JP5125342B2 - 状態設定登録装置、撮像装置、及びそのプログラム - Google Patents

状態設定登録装置、撮像装置、及びそのプログラム Download PDF

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Description

本発明は、状態設定登録装置、撮像装置、及びそのプログラムに関し、たとえば、携帯電話などの電子機器あるいはデジタルカメラ等の撮像装置に用いて好適な状態設定登録装置、撮像装置、及びそのプログラムに関する。
一般的に、ユーザの好みや状況に対応したきめ細かな動作設定を可能とする電子機器にあっては、多くの設定項目の中から所望の項目を素早く見つけ出すための工夫が凝らされている。
たとえば、デジタルカメラ等の撮像装置では、撮影の際に、風景モードや人物撮影モード或いは夜景撮影モードといった撮影モードの設定、撮影感度(ISO感度)の設定、ホワイトバランス(太陽光、白熱灯、蛍光灯など)の設定、その他諸々の設定を必要とし、また、再生の際には、撮影済み画像の選択画面モード(単一画像の表示、サムネイル画像の表示、そのサムネイル画像数の設定など)の設定、選択画像の表示モード(単一選択画像の表示、複数選択画像の順次表示など)の設定、その他諸々の設定を必要とし、さらに、初期設定として、日時の設定や撮影済み画像の格納フォルダ名の設定など、多くの設定項目がある。
したがって、このような多くの設定項目の中から所望の項目を見つけ出すのに、相当な手間がかかることから、既存の撮像装置においては、モニター用の表示装置に階層化されたメニューを表示し、その階層を辿ることにより、所望の項目を見つけ出せるようにしている。
しかしながら、撮像装置の高機能化に伴い、撮影時や再生時及び初期設定時に必要とされる設定項目の数が一段と増える傾向にあるため、たとえ、上記のようにメニューを階層化したとしても、階層の深化に伴い、所望の項目を見つけ出すまでに多くの手間がかかってしまうという不都合がある。
そこで、下記の特許文献1においては、所望の設定項目を含む任意のメニューを表示中に、第1のボタン(同文献では調整スイッチ群15のうちのチェックボタン)が押し下げられると、そのメニューをショートカットメニューとして登録し、その後、第2のボタン(同文献ではファンクションボタン21)が押し下げられると、ショートカットメニューが登録されているか否かを判定して、登録されている場合には、ショートカットメニューとして登録済みのメニューを表示するようにした技術(以下、従来技術という。)が示されている。
このようにすると、いちいち階層を辿ることなく、所望の設定項目を含むメニューをワンタッチで表示することができ、上記の不都合を解消できる。
特開2006−101172号公報
しかしながら、上記の従来技術にあっては、ショートカットの登録時と、その登録済みショートカットの呼び出し時に、異なる二つのボタン(第1のボタンと第2のボタン)を個別に操作する必要があり、ボタンの押し間違い(たとえば、ショートカットの登録時に第2のボタンを押し下げてしまうなど)を否めないという問題点がある。
そこで、本発明の目的は、簡易な操作で所定の状態の登録と呼び出しが可能な状態設定登録装置、撮像装置、及びそのプログラムを提供することにある。
請求項1記載の発明は、設定された撮影条件で被写体を撮影する撮像手段と、同じ1つのボタンに対する異なる操作を検出する検出手段と、前記検出手段によって第1の操作が検出された場合、この第1の操作の検出時に設定されている撮影条件を、この第1の操作の操作内容と対応付けて記憶手段に追加して登録する登録手段と、前記検出手段によって前記第1の操作とは異なる第2の操作が検出された場合、前記第1の操作の検出時に、この第1の操作の操作内容と対応付けて前記記憶手段に登録された複数の撮影条件の中から、この第2の操作の操作内容に対応する撮影条件を呼び出して、この第2の操作が検出されたときの撮影条件として設定する設定手段と、を備えたことを特徴とする撮像装置である。
請求項2記載の発明は、前記検出手段は、同じ1つのボタンに対する操作時間または操作回数のうちの一方の違いによって前記第1の操作と前記第2の操作とを識別し、他方の違いによって前記第1の操作と前記第2の操作とに共通の操作内容を識別して検出することを特徴とする請求項1記載の撮像装置である。
請求項3記載の発明は、前記検出手段は、同じ1つのボタンに対する操作時間の違いによって前記第1の操作と前記第2の操作とを識別し、同じ1つのボタンに対する操作回数の違いによって前記第1の操作と前記第2の操作とに共通の操作内容を識別して検出し、前記登録手段は、前記検出手段によって第1の操作時間である第1の操作が検出された場合、この第1の操作の検出時に設定されている撮影条件を、この第1の操作の操作回数と対応付けて記憶手段に追加して登録し、前記設定手段は、前記検出手段によって前記第1の操作時間とは異なる第2の操作時間である第2の操作が検出された場合、前記第1の操作の検出時に、この第1の操作の操作回数と対応付けて前記記憶手段に登録されていた複数の撮影条件の中から、この第2の操作の操作回数に対応する撮影条件を呼び出して、この第2の操作が検出されたときの撮影条件として設定することを特徴とする請求項2記載の撮像装置である。
