JP5120235B2 - エンジン作業機 - Google Patents

エンジン作業機 Download PDF

Info

Publication number
JP5120235B2
JP5120235B2 JP2008309071A JP2008309071A JP5120235B2 JP 5120235 B2 JP5120235 B2 JP 5120235B2 JP 2008309071 A JP2008309071 A JP 2008309071A JP 2008309071 A JP2008309071 A JP 2008309071A JP 5120235 B2 JP5120235 B2 JP 5120235B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame portion
engine case
engine
blade
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008309071A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010130930A (ja
Inventor
和行 川名
茂敏 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP2008309071A priority Critical patent/JP5120235B2/ja
Publication of JP2010130930A publication Critical patent/JP2010130930A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5120235B2 publication Critical patent/JP5120235B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Portable Power Tools In General (AREA)

Description

本発明は、エンジン作業機、特にチェンソー、ヘッジトリマ等の携帯型エンジン作業機に関する。
伐採や剪定に用いられるチェンソーやヘッジトリマには、作業者に伝わる振動を低減するための対策が行なわれている。この振動対策としては、例えば特許文献1に示されるように、エンジンとソーチェン等を含む駆動部組立体と作業者が把持する前後ハンドルを含む支持組立体とを弾性部材を介して結合するものがある。
実開昭57−78901(実願昭53−48480)号公報
ところで、上述のチェンソーによる切断作業時等にはガイドバーに大きな外力が作用する。このようにガイドバーに外力が加わった状態で作業者がさらに外力を加えるようにハンドル操作を行なうと、駆動部組立体と支持組立体との間に介在する弾性部材が変形して、ガイドバーが作業者の意図通りに動かないことがあり、操作性が悪くなる。また、ガイドバーに大きな外力が作用して弾性部材の変形量が大きくなると、駆動部組立体に締結されたネジの側面と支持組立体とが弾性体の側面を介して接触する状態となる。このため、弾性体の変形が拘束されて防振性能が低下してしまう。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、作業性が良く、防振性能が高いエンジン作業機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の観点に係るエンジン作業機は、
エンジンが収納されるとともに刃が取り付けられたエンジンケースと、ハンドルが設けられたフレーム部と、前記エンジンケースを前記フレーム部に対して支持する複数の弾性体とを備えたエンジン作業機であって、
前記フレーム部は、前記エンジンケースの前記刃の突出方向と反対方向を向く第1のエンジンケース面と前記刃が突出する面に隣接する第2のエンジンケース面とにそれぞれ対向する、第1のフレーム部分と第2のフレーム部分とを備え、
前記第1のエンジンケース面と前記第1のフレーム部分との間には第1の弾性体が配置されるとともに、前記第2のエンジンケース面と前記第2のフレーム部分との間には第2の弾性体が配置され、
前記第2のエンジンケース面と前記第2のフレーム部分との間に、前記刃の突出方向と平行な方向に関して前記フレーム部と前記エンジンケースの所定量以上の相対移動を規制する規制手段設けられ、
前記第2の弾性体は、前記第2のエンジンケース面の前記刃側の端部近傍に配置され、
前記規制手段は、前記第2の弾性体と前記第1の弾性体との間に設けられることを特徴とする。
さらに、前記規制手段は、前記フレーム部と前記エンジンケースとが接近する方向の相対移動を規制することが望ましい。
