JP4071413B2 - 携帯型動力作業機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ソーチェーンやカッター等の作業部が前方に向けて突出配置された本体ハウジングに、通常は右手で握持するトップハンドルと、通常は左手で握持するサイドハンドルと、が配備されてなる、チェーンソーやエンジンカッター等の携帯型動力作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の携帯型動力作業機においては、従来、前記トップハンドルは、前記本体ハウジングの上面部に沿うように前後方向に伸びるトップグリップ部から構成され、その前後端部が前記上面部の前端部側と後端部側とにそれぞれ連結され、また、前記サイドハンドルは、C字状ないしコ字状の管材で構成され、その一端部(上端部)が前記トップグリップ部の前端部付近に連結されるとともに、その他端部(下端部)が前記本体ハウジングにおける底部付近の、前記一端部の連結部の略真下に位置する部位に連結されている。つまり、前記サイドハンドルの両端部は、前後方向では略同一位置で連結され、前記サイドハンドルは、前記本体ハウジングに直交する一鉛直面内に配在されている。
【0003】
しかしながら、前記チェーンソー等の携帯型動力作業機は、作業姿勢が一定に限られず、種々の姿勢をとらせることが必要とされ、例えば、本機を木の枝にロープ等で吊持して切断作業を行う場合があり、前記のようにサイドハンドルを前記本体ハウジングに直交する一鉛直面内に配在したものでは、作業姿勢如何によっては、サイドハンドルを握持しにくくなり、作業効率が低下するという問題があった。
このような問題を解消すべく、従来、例えば、特許第2931234号公報に記載されている如く、前記サイドハンドルの他端部(下端部)を前記本体ハウジングにおける後端部の下端部に連結して、前記サイドハンドルを側面視で前方斜め下に凸となるように湾曲させた携帯型動力作業機(チェーンソー)が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記提案の携帯型動力作業機においては、その作業姿勢如何を問わず、前記サイドハンドルが握持しやすくなるという効果を得られるものの、前記サイドハンドルの他端部(下端部)を前記本体ハウジング(リコイルスタータケース)における後端部の下端部に連結していること等から、前記サイドハンドルに前記トップハンドル及び前記本体ハウジングから振動が伝わり、両ハンドルに一体感が得られず、操作性が良いとは言えなかった。また、前記サイドハンドルが前記トップハンドルと前記本体ハウジングとに跨がって連結されているので、本体ハウジング内のメンテナンス(原動機やリコイルスタータ等の保守点検)を行うには、前記サイドハンドルを前記トップハンドル及び前記本体ハウジングの両方から取り外すことが要求され、メンテナンス作業が容易には行えない等の問題もあった。
【0005】
本発明は、上述した如くの問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、作業姿勢如何を問わず、サイドハンドルを握持しやすくできるとともに、サイドハンドルに本体ハウジングからの振動を伝わりにくくでき、トップハンドルとサイドハンドルとの一体感が得られるようにして、操作性を向上させ得、かつ、本体ハウジング内のメンテナンス作業を容易に行うことができるようにされた携帯型動力作業機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成すべく、本発明に係る携帯型動力作業機は、基本的には、作業部と、該作業部が前端部から前方に向けて突出配置されるとともに前記作業部を駆動するための原動機が内蔵された本体ハウジングと、該本体ハウジングの上面部に沿うように前後方向に伸びるトップグリップ部及び該トップグリップ部から前記本体ハウジングの後側に延設された後側連結部からなり、前記トップグリップ部の前端部が前記上面部の前記前端部側に連結されるとともに、前記後側連結部が前記本体ハウジングの後端部に連結された側面視概略横倒L形状のトップハンドルと、前記トップグリップ部の前記前端部付近から側方に向けて略水平に伸びる前側グリップ部及び該前側グリップ部から折り曲がって後方斜め下に伸びる側面視直線状の傾斜グリップ部を有するサイドハンドルと、前記傾斜グリップ部の下端部に連なって前記後側連結部の下端部付近まで略水平に伸びる始動用踏み台と、を備え、前記トップグリップ部の前記前端部付近に前記前側グリップ部の一端部が一体的に連結又は一体成形により連設されるとともに、前記後側連結部の下端部付近に前記始動用踏み台の後端部が一体的に連結又は一体成形により連設され、前記サイドハンドルの前記傾斜グリップ部の断面外形は、外側部分の曲率半径より内側部分の曲率半径の方が大きくされていることを特徴としている。