請求項4記載の発明は、前記検出手段は、同じ1つのボタンに対する操作時間と操作回数の組み合わせの違いによって前記第1の操作と前記第2の操作に加えて更に、第1の操作内容と第1の操作内容を識別して検出し、前記登録手段は、前記検出手段によって第1の操作、かつ、第1の操作内容が検出された場合、この第1の操作、かつ、第1の操作内容の検出時に設定されている撮影条件を記憶手段に登録し、前記検出手段によって前記第1の操作、かつ、第2の操作内容が検出された場合、この第1の操作、かつ、第2の操作内容の検出時に設定されている撮影条件を前記記憶手段に登録し、前記設定手段は、前記検出手段によって前記第2の操作、かつ、第1の操作内容が検出された場合、前記第1の操作、かつ、第1の操作内容の検出時に設定されていた撮影条件を前記記憶手段から呼び出して、この第2の操作、かつ、第1の操作内容が検出されたときの撮影条件として設定し、前記検出手段によって前記第2の操作、かつ、第2の操作内容が検出された場合、前記第1の操作、かつ、第2の操作内容の検出時に設定されていた撮影条件を前記記憶手段から呼び出して、この第2の操作が検出されたときの撮影条件として設定することを特徴とする請求項2記載の撮像装置である。
請求項5記載の発明は、複数の項目から任意の項目を選択するためのメニューを表示する表示手段と、同じ1つのボタンに対する所定の操作を検出したときに、前記表示手段によりいずれかのメニューが表示されている第1の操作か、前記表示手段によりいずれのメニューも表示されてない第2の操作かを識別して検出する検出手段と、前記検出手段によって前記第1の操作が検出された場合に、この第1の操作が検出されたときに前記表示手段により表示されているメニューの表示状態を、この第1の操作の操作内容と対応付けて前記記憶手段に追加して登録する登録手段と、前記検出手段によって前記第2の操作が検出された場合に、前記第1の操作が検出されたときに、この第1の操作の操作内容と対応付けて前記記憶手段に登録された複数のメニューの表示状態の中から、この第2の操作の操作内容に対応するメニューの表示状態を呼び出して、この第2の操作が検出されたときのメニューの表示状態として設定する設定手段と、を備えたことを特徴とする状態登録設定装置である。
請求項6記載の発明は、前記検出手段は、同じ1つのボタンに対する操作時間または操作回数の違いによって前記第1の操作と前記第2の操作に加えて更に、第1の操作内容と第1の操作内容を識別して検出し、前記登録手段は、前記検出手段によって第1の操作、かつ、第1の操作内容が検出された場合、この第1の操作、かつ、第1の操作内容が検出されたときに前記表示手段により表示されているメニューの表示状態を記憶手段に登録し、前記検出手段によって前記第1の操作、かつ、第2の操作内容が検出された場合、この第1の操作、かつ、第2の操作内容が検出されたときに前記表示手段により表示されているメニューの表示状態を前記記憶手段に登録し、前記設定手段は、前記検出手段によって前記第2の操作、かつ、第1の操作内容が検出された場合、前記第1の操作、かつ、第1の操作内容の検出時に前記表示手段により表示されていたメニューの表示状態を前記記憶手段から呼び出して、この第2の操作、かつ、第1の操作内容が検出されたときのメニューの表示状態として設定し、前記検出手段によって前記第2の操作、かつ、第2の操作内容が検出された場合、前記前記第1の操作、かつ、第2の操作内容の検出時に前記表示手段により表示されていたメニューの表示状態を前記記憶手段から呼び出して、この第2の操作が検出されたときのメニューの表示状態として設定することを特徴とする請求項5記載の状態登録設定装置である。
請求項7記載の発明は、 前記検出手段による何れか1つの操作の検出があると、そのことを使用者に報知して確認させる報知確認手段を備えることを特徴とする、請求項5または6に記載の状態登録設定装置である。
請求項8記載の発明は、設定された撮影条件で被写体を撮影する撮像手段を備える撮像装置のコンピュータを、同じ1つのボタンに対する異なる操作を検出する検出手段と、前記検出手段によって第1の操作が検出された場合、この第1の操作の検出時に設定されている撮影条件を、この第1の操作の操作内容と対応付けて記憶手段に追加して登録する登録手段と、前記検出手段によって前記第1の操作とは異なる第2の操作が検出された場合、前記第1の操作の検出時に、この第1の操作の操作内容と対応付けて前記記憶手段に登録された複数の撮影条件の中から、この第2の操作の操作内容に対応する撮影条件を呼び出して、この第2の操作が検出されたときの撮影条件として設定する設定手段と、して機能させることを特徴とするプログラムである。
請求項9記載の発明は、複数の項目から任意の項目を選択するためのメニューを表示する表示手段を備える状態登録設定装置のコンピュータを、同じ1つのボタンに対する所定の操作を検出したときに、前記表示手段によりいずれかのメニューが表示されている第1の操作か、前記表示手段によりいずれのメニューも表示されてない第2の操作かを識別して検出する検出手段と、前記検出手段によって前記第1の操作が検出された場合に、この第1の操作が検出されたときに前記表示手段により表示されているメニューの表示状態を、この第1の操作の操作内容と対応付けて前記記憶手段に追加して登録する登録手段と、前記検出手段によって前記第2の操作が検出された場合に、前記第1の操作が検出されたときに、この第1の操作の操作内容と対応付けて前記記憶手段に登録された複数のメニューの表示状態の中から、この第2の操作の操作内容に対応するメニューの表示状態を呼び出して、この第2の操作が検出されたときのメニューの表示状態として設定する設定手段と、して機能させることを特徴とするプログラムである。