また、前記規制手段は、前記第2のフレーム部分から前記第2のエンジンケース面に向かって突出する突起と、前記突起から前記刃側に前記所定量離れて配置され前記突起の少なくとも一部と当接可能に前記第2のエンジンケース面から前記第2のフレーム部分に向かって突出する当接部とから構成されてもよい。
本発明の第2の観点に係るエンジン作業機は、
エンジンが収納されるとともに刃が取り付けられたエンジンケースと、ハンドルが設けられたフレーム部と、前記エンジンケースを前記フレーム部に対して支持する複数の弾性体とを備えたエンジン作業機であって、
前記フレーム部は、前記エンジンケースの前記刃の突出方向と反対方向を向く第1のエンジンケース面と前記刃が突出する面に隣接する第2のエンジンケース面とにそれぞれ対向する、第1のフレーム部分と第2のフレーム部分とを備え、
前記第1のエンジンケース面と前記第1のフレーム部分との間には第1の弾性体が配置されるとともに、前記第2のエンジンケース面と前記第2のフレーム部分との間には第2の弾性体が配置され、
前記第2のエンジンケース面と前記第2のフレーム部分との間に、前記刃の突出方向と平行な方向に関して前記フレーム部と前記エンジンケースの所定量以上の相対移動を規制する規制手段が設けられ、
前記規制手段は、前記フレーム部と前記エンジンケースとが接近する方向の相対移動を規制し、前記第2のフレーム部分から前記第2のエンジンケース面に向かって突出する突起と、前記突起から前記刃側に前記所定量離れて配置され、前記突起の少なくとも一部と当接可能に前記第2のエンジンケース面から前記第2のフレーム部分に向かって突出する当接部とから構成されることを特徴とする。
さらに、前記当接部は、前記突起に対して凹となる凹部を有し、
前記突起は前記凹部に当接してもよい。
また、前記第2のフレーム部分は、前記突起から前記刃の突出方向とは反対の方向に伸びるリブが形成されてもよい。
本発明の第3の観点に係るエンジン作業機は、
エンジンが収納されるとともに刃が取り付けられたエンジンケースと、ハンドルが設けられたフレーム部と、前記エンジンケースを前記フレーム部に対して支持する複数の弾性体とを備えたエンジン作業機であって、
前記フレーム部は、前記エンジンケースの前記刃の突出方向と反対方向を向く第1のエンジンケース面と前記刃が突出する面に隣接する第2のエンジンケース面とにそれぞれ対向する、第1のフレーム部分と第2のフレーム部分とを備え、
前記第1のエンジンケース面と前記第1のフレーム部分との間には第1の弾性体が配置されるとともに、前記第2のエンジンケース面と前記第2のフレーム部分との間には第2の弾性体が配置され、
前記第2のエンジンケース面と前記第2のフレーム部分との間に、前記刃の突出方向と平行な方向に関して前記フレーム部と前記エンジンケースの所定量以上の相対移動を規制する規制手段が設けられ、
記フレーム部は、前記第1のフレーム部分から前記刃の突出方向とは反対方向に伸びる第1のハンドルと、一端が前記第2のフレーム部分に接続し他端が前記エンジンケースに第3の弾性体を介して接続される第2のハンドルとを備えることを特徴とする
また、前記刃はソーチェンであり、前記エンジン作業機はチェンソーであってもよい。
以上のように本発明によれば、第1のエンジンケース面と第1のフレーム部分との間には第1の弾性体が配置されるとともに、第2のエンジンケース面と第2のフレーム部分との間には第2の弾性体が配置され、第2のエンジンケース面と第2のフレーム部分との間に、刃の突出方向と平行な方向に関してフレーム部とエンジンケースの所定量以上の相対移動を規制する規制手段を設けている。このため、刃に外力が加わった状態で作業者がハンドルを操作して刃を刃の突出方向と平行な方向に移動する場合、フレーム部とエンジンケースとの相対移動量が所定量になると規制手段により移動が規制される。したがって、規制手段により移動が規制された状態では刃の突出方向と平行な方向についての作業者のハンドル操作が規制手段を介して刃に直接伝えられることになり、チェンソーの操作性を向上させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を添付図面に沿って説明する。図1は本発明を適用したチェンソー1の側面図、図2は図1のII−II線における要部断面図、図3はチェンソー1の後ハンドル9部分を2分割する位置での断面図、図4は図1のIV−IV線断面図である。なお、図1における紙面の左右方向、上下方向をそれぞれチェンソーの前後方向(紙面左が前)、上下方向(紙面上が上)とし、図4における紙面の上方を右方、紙面下方を左方向とする。
図1に示すように、チェンソー1は左右側面をカバー24に覆われたエンジンケース2と、フレーム部3と、エンジンケース2をフレーム部3に対して支持する防振ゴム(弾性部材)41、42、43、44とを備える。エンジンケース2は例えば層状掃気2サイクルエンジン等のエンジン50(図3参照)を覆っている。また、エンジンケース2には、ソーチェン5を案内する平板状のガイドバー6が取り付けられる。ガイドバー6およびソーチェン5はエンジンケース2の前面21から前方に突出する。また、エンジンケース2の前部上方にはハンドガード7が設けられ、エンジンケース2の左側部カバー24にはエンジン50を始動するためのスタータハンドル8が設けられる。エンジン50は図示しない周知の駆動機構を介してソーチェン5を駆動する。フレーム部3は、エンジンケース2の後面22(第1のエンジンケース面)に対向する後方フレーム部分32(第1のフレーム部分)と、エンジンケース2の上面23(第2のエンジンケース面)に対向する上方フレーム部分33(第2のフレーム部分)から構成される。後方フレーム部分32には後ハンドル9が設けられ、後ハンドル9にはスロットルレバー10が設けられている。また、上方フレーム部分33には前ハンドル11の一端が取り付けられ、前ハンドル11の他端はエンジンケース2の左側部カバー24に防振ゴム41(図4参照)を介して取り付けられる。また、図3に示すように、キャブレター15はインシュレータ16を介してエンジンケース2に収納されたエンジン50に接続される。
エンジンケース2の後面22と後方フレーム部分32とは2つの防振ゴム42、43を介して接続されている。そして、図2に示すように、防振ゴム42、43は、後方フレーム部分32とエンジンケース2の後面22との間に、左右方向には端部近傍、上下方向には中央部分近傍に位置を変えて配置されている。防振ゴム42、43は略円筒状で、一端は開放され他端には座金60が取り付けられ、外周に溝部42a、43aを有する。防振ゴム42、43は円筒の軸線が左右方向に向けられて後部フレーム部分32の防振ゴム取り付け孔62、63に挿入され、溝部42a、43aが防振ゴム取り付け孔62、63に係合する。座金60が取り付けられた防振ゴム42、43はボルト70により、エンジンケース2の防振ゴム取り付け部82、83に締結される。なお、ボルト70の外周と防振ゴム42、43の内周は所定距離d1離れている。
図3に示すように、エンジンケース2の上面23と上方フレーム部分33とは、防振ゴム44を介して接続されている。防振ゴム44はエンジンケース2の上面23の前方端部に配置されている。防振ゴム44の構造は上述の防振ゴム42、43とほぼ同様の一端が開放され他端に座金が取り付けられた略円筒形状を有する。なお、防振ゴム44はボルト71を介してエンジンケース2の防振ゴム取り付け部84に取り付けられ、上述の防振ゴム42、43の場合と同様にボルトの外周と防振ゴム44の内周は所定距離d1離れている。
さらに、図3、図4に示すように、上方フレーム部分33には下方に向かって延びる突起12が設けられている。突起12は中空で円柱形状を有し、突起12の後方には上方フレーム部分33から延びるリブ13が接続し、突起12とリブ13は上方フレーム部分33に一体に形成される。また、エンジンケース2の上面23には断面が略コ字状の突出壁14(当接部)が設けられている。突出壁14の突起12に対向する湾曲面141は、突起12に対して面の中心が最も凹んで湾曲する(凹部を成す)ように形成される。例えば地面に置いてある状態等、チェンソー1を使用していない状態では、突出壁14は突起12の前方に、突出壁14の湾曲面141の最も凹んだ部分と突起12の前端との間に距離d2離れて配置される。なお、距離d2は上述のボルトの外周と防振ゴム44の内周との距離d1より短い距離である。また、突起12と突出壁14は上下方向に関して互いに重なり合うのに十分な高さ、例えば突起12の下端から突出壁14の上端までの上下方向の距離が上述の距離d1より長くなるような高さを突起12と突出壁14はそれぞれ有している。このため、エンジンケース2とフレーム部3とが前後方向に接近するように相対移動すると、突起12と突出壁14とは互いに当接してエンジンケース2とフレーム部3のそれ以上の接近を規制する規制手段を構成する。なお、突起12と突出壁14は防振ゴム44と防振ゴム42、43との間、より具体的にはエンジンケース2の上面23の中央近傍であってインシュレータ16の前方に設けられる。また、前ハンドル11とエンジンケース2との間に設けられる防振ゴム41も上述の防振ゴム42、43、44とほぼ同様の構造を有し、同様にボルトを介して取り付けられる。
作業者がチェンソー1を使用して切断作業を行なう場合、作業者はエンジン50を始動して、前ハンドル11と後ハンドル9を把持して作業を行なう。この時、エンジン50に起因する振動とソーチェン5が被切断物を切断することに起因する振動とが前後ハンドル9、11を通して作業者に伝わることになる。しかし、エンジンケース2と前後ハンドル9、11が取り付けられたフレーム部3との間には防振ゴム41、42、43、44が介在するため、これらの振動は防振ゴム41、42、43、44で吸収され、作業者に伝わる振動は大幅に低減される。
