JP2001205602A - 携帯型動力作業機 - Google Patents

携帯型動力作業機

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JP2001205602A
JP2001205602A JP2000018590A JP2000018590A JP2001205602A JP 2001205602 A JP2001205602 A JP 2001205602A JP 2000018590 A JP2000018590 A JP 2000018590A JP 2000018590 A JP2000018590 A JP 2000018590A JP 2001205602 A JP2001205602 A JP 2001205602A
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    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27BSAWS FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL; COMPONENTS OR ACCESSORIES THEREFOR
    • B27B17/00Chain saws; Equipment therefor
    • B27B17/0033Devices for attenuation of vibrations
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27BSAWS FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL; COMPONENTS OR ACCESSORIES THEREFOR
    • B27B17/00Chain saws; Equipment therefor
    • B27B17/0008Means for carrying the chain saw, e.g. handles

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 トップハンドルとサイドハンドルとの一体感
が得られるようにして、操作性を向上させ得るととも
に、始動性をも向上できる携帯型動力作業機を提供す
る。 【解決手段】 L形状のトップハンドル30と、トップ
グリップ部30Aの前端部30a付近から側方に向けて
略水平に伸びる前側グリップ部41後方斜め下に伸びる
側面視直線状の傾斜グリップ部42を有するサイドハン
ドル40と、の下端部40bに連なって後側連結部30
Bの下端部30b付近まで略水平に伸びる始動用踏み台
50と、を備え、トップグリップ部30Aの前端部30
a付近に前側グリップ部41の一端部40aが一体的に
連結されるとともに、後側連結部30Bの下端部30b
付近に始動用踏み台50の後端部50bが一体的に連結
されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソーチェーンやカ
ッター等の作業部が前方に向けて突出配置された本体ハ
ウジングに、通常は右手で握持するトップハンドルと、
通常は左手で握持するサイドハンドルと、が配備されて
なる、チェーンソーやエンジンカッター等の携帯型動力
作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の携帯型動力作業機においては、
従来、前記トップハンドルは、前記本体ハウジングの上
面部に沿うように前後方向に伸びるトップグリップ部か
ら構成され、その前後端部が前記上面部の前端部側と後
端部側とにそれぞれ連結され、また、前記サイドハンド
ルは、C字状ないしコ字状の管材で構成され、その一端
部(上端部)が前記トップグリップ部の前端部付近に連
結されるとともに、その他端部(下端部)が前記本体ハ
ウジングにおける底部付近の、前記一端部の連結部の略
真下に位置する部位に連結されている。つまり、前記サ
イドハンドルの両端部は、前後方向では略同一位置で連
結され、前記サイドハンドルは、前記本体ハウジングに
直交する一鉛直面内に配在されている。
【0003】しかしながら、前記チェーンソー等の携帯
型動力作業機は、作業姿勢が一定に限られず、種々の姿
勢をとらせることが必要とされ、例えば、本機を木の枝
にロープ等で吊持して切断作業を行う場合があり、前記
のようにサイドハンドルを前記本体ハウジングに直交す
る一鉛直面内に配在したものでは、作業姿勢如何によっ
ては、サイドハンドルを握持しにくくなり、作業効率が
低下するという問題があった。このような問題を解消す
べく、従来、例えば、特許第2931234号公報に記
載されている如く、前記サイドハンドルの他端部(下端
部)を前記本体ハウジングにおける後端部の下端部に連
結して、前記サイドハンドルを側面視で前方斜め下に凸
となるように湾曲させた携帯型動力作業機(チェーンソ
ー)が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記提
案の携帯型動力作業機においては、その作業姿勢如何を
問わず、前記サイドハンドルが握持しやすくなるという
効果を得られるものの、前記サイドハンドルの他端部
(下端部)を前記本体ハウジング(リコイルスタータケ
ース)における後端部の下端部に連結していること等か
ら、前記サイドハンドルに前記トップハンドル及び前記
本体ハウジングから振動が伝わり、両ハンドルに一体感
が得られず、操作性が良いとは言えなかった。また、前
記サイドハンドルが前記トップハンドルと前記本体ハウ
ジングとに跨がって連結されているので、本体ハウジン
グ内のメンテナンス(原動機やリコイルスタータ等の保
守点検)を行うには、前記サイドハンドルを前記トップ
ハンドル及び前記本体ハウジングの両方から取り外すこ
とが要求され、メンテナンス作業が容易には行えない等
の問題もあった。
【0005】本発明は、上述した如くの問題に鑑みてな
されたもので、その目的とするところは、作業姿勢如何
を問わず、サイドハンドルを握持しやすくできるととも
に、サイドハンドルに本体ハウジングからの振動を伝わ
りにくくでき、トップハンドルとサイドハンドルとの一
体感が得られるようにして、操作性を向上させ得、か
つ、本体ハウジング内のメンテナンス作業を容易に行う
ことができるようにされた携帯型動力作業機を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成すべ
く、本発明に係る携帯型動力作業機は、基本的には、作
業部と、該作業部が前端部から前方に向けて突出配置さ
れるとともに前記作業部を駆動するための原動機が内蔵
された本体ハウジングと、該本体ハウジングの上面部に
沿うように前後方向に伸びるトップグリップ部及び該ト
ップグリップ部から前記本体ハウジングの後側に延設さ
れた後側連結部からなり、前記トップグリップ部の前端
部が前記上面部の前記前端部側に連結されるとともに、
前記後側連結部が前記本体ハウジングの後端部に連結さ
れた側面視概略横倒L形状のトップハンドルと、前記ト
ップグリップ部の前記前端部付近から側方に向けて略水
平に伸びる前側グリップ部及び該前側グリップ部から折
り曲がって後方斜め下に伸びる側面視直線状の傾斜グリ
ップ部を有するサイドハンドルと、前記傾斜グリップ部
の下端部に連なって前記後側連結部の下端部付近まで略
水平に伸びる始動用踏み台と、を備え、前記トップグリ
ップ部の前記前端部付近に前記前側グリップ部の一端部
が一体的に連結又は一体成形により連設されるととも
に、前記後側連結部の下端部付近に前記始動用踏み台の
後端部が一体的に連結又は一体成形により連設されてい
ることを特徴としている。
【0007】本発明の携帯型動力作業機では、前記サイ
ドハンドルと、前記始動用踏み台と、が一体成形される
ことが好ましい。他の好ましい態様では、前記トップグ
リップ部の前記前端部付近に前記前側グリップ部の前記
一端部がボルト類により一体的に連結されるとともに、
前記後側連結部の前記下端部付近に前記始動用踏み台の
後端部がボルト類により、一体的に連結される。
【0008】また、前記始動用踏み台の外側面は、好ま
しくは、その前端部付近から前記後端部付近にかけて平
面視で次第に前記本体ハウジング側に接近するようにな
だらかに傾斜して形成される。他の好ましい態様では、
前記トップグリップ部の前記前端部付近と前記本体ハウ
ジングの前記上面部との間に防振部材が介装される。他
の別の好ましい態様では、前記後側連結部の前記下端部
付近と前記本体ハウジングにおける前記後端部の下端部
付近との間に防振部材が介装される。
【0009】さらに他の好ましい態様では、前記サイド
ハンドルにおける前記傾斜グリップ部の断面外形は、外
側部分の曲率半径より内側部分の曲率半径の方が大きく
される。また、本発明の携帯型動力作業機としては、チ
ェーンソー、エンジンカッター、ヘッジトリマー等が挙
げられ、チェーンソーである場合は、前記作業部は、前
記本体ハウジングに取り付けられたガイドバーと、該ガ
イドバーに掛け回されたソーチェーンと、からなるソー
チェーンセットとされる。
【0010】前記の如くの構成とされた本発明に係る携
帯型動力作業機の好ましい態様においては、前記トップ
ハンドルが、前記本体ハウジングの上面部に沿うように
前後方向に伸びるトップグリップ部と、このトップグリ
ップ部から前記本体ハウジングの後側に延設された後側
連結部と、からなる側面視概略横倒L形状とされ、前記
トップグリップ部の前端部が前記上面部の前記前端部側
に連結されるとともに、前記後側連結部が前記本体ハウ
ジングの後端部に連結されており、また、前記サイドハ
ンドルが、前記トップグリップ部の前記前端部付近から
側方に向けて略水平に伸びる前側グリップ部と、該前側
グリップ部から折り曲がって後方斜め下に伸びる側面視
直線状の傾斜グリップ部と、を有し、前記トップグリッ
プ部の前記前端部付近に前記前側グリップ部の一端部が
一体的に連結又は一体成形により連設される。
【0011】そして、前記サイドハンドルの前記傾斜グ
リップ部(の下端部)に、好ましくは一体成形により始
動用踏み台が連設される。このように始動用踏み台が設
けられることにより、始動時に、リコイルスタータハン
ドルを引っ張る際、前記始動用踏み台を踏んでおけば、
本機を固定保持しておけるので、始動操作が容易とな
る。また、前記始動用踏み台は、前記後側連結部の下端
部付近まで略水平に伸び、その後端部が前記後側連結部
の下端部付近に、一体的に連結又は一体成形により連設
されるので、前記サイドハンドルは、前記始動用踏み台
を介して前記後側連結部の下端部付近に一体的に連結又
は一体成形により連設されることになり、その結果、作
業姿勢如何を問わず、前記サイドハンドル(の前側グリ
ップ部及び傾斜グリップ部)が握持しやすくなり、ま
た、従来の、前記サイドハンドルの他端部(下端部)を
前記本体ハウジング(リコイルスタータケース)におけ
る後端部の下端部に連結したものに比して、両ハンドル
に程よい一体感が得られ、操作性が向上する。
【0012】さらに、前記本体ハウジング内のメンテナ
ンス(原動機やリコイルスタータ等の保守点検)を行う
際に、従来のもののように、前記サイドハンドルを取り
外す必要はないので、メンテナンス作業を容易に行え
る。また、前記トップグリップ部の前記前端部付近と前
記本体ハウジングの前記上面部との間に防振部材が介装
されるとともに、前記後側連結部の前記下端部付近と前
記本体ハウジングにおける前記後端部の下端部付近との
間に防振部材が介装されることにより、両ハンドルの振
動が低減されて一体感が増し、操作性が一層向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して本発明
の実施形態を詳細に説明する。図1、図2、及び図3
は、それぞれ本発明に係る携帯型動力作業機の一つであ
るチェーンソーの一実施形態の平面図、左側面図、後面
図を示している。図示のチェーンソー10は、合成樹脂
製の本体ハウジング12を有し、この本体ハウジング1
2の前端部12f右寄りに、前方Fに向けて突出した状
態で、作業部としての、ソーチェーン22が掛け回され
たガイドバー21が取り付けられている。
【0014】前記本体ハウジング12には、前記ソーチ
ェーン22を回転駆動するための原動機としての空冷2
サイクルガソリンエンジン70(詳細図示省略)が内蔵
され、その左側部(前記本体ハウジング12の左側面に
対して着脱自在のリコイルスタータケース12A)の後
方部寄りには、前記エンジン70の始動用のリコイルス
タータハンドル25が後方斜め上に向けて配在され、ま
た、前記前端部12f上には、ハンドプロテクトガード
15が配設されている。そして、前記本体ハウジング1
2の上面部12aから後端部12bにかけて側面視概略
横倒L形状のトップハンドル30が配在されるととも
に、その左側部(前記リコイルスタータケース12A)
側に、一体成形されたサイドハンドル40と始動用踏み
台50とが配在されている。
【0015】前記トップハンドル30は、前記本体ハウ
ジング12の前記上面部12aに沿うように前後方向に
伸びるトップグリップ部30Aと、このトップグリップ
部30Aから前記本体ハウジング12の後側に延設され
た後側連結部30Bと、からなり、前記トップグリップ
部30Aの前端部30aの下端部が、前記上面部12a
から上方へ突設せしめたブラケット12dに、防振部材
60を介して周知の態様で連結されるとともに、前記後
側連結部30Bの下端部30bが、前記本体ハウジング
12における前記後端部12bの下端部12c(図6)
付近にボルト類67で連結されている(詳細後述)。
【0016】前記トップハンドル30は、左側半体31
と右側半体32とからなる二ツ割り構造となっており、
前記左側半体31は、前記トップグリップ部30Aの左
側部分と前記後側連結部30Bとを形成し、前記右側半
体32は、前記トップグリップ部30Aの右側部分のみ
を形成している。前記トップグリップ部30Aには、エ
ンジン停止スイッチ35、スロットルセーフティーレバ
ー36、スロットルトリガ37が設けられている。ま
た、前記後側連結部30Bの後面側には、着脱用つまみ
19付きのエアークリーナカバー17が着脱自在に取り
付けられており、内部には、前記エンジン70に可撓管
51を介して混合気を供給するダイヤフラム式気化器5
0が収容されている。
【0017】一方、前記サイドハンドル40は、中空管
状とされていて、前記トップグリップ部30Aの前記前
端部30a付近から左側方に向けて略水平に伸びる前側
グリップ部41と、この前側グリップ部41から折り曲
がり、ほぼ機体重心点Gを通って後方斜め下に伸びる側
面視直線状の傾斜グリップ部42と、を有するものとさ
れ、前記トップグリップ部30Aの前記前端部30a付
近に突設された連結ボス部33の内隔壁部33aに、前
記前側グリップ部41の縮径端部40aが挿入されて、
ボルト類62(図5)により一体的に連結されている。
【0018】また、前記サイドハンドル40における前
記傾斜グリップ部42の下端部(他端部)40bに連な
って、前記後側連結部30Bの下端部30b付近まで略
水平に伸びる、平面視概略三角板状の始動用踏み台50
が設けられ、この始動用踏み台50の後端部50bが、
前記後側連結部30Bの下端部30b付近に突設された
連結ボス部34に、ボルト類69、69により一体的に
連結されている。前記始動用踏み台50の外側面50s
は、その前端部50a付近から前記後端部50b付近に
かけて平面視で次第に前記本体ハウジング12側に接近
するようになだらかに傾斜して形成されている。これに
より、本機10を木の上から吊持したりした際、枝等に
引っ掛かりにくくできる。
【0019】また、前記サイドハンドル40の前記傾斜
グリップ部42の断面外形は、握持しやすくするため、
図2(ハッチング領域)及び図4に示される如くに、外
側部分42o(握ったときの手の平側部分)の曲率半径
より、内側部分42iの曲率半径の方が大きく(偏平に
近く)されている。前記サイドハンドル40の前記一端
部40aには、図4〜図5に示される如くに、螺子穴4
5が形成された端壁部41aが設けられ、また、前記始
動用踏み台50の後端部50bには、ボルト穴46が形
成された端壁部52が設けられている。
【0020】また、前記始動用踏み台50の前記後端部
(他端部)50bの端壁部52、及び、前記後端部50
bが連結された前記トップハンドル30における前記後
側連結部30Bの前記下端部30b付近に突設された前
記連結ボス部34と、前記本体ハウジング12における
前記後端部12bの下端部12c付近との間には、防振
ばね65が介装されるとともに、ボルト類67により互
いに連結されている。
【0021】前記の如くの構成とされた本実施形態のチ
ェーンソー10においては、前記トップハンドル30
が、前記本体ハウジング12の前記上面部12aに沿う
ように前後方向に伸びる前記トップグリップ部30A
と、このトップグリップ部30Aから前記本体ハウジン
グ12の後側に延設された前記後側連結部30Bと、か
らなる側面視概略横倒L形状とされ、前記トップグリッ
プ部30Aの前記前端部30aが、前記上面部12aの
前記前端部12f側に連結されるとともに、前記後側連
結部30Bが、前記本体ハウジング12の前記後端部1
2bに連結されており、また、前記サイドハンドル40
が、前記トップグリップ部30Aの前記前端部30a付
近から側方に向けて略水平に伸びる前側グリップ部41
と、該前側グリップ部41から折り曲がって後方斜め下
に伸びる側面視直線状の前記傾斜グリップ部42と、を
有し、前記トップグリップ部30Aの前記前端部30a
付近に突設された前記連結ボス部33に、前記前側グリ
ップ部41の前記一端部40aが一体的に連結される。
【0022】そして、前記サイドハンドル40の前記傾
斜グリップ部42の前記下端部40bに、一体成形によ
り前記始動用踏み台50が連設される。このように始動
用踏み台50が設けられることにより、始動時に、リコ
イルスタータハンドル25を引っ張る際、前記始動用踏
み台50を踏んでおけば、本機10を固定保持しておけ
るので、始動操作が容易となる。
【0023】また、前記始動用踏み台50は、前記後側
連結部30Bの前記下端部30b付近まで略水平に伸
び、その後端部50bが、前記後側連結部30Bの前記
下端部30b付近に一体的に連結されるので、前記サイ
ドハンドル40は、前記始動用踏み台50を介して前記
後側連結部30Bの前記下端部30b付近に一体的に連
結されることになり、その結果、作業姿勢如何を問わ
ず、前記サイドハンドル40(の前側グリップ部41及
び傾斜グリップ部42)が握持しやすくなり、また、従
来の、前記サイドハンドルの他端部(下端部)を前記本
体ハウジング(リコイルスタータケース)における後端
部の下端部に連結したものに比して、両ハンドル30、
40に程よい一体感が得られ、操作性が向上する。
【0024】さらに、前記本体ハウジング12内のメン
テナンス(原動機やリコイルスタータ等の保守点検)を
行う際に、リコイルスタータケースに12A等の本体ハ
ウジング12側部材をハンドル30、40とは独立して
設けているので、従来のもののように前記サイドハンド
ル40を取り外す必要がなく、メンテナンス作業を容易
に行える。また、前記トップグリップ部30Aの前記前
端部30a付近と、前記本体ハウジングに前記上面部1
2aと、の間に防振ゴム60が介装されるとともに、前
記後側連結部30Bの前記下端部30b付近と、前記本
体ハウジング12における前記後端部12bの前記下端
部12c付近と、の間に防振バネ65が介装されること
により、前記両ハンドル30、40の振動が低減されて
一体感が増し、操作性が一層向上する。
【0025】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は前記実施形態に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載されている発明の精神を逸脱
しない範囲で、設計において適宜変更できるものであ
る。例えば、前記実施形態においては、本発明をチェー
ンソーに適用した場合を説明したが、携帯型動力作業機
としては、チェーンソーの他に、エンジンカッターやヘ
ッジトリマー等にも本発明を同様に適用できる。また、
前記実施形態においては、トップハンドルとサイドハン
ドルとを別体として成形しているが、あらかじめ一体成
形により連設しておいてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明に係る携帯型動力作業機においては、始動用踏み台が
設けられるので始動が容易となることに加えて、作業姿
勢如何を問わず、サイドハンドルを握持しやすく、ま
た、サイドハンドルに本体ハウジングからの振動を伝わ
りにくくでき、トップハンドルとサイドハンドルとの一
体感が得られ、操作性を向上でき、さらに、本体ハウジ
ング内のメンテナンス作業も容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯型動力作業機としてのチェー
ンソーの一実施形態を示す平面図。
【図2】図1に示されるチェーンソーの左側面図。
【図3】図1に示されるチェーンソーの後面図。
【図4】図1に示されるチェーンソーに配備されたサイ
ドハンドル及び始動用踏み台を示す斜視図。
【図5】図1のV−V矢視断面図。
【図6】図1のVI−VI矢視断面図。
【符号の説明】
10 チェーンソー(携帯型動力作業機) 12 本体ハウジング 12a 上面部 12b 後端部 12c 下端部 12f 前端部 20 ソーチェーンセット(作業部) 21 ガイドバー 22 ソーチェーン 30 トップハンドル 30A トップグリップ部 30B 後側連結部 30a 前端部 30b 下端部 40 サイドハンドル 41 前側グリップ部 42 傾斜グリップ部 40a 一端部 40b 他端部(下端部) 42i 内側部分 42o 外側部分 50 始動用踏み台 50a 前端部 50b 後端部 50s 外側面 60 防振ゴム(防振部材) 62 ボルト類 65 防振ばね(防振部材) 69 ボルト類 70 小型空冷2サイクルガソリンエンジン(原動機)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業部(20)と、該作業部(20)が
    前端部(12f)から前方に向けて突出配置されるとと
