JP5128407B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ遊技機に関する。
従来から、遊技盤の遊技領域にクルーンを備え、クルーンの上面を転動している遊技球がクルーンの一方の始動口へ入賞した場合と、クルーンの他方の始動口へ入賞した場合とで、確変遊技状態(大当たり(遊技者に有利な特別遊技状態)が終了した後の遊技状態であって、高確率で大当たりが発生する遊技状態)が発生する割合に差を設けるよう構成したパチンコ遊技機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−474公報
しかし、上記特許文献1に記載のパチンコ遊技機によると、入球してクルーン上を転動している遊技球が、確変遊技状態の発生割合の高い始動口に入賞するのか確変遊技状態の発生割合の低い他の始動口に入賞するのか、遊技者に対してハラハラ、ドキドキ感を与えることができるが、反面、遊技者は、確変遊技状態の発生割合の高い始動口を狙い打ちすることができない。
本発明は、遊技者が特定の始動口例えば確変遊技状態の発生割合の高い始動口を狙い打ちすることが可能な状態を作り出し、遊技の多様化を図ることを第1の目的とする。
さらに、本発明は、遊技者が特定の始動口を狙い打ちすることができず、しかも、遊技者がいずれの始動口に遊技球が入賞したのか視認できない状態を作り出すことにより、遊技の更なる多様化を図ることを第2の目的とする。
本発明のパチンコ遊技機は、第1始動口及び第2始動口と、2つの振分状態を択一的にとり得る始動口振分部材であって、第1振分状態のときは、前記第1始動口を開状態に保つと同時に第2始動口を閉状態に保ち、第2振分状態のときは、前記第1始動口を閉状態に保つと同時に前記第2始動口を開状態に保つ始動口振分部材と、前記第1始動口及び前記第2始動口のうちいずれの始動口へ入賞するかによって、遊技者に与える利益を異ならせる利益設定手段と、前記始動口振分部材の複数の振分パターンに対応する複数の振分パターンデータを有し、前記複数の振分パターンデータのうちから1つの振分パターンデータを選択し、該選択した振分パターンデータに基づいて前記始動口振分部材の振分状態を制御する振分制御手段と、前記始動口振分部材の振分状態を視認可能な可視状態及び視認不能な遮蔽状態に選択的に切替える可視・遮蔽部材と、前記可視・遮蔽部材の可視状態及び遮蔽状態を制御する可視・遮蔽状態制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明のパチンコ遊技機によると、始動口振分部材の振分状態によって第1始動口のみに遊技球が入賞可能になる場合と第2始動口のみに遊技球が入賞可能になる場合とが択一的に発生するようになり、また、第1始動口に遊技球が入賞した場合と、第2始動口に遊技球が入賞した場合とで、遊技者に与える利益を異ならせるようにしたため、遊技者が自分にとってより有利な遊技状態をもたらす始動口が開状態のときを狙って遊技球を発射する遊技状態を作り出すことができ、遊技の多様化を図ることができる。
ここで、前記利益は、大入賞口の総開放時間が長い大当たりと短い大当たりの発生割合である。大入賞口の総開放時間の長い大当たり発生時には、遊技者に払い出される賞球の個数は多くなり、一方、大入賞口の総開放時間の短い大当たり発生時には、遊技者に払い出される賞球の個数は少なくなり、遊技者が受ける利益が異なることになる。
また、前記可視・遮蔽部材が前記振分状態を可視状態から遮蔽状態に切替えるタイミングは、大当たり発生後の遊技状態が高確率で大当たりの発生する確変大当たり及び大当たり発生後の遊技状態が低確率で大当たりの発生する通常大当たりであって、大入賞口の開閉動作パターンが略同一となる確変大当たり及び通常大当たりの発生後である。
このように、大入賞口の開閉動作パターンが略同一となる確変大当たり及び通常大当たりの発生後に、振分状態が遮蔽状態に切替わることにより、遊技者は、大入賞口の開閉動作パターンを基に確変大当たりが発生したのか通常大当たりが発生したのかを認識することが困難な状況の下で、さらに、始動口振分部材の振分パターンが視認できなくなることから、この振分パターンを基に大当たり発生後の遊技状態が確変遊技状態なのか通常遊技状態なのかを認識することができなくなる。このため、遊技の更なる多様化を図り、遊技者に対し、大当たり発生後の遊技を継続して行おうとする動機を与えることが期待できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の遊技盤の要部正面図、図2は、同パチンコ遊技機の電気系統のブロック図、図3は、図2図示のメイン制御基板が実行するタイマ割り込み処理の内容を表すフローチャート、図4は、図3図示のフローチャートにおける始動口SW処理の内容を表すフローチャート、図5は、図3図示のフローチャートにおける特別図柄処理の内容を表すフローチャート、図6は、図5図示のフローチャートにおける大当たり判定処理の内容を表すフローチャート、図7は、図5図示のフローチャートにおける停止中処理の内容を表すフローチャート、図8〜図10は、図3図示のフローチャートにおける大入賞口処理の内容を表すフローチャート、図11は、図3図示のフローチャートにおける賞球処理の一部を構成する大入賞口SW処理の内容を表すフローチャート、図12は、始動口振分部材の振分状態が視認不能な状態を表した始動入賞装置の正面図、図13は、始動口振分部材の振分状態が視認可能な状態を表した始動入賞装置の正面図であって、(A)は、始動口振分部材が第1振分状態にあるときの正面図、(B)は、始動口振分部材が第2振分状態にあるときの正面図、図14は、始動口振分部材の振分パターンの説明図、図15は、大当たりの種類ごとの発生割合及び振分パターンの説明図をそれぞれ示す。
図1において、パチンコ遊技機の遊技盤1は、遊技者がハンドル(図示せず)を操作することによって発射された遊技球が転動しながら落下してゆく遊技領域2を備える。
遊技領域2の中央部には、略四角枠形状のセンター装飾部材3が配設され、センター装飾部材3の内側に、画像表示器4の表示画面4aが配される。表示画面4aには、公知のデモ表示、後述する第1始動口22、第2始動口23への入賞に基づく装飾図柄の変動表示、大当たり演出などが行われる。
センター装飾部材3の左右中央部の下方には、始動入賞装置5が配設される。遊技領域2を転動落下する遊技球は始動入賞装置5に入賞可能であり、始動入賞装置5に遊技球が入賞すると、後述するように大当たり乱数など各種乱数が取得され、大当たり乱数が所定の大当たり乱数値に該当する場合、遊技者に有利な特別遊技状態となる大当たり状態(本実施形態では、15R(ラウンド)確変大当たり、15R通常大当たり、2R確変大当たり、2R通常大当たりからなる4種類の大当たりのうちのいずれか1種類の大当たり)が発生する。
始動入賞装置5の下方に大入賞口(アタッカー)6が配設される。大入賞口6は、大当たり状態において開放動作される。大当たりが15R確変大当たり又は15R通常大当たりである場合、大入賞口6は、15ラウンド開放動作を行い、各ラウンドの開放時間は複数個の遊技球が入賞可能となる比較的長時間に設定される。また、大当たりが2R通常大当たりである場合、大入賞口6は、2ラウンド開放動作を行い、各ラウンドの開放時間は、遊技球の入賞が殆ど不可能な短時間に設定される。また、大当たりが2R確変大当たりである場合、大入賞口6は、2ラウンド開放動作を行うが、各ラウンドの開放時間は、遊技球の入賞が殆ど不可能な短時間に設定される。2R通常大当たり時の大入賞口6の開閉動作パターンと、2R確変大当たり時の大入賞口6の開閉動作パターンは、略同一に設定される。
その他、遊技領域には、普通入賞口7、アウト口8などが配設される。
遊技盤1において、遊技領域2の外側には、第1始動口22への入賞を契機に画像表示器4による装飾図柄の変動表示と同期して特別図柄を変動表示する第1特別図柄表示器9、第2始動口23への入賞を契機に画像表示器4による装飾図柄の変動表示と同期して特別図柄を変動表示する第2特別図柄表示器10、第1始動口22へ入賞した遊技球の保留球数を最大4個まで表示する第1特別図柄保留ランプ11、及び、第2始動口23へ入賞した遊技球の保留球数を最大4個まで表示する第2特別図柄保留ランプ12などが配設される。
図1及び図13に示すように、始動入賞装置5は、遊技領域2を転動落下している遊技球を当該始動入賞装置5に入球可能にする入球口21を有する。入球口21の下方には、左側の第1始動口22と右側の第2始動口23が配され、入球口21から入球した遊技球は、第1始動口22又は第2始動口23のいずれかの始動口に入賞する。第1始動口22には、第1始動口22への遊技球の入賞を検知するための第1始動口スイッチ(SW)24が配設され、第2始動口23には、第2始動口23への遊技球の入賞を検知するための第2始動口スイッチ(SW)25が配設される。
入球口21と第1始動口22及び第2始動口23との間には、始動口振分部材26が配設される。始動口振分部材26は、2つの振分状態つまり第1振分状態及び第2振分状態を択一的にとり得る部材であり、第1振分状態のときは、図13(A)に示すように、第1始動口22を開状態に保つと同時に第2始動口23を閉状態に保ち、第2振分状態のときは、図13(B)に示すように、第1始動口22を閉状態に保つと同時に第2始動口23を開状態に保つ。
始動口振分部材26は、後述する振分制御手段(メイン制御基板50、ステップS87)により振分状態が制御される。始動口振分部材26は、図14に示すように、パターンA、B、C、D、Eからなる5種類の振分パターンを選択的にとり得る。