次に、例えば、ガイドバー6に外力が加わりガイドバー6が前方に移動し難い状態で、さらに作業者が前後のハンドル9、11を前方に押し込む状態を考える。この場合、作業者が前後のハンドル9、11を押し込むと、ガイドバー6が取り付けられたエンジンケース2に対してフレーム部3が接近する。そして、フレーム部3がエンジンケース2に対して前方に距離d2移動すると、突起12は突出壁14に接触する。このため、フレーム部3はそれ以上エンジンケース2に向かって移動せず、作業者の前後のハンドル9、11に加える前方への力は突起12から突出壁14を通じてエンジンケース2に取り付けられたガイドバー6に伝わる。このため、作業者の前後のハンドル9、11を前方へ押す操作は直接ガイドバー6に伝わることになり、操作性がより向上する。一方、突起12と突出壁14とが接触している状態では、防振ゴム41、42、43、44の内周とボルト70の側部とは、通常時の所定距離d1からフレーム部3のエンジンケース2に対する移動量d2を引いたd1−d2の距離だけ離れている。このため、防振ゴム41、42、43、44の内周とボルト70の側部とは接触することが無い。したがって、防振ゴム41、42、43、44は依然として容易に変形可能であり、チェンソー1の振動吸収性能は保持される。また、突起12と突出壁14はエンジンケース2の上面23の中央近傍であって、インシュレータ16より前方に設けられるので、突起12と突出壁14が接触した場合、突起12と突出壁14の接触部分を支点としてエンジンケース2とフレーム部3は揺動可能になる。このため、揺動による弾性ゴム41、42、43、44の変形によっても振動吸収をすることができる。また、フレーム部3は弾性変形可能な樹脂部材から形成されているため、突起12と突出壁14が接触した状態においてもフレーム部3自身の弾性変形が生じるが、弾性ゴム41、42、43、44が変形するためフレーム部3自身の弾性変形による振動を吸収することができる。さらに、突起12の後方部分から後方に延びるとともに上方フレーム部分33から下方に延びるリブ13が突起12と一体に形成される。このため、上方フレーム部分33の剛性を向上させることができるうえ、突起12の強度も向上させることができる。また、突出壁14の湾曲面141は突起12に対して凹んで湾曲しているので、突起12が突出壁14の湾曲面141と接触して湾曲面141の最も凹んだ部分に位置すると、突起12の左右方向に関する動きを拘束することができ、作業者の力を効率良く伝達することができ作業性がより向上する。また、突起12の下端と突出壁14の上端との上下方向の距離は、上述の距離d1より長いため、例えばフレーム部3とエンジンケース2とが上下方向に離れるように相対移動した状態であっても、突起12と突出壁14は常に接触可能な状態に保たれ、突起12と突出壁14が接触した場合には操作性をより向上させることができる。
なお、上述の実施形態では、突起12はフレーム部3にリブ13と一体に形成され、突起12の前方には突出壁14がエンジンケース2に形成されていたが、この構成に限られるものでは無い。例えば、リブ13の無い円筒状の突起12に対して、前方だけでなく後方にも突起12を挟んで対称に突出壁を形成してもよい。この場合、突起12の後方にも突出壁があることにより、ガイドバー6が拘束された状態で作業者が前後のハンドル9、11を後方に引く操作をした場合には突起12と後方の突出壁が接触する。このため、作業者の力が直接ガイドバー6に伝わることになり、操作性がより向上するとともに、防振ゴム41、42、43、44は依然として変形可能であることから振動吸収性能は保持される。また、上述の突出壁14に代えて、突起12を囲むように円筒状の突出壁を形成してもよい。この場合には、前または前後方向の移動の規制だけでなく、左右方向への移動も規制でき、さらに操作性を向上することができる。なお、突起12は円筒形状に限られるものでは無く、断面が三角形や正方形等の角柱形状であってもよく、突出壁14も断面コ字状に限られることは無く、突起に対向する平面を有する断面T字状の突出壁や断面Y字状の突出壁、あるいは壁では無く凸部であってもよい。また、防振ゴム41、42、43、44はゴム以外の弾性部材から構成された、例えば防振バネであってもよい。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能であり、例えば本発明をヘッジトリマに適用してもよい。
本発明の第1実施形態に係るチェンソーの側面図。 図1のII−II線における要部断面図。 図1のチェンソーの後ハンドルを2分割する位置での断面図。 図1のIV−IV線断面図である。
符号の説明
1 チェンソー
2 エンジンケース
3 フレーム部
5 ソーチェン
6 ガイドバー
9 後ハンドル
11 前ハンドル
12 突起
13 リブ
14 突出壁
32 後方フレーム部分
33 前方フレーム部分
41、42、43、44 防振ゴム
50 エンジン

Claims (8)

  1. エンジンが収納されるとともに刃が取り付けられたエンジンケースと、ハンドルが設けられたフレーム部と、前記エンジンケースを前記フレーム部に対して支持する複数の弾性体とを備えたエンジン作業機であって、
    前記フレーム部は、前記エンジンケースの前記刃の突出方向と反対方向を向く第1のエンジンケース面と前記刃が突出する面に隣接する第2のエンジンケース面とにそれぞれ対向する、第1のフレーム部分と第2のフレーム部分とを備え、
    前記第1のエンジンケース面と前記第1のフレーム部分との間には第1の弾性体が配置されるとともに、前記第2のエンジンケース面と前記第2のフレーム部分との間には第2の弾性体が配置され、
    前記第2のエンジンケース面と前記第2のフレーム部分との間に、前記刃の突出方向と平行な方向に関して前記フレーム部と前記エンジンケースの所定量以上の相対移動を規制する規制手段設けられ、
    前記第2の弾性体は、前記第2のエンジンケース面の前記刃側の端部近傍に配置され、
    前記規制手段は、前記第2の弾性体と前記第1の弾性体との間に設けられることを特徴とするエンジン作業機。
  2. 前記規制手段は、前記フレーム部と前記エンジンケースとが接近する方向の相対移動を規制することを特徴とする請求項1に記載のエンジン作業機。
  3. 前記規制手段は、前記第2のフレーム部分から前記第2のエンジンケース面に向かって突出する突起と、前記突起から前記刃側に前記所定量離れて配置され、前記突起の少なくとも一部と当接可能に前記第2のエンジンケース面から前記第2のフレーム部分に向かって突出する当接部とから構成されることを特徴とする請求項に記載のエンジン作業機。
  4. エンジンが収納されるとともに刃が取り付けられたエンジンケースと、ハンドルが設けられたフレーム部と、前記エンジンケースを前記フレーム部に対して支持する複数の弾性体とを備えたエンジン作業機であって、
    前記フレーム部は、前記エンジンケースの前記刃の突出方向と反対方向を向く第1のエンジンケース面と前記刃が突出する面に隣接する第2のエンジンケース面とにそれぞれ対向する、第1のフレーム部分と第2のフレーム部分とを備え、
    前記第1のエンジンケース面と前記第1のフレーム部分との間には第1の弾性体が配置されるとともに、前記第2のエンジンケース面と前記第2のフレーム部分との間には第2の弾性体が配置され、
    前記第2のエンジンケース面と前記第2のフレーム部分との間に、前記刃の突出方向と平行な方向に関して前記フレーム部と前記エンジンケースの所定量以上の相対移動を規制する規制手段が設けられ、
    前記規制手段は、前記フレーム部と前記エンジンケースとが接近する方向の相対移動を規制し、前記第2のフレーム部分から前記第2のエンジンケース面に向かって突出する突起と、前記突起から前記刃側に前記所定量離れて配置され、前記突起の少なくとも一部と当接可能に前記第2のエンジンケース面から前記第2のフレーム部分に向かって突出する当接部とから構成されることを特徴とするエンジン作業機。
  5. 前記当接部は、前記突起に対して凹となる凹部を有し、
    前記突起は前記凹部に当接することを特徴とする請求項3または4に記載のエンジン作業機。
  6. 前記第2のフレーム部分は、前記突起から前記刃の突出方向とは反対の方向に伸びるリブが形成されることを特徴とする請求項3乃至5に記載のエンジン作業機。
  7. エンジンが収納されるとともに刃が取り付けられたエンジンケースと、ハンドルが設けられたフレーム部と、前記エンジンケースを前記フレーム部に対して支持する複数の弾性体とを備えたエンジン作業機であって、
    前記フレーム部は、前記エンジンケースの前記刃の突出方向と反対方向を向く第1のエンジンケース面と前記刃が突出する面に隣接する第2のエンジンケース面とにそれぞれ対向する、第1のフレーム部分と第2のフレーム部分とを備え、
    前記第1のエンジンケース面と前記第1のフレーム部分との間には第1の弾性体が配置されるとともに、前記第2のエンジンケース面と前記第2のフレーム部分との間には第2の弾性体が配置され、
    前記第2のエンジンケース面と前記第2のフレーム部分との間に、前記刃の突出方向と平行な方向に関して前記フレーム部と前記エンジンケースの所定量以上の相対移動を規制する規制手段が設けられ、
    前記フレーム部は、前記第1のフレーム部分から前記刃の突出方向とは反対方向に伸びる第1のハンドルと、一端が前記第2のフレーム部分に接続し他端が前記エンジンケースに第3の弾性体を介して接続される第2のハンドルとを備えることを特徴とするエンジン作業機。
  8. 前記刃はソーチェンであり、前記エンジン作業機はチェンソーであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のエンジン作業機。
JP2008309071A 2008-12-03 2008-12-03 エンジン作業機 Expired - Fee Related JP5120235B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008309071A JP5120235B2 (ja) 2008-12-03 2008-12-03 エンジン作業機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008309071A JP5120235B2 (ja) 2008-12-03 2008-12-03 エンジン作業機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010130930A JP2010130930A (ja) 2010-06-17
JP5120235B2 true JP5120235B2 (ja) 2013-01-16