本発明では、簡易な操作で所定の状態の登録と呼び出しが可能な状態設定登録装置、撮像装置、及びそのプログラムを提供することができる。
以下、本発明の実施形態を、特にそれに限定されないが、デジタルカメラ等の撮像装置への適用を例にして図面を参照しながら説明する。
図1は、撮像装置の概念構成図である。この図において、撮像装置1は、被写体2の像を光学系3を介して取り込み、その像を電気信号に変換し、画像信号として出力するCCDやCMOS等の撮像部4と、撮像部4からの撮像信号に対してガンマ補正等の所要の画像処理を施す画像処理部5と、画像処理済みの画像信号を構図確認用のスルー画像として表示したり撮影済みの画像を再生表示したり必要に応じて各種設定用のメニューを表示したりする液晶ディスプレイパネルからなる表示部6と、撮影済み画像を記憶する記憶部7と、シャッタボタン8やモードボタン9及びメニューボタン10などの様々な操作ボタン類を有する操作部11と、音声付き画像を記録する際に用いられるマイクロフォン12と、音声付き画像の再生時に当該画像の音声を出力したり必要に応じて所要のシステム音等を出力したりするスピーカ13と、撮像装置1の動作を統括制御する制御部14とを備える。なお、これ以外にも、バッテリを含む電源部やストロボ発光部などを備えるが、図面の煩雑化を避けるためにここでは省略している。
制御部14は、たとえば、CPU15やRAM16、ROM17及びPROM18などを含んで構成されており、CPU15は、ROM17やPROM18に格納されている制御プログラムや制御データをRAM16に読み出して実行することにより、撮像装置1に必要な各種機能(撮影機能や再生機能等)を実現するものである。ここで、ROM17やPROM18はどちらも電源を切っても記憶内容を失わない不揮発性の記憶デバイスの点で共通するが、ROM17は記憶内容の書き換えが不能であるのに対して、PROM18は一定の上限はあるものの数千回乃至は数万回程度の記憶内容の書き換えが可能な記憶デバイスである点で相違する。ROM17は書き換えを必要としない情報(主に制御プログラム)の記憶に用いられ、PROM18は必要に応じて書き換えられる情報(ユーザ情報であって、特に後述のショートカット情報)の記憶に用いられる。
かかる構成を有する撮像装置1の使用法は、以下のとおりである。まず、購入直後において、不図示の電源スイッチをオンにすると、表示部6に初期設定用のメニューが表示される。ユーザは、このメニュー内の、たとえば、日時設定用の項目を選択して現在日時を設定し、さらに必要であれば、その他の初期設定を行う。そして、被写体2を撮影する場合は、モードボタン9を操作して撮影モードに切り替え、表示部6のスルー画像を見ながら所望の構図に調整し、しかる後、シャッタレリーズ(シャッタボタン8の押し下げ操作)して被写体2の画像信号を記憶部7に記憶保存する。一方、撮影済の画像を再生する場合は、モードボタン9を操作して再生モードに切り替え、表示部6のサンプル画像(多くの場合、小さなサムネイル画像の一覧)から所望の画像を選択し、その画像を記憶部7から読み出して表示部6に再生表示する。
かかる撮影モードや再生モードあるいは初期設定モードにおいて、メニューボタン10を操作すると、それらのモードに適したメニューが表示されるようになっている。
図2は、メニュー構造の一例を示す図である。なお、図示のメニューは、撮影モード、再生モード又は初期設定モードのいずれかのモードに対応したものを示している。この図において、メニューは、メニューボタン10を押し下げ操作をするたびに順次に表示される第1階層メニューM1〜M4と、それらの第1階層メニューM1〜M4の下位層に位置する第2階層メニューM11、M12、M21、M22、M23、M24、M41、M42、M43、M44、M45とを備えており、詳細には、第1階層メニューM1の下位層に第2階層メニューM11、M12が位置し、第1階層メニューM2の下位層に第2階層メニューM21、M22、M23、M24が位置し、第1階層メニューM4の下位層に第2階層メニューM41、M42、M43、M44、M45が位置している。ただし、この構造は、階層化されたメニュー構造の一例を示すものに過ぎず、これ以外の構造であってももちろん構わない。たとえば、二層以上の多層構造であってもよい。
このように階層化されたメニュー構造は、多種多様な設定項目を、類似するカテゴリごとにグループ分けして整理できる点で好ましいものの、設定項目の数によっては階層が深くなり、所望の項目を見つけ出し難くなるという欠点がある。
この点において、冒頭に説明した従来技術では、所望のメニューを表示しているときに第1のボタンを押し下げると、そのメニューをショートカットとして登録でき、又、メニューを表示していないときに第2のボタンを押し下げると、ショートカットに登録済のメニューを直ちに表示できるので、いちいち階層を辿ることなく所望のメニューをワンタッチで表示して操作性を改善できるという利点がある。
しかしながら、従来技術にあっては、異なる二つのボタン(第1のボタンと第2のボタン)を個別に操作する必要があり、ボタンの押し間違い(たとえば、ショートカットの登録時に第2のボタンを押し下げてしまうなど)を否めないという問題点がある。
そこで、本実施の形態の目的は、一つのボタン(ここではメニューボタン10とする。)を操作するだけで、ショートカットの登録と、その登録済みショートカットの呼び出しとを共に行うことができるようにし、以て、ボタンの押し間違いを回避できるようにすることにある。
以下、その詳細について説明する。
図3は、ショートカットテーブル19の構造図である。このショートカットテーブル19はPROM18に格納される。ショートカットテーブル19は、複数のレコード(ここでは便宜的に三つのレコードR1〜R3)からなり、各レコードはショートカット番号フィールドF1とショートカット内容フィールドF2とを含む。ここで、第1レコードR1のショートカット番号は「1」(以下、ショートカット1という。)であり、第2レコードR2のショートカット番号は「2」(以下、ショートカット2という。)であり、第3レコードR3のショートカット番号は「3」(以下、ショートカット3という。)である。また、各レコードのショートカット内容フィールドF2には、それぞれ“内容1”、“内容2”、“内容3”と書き込まれているが、これらは説明の便宜であり、これらの“内容1”、“内容2”、“内容3”は、実際には登録メニュー名又は当該メニュー内の登録項目名に置き換えられる。
図4は、ショートカット登録/実行プログラムの概略フローを示す図である。このプログラムは制御部14で実行される。この装置(撮像装置1)が所定のモードになると、このプログラムを開始する。ここでは、所定のモードは撮影モードであるとする。このプログラムを開始すると、まず、ボタン操作パターンの判定処理(ステップS0)を実行する。
図5は、ボタン操作パターンの判定処理(ステップS0)の概略フローを示す図である。このボタン操作パターンの判定処理では、メニューボタン10の押し下げを判定し(ステップS0a)、メニューボタン10が押し下げられていない場合には、図4のプログラムを終了するが、メニューボタン10が押し下げられている場合には、メニューボタン10の押し下げ時間の長短を判定する(ステップS0b)。ここで、押し下げ時間の長短判定とは、ボタンの短押しと長押しを判定するという意味であり、具体的には、ある規定時間内の押し下げを短押しと判定し、同規定時間以上の押し下げを長押しと判定するというものである。規定時間は、多くの被験者に短押しと長押しをさせてみて、それらを区別できる適切な時間を試行錯誤的に選び出して設定してもよい。
メニューボタン10の押し下げ時間の長短を判定すると、次に、その判定結果をRAM16内のパターン変数PTに追加して更新する(ステップS0c、ステップS0d)。たとえば、押し下げ時間の長短判定の結果が「長押し」であった場合には、パターン変数PTの現在の内容に、「長押し」を示すデータ(本明細書では便宜的にスラッシュ記号“―”とする。)を追加し、あるいは、押し下げ時間の長短判定の結果が「短押し」であった場合には、パターン変数PTの現在の内容に、「短押し」を示すデータ(本明細書では便宜的にドット記号“・”とする。)を追加して更新する。
パターン変数PTの内容を更新すると、次に、所定時間の経過を判定する(ステップS0e)。所定時間とは、メニューボタン10の再押し下げを待つための適当な待ち時間であって、要するに、その時間内にメニューボタン10の再押し下げが行われなかった場合には、ボタン操作の終了であると判定するための適切な時間である。したがって、この所定時間の経過を判定(ステップS0eの“YES”)すると、このボタン操作パターンの判定処理(ステップS0)を抜けて図4のプログラムに復帰する。
一方、所定時間が経過するまでの間、継続的にメニューボタン10の再押し下げの判定を行い(ステップS0f)、押し下げられなければ、ステップS0eに戻り、押し下げられた場合には、再び、ステップS0b以降を繰り返す。
すなわち、所定時間内にメニューボタン10の再押し下げが行われた場合には、再び、メニューボタン10の押し下げ時間の長短を判定し(ステップS0b)、次いで、その判定結果をRAM16内のパターン変数PTに追加して更新する(ステップS0c、ステップS0d)。たとえば、メニューボタン10の再押し下げが「長押し」であった場合には、パターン変数PTの現在の内容に「長押し」を示すデータ(“―”)を追加し、あるいは、メニューボタン10の再押し下げが「短押し」であった場合には、パターン変数PTの現在の内容に「短押し」を示すデータ(“・”)を追加して更新する。
図6は、パターン変数PTの内容を示す概念図である。この図において、パターン変数PTの内容としてA〜Fの例が示されている。Aは、一つのドット(“・”)からなり、これは短押し1回(短押し)の例である。また、Bは、二つのドット(“・・”)からなり、これは短押し2回(短押し,短押し)の例である。また、Cは、三つのドット(“・・・”)からなり、これは短押し3回(短押し,短押し,短押し)の例である。また、Dは、一つのスラッシュ(“―”)からなり、これは長押し1回(長押し)の例である。また、Eは、二つのスラッシュ(“――”)からなり、これは長押し2回(長押し,長押し)の例である。また、Fは、三つのスラッシュ(“―――”)からなり、これは長押し3回(長押し,長押し,長押し)の例である。
なお、図6に示すパターン変数PTの内容は、あくまでもメニューボタン10の操作パターンの一例を示すものに過ぎない。つまり、以上の例では短押しのみの操作パターンと長押しのみの操作パターンを示しているが、これに限定されず、短押しと長押しを組み合わせた操作パターン(たとえば、“・―”や“―・”など)を含んでいてもよい。
再び、図4において、ボタン操作パターンの判定(ステップS0)を終了すると、表示部6にメニューが表示されているか否かを判定する(ステップS1)。メニューが表示されている場合は、次に、パターン変数PTの内容を読み込み、その内容がA(“・”)であるか否かを判定する(ステップS2)。そして、Aであれば、表示部6に表示中のメニュー項目を選択(ステップS3)してEND判定(ステップS4)を行い、Aでなければ、以下のショートカット登録処理(ステップS5)を実行する。
このショートカット登録処理(ステップS5)では、まず、パターン変数PTの内容がD(“―”)であるか否かを判定する(ステップS6)。そして、Dであれば、ショートカットテーブル19の第1レコードR1のショートカット内容フィールドF2に、現在、表示部6に表示中のメニューを登録(ステップS7)してEND判定(ステップS4)を行う。また、Dでなければ、パターン変数PTの内容がE(“――”)であるか否かを判定する(ステップS8)。そして、Eであれば、ショートカットテーブル19の第2レコードR2のショートカット内容フィールドF2に、現在、表示部6に表示中のメニューを登録(ステップS9)してEND判定(ステップS4)を行う。また、Eでなければ、パターン変数PTの内容がF(“―――”)であるか否かを判定する(ステップS10)。そして、Fであれば、ショートカットテーブル19の第3レコードR3のショートカット内容フィールドF2に、現在、表示部6に表示中のメニューを登録(ステップS11)してEND判定(ステップS4)を行う。
一方、ステップS1の判定結果が“NO”の場合、すなわち、表示部6にメニューが表示されていない場合には、以下のショートカット実行処理(ステップS12)又はショートカット登録処理(ステップS13)を実行する。
まず、ショートカット実行処理(ステップS12)を説明すると、このショートカット実行処理(ステップS12)では、まず、パターン変数PTの内容がA(“・”)であるか否かを判定する(ステップS14)。そして、Aであれば、ショートカットテーブル19の第1レコードR1のショートカット内容フィールドF2に登録されているショートカット(ショートカット1)を実行(ステップS15)してEND判定(ステップS4)を行う。また、Aでなければ、パターン変数PTの内容がB(“・・”)であるか否かを判定する(ステップS16)。そして、Bであれば、ショートカットテーブル19の第2レコードR2のショートカット内容フィールドF2に登録されているショートカット(ショートカット2)を実行(ステップS17)してEND判定(ステップS4)を行う。また、Bでなければ、パターン変数PTの内容がC(“・・・”)であるか否かを判定する(ステップS18)。そして、Cであれば、ショートカットテーブル19の第3レコードR3のショートカット内容フィールドF2に登録されているショートカット(ショートカット3)を実行(ステップS19)してEND判定(ステップS4)を行う。
Cでなければ、次に、ショートカット登録処理(ステップS13)を実行する。このショートカット登録処理(ステップS13)では、パターン変数PTの内容がD(“―”)であるか否かを判定する(ステップS20)。そして、Dであれば、ショートカットテーブル19の第1レコードR1のショートカット内容フィールドF2に、現在の設定{たとえば、撮影モードであればホワイトバランスやAF設定(ワンショットAFや動体追従AFなど)やAE設定(シャッター優先AE、絞り優先AEなど)などの撮影条件等;以下同様。}を一括して登録(ステップS21)してEND判定(ステップS4)を行う。また、Dでなければ、パターン変数PTの内容がE(“――”)であるか否かを判定する(ステップS22)。そして、Eであれば、ショートカットテーブル19の第2レコードR2のショートカット内容フィールドF2に現在の設定を登録(ステップS23)してEND判定(ステップS4)を行う。また、Eでなければ、パターン変数PTの内容がF(“―――”)であるか否かを判定する(ステップS24)。そして、Fであれば、ショートカットテーブル19の第3レコードR3のショートカット内容フィールドF2に現在の設定を登録(ステップS25)してEND判定(ステップS4)を行う。
最後に、END判定(ステップS4)では、撮影モードが終了したか(再生モードへの切り替えだけではなく、電源オフの指示も含む)の判定を行い、その判定結果が“YES”になるまで、以上のステップS0以降を繰り返し、END判定が“YES”になると、図示のプログラムを終了する。
なお、本実施の形態では、この装置は撮像装置であるとして、図4のフローチャートは撮影モードのときに実行されるとしたが、このようでなくとも当然構わず、たとえば再生モード時に行われてもよい。この場合、メニュー非表示時の登録操作による登録においては、表示中の画像、または表示中の画像と共にその画像の表示状態を登録するように構成してもよい。
また、再生モード時と撮影モード時と、その時々のプログラムを有しており、モードを切り替えることにより、そのモードに対応したプログラムが実行されるように構成してももちろん構わない。
このようにしたので、本実施の形態では以下の効果を得ることができる。
(1) 表示部6に任意のメニューを表示中にメニューボタン10を1回短押しすると、従来同様に、そのメニュー項目を実行することができる(図4のステップS2及びステップS3参照)ことに加え、
(1−1)表示部6に任意のメニューを表示中にメニューボタン10を1回長押しすると、そのメニューを「ショートカット1」として登録することができ(図4のステップS6及びステップS7参照)、
(1−2)表示部6に任意のメニューを表示中にメニューボタン10を2回長押しすると、そのメニューを「ショートカット2」として登録することができ(図4のステップS8及びステップS9参照)、
(1−3)表示部6に任意のメニューを表示中にメニューボタン10を3回長押しすると、そのメニューを「ショートカット3」として登録することができ(図4のステップS8及びステップS9参照)、
さらに、
(1−4)表示部6にメニューが表示されていないときにメニューボタン10を1回短押しすると、登録済みの「ショートカット1」をショートカットテーブル19から読み出して実行することができ(図4のステップS14及びステップS15参照)、
(1−5)表示部6にメニューが表示されていないときにメニューボタン10を2回短押しすると、登録済みの「ショートカット2」をショートカットテーブル19から読み出して実行することができ(図4のステップS16及びステップS17参照)、
(1−6)表示部6にメニューが表示されていないときにメニューボタン10を3回短押しすると、登録済みの「ショートカット3」をショートカットテーブル19から読み出して実行することができる(図4のステップS18及びステップS19参照)。
したがって、一つのボタン(本実施の形態ではメニューボタン10)の操作だけで、ショートカットの登録と実行とを行うことができ、ボタンの押し間違いを回避できるという格別の効果が得られる。しかも、本実施の形態では、一つのボタン(本実施の形態ではメニューボタン10)の操作パターンに基づいて、複数のショートカット(上記の説明ではショートカット1、ショートカット2及びショートカット3)を登録できるようにしていると共に、それら複数のショートカットの登録と実行に同一のボタン操作回数で且つ逆の操作パターンを割り当てているので、具体的には、ショートカット1の登録と実行に操作パターンD(“―”)とA(“・”)を割り当て、また、ショートカット2の登録と実行に操作パターンE(“――”)とB(“・・”)を割り当て、また、ショートカット3の登録と実行に操作パターンF(“―――”)とC(“・・・”)を割り当てているので、いずれも同一のボタン操作回数(DとAは共に1回、EとBは共に2回、FとCは共に3回)で且つ逆の操作パターン(DとA、EとB、FとCは長短逆の操作パターンの組み合わせ)となるから、この例の場合、短パターンを「ショートカットの登録」、長パターンを「ショートカットの実行」と覚えておけばよく、操作ミスを招くことなく、ショートカットの登録と実行とを支障なく行うことができる。
また、本実施の形態では、メニューを表示していないときに、現在の設定をショートカットとして登録できるようにしている(図4のステップS13参照)。これは、たとえば、撮影モードにおいて、ユーザの好みに応じた設定{ホワイトバランスやAF設定(ワンショットAFや動体追従AFなど)やAE設定(シャッター優先AE、絞り優先AEなど)等の設定}をした場合に、その設定をショートカットとして登録しておき、事後に、そのショートカットを読み出して再設定できるようにするためのものである。
図7、図8は、本実施の形態のショートカット登録動作とショートカット実行動作のまとめを示す図である。これらの図に示すように、本実施の形態では、(イ)所望のメニューを表示した状態で、(ロ)所定のボタン(たとえば、メニューボタン10)を所定のパターン(“―”、“――”又は“―――”)で操作すると、(ハ)ショートカットテーブル19のそのパターンに対応した場所に、表示中のメニューがショートカットとして登録される。そして、(ニ)メニュー非表示の状態で所定のボタン(たとえば、メニューボタン10)を所定のパターン(“―”、“――”又は“―――”)で操作すると、(ホ)ショートカットテーブル19のそのパターンに対応した場所に登録されているショートカットが呼び出されて実行される。
したがって、一つのボタン(ここではメニューボタン10)を操作するだけで、ショートカットの登録と、その登録済みショートカットの呼び出しとを共に行うことができるようになり、従来技術の問題点(ボタンの押し間違い)を回避したメニュー制御装置を実現することができる。
なお、本願発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、その思想の範囲において様々な変形例や発展例を含むものであり、たとえば、以下のようにしてもよい。
所定のボタン(ここではメニューボタン10)の短押しや長押し操作に合わせて、スピーカから報知音を出力するようにしてもよい。すなわち、短押しの際に「短音」(例:“ピッ”)を出力し、長押しの際に「長音」(例:“ピー”)を出力するようにしてもよい。このようにすると、ユーザに対してボタンの押し具合を通知して押し間違いを回避できるので好ましい。あるいは、表示部6に長短記号などを表示してもよい。同様にユーザに対してボタンの押し具合を通知して押し間違いを回避できる。
または、実施の形態では、ボタンの操作パターンとしてボタンの押し下げ時間(短押しと長押し)のパターンを例にしたが、これに限らず、たとえば、シャッタボタンのように半押しと全押しの2段押し機能を有するボタンを利用する場合は、半押しと全押しとを組み合わせたパターンとしてもよく、あるいは、押し下げ力の検出機能(たとえば、圧力センサ等)を有するボタンの場合は、その押圧力の強弱を組み合わせたパターンとしてもよい。
