JP2002068052A - 自動二輪車用サドルバッグ取付ステー構造 - Google Patents

自動二輪車用サドルバッグ取付ステー構造

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JP2002068052A
JP2002068052A JP2000267589A JP2000267589A JP2002068052A JP 2002068052 A JP2002068052 A JP 2002068052A JP 2000267589 A JP2000267589 A JP 2000267589A JP 2000267589 A JP2000267589 A JP 2000267589A JP 2002068052 A JP2002068052 A JP 2002068052A
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saddle bag
mounting
frame
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Hidetaka Okumura
英隆 奥村
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サドルバッグ取付ステーを利用することによ
り、構造を複雑にすることなく、ヒールガード機能が得
られる自動二輪車のサドルバッグ取付ステー構造を提供
する。 【解決手段】 枠材16a,16b,16cを組合わせ
て形成した枠体からなり、タンデムライダー用フートレ
スト14近傍の車体フレーム25に固定した枠材16b
が、該フートレスト14に載せたタンデムライダーの足
の踵部分の内側に位置するように配設された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動二輪車のサドル
バッグ取付ステー構造に関し、特にヒールガード機能を
持たせたサドルバッグ取付ステー構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車の後輪の左右両側にサドルバ
ッグが取付けられる場合がある。このサドルバッグは、
上面が開口するバッグ本体とその上面側にヒンジ結合し
た蓋とからなり、左右それぞれサドルバッグを保護する
パイプフレーム構造体からなるサドルバッグ取付ステー
を介して車体フレームに固定される。このサドルバッグ
取付ステーは、曲げ加工したパイプ材等の枠材を組み合
せて形成した枠体であり、サドルバッグ形状に合せて前
後方向に長い形状である。
【0003】一方、自動二輪車の左右両側に棒状の折畳
み式タンデムライダー用フートレストが設けられ、使用
時に引出してタンデムライダーが足を載せる。このよう
なフートレストに足を載せたとき、足の踵部分が車体側
に触れないように車体フレームにヒールガードが取付け
られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、タンデ
ムライダー用のヒールガードを専用の別部品として車体
フレームに取付けると、構造が複雑になり部品点数も多
くなって組立てや製造管理が面倒になる。
【0005】本発明は上記従来技術を考慮したものであ
って、サドルバッグ取付ステーを利用することにより、
構造を複雑にすることなく、ヒールガード機能が得られ
る自動二輪車のサドルバッグ取付ステー構造の提供を目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、枠材を組合わせて形成した枠体からな
り、タンデムライダー用フートレスト近傍の車体フレー
ムに固定した枠材が、該フートレストに載せたタンデム
ライダーの足の踵部分の内側に位置するように配設され
たことを特徴とするサドルバッグ取付ステー構造を提供
する。
【0007】この構成によれば、サドルバッグ取付ステ
ーを構成する枠材の一部が、タンデムライダー用フート
レストに載せたタンデムライダーの足の内側で踵付近に
配置されるため、専用のヒールガードを用いることなく
ガード機能が得られ構造が簡素化する。この場合、踵が
車両の可動部等に触れない構成としたうえで、踵をこの
枠材上に載せれば足を載せる部分が広くなって安定して
載せることができ乗り心地が向上する。
【0008】好ましい構成例では、前記タンデムライダ
ー用フートレストは、ブラケットを介して前記車体フレ
ーム側に取付られ、該ブラケットのフートレスト取付部
の後方に前記枠材の前端部を固定したことを特徴として
いる。
【0009】この構成によれば、サドルバッグ取付ステ
ー専用のブラケットを用いることなく、フートレスト取