【0007】
本発明の携帯型動力作業機では、前記サイドハンドルと、前記始動用踏み台と、が一体成形されることが好ましい。
他の好ましい態様では、前記トップグリップ部の前記前端部付近に前記前側グリップ部の前記一端部がボルト類により一体的に連結されるとともに、前記後側連結部の前記下端部付近に前記始動用踏み台の後端部がボルト類により、一体的に連結される。
【0008】
また、前記始動用踏み台の外側面は、好ましくは、その前端部付近から前記後端部付近にかけて平面視で次第に前記本体ハウジング側に接近するようになだらかに傾斜して形成される。
他の好ましい態様では、前記トップグリップ部の前記前端部付近と前記本体ハウジングの前記上面部との間に防振部材が介装される。
他の別の好ましい態様では、前記後側連結部の前記下端部付近と前記本体ハウジングにおける前記後端部の下端部付近との間に防振部材が介装される。
【0009】
また、本発明の携帯型動力作業機としては、チェーンソー、エンジンカッター、ヘッジトリマー等が挙げられ、チェーンソーである場合は、前記作業部は、前記本体ハウジングに取り付けられたガイドバーと、該ガイドバーに掛け回されたソーチェーンと、からなるソーチェーンセットとされる。
【0010】
前記の如くの構成とされた本発明に係る携帯型動力作業機の好ましい態様においては、前記トップハンドルが、前記本体ハウジングの上面部に沿うように前後方向に伸びるトップグリップ部と、このトップグリップ部から前記本体ハウジングの後側に延設された後側連結部と、からなる側面視概略横倒L形状とされ、前記トップグリップ部の前端部が前記上面部の前記前端部側に連結されるとともに、前記後側連結部が前記本体ハウジングの後端部に連結されており、また、前記サイドハンドルが、前記トップグリップ部の前記前端部付近から側方に向けて略水平に伸びる前側グリップ部と、該前側グリップ部から折り曲がって後方斜め下に伸びる側面視直線状の傾斜グリップ部と、を有し、前記トップグリップ部の前記前端部付近に前記前側グリップ部の一端部が一体的に連結又は一体成形により連設される。
【0011】
そして、前記サイドハンドルの前記傾斜グリップ部(の下端部)に、好ましくは一体成形により始動用踏み台が連設される。このように始動用踏み台が設けられることにより、始動時に、リコイルスタータハンドルを引っ張る際、前記始動用踏み台を踏んでおけば、本機を固定保持しておけるので、始動操作が容易となる。
また、前記始動用踏み台は、前記後側連結部の下端部付近まで略水平に伸び、その後端部が前記後側連結部の下端部付近に、一体的に連結又は一体成形により連設されるので、前記サイドハンドルは、前記始動用踏み台を介して前記後側連結部の下端部付近に一体的に連結又は一体成形により連設されることになり、その結果、作業姿勢如何を問わず、前記サイドハンドル(の前側グリップ部及び傾斜グリップ部)が握持しやすくなり、また、従来の、前記サイドハンドルの他端部(下端部)を前記本体ハウジング(リコイルスタータケース)における後端部の下端部に連結したものに比して、両ハンドルに程よい一体感が得られ、操作性が向上する。
【0012】
さらに、前記本体ハウジング内のメンテナンス(原動機やリコイルスタータ等の保守点検)を行う際に、従来のもののように、前記サイドハンドルを取り外す必要はないので、メンテナンス作業を容易に行える。
また、前記トップグリップ部の前記前端部付近と前記本体ハウジングの前記上面部との間に防振部材が介装されるとともに、前記後側連結部の前記下端部付近と前記本体ハウジングにおける前記後端部の下端部付近との間に防振部材が介装されることにより、両ハンドルの振動が低減されて一体感が増し、操作性が一層向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1、図2、及び図3は、それぞれ本発明に係る携帯型動力作業機の一つであるチェーンソーの一実施形態の平面図、左側面図、後面図を示している。
図示のチェーンソー10は、合成樹脂製の本体ハウジング12を有し、この本体ハウジング12の前端部12f右寄りに、前方Fに向けて突出した状態で、作業部としての、ソーチェーン22が掛け回されたガイドバー21が取り付けられている。
【0014】
前記本体ハウジング12には、前記ソーチェーン22を回転駆動するための原動機としての空冷2サイクルガソリンエンジン70(詳細図示省略)が内蔵され、その左側部(前記本体ハウジング12の左側面に対して着脱自在のリコイルスタータケース12A)の後方部寄りには、前記エンジン70の始動用のリコイルスタータハンドル25が後方斜め上に向けて配在され、また、前記前端部12f上には、ハンドプロテクトガード15が配設されている。
そして、前記本体ハウジング12の上面部12aから後端部12bにかけて側面視概略横倒L形状のトップハンドル30が配在されるとともに、その左側部(前記リコイルスタータケース12A)側に、一体成形されたサイドハンドル40と始動用踏み台50とが配在されている。
【0015】
前記トップハンドル30は、前記本体ハウジング12の前記上面部12aに沿うように前後方向に伸びるトップグリップ部30Aと、このトップグリップ部30Aから前記本体ハウジング12の後側に延設された後側連結部30Bと、からなり、前記トップグリップ部30Aの前端部30aの下端部が、前記上面部12aから上方へ突設せしめたブラケット12dに、防振部材60を介して周知の態様で連結されるとともに、前記後側連結部30Bの下端部30bが、前記本体ハウジング12における前記後端部12bの下端部12c(図6)付近にボルト類67で連結されている(詳細後述)。
【0016】
前記トップハンドル30は、左側半体31と右側半体32とからなる二ツ割り構造となっており、前記左側半体31は、前記トップグリップ部30Aの左側部分と前記後側連結部30Bとを形成し、前記右側半体32は、前記トップグリップ部30Aの右側部分のみを形成している。前記トップグリップ部30Aには、エンジン停止スイッチ35、スロットルセーフティーレバー36、スロットルトリガ37が設けられている。また、前記後側連結部30Bの後面側には、着脱用つまみ19付きのエアークリーナカバー17が着脱自在に取り付けられており、内部には、前記エンジン70に可撓管51を介して混合気を供給するダイヤフラム式気化器50が収容されている。
【0017】
一方、前記サイドハンドル40は、中空管状とされていて、前記トップグリップ部30Aの前記前端部30a付近から左側方に向けて略水平に伸びる前側グリップ部41と、この前側グリップ部41から折り曲がり、ほぼ機体重心点Gを通って後方斜め下に伸びる側面視直線状の傾斜グリップ部42と、を有するものとされ、前記トップグリップ部30Aの前記前端部30a付近に突設された連結ボス部33の内隔壁部33aに、前記前側グリップ部41の縮径端部40aが挿入されて、ボルト類62(図5)により一体的に連結されている。
【0018】
また、前記サイドハンドル40における前記傾斜グリップ部42の下端部(他端部)40bに連なって、前記後側連結部30Bの下端部30b付近まで略水平に伸びる、平面視概略三角板状の始動用踏み台50が設けられ、この始動用踏み台50の後端部50bが、前記後側連結部30Bの下端部30b付近に突設された連結ボス部34に、ボルト類69、69により一体的に連結されている。
前記始動用踏み台50の外側面50sは、その前端部50a付近から前記後端部50b付近にかけて平面視で次第に前記本体ハウジング12側に接近するようになだらかに傾斜して形成されている。これにより、本機10を木の上から吊持したりした際、枝等に引っ掛かりにくくできる。
【0019】
また、前記サイドハンドル40の前記傾斜グリップ部42の断面外形は、握持しやすくするため、図2(ハッチング領域)及び図4に示される如くに、外側部分42o(握ったときの手の平側部分)の曲率半径より、内側部分42iの曲率半径の方が大きく(偏平に近く)されている。
前記サイドハンドル40の前記一端部40aには、図4〜図5に示される如くに、螺子穴45が形成された端壁部41aが設けられ、また、前記始動用踏み台50の後端部50bには、ボルト穴46が形成された端壁部52が設けられている。
【0020】
また、前記始動用踏み台50の前記後端部(他端部)50bの端壁部52、及び、前記後端部50bが連結された前記トップハンドル30における前記後側連結部30Bの前記下端部30b付近に突設された前記連結ボス部34と、前記本体ハウジング12における前記後端部12bの下端部12c付近との間には、防振ばね65が介装されるとともに、ボルト類67により互いに連結されている。
【0021】
前記の如くの構成とされた本実施形態のチェーンソー10においては、前記トップハンドル30が、前記本体ハウジング12の前記上面部12aに沿うように前後方向に伸びる前記トップグリップ部30Aと、このトップグリップ部30Aから前記本体ハウジング12の後側に延設された前記後側連結部30Bと、からなる側面視概略横倒L形状とされ、前記トップグリップ部30Aの前記前端部30aが、前記上面部12aの前記前端部12f側に連結されるとともに、前記後側連結部30Bが、前記本体ハウジング12の前記後端部12bに連結されており、また、前記サイドハンドル40が、前記トップグリップ部30Aの前記前端部30a付近から側方に向けて略水平に伸びる前側グリップ部41と、該前側グリップ部41から折り曲がって後方斜め下に伸びる側面視直線状の前記傾斜グリップ部42と、を有し、前記トップグリップ部30Aの前記前端部30a付近に突設された前記連結ボス部33に、前記前側グリップ部41の前記一端部40aが一体的に連結される。
【0022】
そして、前記サイドハンドル40の前記傾斜グリップ部42の前記下端部40bに、一体成形により前記始動用踏み台50が連設される。このように始動用踏み台50が設けられることにより、始動時に、リコイルスタータハンドル25を引っ張る際、前記始動用踏み台50を踏んでおけば、本機10を固定保持しておけるので、始動操作が容易となる。
【0023】
また、前記始動用踏み台50は、前記後側連結部30Bの前記下端部30b付近まで略水平に伸び、その後端部50bが、前記後側連結部30Bの前記下端部30b付近に一体的に連結されるので、前記サイドハンドル40は、前記始動用踏み台50を介して前記後側連結部30Bの前記下端部30b付近に一体的に連結されることになり、その結果、作業姿勢如何を問わず、前記サイドハンドル40(の前側グリップ部41及び傾斜グリップ部42)が握持しやすくなり、また、従来の、前記サイドハンドルの他端部(下端部)を前記本体ハウジング(リコイルスタータケース)における後端部の下端部に連結したものに比して、両ハンドル30、40に程よい一体感が得られ、操作性が向上する。
【0024】
さらに、前記本体ハウジング12内のメンテナンス(原動機やリコイルスタータ等の保守点検)を行う際に、リコイルスタータケースに12A等の本体ハウジング12側部材をハンドル30、40とは独立して設けているので、従来のもののように前記サイドハンドル40を取り外す必要がなく、メンテナンス作業を容易に行える。
また、前記トップグリップ部30Aの前記前端部30a付近と、前記本体ハウジング12の前記上面部12aと、の間に防振ゴム60が介装されるとともに、前記後側連結部30Bの前記下端部30b付近と、前記本体ハウジング12における前記後端部12bの前記下端部12c付近と、の間に防振バネ65が介装されることにより、前記両ハンドル30、40の振動が低減されて一体感が増し、操作性が一層向上する。
【0025】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている発明の精神を逸脱しない範囲で、設計において適宜変更できるものである。
例えば、前記実施形態においては、本発明をチェーンソーに適用した場合を説明したが、携帯型動力作業機としては、チェーンソーの他に、エンジンカッターやヘッジトリマー等にも本発明を同様に適用できる。
また、前記実施形態においては、トップハンドルとサイドハンドルとを別体として成形しているが、あらかじめ一体成形により連設しておいてもよい。
【0026】
【発明の効果】
以上の説明から理解されるように、本発明に係る携帯型動力作業機においては、始動用踏み台が設けられるので始動が容易となることに加えて、作業姿勢如何を問わず、サイドハンドルを握持しやすく、また、サイドハンドルに本体ハウジングからの振動を伝わりにくくでき、トップハンドルとサイドハンドルとの一体感が得られ、操作性を向上でき、さらに、本体ハウジング内のメンテナンス作業も容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯型動力作業機としてのチェーンソーの一実施形態を示す平面図。
【図2】図1に示されるチェーンソーの左側面図。
【図3】図1に示されるチェーンソーの後面図。
【図4】図1に示されるチェーンソーに配備されたサイドハンドル及び始動用踏み台を示す斜視図。
【図5】図1のV−V矢視断面図。
【図6】図1のVI−VI矢視断面図。
【符号の説明】
10 チェーンソー(携帯型動力作業機)
12 本体ハウジング
12a 上面部
12b 後端部
12c 下端部
12f 前端部
20 ソーチェーンセット(作業部)
21 ガイドバー
22 ソーチェーン