パターンAは、図面上に「左」と記載された始動口つまり第1始動口22が開状態、図面上に「右」と記載された始動口つまり第2始動口23が閉状態となる第1振分状態(図13(A))と、この第1振分状態とは反対に、第1始動口22が閉状態、第2始動口23が開状態となる第2振分状態(図13(B))とからなり、このような第1、第2振分状態が一定周期で交互に繰り返される振分パターンである。
パターンBは、パターンAと同様、第1振分状態(図13(A))と第2振分状態(図13(B))とからなり、第1、第2振分状態が交互に繰り返されるが、第1振分状態の継続時間が第2振分状態の継続時間よりも長く設定される振分パターンである。
パターンCは、パターンBと同様、第1振分状態(図13(A))と第2振分状態(図13(B))とからなり、第1、第2振分状態が交互に繰り返されるが、パターンBとは反対に、第1振分状態の継続時間が第2振分状態の継続時間よりも短く設定される振分パターンである。
パターンDは、第2振分状態(図13(B))のみからなる振分パターンである。
パターンEは、パターンDとは反対に、第1振分状態(図13(A))のみからなる振分パターンである。
本実施形態においては、図15(D)に示すように、パターンAは、15R通常大当たり終了後に設定され、パターンBは、2R通常大当たり終了後に設定され、パターンCは、2R確変大当たり終了後に設定され、パターンDは、15R確変大当たり終了後に設定される。
始動入賞装置5の前面部27は、可視・遮蔽部材により構成される。可視・遮蔽部材27は、図1及び図13(A)、(B)に示すように、始動口振分部材26の振分状態を視認可能にする可視状態と、図12に示すように、振分状態を視認不能にする遮蔽状態とを択一的にとることが可能な部材からなり、例えば、通電の有無によって透光状態と遮光状態に切替わる薄板状の調光ガラス(調光フィルタ、高分子フィルタともいわれる。)、始動入賞装置内部の明暗を制御することによって可視状態と遮蔽状態を択一的にとり得るマジックミラー、又は、開閉駆動されるシャッターにより構成される。
可視・遮蔽部材27は、後述する可視・遮蔽状態制御手段(メイン制御基板50、ステップS89、S90)により可視状態又は遮蔽状態に制御される。
本実施形態においては、後述するように、可視・遮蔽部材27は、2R確変大当たり及び2R通常大当たりが終了してから、15R確変大当たり又は15R通常大当たりが終了するまでの間、遮蔽動作を行い、その他の期間は可視動作を行うよう制御される。
次に、パチンコ遊技機の電気系統を図2に基づいて説明する。
図2において、電気系統はメイン制御基板(遊技制御基板)50を中枢部とし、メイン制御基板50にサブ制御基板51が接続される。サブ制御基板51は、演出制御基板52、画像制御基板53、ランプ制御基板54及び払出制御基板55からなり、演出制御基板52及び払出制御基板55はそれぞれメイン制御基板50に接続され、画像制御基板53及びランプ制御基板54はそれぞれ演出制御基板52に接続される。メイン制御基板50、演出制御基板52、画像制御基板53、ランプ制御基板54及び払出制御基板55は、それぞれCPU、ROM、RAMを備え、演出制御基板52は、さらにRTC(リアルタイムクロック)を備える。
メイン制御基板50には、始動入賞装置5の第1始動口SW(スイッチ)24、第2始動口SW(スイッチ)25、始動口振分部材26、大入賞口6に入賞した遊技球を検知する大入賞口SW(スイッチ)56、大当たり発生時に大入賞口6を開放する大入賞口ソレノイド57、第1特別図柄表示器9、第2特別図柄表示器10、第1特別図柄保留ランプ11及び第2特別図柄保留ランプ12などが接続される。
画像制御基板53に、画像表示器4およびスピーカ58が接続される。
ランプ制御基板54に、枠ランプ59、盤ランプ60、可動役物61及び可視・遮蔽部材27が接続される。
払出制御基板55に、賞球を払出す賞球払出装置の駆動源である払出駆動モータ62が接続される。
次に、メイン制御基板50が実行するタイマ割込処理を図3〜図11に基づいて順に説明する。
図3において、タイマ割込処理は、所定周期例えば4msec間隔で実行する。
タイマ割込処理は、主として、乱数更新処理(ステップS1)と始動口SW(スイッチ)処理(ステップS2)と特別図柄処理(ステップS3)と大入賞口処理(ステップS4)と賞球処理(ステップS5)と出力処理(ステップS6)とにより構成される。
(1) 乱数更新処理(ステップS1)
乱数更新処理は、大当たり乱数、初期値乱数、大当たり図柄乱数など所定の乱数を更新することを内容とする。
(2) 始動口SW(スイッチ)処理(ステップS2、図4)
始動口SW処理の内容を図4に示す。
図4において、メイン制御基板50は、第1始動口SW24及び第2始動口SW25の各出力信号に基づいて第1始動口22又は第2始動口23に遊技球が入賞したか否かを判定する(ステップS11、S12)。
第1始動口SW24及び第2始動口SW25がいずれもオンしていないと判定した場合は、始動口SW処理を終了する。