また、実施の形態では、上記したボタンは物理的なボタンとして記載したがこれに限られず、ソフト的なボタン、すなわち画面上にボタンが表示されてそれをクリックするようなボタンや、タッチパネルを備えた表示装置上に表示されたボタンを押下するものであっても構わない。
また、実施の形態では、メニュー表示状態にて「・」操作を行うと、メニュー選択を行う(ステップS3)としたが、これに限らず、ステップS2,S3に代替してステップS12のように構成しても構わないし、ステップS2で判断する操作を「・・・・」のように変更した上で、たとえばステップS5の後にステップS12を追加するように構成しても構わない。
これにより、これにより、メニューの表示状態であったとしても、登録済みのメニューを呼び出すことが可能になる。
また、登録するショートカットが1つだけである場合には、押し方を考慮せずに、メニュー表示時に所定のボタンを押下したら、ショートカットの登録を行い、メニューの非表示時にこの所定のボタンを押下したら、ショートカットの呼び出しが行われるようにしても構わない。この点に関しては、メニューのショートカットについても、撮影条件のショーカットについても、画像表示のショートカットについても同様である。この場合、押し方を考慮していない点に関して、より操作が簡単になる。
また、実施形態では、デジタルカメラ等の撮像装置を例にしたが、これに限らず、多くの設定項目を有するあらゆる電子機器(たとえば携帯電話、PDA、スマートフォン、リモコン、電子辞書等)に適用できることはもちろんである。
撮像装置の概念構成図である。 メニュー構造の一例を示す図である。 ショートカットテーブル19の構造図である。 ショートカット登録/実行プログラムの概略フローを示す図である。 ボタン操作パターンの判定処理(ステップS0)の概略フローを示す図である。 パターン変数PTの内容を示す概念図である。 本実施の形態のショートカット登録動作のまとめを示す図である。 本実施の形態のショートカット実行動作のまとめを示す図である。
符号の説明
M1〜M45 メニュー
1 撮像装置(状態登録設定装置)
4 撮像部(撮像手段)
6 表示部(表示手段)
10 メニューボタン(所定のボタン)
13 スピーカ(報知確認手段)
14 制御部(第1検出手段、第2検出手段、第3検出手段、第4検出手段、第5検出手段、第6検出手段、登録手段、設定手段、撮影条件設定手段)
16 RAM(記憶手段)

Claims (9)

  1. 設定された撮影条件で被写体を撮影する撮像手段と、
    同じ1つのボタンに対する異なる操作を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって第1の操作が検出された場合、この第1の操作の検出時に設定されている撮影条件を、この第1の操作の操作内容と対応付けて記憶手段に追加して登録する登録手段と、
    前記検出手段によって前記第1の操作とは異なる第2の操作が検出された場合、前記第1の操作の検出時に、この第1の操作の操作内容と対応付けて前記記憶手段に登録された複数の撮影条件の中から、この第2の操作の操作内容に対応する撮影条件を呼び出して、この第2の操作が検出されたときの撮影条件として設定する設定手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記検出手段は、同じ1つのボタンに対する操作時間または操作回数のうちの一方の違いによって前記第1の操作と前記第2の操作とを識別し、他方の違いによって前記第1の操作と前記第2の操作とに共通の操作内容を識別して検出することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記検出手段は、同じ1つのボタンに対する操作時間の違いによって前記第1の操作と前記第2の操作とを識別し、同じ1つのボタンに対する操作回数の違いによって前記第1の操作と前記第2の操作とに共通の操作内容を識別して検出し、
    前記登録手段は、前記検出手段によって第1の操作時間である第1の操作が検出された場合、この第1の操作の検出時に設定されている撮影条件を、この第1の操作の操作回数と対応付けて記憶手段に追加して登録し、
    前記設定手段は、前記検出手段によって前記第1の操作時間とは異なる第2の操作時間である第2の操作が検出された場合、前記第1の操作の検出時に、この第1の操作の操作回数と対応付けて前記記憶手段に登録されていた複数の撮影条件の中から、この第2の操作の操作回数に対応する撮影条件を呼び出して、この第2の操作が検出されたときの撮影条件として設定することを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  4. 前記検出手段は、同じ1つのボタンに対する操作時間と操作回数の組み合わせの違いによって前記第1の操作と前記第2の操作に加えて更に、第1の操作内容と第1の操作内容を識別して検出し、
    前記登録手段は、前記検出手段によって第1の操作、かつ、第1の操作内容が検出された場合、この第1の操作、かつ、第1の操作内容の検出時に設定されている撮影条件を記憶手段に登録し、前記検出手段によって前記第1の操作、かつ、第2の操作内容が検出された場合、この第1の操作、かつ、第2の操作内容の検出時に設定されている撮影条件を前記記憶手段に登録し、