30 トップハンドル
30A トップグリップ部
30B 後側連結部
30a 前端部
30b 下端部
40 サイドハンドル
41 前側グリップ部
42 傾斜グリップ部
40a 一端部
40b 他端部(下端部)
42i 内側部分
42o 外側部分
50 始動用踏み台
50a 前端部
50b 後端部
50s 外側面
60 防振ゴム(防振部材)
62 ボルト類
65 防振ばね(防振部材)
69 ボルト類
70 小型空冷2サイクルガソリンエンジン(原動機)

Claims (7)

  1. 作業部(20)と、該作業部(20)が前端部(12f)から前方に向けて突出配置されるとともに前記作業部(20)を駆動するための原動機(70)が内蔵された本体ハウジング(12)と、該本体ハウジング(12)の上面部(12a)に沿うように前後方向に伸びるトップグリップ部(30A)及び該トップグリップ部(30A)から前記本体ハウジング(12)の後側に延設された後側連結部(30B)からなり、前記トップグリップ部(30A)の前端部(30a)が前記上面部(12a)の前記前端部(12f)側に連結されるとともに、前記後側連結部(30B)が前記本体ハウジング(12)の後端部(12b)に連結された側面視概略横倒L形状のトップハンドル(30)と、前記トップグリップ部(30A)の前記前端部(30a)付近から側方に向けて略水平に伸びる前側グリップ部(41)及び該前側グリップ部(41)から折り曲がって後方斜め下に伸びる側面視直線状の傾斜グリップ部(42)を有するサイドハンドル(40)と、前記傾斜グリップ部(42)の下端部(40b)に連なって前記後側連結部(30B)の下端部(30b)付近まで略水平に伸びる始動用踏み台(50)と、を備えた携帯型動力作業機であって、
    前記前側グリップ部(41)の一端部(40a)が前記トップグリップ部(30A)の前記前端部(30a)付近に一体的に連結又は一体成形により連設されるとともに、前記始動用踏み台(50)の後端部(50b)は、前記後側連結部(30B)の下端部(30b)付近に一体的に連結又は一体成形により連設され
    前記サイドハンドル(40)の前記傾斜グリップ部(42)の断面外形は、外側部分(42o)の曲率半径より内側部分(42i)の曲率半径の方が大きくされていることを特徴とする携帯型動力作業機。
  2. 前記サイドハンドル(40)と、前記始動用踏み台(50)と、が一体成形されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯型動力作業機。
  3. 前記トップグリップ部(30A)の前記前端部(30a)付近に前記前側グリップ部(41)の前記一端部(40a)がボルト類(62)により一体的に連結されるとともに、前記後側連結部(30B)の前記下端部(30b)付近に前記始動用踏み台(50)の後端部(50b)がボルト類(69、69)により、一体的に連結されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯型動力作業機。
  4. 前記始動用踏み台(50)の外側面(50s)は、その前端部(50a)付近から前記後端部(50b)付近にかけて平面視で次第に前記本体ハウジング(12)側に接近するようになだらかに傾斜して形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の携帯型動力作業機。
  5. 前記トップグリップ部(30A)の前記前端部(30a)付近と前記本体ハウジング(12)の前記上面部(12a)との間に防振部材(60)が介装されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の携帯型動力作業機。
  6. 前記後側連結部(30B)の前記下端部(30b)付近と前記本体ハウジング(12)における前記後端部(12b)の下端部(12c)付近との間に防振部材(65)が介装されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の携帯型動力作業機。
  7. 前記作業部は、前記本体ハウジング(12)に取り付けられたガイドバー(21)と、該ガイドバー(21)に掛け回されたソーチェーン(22)と、からなるソーチェーンセット(20)であることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の携帯型動力作業機。
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