    もに前記作業部(20)を駆動するための原動機(7
    0)が内蔵された本体ハウジング(12)と、該本体ハ
    ウジング(12)の上面部(12a)に沿うように前後
    方向に伸びるトップグリップ部(30A)及び該トップ
    グリップ部(30A)から前記本体ハウジング(12)
    の後側に延設された後側連結部(30B)からなり、前
    記トップグリップ部(30A)の前端部(30a)が前
    記上面部(12a)の前記前端部(12f)側に連結さ
    れるとともに、前記後側連結部(30B)が前記本体ハ
    ウジング(12)の後端部(12b)に連結された側面
    視概略横倒L形状のトップハンドル(30)と、前記ト
    ップグリップ部(30A)の前記前端部(30a)付近
    から側方に向けて略水平に伸びる前側グリップ部(4
    1)及び該前側グリップ部(41)から折り曲がって後
    方斜め下に伸びる側面視直線状の傾斜グリップ部(4
    2)を有するサイドハンドル(40)と、前記傾斜グリ
    ップ部(42)の下端部(40b)に連なって前記後側
    連結部(30B)の下端部(30b)付近まで略水平に
    伸びる始動用踏み台(50)と、を備え、前記トップグ
    リップ部(30A)の前記前端部(30a)付近に前記
    前側グリップ部(41)の一端部(40a)が一体的に
    連結又は一体成形により連設されるとともに、前記後側
    連結部(30B)の下端部(30b)付近に前記始動用
    踏み台(50)の後端部(50b)が一体的に連結又は
    一体成形により連設されていることを特徴とする携帯型
    動力作業機。
  2. 【請求項2】 前記サイドハンドル(40)と、前記始
    動用踏み台(50)と、が一体成形されていることを特
    徴とする請求項1に記載の携帯型動力作業機。
  3. 【請求項3】 前記トップグリップ部(30A)の前記
    前端部(30a)付近に前記前側グリップ部(41)の
    前記一端部(40a)がボルト類(62)により一体的
    に連結されるとともに、前記後側連結部(30B)の前
    記下端部(30b)付近に前記始動用踏み台(50)の
    後端部(50b)がボルト類(69、69)により、一
    体的に連結されていることを特徴とする請求項1又は2
    に記載の携帯型動力作業機。
  4. 【請求項4】 前記始動用踏み台(50)の外側面(5
    0s)は、その前端部(50a)付近から前記後端部
    (50b)付近にかけて平面視で次第に前記本体ハウジ
    ング(12)側に接近するようになだらかに傾斜して形
    成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    か一項に記載の携帯型動力作業機。
  5. 【請求項5】 前記トップグリップ部(30A)の前記
    前端部(30a)付近と前記本体ハウジング(12)の
    前記上面部(12a)との間に防振部材(60)が介装
    されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の携
    帯型動力作業機。
  6. 【請求項6】 前記後側連結部(30B)の前記下端部
    (30b)付近と前記本体ハウジング(12)における
    前記後端部(12b)の下端部(12c)付近との間に
    防振部材(65)が介装されていることを特徴とする請
    求項1乃至5のいずれか一項に記載の携帯型動力作業
    機。
  7. 【請求項7】 前記サイドハンドル(40)における前
    記傾斜グリップ部(42)の断面外形は、外側部分(4
    2o)の曲率半径より内側部分(42i)の曲率半径の
    方が大きくされていることを特徴とする請求項1乃至6
    のいずれか一項に記載の携帯型動力作業機。
  8. 【請求項8】 前記作業部は、前記本体ハウジング(1
    2)に取り付けられたガイドバー(21)と、該ガイド
    バー(21)に掛け回されたソーチェーン(22)と、
    からなるソーチェーンセット(20)であることを特徴
    とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の携帯型動
    力作業機。
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