    前記設定手段は、前記検出手段によって前記第2の操作、かつ、第1の操作内容が検出された場合、前記第1の操作、かつ、第1の操作内容の検出時に設定されていた撮影条件を前記記憶手段から呼び出して、この第2の操作、かつ、第1の操作内容が検出されたときの撮影条件として設定し、前記検出手段によって前記第2の操作、かつ、第2の操作内容が検出された場合、前記第1の操作、かつ、第2の操作内容の検出時に設定されていた撮影条件を前記記憶手段から呼び出して、この第2の操作が検出されたときの撮影条件として設定することを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  5. 複数の項目から任意の項目を選択するためのメニューを表示する表示手段と、
    同じ1つのボタンに対する所定の操作を検出したときに、前記表示手段によりいずれかのメニューが表示されている第1の操作か、前記表示手段によりいずれのメニューも表示されてない第2の操作かを識別して検出する検出手段と、
    前記検出手段によって前記第1の操作が検出された場合に、この第1の操作が検出されたときに前記表示手段により表示されているメニューの表示状態を、この第1の操作の操作内容と対応付けて前記記憶手段に追加して登録する登録手段と、
    前記検出手段によって前記第2の操作が検出された場合に、前記第1の操作が検出されたときに、この第1の操作の操作内容と対応付けて前記記憶手段に登録された複数のメニューの表示状態の中から、この第2の操作の操作内容に対応するメニューの表示状態を呼び出して、この第2の操作が検出されたときのメニューの表示状態として設定する設定手段と、
    を備えたことを特徴とする状態登録設定装置。
  6. 前記検出手段は、同じ1つのボタンに対する操作時間または操作回数の違いによって前記第1の操作と前記第2の操作に加えて更に、第1の操作内容と第1の操作内容を識別して検出し、
    前記登録手段は、前記検出手段によって第1の操作、かつ、第1の操作内容が検出された場合、この第1の操作、かつ、第1の操作内容が検出されたときに前記表示手段により表示されているメニューの表示状態を記憶手段に登録し、前記検出手段によって前記第1の操作、かつ、第2の操作内容が検出された場合、この第1の操作、かつ、第2の操作内容が検出されたときに前記表示手段により表示されているメニューの表示状態を前記記憶手段に登録し、
    前記設定手段は、前記検出手段によって前記第2の操作、かつ、第1の操作内容が検出された場合、前記第1の操作、かつ、第1の操作内容の検出時に前記表示手段により表示されていたメニューの表示状態を前記記憶手段から呼び出して、この第2の操作、かつ、第1の操作内容が検出されたときのメニューの表示状態として設定し、前記検出手段によって前記第2の操作、かつ、第2の操作内容が検出された場合、前記前記第1の操作、かつ、第2の操作内容の検出時に前記表示手段により表示されていたメニューの表示状態を前記記憶手段から呼び出して、この第2の操作が検出されたときのメニューの表示状態として設定することを特徴とする請求項5記載の状態登録設定装置。
  7. 前記検出手段による何れか1つの操作の検出があると、そのことを使用者に報知して確認させる報知確認手段を備えることを特徴とする、請求項5または6に記載の状態登録設定装置。
  8. 設定された撮影条件で被写体を撮影する撮像手段を備える撮像装置のコンピュータを、
    同じ1つのボタンに対する異なる操作を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって第1の操作が検出された場合、この第1の操作の検出時に設定されている撮影条件を、この第1の操作の操作内容と対応付けて記憶手段に追加して登録する登録手段と、
    前記検出手段によって前記第1の操作とは異なる第2の操作が検出された場合、前記第1の操作の検出時に、この第1の操作の操作内容と対応付けて前記記憶手段に登録された複数の撮影条件の中から、この第2の操作の操作内容に対応する撮影条件を呼び出して、この第2の操作が検出されたときの撮影条件として設定する設定手段と、
    して機能させることを特徴とするプログラム。
  9. 複数の項目から任意の項目を選択するためのメニューを表示する表示手段を備える状態登録設定装置のコンピュータを、
    同じ1つのボタンに対する所定の操作を検出したときに、前記表示手段によりいずれかのメニューが表示されている第1の操作か、前記表示手段によりいずれのメニューも表示されてない第2の操作かを識別して検出する検出手段と、
    前記検出手段によって前記第1の操作が検出された場合に、この第1の操作が検出されたときに前記表示手段により表示されているメニューの表示状態を、この第1の操作の操作内容と対応付けて前記記憶手段に追加して登録する登録手段と、
    前記検出手段によって前記第2の操作が検出された場合に、前記第1の操作が検出されたときに、この第1の操作の操作内容と対応付けて前記記憶手段に登録された複数のメニューの表示状態の中から、この第2の操作の操作内容に対応するメニューの表示状態を呼び出して、この第2の操作が検出されたときのメニューの表示状態として設定する設定手段と、
    して機能させることを特徴とするプログラム。
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