JP5121937B2 - 再生装置及び再生方法 - Google Patents

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Description

本発明は、映像及び/又は音声を再生する再生装置及び再生方法に関するものである。
光ディスクの再生中にユーザーによって再生停止操作がなされると、読出しデータの時間情報をメモリに記憶し、その後、再生開始(レジューム再生)操作がなされると、メモリに記憶されている時間情報に基づく光ディスク上の位置から再生を再開するレジューム再生機能を持つ光ディスク再生装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、映像の再生停止操作の都度、再生停止位置情報をHDDに書込み、レジューム再生時に、HDDから記憶されている再生停止位置情報を読出し、ユーザーによって選択された再生停止位置から映像の再生を再開するレジューム再生機能を持つ光ディスク再生装置も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平4−349270号公報(要約、図1及び図6) 特開2004−206784号公報(要約、段落0023−0025、図1乃至図3)
しかしながら、上記従来の再生装置においては、ユーザーによる再生停止操作が無かった場合、又は、再生開始位置となることが禁止されているレジューム再生禁止区間で再生停止操作がなされた場合、その後、再生開始(レジューム再生)が操作されても、再生停止操作位置から再生を再開することができないという問題がある。
そこで、本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、レジューム再生時に、再生停止操作位置から再生を再開することができ、また、再生停止操作位置から再生を再開することができない場合であっても、記憶されているレジューム情報に基づく位置から再生を再開することができる再生装置及び再生方法を提供することにある。
本発明の再生装置は、映像音声信号を再生する再生手段と、ユーザー操作による指示が入力されるユーザー操作手段と、再生開始位置を管理するレジューム機能手段と、前記再生手段及び前記レジューム機能手段を制御する制御手段とを有し、前記レジューム機能手段は、ユーザー操作を起点にした第1のレジューム情報を生成し記憶する第1のレジューム情報生成記憶手段と、再生情報が切り替わったとき、又は、所定の再生時間毎に第2のレジューム情報を生成し記憶する第2のレジューム情報生成記憶手段とを有し、前記制御手段は、前記第1のレジューム情報及び前記第2のレジューム情報が示す位置の中のいずれかの位置を選択し、前記再生手段に前記選択された位置から再生を再開させる手段を有し、前記第1のレジューム情報を生成するためにユーザー操作による指示が入力された位置がレジューム再生禁止区間であった場合には、前記再生を再開させる手段は、前記再生手段に、前記第2のレジューム情報生成記憶手段に既に記憶されている前記レジューム再生禁止区間の直前にある前記第2のレジューム情報に基づく位置から、再生を再開させることを特徴としている。
また、本発明の再生方法は、映像音声信号を再生する再生手段と、ユーザー操作による指示が入力されるユーザー操作手段と、再生開始位置を管理するレジューム機能手段とを有する再生装置における再生方法であって、ユーザー操作を起点にした第1のレジューム情報を生成し記憶するステップと、再生情報が切り替わったとき、又は、所定の再生時間毎に第2のレジューム情報を生成し記憶するステップと、前記第1のレジューム情報及び前記第2のレジューム情報が示す位置の中のいずれかの位置を選択し、前記再生手段に前記選択された位置から再生を再開させるステップとを有し、前記第1のレジューム情報を生成するためにユーザー操作による指示が入力された位置がレジューム再生禁止区間であった場合には、前記再生を再開させるステップは、前記再生ステップに、前記第2のレジューム情報生成記憶ステップに既に記憶されている前記レジューム再生禁止区間の直前にある前記第2のレジューム情報に基づく位置から、再生を再開させることを特徴としている。
また、本発明の他の再生装置は、記録媒体から映像音声データを読み出す手段と、前記映像音声データの再生処理を行う映像音声再生手段と、レジュームポイントを表す情報、及びこれに関連する情報をレジューム情報として記憶するレジューム情報記録手段と、再生処理実行中に、ユーザー操作による再生処理中断指示に応じて前記再生処理実行を中断した場合、再生処理を中断した箇所を示す情報を、レジュームポイントを示す情報として、これと関連する情報とともに手動レジューム情報として取得し、前記レジューム情報記録手段に保存させるレジューム情報取得手段と、入力映像、音声、及びメタデータを解析し特徴点を検出し、特徴点のある位置を示す情報をレジュームポイントを示す情報として、これと関連する情報とともに、特徴点レジューム情報として取得し、前記レジューム情報記録手段に保存させる手段と、入力映像の所定の再生時間毎にその位置を示す情報をレジュームポイントを示す情報として、これと関連する情報とともに自動レジューム情報として取得し、前記レジューム情報記録手段に保存させる手段と、再生の中断後、再生を再開する時に、前記レジューム情報記録手段に記憶された複数のレジューム情報に含まれるレジュームポイントのうちのいずれかを選択させ、選択されたレジュームポイントから再生を再開させる手段とを有し、再生の中断が、前記手動レジューム情報及び前記特徴点レジューム情報及び自動レジューム情報を取得できないレジューム再生禁止区間でなされた場合でも、前記再生を再開させる手段は、既に記憶されている前記手動レジューム情報又は前記特徴点レジューム情報又は前記自動レジューム情報に含まれるレジュームポイントから、再生を再開させることを特徴としている。
本発明によれば、レジューム再生時に、再生停止操作位置から再生を再開することができ、また、再生停止操作位置から再生を再開することができない場合であっても、記憶されているレジューム情報に基づく位置から再生を再開することができるという効果がある。
本発明の実施の形態1に係る再生装置の構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態1に係る再生装置のレジューム情報自動取得部の構成を概略的に示すブロック図である。 (A)及び(B)は、実施の形態1に係る再生装置のレジューム情報自動取得部の動作の一例を示す図である。 実施の形態1に係る再生装置の記憶部に記憶されたデータの一例を示す図である。 実施の形態1に係る再生装置の動作(実施の形態1に係る再生方法)を概略的に示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る再生装置の構成を概略的に示すブロック図である。 (A)及び(B)は、実施の形態2に係る再生装置のレジューム情報管理部が管理するデータの一例を示す図である。 実施の形態2に係る再生装置の動作(実施の形態2に係る再生方法)を概略的に示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係る再生装置の構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態3に係る再生装置の動作(実施の形態3に係る再生方法)を概略的に示すフローチャートである。 (A)及び(B)は、実施の形態3に係る再生装置の電源時間管理部が管理する時間を用いるレジューム情報の決定動作の一例を示す図である。 本発明の実施の形態4に係る再生装置の構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態4の特徴点抽出部のブロック図である。 実施の形態4のレジューム情報自動取得の取得例の一例である。 実施の形態4のレジューム情報記録部の記録データの一例である。 実施の形態4の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態5に係る再生装置の構成を概略的に示すブロック図である。 (A)〜(D)は、実施の形態5のレジューム情報管理部が管理するデータの一例である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る再生装置100の構成を概略的に示すブロック図である。図1に示されるように、実施の形態1に係る再生装置100は、映像及び/又は音声(「映像音声」と言う。)信号を再生する再生手段101と、レジューム再生時における再生開始位置を管理するレジューム機能手段102と、再生手段101及びレジューム機能手段102を制御する再生制御部103と、ユーザー指示が入力されるユーザー操作部104とを有する。また、再生装置100には、表示装置401が接続されている。再生装置100は、例えば、光ディスク再生装置、ハードディスク再生装置、パーソナルコンピュータなどである。また、表示装置401は、再生装置100に備えられた表示部であってもよい。
図1に示されるように、再生手段101は、情報読取部111と、ストリーム処理部112と、ストリーム制御部113と、デコーダー114と、再生情報制御部115とを有する。また、図1に示されるように、レジューム機能手段102は、レジューム情報生成部121と、レジューム情報制御部122と、第1のレジューム情報取得手段としてのレジューム情報取得部123と、第2のレジューム情報取得手段としてのレジューム情報自動取得部124と、記憶部125とを有する。なお、再生情報制御部115と、レジューム情報制御部122と、再生制御部103とは、装置全体を制御する制御手段として機能する。
情報読取部111は、図示しない情報記録媒体からストリーム(映像音声信号及び再生制御情報を含む。)D1を読み取ってストリーム処理部112に出力する。情報記録媒体は、例えば、光ディスク又はハードディスクなどである。情報読取部111は、例えば、光ディスク再生部又はハードディスクドライブ部(HDD)などである。また、情報読取部111は、外部から入力されたストリームを出力する手段であってもよい。
ストリーム処理部112は、情報読取部111から受け取ったストリームD1に含まれる映像音声信号D2をストリーム制御部113へ出力し、再生制御情報D3を再生情報制御部115に出力する。
再生情報制御部115は、情報読取部111から受け取った再生制御情報D3の解析を行い、制御コマンドC115a,C115bを出力する。再生情報制御部115は、例えば、再生制御部103から再生、再生停止、早送り再生、巻き戻し再生、スロー再生、ポーズ、早送り、巻き戻しなどの動作種目(イベント)を要求する制御コマンドC103aを受け取ったときに、再生制御情報D3に基づいて、制御コマンドC115aをストリーム制御部113に出力する。
ストリーム制御部113は、再生情報制御部115からの制御コマンドC115aに従って、デコーダー114へのストリームD4の転送動作を制御する。
デコーダー114は、ストリーム制御部113からのストリームD4をデコードし、表示装置401にデコードされた映像音声信号D5を供給する。
レジューム情報生成部121は、再生情報制御部115からの制御コマンドC115cに基づいてレジューム情報R0を生成する。レジューム情報生成部121は、レジューム再生に必要な情報であるレジューム情報を生成する。レジューム情報は、例えば、時間情報、タイトル情報、チャプター情報、プレイヤーの設定情報、ディスクの設定情報を含む情報である。レジューム情報R0は、ユーザー操作部104により再生停止が指示された時点における再生停止操作位置を示す第1のレジューム情報R1と、再生動作の種類が切り替わったとき、再生情報が切り替わったとき、及び、所定の再生時間毎、の中の1つ以上の時点における再生位置を示す1又は複数の第2のレジューム情報R2とを含む。ここで、再生動作の種類が切り替わったときは、例えば、再生、再生停止、早送り再生、巻き戻し再生、スロー再生、及びポーズを含む複数の動作種目の間の動作の切り替わりを含む。再生情報が切り替わったときは、例えば、タイトルが切り替わったとき、チャプターが切り替わったとき、GOP情報が切り替わったとき、アングル(例えば、ユーザー側の操作で好きなアングルの映像を鑑賞できるマルチアングル(多角度)コンテンツにおけるアングル)が切り替わったとき、ピクチャーインピクチャー(PIP)の表示・非表示が切り替わったときのいずれかのときを含む。