付用のブラケットを利用してそのフートレスト取付位置
の後方にサドルバッグ取付ステーの枠材前端部を固定す
るため、その枠材後方部分がフートレストに載る踵部分
の内側に配置され、部品点数を増加させることなくこの
枠材によりコンパクトな構成でヒールガード機能が得ら
れる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。図1は本発明に係るサドルバ
ッグを備えた自動二輪車の側面図である。
【0011】この自動二輪車1は、車体中央部にエンジ
ン2を有し、後述のように車体フレーム18(図2)に
対し前輪3および後輪4が装着され、シート5の後部に
はタンデムライダー用の背もたれ6が備わる。ハンドル
7は、そのステアリング軸8が車体フレーム18の一部
を構成するヘッドパイプ9を挿通し、前輪3を保持する
フロントフォーク10に連結される。後輪4は、その軸
部がブラケット11を介してリヤアーム12に装着され
る。リヤアーム12は車体フレーム18に揺動可能に取
付けられる。ブラケット11にはリヤクッション(ショ
ックアブソーバ)13の下端が装着される。リヤクッシ
ョン13の上端は車体フレーム18側に固定される。シ
ート5の下部の車体フレーム18にはタンデムライダー
用の折畳み式のフートレスト14が引出し可能に取付け
られる。
【0012】本実施形態では、後述のように、このフー
トレスト14の近傍後方にサドルバッグ取付ステー16
の前端部が固定される。
【0013】後輪4の左右両側にサドルバッグ15が設
けられる。左右のサドルバッグ15は、後述のように、
それぞれサドルバッグ取付ステー16を介して後輪4の
左右の車体フレーム18に取付けられる。背もたれ6
は、背もたれフレーム17を介して車体フレーム18に
固定される。サドルバッグ15の後端部下側の位置にフ
ラッシャ97が備わる。
【0014】図2は、車体フレーム18の側面図であ
る。この車体フレーム18は、前述のステアリング軸8
(図1)が挿通するヘッドパイプ9と、このヘッドパイ
プ9の後方側上部および下部に固着されたメインパイプ
19およびダウンチューブ20と、メインパイプ19の
途中から左右両側の後方に延びるシートレール21と、
メインパイプ19の端部に固着したブラケット22と、
左右各シートレール21とブラケット22とを連結する
バックステー23と、シートレール21の後部に設けた
補強フレーム24と、左右バックステー23の途中とブ
ラケット22とを連結するフートレストステー25とに
より構成される。ブラケット22にはピボット軸(不図
示)を介してリヤアーム12(図1)が枢着される。エ
ンジン2(図1)は、ダウンチューブ20の下端部とブ
ラケット22に支持される。
【0015】フートレストステー25の途中には、タン
デムライダー用フートレスト14を取付けるブラケット
26が固着される。このブラケット26にはさらに取付
け孔27を介してサドルバッグ取付ステー16(図1)
の前側下端部が固定される。補強フレーム24の前部に
はリヤクッション取付ボス28が設けられ、リヤクッシ
ョン13(図1)の上端部が揺動可能に取付けられると
ともにサドルバッグ取付ステー16の前側上端部が固定
される(後述の図8参照)。なお、補強フレーム24を
省略してリヤクッション13およびサドルバッグ取付ス
テー16を直接シートレール21のブラケット等にボル
ト等で取付けてもよい。
【0016】左右のシートレール21の後部には、シー
ト5(図1)を取付けるためのクロスメンバー29,3
0が両シートレール21間に架け渡されて固定される。
シートレール21の後端部には背もたれフレーム17を
固定するためのクロスメンバー31が架け渡されて固定
される。
【0017】図3は、サドルバッグ15(図1)の構成
図である。このサドルバッグ15は、上面が開口するバ
ッグ本体32と、その上面を覆う蓋33からなる。蓋3
3はバッグ本体32の前端部にヒンジ部材34を介して
開閉可能に取り付けられる。蓋33とバッグ本体32間
には連結ワイヤ35が取付けられる。連結ワイヤ35の
一端はワイヤプレート36を介して蓋33の内面に取り
付けられ、他端はワイヤプレート37を介してバッグ本
体32の側壁上縁部に取付けられる。
【0018】蓋33の後端部にはロック部材取付孔38
が形成され、ロック部材(不図示)が装着される。この
ロック部材に対向する位置のバッグ本体32側にロック
受け部材39が装着される。バッグ本体32の側壁内面
2ヵ所に補強用肉厚部40が形成され(後述の図7参
照)各々その上端部に内側取付孔41が設けられる。な
お、この肉厚部40は省略して同一厚さの側壁としても
よい。バッグ本体32の底板32aの2ヵ所に下側取付
孔42が形成される。バッグ本体32は、後述のよう
に、これらの内側取付孔41および下側付孔42を介し
てサドルバッグ取付けステー16(図1)に固定され
る。43は、蓋33とバッグ本体32間のがたつきによ
るびびり振動を防止するためのリブである。なお、後述
の図7ではこのリブ43は図示省略してある。
【0019】バッグ本体32の底部には空間44が形成
され、ロック受け部材39を通して流れた水をバッグ本
体32の前部に流す。この水は、前端部の水抜きプラグ
45を外して外部に排出される。
【0020】図4は、蓋33の後部内面を示す。蓋33
の後端部には位置決め用切欠き46が形成されたロック
部材取付孔38が設けられるとともに、内面側に重量表
示47や材質表示48が施される。蓋33の外縁49に
沿ってその内側にシール材嵌め込み用の溝50が形成さ
れ、後述のように、弾性シール材(不図示)が装着され
る。
【0021】図5は、車体の左側(進行方向を前として
見た時)に取付けられるサドルバッグ15の前面図であ
る。バッグ本体32の底部にはステー装着用凹部51が
形成されるとともにその両側に水通路を構成する空間4
4が形成される。空間44の前端部にはそれぞれ水抜き
用の孔52が形成されプラグ45が嵌め込まれる。
【0022】ヒンジ部材34は、軸53を介して相互に
回動可能に連結された上ヒンジ54および下ヒンジ55
からなり、それぞれネジ56により蓋33およびバッグ
本体32に固定される。蓋33の外縁49の内面にリン
グ状弾性シール材57が装着され、この弾性シール材5
7にバッグ本体32の上縁58が当接し蓋33をシール
する。
【0023】図6は、サドルバッグ取付ステー16の取
付状態の構造図である。背もたれ6を支持するフレーム
17は、例えば断面コ字状の鋼材を門形に形成した門形
フレーム59の両下端部にブラケット60を2個のボル
ト61で連結したものである。各ブラケット60は、前
述の図2に示した車体フレーム18のクロスメンバー3
1に固定される。この背もたれ用フレーム17の後面側
に、左右のサドルバッグ取付ステー16同士を連結する
例えばパイプ材からなる連結ステー62が配設される。
この連結ステー62は、これに固着された取付片63が
背もたれのブラケット60にボルト61で共締めされる
ことにより、車体フレーム側に連結されて固定される。
この連結ステー62は、シートの後方でリヤフェンダの
上方を左右に掛け渡されるので、タンデムライダーが体
を安定させるために把持するグラブバーとしても利用で
きる。
【0024】連結ステー62の左右両下端部は、取付片
64を介してボルト65により、サドルバッグ取付ステ
ー16の内側ステー16a(図8参照)の前後方向長さ
の中間部より後方上部に位置する取付片66に固定され
る。内側ステー16aに沿ってリードケーブル67が配
設される。リードケーブル67は止め具68により内側
ステー16aに固定保持される。
【0025】バッグ本体32は、後述(図7、図8)の
ように、サドルバッグ取付ステー16の内側ステー16
aの内側取付部69および下側ステー16bの下側取付
部70に固定される。
【0026】蓋33の後端部のロック部材取付孔38
(図3)にロック部材71が装着される。ロック部材7
1に対向して、バッグ本体32にロック受け部材39が
取付られる。
【0027】サドルバッグ取付ステー16の内側ステー
16aの前端は、ボルト93によりリヤクッション13
の上端とともに車体フレーム18(図2)に固定され
る。下側ステー16bの前端は、タンデムライダー用フ
ートレスト14とともにブラケット26を介して車体フ
レーム18のフートレストステー25(図2参照)に固
定される。
【0028】このフートレスト14は、ブラケット26
に固定したフートレスト取付具95に回動可能に軸支さ
れ、上方に立てた不使用状態(図示した状態)からほぼ
90度外側に回動させて引出した使用状態へ移行するこ
とができる。このブラケット26のフートレスト取付具
95の後側の位置に、サドルバッグ取付ステー16の下
側ステー16bがその前端部に固着した取付片121を
介してボルト94で固定される。下側ステー16bは、
このブラケット26への固定位置から幾分斜め後方に延
びるように配設される。
【0029】一方、下側ステー16bは、その前端の車
体フレームへの固定部が固定部116と車幅方向の位置
においてほぼ同位置で有りながらその後方では一旦車体
外側に向けて曲がってから後方に延び(図10参照)、
サドルバッグを下方から支持するように構成されている
から、サドルバッグの車幅方向寸法のほぼ中央近傍にて
サドルバッグを支持でき、重い内容物が内部に収納され
ても安定した支持が可能である。
【0030】フートレストステー14を引出してタンデ
ムライダーが足を載せると、図の点線で示すように、そ
の踵部分が側面から見て下側ステー16bと重なるよう
にその外側に位置する。すなわち、下側ステー16b
は、タンデムライダーの足の踵部分の内側に配設された
ヒールガードの機能を有する。
【0031】この場合、踵を下側ステー16bに載せる
ことも可能である。これにより、足を支持する部分が広
がって安定して載せることができ乗り心地が向上する。
【0032】図7は、上記サドルバッグ15の分解斜視
図である。リング状弾性シール材57は、蓋33の外縁
49の内面側の溝50(図3)に沿って嵌め込まれる。
床材80はバッグ本体32の底部に装着される。ヒンジ
部材34の上ヒンジ54および下ヒンジ55はそれぞれ
4本のネジ56により蓋33およびバッグ本体32に取
付けられる。連結ワイヤ35の両端部は、ネジ132に
よりワイヤプレート36,37を介して蓋33の内面お
よびバッグ本体32の内側に固定される。ロック受け部
材39に隣接した内側(車体側)の位置にフラッシャ押
え用の弾性突起79が装着される。
【0033】バッグ本体32の内側(車体側)の内壁面
2ヵ所に補強用肉厚部40が形成され、その上端部に内
側取付孔41が形成される。この内側取付孔41を通し
てボルト86によりバッグ本体32が、サドルバッグ取
付ステー16の内側ステー16a(図8参照)の内側受
け材87に固定される。このとき、肉厚部40の内側取
付孔41にはカラー83が装着されるとともにその両側
から弾性材84で挟まれ、ワッシャ85を介してボルト
86が挿通し、内側受け材87(図8参照)に螺着す
る。これにより、バッグ本体32の内側ステー16aに
対する内側取付部69(図6)が構成される。
【0034】バッグ本体32の底板32a(図3参照)
は、上記内側取付部69と同様に、下側取付孔42を通
してカラー91が装着され、ワッシャ89および両側の
弾性材90(図8参照)を介して、ボルト88により下
側ステー16bの下側受け材92に固定される。これに
より、バッグ本体32の下側ステー16bに対する下側
取付部70(図6)が構成される。
【0035】図8は、サドルバッグ取付ステー16の構
成を示す分解斜視図である。サドルバッグ取付ステー1
6は、曲げ加工したパイプ材を溶接して組立てたもので
あり、車体(不図示)側に近接した内側ステー16a
と、サドルバッグ底部を支持する下側ステー16bと、
サドルバッグ前部を保護する前側ステー16cとにより
構成される。
【0036】内側ステー16aの前端部はボルト93に
より、前述(図1、図2)のように、車体フレーム18
のシートレール21にリヤクッション13とともに共締
めされて固定される。
【0037】下側ステー16bの前端部は、前述(図
6)のように、取付片121を介してボルト94によ
り、フートレストステー25のブラケット26に固定さ
れる。ブラケット26にはタンデムライダー用のフート
レスト取付具95が備わる。
【0038】内側ステー16aの下端部には、ブラケッ
ト96を介してフラッシャ97を保持するフラッシャア
センブリ98が取付けられる。内側ステー16aに沿っ
て、このフラッシャアセンブリ98とリヤフェンダー9
9内の不図示の電装ボックス又はメインケーブルハーネ
スとを連結するリードケーブル67が配設され、一部は
内側ステー16a内を挿通し、露出した部分は止め具6
8で内側ステー16aに固定保持される。ブラケット9
6から外部に出たリードケーブル67は、車体左右のサ
ドルバッグ取付ステー16(図は左側の構成のみを示
す)に対し共通の一対のケーブルカバー(後部連結ステ
ー)100,101で前後から挟まれて覆われる。ケー
ブルカバー100,101は、ボルト106をブラケッ
ト96のカラー104に挿通させてナット105で締付
けることによりサドルバッグ取付ステー16に固定され
る。したがって、このケーブルカバー100,101も
連結ステー62とともに左右のサドルバッグ取付ステー
16同士を連結する機能を有する。
【0039】車体左右のサドルバッグ取付ステー16同
士を連結する連結ステー62は、その下端部の取付片6
4を介してボルト65により内側ステー16aの取付片
66に固定される(図6参照)。
【0040】図9、図10および図11は、それぞれ前
述のサドルバッグ取付ステー16の側面図、上面図およ
び後面図である。前述の説明のとおり、サドルバッグ取
付ステー16は、パイプ材を曲げ加工した内側ステー1
6a、下側ステー16bおよび前側ステー16cを溶接
接合して形成したものである。内側ステー16aには、
サドルバッグ内側を固定する内側受け材87および連結
ステーを固定する取付片66が固着されるとともに下端
部にフラッシャ用ブラケット96が固着される。下側ス
テー16bの前端部には車体フレーム側に固定するため
の取付片121が備わる。この取付片121の後方側の
下側ステー16bは、前述のように、タンデムライダー
のヒールガードの機能を有する。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、サド
ルバッグ取付ステーを構成する枠材の一部(下側ステ
ー)が、タンデムライダー用フートレストに載せたタン
デムライダーの足の内側で踵付近に配置されるため、専
用のヒールガードを用いることなくコンパクトな構成で
ガード機能が得られ構造が簡素化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のサドルバッグを備えた自動二輪車の
側面図。
【図2】 図1の自動二輪車の車体フレームの側面図。
【図3】 本発明のサドルバッグの構成図。
【図4】 本発明のサドルバッグの蓋の内面図。
【図5】 本発明のサドルバッグの前面図。
【図6】 本発明のサドルバッグ取付状態の構成図。
【図7】 本発明のサドルバッグの分解図。
【図8】 本発明のサドルバッグ取付ステー部分の分解
図。
【図9】 本発明のサドルバッグ取付ステーの側面図。
【図10】 図9のサドルバッグ取付ステーの上面図。
【図11】 図9のサドルバッグ取付ステーの後面図。
【符号の説明】
1:自動二輪車、2:エンジン、3:前輪、4:後輪、
5:シート、6:背もたれ、7:ハンドル、8:ステア
リング軸、9:ヘッドパイプ、10:フロントフォー
ク、11:ブラケット、12:リヤアーム、13:リヤ
クッション、14:タンデムライダー用フートレスト、
15:サドルバッグ、16:サドルバッグ取付ステー、
16a:内側ステー、16b:下側ステー、16c:前
側ステー、17:背もたれフレーム、18:車体フレー
ム、19:メインパイプ、20:ダウンチューブ、2
1:シートレール、22:ブラケット、23:バックス
テー、24:補強プレート、25:フートレストステ
ー、26:ブラケット、27:取付孔、28、リヤクッ
ション取付ボス、29,30,31:クロスメンバー、
32:バッグ本体、32a:底板、33:蓋、34:ヒ
ンジ部材、35:連結ワイヤ、36,37:ワイヤプレ
ート、38:ロック部材取付孔、39:ロック受け部
材、40:肉厚部、41:内側取付孔、42:下側取付
孔、43:びびり振動防止用のリブ、44:空間、4
5:水抜きプラグ、46:位置決め用切欠き、47:重
量表示、48:材質表示、49:外縁、50:シール材
嵌め込み用の溝、51:下側ステー装着用の凹部、5
2:水抜き用の孔、53:軸、54:上ヒンジ、55:
下ヒンジ、56:ネジ、57:リング状弾性シール材、
58:上縁、59:門形フレーム、60:ブラケット、
61:ボルト、62:連結ステー、63:取付片、6
4:取付片、65:ボルト、66:取付片、67:リー
ドワイヤ、68:止め具、69:内側取付部、70:下
側取付部、71:ロック部材、79:弾性突起、80:
床材、83:カラー、84:弾性材、85:ワッシャ、
86:ボルト、87:内側受け材、88:ボルト、8
9:ワッシャ、90:弾性材、91:カラー、92:下
側受け材、93:ボルト、94:ボルト、95:タンデ
ムライダー用フートレスト取付具、96:ブラケット、
97:フラッシャ、98:フラッシャアセンブリ、9
9:リヤフェンダ 100,101:ケーブルカバー、106:ボルト、1
04:カラー、105:ナット、121:取付片、13
2:ネジ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】枠材を組合わせて形成した枠体からなり、
    タンデムライダー用フートレスト近傍の車体フレームに
    固定した枠材が、該フートレストに載せたタンデムライ
    ダーの足の踵部分の内側に位置するように配設されたこ
    とを特徴とするサドルバッグ取付ステー構造。
  2. 【請求項2】前記タンデムライダー用フートレストは、
    ブラケットを介して前記車体フレーム側に取付られ、該
    ブラケットのフートレスト取付部の後方に前記枠材の前
    端部を固定したことを特徴とする請求項1に記載の自動
    二輪車用サドルバッグ取付ステー構造。
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Cited By (7)

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