパワーユニット22は後輪WRの懸架部材として機能している。
立ち上がりフレーム部11の上方かつ後方には、乗員が着座するシート31の下方に配設された収納ボックス30や燃料タンク32を支持するシートレール部12が連結されている。パワーユニット22は、シートレール部12に取り付けられたリヤクッション28で吊り下げられることによって、前部ピボット軸17および後部ピボット軸20を回動軸として揺動可能とされている。
図1は、図2の要部拡大側面図、図3は図1のA−A断面図、図4は図1の要部拡大図である。図1、図3、図4において、図2と同符号は同一または同等部分を示す。図3,図4に示したように、車体左側のリアサブフレーム18には、水平方向に突出したセンサ取付ステー33が接合されており、このセンサ取付ステー33にボルト34を使って乗車センサ35が固定されている。乗車センサ35は、図示しないECUに検出信号を伝達するためのケーブル40を有している。なお、ECUは車体前部でメインフレーム8に取り付けられ、レッグシールド24でカバーされる。
乗車センサ35はホールICセンサ等の磁電変換素子からなり、その検知面は車体内側つまりエンジン21側に設けられ、その位置はエンジン21に取り付けられた被検知部材である磁石36を検知可能なように設定される。磁石36は、図3から理解されるように、パワーユニット22の左側面に取り付けられる。この例では、パワーユニット22のケーシング取り付け用ボルト37を利用して、パワーユニット22に固定された磁石取付ステー38上に止めねじ39(図4参照)で固定される。
図1において、パワーユニット22は、ピボット軸20を中心に矢印Dの方向に回動する力をリアクッション28から受けている。したがって、乗員がシート31に着座していないときは、リアクッション28の作用でシート31および車体を構成する各フレーム11,18等はパワーユニット22に対して上方に変位している。結果的に、パワーユニット22に固定された磁石36は乗車センサ35の検知面に対向していないので乗車センサ35は磁石36を検知しない。
一方、乗員がシート31に着座すると、乗員の荷重によってリアクッション28は収縮され、パワーユニット22は矢印Dと反対の方向にピボット軸20を中心に回動し、符号22Aで示す位置に至る。この動きにより、磁石36と乗車センサ35は接近し、乗車センサ35の検知範囲に磁石36が入ると、乗車センサ35は磁石36を検知する。
図5は乗車センサ35を使った乗車検知処理のフローチャートである。この処理はユーザによるキー操作で電源がオンになったときに開始される。図5において、ステップS1で乗車センサ35の出力を読み取る。ステップS2では、乗車センサ35の出力がオンつまり所定レベル以上か否かを判断する。ステップS2が肯定ならば、ステップS3に進んでカウンタ値Cをインクリメントする。ステップS4では、カウンタ値Cが予定値C0に達したか否かが判断される。ステップS4が肯定ならばステップS5に進んで乗車フラグFを立てる(F=1)。カウンタ値Cが予定値C0以下である場合は、ステップS5をスキップして戻る。
ステップS2で乗車センサ35の出力がオンでないときは、ステップS6に進んでカウンタ値Cと乗車フラグFをリセットする(C=0,F=0)。
乗車フラグFに従って、例えば、該乗車フラグFが立っていればエンジン始動許可をし、該乗車フラグFが立っていなければエンジンを始動不能にして警報を発する。
このフローチャートに示した処理は、ECU内のマイクロコンピュータの機能で実現できる。なお、このフローチャートは本発明の説明のためのものであり、タイマ処理等、周知の部分は省略して示している。また、カウンタ値CおよびフラグFの初期化は図示しないメインフローで処理するものとする。
上述のように、本実施形態では、ピボット軸20で枢支されたパワーユニット22と車体フレームとの相対位置がユーザの乗車時と非乗車時とで異なることに着目し、この相対位置の変化を乗車センサ35で検出して乗車を検知することとした。
しかし、本発明は、この実施形態に限定されず、種々変形可能である。例えば、本発明は、パワーユニットを枢軸支持した自動二輪車に限らず、スイングアーム(揺動腕)で後輪を支持する自動二輪車にも同様に適用できる。スイングアームを使用している車種では、左右1対のスイングアームがメインフレームに枢軸支持されて車体後方に延びている。このスイングアームとメインフレームとの相対位置の変化を検出して乗車および非乗車を検知できる。
磁電変換素子を使って乗車センサを構成する場合、センサを車体フレーム側に設け、非検知部材(磁石)をパワーユニットやスイングアームに設けるのではなく、その逆であってもよい。つまりセンサをパワーユニットやスイングアーム等、揺動部材側に設け、非検知部材を車体フレーム等に設けてもよい。
また、乗車センサ35に被検出部材である磁石36が接近したときに乗車と判断するようにしたが、これとは逆に、乗車センサ35がオンのときに非乗車と判断し、磁石36が乗車センサ35から遠ざかってオフになっているときを乗車状態と判断するように、乗車センサ35と磁石36との配置を設定してもよい。
要は、後輪を上下方向に揺動自在に懸架するため、車体フレームに枢軸支持された懸架部材と車体フレームとの相対位置をセンサ手段で検出して乗車・非乗車の判断をするようにしてあればよい。
本発明の一実施形態に係る乗車検知装置を適用した自動二輪車の要部拡大側面図である。 本発明の一実施形態に係る乗車検知装置を適用した自動二輪車の全体側面図である。 図1のA−A断面図である。 本発明の一実施形態に係る乗車検知装置を構成するセンサ手段の正面図である。 乗車検知処理のフローチャートである。
符号の説明
1…自動二輪車、 8…メインフレーム、 10…サイドフレーム、 11…立ち上がりフレーム部、 17…前部ピボット軸、 18…リアサブフレーム、 19…ハンガリンク、 20…後部ピボット軸、 21…エンジン、 22…パワーユニット、 28…リアクッション、 31…シート、 33…センサ取付ステー、 35…乗車センサ、 36…磁石

Claims (5)

  1. 車体フレームと、該車体フレームに一端が枢軸支持され他端に後輪を装着した懸架部材とを有する自動二輪車の乗車検知装置において、
    前記車体フレームおよび前記懸架部材の相対位置を検出するセンサ手段と、
    前記センサ手段の出力によって、前記車体フレームに対する前記懸架部材の位置が、予定したユーザ乗車状態位置であるときに乗車検知信号を出力する制御手段とを具備したことを特徴とする自動二輪車用乗車検知装置。
  2. 前記センサ手段が、前記車体フレームまたは前記懸架部材の一方側に取り付けられたセンサ本体と、他方側に設けられた被検出体とからなることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車用乗車検知装置。
  3. 前記センサ本体が磁電変換素子であり、前記被検出体が磁石であることを特徴とする請求項2記載の自動二輪車用乗車検知装置。
  4. 前記懸架部材が、車体フレームに枢軸支持された、エンジンを含むパワーユニットであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の自動二輪車用乗車検知装置。
  5. 前記懸架部材が、車体フレームから後方に延びた1対のスイングアームであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の自動二輪車用乗車検知装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012162191A (ja) * 2011-02-08 2012-08-30 Asahi Denso Co Ltd チルト位置検知装置
JP2014162372A (ja) * 2013-02-26 2014-09-08 Alps Electric Co Ltd 自動二輪車の着座検知システム
JP2014196044A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 本田技研工業株式会社 二輪車の乗員状態検知システム

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