Family

ID=42342925

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008309071A Expired - Fee Related JP5120235B2 (ja) 2008-12-03 2008-12-03 エンジン作業機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5120235B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5764034B2 (ja) * 2011-10-19 2015-08-12 リョービ株式会社 電動工具

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3542095A (en) * 1968-08-05 1970-11-24 Mcculloch Corp Chain saw with vibration isolation system
DE1905301A1 (de) * 1969-02-04 1970-08-27 Solo Kleinmotoren Gmbh Motorkettensaege
JPS5938242Y2 (ja) * 1976-01-28 1984-10-24 ヤンマーディーゼル株式会社 ポタブル作業機用防振装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010130930A (ja) 2010-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4559156B2 (ja) ブレーカ取付用ブラケット
EP2808131B1 (en) Auxiliary handle and reciprocating power tool having the same
EP2384860B1 (en) Power tool housing
JP5184223B2 (ja) 補助ハンドル
JP4573637B2 (ja) 往復動式作業工具
JP5358709B2 (ja) 手で操縦される作業機
JP7431666B2 (ja) 園芸用トリマ
CN101584278A (zh) 减振导向单元以及便携式工具
US8985235B2 (en) Anti-vibration structure for a handle of a portable brush cutter
US8967288B2 (en) Anti-vibration structure for operation lever of portable brush cutter
JP5382431B2 (ja) 電動工具
JP5120235B2 (ja) エンジン作業機
JP2001205602A (ja) 携帯型動力作業機
JP5463983B2 (ja) 作業機械
US9278444B2 (en) Handheld work machine
JP4451285B2 (ja) 往復作動式作業工具
JP2006161508A (ja) 手持ち式建設機械用防振ゴムおよび土壌突き固め装置
WO2023286849A1 (ja) 作業機
JP7489305B2 (ja) 切断作業機
KR20160148313A (ko) 작업기계의 조작레버 구조물
US20240208029A1 (en) Handheld work apparatus
JP2012000722A (ja) 動力作業機
JP2019149951A (ja) 手持式作業機
JP2015066629A (ja) 打撃工具
JP2010149462A (ja) チェーンソー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110926

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120703

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120831

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120925

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121008

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151102

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5120235

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees