JP5120236B2 - 車両用インストルメントパネルにおけるセンターロアパネルの組付構造 - Google Patents
車両用インストルメントパネルにおけるセンターロアパネルの組付構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5120236B2 JP5120236B2 JP2008312024A JP2008312024A JP5120236B2 JP 5120236 B2 JP5120236 B2 JP 5120236B2 JP 2008312024 A JP2008312024 A JP 2008312024A JP 2008312024 A JP2008312024 A JP 2008312024A JP 5120236 B2 JP5120236 B2 JP 5120236B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- center lower
- lower panel
- panel
- instrument panel
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 44
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 37
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 9
- 230000011218 segmentation Effects 0.000 description 4
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Instrument Panels (AREA)
Description
例えば、インストルメントパネルの中央部において、センタークラスターを設けた場合には、そのセンタークラスターの下方側を別のパネル等で覆うような構造とすることがある。
車両のフロアには、該フロアから立設された立設部と、該立設部の上部に取り付けられた固定板部とを有する固定ブラケットが取り付けてあり、
該固定板部には、上記センターロアパネルを組み付ける際に、該センターロアパネルの移動を案内すると共に上下方向位置を規制する組付ガイド部が設けてあり、
上記センターロアパネルの内部には、左右両側の側面部間を連結するよう補強部材が架設してあり、
上記センターロアパネルを組み付ける際には、該センターロアパネルの上記補強部材を上記固定ブラケットの上記固定板部の上記組付ガイド部に当接した状態で、上記センターロアパネルを後方から前方へ移動させることにより、該センターロアパネルの先端部が上記インストルメントパネルの本体部との固定位置に導かれるよう構成されており、
該固定位置においては、上記センターロアパネルの先端部が上記インストルメントパネルの上記本体部に固定され、上記センターロアパネルの後端部が上記固定ブラケットの上記固定板部の後端部に固定されていることを特徴とする車両用インストルメントパネルにおけるセンターロアパネルの組付構造にある(請求項1)。
例えば、上記センターロアパネルを組み付ける前に、該センターロアパネルの後端部分に対してハーネスの結線等の作業を行う場合には、上記補強部材を上記固定板部に設けた上記仮置き部に載置することにより、上記センターロアパネルを上記固定ブラケットに一旦、仮置きすることができる。これにより、上記の作業を容易に行うことができる。そして、作業後、上記センターロアパネルを上記固定ブラケットから取り外し、上記インストルメントパネルに対する組み付け作業を行うことができる。
この場合には、上記補強部材の凹部に上記仮置き部の上記突出部を差し込ませた状態で、上記センターロアパネルを上記固定ブラケットに仮置きすることができる。これにより、上記センターロアパネルを動かないように保持した状態で、ハーネスの結線等の作業を容易に行うことができる。
この場合には、上記補強部材と上記組付ガイド部とは、上記センターロアパネルの組み付け時のみ当接状態であり、組み付け後は非当接状態である。そのため、組み付け後において、上記補強部材と上記組付ガイド部との接触による異音の発生を防ぐことができる。
この場合には、上記補強部材を上記組付ガイド部に当接させること、また該組付ガイド部に沿って移動させることが容易となる。これにより、上記センターロアパネルの組み付け作業性を向上させることができる。
この場合には、上記インストルメントパネルに対して上記センターロアパネルの先端部を十分に固定することができる。
この場合には、上記センターロアパネルを組み付ける際に、上記係合爪部の上記被係合ガイド部を上記係合孔部の上記係合ガイド部に当接させ、上記開口部へ案内することにより、上記センターロアパネルの先端部を上記インストルメントパネルの上記本体部との固定位置に容易に導くことができると共に、上記係合爪部を上記係合孔部に容易に挿入することができる。
なお、上記係合ガイド部及び上記被係合ガイド部は、上記のごとく、その両方を設ける構成とすることもできるし、上記係合ガイド部のみを設ける構成とすることもできる。
図1に示すごとく、自動車等の車両1において、車室の前部には、車室全幅に渡ってインストルメントパネル2が設けてある。インストルメントパネル2の中央部には、センタークラスター21が車室側に突出して設けてあり、そのセンタークラスター21の下方側を覆うようにセンターロアパネル3が設けてある。
また、センターロアパネル3の先端には、複数の係合爪部35が設けてある。各係合爪部35は、インストルメントパネル2の本体部20に設けた係合孔部25に対して前後方向に挿入して係合されている。これによって、センターロアパネル3の先端部は、インストルメントパネル2の本体部20に固定されている。
また、組付ガイド部62は、前方に向けて斜め上方に傾斜すると共に斜め外方に延びて形成された傾斜部622と、傾斜部622の後方にある水平方向に略平坦な第1平坦部621と、傾斜部622の前方にある水平方向に略平坦な第2平坦部623とを有する。
