JP2014140530A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】どちらの図柄変動ゲームで大当りが生起されるのか注目させて、遊技者の興趣を向上させること。
【解決手段】特別入球口に入球した遊技球を、シーソーによって第1始動入賞口又は第2始動入賞口に交互に振り分けるようにした。これにより、変短状態中であっても、第1,第2特図変動ゲームの実行確率に偏りが生じない。また、第2特図変動ゲームにおいて非確変大当りや確変上限回数などを設定しなくても、確変状態中、第1特図変動ゲームの大当り抽選に当選した際には確変状態を終了させられる。また、第2特図変動ゲームの大当り抽選に当選すれば、確変状態が継続し易いので、第1特図変動ゲームによって確変状態を終了させるか、第2特図変動ゲームによって確変状態を継続させるかといった新しいゲーム性を創出できる。
【選択図】図9

Description

本発明は、図柄変動ゲームの始動条件を付与する始動手段が複数設けられ、始動手段への入球に基づいて図柄変動ゲームを実行させる遊技機に関する。

従来、遊技機の一種であるパチンコ遊技機には、入球率向上機能が搭載されている(例えば、特許文献1)。入球率向上機能は、大当り遊技終了後に、単位時間あたりの検知手段(後に詳述する第2検知手段)への遊技球の入球確率を向上させる入球率向上状態を付与する機能である。入球率向上状態は、単位時間あたりの検知手段への遊技球の入球確率が増加することで、大当り抽選の権利を獲得し易くなることから、遊技者にとって有利な状態となり得る。

特許文献1のパチンコ遊技機では、第1図柄変動ゲームの始動条件を付与する第1検知手段と、第2図柄変動ゲームの始動条件を付与する第2検知手段と、を備えている。第1検知手段は、常時開口している一方で、第2検知手段は、第2検知手段への遊技球の入球を許容する開閉部材を備えており、入球率向上状態中に開口し易くなる。

特開2010−99230号公報

入球率向上状態が付与されている場合、第1検知手段よりも第2検知手段に遊技球が入球し易くなるため、主として第2図柄変動ゲームが実行され易い。その一方で、入球率向上状態が付与されていない場合、第2検知手段よりも第1検知手段に遊技球が入球し易いため、主として第1図柄変動ゲームが実行され易い。つまり、入球率向上状態が付与されている場合といない場合とで、何れか一方の図柄変動ゲームの実行確率に偏りが生じてしまい、遊技者に単調な印象を抱かせてしまう虞があった。

この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、どちらの図柄変動ゲームで大当りが生起されるのか注目させて、遊技者の興趣を向上させることができる遊技機を提供することにある。

上記問題点を解決する遊技機は、第1図柄を変動させて行う第1図柄変動ゲーム及び前記第1図柄とは異なる第2図柄を変動させて行う第2図柄変動ゲームを表示する表示手段を備えた遊技機において、遊技球の検知に基づき前記第1図柄変動ゲームの始動条件を付与する第1検知手段と、遊技球の検知に基づき前記第2図柄変動ゲームの始動条件を付与する第2検知手段と、遊技球を検知する第3検知手段と、前記第3検知手段で遊技球が検知されたことを契機に、特別入球口を拡大するように開放される開閉部材を開放させるか否かの開放抽選を実行する開放抽選実行手段と、前記特別入球口に入球した遊技球を、前記第1検知手段又は前記第2検知手段に振分可能な振分部材と、前記第1図柄変動ゲーム又は前記第2図柄変動ゲームを前記表示手段に表示させるように制御するゲーム制御手段と、を備え、前記第1図柄変動ゲームと前記第2図柄変動ゲームでは、図柄変動ゲームの演出内容又は付与され得る大当りの内容が異なるように設定されていることを要旨とする。

上記遊技機について、大当り遊技中に開放され、遊技球が入球可能な第1特別入賞手段と、大当り遊技中に開放され、遊技球が入球可能な第2特別入賞手段と、大当りか否かの大当り抽選に当選した場合、付与する大当り遊技の種類を決定する大当り決定手段と、前記第2特別入賞手段への遊技球の入球により当該遊技球を検知可能な付与決定契機手段と、前記付与決定契機手段での遊技球の検知を契機として、前記大当り決定手段が決定した大当り遊技の種類に定められた特典を大当り遊技終了後に付与する特典付与手段と、を備え、前記大当り決定手段が決定可能な大当りには、前記第1特別入賞手段を開放させる第1大当りと、少なくとも一部のラウンド遊技を前記第2特別入賞手段を開放させて行う第2大当りと、を含み、前記大当り決定手段は、前記第1図柄変動ゲームにおける大当り抽選に当選した場合、前記第1大当り又は前記第2大当りのいずれかを決定する一方で、前記第2図柄変動ゲームにおける大当り抽選に当選した場合、前記第1図柄変動ゲームにおける大当り抽選に当選した場合に比して、前記第2大当りを高確率で決定することが好ましい。

上記遊技機について、前記第1特別入賞手段と前記第2特別入賞手段は、同一流下経路上に配設されることが好ましい。
上記遊技機について、前記特典は、大当り遊技終了後、前記大当り抽選に当選する確率を低確率から高確率に変動させる確率変動状態であって、前記第1図柄変動ゲーム又は前記第2図柄変動ゲームにおける大当り抽選に当選し、前記第2大当りが決定された場合、前記第2特別入賞手段が開放するまでの間に、前記第2特別入賞手段が開放する旨を報知する報知手段を備えたことが好ましい。

本発明によれば、どちらの図柄変動ゲームで大当りが生起されるのか注目させて、遊技者の興趣を向上させることができる。

パチンコ遊技機の機表側を示す正面図。 遊技盤を示す正面図。 (a)は、遊技盤の平面図、(b)は、中央転動路、左転動路及び右転動路を示す正面図。 (a),(b)は、左転動路又は右転動路に遊技球が振分けられる様子を示す模式図。 (a),(b)は、大当りの種類を説明する説明図。 パチンコ遊技機の電気的構成を示すブロック図。 特別図柄入力処理の流れを示すフローチャート。 特別図柄開始処理の流れを示すフローチャート。 パチンコ遊技機で行われるゲームの流れを示すタイミングチャート。 (a),(b)は、第2の実施形態における中央転動路、左転動路及び右転動路を示す正面図。 (a),(b)は、第3の実施形態における中央転動路、左転動路及び右転動路を示す正面図。 (a)〜(c)は、振分装置の変更例を示す模式図。

(第1の実施形態)
以下、パチンコ遊技機の第1の実施形態を図1〜図9に従って説明する。
図1には、パチンコ遊技機1が略示されており、パチンコ遊技機1の機体の外郭をなす外枠Y1の開口前面側には、各種の遊技用構成部材をセットする縦長方形の中枠Y2が開放及び着脱自在に組み付けられているとともに、中枠Y2の前面側には前枠Y3が開閉及び着脱自在に組み付けられている。前枠Y3は、図1に示すようにパチンコ遊技機1を機正面側から見た場合において、中枠Y2に重なるように組み付けられている。前枠Y3は、遊技球を貯留可能な上皿Y4を一体成形した構成とされているとともに、裏面側には、機内部に配置された遊技盤10を保護するガラス支持枠が組み付けられている。また、中枠Y2の前面側であって前枠Y3の下部には、上皿Y4から溢れ出た遊技球を貯留する下皿Y5が装着されているとともに、下皿Y5の右方には、遊技球を遊技盤10に発射させる際に遊技者によって回動操作される遊技球発射用の発射ハンドルHDが装着されている。

遊技者が発射ハンドルHDを把持して回動操作すると、上皿Y4に貯留されている遊技球が1球ずつ機内部に取り込まれ、遊技盤10に向けて発射される。遊技盤10に向けて発射される遊技球は、発射ハンドルHDの回動量に応じて発射の強弱が設定される。

次に、図2に従って、遊技盤10の構成を詳しく説明する。
図2に示すように、遊技盤10の前面には、発射ハンドルHDの操作によって発射された遊技球を誘導し、かつパチンコ遊技の主体となるほぼ円形の遊技領域10aを形成する誘導レールYRが円形渦巻き状に敷設されている。この誘導レールYRによって遊技盤10には、該遊技盤10の左下方から左上方に向かって延びる遊技球の発射レールとしての誘導路YRaが形成されるとともに、誘導レールYRの内側に遊技領域10aが形成される。また、遊技盤10の前面であって誘導レールYRの外側となる遊技領域10a外は、パチンコ遊技に直接関与しない非遊技領域10bとされている。また、遊技盤10は、透過性を有するアクリル板で構成されている。

図1に示すように、パチンコ遊技機1の遊技盤10のほぼ中央には、各種の表示装置や各種の飾りを施した表示枠体(センター役物)HWが装着されている。表示枠体HWの略中央には、正面視横長矩形に開口するセット口HWaが形成されており、当該セット口HWaに整合して表示枠体HWには液晶ディスプレイ型の画像表示部GHを有する表示手段としての演出表示装置11が装着されている。

また、演出表示装置11の左下方には、7セグメント型の第1特別図柄表示装置12aが配設されている。また、演出表示装置11の右下方には、7セグメント型の第2特別図柄表示装置12bが配設されている。特別図柄表示装置12a,12bでは、特別図柄(以下、「特図」と示す)を変動させて表示する図柄変動ゲームが行われる。特図は、大当りか否かの内部抽選(大当り抽選)の結果を示す報知用の図柄である。以下、第1特別図柄表示装置12aの図柄変動ゲームを「第1特図変動ゲーム」と示し、第1特図変動ゲームで用いる特図(第1図柄)を「特図1」と示す。また、第2特別図柄表示装置12bの図柄変動ゲームを「第2特図変動ゲーム」と示し、第2特図変動ゲームで用いる特図(第2図柄)を「特図2」と示す。また、以下の説明で、第1特図変動ゲームと第2特図変動ゲームを纏めて示す場合には「特図変動ゲーム」と示す。また、以下の説明で、単に「特図」と示す場合には、特図1と特図2の両図柄を示すものとする。

特別図柄表示装置12a,12bには、複数種類(本実施形態では、101種類)の特図の中から、大当り抽選の抽選結果に応じて選択された特図が、特図変動ゲームの終了によって確定停止表示される。101種類の特図は、大当りを認識し得る図柄となる100種類の大当り図柄(大当り表示結果に相当する)と、はずれを認識し得る図柄となる1種類のはずれ図柄とに分類される。大当り図柄が確定停止表示された場合、遊技者には、大当り遊技が付与される。

また、演出表示装置11には、図柄列毎に複数種類の飾り図柄(飾図)が表示される。そして、各図柄列は、図柄変動ゲームが開始すると、所定の変動方向に図柄の変動(縦スクロール変動)が開始される。

演出表示装置11は、特別図柄表示装置12a,12bに比較して大きい表示領域で構成されるとともに、飾図は特図に比較して遥かに大きく表示される。このため、遊技者は、演出表示装置11に確定停止表示された飾図から大当り又ははずれを認識し得る。そして、演出表示装置11には、特図変動ゲームの表示結果に応じた表示結果が表示される。特図変動ゲームで大当り図柄(大当り表示結果)が確定停止表示される場合には、演出表示装置11にも大当り図柄(大当り表示結果)が確定停止表示される。本実施形態において、飾図による大当り図柄は、全列の図柄が同一図柄となる図柄組み合わせ([222],[777]など)とされている。

また、特図変動ゲームではずれ図柄(はずれ表示結果)が確定停止表示される場合には、演出表示装置11にもはずれ図柄(はずれ表示結果)が確定停止表示される。本実施形態において、飾図によるはずれ図柄は、全列の図柄が異なる図柄となる図柄組み合わせ([135],[246]など)、又は1列の図柄が他の2列の図柄とは異なる図柄となる図柄組み合わせ([151],[767]など)とされている。

また、演出表示装置11では、遊技者側から見て左列→右列→中列の順に図柄列の変動が停止するとともに、変動停止によって図柄列毎に飾図が一旦停止表示される。そして、本実施形態では、特定の複数列(左右の2列)の図柄が同一図柄となる図柄組み合わせが、リーチの図柄組み合わせとなる。図柄の変動が停止するとは、演出表示装置11において図柄が停止表示されている状態を示す。そして、停止表示には、図柄がゆれ変動状態で表示されている一旦停止表示と、図柄が確定停止している確定停止表示とがある。本実施形態では、複数の図柄列のうち左列が第1停止列、右列が第2停止列、中列が第3停止列(最終停止列)となり、左列及び右列がリーチを形成するリーチ形成列となる。以下、第1特図変動ゲームに対応する飾図の図柄変動ゲーム、及び第1特図変動ゲームを纏めて「第1図柄変動ゲーム」と示す場合がある。また、第2特図変動ゲームに対応する飾図の図柄変動ゲーム、及び第2特図変動ゲームを纏めて「第2図柄変動ゲーム」と示す場合がある。また、以下の説明で、単に「図柄変動ゲーム」と示す場合には、第1図柄変動ゲームと第2図柄変動ゲームの両方のゲームを示すものとする。

また、演出表示装置11の下方には、遊技球が入球するための特別入球口14が配設されている。また、特別入球口14は、電動役物ソレノイドSOL1(図6に示す)の作動により開閉動作を行う開閉部材としての開閉ベロ15を備えている。開閉ベロ15は、遊技盤10の前後方向に動作可能に構成されている。特別入球口14は、開閉ベロ15が遊技盤10の奥方に収容されることにより入口が拡大されて遊技球が入球し易い開状態とされる一方で、開閉ベロ15が遊技盤10の前方に突出されることにより入口が拡大されずに遊技球が入球し難い閉状態とされる。

また、図3(a),(b)に示すように、特別入球口14の奥方には、特別入球口14に入球した遊技球が転動する筒状の通路Tdが形成されている。通路Tdは、遊技盤10の裏側に形成されている。また、通路Tdは、中央転動路T、左転動路16及び右転動路17によって構成される。中央転動路T、左転動路16、及び右転動路17は、1個の遊技球が転動可能な大きさの筒状で形成されている。そして、上下方向において直線状に配置された中央転動路Tの最下流には、中央転動路Tの上流と連通する左転動路16と右転動路17が分岐形成されている。したがって、特別入球口14に入球した遊技球は、最初に中央転動路Tを転動し、その後、左転動路16又は右転動路17を転動する。

左転動路16の下流には、左転動路16を転動した遊技球を検知する第1検知手段としての第1始動口スイッチSW1(図6に示す)が配設されている。本実施形態では、左転動路16を転動した遊技球を第1始動口スイッチSW1で検知することにより、第1特図変動ゲームの始動条件を付与し得るとともに、予め定めた個数の遊技球を賞球として払い出す。一方、右転動路17の下流には、右転動路17を転動した遊技球を検知する第2検知手段としての第2始動口スイッチSW2(図6に示す)が配設されている。本実施形態では、右転動路17を転動した遊技球を第2始動口スイッチSW2で検知することにより、第2特図変動ゲームの始動条件を付与し得るとともに、予め定めた個数の遊技球を賞球として払い出す。

また、図3(a),(b)及び図4(a),(b)に示すように、中央転動路Tの最下流であって、左転動路16及び右転動路17の間には、中央転動路Tを転動した遊技球を左転動路16又は右転動路17に振分可能となるように揺動する振分部材としてのシーソー20が配設されている。シーソー20は、左転動路16及び右転動路17の間に左右方向に揺動可能に固定されている。シーソー20は、矩形板状の底板20aと、底板20aの長手方向における中心線上で底板20aと直交する方向に延びる仕切り板20bと、によって構成される。そして、中央転動路Tを転動した遊技球が仕切り板20bを挟んで底板20aの左方(遊技者側から視認した場合)又は右方(遊技者側から視認した場合)に載ることで、遊技球の自重によって、シーソー20が左振分位置(図4(a)に示す)と右振分位置(図4(b)に示す)との間で変位可能に配設されている。左振分位置は、中央転動路Tを転動した遊技球を左転動路16へ振り分ける位置となる。また、右振分位置は、中央転動路Tを転動した遊技球を右転動路17へ振り分ける位置となる。

図4(a)に示すように、シーソー20が左振分位置に傾いている状態で遊技球が中央転動路Tを転動した場合、該遊技球は底板20aの右方に載り、停留されることになる。よって、左振分位置に傾いているシーソー20は、底板20aの右方に停留されている遊技球の自重によって右方に傾き、右振分位置に傾くことになる。

一方、図4(b)に示すように、シーソー20が右振分位置に傾いている状態で遊技球が中央転動路Tを転動した場合、該遊技球は底板20aの左方に載り、停留されることになる。よって、右振分位置に傾いているシーソー20は、底板20aの左方に停留されている遊技球の自重によって左方に傾き、左振分位置に傾くことになる。

このようなシーソー20の左右方向への揺動により、左転動路16と右転動路17とが交互に中央転動路Tと連通状態とされるため、特別入球口14に入球した際には、第1特図変動ゲームの始動条件と第2特図変動ゲームの始動条件が交互に生起されることになる。なお、シーソー20は、遊技球が転動したことによって一度傾いた状態となると、その傾いた状態を保持させる機構を備えている。該機構は、例えば、シーソー20に鉄芯を埋め込む一方で、遊技盤10の裏側におけるシーソー20の近傍に磁石を配置するなどして構成されても良い。このような場合、シーソー20が一度傾くと、その傾き状態が鉄芯と磁石によって保持されることになり、シーソー20の振動などによってその傾き状態が解除されることがなくなる。また、シーソー20に係合する係合棒などを突出させ、シーソー20と係合棒の係合によってシーソー20の傾き状態を保持させるようにしても良い。

また、遊技盤10において、演出表示装置11の左下方には、遊技球が入球するための通常入球口21aを有する通常始動入賞口21が配設されている。通常始動入賞口21は、遊技球の入球を許容し得るように通常入球口21aを常時開放させた構成とされている。さらに、通常始動入賞口21に入球した遊技球が、第1始動口スイッチSW1で検知されるよう、左転動路16に誘導路22が連通されている。これにより、本実施形態のパチンコ遊技機1では、第1始動口スイッチSW1で通常始動入賞口21に入球した遊技球を検知することにより、第1特図変動ゲームの始動条件を付与し得るとともに、予め定めた個数の遊技球を賞球として払い出す。

そして、左転動路16及び右転動路17を転動した遊技球は、パチンコ遊技機1の外部へ排出される。前述したように、遊技盤10は、透過性を有するアクリル板で構成されているため、中央転動路T、左転動路16、右転動路17、シーソー20及び誘導路22を遊技者が視認可能となっている。

また、本実施形態では、開閉ベロ15が遊技盤10の奥方に収容されて特別入球口14が開放状態とならない限り右転動路17に遊技球が誘導されず、第2特図変動ゲームの始動条件が付与されない。その一方で、特別入球口14とは別に、第1始動口スイッチSW1と連通するとともに常時入口が開口された通常始動入賞口21が配設されている。これにより、通常始動入賞口21に遊技球が入球したのであれば、特別入球口14が閉鎖状態を維持している場合であっても、第1始動口スイッチSW1で遊技球の入球が検知可能であるため、第1特図変動ゲームの始動条件が付与され得る。

また、第1特別図柄表示装置12aの下方には、複数個の第1特図保留発光部を備えた第1特別図柄保留表示装置13aが配設されている。第1特別図柄保留表示装置13aは、機内部で記憶した第1特図変動ゲーム(特1)用の始動保留球(第1始動保留球)の記憶数を遊技者に報知する。以下、第1特図変動ゲーム(特図1)用の始動保留球の記憶数を「第1保留記憶数」と示す。第1保留記憶数は、第1始動口スイッチSW1で遊技球が検知されることで「1」加算される一方で、第1特図変動ゲームの開始により「1」減算される。したがって、第1特図変動ゲーム中に第1始動口スイッチSW1で遊技球が検知されると、第1保留記憶数は更に加算されるとともに、所定の上限数(本実施形態では「4」)まで累積される。第1保留記憶数は、実行保留中の第1特図変動ゲームの実行回数を示す。

第2特別図柄表示装置12bの下方には、複数個の第2特図保留発光部を備えた第2特別図柄保留表示装置13bが配設されている。第2特別図柄保留表示装置13bは、機内部で記憶した第2特図変動ゲーム(特図2)用の始動保留球(第2始動保留球)の記憶数を遊技者に報知する。以下、第2特図変動ゲーム用の始動保留球の記憶数を「第2保留記憶数」と示す。第2保留記憶数は、第2始動口スイッチSW2で遊技球が検知されることで「1」加算される一方で、第2特図変動ゲームの開始により「1」減算される。したがって、第2始動口スイッチSW2で遊技球が検知されると、第2保留記憶数は更に加算されるとともに、所定の上限数(本実施形態では「4」)まで累積される。第2保留記憶数は、実行保留中の第2特図変動ゲームの実行回数を示す。

また、特別入球口14の右方には、上大入賞口ソレノイドSOL2(図6に示す)の作動により開閉動作を行う上大入賞口扉23aを備えた第1特別入賞手段としての上大入賞口23が配設されている。上大入賞口23の奥方には、入球した遊技球を検知する上カウントスイッチSW3(図6に示す)が配設されている。本実施形態のパチンコ遊技機1では、上カウントスイッチSW3で上大入賞口23に入球した遊技球を検知することにより、予め定めた個数の遊技球を賞球として払い出す。

また、上大入賞口23の下方には、下大入賞口ソレノイドSOL3(図6に示す)の作動により開閉動作を行う下大入賞口扉24aを備えた第2特別入賞手段としての下大入賞口24が配設されている。下大入賞口24の奥方には、入球した遊技球を検知する下カウントスイッチSW4(図6に示す)が配設されている。本実施形態のパチンコ遊技機1では、下カウントスイッチSW4で下大入賞口24に入球した遊技球を検知することにより、予め定めた個数の遊技球を賞球として払い出す。

また、遊技盤10の裏側において、下カウントスイッチSW4よりも下流には、下大入賞口24に入球した遊技球が転動する筒状の転動路(図示せず)が形成されている。そして、この転動路には、該転動路を転動した遊技球を検知する特典スイッチSW5(図6に示す)が配設されている。本実施形態のパチンコ遊技機1では、特典スイッチSW5で下大入賞口24に入球した遊技球を検知することにより、遊技者にとって有利な特典が付与される。そして、この転動路を転動した遊技球は、パチンコ遊技機1の外部へ排出される。また、本実施形態では、一度、特典スイッチSW5で遊技球が検知されたのであれば、同一のラウンド遊技内で、再度、特典スイッチSW5で検知されたとしても、新たに特典は付与されないようになっている。また、本実施形態では、下大入賞口24には特典スイッチSW5が配設されているが、上大入賞口23には特典スイッチSW5が配設されていない。よって、上大入賞口23を遊技球が通過しても、特典が付与されないことになる。

また、第2特別図柄保留表示装置13bの右上方には、普通図柄表示装置25が配設されている。普通図柄表示装置25では、複数種類の普通図柄(以下、「普図」と示す)を変動させて表示する普通図柄変動ゲーム(以下、「普図ゲーム」と示す)が行われる。普図は、普図当りか否かの内部抽選(普図当り抽選)の結果を示す報知用の図柄である。普図は、特別入球口14を開放状態とする普通当り遊技を付与するか否か、つまり、普通当りか否かの内部抽選(普図当り抽選又は開放抽選)の抽選結果を示す報知用の図柄である。また、普図ゲームは、普図当り抽選の抽選結果を導出するために行われる。そして、普図当り抽選に当選すると、開閉ベロ15が遊技盤10の奥方に収容されることで特別入球口14へ遊技球を入球させ易くなる。

また、演出表示装置11の左方には、作動ゲート26が配設されている。作動ゲート26の奥方には、通過した遊技球を検知する第3検知手段としてのゲートスイッチSW6(図6に示す)が配設されている。作動ゲート26は、通過した遊技球をゲートスイッチSW6で検知することにより、普図ゲームの始動条件を付与し得る。

また、普通図柄表示装置25の下方には、複数個の普通保留発光部を備えた普通図柄保留表示装置27が配設されている。普通図柄保留表示装置27は、機内部で記憶した普図用の始動保留球の記憶数(以下、「普図保留記憶数」という)を遊技者に報知する。普図保留記憶数は、遊技盤10に配設した作動ゲート26に遊技球が入球することで1加算される一方、普図柄ゲームの開始によって1減算される。したがって、普図ゲーム中に作動ゲート26に遊技球が入球すると、普図保留記憶数は更に加算されるとともに、所定の上限数(本実施形態では、4個)まで累積される。なお、普図保留記憶数は、実行が保留されている普図ゲームの数を示す。

本実施形態のパチンコ遊技機1は、第1特図変動ゲームと第2特図変動ゲームとが同時に実行されず、始動条件が成立した順に、第1特図変動ゲーム又は第2特図変動ゲームが実行されるようになっている。なお、特図変動ゲームと普図ゲームとは同時に実行可能である。

また、遊技盤10では、矢印Y1に示すように、遊技者から見て遊技領域10aの左方領域を遊技球が転動した場合、遊技球は、作動ゲート26、通常始動入賞口21、又は特別入球口14に入球可能であるが、上大入賞口23又は下大入賞口24に入球不能となるように配置されている。同様に、矢印Y2に示すように、遊技者から見て遊技領域10aの右方領域を遊技球が転動した場合、遊技球は、上大入賞口23又は下大入賞口24に入球可能であるが、作動ゲート26、通常始動入賞口21又は特別入球口14に入球不能となるように配置されている。

また、作動ゲート26、通常始動入賞口21、及び特別入球口14は、同一の流下経路上に位置するように配置されている。このため、発射ハンドルHDの操作量(遊技球の発射強度)を大幅に変更しなくても、作動ゲート26、通常始動入賞口21、又は特別入球口14に遊技球を入球可能である。同様に、上大入賞口23及び下大入賞口24は、同一の流下経路上に位置するように配置されている。このため、発射ハンドルHDの操作量を大幅に変更しなくても、上大入賞口23又は下大入賞口24に遊技球を入球可能である。

また、本実施形態のパチンコ遊技機1は、確率変動(以下、「確変」と示す)機能を備えている。確変機能は、大当り遊技終了後に大当り抽選の抽選確率を低確率から高確率に変動させる確変状態(確率変動状態)を付与する機能である。本実施形態において確変状態は、確変状態となってから予め定められた確変上限回数(本実施形態では、10000回)の図柄変動ゲームが終了するまでの間、若しくは、確変上限回数に到達する前に大当りが生起されるまでの間、継続する。確変状態は、大当り抽選の抽選確率が高確率に変動して大当りが生起され易くなるため、遊技者にとって有利な状態となり得る。なお、10000回の図柄変動ゲームが終了するよりも、10000回に到達する前に大当り抽選に当選する確率の方が高い場合があるので、本実施形態における確変状態は、次回大当り抽選に当選するまでの間、付与されるとも言い換えることができる。

また、本実施形態のパチンコ遊技機1では、大当り遊技の終了後に、遊技者に有利な入球率向上状態が付与される。入球率向上状態中は、開閉ベロ15が遊技者にとって有利に動作し、単位時間あたりの特別入球口14への入球率が向上するため、遊技者にとって有利な状態となり得る。具体的には、入球率向上状態中に普図当り抽選に当選した際、入球率向上状態が付与されていないとき(以下、「非入球率向上状態」と示す)とは異なる動作パターン、かつ多い回数で開閉ベロ15が開閉動作する。また、入球率向上状態では、普図当り抽選に当選した際、1回の普図当り抽選に当選したことに基づく開閉ベロ15の開放時間が、非入球率向上状態中に比して長くなる。また、入球率向上状態では、普図当り抽選の抽選結果を導出する普図ゲームの変動時間が、非入球率向上状態中と比べて短縮される。また、入球率向上状態では、普図当り抽選の抽選確率が低確率から高確率に変動する。

本実施形態において入球率向上状態は、予め定めた入球率向上上限回数(本実施形態では10000回又は50回)の図柄変動ゲームが終了する迄の間、又は入球率向上上限回数に達する前に大当りが生起される迄の間、付与される。入球率向上状態は、開閉ベロ15の単位時間あたりの開放時間の増加を伴う開放時間増加状態であって、普図ゲームの変動時間が短縮される変動時間短縮状態でもある。なお、以下の説明では、説明の便宜上、「入球率向上状態」を「変短状態」と示す。

次に、図5に基づき、本実施形態のパチンコ遊技機1に規定する大当りの種類について説明する。
大当り遊技は、第1特別図柄表示装置12a又は第2特別図柄表示装置12bに大当り図柄が確定停止表示された後、開始される。大当り遊技が開始するとオープニング時間として設定される時間が経過するまでの間、演出表示装置11にて所定のオープニング演出が行われる。また、オープニング時間として設定される時間の経過後は、上大入賞口23又は下大入賞口24が開放されるラウンド遊技が予め定めた規定ラウンド数を上限(本実施形態では、15ラウンド)として複数回行われる。1回のラウンド遊技中に大入賞口23,24は、規定個数(入球上限個数、本実施形態では9球)の遊技球が入球するまでの間、又は規定時間(ラウンド遊技時間)が経過するまでの間、開放する。また、ラウンド遊技中は、演出表示装置11にて所定のラウンド演出が行われる。そして、予め定めた規定ラウンド数のラウンド遊技の終了後には、エンディング時間として設定される時間が経過するまでの間、演出表示装置11にて所定のエンディング演出が行われる。

図5(a),(b)に示すように、本実施形態のパチンコ遊技機1では、大当り抽選に当選した場合、3種類の大当りの中から1つの大当りが決定される。そして、決定された大当りの種類に対応付けられた開閉態様で大入賞口23,24の開放及び閉鎖が制御されることにより大当り遊技が生起される。それとともに、大当り遊技の終了後は、決定された大当りの種類に対応付けられた遊技状態となる。そして、3種類の大当りのうち何れの種類が決定されるかは、大当り抽選に当選した場合に決定される特図(大当り図柄)の種類に応じて決定される。

図5(a)に示すように、第1特別図柄表示装置12aに確定停止表示される大当り図柄は、「特図Za1」又は「特図Za2」の2種類である。一方、図5(b)に示すように、第2特別図柄表示装置12bに確定停止表示される大当り図柄は、「特図Zb」の1種類である。

図5(a)に示すように、特図Za1が第1特別図柄表示装置12aに確定停止表示されたときに生起される大当り遊技は、規定ラウンド数として「15回」が設定された大当り遊技である。以下、特図Za1が第1特別図柄表示装置12aに確定停止表示されたときに生起される大当り遊技を「特図Za1に対応する大当り遊技」という。また、特図Za1に対応する大当りには、1回目〜15回目(図5(a),(b)では、「1R〜15R」と示す)のラウンド遊技では上大入賞口23を開放させることが定められている。また、特図Za1に対応する大当り遊技を構成する全て(1回目〜15回目)のラウンド遊技のラウンド遊技時間は、「25秒」に定められている。

また、特図Za2が第1特別図柄表示装置12aに確定停止表示されたときに生起される大当り遊技は、規定ラウンド数として「15回」が設定された大当り遊技である。以下、特図Za2が第1特別図柄表示装置12aに確定停止表示されたときに生起される大当り遊技を「特図Za2に対応する大当り遊技」という。また、特図Za2に対応する大当りには、1回目〜14回目のラウンド遊技では上大入賞口23を開放し、15回目のラウンド遊技では下大入賞口24を開放させることが定められている。また、特図Za2に対応する大当り遊技を構成する1回目〜15回目のラウンド遊技のラウンド遊技時間は「25秒」に定められる。

また、特図Zbが第2特別図柄表示装置12bに確定停止表示されたときに生起される大当り遊技は、規定ラウンド数として「15回」が設定された大当り遊技である。以下、特図Zbが第2特別図柄表示装置12bに確定停止表示されたときに生起される大当り遊技を「特図Zbに対応する大当り遊技」という。また、特図Zbに対応する大当りには、1回目〜14回目のラウンド遊技では上大入賞口23を開放し、15回目のラウンド遊技では下大入賞口24を開放させることが定められている。また、特図Zbに対応する大当り遊技を構成する全てのラウンド遊技のラウンド遊技時間は、「25秒」に定められている。

因みに、第1特別図柄表示装置12aに確定停止表示させる大当り図柄を決定する場合、50%の確率で特図Za1が、50%の確率で特図Za2が決定される。その一方で、第2特別図柄表示装置12bに確定停止表示させる大当り図柄を決定する場合、100%の確率で特図Zbが決定される。よって、第2特図変動ゲームで大当り抽選に当選した場合、第1特図変動ゲームに比して、下大入賞口24を開放させる大当り遊技が高確率で決定され易いことになる。

なお、本実施形態では、大入賞口毎に遊技者に払い出される賞球数が異なっている。具体的に説明すると、上大入賞口23に遊技球が1球入球する度に「15球」の遊技球が賞球として払い出される一方で、下大入賞口24に遊技球が1球入球する度に「9球」の遊技球が賞球として払い出されるように設定されている。また、本実施形態では、特図Za1に対応する大当り(上大入賞口23を開放させる大当り)が第1大当りに相当する一方で、特図Za2及び特図Zbに対応する大当り(下大入賞口24を開放させる大当り)が第2大当りに相当する。

次に、図6に基づき、パチンコ遊技機1の制御構成について説明する。
本実施形態のパチンコ遊技機1の機裏側には、パチンコ遊技機1全体を制御する主制御基板40が配設されている。主制御基板40は、パチンコ遊技機1全体を制御するための各種処理を実行するとともに、該処理結果に応じた各種の制御指令(制御コマンド)を出力する。また、機裏側には、演出制御基板41が配設されている。演出制御基板41は、主制御基板40が出力した制御信号(制御コマンド)に基づいて、演出表示装置11の動作を制御する。

ここで、主制御基板40及び演出制御基板41の具体的構成について以下に説明する。
まず、主制御基板40について説明する。
図6に示すように、主制御基板40には、制御動作を所定の手順で実行する主制御用CPU40aと、主制御用CPU40aのメイン制御プログラムを格納する主制御用ROM40bと、必要なデータの書き込み及び読み出しができる主制御用RAM40cと、ハードウェア乱数を生成する乱数生成器40dが設けられている。そして、主制御用CPU40aには、各種スイッチSW1〜SW6が遊技球を検知して出力する検知信号を入力可能に接続されている。また、主制御用CPU40aには、各種表示装置12a,12b,13a,13b,25,27と、各種ソレノイドSOL1,SOL2,SOL3が接続されている。

また、乱数生成器40dでは、内部クロックの1周期毎に1更新されるハードウェア乱数が生成される。なお、本実施形態では内部クロックが10MHzに設定されているため、0.1μ秒毎にハードウェア乱数の値が1更新される。また、ハードウェア乱数の取り得る数値は、0〜65535までの全部で65536通りの整数となっている。そして、本実施形態において、ハードウェア乱数は大当り判定用乱数及び普通当り判定用乱数として使用される。大当り判定用乱数は、大当り抽選(大当り判定)に用いる乱数である。普通当り判定用乱数は、普通当り抽選(普通当り判定)に用いる乱数である。

また、主制御用RAM40cには、所定の周期(ハードウェア乱数の値が更新される時間よりも長い時間(例えば、4m秒))毎に主制御用CPU40aが行う乱数更新処理によって、値が更新されるソフトウェア乱数が記憶されている。なお、本実施形態のパチンコ遊技機において主制御用RAM40cには、第1のソフトウェア乱数及び第2のソフトウェア乱数が記憶されており、各ソフトウェア乱数は取り得る数値の範囲が異なる。そして、本実施形態において、第1のソフトウェア乱数は特図振分用乱数、第2のソフトウェア乱数はリーチ判定用乱数としてそれぞれ使用される。特図振分用乱数は、特別図柄表示装置12a,12bに確定停止表示させる特図の種類(大当りの種類)を決定する際に用いる乱数である。また、リーチ判定用乱数は、リーチ演出を行うか否かを決定するためのリーチ判定(リーチ抽選)に用いる乱数である。

主制御用ROM40bには、メイン制御プログラム、各種の判定値(大当り判定値、リーチ判定値、普図当り判定値など)が記憶されている。大当り判定値は、大当り抽選で用いる判定値であり、大当り判定用乱数の取り得る数値の中から定められている。なお、大当り判定値は、確変状態の有無により、その数が異なっている。具体的には、非確変状態時における大当り判定値よりも、確変状態時における大当り判定値の設定値が多くなるように定められている。

また、リーチ判定値は、はずれを決定する場合にリーチを形成するか否かの内部抽選(リーチ判定)で用いる判定値であり、リーチ判定用乱数の取り得る数値の中から定められている。普図当り判定値は、普図当り抽選で用いる判定値であり、普図当り判定用乱数の取り得る数値の中から定められている。なお、普図当り判定値は、変短状態の有無により、その数が異なっている。具体的には、非変短状態時における普図当り判定値よりも、変短状態時における普図当り判定値の設定値が多くなるように定められている。

また、主制御用ROM40bには、複数種類の変動パターンが記憶されている。変動パターンは、図柄(特図及び飾図)の変動が開始してから図柄(特図及び飾図)が確定停止表示されるまでの間の演出(表示演出、発光演出、音声演出)のベースとなるパターンであって、図柄変動ゲームの変動内容(演出内容)及び変動時間(演出時間)を特定し得る。本実施形態において、複数種類の変動パターンは、大当り変動パターン、はずれリーチ変動パターン、及びはずれ変動パターンに分類される。

大当り変動は、大当り抽選に当選した場合に行われる変動である。そして、大当り変動では、特図変動ゲームにおいて最終的に大当り図柄を確定停止表示させる。一方、大当り変動では、飾図による図柄変動ゲームにおいて、最終的に大当り図柄を確定停止表示させる。なお、飾図による図柄変動ゲームでは、リーチ演出を経て、大当り図柄を導出させる。

はずれリーチ変動は、大当り抽選に当選せずに、リーチ抽選に当選した場合に行われ、特図変動ゲームにおいて最終的にはずれ図柄を確定停止表示させる。一方、はずれリーチ変動では、飾図による図柄変動ゲームにおいて、リーチ演出を経て、最終的にはずれ図柄を確定停止表示させる。はずれ変動は、大当り抽選及びリーチ抽選の何れにも当選しなかった場合に行われ、特図変動ゲームにおいて最終的にはずれ図柄を確定停止表示させる。一方、はずれ変動では、飾図による図柄変動ゲームにおいて、リーチ演出を経ないで、最終的にはずれ図柄を確定停止表示させる。なお、特図変動ゲームでは、特図の変動が開始されると、リーチ演出を行うことなく、変動時間の経過時まで特図の変動が継続される。そして、大当り変動パターン、はずれリーチ変動パターン、及びはずれ変動パターンは、それぞれ複数種類あり、何れかが選択される。

また、主制御用RAM40cには、パチンコ遊技機1の動作中に適宜書き換えられる各種情報(乱数値、タイマ値、フラグなど)が記憶(設定)される。例えば、主制御用RAM40cには、確変状態であるか否かを示す値が設定される確変フラグが記憶されている。また、主制御用RAM40cには、確変状態から非確変状態へ切り替わるまでの特図変動ゲームの回数が設定される確変リミッタが記憶されている。

また、主制御用RAM40cには、大当り遊技の生起中に、下大入賞口24へ入球した遊技球が特典スイッチSW5で検知された否かを示す値が設定される特典フラグが記憶されている。

また、主制御用RAM40cには、変短状態であるか否かを示す値が設定される作動フラグが記憶されている。また、主制御用RAM40cには、変短状態から非変短状態へ切り替わるまでの特図変動ゲームの回数が設定される作動リミッタが記憶されている。

また、主制御用RAM40cの記憶領域には、第1保留記憶数の上限値(4)と第2保留記憶数の上限値(4)とを合算した数に応じて、遊技球の検知を契機に取得される乱数等を記憶させるための8つの記憶領域が区分設定されている。そして、各記憶領域には、乱数の取得契機となった遊技球を検知した始動口スイッチを判別するための入賞口フラグが設定可能となっている。遊技球を検知した始動口スイッチが第1始動口スイッチSW1である場合、入賞口フラグには「0」が設定される。一方、遊技球を検知した始動口スイッチが第2始動口スイッチSW2である場合、入賞口フラグには「1」が設定される。

そして、乱数は、第1始動口スイッチSW1又は第2始動口スイッチSW2で遊技球が検知された順に、8つの記憶領域に順次保存されるようになっている。その際、第1始動口スイッチSW1又は第2始動口スイッチSW2で遊技球が検知された順に、検知された始動口スイッチを示す入賞口フラグの値が乱数と同じ記憶領域に順次保存されるようになっている。例えば、8つの記憶領域のうち2つの領域(1番目と2番目の記憶領域)が先に埋まっていれば、次の空き領域である3番目の記憶領域に入賞口フラグに、乱数と遊技球を検知した始動口スイッチを示す値が設定される。このように、本実施形態では、第1始動口スイッチSW1又は第2始動口スイッチSW2で遊技球が検知された順に、各記憶領域において遊技球を検知した始動口スイッチを示す値が入賞口フラグに設定される。このため、主制御用CPU40aは、第1始動口スイッチSW1又は第2始動口スイッチSW2で遊技球が検知された順番を把握可能となっている。

次に、演出制御基板41について説明する。
図6に示すように、演出制御基板41には、制御動作を所定の手順で実行する演出制御用CPU41aと、演出制御用CPU41aの制御プログラムを格納する演出制御用ROM41bと、必要なデータの書き込み及び読み出しができる演出制御用RAM41cが設けられている。また、演出制御用RAM41cには、パチンコ遊技機1の動作中に適宜書き換えられる各種情報(タイマ値、フラグなど)が記憶(設定)される。また、演出制御用RAM41cには、所定の周期(ハードウェア乱数の値が更新される時間よりも長い時間)毎に演出制御用CPU41aが行う乱数更新処理によって、値が更新されるソフトウェア乱数が記憶されている。そして、演出制御用CPU41aは、演出制御用RAM41cにて値が更新されるソフトウェア乱数を使用して、各種演出内容(例えば、予告演出などの種類)の決定(選択)を行う。そして、演出制御用CPU41aはタイマ機能を搭載しており、所定のタイミング(例えば、図柄変動ゲームを開始するタイミング)で時間を計測する。また、演出制御用CPU41aには、演出表示装置11が接続されている。また、演出制御用ROM41bには、各種の画像データ(図柄、背景、文字、キャラクタなどの画像データ)が記憶されている。

以下、主制御基板40の主制御用CPU40aが、メイン制御プログラムに基づき実行する特別図柄入力処理や特別図柄開始処理などの各種処理について説明する。本実施形態において主制御用CPU40aは、所定の制御周期(例えば、4ms)毎に特別図柄入力処理や特別図柄開始処理などの各種処理を実行する。なお、特別図柄開始処理は、特別図柄入力処理の終了後に実行される。

最初に、図7に従って、特別図柄入力処理について説明する。
図7に示すように、主制御用CPU40aは、第1始動口スイッチSW1で遊技球が検知されたか否かを判定する(ステップS1)。すなわち、ステップS1において主制御用CPU40aは、第1始動口スイッチSW1が遊技球を検知したときに出力する第1検知信号を入力したか否かを判定する。ステップS1の判定結果が否定の場合、主制御用CPU40aは、ステップS5へ移行する。一方、ステップS1の判定結果が肯定の場合、主制御用CPU40aは、主制御用RAM40cに記憶されている第1保留記憶数が上限数の4未満であるか否かを判定する(ステップS2)。ステップS2の判定結果が否定の場合、主制御用CPU40aは、ステップS5へ移行する。

ステップS2の判定結果が肯定の場合、主制御用CPU40aは、第1保留記憶数を1加算し、第1保留記憶数を書き換える(ステップS3)。このとき、主制御用CPU40aは、1加算後の第1保留記憶数を表すように第1特別図柄保留表示装置13aの表示内容を制御する。

続いて、主制御用CPU40aは、主制御用RAM40c及び乱数生成器40dから大当り判定用乱数の値と、特図振分用乱数の値と、リーチ判定用乱数の値を読み出して取得し、該値を主制御用RAM40cの所定の記憶領域に設定する(ステップS4)。また、主制御用CPU40aは、大当り判定用乱数など各種乱数の値を設定した記憶領域において、入賞口フラグに「0」を設定する。

次に、主制御用CPU40aは、第2始動口スイッチSW2で遊技球が検知されたか否かを判定する(ステップS5)。すなわち、ステップS5において主制御用CPU40aは、第2始動口スイッチSW2が遊技球を検知したときに出力する第2検知信号を入力したか否かを判定する。ステップS5の判定結果が否定の場合、主制御用CPU40aは、特別図柄入力処理を終了する。一方、ステップS5の判定結果が肯定の場合、主制御用CPU40aは、主制御用RAM40cに記憶されている第2保留記憶数が上限数の4未満であるか否かを判定する(ステップS6)。ステップS6の判定結果が否定の場合、主制御用CPU40aは、特別図柄入力処理を終了する。

ステップS6の判定結果が肯定の場合、主制御用CPU40aは、第2保留記憶数を1加算し、第2保留記憶数を書き換える(ステップS7)。このとき、主制御用CPU40aは、1加算後の第2保留記憶数を表すように第2特別図柄保留表示装置13bの表示内容を制御する。

続いて、主制御用CPU40aは、主制御用RAM40c及び乱数生成器40dから大当り判定用乱数の値と、特図振分用乱数の値と、リーチ判定用乱数の値を読み出して取得し、該値を主制御用RAM40cの所定の記憶領域に設定する(ステップS8)。また、主制御用CPU40aは、大当り判定用乱数など各種乱数の値を設定した記憶領域において、入賞フラグに「1」を設定する。その後、主制御用CPU40aは、特別図柄入力処理を終了する。

次に、図8に従って、特別図柄開始処理について説明する。
図8に示すように、主制御用CPU40aは、まず、図柄(特図及び飾図)が変動表示中であるか否か、又は大当り遊技中であるか否か判定する(ステップS11)。

ステップS11の判定結果が肯定の場合、主制御用CPU40aは、特別図柄開始処理を終了する。一方、ステップS11の判定結果が否定の場合、主制御用CPU40aは、第1保留記憶数と第2保留記憶数の合算数を読み出し(ステップS12)、合算した保留記憶数が「0」よりも大きいか否かを判定する(ステップS13)。ステップS13の判定結果が否定の場合、特別図柄開始処理を終了する。

一方、ステップS13の判定結果が肯定の場合、主制御用CPU40aは、合算した保留記憶数から「1」減算(−1)する(ステップS14)。また、ステップS14において主制御用CPU40aは、最も早く記憶した始動保留球に対応する記憶領域から読み出した入賞口フラグによって特定した方の特図変動ゲームに対応する第1保留記憶数又は第2保留記憶数から1減算する。すなわち、入賞口フラグの値が「0」であれば、第1保留記憶数から1減算する一方で、入賞口フラグの値が「1」であれば、第2保留記憶数から1減算する。そして、主制御用CPU40aは、最も早く記憶した始動保留球に対応する記憶領域に記憶されている大当り判定用乱数、特図振分用乱数、及びリーチ判定用乱数の値を取得する(ステップS15)。

また、最も早く記憶した始動保留球に対応する記憶領域に記憶されている各種乱数の値を取得した主制御用CPU40aは、当該取得した各種乱数の値及び入賞口フラグの値を現在実行中の特図変動ゲームに係る各種乱数を記憶する主制御用RAM40cの所定の記憶領域に記憶する。その後、主制御用CPU40aは、各保留記憶数に対応する記憶領域に記憶されている各種乱数の値及び入賞口フラグの値を、1つ前の保留記憶数に対応する記憶領域に記憶する。例えば、主制御用CPU40aは、保留記憶数「3」に対応する記憶領域に記憶されている各種乱数及び入賞口フラグの値を保留記憶数「2」に対応する記憶領域に記憶する。また、主制御用CPU40aは、保留記憶数を1減算した際、1減算後の保留記憶数を表すように対応する特別図柄保留表示装置13a,13bの表示内容を制御する。

次に、主制御用CPU40aは、取得した大当り判定用乱数の値が大当り判定値と一致するか否かを判定して大当り判定(大当り抽選)を行う(ステップS16)。なお、本実施形態において、大当り判定値は、確変状態が付与されているか否かで変更されるが、第1特図変動ゲーム及び第2特図変動ゲームにおいて大当り判定が肯定判定される確率は、同一確率である。

ステップS16の判定結果が肯定の場合、主制御用CPU40aは、取得した特図振分用乱数の値に基づき、特図による大当り図柄の中から、入賞口フラグで特定される特図変動ゲームに対応する特別図柄表示装置12a,12bにて確定停止表示させる確定停止図柄を決定する(ステップS17)。その後、主制御用CPU40aは、大当り変動パターンを決定する(ステップS18)。続いて、主制御用CPU40aは、ステップS19に移行する。本実施形態では、取得した特図振分用乱数の値に基づき特定した特図の種類から大当りの種類を決定することができるため、主制御用CPU40aが、大当り決定手段として機能する。

一方、ステップS16の判定結果が否定の場合、主制御用CPU40aは、リーチ演出を実行させるか否かを判定するリーチ判定を行う(ステップS20)。主制御用CPU40aは、取得したリーチ判定用乱数が、リーチ判定値と一致するか否かを判定してリーチ判定(リーチ抽選)を行う。

ステップS20の判定結果が肯定の場合、主制御用CPU40aは、入賞口フラグで特定される特図変動ゲームに対応する特別図柄表示装置12a,12bにて確定停止表示させる確定停止図柄としてはずれ図柄を決定する(ステップS21)。次に、主制御用CPU40aは、はずれリーチ変動パターンを決定する(ステップS22)。続いて、主制御用CPU40aは、ステップS19に移行する。

一方、ステップS20の判定結果が否定の場合、主制御用CPU40aは、入賞口フラグで特定される特図変動ゲームに対応する特別図柄表示装置12a,12bにて確定停止表示させる確定停止図柄としてはずれ図柄を決定する(ステップS23)。次に、主制御用CPU40aは、はずれ変動パターンを決定する(ステップS24)。続いて、主制御用CPU40aは、ステップS19に移行する。

ステップS19に移行した主制御用CPU40aは、演出制御基板41(演出制御用CPU41a)に対し、所定の制御コマンドを所定のタイミングで出力する等、入賞口フラグで特定される図柄変動ゲームに関する各種処理を実行する。具体的に言えば、主制御用CPU40aは、変動パターンを指示するとともに図柄変動ゲームの開始を指示する変動パターン指定コマンドを最初に出力する。同時に、主制御用CPU40aは、特図を変動開始させるように、入賞口フラグで特定される特別図柄表示装置12a,12bの表示内容を制御する。また、同時に、主制御用CPU40aは、図柄変動ゲームの変動時間の計測を開始する。また、主制御用CPU40aは、特図を指示する特図指定コマンドを出力する。そして、主制御用CPU40aは、特別図柄開始処理を終了する。なお、特別図柄開始処理とは別の処理で、主制御用CPU40aは、指定した変動パターンに定められている変動時間に基づいて、決定した確定停止図柄を表示させるように、入賞口フラグで特定される特別図柄表示装置12a,12bの表示内容を制御する。また、主制御用CPU40aは、指定した変動パターンに定められている変動時間に基づいて、飾図の変動停止を指示し、図柄組み合わせを確定停止表示させるための全図柄停止コマンドを出力する。

そして、主制御用CPU40aは、大当り抽選に当選している場合、大当り遊技を行うための大当り遊技処理によって大当り遊技を実行させる。
次に、大当り遊技終了後の遊技状態に関して主制御用CPU40aが実行する制御を説明する。

主制御用CPU40aは、特典スイッチSW5が遊技球を検知した際に出力する検知信号を入力すると、特典フラグに「特典スイッチSW5で検知されたことを示す値」を設定する。ちなみに、一度、特典スイッチSW5で遊技球が検知されたのであれば、同一のラウンド遊技内で、再度、特典スイッチSW5で遊技球が検知されたとしても、特典フラグに「特典スイッチSW5で検知されたことを示す値」が設定され直すことはない。

また、主制御用CPU40aは、大当り遊技を生起させる際、確変フラグには「非確変状態であることを示す値」を設定し、作動フラグには「非変短状態であることを示す値」を設定する。それとともに、主制御用CPU40aは、確変リミッタをリセットする(「0(零)」を設定する)とともに、作動リミッタをリセットする(「0(零)」を設定する)。

また、主制御用CPU40aは、大当り遊技を終了させる際、特典フラグに「特典スイッチSW5で検知されたことを示す値」が設定されている場合には、確変フラグに「確変状態であることを示す値」を設定するとともに、確変リミッタに確変上限回数である「10000」を設定する。それとともに、主制御用CPU40aは、特典フラグに「特典スイッチSW5で検知されていないことを示す値」を設定する。

また、主制御用CPU40aは、大当り遊技を終了させる際、特典フラグに「特典スイッチSW5で検知されたことを示す値」が設定されている場合には、作動フラグに「変短状態であることを示す値」を設定するとともに、作動リミッタに変短上限回数である「10000」を設定する。その一方で、特典フラグに「特典スイッチSW5で検知されたことを示す値」が設定されていない場合には、作動フラグに「変短状態であることを示す値」を設定するとともに、作動リミッタに変短上限回数である「50」を設定する。つまり、いくら下大入賞口24に遊技球が入球したとしても、特典スイッチSW5で遊技球が検知されなければ、確変状態は付与されないとともに、10000回の変短状態も付与されないことになる。

また、主制御用CPU40aは、特図変動ゲームの終了時、確変リミッタに設定された値が「0(零)」よりも大きい値である場合、確変リミッタから1減算し、確変リミッタに設定された値を書き換える。また、減算後の確変リミッタの値が「0(零)」となった場合、主制御用CPU40aは、確変フラグに「非確変状態であることを示す値」を設定する。

また、主制御用CPU40aは、特図変動ゲームの終了時、作動リミッタに設定された値が「0(零)」よりも大きい値である場合、作動リミッタから1減算し、作動リミッタに設定された値を書き換える。また、減算後の作動リミッタの値が「0(零)」となった場合、主制御用CPU40aは、作動フラグに「非変短状態であることを示す値」を設定する。

このように、本実施形態では、大当り遊技終了後に付与される確変状態及び変短状態が遊技者にとって有利な特典に相当し、大当り遊技終了後に確変状態となることが特典の付与に相当する。また、特典として確変状態を付与可能な下大入賞口24を開放させる大当り遊技の当選確率が、第1特図変動ゲームと第2特図変動ゲームにおいて異なるため、第1特図変動ゲームと第2特図変動ゲームにおいて、大当り抽選に当選した場合に付与され得る大当りの内容が異なることになる。

そして、本実施形態のパチンコ遊技機1において、確変フラグに「確変状態であることを示す値」を設定することにより特典を付与する主制御用CPU40aが、特典付与手段として機能する。また、本実施形態のパチンコ遊技機1において大当り遊技終了後が確変状態となるためには、下大入賞口24へ入球した遊技球が特典スイッチSW5で検知される必要がある。このため、下大入賞口24への遊技球の入球により当該遊技球を検知可能となる特典スイッチSW5が、付与決定契機手段に相当する。

次に、普通図柄に関して主制御用CPU40aが実行する処理を説明する。
主制御用CPU40aは、メイン制御プログラムに基づき普通図柄入力処理や普通図柄開始処理などの各種処理を実行する。本実施形態において主制御用CPU40aは、所定の制御周期(例えば、4ms)毎に普通図柄入力処理や普通図柄開始処理などの各種処理を実行する。

最初に、普通図柄入力処理を説明する。
主制御用CPU40aは、作動ゲート26へ遊技球が入球し、該遊技球を検知したゲートスイッチSW6が出力する検知信号を入力すると、主制御用RAM40cに記憶されている普図保留記憶数が上限数(本実施形態では4)未満であるか否かの保留判定を行う。保留判定の判定結果が肯定の場合、主制御用CPU40aは、普図保留記憶数を1加算(+1)し、普図保留記憶数を書き換える。その後、主制御用CPU40aは、普図当り判定用乱数の値を乱数生成器40dから取得し、その値を普図保留記憶数に対応付けて主制御用RAM40cの所定の記憶領域に格納する。なお、主制御用CPU40aは、保留判定の判定結果が否定の場合、上限数を超える普図保留記憶数の書き換えを行わないとともに、普図当り判定用乱数の値も取得しない。

次に、普図ゲームに関する普通図柄開始処理を説明する。
主制御用CPU40aは、普図ゲームの実行中又は普図当り抽選の当選に基づく開閉ベロ15の動作中か否かの普図実行条件を判定する。この判定結果が肯定(普図ゲーム中又は開閉ベロ15の動作中である)の場合、主制御用CPU40aは、普通図柄開始処理を終了する。その一方で、この判定結果が否定(普図ゲーム中ではなく、かつ開閉ベロ15の動作中でもない)の場合、主制御用CPU40aは、普図保留記憶数が「0」よりも大きいか否かの普図保留判定を行う。この判定結果が否定の場合、主制御用CPU40aは、普通図柄開始処理を終了する。

一方、普図保留判定の判定結果が肯定の場合、主制御用CPU40aは、普図保留記憶数を「1」減算する。また、主制御用CPU40aは、普図保留記憶数に対応付けられて主制御用RAM40cの所定の記憶領域に記憶されている普図当り判定用乱数の値を読み出す。そして、主制御用CPU40aは、読み出した普図当り判定用乱数の値と普図当り判定値を比較し、両値が一致するか否かの普図当り判定を行う。このとき、主制御用CPU40aは、作動フラグを確認し、変短状態が付与されていない場合、非変短状態時における普図当り判定値を用いる一方で、変短状態が付与されている場合、変短状態時における普図当り判定値を用いる。この遊技状態に応じた普図当り判定値の選択により、変短状態中は、普図当り判定(普図当り抽選)の抽選確率が高確率に変動する。

また、主制御用CPU40aは、普図ゲームの変動時間を定めた普図用の変動パターンを選択する。このとき、主制御用CPU40aは、遊技状態が変短状態の場合、第1の変動時間(例えば5秒)を定めた普図用の変動パターンを選択する一方で、遊技状態が変短状態の場合、第1の変動時間よりも短い第2の変動時間(例えば1秒)を定めた普図用の変動パターンを選択する。この遊技状態に応じた変動時間の異なる変動パターンの選択により、変短状態中は、普図ゲームの変動時間が短縮される。

続いて、主制御用CPU40aは、当該普図用の変動パターンに従って普通図柄表示装置25に普図ゲームを実行させる。そして、主制御用CPU40aは、普図用の変動パターンに定める変動時間の経過時に、普図当り判定を肯定判定している場合には普図当り図柄を普通図柄表示装置25に確定停止表示させる一方で、普図当り判定を否定判定している場合にははずれ図柄を普通図柄表示装置25に確定停止表示させる。

また、普図当り判定を肯定判定した場合、主制御用CPU40aは、普図ゲームの終了後、開閉ベロ15を所定の動作パターンに従って動作させる。主制御用CPU40aは、非変短状態時の場合、開閉ベロ15を、第1開放時間(本実施形態では0.2秒)で第1回数(本実施形態では1回)分、遊技盤10の奥方に収容させることで、特別入球口14を開放させる。一方、主制御用CPU40aは、変短状態時の場合、開閉ベロ15を、第1開放時間よりも長い第2開放時間(本実施形態では1.5秒)で、第1回数よりも多い第2回数(本実施形態では3回)分、遊技盤10の奥方に収容させることで、特別入球口14を開放させる。この遊技状態に応じた異なる動作パターンによる開閉ベロ15の動作制御により、変短状態中は、特別入球口14の開放時間が長くなる。

本実施形態では、普図当り抽選に当選すると、開閉ベロ15が遊技盤10の奥方に収容されて特別入球口14が開放されるため、普図当り抽選を実行する主制御用CPU40aが、開放抽選実行手段として機能する。

次に、演出制御基板41の演出制御用CPU41aが演出制御プログラムに基づき実行する各種処理について説明する。
演出制御用CPU41aは、変動パターン指定コマンドを入力すると、当該コマンドに指示される変動パターンに対応する演出内容(変動内容)をもとに、画像データを選択する。また、演出制御用CPU41aは、特図指定コマンドを入力すると、当該コマンドにしたがって演出表示装置11に確定停止表示させる飾図を決定する。特図として大当り図柄が指示されている場合、演出制御用CPU41aは、大当りを認識し得る大当りの図柄組み合わせ(例えば、[777])を決定する。

その一方で、特図としてはずれ図柄が指示されている場合、演出制御用CPU41aは、飾図としてはずれの図柄組み合わせを決定する。このとき、はずれリーチ変動パターンが指示されている場合、演出制御用CPU41aは、飾図として、リーチ図柄を含むはずれの図柄組み合わせを決定する。その一方、はずれ変動パターンが指示されている場合、演出制御用CPU41aは、飾図として、リーチ図柄を含まないはずれの図柄組み合わせを決定する。そして、演出制御用CPU41aは、画像データをもとに図柄変動ゲームを画像表示させるように演出表示装置11の表示内容を制御する。その後、図柄変動ゲーム中に全図柄停止コマンドを入力すると、演出制御用CPU41aは、決定した飾図を演出表示装置11に確定停止表示させて図柄変動ゲームを終了させる。

また、演出制御用CPU41aは、特図Zbが指示された場合、大当り遊技が開始してから下大入賞口24が開放するまでの間に設定されるいずれかのタイミング(本実施形態では、オープニング演出中)で、下大入賞口24が開放する旨を報知する報知演出を実行させるよう、演出表示装置11の表示内容を制御する。ちなみに、演出制御用CPU41aは、特図Za1又は特図Za2が指示された場合、報知演出を実行させない。

本実施形態では、第1特別図柄表示装置12aにおける第1特図変動ゲームの実行を制御する主制御用CPU40aと、第1特図変動ゲームに対応する飾図の図柄変動ゲームの実行を制御する演出制御用CPU41aが、ゲーム制御手段として機能する。同様に、第2特別図柄表示装置12bにおける第2特図変動ゲームの実行を制御する主制御用CPU40aと、第2特図変動ゲームに対応する飾図の図柄変動ゲームの実行を制御する演出制御用CPU41aが、ゲーム制御手段として機能する。

以下、図9に従って、本実施形態のパチンコ遊技機1の遊技性について、その作用とともに説明する。なお、図9では、第1特図変動ゲームを「第1ゲーム」と示し、第2特図変動ゲームを「第2ゲーム」と示している。

本実施形態のパチンコ遊技機1では、非変短状態であるときには、普図当り抽選に当選し難かったり、普図当り抽選に当選したとしても、開閉ベロ15が遊技盤10の奥方に収容されている時間が変短状態中に比して短くなっている。このため、非変短状態中の単位時間あたりにおける特別入球口14への入球確率が、変短状態中の単位時間あたりにおける特別入球口14への入球確率よりも低くなる。一方、通常始動入賞口21は、普図当り抽選の抽選結果に関わらず、常時、遊技球を入球可能となるように構成されている。このため、非変短状態中は、第2始動口スイッチSW2での遊技球の検知を見込めないことにより、通常始動入賞口21への入球を狙って遊技が行われる。

これにより、非変短状態であるときには、第1特図変動ゲームを中心に遊技が実行されることになる。そして、第1特図変動ゲームで大当り抽選に当選した際には、特図Za1に対応する大当り又は特図Za2に対応する大当りが生起されることになる。本実施形態では、特図Za1と特図Za2は、それぞれ50%の確率で決定される。このため、非変短状態であるときに大当り遊技が生起された場合、理論上、50%の確率で確変状態となり、50%の確率で非確変状態となる遊技性を有することになる。

このとき、時点a1に示すように、第1特図変動ゲームで大当り抽選に当選し、大当り図柄として特図Za1が決定されたとする。この場合、時点a2に示すように、第1特図変動ゲーム終了後、特図Za1に対応する大当り遊技が生起される。図5(a)を用いて説明したように、特図Za1に対応する大当り遊技では、特典スイッチSW5が配設されていない上大入賞口23を用いたラウンド遊技が行われるようになっている。したがって、大当り遊技終了後、確変状態が付与されず、変短上限回数を「50回」とする変短状態が付与されることになる(低確+変短あり)。

本実施形態のパチンコ遊技機1では、変短状態であるときには、普図当り抽選に当選し易かったり、開閉ベロ15が遊技盤10の奥方に収容されている時間が変短状態中に比して長くなるように設定されている。このため、変短状態中の単位時間あたりにおける特別入球口14への入球確率が、非変短状態中の単位時間あたりにおける特別入球口14への入球確率よりも高くなる。このため、変短状態中は、第2始動口スイッチSW2での遊技球の検知を見込めることで、特別入球口14が開状態となっている場合には、特別入球口14への入球を狙って遊技が行われる。

そして、特別入球口14に遊技球が入球すると、遊技球が左転動路16又は右転動路17に交互に振分けられる。このとき、シーソー20が左振分位置に傾いている状態で特別入球口14に遊技球が入球したとすると、該遊技球は、右転動路17に誘導される。その後、新たに特別入球口14に入球した遊技球は、左転動路16に誘導される。よって、変短状態中に特別入球口14に遊技球が入球した場合、遊技者は、第1特図変動ゲーム又は第2特図変動ゲームのどちらで大当りが生起されるのかということについて注目することになる。

その後、時点a3に示すように、第2特図変動ゲームで大当り抽選に当選したとする。本実施形態では、第2特図変動ゲームで大当り抽選に当選した場合、100%の確率で特図Zbが決定されるようになっている。よって、時点a4に示すように、第2特図変動ゲーム終了後、特図Zbに対する大当り遊技が生起される。そして、特図Zbに対する大当り遊技が開始されると、オープニング演出中(図中、「OP」と示す)、演出表示装置11において報知演出が行われる(本実施形態では、「ハート」のアイコンを表示させる態様)。この報知演出により、遊技者は、大当り遊技中、下大入賞口24が開放されることを認識することができる。

図5(b)を用いて説明したように、特図Zbに対応する大当り遊技では、特典スイッチSW5が配設された下大入賞口24を用いて最終回のラウンド遊技が行われるようになっている。そして、時点a5に示すように、報知演出で報知されたように下大入賞口24が開放されて、特典スイッチSW5で遊技球が検知されたときには、大当り遊技終了後、「10000回」を上限とする確変状態と変短状態が付与されることになる(高確+変短あり)。

その後、時点a6に示すように、第1特図変動ゲームで大当り抽選に当選し、大当り図柄として特図Za2が決定されたとする。この場合、時点a7に示すように、第1特図変動ゲーム終了後、特図Za2に対応する大当り遊技が生起される。図5(a)を用いて説明したように、特図Za2に対応する大当り遊技では、特典スイッチSW5が配設された下大入賞口24を用いて最終回のラウンド遊技が行われる。ただし、時点a8に示すように、下大入賞口24の開放中に下大入賞口24に遊技球が入球しなかったときには、確変状態が付与されず、変短上限回数を「50回」とする変短状態が付与されることになる(低確+変短あり)。

このように、本実施形態では、開閉ベロ15が遊技盤10の奥方に収容されて特別入球口14が開状態となった場合に、左転動路16又は右転動路17を遊技球が転動可能となる構成とした。これにより、遊技者は、変短状態中、第1特図変動ゲーム又は第2特図変動ゲームのどちらで大当りが生起されるのかということについて注目することになる。そして、第2特図変動ゲームで大当り抽選に当選した際には、特典スイッチSW5が配設された下大入賞口24を用いてラウンド遊技が行われるため、第2特図変動ゲームで大当り抽選に当選した際には、大当り遊技終了後に確変状態が生起され易くなる。さらに、変短状態中、第2特図変動ゲームで連続して大当り抽選に当選したのであれば、確変状態が連続して生起されることになる。また、第2特図変動ゲームで大当り抽選に当選した場合、下大入賞口24を開放させる大当りしか設定されていないため、変短状態中における実質的な確変付与確率も向上することになる。

一方、本実施形態では、第1特図変動ゲームで大当り抽選に当選した場合、特典スイッチSW5が配設されていない上大入賞口23のみを用いてラウンド遊技を行う特図Za1が決定可能となっている。そして、変短状態中に特別入球口14に遊技球が入球した際には、左転動路16又は右転動路17を遊技球が転動可能となるように構成されている。これにより、第2特図変動ゲームにおいて確変状態を付与しない非確変大当りや確変上限回数などを設定しなくても、確変状態中、第1特図変動ゲームで大当り抽選に当選し、かつ特図Za1が決定された際には、確変状態を終了させることが可能となる。また、第2特図変動ゲームの大当り抽選に当選すれば、変短状態が継続し、かつ確変状態が付与されるので、第1特図変動ゲームによって確変状態を終了させるか、第2特図変動ゲームによって確変状態を継続させるかといった、新しいゲーム性を創出することができる。

したがって、本実施形態では、以下に示す効果を得ることができる。
(1)特別入球口14に入球した遊技球を、シーソー20によって左転動路16又は右転動路17に振り分けることで、該遊技球が第1始動口スイッチSW1又は第2始動口スイッチSW2のどちらかで検知されることになる。このようにすることで、どちらの特図変動ゲームで大当りが生起されるのか注目させて、遊技者の興趣を向上させることができる。

(2)特別入球口14は、変短状態が付与されている期間中に開放し易くなる。このため、変短状態中に特別入球口14に遊技球が入球し易くなり、左転動路16又は右転動路17のどちらかに遊技球が入球する可能性が高くなる。一方、非変短状態中は、特別入球口14が開放し難くなるため、右転動路17に遊技球が入球する確率が変短状態中に比して低く、主に第1特図変動ゲームが実行されることなる。そして、第2特図変動ゲームで大当り抽選に当選した場合、第1特図変動ゲームで大当り抽選に当選した場合に比して、下大入賞口24を開放させる大当りが決定がされ易くなっている。したがって、変短状態の有無により、実質的な確変付与確率に差異を設け、遊技者の興趣を向上させることができる。

(3)第2特図変動ゲームにおいて確変状態を付与しない非確変大当りや確変上限回数などを設定しなくても、特別入球口14に遊技球が入球した際、第1特図変動ゲーム又は第2特図変動ゲームが交互に実行される。このため、確変状態中、第1特図変動ゲームで大当り抽選に当選し、かつ特図Za1が決定された際には、確変状態を終了させることが可能となる。また、第2特図変動ゲームの大当り抽選に当選すれば、変短状態が継続し、かつ確変状態が付与されるので、第1特図変動ゲームによって確変状態を終了させるか、第2特図変動ゲームによって確変状態を継続させるかといった、新しいゲーム性を創出することができる。

(4)大当りの種類として、上大入賞口23を開放させる第1大当り(実施形態では、特図Za1)と、一部のラウンド遊技において下大入賞口24を開放させる第2大当り(実施形態では、特図Za2と特図Zb)を設定した。そして、第1特図変動ゲームの大当り抽選に当選した場合、第1大当り又は第2大当りのいずれかが決定される一方で、第2特図変動ゲームの大当り抽選に当選した場合、第1特図変動ゲームにおける大当り抽選に当選した場合に比して、第2大当りが高確率で決定されるようにした。これによれば、第2特図変動ゲームで大当り抽選に当選した場合、第1特図変動ゲームで大当り抽選に当選した場合に比して、大当り遊技終了後に遊技者に有利な特典(実施形態では、確変状態)が付与される確率が高まるので、第2特図変動ゲームを、第1特図変動ゲームよりも有利なゲームとして位置付けることが可能となる。よって、変短状態中に特別入球口14に遊技球が入球した際には、第1特図変動ゲーム又は第2特図変動ゲームのどちらかが実行されるため、第2特図変動ゲームで大当り抽選に当選することに期待を持たせることができる。

(5)第2特図変動ゲームで大当り抽選に当選した場合、第1特図変動ゲームで大当り抽選に当選した場合に比して特典(実施形態では、確変状態)が付与され易いため、変短状態中、第2特図変動ゲームで大当り抽選に当選したのであれば、特典が連続して付与される可能性が高くなる。よって、変短状態中に特別入球口14に遊技球が入球した際には、第1特図変動ゲーム又は第2特図変動ゲームのうち、第2特図変動ゲームで大当り抽選に当選することに期待を持たせることができる。

(6)上大入賞口23と下大入賞口24は、同一流下経路上に配設されているので、第2大当り(実施形態では、特図Za2及び特図Zb)が決定された場合、上大入賞口23と下大入賞口24を打ち分ける必要がなく、遊技者の手間を省くことができる。

(7)第2特図変動ゲームにおいて特図Zbの大当りが決定された場合、下大入賞口24が開放するまでの間に、下大入賞口24が開放する旨を報知する報知演出を実行させるようにした。これにより、報知演出が実行されると、遊技者は、下大入賞口24が開放し、確変状態が生起されるチャンスがあることを認識することができる。

(8)第2特図変動ゲームの大当り抽選に当選した際には、下大入賞口24を開放させる特図Zbの大当りしか決定されないので、第2特図変動ゲームで大当り抽選に当選した場合、特典スイッチSW5に入球しさえすれば、特典(実施形態では確変状態)が付与されることになる。よって、第2特図変動ゲームで大当り抽選に当選しさえすれば、特典が連続して付与されることに期待を持たせることができる。

(9)遊技盤10を、透過性を有するアクリル板で構成したことで、各転動路16,17及び誘導路22を転動した遊技球やシーソー20の動作態様を遊技者に視認させることができる。

(10)大入賞口23,24毎に払い出される賞球数を異ならせた。これにより、第1大当り(実施形態では、特図Za1)と第2大当り(実施形態では、特図Za2及び特図Zb)とで違いを設けることができる。

(11)上大入賞口23に遊技球が1球入球する度に「15球」の遊技球を賞球として払い出す一方で、下大入賞口24に遊技球が1球入球する度に「9球」の遊技球を賞球として払い出すようにした。この場合、第1大当り(実施形態では、特図Za1)の方が第2大当り(実施形態では、特図Za2及び特図Zb)よりも賞球払出し個数が多くなるため、第1大当りが決定された際、特典(実施形態では確変状態)は付与されないが、遊技者に払い出される賞球数を多くすることで、賞球払出し個数面では遊技者に有利とすることができる。

(12)特別入球口14とは別に通常始動入賞口21を設け、該通常始動入賞口21に入球した遊技球を、第1始動口スイッチSW1で検知可能となるようにした。これにより、普図当り抽選に当選しなくても、すなわち、特別入球口14が開放されていてもいなくても、通常始動入賞口21に遊技球が入球した際には、第1特図変動ゲームの始動条件が付与されることになる。よって、非変短状態中は、第1特図変動ゲームの始動条件を確保させることができる。また、第1始動口スイッチSW1の設置個数が1個で済むため、コスト削減に繋がる。

(第2の実施形態)
次に、図10に従って、第2の実施形態について説明する。なお、以下の説明では、既に説明した実施形態と同一構成、及び同一制御には、同一の符号を付すなどしてその説明を省略又は簡略化する。

本実施形態の特別入球口14は、その左右方向(遊技者側から視認した場合)においてソレノイドの作動により開閉動作を行う開閉部材としての開閉羽根50が配設されている。開閉羽根50が開状態となることにより特別入球口14の左右方向において開口されるため、特別入球口14の入口が拡大されて遊技球が入球し易い開放状態となる。一方、開閉羽根50が閉状態となることにより特別入球口14の左右方向において閉鎖されるため、特別入球口14の入口が縮小されて遊技球が入球し難い閉鎖状態となる。なお、本実施形態のパチンコ遊技機1では、開閉羽根50によって特別入球口14の入口が完全に閉鎖されておらず、特別入球口14の上方が常時開口した状態となっている。よって、非変短状態中においても、特別入球口14に遊技球が入球可能となるため、非変短状態中であっても第1特図変動ゲーム又は第2特図変動ゲームが実行されることになる。

したがって、本実施形態においても、特別入球口14に遊技球が入球した際には、どちらの特図変動ゲームで大当りが生起されるのか注目させて、遊技者の興趣を向上させることができる。そして、第2特図変動ゲームで大当り抽選に当選した際には、特典スイッチSW5が配設された下大入賞口24を用いてラウンド遊技が行われるため、第2特図変動ゲームで大当り抽選に当選した際には、大当り遊技終了後に確変状態が生起され易くなる。

ただし、第1特図変動ゲームで大当り抽選に当選した場合、特典スイッチSW5が配設されていない上大入賞口23のみを用いてラウンド遊技を行う特図Za1が決定可能となっている。そして、特別入球口14に遊技球が入球した際には、左転動路16又は右転動路17を遊技球が転動可能となるように構成されている。これにより、第2特図変動ゲームにおいて非確変大当りや確変上限回数などを設定しなくても、確変状態中、第1特図変動ゲームで大当り抽選に当選し、かつ特図Za1が決定された際には、確変状態を終了させることが可能となる。また、第2特図変動ゲームの大当り抽選に当選すれば、変短状態が継続し、かつ確変状態が付与されるので、第1特図変動ゲームによって確変状態を終了させるか、第2特図変動ゲームによって確変状態を継続させるかといった、新しいゲーム性を創出することができる。

したがって、本実施形態では、第1の実施形態の効果(1)〜(11)と同様の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(13)開閉羽根50によって特別入球口14の入口を完全に閉鎖しないことで、非変短状態中においても、特別入球口14に遊技球が入球可能となるため、非変短状態中であっても第1特図変動ゲーム又は第2特図変動ゲームが実行されることになる。したがって、変短状態の有無に係わらず、特別入球口14に遊技球が入球した際には、どちらの特図変動ゲームで大当りが生起されるのか注目させて、遊技者の興趣を向上させることができる。

(14)開閉羽根50によって特別入球口14の入口を完全に閉鎖しないことで、通常始動入賞口21を配設しなくても、非変短状態中における第1特図変動ゲームの始動条件を確保させることができるので、パチンコ遊技機1の製造コストを削減することができる。

(第3の実施形態)
次に、図11に従って、第3の実施形態について説明する。なお、以下の説明では、既に説明した実施形態と同一構成、及び同一制御には、同一の符号を付すなどしてその説明を省略又は簡略化する。

本実施形態の特別入球口14は、その左右方向(遊技者側から視認した場合)においてソレノイドの作動により開閉動作を行う開閉部材としての開閉羽根50が配設されている。さらに、特別入球口14の上方には、通常始動入賞口21が配設されている。この通常始動入賞口21によって特別入球口14の上方が閉鎖されるため、開閉羽根50が開状態となって、特別入球口14の左右方向において開口されない限り、特別入球口14には遊技球が入球不能な構成とされる。また、本実施形態の通常始動入賞口21の奥方には、第1始動口スイッチSW1とは異なり、通常始動入賞口21に入球した遊技球を検知する始動口スイッチ(図示せず)が配設されている。

このような構成とすることで、本実施形態のパチンコ遊技機1においても、特別入球口14に遊技球が入球した際には、どちらの特図変動ゲームで大当りが生起されるのかということに注目させることができ、その結果、遊技者の興趣を向上させることができる。そして、第2特図変動ゲームで大当り抽選に当選した際には、特典スイッチSW5が配設された下大入賞口24を用いてラウンド遊技が行われるため、第2特図変動ゲームで大当り抽選に当選した際には、大当り遊技終了後に確変状態が生起され易くなる。

ただし、第1特図変動ゲームで大当り抽選に当選した場合、特典スイッチSW5が配設されていない上大入賞口23のみを用いてラウンド遊技を行う特図Za1が決定可能となっている。そして、特別入球口14に遊技球が入球した際には、左転動路16又は右転動路17を遊技球が転動可能となるように構成されている。これにより、第2特図変動ゲームにおいて非確変大当りや確変上限回数などを設定しなくても、確変状態中、第1特図変動ゲームで大当り抽選に当選し、かつ特図Za1が決定された際には、確変状態を終了させることが可能となる。また、第2特図変動ゲームの大当り抽選に当選すれば、変短状態が継続し、かつ確変状態が付与されるので、第1特図変動ゲームによって確変状態を終了させるか、第2特図変動ゲームによって確変状態を継続させるかといった、新しいゲーム性を創出することができる。

したがって、本実施形態では、第1の実施形態の効果(1)〜(11)と同様の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(15)通常始動入賞口21の奥方に、通常始動入賞口21に入球した遊技球を検知する始動口スイッチを、第1始動口スイッチSW1とは別に設けた。これにより、通常始動入賞口21を誘導路22によって左転動路16と連結させる必要がなくなるため、パチンコ遊技機1の構成を簡素化することができる。

(16)特別入球口14の上方に通常始動入賞口21を配設したことで、非変短状態時と変短状態時において遊技球の発射強度を変更する必要がなくなるため、遊技者の手間を省くことができる。

なお、上記各実施形態は以下のように変更しても良い。
・各実施形態において、特別入球口14に入球した遊技球を左転動路16又は右転動路17に振分けることができるのであれば、振分部材はシーソー20に限られず、如何なる構成であっても良い。例えば、図12(a)〜(c)に示すように、左転動路16及び転動路17の間に、入球した遊技球を振分ける振分部F1〜F8(振分部材)が8個形成されたディスク状の回転体Kを配設する。回転体Kは、振分部F1〜F8に遊技球が1球入球する度に45度傾くギアを採用している。また、振分部F1〜F4は、回転体Kの片面の右方において、45度間隔で連続して配置される一方で、振分部F5〜F8は、振分部F1〜F4が形成された片面とは別の片面の左方において、45度間隔で連続して配置されている。ただし、図12(c)に示すように、回転体Kを上下方向から視認した場合、一方の面に形成された振分部と対向する位置には振分部が配置されていない。また、回転体Kは、その厚み方向においてテーパ状に切欠形成されている。そして、振分部F1〜F4に入球した遊技球は、回転体Kの回転により右転動路17に誘導され、振分部F5〜F8に入球した遊技球は、回転体Kの回転により左転動路16に誘導可能となるように構成されている。このような構成によれば、第1図柄変動ゲームと第2図柄変動ゲームを、4つずつ確実に切り替えて変更することが可能となる。

・また、左転動路16及び右転動路17の間に、左転動路16又は右転動路17に遊技球を振分可能なすり鉢状のクルーンを配設しても良い。
・各実施形態において、特典フラグを介さなくても、特典スイッチSW5からの検知信号を入力したことを契機に、主制御用CPU40aが確変フラグに「確変状態であることを示す値」を直接設定するように構成しても良い。このように構成する場合、特典フラグに係る構成を省くことが可能となる。

・各実施形態では、上大入賞口23への入球に基づいて払い出される賞球数よりも、下大入賞口24への入球に基づいて払い出される賞球数の方が多くなるように設定しても良い。

・各実施形態では、大入賞口毎に賞球数を異ならせなくても良い。
・下大入賞口24が開放する前であれば、報知演出の実行タイミングは各実施形態に記載のタイミングに限られない。例えば、下大入賞口24が開放するラウンド遊技よりも前に行われるラウンド遊技中としても良い。また、下大入賞口24を開放させる大当りとなる図柄変動ゲーム中であって、大当りとなることが確定的に報知された後(例えば、大当りの図柄組み合わせが一旦停止表示されてから確定停止表示されるまでの間)としても良い。また、図柄変動ゲーム終了後、大当り遊技が開始されるまでの間に設定されるインターバル期間中としても良い。

・各実施形態では、第1特図変動ゲームにて特図Za2が決定された場合も、下大入賞口24が開放する旨を報知する報知演出を実行しても良い。このとき、第2特図変動ゲームにて特図Zbが決定された場合とは異なる態様で報知演出を実行しても良いし、同一態様で実行しても良い。また、報知演出の実行タイミングについても、第2特図変動ゲームにて特図Zbが決定された場合とは異なるタイミングで実行しても良いし、同一タイミングで実行しても良い。

・各実施形態において、下大入賞口24への遊技球の入球により、特典スイッチSW5にて遊技球が検知された場合において、報知演出にて「確変状態が付与される旨」を確定的に報知しても良い。また、報知演出によって、下大入賞口24が開放する旨を報知するようにしても良い。

・各実施形態の報知演出によって、下大入賞口24が開放する旨を報知することができるのであれば、報知手段は如何なる装置であっても良い。例えば、スピーカによる音声演出としてもよいし、発光ランプによる点灯/点滅演出としても良い。

・各実施形態における報知演出は、「下大入賞口が開放するよ」といったような下大入賞口24が開放する旨を直接的に報知する内容で行われても良い。また、下大入賞口24への入賞を契機とし、特典スイッチSW5で遊技球が検知された際には確変状態が付与されるため、「確変が付与されるかも」といったような、下大入賞口24への入賞によって生起され得る特典について報知する内容で行われても良い。

・各実施形態では、第2特図変動ゲームの大当り抽選に当選した際、特図Zbに加えて、特図Za1に相当する「全ラウンド遊技を上大入賞口23を用いて行う」大当りを設定しても良い。ただし、第1特図変動ゲームの大当り抽選に当選した際に特図Za1が選択される確率よりも、第2特図変動ゲームの大当り抽選に当選した際に特図Za1に相当する大当りが選択される確率が低くなることが好ましい。

・各実施形態において、下大入賞口24が開放されるラウンド遊技(特典の付与有無を決定するためのラウンド遊技)は、大当り遊技における最終回のラウンド遊技でなくても、例えば、最初(1回目)のラウンド遊技や途中(例えば、8回目)のラウンド遊技であっても良い。

・各実施形態において、特図Zbに対応する大当り遊技では、全ラウンド遊技を下大入賞口24を用いて行っても良い。
・各実施形態において、大当りの種類を多くしても良いし、各大当り遊技における大入賞口23,24の開放態様を変更しても良い。

・各実施形態において、特図Za2では、1回目〜14回目のラウンド遊技のラウンド遊技時間は「25秒」に定められる一方、15回目のラウンド遊技のラウンド遊技時間は「1秒」に定めても良い。このように設定した場合、特図Za2では、下大入賞口24の開放時間が特図Zbにおける下大入賞口24の開放時間よりも短いことで、特図Zbが決定された場合に比して、特典スイッチSW5で遊技球が検知され難くなる。これにより、特図Za2が決定された場合であっても、確変状態を終了させることが可能となる。また、「高確+変短あり」の遊技状態中、第1特図変動ゲームで大当り抽選に当選したとしても、確変状態が継続して付与されるような状況を救済的に作り出すことも可能となる。

・第1の実施形態において、通常始動入賞口21を設けなくても良い。
・各実施形態において、作動ゲート26を省略しても良い。また、作動ゲート26の省略に伴い、普図当り抽選も実行しなくても良い。これにより、特別入球口14は、常時開口した状態となるが、特別入球口14に入球した遊技球は、シーソー20によって左転動路16又は右転動路17のいずれかに振分けられることになる。

・各実施形態において、通常始動入賞口21と第1始動口スイッチSW1をアクリル板などで形成した透明のワープ路を用いて連通させても良い。
・各実施形態において、通常始動入賞口21に入球した遊技球の転動態様を遊技者が視認可能に構成しなくても良い。例えば、遊技盤10を、透過性を有さない木材などで構成しても良い。

・各実施形態のシーソー20は、遊技状態に応じて左転動路16又は右転動路17のいずれかを任意に閉鎖するよう、制御可能に構成しても良い。例えば、変短状態が付与されている場合、右転動路17と特別入球口14を連通状態とする位置でシーソー20を保持し、右転動路17を転動可能となるように制御しても良い。一方、変短状態が付与されていない場合、左転動路16と特別入球口14を連通状態とする位置でシーソー20を保持し、左転動路16を転動可能となるように制御しても良い。また、変短状態の有無に係わらず、規定時間が経過するまでの間は、右転動路17と特別入球口14を連通状態とする位置でシーソー20を保持し、右転動路17を転動可能となるように制御しても良い。そして、規定時間の経過後は、左転動路16と特別入球口14を連通状態とする位置でシーソー20を保持し、左転動路16を転動可能となるように制御しても良い。

・各実施形態において、下カウントスイッチSW4よりも奥方に、分岐流路(第1転動路と第2転動路)を形成しても良い。このとき、第2転動路には、特典スイッチSW5を配設する一方で、第1転動路には特典スイッチSW5を配設しなくても良い。このような構成とすることで、下大入賞口24に遊技球が入球したとしても、必ず確変状態が付与されるとは限らなくなるため、遊技者に確変状態が付与されるか否かについて期待を持たせることができる。

・各実施形態の下大入賞口24は、遊技状態や大当りの種類に応じて第1,第2転動路のいずれかを任意に閉鎖可能なシャッタなどの振分部材を備えていても良い。例えば、変短状態が付与されている場合、第2転動路と下大入賞口24を連通状態とする位置でシャッタを保持し、第2転動路を転動した遊技球が、特典スイッチSW5で検知可能となるようにしても良い。一方、変短状態が付与されていない場合、第1転動路と下大入賞口24を連通状態とする位置でシャッタを保持し、第1転動路を転動した遊技球が、特典スイッチSW5で検知不能となるようにしても良い。また、大当り図柄として特図Zbが決定された場合、第2転動路と下大入賞口24を連通状態とする位置でシャッタを保持し、第2転動路を転動した遊技球が、特典スイッチSW5で検知可能となるようにしても良い。一方、大当り図柄として特図Za2が決定された場合、第1転動路と下大入賞口24を連通状態とする位置でシャッタを保持し、第1転動路を転動した遊技球が、特典スイッチSW5で検知不能となるようにしても良い。

・各実施形態において、大入賞口23,24の個数は、1つや3つ以上であっても良い。例えば、下大入賞口24のみを配置する場合、最終回のラウンド遊技(特典の付与有無を決定するためのラウンド遊技)以外では、振分部材によって、下大入賞口24へ入球した遊技球が第2転動路以外へ振り分けられるように構成すれば良い。

・各実施形態において、変短状態であるときに特図Za2に対応する大当りが生起された後に確変状態を付与しなくても良い。
・各実施形態において、「特典」は、遊技者にとって有利であれば確変状態となることでなくても良い。例えば、変短状態となることであっても良いし、大入賞口23,24の開放回数が増加することであっても良い。

・各実施形態において、第1特図変動ゲームと第2特図変動ゲームでは、特図変動ゲームの演出内容又は付与され得る大当りの内容が異なっていれば良い。例えば、第1特図変動ゲームでは、キャラAをテーマとした変動演出を行う一方で、第2特図変動ゲームではキャラBをテーマとした変動演出を行っても良い。また、第1特図変動ゲームでは、各列の図柄を縦方向に変動させて行う一方で、第2特図変動ゲームでは、各列の図柄を横方向に変動させて行っても良い。また、特図変動ゲームの演出内容として、特図変動ゲームの変動時間を異ならせても良い。また、大当り内容の違いとしては、遊技者が獲得し得る総賞球払出し個数を異ならせても良いし、大当り遊技を構成するラウンド遊技数を異ならせても良い。また、大当り遊技終了後に付与され得る変短状態の付与回数や、大当り遊技中に行われるラウンド遊技の演出内容を異ならせても良い。

・各実施形態において、遊技盤10における各部材の配置を変更しても良い。例えば、作動ゲート26の配置を変更しても良い。ただし、特別入球口14と同一の流下経路上に配設することが望ましい。また、特別入球口14を遊技盤10の右方に配設しても良い。

・各実施形態における入球率向上状態は、普図ゲームの変動時間の短縮、普図当り抽選に抽選確率の向上、開閉ベロ15の開放回数の増加、及び開閉ベロ15の開放時間の増加のうち、少なくともいずれか1つを含んでいれば良い。また、これらのうち複数を組み合わせても良い。また、入球率向上状態は、開閉ベロ15の開放回数の増加又は開閉ベロ15の開放時間の延長のうちどちらかとしても良い。

・各実施形態における入球率向上状態は、特図変動ゲームの変動時間、特に、はずれ表示結果が確定停止表示される特図変動ゲームの変動時間が、非変短状態中に比して短縮されることであっても良い。

・各実施形態では、主制御用CPU40aが、特図指定コマンドに代えて、当りの種類を示す制御コマンドを出力しても良い。なお、この制御コマンドは、当りの種類毎に設定されたコマンドであって、特図の種類は特定できない。また、当りの種類毎に変動パターンを設定した場合には、変動パターン指定コマンドをもとに演出制御用CPU41aが、当りの種類を把握するようにしても良い。

・各実施形態では、演出表示装置11を液晶式としたが、ドットマトリクス式や7セグメントLED式の演出表示装置としても良いし、ドラム式などの機械式の演出表示装置としても良い。

・各実施形態は、特図と飾図を用いるパチンコ遊技機に具体化したが、特図のみを用いるパチンコ遊技機に具体化しても良い。
次に、各実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。

(イ)上記遊技機について、前記第1特別入賞手段に遊技球が入球した際に払い出される賞球払出し個数と、前記第2特別入賞手段に遊技球が入球した際に払い出される賞球払出し個数を異ならせるようにしても良い。

(ロ)上記遊技機について、前記大当り決定手段は、前記第2図柄変動ゲームにおける大当り抽選に当選した場合、前記第1大当りを決定せず、前記第2大当りを決定するようにしても良い。

(ハ)上記遊技機について、遊技球が入球可能な第1入球手段と、遊技球が入球可能な第2入球手段と、を備え、前記第1入球手段の個数を、前記第2入球手段の個数よりも多く設定しても良い。実施形態では、左転動路16及び通常始動入賞口21が第1入球手段に相当する一方で、右転動路17が第2入球手段に相当する。

(ニ)上記遊技機について、前記第2特別入賞手段の開放時間は、前記第1特別入賞手段の開放時間よりも短く設定しても良い。
(ホ)上記遊技機について、前記振分部材は、遊技球を前記第1検知手段又は前記第2検知手段に交互に入球させるようにしても良い。

SW1…第1始動口スイッチ(第1検知手段)、SW2…第2始動口スイッチ(第2検知手段)、SW5…特典スイッチ(付与決定契機手段)、SW6…ゲートスイッチ(第3検知手段)、Za1…特図(第1大当り)、Za2,Zb…特図(第2大当り)、1…パチンコ遊技機、10…遊技盤、11…演出表示装置(表示手段、報知手段)、14…特別入球口、15…開閉ベロ(開閉部材)、20…シーソー(振分部材)、21…通常始動入賞口、23…上大入賞口(第1特別入賞手段)、24…下大入賞口(第2特別入賞手段)、40…主制御基板、40a…主制御用CPU(大当り決定手段、特典付与手段、開放抽選実行手段、ゲーム制御手段)、40b…主制御用ROM、40c…主制御用RAM、41…演出制御基板、41a…演出制御用CPU(ゲーム制御手段)。

Claims (4)

  1. 第1図柄を変動させて行う第1図柄変動ゲーム及び前記第1図柄とは異なる第2図柄を変動させて行う第2図柄変動ゲームを表示する表示手段を備えた遊技機において、
    遊技球の検知に基づき前記第1図柄変動ゲームの始動条件を付与する第1検知手段と、
    遊技球の検知に基づき前記第2図柄変動ゲームの始動条件を付与する第2検知手段と、
    遊技球を検知する第3検知手段と、
    前記第3検知手段で遊技球が検知されたことを契機に、特別入球口を拡大するように開放される開閉部材を開放させるか否かの開放抽選を実行する開放抽選実行手段と、
    前記特別入球口に入球した遊技球を、前記第1検知手段又は前記第2検知手段に振分可能な振分部材と、
    前記第1図柄変動ゲーム又は前記第2図柄変動ゲームを前記表示手段に表示させるように制御するゲーム制御手段と、を備え、
    前記第1図柄変動ゲームと前記第2図柄変動ゲームでは、図柄変動ゲームの演出内容又は付与され得る大当りの内容が異なるように設定されていることを特徴とする遊技機。
  2. 大当り遊技中に開放され、遊技球が入球可能な第1特別入賞手段と、
    大当り遊技中に開放され、遊技球が入球可能な第2特別入賞手段と、
    大当りか否かの大当り抽選に当選した場合、付与する大当り遊技の種類を決定する大当り決定手段と、
    前記第2特別入賞手段への遊技球の入球により当該遊技球を検知可能な付与決定契機手段と、
    前記付与決定契機手段での遊技球の検知を契機として、前記大当り決定手段が決定した大当り遊技の種類に定められた特典を大当り遊技終了後に付与する特典付与手段と、を備え、
    前記大当り決定手段が決定可能な大当りには、前記第1特別入賞手段を開放させる第1大当りと、少なくとも一部のラウンド遊技を前記第2特別入賞手段を開放させて行う第2大当りと、を含み、
    前記大当り決定手段は、前記第1図柄変動ゲームにおける大当り抽選に当選した場合、前記第1大当り又は前記第2大当りのいずれかを決定する一方で、前記第2図柄変動ゲームにおける大当り抽選に当選した場合、前記第1図柄変動ゲームにおける大当り抽選に当選した場合に比して、前記第2大当りを高確率で決定することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記第1特別入賞手段と前記第2特別入賞手段は、同一流下経路上に配設されることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記特典は、大当り遊技終了後、前記大当り抽選に当選する確率を低確率から高確率に変動させる確率変動状態であって、
    前記第1図柄変動ゲーム又は第2図柄変動ゲームにおける大当り抽選に当選し、前記第2大当りが決定された場合、前記第2特別入賞手段が開放するまでの間に、前記第2特別入賞手段が開放する旨を報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の遊技機。
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