一方、第1始動口SW24がオンしたと判定した場合は、第1始動口22への入賞を契機に大当たり乱数を取得することができた遊技球であって、取得した乱数に応じた演出等が未だ行われていない遊技球の個数を示す保留球数U1が「4」未満であるか否かを判定し(ステップS13)、U1が「4」未満である場合、U1を「1」だけ加算して更新した上で(ステップS14)、大当たり乱数、大当たり図柄乱数など所定の乱数を取得、格納し(ステップS15)、始動口SW処理を終了する。
また、第2始動口SW25がオンしたと判定した場合は、第2始動口23への入賞を契機に大当たり乱数を取得することができた遊技球であって、取得した乱数に応じた演出が未だ行われていない遊技球の個数を示す保留球数U2が「4」未満であるか否かを判定し(ステップS16)、U2が「4」未満である場合、U2を「1」だけ加算して更新した上で(ステップS17)、大当たり乱数など所定の乱数を取得、格納し(ステップS15)、始動口SW処理を終了する。
保留球数U1又はU2が「4」である場合は、始動口SW処理を終了する。
(3) 特別図柄処理(ステップS3、図5)
特別図柄処理の内容を図5に示す。
図5において、メイン制御基板50は、大当たり中か否かを判定する(ステップS21)。
大当たりが発生していない遊技状態である場合、次に、第1特別図柄表示器9又は第2特別図柄表示器10において特別図柄が変動表示中であるか否かを判定する(ステップS22)。ここで、特別図柄は、例えば、「0」〜「9」の数字からなる大当たり図柄と、「−」からなるハズレ図柄とにより構成され、「0」〜「9」の大当たり図柄のうち、「0」、「2」、「4」、「6」、「8」が通常図柄つまり大当たり終了後の遊技状態を大当たり確率の低い通常遊技状態に設定する通常図柄として設定され、「1」、「3」、「5」、「7」、「9」が確変図柄つまり大当たり終了後の遊技状態を大当たり確率の高い確変遊技状態に設定する図柄として設定される。
特別図柄が変動表示中でない場合、保留球数Uが「1」以上であるか否かを判定する(ステップS23)。ここで、保留球数Uは、第1始動口22の保留球数U1と第2始動口23の保留球数U2とを合算した合計保留球数である。
保留球数Uが「0」である場合、特別図柄処理を終了する。
一方、保留球数Uが「1」以上である場合、第1始動口22の保留球すなわち第1保留球を消化すべきか否かを判定する(ステップS24)。この判定基準は、例えば、第1保留球と第2保留球が両方とも存在する場合に、第1保留球が「0」になるまで第1保留球を優先的に消化し、第1保留球が「0」になった後に始めて第2保留球を消化するという判定基準、あるいは、始動口に入賞した順番と同じ順番で保留球を消化する、例えば、第1始動口22、第1始動口22、第2始動口23の順番で入賞があった場合、第1始動口22、第1始動口22、第2始動口23の順番で保留球を消化するという判定基準のいずれであってもよい。
第1保留球を消化すべきと判定した場合は、第1保留球数U1を「1」だけ減算し(ステップS25)、一方、第2保留球を消化すべきと判定した場合は、第2保留球数U2を「1」だけ減算し(ステップS26)、次に大当たり判定処理を行う(ステップS27)。
<大当たり判定処理>
大当たり判定処理の内容を図6に示す。
図6において、メイン制御基板50は、大当たり乱数判定を行う(ステップS41)。
大当たり乱数判定は、ステップS15(図4)で格納した乱数のうちから大当たり乱数を読み出し、大当たり乱数が所定の大当たり乱数値と一致するか否かを判定することによって行う。
ここで、大当たりが発生する確率つまり大当たり確率は、本実施形態の場合、第1始動口22への入賞による場合と第2始動口23への入賞による場合とで差異はなく同一に設定されるが、大当たり確率は通常遊技状態と確変遊技状態とで異なり、例えば、図15(A)に示すように、大当たり乱数が「0」から「299」までの300個の数値からなる場合、大当たり確率が低い通常遊技状態の下では、300個の数値のうち所定の1個の数値のみが大当たり乱数値に設定され、換言すると、大当たり発生割合は1/300に設定され、一方、大当たり確率が高い確変遊技状態の下では、300個の数値のうち所定の10個の数値が大当たり乱数値に設定され、換言すると、大当たり発生割合は10/300に設定される。
大当たり乱数が大当たり乱数値に該当せずハズレ乱数値に該当する場合、第1特別図柄表示器9又は第2特別図柄表示器10に変動停止すべき特別図柄としてハズレ図柄をセットする(ステップS42、S43)。
一方、大当たり乱数が大当たり乱数値に該当する場合、大当たり図柄乱数判定を行う(ステップS42、S44)。
大当たり図柄乱数判定は、ステップS15(図4)で格納した乱数のうちから大当たり図柄乱数を読み出し、大当たり図柄乱数が15R確変大当たりを指示する15R確変図柄に該当するか否か、2R確変大当たりを指示する2R確変図柄に該当するか否か、15R通常大当たりを指示する15R通常図柄に該当するか否か、2R通常大当たりを指示する2R通常図柄に該当するか否かを判定することによって行う(ステップS45、S46、S49)。
ここで、大当たり図柄乱数が15R確変図柄に該当する割合Aと、15R通常図柄に該当する割合Bと、2R確変図柄に該当する割合Cと、2R通常図柄に該当する割合Dは、第1始動口22への入賞による場合と、第2始動口23への入賞による場合とで異なり、例えば、図15(B)、(C)に示すように、第1始動口22への入賞による場合には、A:B:C:D=1/10:1/10:4/10:4/10に設定され、第2始動口23への入賞による場合には、A:B:C:D=4/10:4/10:1/10:1/10に設定される。換言すると、第1始動口22へ入賞するか第2始動口23へ入賞するかによって、遊技者に与える異なる4種類の利益、つまり、15R確変大当たり、15R通常大当たり、2R確変大当たり、2R通常大当たり間の発生割合が異なり、このような構成は、本発明にいう利益設定手段に対応する。
大当たり図柄乱数が15R確変図柄である場合、第1特別図柄表示器9又は第2特別図柄表示器10に変動停止すべき特別図柄として15R確変図柄をセットし(ステップS47)、大当たり図柄乱数が2R確変図柄である場合、第1特別図柄表示器9又は第2特別図柄表示器10に変動停止すべき特別図柄として2R確変図柄をセットし(ステップS48)、大当たり図柄乱数が15R通常図柄である場合、第1特別図柄表示器9又は第2特別図柄表示器10に変動停止すべき特別図柄として15R通常図柄をセットし(ステップS50)、大当たり図柄乱数が2R通常図柄である場合、第1特別図柄表示器9又は第2特別図柄表示器10に変動停止すべき特別図柄として2R通常図柄をセットし(ステップS51)、大当たり判定処理を終了する。
メイン制御基板50は、上述した大当たり判定処理(図5図示ステップS27)を終了した後、変動パターン選択処理を行う(ステップS28)。変動パターン選択処理は、第1特別図柄表示器9又は第2特別図柄表示器10に変動表示される特別図柄の変動時間の決定を行う。
次に、演出制御基板52に送信すべき変動開始コマンドであって、第1特別図柄表示器9又は第2特別図柄表示器10の変動時間、変動停止すべき特別図柄の種類(15R確変図柄、2R確変図柄、15R通常図柄、2R通常図柄又はハズレ図柄)、現在の遊技状態(確変遊技状態又は通常遊技状態)を示す変動開始コマンドをセットする(ステップS29)。
次に、第1特別図柄表示器9又は第2特別図柄表示器10における特別図柄の変動表示を開始させ(ステップS30)、変動時間の計測を開始し(ステップS31)、特別図柄処理を終了する。
一方、ステップS22において、第1特別図柄表示器9又は第2特別図柄表示器10において特別図柄が変動表示中であると判定された場合、変動時間が終了するまでの間は特別図柄処理を終了し(ステップS32)、変動時間が終了すると、演出制御基板52に送信すべき変動停止コマンドをセットし(ステップS32、S33)、第1特別図柄表示器9又は第2特別図柄表示器10における特別図柄の変動表示を停止させ(ステップS34)、変動時間をリセットし(ステップS35)、停止中処理を行い(ステップS36)、特別図柄処理を終了する。
<停止中処理>(図7)
停止中処理の内容を図7に示す。
図7において、遊技制御基板50は、第1特別図柄表示器9又は第2特別図柄表示器10で変動停止させた特別図柄が大当たり図柄であるか否かを判定し(ステップS61)、大当たり図柄である場合、15R確変図柄又は2R確変図柄であるか、又は、15R通常図柄又は2R通常図柄であるかを判定する(ステップS62)。大当たり図柄が15R確変図柄又は2R確変図柄である場合、確変遊技状態をセットし(ステップS63)、一方、大当たり図柄が15R通常図柄又は2R通常図柄である場合、通常遊技状態をセットする(ステップS64)。次に、演出制御基板52に送信すべき大当たり開始コマンドをセットし(ステップS65)、大当たり開始(大入賞口処理を開始させる大当たりフラグを立てる)を行い(ステップS66)、停止中処理を終了する。
(4)大入賞口処理(ステップS4、図8〜図10)
大入賞口処理の内容を図8〜図10に示す。
図8〜図10において、遊技制御基板50は、まず、大当たり中であるか否かを判定し(ステップS71)、大当たり中である場合、オープニング中であるか否かを判定する(ステップS72)。ここで、オープニング中とは、大当たりが発生してから大当たりの第1ラウンドが開始されるまでの期間をいう。
大当たり発生直後では、オープニング中となるため、次に、オープニング時間つまり、大当たり発生時点から大当たりの第1ラウンドの開始時点までの時間が経過したか否かを判定する(ステップS73)。
オープニング時間経過前は、ステップS71、ステップS72及びステップS73を繰り返し実行する。
その後、オープニング時間が経過すると、ラウンド数Rを「1」だけ加算する(ステップS74)。オープニング時間経過直後においては、それまでのラウンド数Rが「0」であるため、ステップS54における加算後のラウンド数Rは「1」となる。次に、大入賞口6に入賞した入賞個数Cを「0」にクリアする(ステップS75)。
次に、大入賞口ソレノイド57への通電を開始して大入賞口6を開放する(ステップS76)。
次に、予め設定した開放時間つまり、大入賞口6が開放状態を持続することができる時間が経過したか否かを判定する(ステップS77)。ここで、大入賞口6の開放時間は大当たりの種類によって異なり、15R確変大当たり及び15R通常大当たりの場合、比較的長時間に設定され、一方、2R確変大当たり及び2R通常大当たりの場合、遊技球の入賞が殆ど不可能な短時間に設定される。
大入賞口6が開放状態へ移行した直後においては、ステップS77の判定結果は「NO」となるため、次に、大入賞口6に入賞した入賞個数Cが所定値「9」であるか否かを判定し(ステップS78)、この判定結果は「NO」であることから、大入賞口処理を終了する。
次回のタイマ割込処理においては、ステップS72の判定結果は「NO」となり、大入賞口6が開放中であるか否かを判定し(ステップS79)、この判定結果が「YES」であることから、ステップS77に移行する。以後、ステップS77〜ステップS79、ステップS71、ステップS72を繰り返し実行する。
大当たりが15R確変大当たり又は15R通常大当たりの場合、ステップS77〜ステップS79、ステップS71、ステップS72を繰り返し実行している間、大入賞口6に遊技球が入賞するたびに、換言すると、大入賞口SW56が遊技球を検知するたびに、入賞個数Cは、「1」、「2」、‥と増加してゆく。なお、この入賞個数Cのカウントは、後述する大入賞口SW処理において説明する。そして、入賞個数Cが「9」になると、ステップS78の判定結果は「YES」となり、あるいは、入賞個数Cが「9」になる前に開放時間が経過すると、ステップS77の判定結果は「YES」となり、大入賞口ソレノイド57への通電を停止して大入賞口6を閉口する(ステップS80)。
一方、大当たりが2R確変大当たり又は2R通常大当たりの場合、大入賞口6の開放時間が短時間に設定されているため、入賞個数Cが略「0」のときに開放時間が経過し、大入賞口6は閉口する(ステップS80)。
次に、ラウンド数Rが「2」又は「15」に達したか否かを判定する(ステップS81)。この時点では、第1ラウンドでラウンド数Rは「1」であるため、ステップS81の判定結果は「NO」となり、大入賞口処理を終了する。
次回のタイマ割込処理においては、大入賞口6は開放中ではないためステップS79の判定結果は「NO」となり、次にエンディング中であるか否かを判定する(ステップS82)。ここで、エンディング中とは、大当たりが2R確変大当たり又は2R通常大当たりである場合には第2ラウンド、大当たりが15R確変大当たり又は15R通常大当たりである場合には第15ラウンドがそれぞれ終了した後に画像表示器4において大当たり終了演出が行われているときをいう。
この時点では、第1ラウンドの終了直後であることからステップS82の判定結果は「NO」となり、次にインターバル時間が経過したか否かを判定する(ステップS83)。ここで、インターバル時間とは、大入賞口6を閉口動作させた時点から次のラウンドを開始させるべく大入賞口6を開放動作させる時点までの、予め設定した遅延時間をいう。この時点では大入賞口6が閉口動作を開始した直後であるため、ステップS83の判定結果は「NO」となり、大入賞口処理を終了する。
次回以降のタイマ割込処理においては、インターバル時間が経過する前においては、ステップS71、ステップS72、ステップS79、ステップS82及びステップS83を繰り返し実行する。
その後、インターバル時間が経過すると、ステップS83の判定結果は「YES」となり、次にラウンド数Rを「1」だけ加算し、ラウンド数Rを「2」にし(ステップS74)、入賞個数Cを「0」にクリアし(ステップS75)、大入賞口6を開放動作し、第2ラウンドが開始される(ステップS76)。
第2ラウンドにおいても、上述した第1ラウンドにおける処理と同様な処理が行われ、入賞個数Cが「9」に達したとき、あるいは、入賞個数Cが「9」に達する前に開放時間が経過したとき、大入賞口6を閉口動作させる(ステップS77、S78、S80)。
大当たりが15R確変大当たり又は15R通常大当たりの場合、ステップS80の実行後は、第1ラウンドが終了したときと同様な処理が行われ、インターバル時間の経過を待って第3ラウンドが開始される。以後、第3ラウンド、第4ラウンド、‥第14ラウンドが行われ、第15ラウンドが終了すると、ステップS81の判定結果は「YES」となり、ラウンド数Rが「0」にクリアされ(ステップS84)、エンディングが開始される(ステップS85)。
一方、大当たりが2R確変大当たり又は2R通常大当たりの場合、第2ラウンドが終了するとステップS81の判定結果は「YES」となり、ラウンド数Rが「0」にクリアされ(ステップS84)、エンディングが開始される(ステップS85)。
その後、エンディング時間が経過すると(ステップS86)、始動口振分設定を行う(ステップS87)。
始動口振分設定は、大当たりが15R確変大当たりの場合、図14に示すパターンDを設定し、大当たりが15R通常大当たりの場合、図14に示すパターンAを設定し、大当たりが2R確変大当たりの場合、図14に示すパターンCを設定し、大当たりが2R通常大当たりの場合、図14に示すパターンBを設定する。
次に、当該大当たりが2R確変大当たり又は2R通常大当たりであり、この2R確変大当たり又は2R通常大当たりの終了か否かを判定し(ステップS88)、2R確変大当たり又は2R通常大当たりの終了の場合、可視・遮蔽部材27を遮蔽動作させるコマンドをセットし(ステップS89)、一方、2R確変大当たり又は2R通常大当たりの終了でなく、15R確変大当たり又は15R通常大当たりの終了である場合、可視・遮蔽部材27を可視動作させるコマンドをセットする(ステップS90)。
そして、大当たりを終了する(ステップS91)。
(5) 賞球処理(ステップS5)
賞球処理は、第1始動口22、第2始動口23、大入賞口6、普通入賞口7に遊技球が入賞した場合に、払出駆動モータ62を動作させ、所定個数の遊技球の払い出しを行うための処理を行う。
大入賞口6への遊技球の入賞に関する大入賞口SW(スイッチ)処理の内容を図11に示す。
図11において、遊技制御基板50は、大入賞口スイッチ60がオンすると(ステップS101)、大当たり中のときは入賞個数Cを「1」だけ加算し(ステップS102、ステップS103)、賞球15個コマンドをセットする(ステップS104)。
(6) 出力処理(ステップS6)
出力処理は、演出制御基板52及び払出制御基板55への各種コマンド送信などを行う。
以上説明したように、本実施形態のパチンコ遊技機は、第1始動口22及び第2始動口23と、2つの振分状態を択一的にとり得る始動口振分部材26であって、第1振分状態のときは、第1始動口22を開状態に保つと同時に第2始動口23を閉状態に保ち、第2振分状態のときは、第1始動口22を閉状態に保つと同時に第2始動口23を開状態に保つ始動口振分部材26と、第1始動口22及び第2始動口23のうちいずれの始動口へ入賞するかによって、遊技者に与える利益を異ならせる(15R確変大当たり、15R通常大当たり、2R確変大当たり、2R通常大当たり間の発生割合を異ならせる)利益設定手段(メイン制御基板50、ステップS45〜S51)と、始動口振分部材26の複数の振分パターン(パターンA〜D)に対応する複数の振分パターンデータ(図14図示タイミングチャートに対応するデータ)を有し、複数の振分パターンデータ(パターンA〜D)のうちから1つの振分パターンデータを選択し、該選択した振分パターンデータに基づいて始動口振分部材26の振分状態を制御する振分制御手段(メイン制御基板50、ステップS87)と、始動口振分部材26の振分状態を視認可能な可視状態及び視認不能な遮蔽状態に選択的に切替える可視・遮蔽部材27と、可視・遮蔽部材27の可視状態及び遮蔽状態を制御する可視・遮蔽状態制御手段(メイン制御基板50、ステップS89、S90)とを備える。
本実施形態のパチンコ遊技機によると、始動口振分部材26の振分状態によって第1始動口22のみに遊技球が入賞可能になる場合と第2始動口23のみに遊技球が入賞可能になる場合とが択一的に発生するようになり、また、第1始動口22に遊技球が入賞した場合と、第2始動口23に遊技球が入賞した場合とで、遊技者に与える利益を異ならせる(15R確変大当たり、15R通常大当たり、2R確変大当たり、2R通常大当たり間の発生割合を異ならせる、換言すると、大入賞口の総開放時間が長い大当たりと短い大当たりの発生割合を異ならせる)ようにしたため、遊技者が自分にとってより有利な遊技状態をもたらす始動口(第2始動口23)が開状態のときを狙って遊技球を発射する遊技状態を作り出すことができ、遊技の多様化を図ることができる。
また、本実施形態によると、可視・遮蔽部材27が振分状態を可視状態から遮蔽状態に切替えるタイミングは、大当たり発生後の遊技状態が高確率で大当たりの発生する確変大当たり(本実施形態では2R確変大当たり)及び大当たり発生後の遊技状態が低確率で大当たりの発生する通常大当たり(本実施形態では2R通常大当たり)であって、大入賞口6の開閉動作パターンが略同一となる確変大当たり及び通常大当たりの発生後(本実施形態では確変大当たり及び通常大当たり終了後であるが、確変大当たり及び通常大当たりの発生後であればよい。)である。
このように、大入賞口6の開閉動作パターンが略同一となる確変大当たり及び通常大当たりの発生後に、振分状態が遮蔽状態に切替わることにより、遊技者は、大入賞口6の開閉動作パターンを基に確変大当たりが発生したのか通常大当たりが発生したのかを認識することが困難な状況の下で、さらに、始動口振分部材26の振分パターンが視認できなくなることから、この振分パターンを基に大当たり発生後の遊技状態が確変遊技状態なのか通常遊技状態なのかを認識することができなくなる。このため、遊技の更なる多様化を図り、遊技者に対し、大当たり発生後の遊技を継続して行おうとする動機を与えることが期待できる。
なお、上記実施形態では、第1始動口22に遊技球が入賞した場合と、第2始動口23に遊技球が入賞した場合とで、15R確変大当たり、15R通常大当たり、2R確変大当たり、2R通常大当たり間の発生割合を異ならせるようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、第1始動口22に遊技球が入賞した場合と、第2始動口23に遊技球が入賞した場合とで、例えば、大当たり発生割合、又は、画像表示器4に表示される画像による演出であって、多数の遊技者が望む画像演出の発生割合を異ならせるよう構成してもよい。
本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の遊技盤の要部正面図である。 同パチンコ遊技機の電気系統のブロック図である。 図2図示のメイン制御基板が実行するタイマ割り込み処理の内容を表すフローチャートである。 図3図示のフローチャートにおける始動口SW処理の内容を表すフローチャートである。 図3図示のフローチャートにおける特別図柄処理の内容を表すフローチャートである。 図5図示のフローチャートにおける大当たり判定処理の内容を表すフローチャートである。 図5図示のフローチャートにおける停止中処理の内容を表すフローチャートである。 図3図示のフローチャートにおける大入賞口処理の内容を図9及び図10と共に表すフローチャートである。 図3図示のフローチャートにおける大入賞口処理の内容を図8及び図10と共に表すフローチャートである。 図3図示のフローチャートにおける大入賞口処理の内容を図8及び図9と共に表すフローチャートである。 図3図示のフローチャートにおける賞球処理の一部を構成する大入賞口SW処理の内容を表すフローチャートである。 始動口振分部材の振分状態が視認不能な状態を表した始動入賞装置の正面図である。 始動口振分部材の振分状態が視認可能な状態を表した始動入賞装置の正面図であって、(A)は、始動口振分部材が第1振分状態にあるときの正面図、(B)は、始動口振分部材が第2振分状態にあるときの正面図である。 始動口振分部材の振分パターンの説明図である。 大当たりの種類ごとの発生割合及び振分パターンの説明図である。
符号の説明
22 第1始動口
23 第2始動口
26 始動口振分部材
27 可視・遮蔽部材
ステップS89、S90 可視・遮蔽状態制御手段(メイン制御基板)
ステップS45〜S51 利益設定手段(メイン制御基板)
ステップS87 振分制御手段(メイン制御基板)

Claims (3)

  1. 第1始動口及び第2始動口と、
    2つの振分状態を択一的にとり得る始動口振分部材であって、第1振分状態のときは、前記第1始動口を開状態に保つと同時に第2始動口を閉状態に保ち、第2振分状態のときは、前記第1始動口を閉状態に保つと同時に前記第2始動口を開状態に保つ始動口振分部材と、
    前記第1始動口及び前記第2始動口のうちいずれの始動口へ入賞するかによって、遊技者に与える利益を異ならせる利益設定手段と、
    前記始動口振分部材の複数の振分パターンに対応する複数の振分パターンデータを有し、前記複数の振分パターンデータのうちから1つの振分パターンデータを選択し、該選択した振分パターンデータに基づいて前記始動口振分部材の振分状態を制御する振分制御手段と、
    前記始動口振分部材の振分状態を視認可能な可視状態及び視認不能な遮蔽状態に選択的に切替える可視・遮蔽部材と、
    前記可視・遮蔽部材の可視状態及び遮蔽状態を制御する可視・遮蔽状態制御手段と
    を備えることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記利益は、大入賞口の総開放時間が長い大当たりと短い大当たりの発生割合であることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記可視・遮蔽部材が前記振分状態を可視状態から遮蔽状態に切替えるタイミングは、大当たり発生後の遊技状態が高確率で大当たりの発生する確変大当たり及び大当たり発生後の遊技状態が低確率で大当たりの発生する通常大当たりであって、大入賞口の開閉動作パターンが略同一となる確変大当たり及び通常大当たりの発生後であることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
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