再生制御部103は、制御コマンドC103a,C103b,C103c,C103dを出力して、各モジュールに指示を行う。例えば、再生制御部103は、ユーザー操作部104から再生停止を示す制御コマンドC104を受信したときに、再生停止を意味する制御コマンドを出力する。また、再生制御部103は、ユーザー操作部104からレジューム再生を示す制御コマンドC104を受信したときに、再生手段101に、第1のレジューム情報R1が示す再生停止操作位置及び1又は複数の第2のレジューム情報R2が示す再生位置の中のいずれかの位置から、再生を再開させる。この場合、いずれの位置から再生を再開するかについては、後述するが、例えば、第1のレジューム情報が示す再生停止操作位置及び第2のレジューム情報が示す再生位置の中から、最後に生成されたレジューム情報に基づく位置から、再生を再開させるように構成してもよい。
ユーザー操作部104は、例えば、赤外線又は電波信号などの指令信号を発信するリモコン(図示せず)と、リモコンからの指令信号を受信し、受信した制御信号に応じた制御コマンドを再生制御部103に送信するユーザー操作制御部(図示せず)とから構成される。また、ユーザー操作部104は、再生装置100の本体に備えられた操作部であってもよい。
レジューム情報取得部123は、レジューム情報生成部121から再生停止操作位置を示す第1のレジューム情報R1を取得して、記憶部125に記憶させる。ここで、再生停止操作位置には、ユーザー操作部104により再生停止が指示されたときの再生停止位置だけでなく、システム電源のオフによって再生が停止する場合における再生停止位置を含むように設定してもよい。
レジューム情報取得部123は、再生制御部103からレジューム情報取得要求の制御コマンドC103cを受け取ったときに、レジューム情報制御部122にレジューム情報取得要求の制御コマンドC123を出力する。実施の形態1においては、レジューム情報取得部123は、ユーザー操作による再生停止(電源オフによる再生停止を含む)などの所定の操作がなされたときに再生停止操作位置を示す第1のレジューム情報R1を取得し、記憶部125に記憶させる。
レジューム情報自動取得部124は、再生制御部103からレジューム情報取得要求の制御コマンドC103bを受け取ったときに、レジューム情報制御部122にレジューム情報取得要求の制御コマンドC124を出力する。実施の形態1においては、レジューム情報自動取得部124は、再生動作の種類が切り替わったとき、再生情報の種類(タイトル及び/又はチャプターなど)が切り替わったとき、及び、所定の再生時間毎、の中の1つ以上の時点における再生位置を示す1又は複数の第2のレジューム情報R2を取得し、記憶部125に記憶させる。例えば、レジューム情報自動取得部124は、再生制御部103から送られてくる再生制御情報を監視し、再生、再生停止、早送り再生、巻き戻し再生、スロー再生、ポーズなどのような再生動作の切り替わり、チャプター及び/又はタイトルなどの再生情報の切り替わり、時間の経過(一定時間ごとなど)の状態が変化したときに、レジューム情報生成部121から第2のレジューム情報R2を自動的に取得して、記憶部125に記憶させる。レジューム情報自動取得部124が取得した第2のレジューム情報R2は、レジューム情報番号を付けて記憶部125に記憶される。
レジューム情報制御部122は、レジューム情報取得部123からレジューム情報取得要求の制御コマンドC123が発行されたとき又はレジューム情報自動取得部124からレジューム情報取得要求の制御コマンドC124が発行されたときに、レジューム情報生成部121にレジューム情報取得要求の制御コマンドC122aを送り、要求したレジューム情報(第1のレジューム情報R1又は第2のレジューム情報R2)を取得して、レジューム情報取得部123又はレジューム情報自動取得部124に供給する。また、レジューム情報制御部122は、再生制御部103からレジューム再生情報取得要求の制御コマンドC103dを受け取ったときに、レジューム情報(第1のレジューム情報R1又は第2のレジューム情報R2)を記憶部125から取得して再生制御部103に送る。
次に、実施の形態1に係る再生装置100の動作を説明する。先ず、ユーザーは、ユーザー操作部104の再生ボタン(図示せず)を操作して再生開始指示を入力する。ユーザー操作部104は、入力された再生開始指示に基づく再生開始の制御コマンドC104を再生制御部103に出力し、再生制御部103は再生手段101及びレジューム機能手段102に制御コマンドを送り、これらの動作を制御する。
先ず、通常再生時の動作を説明する。通常再生時には、再生情報制御部115は、情報読取部111にデータ読出しの制御コマンドC115bを送り、情報読取部111はストリーム処理部112にストリームD1を送る。ストリーム処理部112は、ストリームD1を受け取り、映像音声信号D2をストリーム制御部113に、再生制御情報D3を再生情報制御部115に送る。再生情報制御部115は、再生制御情報D3に基づいて、再生に必要な制御コマンドC115aをストリーム制御部113に送る。ストリーム制御部113は、デコーダー114にストリームを転送するための制御を行う。デコーダー114は、入力ストリームD4をデコードし、映像音声信号D5を表示装置401に送信し、表示装置401で映像が表示され、図示しないスピーカーから音声が出力される。
次に、レジューム再生時の動作を説明する。再生を中断している状態で、ユーザー操作部104から再生開始の操作がなされると、ユーザー操作部104は、再生用の制御コマンドC104を再生制御部103に送る。そして、再生制御部103は、レジューム情報を取得するための制御コマンドC103dをレジューム情報制御部122に送る。レジューム情報制御部122は、受信したレジューム情報取得の制御コマンド103dに従って、記憶部125に制御コマンドC122bを送り、記憶部125からレジューム情報(第1のレジューム情報R1又は第2のレジューム情報R2)を取得する。
再生制御部103は、記憶部125から読み出されたレジューム情報に基づいて、再生情報制御部115にレジューム再生を指示する制御コマンドC103aを送る。再生情報制御部115は、情報読取部111にレジューム情報に基づく再生開始位置からストリームを出力させるための制御コマンドC115bを送る。情報読取部111はストリーム処理部112にレジューム情報に基づく再生開始位置からのストリームD1を送る。
ストリーム処理部112は、映像音声信号D2をストリーム制御部113に送り、再生制御情報D3を再生情報制御部115に送る。再生情報制御部115は、再生制御情報D3に基づいて、レジューム再生に必要なデータを含む制御コマンドC115aをストリーム制御部113に送る。ストリーム制御部113は、デコーダー114へのストリームD4の転送制御を行う。デコーダー114は、デコードされた映像音声信号D5を表示装置401に送る。表示装置401は、デコードされた映像信号に基づく映像を表示する。
図2は、レジューム情報自動取得部124の構成の一例を概略的に示すブロック図である。図2に示されるように、レジューム情報自動取得部124は、イベント受信部131と、時間判定部132と、チャプター情報判定部133と、タイトル情報判定部134と、GOP情報判定部135と、レジューム情報一時取得部136とを有する。
イベント受信部131は、再生制御部103から通知された再生制御情報C103bを受け取り、通知された再生制御情報C103bを時間判定部132、チャプター情報判定部133、タイトル情報判定部134、及びGOP情報判定部135に送信する。
時間判定部132は、再生開始からの経過時間である再生経過時間を元にレジューム情報を取得するか否かを判定する。時間判定部132は、例えば、予め設定された一定の時間間隔でレジューム情報を自動で取得する機能を持つ。時間判定部132は、一定の時間間隔でレジューム情報を自動で取得する機能を実現するために、通知された再生経過時間が、予め設定された一定の時間間隔の整数倍になる都度、レジューム情報一時取得部136にレジューム情報取得要求の制御コマンドC132を送る。
チャプター情報判定部133は、現在再生している映像のチャプター情報を元にレジューム情報を取得するか否かを判定する。チャプター情報判定部133は、例えば、現在再生している映像のチャプターが変化したときに、レジューム情報を自動で取得する機能を持つ。チャプター情報判定部133は、現在再生している映像のチャプターが変化したときに、レジューム情報を自動で取得する機能を実現するために、現在再生している位置におけるチャプターと次に再生制御情報の通知のあったときのチャプターが違っていれば、レジューム情報一時取得部136にレジューム情報取得要求の制御コマンドC133を送る。
タイトル情報判定部134は、現在再生している映像のタイトル情報を元にレジューム情報を取得するか否かを判定する。タイトル情報判定部134は、例えば、現在再生している映像のタイトルが変化したときに、レジューム情報を自動で取得する機能を持つ。タイトル情報判定部134は、タイトルが変化したときにレジューム情報を自動で取得する機能を実現するために、現在再生している位置におけるタイトルと次に再生制御情報の通知のあったときのタイトルが違っていれば、レジューム情報一時取得部136にレジューム情報取得要求の制御コマンドC134を送る。
GOP情報判定部135は、現在再生している映像のGOP情報を元にレジューム情報を取得するか否かを判定する。GOP情報判定部135は、例えば、現在再生している映像のGOPが変化したときにレジューム情報を自動で取得する機能を持つ。GOP情報判定部135は、現在再生している映像のGOPが変化したときにレジューム情報を自動で取得する機能を実現するために、現在再生している位置におけるGOP情報と次に再生制御情報の通知のあったときのGOP情報が違っていれば、レジューム情報一時取得部136にレジューム情報取得要求の制御コマンドC135を送る。
レジューム情報一時取得部136は、受け取った制御コマンドC132,C133,C134,C135に応じた第2のレジューム情報R2を取得するように制御コマンドC124をレジューム情報制御部122に送る。
図2の説明においては、第2のレジューム情報R2を自動で取得する場合として、再生情報が切り替わった場合(ストリームの状態が変化した場合)を説明したが、ストリームの状態の変化には、時間情報の変化、チャプターの切り替わり、タイトルの切り替わりを含む。また、ストリームの状態の変化には、ユーザー操作によってストリームの状態が変化したとき、例えば、再生、停止、早送り再生、巻き戻し再生、スロー再生、ポーズ、早送り、巻き戻しなどの間の切り替わりを含んでもよい。また、ストリームの状態の変化には、映像撮影のアングルが切り替わったとき、ピクチャーインピクチャー(PIP)が表示又は非表示されたときなどを含んでもよい。また、レジューム情報自動取得部124は、時間判定部132、チャプター判定部133、タイトル情報判定部134、GOP情報判定部135のすべてを含まない構成であってもよく、これらの幾つかを選択的に含む構成としてもよい。
図3(A)及び(B)は、実施の形態1に係る再生装置100のレジューム情報自動取得部124の動作の一例を示す図である。図3(A)及び(B)は、情報読取部111で読取られたストリームに対して、時間間隔一定で自動的に第2のレジューム情報R2を取得する動作を示している。図3(A)及び(B)において、横軸は時間を示し、区間P及び区間Pは、レジューム情報を取得することが許可されている取得可能区間(レジューム再生可能区間)を示し、区間Pは、レジューム情報を取得することが禁止されている取得禁止区間(レジューム再生禁止区間)を示す。区間Pにおいてレジューム情報の取得が禁止される状況は、種々存在するが、例えば、DVDビデオディスクにおいてユーザー操作に基づくレジューム再生時に再生開始位置になることが禁止されている区間である場合がある。また、図3(A)及び(B)において、「○」印は、一定の時間間隔で第2のレジューム情報R2を自動取得できる時点を示し、「×」印は、第2のレジューム情報R2を自動取得できない時点を示している。
図3(A)に示される例では、ストリームの再生中に、レジューム情報自動取得部124は、区間P及び区間Pで、一定の時間間隔で第2のレジューム情報R2を自動取得できるが、区間Pでは、第2のレジューム情報R2を自動取得できない。また、レジューム再生可能区間である区間P及び区間Pで、再生停止処理が発生すると、第1のレジューム情報R1を取得できるが、レジューム再生禁止区間である区間Pで再生停止処理が発生しても、第1のレジューム情報R1を取得できない。このように、区間Pでは、レジューム情報を取得できないので、その後、ユーザー操作によってレジューム再生を要求しても、レジューム情報取得部123によって取得されたレジューム情報が示す再生停止操作位置から再生を再開できない。しかし、図3(B)に示されるように、第2のレジューム情報R2を時間間隔一定で自動取得しておけば、レジューム再生禁止区間である区間Pの直前の区間Pの終わりの時点tの第2のレジューム情報R2が記憶されている。このため、ユーザー操作によってレジューム再生が指示されたときに、レジューム再生可能区間である区間Pの最後の時点tをレジュームポイントとして再生を開始することができる。すなわち、再生停止操作がレジューム情報の取得禁止区間で行なわれた場合であっても、再生停止操作位置に近い取得禁止区間の直前の位置から再生を再開することができる。
図4は、実施の形態1に係る再生装置100の記憶部125にレジューム情報自動取得部124によって記憶された第2のレジューム情報R2の一例を示す図である。図4に示される例において、記憶部125に記憶された第2のレジューム情報R2の各々は、タイトル番号、チャプター番号、再生時間情報、レジューム番号を含む。図4に示される例においては、最も新しいレジューム情報から順に、レジューム番号1,2,3,4を付与している。なお、図4には示していないが、記憶部125に記憶されるレジューム情報に、再生している再生装置の設定情報、情報記録媒体としての光ディスクの設定情報などを記録しておけば、レジューム再生による再生再開時に、同じ設定で再生を再開することが可能になる。
図5は、実施の形態1に係る再生装置100の動作(実施の形態1に係る再生方法)を概略的に示すフローチャートである。まず、再生装置(「システム」とも言う。)100に電源が投入されると、システムが起動される(ステップS101)。システム起動後、再生制御部103は、システム電源の停止(「システム終了」とも言う。)の確認を行い(ステップS102)、システム終了の要求(電源オフ操作)が有れば、システム終了の処理を行なう(ステップS103)。また、再生制御部103は、システム終了の確認において(ステップS102)、システム終了の要求が無ければ、レジューム情報自動取得部124によるレジューム情報自動取得機能を起動させる(ステップS104)。なお、レジューム情報自動取得機能は、再生開始時点で起動してもよい。
次に、再生制御部103は、レジューム情報制御部122を介して記憶部125にレジューム情報が有るか否かを確認する(ステップS105)。再生制御部103は、レジューム情報が有る場合は、レジューム再生するか否かを確認し(ステップS106)、レジューム再生を選択する場合にはレジューム情報制御部122を介して記憶部125からレジューム情報を読み出す(ステップS107)。再生制御部103は、記憶部125にレジューム情報が有る場合には、レジューム再生を開始し、レジューム情報がない場合は通常再生を開始する(ステップS108)。次に、再生制御部103は、再生手段101にデコード処理を開始させ映像音声信号D5を出力させる(ステップS109)。
再生が終了するまで、レジューム機能手段102は、レジューム情報取得処理(ステップS120)を実行する。再生制御部103は、再生が終了すれば、処理をステップS102に戻す(ステップS118)。
レジューム情報取得処理(ステップS120)において、ユーザー操作があった場合(ステップS110)は、レジューム機能手段102は、処理をステップS111に進め、ユーザー操作がない場合(ステップS110)は処理をステップS114に進める。ステップS111において、レジューム情報制御部122は、ユーザー操作がレジューム情報取得動作であるか否かを判断する。ここで、レジューム情報取得動作とは、再生停止操作(電源オフによる再生停止処理を含む)などの操作である。ステップS111において、ユーザー操作がレジューム情報取得操作であると判定された場合は、再生制御部103は、レジューム機能手段102のレジューム情報取得部122に第1のレジューム情報R1を取得させる(ステップS112)。なお、ユーザー操作時に必ずレジューム情報を取得するように設定している場合には、レジューム情報制御部122は、ユーザー操作の都度、レジューム情報取得部122にレジューム情報を取得させる。レジューム情報制御部122は、レジューム情報を取得した(ステップS112)後、又は、レジューム情報取得動作でなかったとき(ステップS111)は、ユーザーの操作が実行された後に(ステップS113)、処理をステップS114に進める。
ステップS114において、レジューム情報制御部122は、ストリームの状態変更の有無をチェックする。ストリーム状態が変更された場合は、処理をステップS115に進める。なお、ストリーム状態変更時にレジューム情報を取得しないように設定している場合は、レジューム情報制御部122は、処理をステップS116に進める。ここで、ストリーム状態変更とは、GOPの変化や、チャプターの切り替わり、タイトルの切り替わりなどを示す。また、ストリームの状態変更は、アングルが増えた場合、PIPの表示・非表示が切り替わったときなどを含んでもよい。
ステップS116において、レジューム情報制御部122は、指定時間が経過したときに、レジューム情報自動取得部124に、レジューム情報を自動で取得する処理を実行させる(ステップS116,S117)。レジューム情報取得(ステップS117)後、又は、指定期間が経過していないときに(ステップS116)、レジューム情報制御部122は、再生が終了したか否かを判定し(ステップS118)、再生が終了するまで、レジューム情報取得処理(ステップS120)を継続する。また、再生制御部103は、ステップS118において再生終了と判定したときには、処理をステップS102に戻す。
以上に説明したように、実施の形態1に係る再生装置100及び再生方法によれば、レジューム再生時に、再生停止操作位置から再生を再開することができ、また、再生停止操作位置から再生を再開することができない場合であっても、記憶部125に記憶されている第2のレジューム情報R2に基づく位置から再生を再開することができる。このため、再生停止操作位置から再生を再開することができない場合であっても、再生停止操作位置から再生を再開するレジューム再生と同様の利便性をユーザーに提供することができる擬似レジューム再生の機能を実現できる。
なお、再生装置100及び再生方法において、レジューム情報の自動取得の時間間隔などを、ユーザー操作によって選択(設定)することができるようにしてもよい。
また、記憶部125に複数のレジューム情報が記憶されているので、取得した複数のレジューム情報を表示装置401に表示させ、ユーザー操作部104の操作によってレジューム情報の一つをレジューム再生の開始位置として選択するようにすることもできる。この場合には、ユーザーによる再生停止操作位置に関する第1のレジューム情報R1が存在しても、この第1のレジューム情報R1が示す位置以外の位置からレジューム再生を開始させることができる。
実施の形態2.
図6は、本発明の実施の形態2に係る再生装置200の構成を概略的に示すブロック図である。図6に示されるように、実施の形態2に係る再生装置200は、映像音声信号を再生する再生手段201と、レジューム再生時における再生開始位置を管理するレジューム機能手段202と、再生手段201及びレジューム機能手段202を制御する再生制御部203と、ユーザー指示が入力されるユーザー操作部204とを有する。また、再生装置200には、表示装置401が接続されている。
図6に示されるように、再生手段201は、情報読取部211と、ストリーム処理部212と、ストリーム制御部213と、デコーダー214と、再生情報制御部215とを有する。また、レジューム機能手段202は、レジューム情報生成部221と、レジューム情報制御部222と、第1のレジューム情報取得手段としてのレジューム情報取得部223と、第2のレジューム情報取得手段としてのレジューム情報自動取得部224と、記憶部225と、レジューム情報管理部226とを有する。
実施の形態2に係る再生装置200は、レジューム機能手段202がレジューム情報管理部226を備える点において、実施の形態1に係る再生装置100と相違する。実施の形態2における再生手段201、再生制御部203、及びユーザー操作部204はそれぞれ、実施の形態1における再生手段101、再生制御部103、及びユーザー操作部104と同様の機能を有する。図6における制御コマンドC203a〜C203d,C204,C215a〜C215cは、既に説明した図1における制御コマンドC103a〜C103d,C104,C115a〜C115cと同様のコマンドである。
また、実施の形態2におけるレジューム情報生成部221、レジューム情報制御部222、レジューム情報取得部223、レジューム情報自動取得部224、及び記憶部225は、実施の形態1におけるとレジューム情報生成部121、レジューム情報制御部122、レジューム情報取得部123、レジューム情報自動取得部124、及び記憶部125と同様の機能を有する。また、図6における制御コマンドC222a,C222b,C223,C224は、既に説明した図1における制御コマンドC122a,C122b,C123,C124と同様のコマンドである。
レジューム情報管理部226は、レジューム情報取得部223が取得した第1のレジューム情報R1及びレジューム情報自動取得部224が取得した第2のレジューム情報R2の管理を行う。レジューム情報管理部226は、レジューム再生時において、ユーザーが選択しやすいようにレジューム情報を整理する。レジューム情報管理部226は、例えば、レジューム情報(第1のレジューム情報R1又は第2のレジューム情報R2)に自動取得又はユーザー操作による取得などの種別の情報の追加、又は、レジューム情報を取得できなかった箇所(例えば、レジューム再生禁止区間における再生停止操作があったときの再生停止操作位置)の情報の追加などを行う。また、レジューム情報管理部226は、レジューム情報取得部223が取得した第1のレジューム情報R1と記憶部225に記憶されている第2のレジューム情報R2との照合を行ない、一致しない場合に、レジューム情報の統合処理又は追加処理などの取捨選択処理を行うこともできる。
図7(A)及び(B)は、実施の形態2に係る再生装置200のレジューム情報管理部226が管理するデータの一例を示す図である。図7(A)の上側に示されるように、レジューム情報取得部223が取得した(又は、記憶部225に記憶された)第1のレジューム情報R1は、通常は1つだけの情報である。これに対し、図7(B)の下側に示されるように、レジューム情報自動取得部224が取得し、記憶部225に記憶した第2のレジューム情報R2は、通常は複数個有る。レジューム情報管理部226は、これらの第1のレジューム情報R1と第2のレジューム情報R2とを比較し、比較結果を用いてレジューム再生の開始位置として最適な位置を決定する。図7(A)の例では、レジューム情報取得部223が取得した第1のレジューム情報R1(レジューム情報取得部223によって再生停止操作があったときに取得されたレジューム情報)と記憶部225に記憶されている第2のレジューム情報R2(例えば、レジューム情報自動取得部224によって再生期間中に取得されたレジューム情報(一定時間ごとに取得するレジューム情報など)の中の最新のもの)とが一致しない。これは、レジューム情報取得部223が何らかの原因で、再生時間10時00分以降で第1のレジューム情報R1を取得できなかった、又は、レジューム情報を取得できない状況に陥ったからであると考えられる。レジューム情報取得部223が取得した第1のレジューム情報R1と記憶部225に記憶されている第2のレジューム情報R2とが一致しているか否かは、例えば、レジューム情報取得部223が取得した第1のレジューム情報R1が示す時刻(再生停止時刻)と記憶部225に記憶されている第2のレジューム情報R2が示す時刻(再生停止時刻)とを比較し、その差が所定の値以下であるか否かを判定することによって行なう。第2のレジューム情報R2が自動取得されている期間は、再生が済んだ期間であると判定できるので、レジューム情報取得部223が取得した第1のレジューム情報R1と記憶部225に記憶されている第2のレジューム情報R2とが一致しない場合には、記憶部225に記憶されている第2のレジューム情報R2に基づく位置からレジューム再生することが望ましい。
また、情報記録媒体がレジューム再生を許可していないレジューム再生禁止区間(タイトル、チャプターなど)で再生停止操作を行なった場合には、レジューム情報取得部223は第1のレジューム情報R1を取得できない。このため、その後、ユーザーがユーザー操作部204からレジューム再生を指示すると、情報記録媒体によって予め設定されている再生開始位置であるファーストプレイ(FirstPlay)の位置から再生が行われてしまう場合がある。しかし、実施の形態2に係る再生装置200によれば、情報記録媒体がレジューム再生を許可していないレジューム再生禁止区間で再生停止操作を行なった場合であっても、レジューム情報管理部226によって、レジューム再生における再生開始位置として第2のレジューム情報R2のいずれかが示すレジュームポイントから再生を開始することが位置を選択できる。
図8は、実施の形態2に係る再生装置200の動作(実施の形態2に係る再生方法)を概略的に示すフローチャートである。図8において、ステップS101〜S107の処理及びステップS108,S109,S120,S118の処理は、既に説明した図5におけるステップS101〜S107の処理及びステップS108,S109,S120,S118の処理と同じである。実施の形態2に係る再生装置200の動作は、ステップS201〜S204が追加された点において、実施の形態1に係る再生装置100の動作と異なる。
実施の形態2においては、ステップS105においてレジューム情報が無いと判定されたとき、ステップS106においてレジューム再生をしないとき、又は、ステップS107においてレジューム情報を読み出すことができたときに、レジューム情報制御部222は、レジューム情報管理部226に問い合わせを行う(ステップS201)。次に、レジューム情報管理部226は、自動取得された第2のレジューム情報R2とステップS107で読出された第1のレジューム情報R1との一致判定を行い(ステップS202)、一致した場合は処理をステップS204に進め、一致しない場合は処理をステップS203に進める。レジューム情報管理部226は、ステップS203において、自動取得された第2のレジューム情報R2をレジューム情報取得部223が取得した第1のレジューム情報R1と比較し、いずれのレジューム情報を採用するかを判定する。レジューム情報管理部226は、ステップS204において、使用するレジューム情報を決定し、処理をステップS108に進める。上記以外の点については、図8における動作は、既に説明した図5における動作と同じである。
以上に説明したように、実施の形態2に係る再生装置200及び再生方法によれば、レジューム再生時に、再生停止操作位置から再生を再開することができ、また、再生停止操作位置から再生を再開することができない場合であっても、記憶部225に記憶されている第2のレジューム情報R2に基づく位置から再生を再開することができる。このため、再生停止操作位置から再生を再開することができない場合であっても、再生停止操作位置から再生を再開するレジューム再生と同様の利便性をユーザーに提供することができる擬似レジューム再生の機能を実現できる。
また、実施の形態2に係る再生装置200及び再生方法によれば、レジューム情報管理部226によって、レジューム情報が、ユーザー操作による再生停止操作位置を示す第1のレジューム情報R1、レジューム情報自動取得部224によって取得された第2のレジューム情報R2とを区別してレジューム情報を管理することができる。このため、レジューム情報が、ユーザー操作により取得されたレジューム再生箇所を示す情報であるか、又は、自動取得されたレジューム再生箇所を示す情報であるかを区別して記憶することができる。したがって、表示装置401に表示されるレジューム再生の選択画面に、ユーザー操作によって取得されたレジューム情報であるか、又は、レジューム情報自動取得部224によって取得されたレジューム情報であるかを区別する情報を追加表示することができる。このため、取得した複数のレジューム情報を表示装置401に表示させ、ユーザー操作部204の操作によってレジューム情報の一つをレジューム再生の開始位置として選択可能にした場合に、ユーザー操作を容易にすることができる。
また、実施の形態2に係る再生装置200及び再生方法によれば、再生済みの部分については、一定の時間間隔で自動的にレジューム情報を生成するので、未再生箇所(未再生の範囲)や未視聴タイトルを容易に知ることができる。
また、ユーザー操作による再生停止操作位置がレジューム再生禁止区間である場合は、通常はコンテンツの1番初めの位置から再生が開始されるが、実施の形態2に係る再生装置200によれば、レジューム情報を自動取得しているので、自動取得されたレジューム情報を元に再生開始位置を決めることができる。例えば、BD−J(Blu−ray Disc Java)タイトルなどのように本編すべてがレジューム再生禁止区間であるコンテンツであったとしても、タイトルの変更箇所でレジューム再生が可能であれば、レジューム再生における再生開始位置をタイトルの変更箇所とする再生を実現できる。
なお、実施の形態2において、上記以外の点は、上記実施の形態1の場合と同じである。
実施の形態3.
図9は、本発明の実施の形態3に係る再生装置300の構成を概略的に示すブロック図である。図9に示されるように、実施の形態3に係る再生装置300は、映像音声信号を再生する再生手段301と、レジューム再生時における再生開始位置を管理するレジューム機能手段302と、再生手段301及びレジューム機能手段302を制御する再生制御部303と、ユーザー指示が入力されるユーザー操作部304とを有する。また、実施の形態3に係る再生装置300は、電源部309と、電源時間管理部308とを有する。また、再生装置300には、表示装置401が接続されている。
図9に示されるように、再生手段301は、情報読取部311と、ストリーム処理部312と、ストリーム制御部313と、デコーダー314と、再生情報制御部315とを有する。また、レジューム機能手段302は、レジューム情報生成部321と、レジューム情報制御部322と、第1のレジューム情報取得手段としてのレジューム情報取得部323と、第2のレジューム情報取得手段としてのレジューム情報自動取得部324と、記憶部325と、レジューム情報管理部326とを有する。
実施の形態3に係る再生装置300は、電源部309と、電源時間管理部308とを有する点において、実施の形態2に係る再生装置200と相違する。電源時間管理部308は、システムの電源がオンされてから電源がオフされるまでの時間情報を管理し、保持する。また、電源部309は、再生装置(システム)300全体の電源のオン/オフの管理を行う。再生手段301、レジューム機能手段302、再生制御部303、及びユーザー操作部304はそれぞれ、実施の形態2における再生手段201、レジューム機能手段202、再生制御部203、及びユーザー操作部304と同様の機能を有する。図9における制御コマンドC303a〜C303d,C304,C315a〜C315cは、既に説明した図6における制御コマンドC203a〜C203d,C204,C215a〜C215cと同様のコマンドである。
また、実施の形態3におけるレジューム情報生成部321、レジューム情報制御部322、レジューム情報取得部323、レジューム情報自動取得部324、記憶部325、及びレジューム情報管理部326は、実施の形態2におけるレジューム情報生成部221、レジューム情報制御部222、レジューム情報取得部223、レジューム情報自動取得部224、記憶部225、及びレジューム情報管理部226と同様の機能を有する。また、図9における制御コマンドC322a〜C322c,C323,C324は、既に説明した図6における制御コマンドC222a〜C222c,C223,C224と同様のコマンドである。
図10は、実施の形態3に係る再生装置300の動作(実施の形態3に係る再生方法)を概略的に示すフローチャートである。図10において、ステップS101〜S107の処理、ステップS108,S109,S120,S118の処理、ステップS201〜S203の処理は、既に説明した図8におけるステップS101〜S107の処理、ステップS108,S109,S120,S118の処理、ステップS201〜S203の処理と同じである。実施の形態3に係る再生装置300の動作は、ステップS301,S302,S303の処理が追加された点、及び、ステップS304の処理内容が、実施の形態2に係る再生装置200の動作と異なる。
実施の形態3に係る再生装置300においては、電源時間管理部308は、システム起動(ステップS101)時にシステムの起動時間の計測を開始し(ステップS301)、システム終了(ステップS103)時にシステムの起動時間の計測を終了する(ステップS302)。
また、実施の形態3に係る再生装置300においては、レジューム情報制御部322によるレジューム情報管理部326への問い合わせは、ステップS105においてレジューム情報が無いと判定されたとき、ステップS106においてレジューム再生をしないとき、又は、ステップS107においてレジューム情報を読み出すことができたときに、行われる(ステップS201)。実施の形態3に係る再生装置300においては、レジューム情報管理部326に対する問い合わせ(ステップS201)の後に、電源時間管理部308は、システムの起動時間を判定して(ステップS303)、起動時間情報C308をレジューム情報制御部322に送る。レジューム情報管理部326は、自動取得された第2のレジューム情報R2とステップS107で読出された第1のレジューム情報R1との一致判定を行い(ステップS202)、一致した場合は処理をステップS204に進め、一致しない場合は処理をステップS203に進める。レジューム情報管理部326は、ステップS203において、自動取得された第2のレジューム情報R2をレジューム情報取得部223が取得した第1のレジューム情報R1と比較し、いずれのレジューム情報を採用するかを判定する。レジューム情報管理部326は、ステップS304において、システムの起動時間を用いて、使用するレジューム情報を決定し、処理をステップS108に進める。実施の形態3に係る再生装置300における他の動作は、実施の形態2に係る再生装置200の動作と同様である。
図11(A)及び(B)は、実施の形態3に係る再生装置300の電源時間管理部308の動作の一例を示す図である。図11(A)は、電源オン時間Tが、所定の基準時間T以上のときの動作を示し、図11(B)は、電源オン時間Tが、所定の基準時間Tより短いときの動作を示す。
実施の形態3に係る再生装置300においては、図11(A)に示されるように、時刻Uにおいて再生停止位置Qで再生が停止(電源オフを伴う)した後に、時刻Uにおいてレジューム再生(電源オンを伴う)をする場合には、再生開始位置(レジュームポイント)は再生停止位置Qである。同様に、時刻Uにおいて再生停止位置Qで再生が停止(電源オフを伴う)した後に、基準時間T以上の電源オン時間Tが経過した後、時刻U4においてレジューム再生(電源オンを伴う)をする場合には、再生開始位置(レジュームポイント)は再生停止位置Qである。
また、実施の形態3に係る再生装置300においては、図11(B)に示され得ように、時刻U11において再生停止位置Qで再生が停止(電源オフを伴う)した後に、時刻U12においてレジューム再生(電源オンを伴う)をする場合には、再生開始位置(レジュームポイント)は再生停止位置Qである。しかし、時刻U13において再生停止位置Qで再生が停止(電源オフを伴う)した後に、基準時間T未満の電源オン時間Tが経過した後、時刻U14においてレジューム再生(電源オンを伴う)をする場合には、再生開始位置(レジュームポイント)は再生停止位置Qではなく、位置Qである。
このように、実施の形態3に係る再生装置300においては、電源時間管理部308で取得した時間データを使用し、基準時間Tよりも短い再生時間又は電源オン時間の後の再生停止位置(図11(B)のQ)をレジューム再生における再生開始位置(レジュームポイント)としては用いない。その代わりに、レジューム情報制御部322で前回のレジューム情報が示す再生停止位置Qをレジューム再生における再生開始位置(レジュームポイント)として用いる。このような制御を行なう理由は、基準時間Tよりも短い再生箇所は、ユーザーが視聴のために再生開始を操作した箇所ではない(したがって、ユーザーが視聴していない)可能性が高いこと、又は、ユーザーが視聴のために再生開始を操作した箇所であったとしても非常に短い再生箇所は記憶に残りにくく再度視聴することが望ましいと考えられることである。したがって、実施の形態3に係る再生装置300においては、基準時間Tよりも短い再生箇所を見逃さないようにすることができる。
また、実施の形態3に係る再生装置300においては、電源のオン/オフが複数回繰り返された場合であっても、電源オフ時(再生停止時でもある)のレジューム情報を複数保持しているので、基準時間T以上の期間再生した後における再生停止位置から再生を再開することができる。
また、実施の形態3に係る再生装置300においては、電源時間管理部308が再生時間を測定しているので、再生停止操作がレジューム再生禁止区間で行なわれた場合であっても、レジューム再生禁止区間がタイムサーチが禁止されていない区間であれば、タイムサーチ機能を利用することによって(再生時間に基づく再生位置から再生を開始することによって)、再生停止操作位置の近くで再生を開始することが可能である。
なお、実施の形態3において、上記以外の点は、上記実施の形態1又は2の場合と同じである。
また、実施の形態3における電源時間管理部308による管理されている電源オン/オフ時間に基づく制御は、実施の形態1の再生装置100のような他の再生装置に適用することも可能である。
実施の形態4.
実施の形態4では、外部、もしくは内部から入力される映像音声信号を再生する再生装置が、ユーザー操作による停止、電源OFFなどのときにレジューム情報を取得する機能を有し、さらに再生しているストリームを解析しユーザーにとって有意なシーンをレジューム情報として自動的に取得する機能をもったレジューム機能を持つ再生装置である場合を説明する。
図12は、本発明の実施の形態4に係る再生装置1100の構成を概略的に示すブロック図である。図12に示されるように、実施の形態4に係る再生装置1100は、映像及び/又は音声(「映像音声」と言う。)信号を再生する再生手段1101と、レジューム再生時における再生開始位置を管理するレジューム機能手段1102と、再生手段1101及びレジューム機能手段1102を制御する再生制御部1103と、ユーザー指示が入力されるユーザー操作部1104とを有する。また、再生装置1100には、表示装置1401が接続されている。再生装置1100は、例えば、光ディスク再生装置、ハードディスク再生装置、パーソナルコンピュータなどである。また、表示装置1401は、再生装置1100に備えられた表示部であってもよい。
図12に示されるように、再生手段1101は、情報読取部1111と、ストリーム処理部1112と、ストリーム制御部1113と、デコーダー1114と、再生情報制御部1115と、特徴点抽出部1117とを有する。また、図12に示されるように、レジューム機能手段1102は、レジューム情報生成部1121と、レジューム情報制御部1122と、第1のレジューム情報取得手段としてのレジューム情報取得部1123と、第2のレジューム情報取得手段としてのレジューム情報自動取得部1124と、記憶部1125とを有する。なお、再生情報制御部1115と、レジューム情報制御部1122と、再生制御部1103とは、装置全体を制御する制御手段として機能する。
情報読取部1111は、図示しない情報記録媒体からストリーム(映像音声信号及び再生制御情報を含む。)D1を読み取ってストリーム処理部1112に出力する。情報記録媒体は、例えば、光ディスク又はハードディスクなどである。情報読取部1111は、例えば、光ディスク再生部又はハードディスクドライブ部(HDD)などである。また、情報読取部1111は、外部から入力されたストリームを出力する手段であってもよい。
ストリーム処理部1112は、情報読取部1111から受け取ったストリームD1に含まれる映像音声信号D2を特徴点抽出部1117に出力し、特徴点抽出部1117は映像音声信号D2をストリーム制御部113へ出力し、再生制御情報D3を再生情報制御部115に出力する。
特徴点抽出部1117は、ストリーム処理部1112から供給された映像、音声データを解析し、シーンが変わったと判定した箇所について、レジューム情報制御部1122にコマンド(CMD131)でレジューム情報取得要求を行う。
再生情報制御部1115は、情報読取部1111から受け取った再生制御情報D3の解析を行い、制御コマンドC1115a,C1115bを出力する。再生情報制御部1115は、例えば、再生制御部1103から再生、再生停止、早送り再生、巻き戻し再生、スロー再生、ポーズ、早送り、巻き戻しなどの動作種目(イベント)を要求する制御コマンドC1103aを受け取ったときに、再生制御情報D3に基づいて、制御コマンドC1115aをストリーム制御部1113に出力する。
ストリーム制御部1113は、再生情報制御部1115からの制御コマンドC1115aに従って、デコーダー1114へのストリームD4の転送動作を制御する。
デコーダー1114は、ストリーム制御部1113からのストリームD4をデコードし、表示装置1401にデコードされた映像音声信号D5を供給する。
レジューム情報生成部1121は、再生情報制御部1115からの制御コマンドC1115cに基づいてレジューム情報R0を生成する。レジューム情報生成部1121は、レジューム再生に必要な情報であるレジューム情報を生成する。レジューム情報は、例えば、時間情報、タイトル情報、チャプター情報、プレイヤーの設定情報、ディスクの設定情報を含む情報である。レジューム情報R0は、ユーザー操作部1104により再生停止が指示された時点における再生停止操作位置を示す第1のレジューム情報R1と、再生動作の種類が切り替わったとき、再生情報が切り替わったとき、及び、所定の再生時間毎、の中の1つ以上の時点における再生位置を示す1又は複数の第2のレジューム情報R2とを含む。ここで、再生動作の種類が切り替わったときは、例えば、再生、再生停止、早送り再生、巻き戻し再生、スロー再生、及びポーズを含む複数の動作種目の間の動作の切り替わりを含む。再生情報が切り替わったときは、例えば、タイトルが切り替わったとき、チャプターが切り替わったとき、GOP情報が切り替わったとき、アングル(例えば、ユーザー側の操作で好きなアングルの映像を鑑賞できるマルチアングル(多角度)コンテンツにおけるアングル)が切り替わったとき、ピクチャーインピクチャー(PIP)の表示・非表示が切り替わったときのいずれかのときを含む。
再生制御部1103は、制御コマンドC1103a,C1103b,C1103c,C1103dを出力して、各モジュールに指示を行う。例えば、再生制御部1103は、ユーザー操作部1104から再生停止を示す制御コマンドC1104を受信したときに、再生停止を意味する制御コマンドを出力する。また、再生制御部1103は、ユーザー操作部1104からレジューム再生を示す制御コマンドC1104を受信したときに、再生手段1101に、第1のレジューム情報R1が示す再生停止操作位置及び1又は複数の第2のレジューム情報R2が示す再生位置の中のいずれかの位置から、再生を再開させる。この場合、いずれの位置から再生を再開するかについては、後述するが、例えば、第1のレジューム情報が示す再生停止操作位置及び第2のレジューム情報が示す再生位置の中から、最後に生成されたレジューム情報に基づく位置から、再生を再開させるように構成してもよい。
ユーザー操作部1104は、例えば、赤外線又は電波信号などの指令信号を発信するリモコン(図示せず)と、リモコンからの指令信号を受信し、受信した制御信号に応じた制御コマンドを再生制御部1103に送信するユーザー操作制御部(図示せず)とから構成される。また、ユーザー操作部1104は、再生装置1100の本体に備えられた操作部であってもよい。
レジューム情報取得部1123は、レジューム情報生成部1121から再生停止操作位置を示す第1のレジューム情報R1を取得して、記憶部1125に記憶させる。ここで、再生停止操作位置には、ユーザー操作部1104により再生停止が指示されたときの再生停止位置だけでなく、システム電源のオフによって再生が停止する場合における再生停止位置を含むように設定してもよい。
レジューム情報取得部1123は、再生制御部1103からレジューム情報取得要求の制御コマンドC1103cを受け取ったときに、レジューム情報制御部1122にレジューム情報取得要求の制御コマンドC1123を出力する。実施の形態4においては、レジューム情報取得部1123は、ユーザー操作による再生停止(電源オフによる再生停止を含む)などの所定の操作がなされたときに再生停止操作位置を示す第1のレジューム情報R1を取得し、記憶部1125に記憶させる。
レジューム情報自動取得部1124は、再生制御部1103からレジューム情報取得要求の制御コマンドC1103bを受け取ったときに、レジューム情報制御部1122にレジューム情報取得要求の制御コマンドC1124を出力する。実施の形態4においては、レジューム情報自動取得部1124は、再生動作の種類が切り替わったとき、再生情報の種類(タイトル及び/又はチャプターなど)が切り替わったとき、及び、所定の再生時間毎、の中の1つ以上の時点における再生位置を示す1又は複数の第2のレジューム情報R2を取得し、記憶部1125に記憶させる。例えば、レジューム情報自動取得部1124は、再生制御部1103から送られてくる再生制御情報を監視し、再生、再生停止、早送り再生、巻き戻し再生、スロー再生、ポーズなどのような再生動作の切り替わり、チャプター及び/又はタイトルなどの再生情報の切り替わり、時間の経過(一定時間ごとなど)の状態が変化したときに、レジューム情報生成部1121から第2のレジューム情報R2を自動的に取得して、記憶部1125に記憶させる。レジューム情報自動取得部1124が取得した第2のレジューム情報R2は、レジューム情報番号を付けて記憶部1125に記憶される。
レジューム情報制御部1122は、レジューム情報取得部1123からレジューム情報取得要求の制御コマンドC1123が発行されたとき又はレジューム情報自動取得部1124からレジューム情報取得要求の制御コマンドC1124が発行されたときに、レジューム情報生成部1121にレジューム情報取得要求の制御コマンドC1122aを送り、要求したレジューム情報(第1のレジューム情報R1又は第2のレジューム情報R2)を取得して、レジューム情報取得部1123又はレジューム情報自動取得部1124に供給する。もしくは、特徴点抽出部1117からレジューム情報取得要求の制御コマンドCMD131が発行されたときに、レジューム情報生成部1121にレジューム情報を取得しにいく。また、レジューム情報制御部1122は、再生制御部1103からレジューム再生情報取得要求の制御コマンドC1103dを受け取ったときに、レジューム情報(第1のレジューム情報R1又は第2のレジューム情報R2)を記憶部1125から取得して再生制御部1103に送る。
次に、実施の形態4に係る再生装置1100の動作を説明する。先ず、ユーザーは、ユーザー操作部1104の再生ボタン(図示せず)を操作して再生開始指示を入力する。ユーザー操作部1104は、入力された再生開始指示に基づく再生開始の制御コマンドC1104を再生制御部1103に出力し、再生制御部1103は再生手段1101及びレジューム機能手段1102に制御コマンドを送り、これらの動作を制御する。
先ず、通常再生時の動作を説明する。通常再生時には、再生情報制御部1115は、情報読取部1111にデータ読出しの制御コマンドC1115bを送り、情報読取部1111はストリーム処理部1112にストリームD1を送る。ストリーム処理部1112は、ストリームD1を受け取り、映像音声信号D2をストリーム制御部1113に、再生制御情報D3を再生情報制御部1115に送る。再生情報制御部1115は、再生制御情報D3に基づいて、再生に必要な制御コマンドC1115aをストリーム制御部1113に送る。ストリーム制御部1113は、デコーダー1114にストリームを転送するための制御を行う。デコーダー1114は、入力ストリームD4をデコードし、映像音声信号D5を表示装置1401に送信し、表示装置1401で映像が表示され、図示しないスピーカーから音声が出力される。
次に、レジューム再生時の動作を説明する。再生を中断している状態で、ユーザー操作部1104から再生開始の操作がなされると、ユーザー操作部1104は、再生用の制御コマンドC1104を再生制御部1103に送る。そして、再生制御部1103は、レジューム情報を取得するための制御コマンドC1103dをレジューム情報制御部1122に送る。レジューム情報制御部1122は、受信したレジューム情報取得の制御コマンド1103dに従って、記憶部1125に制御コマンドC1122bを送り、記憶部1125からレジューム情報(第1のレジューム情報R1又は第2のレジューム情報R2)を取得する。
再生制御部1103は、記憶部1125から読み出されたレジューム情報に基づいて、再生情報制御部1115にレジューム再生を指示する制御コマンドC1103aを送る。再生情報制御部1115は、情報読取部1111にレジューム情報に基づく再生開始位置からストリームを出力させるための制御コマンドC1115bを送る。情報読取部1111はストリーム処理部1112にレジューム情報に基づく再生開始位置からのストリームD1を送る。
ストリーム処理部1112は、映像音声信号D2をストリーム制御部1113に送り、再生制御情報D3を再生情報制御部1115に送る。再生情報制御部1115は、再生制御情報D3に基づいて、レジューム再生に必要なデータを含む制御コマンドC1115aをストリーム制御部1113に送る。ストリーム制御部1113は、デコーダー1114へのストリームD4の転送制御を行う。デコーダー1114は、デコードされた映像音声信号D5を表示装置1401に送る。表示装置1401は、デコードされた映像信号に基づく映像を表示する。
図13は、図12の特徴点抽出部1117の構成例を示す。図示の特徴点抽出部1117は、ストリーム分離部1300、音声データ解析部1301、映像データ解析部1302、メタデータ解析部1303、音声特徴抽出判断部1304、映像特徴抽出判断部1305、メタデータ特徴抽出判断部1306、及び総合判定部1307を有する。
ストリーム分離部1300は、ストリーム処理部1112から送られるストリームデータを音声信号Da、映像信号Dv、メタデータDmに分離し、それぞれの解析部に送信する。
音声データ解析部1301は、ストリーム分離部1300から送られた音声データDaを解析し音声の無音、音声の大小等の特徴点を抽出し、音声特徴抽出判断部1304に抽出情報Da1と時間情報Da2を送信する。
音声データ解析部1300で行っている音声解析方法について説明する。例えば、無音情報、音声の大小の情報(所定値より大きいかどうかを示す情報、所定値より小さいかどうかを示す情報)については、オーディオエンコーダを通してMDCT係数値を取得し、MDCT係数値の二乗和を算出することで1オーディオフレームのオーディオエネルギーを求めることができる。よって、オーディオエネルギーがある微小な値(閾値)以下となった状態が一定の区間以上連続して検出された場合を「無音」と定義しておき、入力される音声データを評価して無音の検出を行う方法や、上記のMDCT係数値の二乗和によって音声の大小の検出(所定の値より大きいかどうかの判定、所定の値より小さいかどうかの判定)を行う方法がある。
また、この他にも無音の発生と無音が継続する区間が特定できる手法であれば、方法は問わない。また、この他にも音声の大小と継続する区間が特定できる手法であれば、方法は問わない。
映像データ解析部1302は、ストリーム分離部1300から送られた映像データDvを解析し映像の変化点を抽出し、映像特徴抽出判断部1305に前記抽出情報Dv1と時間情報Dv2を送信する。
映像データ解析部1302で行っている映像解析方法について説明する。例えば、入力された映像データDvから映像データの輝度成分Yと色差成分U、Vのヒストグラムを生成してもよい。また、輝度成分Yと色差成分U、Vでヒストグラムを生成する方法以外にも、輝度成分Yだけどヒストグラムを生成する方法や、映像データを解析できる手法であり、解析結果を比較できる方法であれば、映像解析の方法は問わない。
メタデータ解析部1303は、ストリーム分離部1300から送られたメタデータDm(例えば、字幕情報、チャプター情報、登場人物等)を解析しメタデータの切り替わり点を抽出し、メタデータ特徴抽出判断部1306に前記抽出情報Dm1と時間情報Dm2を送信する。
音声特徴抽出判断部1304は、音声データ解析部1301から送られた特徴点に対して、前回の特徴点と比較し同じ特徴点であれば、ある時間的な閾値及び/又は音量の閾値を持ってどちらを特徴点とするか判断し、音声データとしての特徴点と時間情報を総合判定部1307に送信する。
映像特徴抽出判断部1305は、映像データ解析部1302から送られた特徴点に対して、前回の特徴点と比較し同じ特徴点であれば、ある時間的な閾値及び/又は映像の変化度合いを持ってどちらを特徴点とするか判断し、映像データとしての特徴点と時間情報を総合判定部1307に送信する。
メタデータ特徴抽出判断部1306は、メタデータ解析部1303から送られた特徴点に対して、前回の特徴点と比較し同じ特徴点であれば、ある時間的な閾値及び/又はメタデータの変化度合いを持ってどちらを特徴点とするか判断し、メタデータとしての特徴点と時間情報を総合判定部1307に送信する。
総合判定部1307は、音声特徴抽出判断部1304、映像特徴抽出判断部1305、メタデータ特徴抽出判定部1306から送られた特徴点情報と時間情報を参考にし、特徴点抽出部1117の特徴抽出情報Dg1と特徴抽出点の時間情報Dg2を出力する。総合判定部1307では、音声データ、映像データ、メタデータの特徴抽出点情報のうちどの情報を優先するかを設定できる。また、2つの特徴抽出点データが一致した点、3つの特徴抽出点が一致した点を抽出点とするかなどの設定を行うことができる。
図14は、レジューム情報取得の一例を示す。各入力ストリームに対して、レジューム情報取得の方法が符号U、T、G、S、Cで示されている。入力ストリームに対して、自動的にレジューム情報を取得しようとする場合、区間Ta、Tcにおいてはレジューム情報を取得できるが、区間Tbではレジューム情報を取得できない場合がある。区間Tbにおいてレジューム情報が取得できない場合の原因はさまざまであるが、ここでは区間TbがDVDビデオディスクにてユーザーオペレーションのレジューム再生が禁止されている場合を想定する。
例えば、このようなストリームを再生していた場合、区間Ta、Tcで、停止処理が発生すると、レジューム情報を取得できるが、区間Tbで停止処理した場合は、レジューム情報を取得できない。レジューム情報が取得できない場合(区間Tb)は、レジューム再生を要求しても、レジューム情報がないので、停止位置から再生できない。
しかし、レジューム情報を自動取得しておけば、区間Taの終わりの地点のレジューム情報が記録されており、レジューム再生時に区間Taの最後から再生を開始することができる。
また、レジューム情報を取得した手段(方法)を記録しているので、ユーザーに有意なレジューム情報である映像、音声、メタデータの特徴点をレジューム情報として指定することができる。
次に、取得したレジューム情報の記録方法について説明する。従来のレジューム情報の記録と異なり、複数個レジューム情報を記録することになるので、レジューム情報を記録する領域をある一定の法則に従って確保する。例えば、2のn乗の領域を確保し、メモリへのアクセスをスムーズにする方法や、レジューム情報をリングバッファに記録しレジューム情報を記録する領域の削減を行う等の方法がある。
レジューム情報は、揮発性のメモリ、不揮発性のメモリのどちらに記録してもよいが、揮発性のメモリに記録する場合は、急に電源供給がなくなったときのためにバックアップ電源等を搭載するか、或いは電源供給中に電源供給がなくなっても不揮発性メモリに記録できる分の電源を貯蓄しておき、急に電源供給がなくなっても、レジューム情報を不揮発性メモリに記録できるようにするのが望ましい。
図15を参照して、記録部1125が記録しているデータについて説明する。従来、レジューム情報は一つであるので、レジューム番号が必要なかったが、自動で取得する場合は複数のレジューム情報をもつので、管理番号としてのレジューム番号とレジューム情報の取得手段(取得方法)を示す情報が必要となる。
また、レジューム再生を行う際に必要となるタイトル番号、チャプター番号、時間情報を記録している。なお、ここには記載していないが再生しているときのプレイヤーの設定情報、ディスクの設定情報等も記録してもよい。
図16は、実施の形態4に係る再生装置1100の動作(実施の形態4に係る再生方法)を概略的に示すフローチャートである。まず、再生装置(「システム」とも言う。)1100に電源が投入されると、システムが起動される(ステップS101)。システム起動後、再生制御部1103は、システム電源の停止(「システム終了」とも言う。)の確認を行い(ステップS102)、システム終了の要求(電源オフ操作)が有れば、システム終了の処理を行なう(ステップS103)。また、再生制御部1103は、システム終了の確認において(ステップS102)、システム終了の要求が無ければ、レジューム情報自動取得部1124によるレジューム情報自動取得機能を起動させる(ステップS104)。なお、レジューム情報自動取得機能は、再生開始時点で起動してもよい。
次に、再生制御部1103は、レジューム情報制御部1122を介して記憶部1125にレジューム情報が有るか否かを確認する(ステップS105)。再生制御部1103は、レジューム情報が有る場合は、レジューム再生するか否かを確認し(ステップS106)、レジューム再生を選択する場合にはレジューム情報制御部1122を介して記憶部1125からレジューム情報を読み出す(ステップS107)。再生制御部1103は、記憶部1125にレジューム情報が有る場合には、レジューム再生を開始し、レジューム情報がない場合は通常再生を開始する(ステップS108)。次に、再生制御部1103は、再生手段1101にデコード処理を開始させる(ステップS109)。その後、特徴点を抽出し(ステップS109a)、特徴点を検出した場合は(ステップS109b)、レジューム情報を取得して、映像音声信号D5を出力させる。
再生が終了するまで、レジューム機能手段1102は、レジューム情報取得処理(ステップS120)を実行する。ステップS120の内容は、図5のレジューム情報取得ステップS120と同じであるので、以下の説明においては、図5をも参照する。再生制御部1103は、再生が終了すれば、処理をステップS102に戻す(ステップS118)。
レジューム情報取得処理(ステップS120)において、ユーザー操作があった場合(ステップS110)は、レジューム機能手段1102は、処理をステップS111に進め、ユーザー操作がない場合(ステップS110)は処理をステップS114に進める。ステップS111において、レジューム情報制御部1122は、ユーザー操作がレジューム情報取得動作であるか否かを判断する。ここで、レジューム情報取得動作とは、再生停止操作(電源オフによる再生停止処理を含む)などの操作である。ステップS111において、ユーザー操作がレジューム情報取得操作であると判定された場合は、再生制御部1103は、レジューム機能手段1102のレジューム情報取得部1122に第1のレジューム情報R1を取得させる(ステップS112)。なお、ユーザー操作時に必ずレジューム情報を取得するように設定している場合には、レジューム情報制御部1122は、ユーザー操作の都度、レジューム情報取得部1122にレジューム情報を取得させる。レジューム情報制御部1122は、レジューム情報を取得した(ステップS112)後、又は、レジューム情報取得動作でなかったとき(ステップS111)は、ユーザーの操作が実行された後に(ステップS113)、処理をステップS114に進める。
ステップS114において、レジューム情報制御部1122は、ストリームの状態変更の有無をチェックする。ストリーム状態が変更された場合は、処理をステップS115に進める。なお、ストリーム状態変更時にレジューム情報を取得しないように設定している場合は、レジューム情報制御部1122は、処理をステップS116に進める。ここで、ストリーム状態変更とは、GOPの変化や、チャプターの切り替わり、タイトルの切り替わりなどを示す。また、ストリームの状態変更は、アングルが増えた場合、PIPの表示・非表示が切り替わったときなどを含んでもよい。
ステップS116において、レジューム情報制御部1122は、指定時間が経過したときに、レジューム情報自動取得部1124に、レジューム情報を自動で取得する処理を実行させる(ステップS116,S117)。レジューム情報取得(ステップS117)後、又は、指定期間が経過していないときに(ステップS116)、レジューム情報制御部122は、再生が終了したか否かを判定し(ステップS118)、再生が終了するまで、レジューム情報取得処理(ステップS120)を継続する。また、再生制御部1103は、ステップS118において再生終了と判定したときには、処理をステップS102に戻す。
以上に説明したように、実施の形態4に係る再生装置1100及び再生方法によれば、レジューム再生時に、再生停止操作位置から再生を再開することができ、また、再生停止操作位置から再生を再開することができない場合であっても、記憶部1125に記憶されている第2のレジューム情報R2に基づく位置から再生を再開することができる。このため、再生停止操作位置から再生を再開することができない場合であっても、再生停止操作位置から再生を再開するレジューム再生と同様の利便性をユーザーに提供することができる擬似レジューム再生の機能を実現できる。
なお、レジューム情報自動取得部1124を使用せずに特徴点抽出部1117だけを使用し、ユーザーにとって有意なレジューム情報のみを記録してもよい。
特徴点抽出部1117を追加することで、レジューム再生開始位置の候補となる複数の位置(レジュームポイント)を自動的に検出し、各レジュームポイントの情報を自動的に収集し、記憶させることができ、さらに、レジューム情報を記録する回数を削減でき、メモリーアクセス数が削減できる。
また、レジューム情報記録部1125に、複数のレジュームポイントやレジューム再生で用いるべき設定を示すレジューム情報が記録されており、そのレジューム情報を利用することでレジューム再生が可能な位置から再生できる。
また、レジューム情報自動取得部1124を追加したことで、レジューム情報を自動的に複数取得することができる。また、レジューム情報記録部1125を追加したことで、レジューム情報の自動取得の時間間隔等をユーザーが選択することもできる。
また、レジューム情報記録部1125に複数のレジューム情報(複数のレジュームポイントについての情報)が記録されているので、取得した複数のレジューム情報から、ユーザーがレジューム再生箇所を選ぶことができる。
レジューム情報自動取得部1123により、再生した箇所のレジューム情報を自動で取得しているので、ユーザー操作によるレジューム再生を実施していないところ或いは再生を中断した箇所以外からでもレジューム再生を開始できる。
また、情報読取部1111は、実施の形態4では、レジューム機能を持つ再生装置1100内に設けられているが、装置外部に設けられていても良く、ストリーム処理部1112に、映像、音声、制御データを送信できる装置であれば良い。
実施の形態5.
図17は、本発明の実施の形態5に係る再生装置1200の構成を概略的に示すブロック図である。図17に示されるように、実施の形態5に係る再生装置1200は、映像音声信号を再生する再生手段1201と、レジューム再生時における再生開始位置を管理するレジューム機能手段1202と、再生手段1201及びレジューム機能手段1202を制御する再生制御部1203と、ユーザー指示が入力されるユーザー操作部1204とを有する。また、再生装置1200には、表示装置1401が接続されている。
図17に示されるように、再生手段1201は、情報読取部1211と、ストリーム処理部1212と、ストリーム制御部1213と、デコーダー1214と、再生情報制御部1215と、特徴点抽出部1217を有する。また、レジューム機能手段1202は、レジューム情報生成部1221と、レジューム情報制御部1222と、第1のレジューム情報取得手段としてのレジューム情報取得部1223と、第2のレジューム情報取得手段としてのレジューム情報自動取得部1224と、記憶部1225と、レジューム情報管理部1226とを有する。
実施の形態5に係る再生装置1200は、レジューム機能手段1202がレジューム情報管理部1226を備える点において、実施の形態4に係る再生装置1100と相違する。実施の形態5における再生手段1201、再生制御部1203、及びユーザー操作部1204はそれぞれ、実施の形態4における再生手段1101、再生制御部1103、及びユーザー操作部1104と同様の機能を有する。図17における制御コマンドC1203a〜C1203d,C1204,C1215a〜C1215cは、既に説明した図12における制御コマンドC1103a〜C1103d,C1104,C1115a〜C1115cと同様のコマンドである。
また、実施の形態5におけるレジューム情報生成部1221、レジューム情報制御部1222、レジューム情報取得部1223、レジューム情報自動取得部1224、及び記憶部1225は、実施の形態4におけるとレジューム情報生成部1121、レジューム情報制御部1122、レジューム情報取得部1123、レジューム情報自動取得部1124、及び記憶部1125と同様の機能を有する。また、図17における制御コマンドC1222a,C1222b,C1223,C1224は、既に説明した図12における制御コマンドC1122a,C1122b,C1123,C1124と同様のコマンドである。
レジューム情報管理部1226は、レジューム情報取得部1223が取得した第1のレジューム情報R1及びレジューム情報自動取得部1224が取得した第2のレジューム情報R2の管理を行う。レジューム情報管理部1226は、レジューム再生時において、ユーザーが選択しやすいようにレジューム情報を整理する。レジューム情報管理部1226は、例えば、レジューム情報(第1のレジューム情報R1又は第2のレジューム情報R2)に自動取得又はユーザー操作による取得などの種別の情報の追加、又は、レジューム情報を取得できなかった箇所(例えば、レジューム再生禁止区間における再生停止操作があったときの再生停止操作位置)の情報の追加などを行う。また、レジューム情報管理部1226は、レジューム情報取得部1223が取得した第1のレジューム情報R1と記憶部1225に記憶されている第2のレジューム情報R2との照合を行ない、一致しない場合に、レジューム情報の統合処理又は追加処理などの取捨選択処理を行うこともできる。
図18(A)〜(D)は、レジューム情報管理部1226におけるレジューム情報の管理方法の一例を示す。レジューム情報取得部1223からのレジューム情報は、一つだけの情報であるが、レジューム情報自動取得部1224が取得し、記録部1225に記録したレジューム情報は複数個ある。レジューム情報管理部1226では、これらの記録を比較し、レジュームに最適なポイントを管理する。例では、レジューム情報取得部1223と記録部1225に記録されているレジューム情報が異なっている。これは、レジューム情報取得部1223が何らかの原因で、再生時間10:00以降でレジューム情報を取れなかった、もしくは、レジューム情報を取得できない状況に陥ったと考えられる。この時は、レジューム情報取得部1223が取得しているレジューム時刻と記録部1225のデータを比較し、再生したであろう時間まで取得している記録部1225のデータをレジューム情報としてレジューム再生することができる。
また、本来レジューム再生が禁止されているタイトル、チャプター等のレジューム再生を行った場合、レジューム情報がないのでFirstPlay(タイトル、チャプター等の再生に当たり、タイトル、チャプター等に付随した情報により、最初に再生をするものと予め設定されている部分)から再生が行われてしまうが、レジューム情報管理部1226があることによってレジューム再生が可能なポイントを発見でき擬似レジューム再生ができるようになる。
また、レジューム情報として、指定時間が経過した際に取ったレジューム情報と、特徴点抽出部1217によってレジューム取得処理が行われたレジューム情報とでは、特徴点抽出部1217によって取得したレジューム情報、例えば、シーンの変化時点のレジューム情報のほうが、時間指定等で取ったレジューム情報よりユーザーにとって重要なレジューム情報であることが多いので、特徴点抽出部1217のレジューム情報を有効なレジューム情報にするといった管理も行っている。
また、レジューム情報管理部1226が、再生を再開する時に、手動レジューム情報と自動レジューム情報と特徴点レジューム情報の中から最後に登録したレジュームポイントを自動的に選択し、再生制御部1203が、選択されたレジュームポイントから再生を再開するようにしても良い。
以上に説明したように、実施の形態5に係る再生装置1200及び再生方法によれば、レジューム再生時に、再生停止操作位置から再生を再開することができ、また、再生停止操作位置から再生を再開することができない場合であっても、記憶部1225に記憶されている第2のレジューム情報R2に基づく位置から再生を再開することができる。このため、再生停止操作位置から再生を再開することができない場合であっても、再生停止操作位置から再生を再開するレジューム再生と同様の利便性をユーザーに提供することができる擬似レジューム再生の機能を実現できる。
また、実施の形態5に係る再生装置1200及び再生方法によれば、レジューム情報管理部1226によって、レジューム情報が、ユーザー操作による再生停止操作位置を示す第1のレジューム情報R1、レジューム情報自動取得部1224によって取得された第2のレジューム情報R2とを区別してレジューム情報を管理することができる。このため、レジューム情報が、ユーザー操作により取得されたレジューム再生箇所を示す情報であるか、又は、自動取得されたレジューム再生箇所を示す情報であるかを区別して記憶することができる。したがって、表示装置1401に表示されるレジューム再生の選択画面に、ユーザー操作によって取得されたレジューム情報であるか、又は、レジューム情報自動取得部1224によって取得されたレジューム情報であるかを区別する情報を追加表示することができる。このため、取得した複数のレジューム情報を表示装置1401に表示させ、ユーザー操作部1204の操作によってレジューム情報の一つをレジューム再生の開始位置として選択可能にした場合に、ユーザー操作を容易にすることができる。
また、実施の形態5に係る再生装置1200及び再生方法によれば、再生済みの部分については、一定の時間間隔で自動的にレジューム情報を生成するので、未再生箇所(未再生の範囲)や未視聴タイトルを容易に知ることができる。
また、ユーザー操作による再生停止操作位置がレジューム再生禁止区間である場合は、通常はコンテンツの1番初めの位置から再生が開始されるが、実施の形態2に係る再生装置1200によれば、レジューム情報を自動取得しているので、自動取得されたレジューム情報を元に再生開始位置を決めることができる。例えば、BD−J(Blu−ray Disc Java)タイトルなどのように本編すべてがレジューム再生禁止区間であるコンテンツであったとしても、タイトルの変更箇所でレジューム再生が可能であれば、レジューム再生における再生開始位置をタイトルの変更箇所とする再生を実現できる。
なお、実施の形態5において、上記以外の点は、上記実施の形態4の場合と同じである。
100,200,300,1100,1200 再生装置、 101,201,301,1101,1201 再生手段、 102,202,302,1102,1202 レジューム機能手段、 103,203,303,1103,1203 再生制御部、 104,204,304,1104,1204 ユーザー操作部、 111,211,311,1111,1211 情報読取部、 112,212,312,1112,1212 ストリーム処理部、 113,213,313,1113,1213 ストリーム制御部、 114,214,314,1114,1214 デコーダー、 115,215,315,1115,1215 再生情報制御部、 121,221,321,1121,1221 レジューム情報生成部、 122,222,322,1122,1222 レジューム情報制御部、 123,223,323,1123,1223 レジューム情報取得部、 124,224,324,1124,1224 レジューム情報自動取得部、 125,225,325,1125,1225 記憶部、 131 イベント受信部、 132 時間判定部、 133 チャプター情報判定部、 134 タイトル情報判定部、 135 GOP情報判定部、 136 レジューム情報一時取得部、 226,326 レジューム情報管理部、 308 電源時間管理部、 309 電源部、 401,1401 表示装置、 1117,1217 特徴点抽出部。

Claims (22)

  1. 映像音声信号を再生する再生手段と、
    ユーザー操作による指示が入力されるユーザー操作手段と、
    再生開始位置を管理するレジューム機能手段と、
    前記再生手段及び前記レジューム機能手段を制御する制御手段とを有し、
    前記レジューム機能手段は、
    ユーザー操作を起点にした第1のレジューム情報を生成し記憶する第1のレジューム情報生成記憶手段と、
    再生情報が切り替わったとき、又は、所定の再生時間毎に第2のレジューム情報を生成し記憶する第2のレジューム情報生成記憶手段とを有し、
    前記制御手段は、前記第1のレジューム情報及び前記第2のレジューム情報が示す位置の中のいずれかの位置を選択し、前記再生手段に前記選択された位置から再生を再開させる手段を有し、
    前記第1のレジューム情報を生成するためにユーザー操作による指示が入力された位置がレジューム再生禁止区間であった場合には、前記再生を再開させる手段は、前記再生手段に、前記第2のレジューム情報生成記憶手段に既に記憶されている前記レジューム再生禁止区間の直前にある前記第2のレジューム情報に基づく位置から、再生を再開させる
    ことを特徴とする再生装置。
  2. 前記ユーザー操作は、再生、再生停止、早送り再生、巻き戻し再生、スロー再生、及びポーズを含む動作の切り替わりを指示する操作であることを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  3. 前記再生情報が切り替わったときは、タイトルが切り替わったとき、チャプターが切り替わったとき、GOP情報が切り替わったとき、映像を取得するカメラのアングルが切り替わったとき、及びピクチャーインピクチャーの表示・非表示が切り替わったときのいずれかを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の再生装置。
  4. 前記再生を再開させる手段は、前記第1のレジューム情報が示す位置及び前記第2のレジューム情報が示す位置の中から、最後に生成されたレジューム情報に基づく位置から、前記再生を再開させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の再生装置。
  5. 前記制御手段は、前記再生手段に、前記第1のレジューム情報が示す位置及び前記第2のレジューム情報が示す位置を再生再開候補位置として表示手段に表示させる手段と、前記ユーザー操作手段の操作によって、前記表示手段に表示された前記再生再開候補位置の中のいずれかを選択可能にする手段とを有し、
    前記再生を再開させる手段は、前記ユーザー操作手段によって選択された前記再生再開候補位置から、前記再生を再開させる
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の再生装置。
  6. 前記レジューム機能手段は、前記第1のレジューム情報が、前記第2のレジューム情報のいずれかと一致するときに、前記第1のレジューム情報が示す位置を再生再開位置に決定するレジューム情報管理手段を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の再生装置。
  7. 前記再生装置の駆動電源がオンである時間を管理する電源時間管理手段を有し、
    前記レジューム機能手段は、前記駆動電源がオンである時間が所定の基準時間より短いときに、直前の駆動電源オフ時に取得された前記第1のレジューム情報が示す位置を再生再開位置として扱わない手段を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の再生装置。
  8. 映像音声信号を再生する再生手段と、ユーザー操作による指示が入力されるユーザー操作手段と、再生開始位置を管理するレジューム機能手段とを有する再生装置における再生方法であって、
    ユーザー操作を起点にした第1のレジューム情報を生成し記憶するステップと、
    再生情報が切り替わったとき、又は、所定の再生時間毎に第2のレジューム情報を生成し記憶するステップと、
    前記第1のレジューム情報及び前記第2のレジューム情報が示す位置の中のいずれかの位置を選択し、前記再生手段に前記選択された位置から再生を再開させるステップとを有し、
    前記第1のレジューム情報を生成するためにユーザー操作による指示が入力された位置がレジューム再生禁止区間であった場合には、前記再生を再開させるステップは、前記再生ステップに、前記第2のレジューム情報生成記憶ステップに既に記憶されている前記レジューム再生禁止区間の直前にある前記第2のレジューム情報に基づく位置から、再生を再開させる
    ことを特徴とする再生方法。
  9. 前記ユーザー操作は、再生、再生停止、早送り再生、巻き戻し再生、スロー再生、及びポーズを含む動作の切り替わりを指示する操作であることを特徴とする請求項8に記載の再生方法。
  10. 前記再生情報が切り替わったときは、タイトルが切り替わったとき、チャプターが切り替わったとき、GOP情報が切り替わったとき、映像を取得するカメラのアングルが切り替わったとき、及びピクチャーインピクチャーの表示・非表示が切り替わったときのいずれかを含むことを特徴とする請求項8又は9に記載の再生方法。
  11. 前記再生を再開させるステップにおいて、前記第1のレジューム情報が示す位置及び前記第2のレジューム情報が示す位置の中から、最後に生成されたレジューム情報に基づく位置から、前記再生を再開させることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載の再生方法。
  12. 前記第1のレジューム情報が示す位置及び前記第2のレジューム情報が示す位置を再生再開候補位置として表示手段に表示させるステップを有し、
    前記再生を再開させるステップにおいて、前記ユーザー操作手段の操作によって、前記表示手段に表示された前記再生再開候補位置の中から選択された前記再生再開候補位置から、前記再生を再開させる
    ことを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載の再生方法。
  13. 前記第1のレジューム情報が、前記第2のレジューム情報のいずれかと一致するときに、前記第1のレジューム情報が示す位置を再生再開位置に決定するステップを有することを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載の再生方法。
  14. 前記再生装置の駆動電源がオンである時間を管理するステップを有し、
    前記再生を再開させるステップにおいて、前記駆動電源がオンである時間が所定の基準時間より短いときに、直前の駆動電源オフ時に取得された前記第1のレジューム情報が示す位置を再生再開位置として扱わない
    ことを特徴とする請求項8乃至13のいずれか1項に記載の再生方法。
  15. 記録媒体から映像音声データを読み出す手段と、
    前記映像音声データの再生処理を行う映像音声再生手段と、
    レジュームポイントを表す情報、及びこれに関連する情報をレジューム情報として記憶するレジューム情報記録手段と、
    再生処理実行中に、ユーザー操作による再生処理中断指示に応じて前記再生処理実行を中断した場合、再生処理を中断した箇所を示す情報を、レジュームポイントを示す情報として、これと関連する情報とともに手動レジューム情報として取得し、前記レジューム情報記録手段に保存させるレジューム情報取得手段と、
    入力映像、音声、及びメタデータを解析し特徴点を検出し、特徴点のある位置を示す情報をレジュームポイントを示す情報として、これと関連する情報とともに、特徴点レジューム情報として取得し、前記レジューム情報記録手段に保存させる手段と、
    入力映像の所定の再生時間毎にその位置を示す情報をレジュームポイントを示す情報として、これと関連する情報とともに自動レジューム情報として取得し、前記レジューム情報記録手段に保存させる手段と、
    再生の中断後、再生を再開する時に、前記レジューム情報記録手段に記憶された複数のレジューム情報に含まれるレジュームポイントのうちのいずれかを選択させ、選択されたレジュームポイントから再生を再開させる手段とを有し、
    再生の中断が、前記手動レジューム情報及び前記特徴点レジューム情報及び自動レジューム情報を取得できないレジューム再生禁止区間でなされた場合でも、前記再生を再開させる手段は、既に記憶されている前記手動レジューム情報又は前記特徴点レジューム情報又は前記自動レジューム情報に含まれるレジュームポイントから、再生を再開させる再生装置。
  16. 再生を再開する時に、手動レジューム情報と自動レジューム情報と特徴点レジューム情報の中から最後に登録したレジューム情報を自動的に選択する管理手段と、
    選択されたレジューム情報で示されるレジュームポイントから再生を再開する手段とをさらに有する
    ことを特徴とする請求項15に記載の再生装置。
  17. 再生を再開する時に、
    複数の手動レジューム情報と
    複数の自動レジューム情報と
    複数の特徴抽出点からのレジューム情報の中から
    手動で任意のレジューム情報を選択し、
    選択したレジューム情報で示されるレジュームポイントから再生を再開する手段をさらに備えることを特徴とする請求項15に記載の再生装置。
  18. 前記レジューム情報記録手段が、揮発性のメモリで構成され、
    前記揮発性のメモリへの電源供給が遮断されたときに、前記揮発性のメモリ内のレジューム情報を、バックアップ電源を用いて不揮発性のメモリに記録する
    ことを特徴とする請求項15に記載の再生装置。
  19. レジュームポイントを表す情報、及びこれに関連する情報をレジューム情報として記憶するレジューム情報記録手段を備えた再生装置を用いて実施される再生方法において、
    記録媒体から映像音声データを読み出すステップと、
    前記映像音声データの再生処理を行う映像音声再生ステップと、
    再生処理実行中に、ユーザー操作による再生処理中断指示に応じて前記再生処理実行を中断した場合、再生処理を中断した箇所を示す情報を、レジュームポイントを示す情報として、これと関連する情報とともに手動レジューム情報として取得し、前記レジューム情報記録手段に保存させるレジューム情報取得ステップと、
    入力映像、音声、及びメタデータを解析し特徴点を検出し、特徴点のある位置を示す情報をレジュームポイントを示す情報として、これと関連する情報とともに、特徴点レジューム情報として取得し、前記レジューム情報記録手段に保存させるステップと、
    入力映像の所定の再生時間毎にその位置を示す情報をレジュームポイントを示す情報として、これと関連する情報とともに自動レジューム情報として取得し、前記レジューム情報記録手段に保存させるステップと、
    再生の中断後、再生を再開する時に、前記レジューム情報記録手段に記憶された複数のレジューム情報に含まれるレジュームポイントのうちのいずれかを選択させ、選択されたレジュームポイントから再生を再開させるステップとを有し、
    再生の中断が、前記手動レジューム情報及び前記特徴点レジューム情報及び自動レジューム情報を取得できないレジューム再生禁止区間でなされた場合でも、前記再生を再開させるステップにおいて、既に記憶されている前記手動レジューム情報又は前記特徴点レジューム情報又は前記自動レジューム情報に含まれるレジュームポイントから、再生を再開させる
    再生方法。
  20. 再生を再開する時に、手動レジューム情報と自動レジューム情報と特徴点レジューム情報の中から最後に登録したレジューム情報を自動的に選択する管理ステップと、
    選択されたレジューム情報で示されるレジュームポイントから再生を再開するステップとを
    さらに有することを特徴とする請求項19に記載の再生方法。
  21. 再生を再開する時に、
    複数の手動レジューム情報と
    複数の自動レジューム情報と
    複数の特徴抽出点からのレジューム情報の中から
    手動で任意のレジューム情報を選択し、
    選択したレジューム情報で示されるレジュームポイントから再生を再開するステップをさらに有することを特徴とする請求項19に記載の再生方法。
  22. 前記レジューム情報記録手段が、揮発性のメモリで構成され、
    前記揮発性のメモリへの電源供給が遮断されたときに、前記揮発性のメモリ内のレジューム情報を、バックアップ電源を用いて不揮発性のメモリに記録する
    ことを特徴とする請求項19に記載の再生方法。
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