JP5129221B2 - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、フェースラインを有するゴルフクラブヘッドに関する。
多くのゴルフクラブヘッドには、フェースラインが設けられている。フェースラインは、打球のバックスピン量の増大に寄与しうる。
フェースラインのエッジが鋭くされる場合、バックスピン量が増大しうる。しかし、ルール適合性の観点からは、鋭いエッジは好ましくない。そのため、エッジに丸みや面取りが付与される技術が開示されている。特開2009−148538号公報は、ルールに適合するようにエッジが丸められたフェースラインを開示する。特開2009−34393号公報は、エッジに弧状の切り欠きを設けたフェースラインを開示する。特開2008−114007号公報は、エッジが面取りされたフェースラインを開示する。
特開2009−148538号公報 特開2009−34393号公報 特開2008−114007号公報
ゴルフ場でのラウンド中に、フェースラインの内部に泥や砂などの異物が入り込むことがある。これらの異物は、フェースラインの性能を低下させる。
フェースラインの形成方法は様々である。寸法精度に優れたフェースラインを形成する観点から、フェースラインは、切削加工によって形成されるのが好ましい。この場合フェースラインは、カッターによって形成される。このカッターは、破損しやすいことが判った。上記カッターの耐久性が高められることにより、ヘッドの生産性が向上しうる。
本発明の目的は、異物排出性に優れたフェースラインを有し、スピン性能及び生産性に優れたゴルフクラブヘッドを提供することにある。
本発明のゴルフクラブヘッドは、深さがD1(mm)であるフェースラインとランドエリアとを備えている。このフェースラインの表面の断面線において、ランドエリアとフェースラインとの境界点がPaとされ、深さがT1(mm)である点がPbとされ、上記点Paから上記点Pbまでの曲率半径がR1(mm)とされるとき、このヘッドは、次の式(1)及び式(2)を満たす。
R1>T1 ・・・(1)
0.10≦T1≦0.5 ・・・(2)
好ましくは、比(R1/T1)が1.0を超えて3.0以下である。
30度測定法で測定されたフェースライン幅がW1(mm)とされ、フェースラインの底面幅がW2(mm)とされるとき、好ましくは、比(W1/W2)が1.5以上3.0以下である。
上記フェースラインの表面の断面線において、フェースラインの底面からの高さがH1(mm)である点がPcとされ、フェースラインの側面とフェースラインの底面との交点がPdとされるとき、好ましくは、上記点Pcが、上記点Pbと一致しているか又は上記点Pbよりも底面側に位置している。好ましくは、点Pcから点Pdまでの間に、曲率半径がr1(mm)であり且つフェースラインの外側に向かって凸である丸みが付与されており、この曲率半径r1は、上記曲率半径R1よりも小さい。
好ましくは、上記曲率半径R1が一定であり、上記曲率半径r1が一定である。
好ましくは、上記フェースラインの側面が、上記曲率半径R1を有する第一部分及び上記曲率半径r1を有する第二部分のみによって占められている。
好ましくは、上記フェースラインは、カッターを用いた切削加工によって形成されている。
異物の排出性に優れるフェースラインにより、スピン性能が向上しうる。また、フェースラインの形状に起因してカッターの耐久性が高まるため、ヘッドの生産性が向上しうる。
図1は、本発明の第一実施形態に係るゴルフクラブヘッドの斜視図である。 図2は、図1のヘッドをフェース面と正対した位置から見た図である。 図3は、図2のIII−III線に沿った断面の一部が拡大された図である。 図4は、図3の断面線が拡大された図である。 図5は、カッターによる切削加工について説明するための図である。 図6は、第二実施形態に係るヘッドの、フェースライン近傍の断面図である。 図7は、図6の断面線が拡大された図である。 図8は、比較例1に係るヘッドの、フェースライン近傍の断面図である。 図9は、比較例2及び比較例3に係るヘッドの、フェースライン近傍の断面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係るゴルフクラブヘッド2をフェース側から見た斜視図である。図2は、ヘッド2をフェース面4に正対する方向から見た図である。
ヘッド2は、いわゆるアイアンタイプのゴルフクラブヘッドである。このヘッドは、アイアンヘッドとも称される。このヘッドは、右利きゴルファー用である。アイアン型ゴルフクラブヘッドのリアルロフト角は、通常、15度以上70度以下である。
ヘッド2は、フェース4と、ホーゼル6と、ソール7とを有する。フェース4には、フェースライン8が設けられている。ゴルフクラブヘッド2は、シャフトを装着するためのシャフト穴10を有している。このシャフト穴10は、ホーゼル6に設けられている。
ヘッド2及びフェース4の材質は限定されない。フェース4は、金属であってもよいし、非金属であってもよい。この金属の例として、鉄、ステンレス鋼、マルエージング鋼、純チタン及びチタン合金が挙げられる。鉄の例として、軟鉄(炭素含有率が0.3wt%未満の低炭素鋼)が挙げられる。非金属の例として、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)挙げられる。フェース部とヘッド本体部とで異なる材質が用いられても良い。
ヘッド2は、複数のフェースライン8を有する。フェースライン8は、溝である。本願において、フェースライン8は、単に溝とも称される。
図3は、図2のIII−III線に沿った断面図である。図3では、1本のフェースライン8の近傍のみが示されている。フェース4は、ランドエリアLAを有する。ランドエリアLAとは、フェース4の表面(フェース面)のうち、溝が形成されていない部分を指す。このランドエリアLAは、後述されるショットブラスト処理等による細かい凹凸を無視すれば、実質的に平面である。本願において、ランドエリアLAは平面であるとみなされる。
フェース4の一部には、表面粗さを調整する処理が施されている。この処理の典型例は、ショットブラスト処理である。図1及び図2には、ショットブラスト処理がなされているエリアと、ショットブラスト処理がなされていないエリアとの境界線k1が示されている。トウ側の境界線k1tと、ヒール側の境界線k1hとの間のエリアに、ショットブラスト処理が施されている。ショットブラスト処理がなされたエリアに、全てのフェースライン8が設けられている。トウ側の境界線k1tよりもトウ側のエリアには、ショットブラスト処理が施されていない。ヒール側の境界線k1hよりもヒール側のエリアには、ショットブラスト処理が施されていない。このショットブラスト処理の有無によって、トウ側の境界線k1t及びヒール側の境界線k1hが視認される。このショットブラスト処理により、表面粗さが大きくされている。この大きな表面粗さにより、ボールのバックスピン量が増加しうる。バックスピン量の増加により、落下点の近くでボールが停止しやすい。バックスピン量の増加により、狙った地点にボールを止めることが容易となりうる。特にこのバックスピン量の増加は、グリーンを狙うショット及びアプローチショットにおいて有益である。図2が示すように、境界線k1tと境界線k1hとは、実質的に平行である。
本願では、フェースラインの深さD1(mm)が定義される。以下、この深さD1は、溝深さD1とも称される。溝深さD1は、ランドエリアLAとフェースラインの底面bfとの距離である。溝深さD1は、ランドエリアLAに対して垂直な方向に沿って測定される。
図4は、図3の断面図のうち、フェースライン8の表面の断面線を記載した拡大図である。図4は、フェースライン8の左側半分の断面線を示している。この断面線は、中心線ct1について線対称である。
フェースライン8の表面の断面線において、ランドエリアLAとフェースライン8との境界点がPaとされる(図4参照)。フェースライン8の表面の断面線において、深さがT1(mm)である点がPbとされる(図4参照)。本実施形態では、溝深さD1と深さT1とが一致している。
上記点Paから上記点Pbまでの曲率半径がR1(mm)とされる。このとき、フェースライン8は、次の式(1)及び式(2)を満たしている。
R1>T1 ・・・(1)
0.10≦T1≦0.5 ・・・(2)
曲率半径R1は、一定であってもよいし、変化していてもよい。カッターの製造の容易性、カッターの耐久性及び異物排出性の観点から、曲率半径R1は、一定であるのが好ましい。
フェースライン8では、フェースラインの側面と底面bfとの交点Pdが、点Pbと一致している(図4参照)。フェースライン8では、曲率半径R1を有する部分が、フェースライン8の側面の全体を占めている。このような単純な断面形状を有するフェースライン8であっても、スピン性能に優れることが判った。また、この場合、カッター(後述)への応力集中が低減されうるため、カッターの耐久性が向上しうる。またカッターの先端部の形状が単純であるため、カッターの製造コストが低減されうる。
本実施形態では、比(R1/T1)が1.0を超えて3.0以下である。
30度測定法で測定されたフェースライン幅がW1(mm)とされ、フェースラインの底面幅がW2(mm)とされる(図3参照)。本実施形態では、比(W1/W2)が1.5以上3.0以下である。
なお、「30度測定法」とは、R&A(Royal and Ancient Golf Club of Saint Andrews;全英ゴルフ協会)が定めるゴルフルールに記載の測定法を意味する。また、本願における「溝容積」は、このR&Aが定めるゴルフルールに記載されている通りの意味である。
これらの数値限定の効果については、後述される。
図5は、フェースライン8の加工工程の一例を説明するための図である。フェースライン8は、切削により形成される。
この工程では、好ましくは、NC加工機が用いられる。NCとは、数値制御(Numerical Control)を意味する。
この工程では、先ず、フェースライン8が形成される前のヘッド2pが用意される(図5参照)。このヘッド2pは、ライン形成前ヘッドとも称される。ヘッド2pは、フェース4が水平且つ上向きとされた状態で固定されている。ヘッド2pは、例えば、図示されない治具によって固定される。
この工程では、軸回転するカッター12によって、フェースライン8が形成される。
NC加工機は、本体部(図示省略)、カッター12及び基部14を備えている。カッター12は、基部14に固定されている。この基部14とともに、カッター12が回転する。カッター12の回転軸rzは、カッター12の中心軸線z1に等しい(図5参照)。
加工中において、カッター12の中心軸線z1とフェース4とが垂直な状態が、維持される。
カッター12の好ましい材質として、タングステンカーバイド及び高硬度鋼が例示される。
カッター12は、軸回転を維持しながら、移動する。この移動は、NC加工機によって制御される。この制御は、予めNC加工機の制御部に記憶されたプログラムによってなされる。
カッター12は、所定の切削開始位置(フェースライン8の端の位置)に移動する(図5の水平方向の矢印参照)。次に、カッター12は、下降する(図5の白抜き矢印参照)。加工時におけるカッター12の上下方向位置は、あらかじめ設定された溝深さD1に応じて決定される。次に、カッター12は、フェースラインの延在方向(略トウ−ヒール方向)に移動する。本実施形態のフェースライン8は真っ直ぐであるから、カッター12のの移動は、直線に沿った移動である。この移動の間に、フェース4が削られ、フェースライン8が形成される。次に、カッター12は、上昇する。この上昇により、切削が終了する。次に、カッター12は、別のフェースライン8の切削開始位置に移動する。以下、これらの動作が繰り返され、複数本のフェースライン8が加工される。上記プログラムに基づき、設計された位置に、設計された深さのフェースライン8が形成される。
カッター12は、一度の切削で、フェースライン8を形成する。カッター12の先端部16の断面形状は、フェースライン8の断面形状に等しい。
図6は、本発明の第二実施形態に係るゴルフクラブヘッド20の断面図である。図6は、フェースライン22の断面図である。フェースラインの断面形状を除き、このヘッド20は、前述したヘッド2と同じである。
図6では、1本のフェースライン22の近傍のみが示されている。ヘッド20は、ランドエリアLAを有する。
図7は、図6の断面図のうち、フェースライン22の表面の断面線を記載した拡大図である。図7は、フェースライン22の左側半分の断面線を示している。この断面線は、中心線ct1について線対称である。
フェースライン22の表面の断面線において、ランドエリアLAとフェースライン22との境界点がPaとされる(図7参照)。フェースライン22の表面の断面線において、深さがT1(mm)である点がPbとされる(図4参照)。本実施形態では、溝深さD1と深さT1とが一致していない。本実施形態では、深さT1は、溝深さD1よりも小さい。
上記点Paから上記点Pbまでの曲率半径がR1(mm)とされる。このとき、フェースライン22は、次の式(1)及び式(2)を満たしている。
R1>T1 ・・・(1)
0.10≦T1≦0.5 ・・・(2)
曲率半径R1は、一定であってもよいし、変化していてもよい。カッターの製造の容易性、カッターの耐久性及び異物排出性の観点から、曲率半径R1は、一定であるのが好ましい。
本実施形態では、比(R1/T1)が1.0を超えて3.0以下である。
30度測定法で測定されたフェースライン幅がW1(mm)とされ、フェースライン22の底面幅がW2(mm)とされる(図3参照)。本実施形態では、比(W1/W2)が1.5以上3.0以下である。底面幅W2は、平面部分の幅である。本実施形態では、底面幅W2は、後述される点Pd同士の間隔である。
上記フェースライン22の表面の断面線において、フェースライン22の底面からの高さがH1(mm)である点がPcとされ、フェースライン22の側面とフェースラインの底面bfとの交点がPdとされる。
上記点Pcは、上記点Pbと一致しているか又は上記点Pbよりも底面bf側に位置している。本実施形態では、点Pbと点Pcとが一致している。
点Pcから点Pdまでの間に、曲率半径がr1(mm)であり且つフェースライン22の外側に向かって凸である丸みが付与されている。一方、上記曲率半径R1は、フェースライン22の内側に向かって凸である丸みである。曲率半径R1を有する部分の丸みと、曲率半径r1を有する部分の丸みとでは、凸の方向が互いに逆である(図7参照)。
この曲率半径r1(mm)は、上記曲率半径R1(mm)よりも小さい。
上記曲率半径r1は、一定であってもよいし、一定でなくてもよい。カッターの製造の容易性、カッターの耐久性及び異物排出性の観点から、曲率半径r1が一定であるのが好ましい。
本実施形態では、上記フェースライン22の側面が、上記曲率半径R1を有する第一部分p1及び上記曲率半径r1を有する第二部分p2のみによって占められている。
底面bfには、異物が付着しやすい。底面bf近傍に付着した異物は、排出されにくい。特に、フェースライン8の側面と底面bfとの交線付近(即ち、溝底面bfの隅)に付着した異物は、排出されにくい。上記曲率半径r1を有する第二部分p2が設けられることにより、異物が排出されやすい。
曲率半径r1を設けることは、カッターの耐久性に寄与しうる。フェースライン22の第二部分p2(曲率半径r1の部分)がカッターにより形成される場合、カッターの先端のエッジに、曲率半径r1の丸みが設けられる。このエッジの丸みは、カッターの先端への応力集中を緩和する。この緩和は、カッターの耐久性を向上させうる。
本実施形態では、上記フェースライン22の側面の断面線が、上記点Paから上記点Pdまでの間において滑らかに連続している。よって、異物排出性が一層高められており、且つ、カッターの耐久性が向上しやすい。
上記実施形態と異なり、点Pbと点Pcとが一致しない場合がある。即ち、点Pcが点Pbよりも底面bf側に位置している場合がある。この場合、点Pbから点Pcまでの断面線の形状は限定されない。異物排出性の観点から、点Pbから点Pcまでの断面線は、直線であるのが好ましい。換言すれば、点Pbと点Pcとの間は、平面であるのが好ましい。なお後述されるように、点Pbと点Pcとは一致しているのが好ましい。
半径R1が深さT1以下である場合、フェースラインのエッジが鋭くなりやすい。この場合、ボールの傷つきやルール適合性の問題が生じうる。この観点から、R1>T1とされるのがよい。即ち、比(R1/T1)は、1.0より大きいのが好ましく、1.10以上がより好ましく、1.50以上がより好ましい。スピン性能の観点から、 比(R1/T1)は、3.0以下が好ましく、2.7以下がより好ましく、2.5以下がより好ましい。
溝容積及びスピン性能の観点から、深さT1は、0.10(mm)以上が好ましく、0.15(mm)以上がより好ましく、0.20(mm)以上がより好ましい。ルール適合性の観点から、深さT1は、0.50(mm)以下が好ましく、0.45(mm)以下がより好ましく、0.40(mm)以下がより好ましい。
溝容積に起因するスピン性能の観点から、曲率半径R1は、0.10(mm)以上が好ましく、0.20(mm)以上がより好ましく、0.25(mm)以上がより好ましい。エッジに起因するスピン性能の観点から、曲率半径R1は、0.80(mm)以下が好ましく、0.70(mm)以下がより好ましく、0.60(mm)以下がより好ましい。
曲率半径R1が小さい場合、カッターの先端の角度が小さくなりやすい。この場合、カッターの先端に応力が集中しやすい。カッターの耐久性の観点からも、曲率半径R1は、0.10(mm)以上が好ましく、0.20(mm)以上がより好ましく、0.25(mm)以上がより好ましい。
比較的大きな曲率半径R1が付与された場合、従来のフェースラインと比較して、エッジ効果が減少しやすいと考えられる。しかし、後述される実施例で示されるように、本発明のフェースラインは、エッジが鋭いフェースラインと遜色のないスピン性能が得られることが判った。
スピン性能の観点から、幅W1は、0.4(mm)以上が好ましく、0.5(mm)以上がより好ましく、0.6(mm)以上が更に好ましく、0.7(mm)以上が更に好ましい。ルール適合性の観点から、幅W1は、0.9(mm)以下が好ましく、0.8(mm)以下がより好ましい。
溝容積に起因するスピン性能の観点から、幅W2は、0.2(mm)以上が好ましく、0.5(mm)以上がより好ましい。ルール適合性の観点から、幅W2は、0.7(mm)以下が好ましく、0.6(mm)以下がより好ましい。
溝容積に関するルールへの適合性の観点から、比(W1/W2)は、1.5以上が好ましく、1.6以上がより好ましく、1.7以上がより好ましい。エッジに起因するスピン性能の観点から、 比(W1/W2)は、3.0以下が好ましく、2.7以下がより好ましく、2.5以下がより好ましい。
異物排出性の観点から、高さH1は、0.03(mm)以上が好ましく、0.05(mm)以上がより好ましい。溝容積に起因するスピン性能の観点から、高さH1は、0.20(mm)以下が好ましく、0.15(mm)以下がより好ましく、0.10(mm)以下がより好ましい。
上記フェースライン22(図6参照)では、フェースライン22の側面が曲率半径R1を有する第一部分と曲率半径r1を有する第二部分のみによって占められている。このことは、異物排出性が良好であり且つカッターへの応力集中が緩和されやすい観点で、好ましい。
異物排出性の観点から、曲率半径r1は、0.02(mm)以上が好ましく、0.03(mm)以上がより好ましく、0.04(mm)以上がより好ましい。溝容積に起因するスピン性能の観点から、曲率半径r1は、0.15(mm)以下が好ましく、0.13(mm)以下がより好ましく、0.10(mm)以下がより好ましい。
点Paから点Pdまで滑らかに連続していることは、カッターの耐久性及び異物排出性の観点から、好ましい。
ルール適合性の観点から、溝深さD1(mm)は、0.508(mm)以下とされるのが好ましく、0.480(mm)以下がより好ましく、0.460(mm)以下がより好ましい。溝容積に起因するスピン性能の観点から、溝深さD1は、0.100(mm)以上が好ましく、0.200(mm)以上がより好ましく、0.250(mm)以上がより好ましい。
なお、異物排出性とは、溝に入った異物が溝の外に排出される度合いを意味する。異物として、泥、砂、芝生の葉及び水が例示される。特に、ゴルフ場でのプレーにおいては、ショットによって異物がフェースラインに侵入する。この異物は、スピン性能を低下させる。異物排出性のよいフェースラインは、スピン性能に優れうる。
点Paにおける接線とランドエリアLAとの成す角度θaは限定されない。ボールの傷つきを抑制する観点から、点PaとランドエリアLAとは、滑らかに連続しているのが好ましい。この観点から、角度θaは、20度以下が好ましく、10度以下が好ましく、5度以下がより好ましく、0度が最も好ましい。なお、点Paにおける接線とは、点Paと点Pbとの間に位置する断面線上の点Px(図示されない)を考え、更に、この点Pxと点Paとを結ぶ直線Lax(図示されない)を考えた場合において、この点Pxが上記断面線に沿って限りなく点Paに近づくときに、上記直線Laxが限りなく近づく直線を意味する。図4及び図7の実施形態では、角度θaは0度である。
フェースラインの形成方法は、限定されない。フェースラインの形成方法として、鍛造、プレス加工、鋳造及び切削加工(彫刻)が例示される。
上記切削加工では、カッターを用いてフェースラインが切削加工される。一方、上記プレス加工では、フェースラインの形状に対応した凸部を有するフェースライン金型を用い、このフェースライン金型をフェースに押しつけて、フェースラインが形成される。なお、上記プレス加工におけるフェースライン金型は、当業者において、「フェースライン刻印」と称されることがある。
鍛造の場合、金型費用が比較的安く、修正等のメインテナンスも容易である。一方、鍛造の場合、ヘッドのバック側を支持するための受け治具が必要であり、この受け治具には高い精度が要求される。また、鍛造時の熱処理において組織変化が発生しやすい。この組織変化は、強度低下の原因となりうる。
上記鍛造の場合、上記フェースライン金型の費用が安く、修正等のメインテナンスも容易である。一方、プレス加工の場合、ヘッドのバック側を支持するための受け治具が必要であり、この受け治具には高い精度が要求される。
鋳造の場合、ヘッドが鋳造されると同時にフェースラインも形成されるため、フェースラインを形成するための手間が少ない。ただし、鋳造時の湯流れに起因して、フェースラインに不良が生じる場合がある。
フェースラインの断面形状の精度の観点からは、切削加工が最も好ましい。
切削加工の場合、フェースラインのエッジが鋭くなりやすい。このエッジは、ボールを傷つけやすい。この観点から、切削加工の後にエッジを丸める加工が行われても良い。このエッジを丸める加工として、バフ及びショットブラストが例示される。このバフは、例えばワイヤーブラシによりなされる。切削加工の後にエッジを丸める加工が行われる場合、フェースラインの断面形状のバラツキが生じやすい。この観点からは、切削加工により、エッジが丸められるのが好ましい。即ち、上記曲率半径R1はカッターによって付与されるのが好ましい。同様に、上記曲率半径r1はカッターによって付与されるのが好ましい。生産性の観点から、カッターが、上記曲率半径R1及び上記曲率半径r1を同時に付与するのが好ましい。
フェースラインの形成方法は、限定されない。フェースラインの形成方法として、鍛造、プレス加工、鋳造及び切削加工(彫刻)が例示される。カッターを用いた切削加工により形成されるフェースラインの場合、本発明により、カッターの耐久性が向上しうる。この向上に起因して、生産性の向上及び生産コストの低減が可能である。
溝間隔S1(隣り合った2本の溝の間のランドエリアLAの幅)は、ゴルフルールへの適合を考慮して設定されるのが好ましい。ルール適合性の観点から、溝間隔S1は、溝幅W1の3倍以上であるのが好ましい。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
フェースライン形成前のヘッドとして、商品名「XXIO5 アイアン」のサンドウエッジのヘッドが用いられた。このヘッドのロフトは58°であり、ライ角は63.5°であり、材質はSUS630であり、製法は鋳造であった。このヘッドに、フェースラインが形成された。図5に示された方法で、カッターを用いた切削加工によりフェースラインが形成された。カッターの材質は、タングステンカーバイド製とされた。カッターの断面形状は、フェースラインの断面形状と同一とされた。従って、一度の切削により、フェースラインが形成された。
一つのヘッドに設けられたフェースラインの本数は16であり、フェースラインのピッチは3.2(mm)であり、最長のフェースラインの長さは55(mm)であった。
フェースラインが形成された後のフェース面に、ショット仕上げが施された。このショット仕上げは、フェースラインの断面形状を実質的に変化させない。
また、得られたヘッドにシャフト及びグリップを装着して、ゴルフクラブを得た。シャフトとして、日本シャフト社製の商品名「NS950 R」が用いられた。クラブ長さは35.5インチとされ、スイングバランス(14インチ方式)はD2とされた。
[実施例2から6]
カッターの形状を変更することにより、フェースラインの断面形状が異なるヘッドを得た。下記の表1に示される仕様の他は実施例1と同様にして、実施例2から6のヘッド及びクラブを得た。
実施例1から5の断面形状は、図6及び図7に示される通りとされた。実施例1から5では、フェースラインの側面が、曲率半径R1を有する第一部分及び曲率半径r1を有する第二部分のみによって占められていた。一方、実施例6の断面形状は、図3及び図4で示される通りとされ、フェースラインの側面が、曲率半径R1を有する部分のみによって占められていた。
[比較例1から3]
カッターの形状を変更することにより、フェースラインの断面形状が異なるヘッドを得た。下記の表1に示される仕様の他は実施例1と同様にして、比較例1から3のヘッド及びクラブを得た。
図8は、比較例1のヘッドのフェースラインの断面図である。フェースラインのエッジを含め、フェースラインの側面には、丸みが付与されなかった。溝角度θ1(図8参照)は、5°とされた。溝幅W1は、両エッジ間の距離である(図8参照)。
図9は、比較例2及び比較例3のヘッドのフェースラインの断面図である。フェースラインのエッジに曲率半径R1の丸みが付与された。この曲率半径R1が付与された部分を除き、フェースラインの側面は、平面とされた。溝幅W1は、上記30°測定法により測定された。溝角度θ1(図9参照)は、比較例2が5°とされ、比較例3も5°とされた。
実施例及び比較例の仕様と評価結果が、下記の表1に示される。なお、表1において、θ1(θa)と記載されている欄には、比較例1から3については上記角度θ1が記載され、実施例1から6については上記角度θaが記載されている。
評価方法は以下の通りである。なお、バックスピン量の評価に用いられたゴルフボールは、SRIスポーツ社製の商品名「SRIXON Z−STAR」であった。
[バックスピン量]
クラブをスイングロボットに装着し、ヘッドスピードを21m/sに設定してテストを行った。50回の測定の平均値が、下記の表1に示される。なお、表1に記載されているのは、10の位以下が四捨五入された値である。
[異物排出性の評価]
クラブをスイングロボットに装着し、ヘッドスピードを21m/sに設定してテストを行った。泥土で満たされた容器を用意し、この泥土の表層部を一定条件下でダフらせて、実際のショットに近い条件でスイングを行わせた。このスイングにより、泥土がフェース面に付着した。ランドエリアLAに付着した泥土を取り除き、フェースライン内に付着した泥土のみを残した。このヘッドの重量wt1を精密質量計によって測定した。次に、フェースライン内を洗浄し、フェースライン内に付着した泥土を取り除いた。次に、このヘッドの重量wt2を精密質量計によって測定した。差(wt1−wt2)により、フェースライン内に付着した泥土の質量g1を算出した。比較例1の質量g1が100とされたときの指数が、下記の表1に示される。この指数が小さいほど、異物排出性に優れる。
[カッターの耐久性]
カッターに欠けが生じるまでそのカッターを使用し続け、一つのカッターで加工されうるヘッドの数を確認した。5つのヘッドが加工される毎にカッターを検査し、欠けが生じているか否かが確認された。カッターに欠けが見つかった時点における加工済みヘッドの数が、下記の表1に示される。
Figure 0005129221
表1に示されるように、実施例は、比較例に比べて評価が高い。この結果から、本発明の優位性は明らかである。
本発明は、フェースラインを備えたあらゆるゴルフクラブヘッドに適用されうる。本発明は、アイアン型ゴルフクラブヘッド、ウッド型ゴルフクラブヘッド、ユーティリティ型ゴルフクラブヘッド、ハイブリッド型ゴルフクラブヘッド、パター型ゴルフクラブヘッドなどに用いられうる。
2・・・ヘッド
2p・・・ライン形成前ヘッド
4・・・フェース
6・・・ホーゼル
7・・・ソール
8、22・・・フェースライン
12・・・カッター
rz・・・カッターの回転軸
z1・・・カッターの中心軸線
LA・・・ランドエリア(フェース面のうち、フェースラインの無い部分)
W1・・・溝幅(フェースラインの幅)
W2・・・溝底幅(フェースラインの底面の幅)
D1・・・溝深さ(フェースラインの深さ)
T1・・・ランドエリアから上記点Pbまでの深さ
H1・・・フェースラインの底面から点Pcまでの高さ
θa・・・点Paにおける接線とランドエリアとの成す角度

Claims (2)

  1. 深さがD1(mm)であるフェースラインとランドエリアとを備え、
    このフェースラインの表面の断面線において、ランドエリアとフェースラインとの境界点がPaとされ、深さがT1(mm)である点がPbとされ、上記点Paから上記点Pbまでの曲率半径がR1(mm)とされるとき、
    次の式(1)及び式(2)
    R1>T1 ・・・(1)
    0.10≦T1≦0.5 ・・・(2)
    を満たしており、
    上記曲率半径R1の丸みは、フェースラインの内側に向かって凸の丸みであり、
    比(R1/T1)が1.33以上2.33以下であり、
    30度測定法で測定されたフェースライン幅がW1(mm)とされ、フェースラインの底面幅がW2(mm)とされるとき、比(W1/W2)が1.5以上3.0以下であり、
    上記底面幅W2が、平面部分の幅であり、
    上記フェースラインの表面の断面線において、フェースラインの底面からの高さがH1(mm)である点がPcとされ、フェースラインの側面とフェースラインの底面との交点がPdとされるとき、
    上記点Pcが、上記点Pbと一致しており、
    点Pcから点Pdまでの間に、曲率半径がr1(mm)であり且つフェースラインの外側に向かって凸である丸みが付与されており、この曲率半径r1は、上記曲率半径R1よりも小さく、
    上記フェースラインの側面が、上記曲率半径R1を有する第一部分及び上記曲率半径r1を有する第二部分のみによって占められており、
    上記フェースラインが、カッターを用いた切削加工によって形成されており、
    上記カッターにより、上記曲率半径R1及び上記曲率半径r1が同時に付与されているゴルフクラブヘッド。
  2. 上記曲率半径R1が一定であり、上記曲率半径r1が一定である請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
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