JP5128988B2 - リチウムイオン二次電池用セパレータ基材 - Google Patents

リチウムイオン二次電池用セパレータ基材 Download PDF

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Description

本発明は、リチウムイオン二次電池、リチウムイオンポリマー二次電池等のリチウムイオン二次電池に好適に使用できるリチウムイオン二次電池用セパレータ基材に関する。
近年の携帯電子機器の普及およびその高性能化に伴い、高エネルギー密度を有する二次電池が望まれている。この種の電池として、有機電解液(非水電解液)を使用するリチウムイオン二次電池が注目されてきた。このリチウムイオン二次電池は、平均電圧として従来の二次電池であるアルカリ二次電池の約3倍である3.7V程度が得られることから高エネルギー密度となるが、アルカリ二次電池のように水系の電解液を用いることができないため、十分な耐酸化還元性を有する非水電解液を用いている。非水電解液は可燃性であるため発火等の危険性があり、その使用において安全性には細心の注意が払われている。発火等の危険に曝されるケースとしていくつか考えられるが、特に過充電が危険である。
過充電を防止するために、現状の非水系二次電池では定電圧・定電流充電が行われ、電池に精密なIC(保護回路)が装備されている。この保護回路にかかるコストは大きく、非水系二次電池をコスト高にしている要因にもなっている。
保護回路で過充電を防止する場合、当然保護回路がうまく作動しないことも想定され、本質的に安全であるとは言い難い。現状の非水系二次電池には、過充電時に保護回路が壊れ、過充電されたときに安全に電池を破壊する目的で、安全弁・PTC素子の装備、セパレータには熱ヒューズ機能を有する工夫がなされている。しかし、上記のような手段を装備していても、過充電される条件によっては、確実に過充電時の安全性が保証されているわけではなく、実際には非水系二次電池の発火事故は現在でも起こっている。
セパレータとしては、ポリエチレン等のポリオレフィンからなるフィルム状の多孔体が多く使用されており、電池内部の温度が130℃近傍になった場合、溶融して微多孔を塞ぐことで、リチウムイオンの移動を防ぎ、電流を遮断させる熱ヒューズ機能(シャットダウン機能)があるが、何らかの状況により、さらに温度が上昇した場合、ポリオレフィン自体が溶融してショートし、熱暴走する可能性が示唆されている。そこで、現在、200℃近くの温度でも溶融および収縮しない耐熱性セパレータが開発されている。
耐熱性セパレータとしては、ポリエステル系繊維で構成した不織布、ポリエステル系繊維に耐熱性繊維であるアラミド繊維を配合した不織布があるが、孔径が大きく内部短絡が起きるため、実用的ではない(例えば、特許文献1〜3参照)。一方、ポリオレフィンからなるフィルム状の多孔質フィルムに、ポリエステル系繊維で構成した不織布を積層させて複合化する例や、不織布や織布にフィラー粒子の含有や、樹脂の表面塗工による複合化にて耐熱性を持たせる例が報告されている(例えば、特許文献4〜6参照)。しかしながら、基材として用いられている不織布については孔が大きく、表面の平滑性が低いため、表面塗工により複合化した際の表面のバラつきが大きく、また、フィラー粒子や樹脂等の複合化物の脱落を招き易いなどの品質的な問題があった。
特開2003−123728号公報 特開2007−317675号公報 特開2006−191191号公報 特開2005−293891号公報 特表2005−536857号公報 特開2007−157723号公報
本発明の課題は、過充電時の安全性が高く、複合化に適したリチウムイオン二次電池用セパレータ基材を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究した結果、
(1)ポリエステル系短繊維の不織布からなり、多孔質フィルムとの積層、フィラー粒子の含有若しくは表面塗工、または、ポリマー樹脂の表面塗工により複合化されてリチウムイオン二次電池用セパレータとなるリチウムイオン二次電池用セパレータ基材において、全繊維の平均繊維径が5μm以下であり、かつ、平均繊維径が3μm以下の短繊維を必須成分として含有することを特徴とするリチウムイオン二次電池用セパレータ基材、
(2)平均繊維径が5μm以下のバインダー用ポリエステル系短繊維20〜80質量%と平均繊維径が3μm以下の配向結晶化ポリエステル系短繊維20〜80質量%とを含有してなる不織布である上記(1)記載のリチウムイオン二次電池用セパレータ基材、
(3)平均繊維径が5μm以下のバインダー用ポリエステル系短繊維20〜80質量%と平均繊維径が3μmを超えて5μm以下の配向結晶化ポリエステル系短繊維1〜70質量%と平均繊維径が3μm以下の配向結晶化ポリエステル系短繊維10〜79質量%とを含有してなる不織布である上記(1)記載のリチウムイオン二次電池用セパレータ基材、
を見出した。
本発明のリチウムイオン二次電池用セパレータ基材(1)はポリエステル系短繊維の不織布からなり、全繊維の平均繊維径が5μm以下であり、かつ、平均繊維径が3μm以下の短繊維を必須成分として含有することを特徴とし、従来のリチウムイオン二次電池用セパレータ基材に比べて緻密性および均一性に優れている。これにより、表面塗工により複合化した際の表面のバラつきが小さく、また、複合化物の脱落が起こり難くなり良好な品質を実現できる。また、ポリエステル系繊維で構成されているため、耐熱性が高く、過充電時の安全性が高い。
本発明のリチウムイオン二次電池用セパレータ基材(2)は、平均繊維径が5μm以下のバインダー用ポリエステル系短繊維20〜80質量%と平均繊維径が3μm以下の配向結晶化ポリエステル系短繊維20〜80質量%とを含有してなる不織布からなり、基材として必要な強度および均一性を有している。
本発明のリチウムイオン二次電池用セパレータ基材(3)は、平均繊維径が5μm以下のバインダー用ポリエステル系短繊維20〜80質量%と平均繊維径が3μmを超えて5μm以下の配向結晶化ポリエステル系短繊維1〜70質量%と平均繊維径が3μm以下の配向結晶化ポリエステル系短繊維10〜79質量%とを含有してなる不織布からなり、基材として必要な強度および均一性を有している。
以下、本発明のリチウムイオン二次電池用セパレータ基材について詳説する。本発明のリチウムイオン二次電池用セパレータ基材は、ポリエステル系短繊維の不織布であり、全繊維の平均繊維径が5μm以下であり、かつ、平均繊維径が3μm以下の短繊維を必須成分として含有することを特徴とする不織布からなる。なお、ポリエステル系短繊維の平均繊維径は、顕微鏡で3000倍の拡大写真をとり、ポリエステル系短繊維10本の繊維径の算術平均値をいう。
本発明のリチウムイオン二次電池用セパレータ基材において、平均繊維径が5μm以下のバインダー用ポリエステル系短繊維20〜80質量%と平均繊維径が3μm以下の配向結晶化ポリエステル系短繊維20〜80質量%を含有する不織布であることが好ましい。平均繊維径が5μm以下のバインダー用ポリエステル系短繊維量が不織布全体の20質量%未満であると、基材として必要な強度が発現しなくなることがあり、80質量%を超えると、均一性を損なう場合がある。さらに、強度と均一性のバランスを取るために、平均繊維径が3μmを超えて5μm以下の配向結晶化ポリエステル系短繊維を含むことがより好ましい。この場合、各繊維の好ましい含有量は、平均繊維径が5μm以下のバインダー用ポリエステル系短繊維が20〜80質量%、平均繊維径が3μmを超えて5μm以下の配向結晶化ポリエステル系短繊維が1〜70質量%、平均繊維径が3μm以下の配向結晶化ポリエステル系短繊維が10〜79質量%である。
上記のポリエステル系短繊維を熱融着短繊維として用いる際は、従来の熱融着乾式不織布や熱融着湿式不織布に使用されている芯鞘型、偏芯型、サイドバイサイド型、海島型、オレンジ型、多重バイメタル型の複合繊維、あるいは単一成分タイプなどが挙げられるが、均一性を得るという点から特に単一成分タイプの融着繊維であることが好ましい。
本発明のリチウムイオン二次電池用セパレータ基材に係わるポリエステル系短繊維としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート系繊維、ポリブチレンテレフタレート系繊維、ポリトリメチレンテレフタレート系繊維、ポリエチレンナフタレート系繊維、ポリブチレンナフタレート系繊維、ポリエチレンイソフタレート系繊維などが挙げられる。これらは、単独または2種類以上を併用しても良い。これらの中でも、リチウムイオン二次電池用セパレータ基材に使用する場合には、耐熱性に優れているポリエチレンテレフタレート系繊維から構成されていることが好ましい。
本発明のリチウムイオン二次電池用セパレータ基材に係わるポリエステル系短繊維の全繊維の平均繊維径が5μm以下であり、かつ、平均繊維径が3μm以下の短繊維を必須成分として含有することを特徴とする。5μmを超える場合、均一性が低下し、表面塗工により複合化した際の表面に大きなバラつきができる。また、平均繊維径が3μm以下の短繊維を含まない場合、緻密性が低下し、複合化物の脱落が起こり易くなり良好な品質を実現できない。
本発明のリチウムイオン二次電池用セパレータ基材の目付けは、6〜30g/mであるのが好ましい。30g/mを超えると基材だけでセパレータの大半を占めることになり、複合化による効果を得られ難くなり、6g/m未満であると均一性を得ることが難しくなり、複合化後の表面に大きなバラつきが発生し易くなる傾向があるためで、より好ましくは8〜20g/mである。なお、目付けはJIS P 8124(紙及び板紙−坪量測定法)に規定された方法に基づく坪量を意味する。
本発明のリチウムイオン二次電池用セパレータ基材の複合化としては、特に限定されるものではないが、多孔質フィルムとの積層、フィラー粒子の含有、または、ポリマー樹脂の表面塗工によることが挙げられる。
本発明のリチウムイオン二次電池用セパレータ基材において、不織布の製造方法としては、繊維ウェブを形成し、繊維ウェブ内の繊維を接着・融着・絡合させる方法を用いることができる。得られた不織布は、そのまま使用しても良いし、複数枚からなる積層体として使用することもできる。繊維ウェブの製造方法としては、例えば、カード法、エアレイ法等の乾式法、抄紙法等の湿式法、スパンボンド法、メルトブロー法等がある。このうち、湿式法によって得られるウェブは、均質かつ緻密であり、リチウムイオン二次電池用セパレータ基材として好適に用いることができる。湿式法は、繊維を水中に分散して均一な抄紙スラリーとし、この抄紙スラリーを円網、長網、傾斜式等のワイヤーの少なくとも1つを有する抄紙機を用いて、繊維ウェブを得る方法である。
繊維ウェブから不織布を製造する方法としては、水流交絡法、ニードルパンチ法、バインダー接着法等を使用することができる。特に均一性を重視して前記湿式抄紙を用いる場合、バインダー接着法を施してバインダー用ポリエステル系繊維を接着することが好ましい。バインダー接着法により、均一なウェブから均一な不織布が形成される。このようにして製造した湿式不織布に対して、カレンダーなどによって圧力を加えて、厚さを調整したり、あるいは厚さを均一化することが好ましい。ただし、バインダー用ポリエステル系繊維が皮膜化しない温度(バインダー用ポリエステル系繊維の融点よりも20℃以上低い温度)で加圧するのが好ましい。
本発明のリチウムイオン二次電池用セパレータ基材において、湿式法で不織布を製造する場合、ポリエステル系短繊維の繊維長としては、1〜7mmが好ましい。繊維長が7mmを超えた場合、平均繊維径との兼ね合いから湿式法では繊維の分散が難しくなることがあり、地合不良等が発生し、良好な繊維ウェブの形成ができなくなるといった問題が生じることがある。一方、繊維長が1mm未満では、リチウムイオン二次電池用セパレータ基材の機械的強度が小さくなることがある。
以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが、本発明は本実施例に限定されるものではない。なお、実施例中における、部は断りのない限り、すべて質量によるものである。
実施例1
繊度0.066dtex(平均繊維径2.5μm)、繊維長3mmの配向結晶化させたポリエチレンテレフタレート(PET)系短繊維を50部と、繊度0.22dtex(平均繊維径4.5μm)、繊維長3mmのバインダー用PET系短繊維を50部とを一緒に混合し、パルパーの水中で離解させ、アジテーターによる撹拌のもと、均一な抄造用スラリー(1%濃度)を調製した。この抄造用スラリーを円網抄紙機による湿式法を用いて抄き上げ、120℃のシリンダードライヤーによってバインダー用PET系短繊維を接着させて不織布強度を発現させ、坪量12.1g/m、厚さ30μm、幅50cmの不織布を作製し、リチウムイオン二次電池用セパレータ基材とした。
実施例2
繊度0.066dtex(平均繊維径2.5μm)、繊維長3mmの配向結晶化させたPET系短繊維を80部と、繊度0.22dtex(平均繊維径4.5μm)、繊維長3mmのバインダー用PET系短繊維を20部とを一緒に混合し、パルパーの水中で離解させ、アジテーターによる撹拌のもと、均一な抄造用スラリー(1%濃度)を調製した。この抄造用スラリーを円網抄紙機による湿式法を用いて抄き上げ、120℃のシリンダードライヤーによってバインダー用PET系短繊維を接着させて不織布強度を発現させ、坪量11.8g/m、厚さ28μm、幅50cmの不織布を作製し、リチウムイオン二次電池用セパレータ基材とした。
実施例3
繊度0.066dtex(平均繊維径2.5μm)、繊維長3mmの配向結晶化させたPET系短繊維を90部と、繊度0.22dtex(平均繊維径4.5μm)、繊維長3mmのバインダー用PET系短繊維を10部とを一緒に混合し、パルパーの水中で離解させ、アジテーターによる撹拌のもと、均一な抄造用スラリー(1%濃度)を調製した。この抄造用スラリーを円網抄紙機による湿式法を用いて抄き上げ、120℃のシリンダードライヤーによってバインダー用PET系短繊維を接着させて不織布強度を発現させ、坪量11.5g/m、厚さ26μm、幅50cmの不織布を作製し、リチウムイオン二次電池用セパレータ基材とした。
実施例4
繊度0.066dtex(平均繊維径2.5μm)、繊維長3mmの配向結晶化させたPET系短繊維を20部と、繊度0.22dtex(平均繊維径4.5μm)、繊維長3mmのバインダー用PET系短繊維を80部とを一緒に混合し、パルパーの水中で離解させ、アジテーターによる撹拌のもと、均一な抄造用スラリー(1%濃度)を調製した。この抄造用スラリーを円網抄紙機による湿式法を用いて抄き上げ、120℃のシリンダードライヤーによってバインダー用PET系短繊維を接着させて不織布強度を発現させ、坪量12.1g/m、厚さ31μm、幅50cmの不織布を作製し、リチウムイオン二次電池用セパレータ基材とした。
実施例5
繊度0.066dtex(平均繊維径2.5μm)、繊維長3mmの配向結晶化させたPET系短繊維を10部と、繊度0.22dtex(平均繊維径4.5μm)、繊維長3mmのバインダー用PET系短繊維を90部とを一緒に混合し、パルパーの水中で離解させ、アジテーターによる撹拌のもと、均一な抄造用スラリー(1%濃度)を調製した。この抄造用スラリーを円網抄紙機による湿式法を用いて抄き上げ、120℃のシリンダードライヤーによってバインダー用PET系短繊維を接着させて不織布強度を発現させ、坪量11.9g/m、厚さ30μm、幅50cmの不織布を作製し、リチウムイオン二次電池用セパレータ基材とした。
実施例6
繊度0.066dtex(平均繊維径2.5μm)、繊維長3mmの配向結晶化させたPET系短繊維を40部と、繊度0.11dtex(平均繊維径3.5μm)、繊維長3mmの配向結晶化させたPET系短繊維を20部と、繊度0.22dtex(平均繊維径4.5μm)、繊維長3mmのバインダー用PET系短繊維を40部とを一緒に混合し、パルパーの水中で離解させ、アジテーターによる撹拌のもと、均一な抄造用スラリー(1%濃度)を調製した。この抄造用スラリーを円網抄紙機による湿式法を用いて抄き上げ、120℃のシリンダードライヤーによってバインダー用PET系短繊維を接着させて不織布強度を発現させ、坪量12.0g/m、厚さ30μm、幅50cmの不織布を作製し、リチウムイオン二次電池用セパレータ基材とした。
実施例7
繊度0.066dtex(平均繊維径2.5μm)、繊維長5mmの配向結晶化させたPET系短繊維を40部と、繊度0.11dtex(平均繊維径3.5μm)、繊維長7mmの配向結晶化させたPET系短繊維を10部と、繊度0.22dtex(平均繊維径4.5μm)、繊維長3mmのバインダー用PET系短繊維を50部とを一緒に混合し、パルパーの水中で離解させ、アジテーターによる撹拌のもと、均一な抄造用スラリー(1%濃度)を調製した。この抄造用スラリーを円網抄紙機による湿式法を用いて抄き上げ、120℃のシリンダードライヤーによってバインダー用PET系短繊維を接着させて不織布強度を発現させ、坪量12.4g/m、厚さ32μm、幅50cmの不織布を作製し、リチウムイオン二次電池用セパレータ基材とした。
実施例8
繊度0.066dtex(平均繊維径2.5μm)、繊維長3mmの配向結晶化させたPET系短繊維を20部と、繊度0.11dtex(平均繊維径3.5μm)、繊維長5mmの配向結晶化させたPET系短繊維を20部と、繊度0.22dtex(平均繊維径4.5μm)、繊維長3mmのバインダー用PET系短繊維を60部とを一緒に混合し、パルパーの水中で離解させ、アジテーターによる撹拌のもと、均一な抄造用スラリー(1%濃度)を調製した。この抄造用スラリーを円網抄紙機による湿式法を用いて抄き上げ、120℃のシリンダードライヤーによってバインダー用PET系短繊維を接着させて不織布強度を発現させ、坪量12.2g/m、厚さ32μm、幅50cmの不織布を作製し、リチウムイオン二次電池用セパレータ基材とした。
実施例9
繊度0.066dtex(平均繊維径2.5μm)、繊維長3mmの配向結晶化させたPET系短繊維を10部と、繊度0.11dtex(平均繊維径3.5μm)、繊維長3mmの配向結晶化させたPET系短繊維を70部と、繊度0.22dtex(平均繊維径4.5μm)、繊維長3mmのバインダー用PET系短繊維を20部とを一緒に混合し、パルパーの水中で離解させ、アジテーターによる撹拌のもと、均一な抄造用スラリー(1%濃度)を調製した。この抄造用スラリーを円網抄紙機による湿式法を用いて抄き上げ、120℃のシリンダードライヤーによってバインダー用PET系短繊維を接着させて不織布強度を発現させ、坪量11.8g/m、厚さ29μm、幅50cmの不織布を作製し、リチウムイオン二次電池用セパレータ基材とした。
実施例10
繊度0.066dtex(平均繊維径2.5μm)、繊維長3mmの配向結晶化させたPET系短繊維を5部と、繊度0.11dtex(平均繊維径3.5μm)、繊維長3mmの配向結晶化させたPET系短繊維を75部と、繊度0.22dtex(平均繊維径4.5μm)、繊維長3mmのバインダー用PET系短繊維を20部とを一緒に混合し、パルパーの水中で離解させ、アジテーターによる撹拌のもと、均一な抄造用スラリー(1%濃度)を調製した。この抄造用スラリーを円網抄紙機による湿式法を用いて抄き上げ、120℃のシリンダードライヤーによってバインダー用PET系短繊維を接着させて不織布強度を発現させ、坪量12.1g/m、厚さ32μm、幅50cmの不織布を作製し、リチウムイオン二次電池用セパレータ基材とした。
実施例11
繊度0.066dtex(平均繊維径2.5μm)、繊維長3mmの配向結晶化させたPET系短繊維を85部と、繊度0.11dtex(平均繊維径3.5μm)、繊維長3mmの配向結晶化させたPET系短繊維を5部と、繊度0.22dtex(平均繊維径4.5μm)、繊維長3mmのバインダー用PET系短繊維を10部とを一緒に混合し、パルパーの水中で離解させ、アジテーターによる撹拌のもと、均一な抄造用スラリー(1%濃度)を調製した。この抄造用スラリーを円網抄紙機による湿式法を用いて抄き上げ、120℃のシリンダードライヤーによってバインダー用PET系短繊維を接着させて不織布強度を発現させ、坪量11.7g/m、厚さ26μm、幅50cmの不織布を作製し、リチウムイオン二次電池用セパレータ基材とした。
実施例12
繊度0.066dtex(平均繊維径2.5μm)、繊維長3mmの配向結晶化させたPET系短繊維を79部と、繊度0.11dtex(平均繊維径3.5μm)、繊維長3mmの配向結晶化させたPET系短繊維を1部と、繊度0.22dtex(平均繊維径4.5μm)、繊維長3mmのバインダー用PET系短繊維を20部とを一緒に混合し、パルパーの水中で離解させ、アジテーターによる撹拌のもと、均一な抄造用スラリー(1%濃度)を調製した。この抄造用スラリーを円網抄紙機による湿式法を用いて抄き上げ、120℃のシリンダードライヤーによってバインダー用PET系短繊維を接着させて不織布強度を発現させ、坪量11.6g/m、厚さ27μm、幅50cmの不織布を作製し、リチウムイオン二次電池用セパレータ基材とした。
実施例13
繊度0.066dtex(平均繊維径2.5μm)、繊維長3mmの配向結晶化させたPET系短繊維を10部と、繊度0.11dtex(平均繊維径3.5μm)、繊維長3mmの配向結晶化させたPET系短繊維を10部と、繊度0.22dtex(平均繊維径4.5μm)、繊維長3mmのバインダー用PET系短繊維を80部とを一緒に混合し、パルパーの水中で離解させ、アジテーターによる撹拌のもと、均一な抄造用スラリー(1%濃度)を調製した。この抄造用スラリーを円網抄紙機による湿式法を用いて抄き上げ、120℃のシリンダードライヤーによってバインダー用PET系短繊維を接着させて不織布強度を発現させ、坪量12.0g/m、厚さ32μm、幅50cmの不織布を作製し、リチウムイオン二次電池用セパレータ基材とした。
実施例14
繊度0.066dtex(平均繊維径2.5μm)、繊維長3mmの配向結晶化させたPET系短繊維を19部と、繊度0.11dtex(平均繊維径3.5μm)、繊維長3mmの配向結晶化させたPET系短繊維を1部と、繊度0.22dtex(平均繊維径4.5μm)、繊維長3mmのバインダー用PET系短繊維を80部とを一緒に混合し、パルパーの水中で離解させ、アジテーターによる撹拌のもと、均一な抄造用スラリー(1%濃度)を調製した。この抄造用スラリーを円網抄紙機による湿式法を用いて抄き上げ、120℃のシリンダードライヤーによってバインダー用PET系短繊維を接着させて不織布強度を発現させ、坪量11.9g/m、厚さ31μm、幅50cmの不織布を作製し、リチウムイオン二次電池用セパレータ基材とした。
(比較例1)
繊度0.33dtex(平均繊維径5.5μm)、繊維長3mmの配向結晶化させたPET系短繊維を50部と、繊度0.22dtex(平均繊維径4.5μm)、繊維長3mmのバインダー用PET系短繊維を50部とを一緒に混合し、パルパーの水中で離解させ、アジテーターによる撹拌のもと、均一な抄造用スラリー(1%濃度)を調製した。この抄造用スラリーを円網抄紙機による湿式法を用いて抄き上げ、120℃のシリンダードライヤーによってバインダー用PET系短繊維を接着させて不織布強度を発現させ、坪量12.4g/m、厚さ33μm、幅50cmの不織布を作製し、リチウムイオン二次電池用セパレータ基材とした。
(比較例2)
繊度0.11dtex(平均繊維径3.5μm)、繊維長3mmの配向結晶化させたPET系短繊維を50部と、繊度1.22dtex(平均繊維径11μm)、繊維長5mmのバインダー用PET系短繊維を50部とを一緒に混合し、パルパーの水中で離解させ、アジテーターによる撹拌のもと、均一な抄造用スラリー(1%濃度)を調製した。この抄造用スラリーを円網抄紙機による湿式法を用いて抄き上げ、120℃のシリンダードライヤーによってバインダー用PET系短繊維を接着させて不織布強度を発現させ、坪量12.7g/m、厚さ35μm、幅50cmの不織布を作製し、リチウムイオン二次電池用セパレータ基材とした。
(比較例3)
繊度0.066dtex(平均繊維径2.5μm)、繊維長3mmの配向結晶化させたPET系短繊維を40部と、繊度0.33dtex(平均繊維径5.5μm)、繊維長3mmの配向結晶化させたPET系短繊維を20部と、繊度0.22dtex(平均繊維径4.5μm)、繊維長3mmのバインダー用PET系短繊維を40部とを一緒に混合し、パルパーの水中で離解させ、アジテーターによる撹拌のもと、均一な抄造用スラリー(1%濃度)を調製した。この抄造用スラリーを円網抄紙機による湿式法を用いて抄き上げ、120℃のシリンダードライヤーによってバインダー用PET系短繊維を接着させて不織布強度を発現させ、坪量12.1g/m、厚さ31μm、幅50cmの不織布を作製し、リチウムイオン二次電池用セパレータ基材とした。
(比較例4)
繊度0.11dtex(平均繊維径3.5μm)、繊維長3mmの配向結晶化させたPET系短繊維を50部と、繊度0.22dtex(平均繊維径4.5μm)、繊維長3mmのバインダー用PET系短繊維を50部とを一緒に混合し、パルパーの水中で離解させ、アジテーターによる撹拌のもと、均一な抄造用スラリー(1%濃度)を調製した。この抄造用スラリーを円網抄紙機による湿式法を用いて抄き上げ、120℃のシリンダードライヤーによってバインダー用PET系短繊維を接着させて不織布強度を発現させ、坪量12.0g/m、厚さ31μm、幅50cmの不織布を作製し、リチウムイオン二次電池用セパレータ基材とした。
<評価>
実施例および比較例で得られたリチウムイオン二次電池用セパレータ基材について、下記の評価を行い、結果を表1に示した。
[基材の加熱特性]
実施例1〜14および比較例1〜4の基材、並びに比較例5として従来公知のセパレータである20μmの厚さのPE製微多孔膜を、150℃の恒温槽内に30分間放置し、各基材の収縮率を測定して加熱特性を評価した。収縮率の測定は、次のようにして行った。5cm×5cmに切り出した基材片を、クリップで固定した2枚のステンレス板で挟みこみ、150℃の恒温槽内に30分放置した後に取り出し、各基材片の長さを測定し、試験前の長さと比較して長さの減少割合を収縮率とした。
[セパレータの作製]
板状ベーマイト(平均粒径:1μm、アスペクト比:10)1000g、水800g、イソプロピルアルコール200g、ポリビニルブチラール375gを容器に入れ、撹拌機(商品名:スリーワンモーター、新東化学社製)で1時間撹拌して分散させ、均一なスラリーとした。このスラリー中に、実施例1〜14および比較例1〜4の不織布をそれぞれ通し、引き上げ塗布によりスラリーを塗布した後、所定の間隔を有するギャップの間を通し、その後乾燥して、片面あたりの厚さが3μmの多孔膜を有するセパレータを得た。
[基材の塗布性評価]
作製したセパレータについて、任意の10ヶ所の厚さ測定を実施し、その差が1μm以下であれば○、1μmを超えて3μm以下であれば△、3μmを超えていれば×で表した。なお、厚さはJIS B 7502に規定された方法により測定した値、つまり、5N荷重時の外側マイクロメーターにより測定された値を意味する。
Figure 0005128988
実施例で得られたリチウムイオン二次電池用セパレータ基材は、ポリエステル系短繊維の不織布からなり、全繊維の平均繊維径が5μm以下であり、かつ、平均繊維径が3μm以下の短繊維を必須成分として含有することを特徴とし、従来のリチウムイオン二次電池用セパレータ基材に比べて緻密性および均一性に優れている。これにより、表面塗工により複合化した際の表面のバラつきが小さいという良好な結果が得られた。また、ポリエステル系繊維で構成されているため、150℃において熱収縮がほとんど見られず、目視レベルでは実質的に変形が生じていない。よって、耐熱性が高く、過充電時の安全性が高い。特に、本発明のリチウムイオン二次電池用セパレータ基材(2)に相当する実施例1、2、4および本発明のリチウムイオン二次電池用セパレータ基材(3)に相当する実施例6〜9、12〜14は、塗布性に優れていた。
一方、比較例1と2で得られたリチウムイオン二次電池用セパレータ基材は、一部の繊維の平均繊維径が5μm以上であり、かつ、平均繊維径が3μm以下の短繊維を必須成分として含有しないため、従来のリチウムイオン二次電池用セパレータ基材と同様に緻密性および均一性に優れていない。これにより、表面塗工により複合化した際の表面のバラつきが大きいという結果になった。
比較例3で得られたリチウムイオン二次電池用セパレータ基材は、平均繊維径が3μm以下の短繊維を必須成分として含有しているが、一部の繊維の平均繊維径が5μm以上であるため、緻密性および均一性で十分な要求を満たさない。これにより、表面塗工により複合化した際の表面のバラつきが発生するという結果になった。
比較例4で得られたリチウムイオン二次電池用セパレータ基材は、全繊維の平均繊維径が5μm以下であるが、平均繊維径が3μm以下の短繊維を必須成分として含有しないため、緻密性および均一性で十分な要求を満たさない。これにより、表面塗工により複合化した際の表面のバラつきが発生するという結果になった。
従来のセパレータに相当する比較例5では、熱収縮率が大きく、これを電池に用いると、内部温度が150℃に達する異常な過充電時にはセパレータの収縮が生じて、正極と負極が接触することによる短絡が生じる恐れがあり、安全性に問題がある。
本発明のリチウムイオン二次電池用セパレータ基材は、リチウムイオン二次電池、リチウムイオンポリマー二次電池等のリチウムイオン二次電池に好適に使用できる。

Claims (3)

  1. ポリエステル系短繊維の不織布からなり、多孔質フィルムとの積層、フィラー粒子の含有若しくは表面塗工、または、ポリマー樹脂の表面塗工により複合化されてリチウムイオン二次電池用セパレータとなるリチウムイオン二次電池用セパレータ基材において、全繊維の平均繊維径が5μm以下であり、かつ、平均繊維径が3μm以下の短繊維を必須成分として含有することを特徴とするリチウムイオン二次電池用セパレータ基材。
  2. 平均繊維径が5μm以下のバインダー用ポリエステル系短繊維20〜80質量%と平均繊維径が3μm以下の配向結晶化ポリエステル系短繊維20〜80質量%とを含有してなる不織布である請求項1記載のリチウムイオン二次電池用セパレータ基材。
  3. 平均繊維径が5μm以下のバインダー用ポリエステル系短繊維20〜80質量%と平均繊維径が3μmを超えて5μm以下の配向結晶化ポリエステル系短繊維1〜70質量%と平均繊維径が3μm以下の配向結晶化ポリエステル系短繊維10〜79質量%とを含有してなる不織布である請求項1記載のリチウムイオン二次電池用セパレータ基材。
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