JP5120235B2 - エンジン作業機 - Google Patents
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Description
エンジンが収納されるとともに刃が取り付けられたエンジンケースと、ハンドルが設けられたフレーム部と、前記エンジンケースを前記フレーム部に対して支持する複数の弾性体とを備えたエンジン作業機であって、
前記フレーム部は、前記エンジンケースの前記刃の突出方向と反対方向を向く第1のエンジンケース面と前記刃が突出する面に隣接する第2のエンジンケース面とにそれぞれ対向する、第1のフレーム部分と第2のフレーム部分とを備え、
前記第1のエンジンケース面と前記第1のフレーム部分との間には第1の弾性体が配置されるとともに、前記第2のエンジンケース面と前記第2のフレーム部分との間には第2の弾性体が配置され、
前記第2のエンジンケース面と前記第2のフレーム部分との間に、前記刃の突出方向と平行な方向に関して前記フレーム部と前記エンジンケースの所定量以上の相対移動を規制する規制手段が設けられ、
前記第2の弾性体は、前記第2のエンジンケース面の前記刃側の端部近傍に配置され、
前記規制手段は、前記第2の弾性体と前記第1の弾性体との間に設けられることを特徴とする。
本発明の第2の観点に係るエンジン作業機は、
エンジンが収納されるとともに刃が取り付けられたエンジンケースと、ハンドルが設けられたフレーム部と、前記エンジンケースを前記フレーム部に対して支持する複数の弾性体とを備えたエンジン作業機であって、
前記フレーム部は、前記エンジンケースの前記刃の突出方向と反対方向を向く第1のエンジンケース面と前記刃が突出する面に隣接する第2のエンジンケース面とにそれぞれ対向する、第1のフレーム部分と第2のフレーム部分とを備え、
前記第1のエンジンケース面と前記第1のフレーム部分との間には第1の弾性体が配置されるとともに、前記第2のエンジンケース面と前記第2のフレーム部分との間には第2の弾性体が配置され、
前記第2のエンジンケース面と前記第2のフレーム部分との間に、前記刃の突出方向と平行な方向に関して前記フレーム部と前記エンジンケースの所定量以上の相対移動を規制する規制手段が設けられ、
前記規制手段は、前記フレーム部と前記エンジンケースとが接近する方向の相対移動を規制し、前記第2のフレーム部分から前記第2のエンジンケース面に向かって突出する突起と、前記突起から前記刃側に前記所定量離れて配置され、前記突起の少なくとも一部と当接可能に前記第2のエンジンケース面から前記第2のフレーム部分に向かって突出する当接部とから構成されることを特徴とする。
前記突起は前記凹部に当接してもよい。
エンジンが収納されるとともに刃が取り付けられたエンジンケースと、ハンドルが設けられたフレーム部と、前記エンジンケースを前記フレーム部に対して支持する複数の弾性体とを備えたエンジン作業機であって、
前記フレーム部は、前記エンジンケースの前記刃の突出方向と反対方向を向く第1のエンジンケース面と前記刃が突出する面に隣接する第2のエンジンケース面とにそれぞれ対向する、第1のフレーム部分と第2のフレーム部分とを備え、
前記第1のエンジンケース面と前記第1のフレーム部分との間には第1の弾性体が配置されるとともに、前記第2のエンジンケース面と前記第2のフレーム部分との間には第2の弾性体が配置され、
前記第2のエンジンケース面と前記第2のフレーム部分との間に、前記刃の突出方向と平行な方向に関して前記フレーム部と前記エンジンケースの所定量以上の相対移動を規制する規制手段が設けられ、
前記フレーム部は、前記第1のフレーム部分から前記刃の突出方向とは反対方向に伸びる第1のハンドルと、一端が前記第2のフレーム部分に接続し他端が前記エンジンケースに第3の弾性体を介して接続される第2のハンドルとを備えることを特徴とする。
さらに、図3、図4に示すように、上方フレーム部分33には下方に向かって延びる突起12が設けられている。突起12は中空で円柱形状を有し、突起12の後方には上方フレーム部分33から延びるリブ13が接続し、突起12とリブ13は上方フレーム部分33に一体に形成される。また、エンジンケース2の上面23には断面が略コ字状の突出壁14(当接部)が設けられている。突出壁14の突起12に対向する湾曲面141は、突起12に対して面の中心が最も凹んで湾曲する(凹部を成す)ように形成される。例えば地面に置いてある状態等、チェンソー1を使用していない状態では、突出壁14は突起12の前方に、突出壁14の湾曲面141の最も凹んだ部分と突起12の前端との間に距離d2離れて配置される。なお、距離d2は上述のボルトの外周と防振ゴム44の内周との距離d1より短い距離である。また、突起12と突出壁14は上下方向に関して互いに重なり合うのに十分な高さ、例えば突起12の下端から突出壁14の上端までの上下方向の距離が上述の距離d1より長くなるような高さを突起12と突出壁14はそれぞれ有している。このため、エンジンケース2とフレーム部3とが前後方向に接近するように相対移動すると、突起12と突出壁14とは互いに当接してエンジンケース2とフレーム部3のそれ以上の接近を規制する規制手段を構成する。なお、突起12と突出壁14は防振ゴム44と防振ゴム42、43との間、より具体的にはエンジンケース2の上面23の中央近傍であってインシュレータ16の前方に設けられる。また、前ハンドル11とエンジンケース2との間に設けられる防振ゴム41も上述の防振ゴム42、43、44とほぼ同様の構造を有し、同様にボルトを介して取り付けられる。
2 エンジンケース
3 フレーム部
5 ソーチェン
6 ガイドバー
9 後ハンドル
11 前ハンドル
12 突起
13 リブ
14 突出壁
32 後方フレーム部分
33 前方フレーム部分
41、42、43、44 防振ゴム
50 エンジン
Claims (8)
- エンジンが収納されるとともに刃が取り付けられたエンジンケースと、ハンドルが設けられたフレーム部と、前記エンジンケースを前記フレーム部に対して支持する複数の弾性体とを備えたエンジン作業機であって、
前記フレーム部は、前記エンジンケースの前記刃の突出方向と反対方向を向く第1のエンジンケース面と前記刃が突出する面に隣接する第2のエンジンケース面とにそれぞれ対向する、第1のフレーム部分と第2のフレーム部分とを備え、
前記第1のエンジンケース面と前記第1のフレーム部分との間には第1の弾性体が配置されるとともに、前記第2のエンジンケース面と前記第2のフレーム部分との間には第2の弾性体が配置され、
前記第2のエンジンケース面と前記第2のフレーム部分との間に、前記刃の突出方向と平行な方向に関して前記フレーム部と前記エンジンケースの所定量以上の相対移動を規制する規制手段が設けられ、
前記第2の弾性体は、前記第2のエンジンケース面の前記刃側の端部近傍に配置され、
前記規制手段は、前記第2の弾性体と前記第1の弾性体との間に設けられることを特徴とするエンジン作業機。 - 前記規制手段は、前記フレーム部と前記エンジンケースとが接近する方向の相対移動を規制することを特徴とする請求項1に記載のエンジン作業機。
- 前記規制手段は、前記第2のフレーム部分から前記第2のエンジンケース面に向かって突出する突起と、前記突起から前記刃側に前記所定量離れて配置され、前記突起の少なくとも一部と当接可能に前記第2のエンジンケース面から前記第2のフレーム部分に向かって突出する当接部とから構成されることを特徴とする請求項2に記載のエンジン作業機。
- エンジンが収納されるとともに刃が取り付けられたエンジンケースと、ハンドルが設けられたフレーム部と、前記エンジンケースを前記フレーム部に対して支持する複数の弾性体とを備えたエンジン作業機であって、
前記フレーム部は、前記エンジンケースの前記刃の突出方向と反対方向を向く第1のエンジンケース面と前記刃が突出する面に隣接する第2のエンジンケース面とにそれぞれ対向する、第1のフレーム部分と第2のフレーム部分とを備え、
前記第1のエンジンケース面と前記第1のフレーム部分との間には第1の弾性体が配置されるとともに、前記第2のエンジンケース面と前記第2のフレーム部分との間には第2の弾性体が配置され、
前記第2のエンジンケース面と前記第2のフレーム部分との間に、前記刃の突出方向と平行な方向に関して前記フレーム部と前記エンジンケースの所定量以上の相対移動を規制する規制手段が設けられ、
前記規制手段は、前記フレーム部と前記エンジンケースとが接近する方向の相対移動を規制し、前記第2のフレーム部分から前記第2のエンジンケース面に向かって突出する突起と、前記突起から前記刃側に前記所定量離れて配置され、前記突起の少なくとも一部と当接可能に前記第2のエンジンケース面から前記第2のフレーム部分に向かって突出する当接部とから構成されることを特徴とするエンジン作業機。 - 前記当接部は、前記突起に対して凹となる凹部を有し、
前記突起は前記凹部に当接することを特徴とする請求項3または4に記載のエンジン作業機。 - 前記第2のフレーム部分は、前記突起から前記刃の突出方向とは反対の方向に伸びるリブが形成されることを特徴とする請求項3乃至5に記載のエンジン作業機。
- エンジンが収納されるとともに刃が取り付けられたエンジンケースと、ハンドルが設けられたフレーム部と、前記エンジンケースを前記フレーム部に対して支持する複数の弾性体とを備えたエンジン作業機であって、
前記フレーム部は、前記エンジンケースの前記刃の突出方向と反対方向を向く第1のエンジンケース面と前記刃が突出する面に隣接する第2のエンジンケース面とにそれぞれ対向する、第1のフレーム部分と第2のフレーム部分とを備え、
前記第1のエンジンケース面と前記第1のフレーム部分との間には第1の弾性体が配置されるとともに、前記第2のエンジンケース面と前記第2のフレーム部分との間には第2の弾性体が配置され、
前記第2のエンジンケース面と前記第2のフレーム部分との間に、前記刃の突出方向と平行な方向に関して前記フレーム部と前記エンジンケースの所定量以上の相対移動を規制する規制手段が設けられ、
前記フレーム部は、前記第1のフレーム部分から前記刃の突出方向とは反対方向に伸びる第1のハンドルと、一端が前記第2のフレーム部分に接続し他端が前記エンジンケースに第3の弾性体を介して接続される第2のハンドルとを備えることを特徴とするエンジン作業機。 - 前記刃はソーチェンであり、前記エンジン作業機はチェンソーであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のエンジン作業機。
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