JP5126177B2 - 部品実装装置 - Google Patents

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Description

本発明は、基板に電子部品を実装する部品実装装置に関するものである。
基板に電子部品を実装する部品実装装置は、部品供給部から電子部品を取り出して基板に移送搭載する搭載ヘッドを備えている。この搭載ヘッドの形態として、電子部品を吸着保持する吸着ノズルを複数備えて1回の実装ターンにおいて複数の電子部品を搭載することにより実装効率を向上させるマルチノズル型の搭載ヘッドが広く用いられている。
このようなマルチノズル型の搭載ヘッドとして、インデックス回転する回転体に複数の吸着ノズルを同心円上に等配配置したロータリ形式のマルチノズル型ヘッドが知られている(例えば特許文献1参照)。このようなロータリ形式を採用することにより、複数の吸着ノズルを直列方向に配列した構成のマルチノズル型ヘッドと比較して、従来よりも多数の吸着ノズルを装備した場合においても搭載ヘッドのサイズをコンパクト化することができるという利点がある。
特開平10−163677号公報
しかしながら上述の特許文献を含め従来の先行技術例には、吸着ノズルから真空吸引する真空吸引系のレイアウトに関連して、以下のような不都合があった。すなわち吸着ノズルによって部品を吸着することにより部品のピックアップや基板への搭載動作を行うためには、吸着ノズルから真空吸引するための真空吸引経路をオンオフする切り換え弁を必要とする。しかしながら、従来装置においては、搭載ヘッドと外部に設けられた真空吸引源と吸着ノズルとを接続する真空吸引配管の途中に切り換え弁を配置する構成となっていたため、切り換え弁から吸着ノズルの先端部までの管路長が長くなり、真空吸引オンオフ時の応答時間が長くなるという課題があった。
また切り換え弁や配管系に異物が吸引されることに起因する動作不具合を防止するため、真空配管系において吸着ノズルと切り換え弁との間に異物除去用のフィルタを配置する必要がある。しかしながら従来装置においては、ロータリ形式のマルチノズル型ヘッドにおいてフィルタを適正に配置する方策は示されておらず、搭載ヘッド全体のサイズをコンパクト化することが困難であった。
そこで本発明は、ロータリ形式のマルチノズル型の搭載ヘッドにおいて、真空吸引の応答時間を短縮するとともに、搭載ヘッド全体のサイズをコンパクト化することができる部品実装装置を提供することを目的とする。
本発明の部品実装装置は、基板保持部に保持された基板に部品供給部から取り出した部品を実装する部品実装装置であって、前記部品を前記部品供給部からピックアップして保持する搭載ヘッドと、前記搭載ヘッドを前記基板の部品実装面と平行な方向に移動させるヘッド移動機構とを有し、前記搭載ヘッドは、回転軸の廻りにインデックス駆動機構によりインデックス回転する回転体と、前記回転体において前記回転軸を中心とした円周位置に前記回転体に対して昇降可能に配設され、下端部に開孔した吸着孔から真空吸引することにより前記部品を吸着保持する複数の吸着ノズルと、前記回転体において前記回転軸の内部を軸方向に挿通して設けられ真空吸引源と接続された第1のエア経路と、前記回転体内において前記回転軸を中心として前記複数の吸着ノズルの間を放射状に配設され、前記第1のエア経路と一方側の端部が連通し、前記吸着ノズルよりも外側に配置され前記吸着孔からの真空吸引を断接する空圧切り換え手段と他方側の端部が連通する第2のエア経路と、前記空圧切り換え手段と一方側の端部が連通し、前記吸着孔から吸引された異物を捕集し前記吸着ノズルよりも外側に配置されたフィルタと他方側の端部が連通する第3のエア経路と、前記フィルタと一方側の端部が連通し、前記吸着ノズルと他方側の端部が連通する第4のエア経路とを備えた。
本発明によれば、インデックス回転し複数の吸着ノズルを備えた回転体において回転軸の内部を上下方向に挿通して設けられ真空吸引源と接続された第1のエア経路と、回転体内において回転軸を中心として複数の吸着ノズルの間を放射状に配設され、第1のエア経路と一方側の端部が連通し吸着ノズルよりも外側に配置され吸着孔からの真空吸引を断接する空圧切り換え手段と他方側の端部が連通する第2のエア経路と、空圧切り換え手段と一方側の端部が連通し吸着孔から吸引された異物を捕集し吸着ノズルよりも外側に配置されたフィルタと他方側の端部が連通する第3のエア経路と、フィルタと一方側の端部が連通し吸着ノズルと他方側の端部が連通する第4のエア経路とを備えた構成とすることにより、ロータリ形式のマルチノズル型の搭載ヘッドにおいて、真空吸引の応答時間を短縮するとともに、搭載ヘッド全体のサイズをコンパクト化することができる。
本発明の一実施の形態の部品実装装置の斜視図 本発明の一実施の形態の部品実装装置に装着される搭載ヘッドの斜視図 本発明の一実施の形態の部品実装装置に装着される搭載ヘッドの正面図 本発明の一実施の形態の部品実装装置に装着される搭載ヘッドの断面図 本発明の一実施の形態の部品実装装置に装着される搭載ヘッドの部分断面図 本発明の一実施の形態の部品実装装置に装着される搭載ヘッドの部分断面図 本発明の一実施の形態の部品実装装置に装着される搭載ヘッドの部分断面図 本発明の一実施の形態の部品実装装置に装着される搭載ヘッドの動作説明図
次に本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。まず図1を参照して部品実装装置1の構造を説明する。図1において、基台1aの上面には、基板搬送方向(X方向)に基板搬送機構2が配設されている。基板搬送機構2は部品実装対象の基板3を上流側装置から受け取って搬送し、以下に説明する部品搭載機構による実装作業位置に位置決め保持する。したがって、基板搬送機構2は基板保持部として機能する。基台1aの両側には、部品供給部4が配設されている。部品供給部4はフィーダテーブル4a上に複数のテープフィーダ5を並設して構成されており、テープフィーダ5は基板3に実装される部品を収納したキャリアテープをピッチ送りすることにより、部品を部品搭載機構の搭載ヘッド8による取り出し位置に供給する。
部品搭載機構について説明する。基台1aのX方向の端部には、Y軸移動テーブル6がY方向に配設されており、Y軸移動テーブル6には2つのX軸移動テーブル7がY方向の移動自在に装着されている。それぞれのX軸移動テーブル7には、搭載ヘッド8が保持フレーム9(図2参照)を介して装着されている。搭載ヘッド8は、基板3に実装される部品を部品供給部4からピックアップして保持する機能を有しており、Y軸移動テーブル6、X軸移動テーブル7を駆動することにより、搭載ヘッド8はX方向、Y方向へ水平移動
し、部品供給部4から取り出した部品を基板搬送機構2に位置決め保持された基板3に実装する。Y軸移動テーブル6、X軸移動テーブル7は、搭載ヘッド8を基板3の部品実装面と平行な方向に移動させるヘッド移動機構を構成する。
次に、図2、図3、図4、図5を参照して、搭載ヘッド8の構造を説明する。図2において、保持フレーム9はX軸移動テーブル7においてX方向に移動する移動部(図示省略)に固着され、保持フレーム9の上部からは水平ベース部9aが水平方向に延出して設けられている。水平ベース部9aの上面には、インデックス駆動機構10が垂直に配設されており、図4に示すように、インデックス駆動機構10から下方に延出した回転軸11には、略円柱形状の回転体12が固着されている。回転体12は保持フレーム9の中間位置から水平方向に延出した中間ベース部14によってベアリング37aを介して回転自在に保持されている。また回転軸11の下部は段違いの軸下部11aとなっており、軸下部11aの下端部は、同様に保持フレーム9の下端部から水平方向に延出した下部ベース部17によってベアリング37bを介して軸支されている。インデックス駆動機構10を駆動することにより、回転体12は回転軸11とともに所定の間歇パターンでインデックス回転する(矢印a)。
回転体12において、回転軸11を中心とした円周位置(図5に示す半径R1の同心円上位置)には、複数(ここでは16本)の吸着ノズルユニット20(吸着ノズル)が、回転体12に対して昇降可能に配設されている。吸着ノズルユニット20を構成するノズル軸41の下端部はノズル装着部41bとなっており、ノズル装着部41bにはノズル部品41dが着脱自在に装着される。ノズル部品41dは、下端部に開孔した吸着孔41g(図6)から真空吸引することにより実装対象の部品(図示省略)を吸着保持する。
回転体12の上部は外周方向に延出した外縁部13となっており、外縁部13にはバルブユニット21、フィルタ22が、吸着ノズルユニット20が配置された円周位置よりも外側(図5に示す半径R2の同心円上位置参照)に位置して、個々の吸着ノズルユニット20に1対1対応で配置されている。バルブユニット21は、吸着孔41gからの真空吸引を断接するとともに、吸着孔41gから噴射される正圧空気の供給を段接する空圧切り換え手段としての機能を有しており、フィルタ22は吸着孔41gから吸引された異物を捕集する機能を有している。
回転軸11の下部には内部を上下方向に挿通して吸引孔11bが設けられており、吸引孔11bは下部ベース部17に設けられた吸引路17aと連通している。吸引路17aは吸引配管27(図3)と接続された接続孔17bと連通しており、吸引配管27は真空吸引源28と接続されている。真空吸引源28を駆動することにより、吸引孔11bの上部に設けられた貫通孔11cから真空吸引し、これにより、回転体12の内部に回転軸11を閉囲して設けられた連通隙間12a内が吸引される。吸引孔11bは、回転体12において回転軸11の内部を上下方向に挿通して設けられ、真空吸引源28と接続された第1のエア経路となっている。
連通隙間12aからは流路孔12bが吸着ノズルユニット20の間を通って各バルブユニット21に向けて放射状に設けられており(図5参照)、バルブユニット21は、水平ベース部9aに配設されたバルブ駆動機構25によって当接駆動ツール26を昇降(矢印b)させることにより、すなわち縦部材26aから分岐した上当接部材26b、下当接部材26cをバルブユニット21に当接させてスライドさせることにより操作される。これにより、流路孔12bを介しての真空吸引を開閉して、吸着孔41gによる真空吸着を断接することができる。また上当接部材26b内に設けられた正圧孔26dには、配管部材38を介して正圧供給源39が接続されており、正圧供給源39を駆動した状態でバルブユニット21を操作することにより、上当接部材26bからバルブユニット21を介して
正圧空気を供給して、吸着孔41gから噴出させることが可能となっている。
回転体12、中間ベース部14の下面からは、昇降ガイド部16、円筒カム部15が、それぞれ下方に延出して設けられている。ノズル装着部41bの上方に装着されたカムフォロア29は、昇降ガイド部16に上下方向に形成されたガイド溝16aによってガイドされて上下動自在となっている。ノズル軸41の上部には圧縮スプリング46が頂部41aとギヤ部材36との間に装着されており(図6)、頂部41aを上方に押し上げる圧縮スプリング46の付勢力により、カムフォロア29は円筒カム部15の下面のカム面15aに常に当接している。
インデックス駆動機構10を駆動することにより、回転体12は回転軸11とともにインデックス回転し、これにより複数の吸着ノズルユニット20は半径R1の円周に沿って間歇移動するとともに、カム面15aのカム形状に追従して上下動する。この吸着ノズルユニット20の間歇移動において、図3に示す下降位置P1は、ノズル部品41dによって部品の取り出し動作および搭載動作を行う位置となっている。下降位置P1の上方には水平ベース部9aに保持されてノズル昇降駆動機構24が配設されており、ノズル昇降駆動機構24によって昇降する昇降ブロック24aにはカムフォロア24bが結合されている。ノズル昇降駆動機構24を駆動することにより、カムフォロア24bは昇降し(矢印c)、下降時には下降位置P1に位置した吸着ノズルユニット20のノズル軸41に当接して押し下げる。これにより、ノズル部品41dは下降位置P1において所定の動作ストロークだけさらに下降し、部品のピックアップ動作および搭載動作を行う。
また保持フレーム9には、カメラ19および撮像光学系19aが装着されており、下部ベース部17において撮像光学系19aに対向する位置は、カメラ19によって部品を認識する認識位置P2となっている。認識位置P2には、上向き斜め方向の反射面18aを有する反射ブロック18が下部ベース部17に取り付けられている。下降位置P1にて部品を吸着保持したノズル部品41dが認識位置P2に移動することにより、ノズル部品41dに保持した部品を反射面18aを介してカメラ19によって撮像することができる。ノズル部品41dは側方に円板状に延出した反射板41cを備えており、カメラ19による撮像時には、反射板41cは下方にからの照明光を反射して部品を背後から照明する。
回転軸11において回転体12から上方に突出した部分には、ベアリング34a、34bを介してギヤ部材35が回転自在に装着されており、ギヤ部材35の上部にはプーリ33が結合されている。水平ベース部9aにはノズルθ駆動モータ23が回転軸23aを下方にした姿勢で配設されており、回転軸23aにはプーリ31が結合されている。プーリ31とプーリ33にはベルト32が調帯されており、ノズルθ駆動モータ23を駆動することにより、ギヤ部材35が回転する。ギヤ部材35の下部にはノズル軸41に装着されたギヤ部材36と噛合する歯部35aが設けられており、ノズルθ駆動モータ23を駆動することにより、ベルト32、プーリ33、ギヤ部材35、ギヤ部材36を介してノズル軸41を回転させることができる。これにより、ノズル部品41dに保持された部品のθ方向(ノズル軸廻り方向)の位置合わせが行われる。
次に図6を参照して、吸着ノズルユニット20の詳細構造を説明する。図6に示すように、回転体12において半径R1の同心円上に上下方向に貫通して形成されたノズル挿通孔12c(図5参照)には、ノズル軸41が上下方向に挿通している。ノズル軸41が上下に挿通するギヤ部材36はノズル軸41に回転を伝達するとともに上下方向に相対動自在に設けられている。ギヤ部材36はボールスプライン45aを外周から保持するハウジング42aと結合されており、ハウジング42aの下方に位置して同心で設けられたハウジング42bには、ボールスプライン45aとの間にカラーリング47を介在させてボールスプライン45bが保持されている。ボールスプライン45a、45bには、ノズル軸
41がX,Y、θ方向の位置をガイドされた状態で上下方向にスライド自在に挿通しており、ハウジング42a、42bは、ベアリング43を介して回転体12に対して回転自在に保持されている。
ハウジング42a、42bとノズル挿通孔12cとの間には連通隙間49が形成されており、連通隙間49は、ハウジング42a、42bとノズル挿通孔12cの内周面との間に装着された2つのシール部材44によって密封されている。カラーリング47とノズル軸41との間に形成された連通隙間47aは、ノズル軸41内部を上下に挿通して設けられた流路孔41eと貫通孔41fを介して連通しており、さらに流路孔41eはノズル装着部41b内部を挿通して吸着孔41gと連通している。そして連通隙間47aは、ハウジング42b、カラーリング47を横方向に貫通して設けられた連通孔48を介して連通隙間49と連通しており、さらに連通隙間49は流路孔13eを介してフィルタ22のフィルタ孔13d(図7(b)参照)と連通している。
ノズル軸41は、ノズル装着部41bの上方において、カムフォロア29が結合されたブロック30をベアリング30aを介して貫通しており、ブロック30はノズル軸41に対して回転自在となっている。これにより、カムフォロア29がガイド溝16aに嵌合して回転方向の位置が固定された状態において、ノズル軸41を任意位置に回転させることができる。
次に図7を参照して、バルブユニット21、フィルタ22の構造を説明する。図7(a)において、外縁部13を上下に貫通して設けられたスプール孔13aにはバルブ軸50が上下にスライド自在に嵌合している。バルブ軸50は、上部に設けられて上当接部材26bと当接する頂部50aを外縁部13から上方に突出させ、下当接部材26cと当接する下部50bを外縁部13から下方に突出させて装着されている。
バルブ軸50には頂部50aに開口する流路孔50cが形成されており、流路孔50cの下端部に設けられた連通孔50dは、スプール孔13aと連通して外縁部13内に設けられた拡径部13bに連通している。バルブ軸50には、外周面を切り込んだノッチ部50e、50f、縮径部50gが設けられており、ノッチ部50e、50fのいずれかにボールプランジャ51のボール51aが嵌入することにより、バルブ軸50の上下方向の位置が2位置で固定されるようになっている。また縮径部50gの範囲には、スプール孔13aの内面との間に連通隙間52が形成されており、連通隙間52は外縁部13内に水平方向に形成された流路孔13cに連通している(図5も参照)。
図7(b)において、外縁部13に設けられたフィルタ孔13dには焼結部材など多孔質素材を内孔54aを有する中空棒形状に成形した濾過部材54が挿入されており、濾過部材54は抑え部材53によって上面側から固定されている。濾過部材54の外周とフィルタ孔13dの内周面との間の連通隙間55は、流路孔13eを介して吸着ノズルユニット20の連通隙間49と連通している。またフィルタ孔13dの下方に形成された連通隙間13fは、図7(a)に示す流路孔13cと連通している。すなわち、流路孔13cは濾過部材54、流路孔13eを介して吸着ノズルユニット20の連通隙間49と連通している。
図8(a)に示すように、当接駆動ツール26を上昇させて(矢印d)下当接部材26cを下部50bに当接させ、ノッチ部50fをボールプランジャ51の位置に固定することにより、流路孔13cは連通隙間52を介して流路孔12bと連通する。これにより流路孔12bが流路孔13cおよびフィルタ22を介して吸着ノズルユニット20と連通する。そしてこの状態でそして流路孔12bから真空吸引することにより(矢印e)、吸着孔41gから真空吸引される。
このとき、真空吸引により吸着孔41gから吸引された異物は、濾過部材54によって捕集される。このようにフィルタ22を吸着ノズルユニット20の直近に配置することにより、吸着ノズルユニット20によって異物を効率よく捕集することができる。さらにフィルタ22を吸着ノズルユニット20の外側の作業アクセスが容易な部位に配置することにより、濾過部材54の交換などの保守作業を容易に行うことができる。
また図8(b)に示すように、当接駆動ツール26を下降させて(矢印f)上当接部材26bを頂部50aに当接させ、ノッチ部50eをボールプランジャ51の位置に固定した状態では、正圧孔26dが流路孔50cと連通するとともに、流路孔12bがバルブ軸50によって閉塞され、流路孔12bから真空吸引が遮断される。このとき、バルブユニット21が吸着ノズルユニット20の直近に配置されていることにより、バルブユニット21を操作したときの吸着ノズルユニット20による真空吸引オンオフ時の応答性が改善される。そしてこの状態で正圧供給源39を作動させることにより(矢印g)、流路孔50c内に正圧空気が付与され、この正圧空気は連通隙間52、流路孔13c、フィルタ22、流路孔13eを介して吸着ノズルユニット20と連通し、吸着孔41gから噴射される。
上記説明したように、本実施の形態に示す搭載ヘッド8は、回転体12において回転軸11を中心とした当配位置に回転体12に対して昇降可能に配設され、下端部に開孔した吸着孔41gから真空吸引することにより部品を吸着保持する複数の吸着ノズルユニット20と、回転体12において回転軸11の内部を上下方向に挿通して設けられ、真空吸引源28と接続された吸引孔11b(第1のエア経路)と、回転体12内において回転軸11を中心として複数のインデックス駆動機構10の間を放射状に配設され、吸引孔11bと一方側の端部が連通隙間12aを介して連通し、吸着ノズルユニット20よりも外側に配置され吸着孔41gからの真空吸引を断接するバルブユニット21(空圧切り換え手段)と他方側の端部が連通する流路孔12b(第2のエア経路)と、バルブユニット21と一方側の端部が連通し、吸着孔41gから吸引された異物を捕集し吸着ノズルユニット20よりも外側に配置されたフィルタ22と他方側の端部が連通する流路孔13c(第3のエア経路)と、フィルタ22と一方側の端部が連通し、吸着ノズルユニット20と他方側の端部が連通する流路孔13e(第4のエア経路)とを備えた構成となっている。
このような構成を採用することにより、上述のように真空吸引オンオフ時の応答時間を短縮することができるとともに、複数の吸着ノズルを備えたマルチノズル型の搭載ヘッドにおいて、搭載ヘッドのコンパクト化が実現される。すなわち、吸着ノズルを直列に配置したノズル列を複数列配置する従来のマルチノズル型の搭載ヘッドと比較して、ノズル列の列方向の寸法を短縮して、搭載ヘッド全体のサイズを短縮化することができる。
本発明の部品実装装置は、ロータリ形式のマルチノズル型の搭載ヘッドにおいて、真空吸引の応答時間を短縮するとともに、搭載ヘッド全体のサイズをコンパクト化することができるという効果を有し、基板に電子部品を実装する分野において有用である。
1 部品実装装置
2 基板搬送機構
3 基板
4 部品供給部
6 Y軸移動テーブル
7 X軸移動テーブル
8 搭載ヘッド
10 インデックス駆動機構
11 回転軸
11b 吸引孔
12 回転体
12b 流路孔
13 外縁部
13c 流路孔
13e 流路孔
20 吸着ノズルユニット
21 バルブユニット
22 フィルタ

Claims (2)

  1. 基板保持部に保持された基板に部品供給部から取り出した部品を実装する部品実装装置であって、
    前記部品を前記部品供給部からピックアップして保持する搭載ヘッドと、前記搭載ヘッドを前記基板の部品実装面と平行な方向に移動させるヘッド移動機構とを有し、
    前記搭載ヘッドは、回転軸とともにインデックス駆動機構によりインデックス回転する回転体と、前記回転体において前記回転軸を中心とした円周位置に前記回転体に対して昇降可能に配設され、下端部に開孔した吸着孔から真空吸引することにより前記部品を吸着保持する複数の吸着ノズルと、
    前記回転体において前記回転軸の内部を軸方向に挿通して設けられ真空吸引源と接続された第1のエア経路と、
    前記回転体内において前記回転軸を中心として前記複数の吸着ノズルの間を放射状に配設され、前記第1のエア経路と一方側の端部が連通し、前記吸着ノズルよりも外側に配置され前記吸着孔からの真空吸引を断接する空圧切り換え手段と他方側の端部が連通する第2のエア経路と、
    前記空圧切り換え手段と一方側の端部が連通し、前記吸着孔から吸引された異物を捕集し前記吸着ノズルよりも外側に配置されたフィルタと他方側の端部が連通する第3のエア経路と、
    前記フィルタと一方側の端部が連通し、前記吸着ノズルと他方側の端部が連通する第4のエア経路とを備えたことを特徴とする部品実装装置。
  2. 前記回転体において、前記空圧切り換え手段と前記フィルタとは、前記回転軸を中心とする同心円上に配置されていることを特徴とする請求項1記載の部品実装装置。
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