また、固定板部6の後端部には、組付ガイド部62の第1平坦部621の後端から斜め上方に傾斜してなる後端傾斜部63と、後端傾斜部63の後端から折れ曲がって斜め下方に傾斜してなる後端片部64とが設けられている。
まず、図5に示すごとく、固定ブラケット4の固定板部6に設けた仮置き部65にセンターロアパネル3を仮置きする。具体的には、センターロアパネル3の後端を上方に向け、補強部材34の凹部341に仮置き部65の突出部651を差し込ませ、補強部材34を仮置き部65に載置する。これにより、センターロアパネル3の後端を上方に向けた状態で保持する。この状態で、センターロアパネル3に対してハーネスの結線等の作業を行う。
そして、図7に示すごとく、補強部材34が組付ガイド部62の傾斜部622から第2平坦部623に差し掛かったところで、センターロアパネル3は、補強部材34が当接している組付ガイド部62の傾斜部622の傾斜によって、先端が斜め上方に向く。
ここで、係合孔部25の開口部250周辺には、係合爪部35を当接させて開口部250へ案内するテーパ形状の第1係合ガイド部251が設けてある。第1係合ガイド部251は、係合爪部35の上下方向位置を規制して開口部250へと案内する。また、係合爪部35の先端には、第1係合ガイド部251に当接して係合孔部25の開口部251に案内されるテーパ形状の第1被係合ガイド部351が設けてある。
なお、図8、図9は、センターロアパネル3における左側面部31の先端の最も下方に設けられた係合爪35a(図7参照)とインストルメントパネル2の本体部20に設けられた係合孔部25との位置関係を示したものである。また、他の係合爪部35も、上述した構造と同様の構造を有している。
なお、図10は、図9の略水平方向の断面を示したものであり、係合爪部35a(図7参照)とインストルメントパネル2の本体部20に設けられた係合孔部25との位置関係を示したものである。また、他の係合爪部35も、上述した構造と同様の構造を有している。
なお、図5〜図7、図11は、主にセンターロアパネル3の補強部材34と固定ブラケット4の固定板部6との位置関係を示したものである。
さらに、固定ブラケット4の固定板部6の先端片部61をインストルメントパネル2の本体部20に対してボルト等の締結部材によって締結する。
以上により、センターロアパネル3を車両1に組み付ける。
本例において、センターロアパネル3を組み付ける際には、図6、図7に示すごとく、センターロアパネル3の内部に設けた補強部材34を固定ブラケット4の固定板部6に設けた組付ガイド部62に当接した状態とする。そして、センターロアパネル3を後方から前方へ移動させるだけで、つまり補強部材34を組付ガイド部62に沿って移動させるだけで、センターロアパネル3の先端部をインストルメントパネル2の本体部20との固定位置に向けて導くことができる。
20 本体部
3 センターロアパネル
34 補強部材
4 固定ブラケット
6 固定板部
62 組付ガイド部
Claims (7)
- 車両のインストルメントパネルの中央部から車室側に突出して設けられたセンタークラスターの下方側を覆い、前方及び上方が開口していると共に水平方向の断面が略U字形状のセンターロアパネルを車両に組み付ける構造であって、
車両のフロアには、該フロアから立設された立設部と、該立設部の上部に取り付けられた固定板部とを有する固定ブラケットが取り付けてあり、
該固定板部には、上記センターロアパネルを組み付ける際に、該センターロアパネルの移動を案内すると共に上下方向位置を規制する組付ガイド部が設けてあり、
上記センターロアパネルの内部には、左右両側の側面部間を連結するよう補強部材が架設してあり、
上記センターロアパネルを組み付ける際には、該センターロアパネルの上記補強部材を上記固定ブラケットの上記固定板部の上記組付ガイド部に当接した状態で、上記センターロアパネルを後方から前方へ移動させることにより、該センターロアパネルの先端部が上記インストルメントパネルの本体部との固定位置に向けて導かれるよう構成されており、
該固定位置においては、上記センターロアパネルの先端部が上記インストルメントパネルの上記本体部に固定され、上記センターロアパネルの後端部が上記固定ブラケットの上記固定板部の後端部に固定されていることを特徴とする車両用インストルメントパネルにおけるセンターロアパネルの組付構造。 - 請求項1において、上記センターロアパネルの上記補強部材と上記固定ブラケットの上記固定板部とは、該補強部材を上記固定板部の上面に設けた仮置き部に載置することにより、上記センターロアパネルの後端を上方に向けた状態で保持できる位置関係に設けてあること特徴とする車両用インストルメントパネルにおけるセンターロアパネルの組付構造。
- 請求項2において、上記補強部材には、前方に開口する凹部が設けてあり、
上記仮置き部には、上方に突出して形成された突出部が設けてあり、
上記補強部材の凹部に上記仮置き部の上記突出部を差し込ませることにより、上記補強部材を上記仮置き部に載置することを特徴とする車両用インストルメントパネルにおけるセンターロアパネルの組付構造。 - 請求項1〜3のいずれか1項において、上記センターロアパネルの先端部と上記インストルメントパネルの上記本体部とが上記固定位置において固定された状態においては、上記補強部材と上記組付ガイド部とが非当接状態であることを特徴とする車両用インストルメントパネルにおけるセンターロアパネルの組付構造。
- 請求項1〜4のいずれか1項において、上記組付ガイド部は、上記固定板部の両側端部から上方に突出して形成されていることを特徴とする車両用インストルメントパネルにおけるセンターロアパネルの組付構造。
- 請求項1〜5のいずれか1項において、上記固定位置においては、上記センターロアパネルの先端に設けられた係合爪部が上記インストルメントパネルの上記本体部に設けられた係合孔部に対して前後方向に挿入されて係合していることを特徴とする車両用インストルメントパネルにおけるセンターロアパネルの組付構造。
- 請求項6において、上記係合孔部の開口部周辺には、上記係合爪部を当接させて上記開口部へ案内する係合ガイド部が設けてあり、
上記係合爪部には、上記係合ガイド部に当接して上記係合孔部の上記開口部に案内される被係合ガイド部が設けてあることを特徴とする車両用インストルメントパネルにおけるセンターロアパネルの組付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008312024A JP5120236B2 (ja) | 2008-12-08 | 2008-12-08 | 車両用インストルメントパネルにおけるセンターロアパネルの組付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008312024A JP5120236B2 (ja) | 2008-12-08 | 2008-12-08 | 車両用インストルメントパネルにおけるセンターロアパネルの組付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010132214A JP2010132214A (ja) | 2010-06-17 |
JP5120236B2 true JP5120236B2 (ja) | 2013-01-16 |
Family
ID=42343979
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008312024A Active JP5120236B2 (ja) | 2008-12-08 | 2008-12-08 | 車両用インストルメントパネルにおけるセンターロアパネルの組付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5120236B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3325427B2 (ja) * | 1995-04-28 | 2002-09-17 | カルソニックカンセイ株式会社 | 車両用空調ユニットを含むユニットアセンブリの取付構造 |
JP3284516B2 (ja) * | 1999-01-14 | 2002-05-20 | 小島プレス工業株式会社 | 車両用収納箱 |
JP4159909B2 (ja) * | 2003-03-19 | 2008-10-01 | カルソニックカンセイ株式会社 | 箱状ユニット取付構造 |
-
2008
- 2008-12-08 JP JP2008312024A patent/JP5120236B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010132214A (ja) | 2010-06-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8011709B2 (en) | Trim panel attachment assembly with anti-rotation flange | |
JP5915258B2 (ja) | バンパー取付構造 | |
JP6260018B2 (ja) | ハーネスプロテクタ | |
JP5303569B2 (ja) | ピラーガーニッシュの取付構造 | |
US7250573B2 (en) | Automotive cable holding system | |
JP4973978B2 (ja) | コンソールボックスの取付け構造 | |
JP6380779B2 (ja) | 車両のバッテリ取付部構造 | |
JP5176926B2 (ja) | 車両用フロントコンソールモジュールの組付構造 | |
JP5120236B2 (ja) | 車両用インストルメントパネルにおけるセンターロアパネルの組付構造 | |
JP2018008632A (ja) | 車載機器固定構造 | |
JP2010023749A (ja) | 車両用インストルメントパネル上面部支持構造 | |
JP4809274B2 (ja) | インストルメントパネル取付部構造 | |
JP5961502B2 (ja) | バンパ取付け用リテーナ | |
JP2005335602A (ja) | インストルメントパネルロケート構造 | |
JP6312249B2 (ja) | カウルカバー装置 | |
JP6459031B2 (ja) | アンダーランプロテクタの取付構造及びアンダーランプロテクタブラケット | |
JP7135774B2 (ja) | カウルサイドトリムの取付構造 | |
JP5315541B2 (ja) | 車両用インストルメントパネルの取付構造 | |
CN110481457B (zh) | 车辆用内饰件的安装构造 | |
JP3772561B2 (ja) | パーキングブレーキケーブル配索部構造 | |
JP6520522B2 (ja) | アーチモール取付構造 | |
JP6705095B2 (ja) | 内装パネル用組付け治具 | |
CN108237987B (zh) | 车辆下部构造 | |
JP5607948B2 (ja) | メータクラスタの取付構造 | |
JP2008068654A (ja) | 車両用メッシュ材取付構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20110331 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20110404 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110510 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120914 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120925 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121008 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151102 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5120236 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |