JPH0455468Y2 - - Google Patents

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JPH0455468Y2
JPH0455468Y2 JP13302388U JP13302388U JPH0455468Y2 JP H0455468 Y2 JPH0455468 Y2 JP H0455468Y2 JP 13302388 U JP13302388 U JP 13302388U JP 13302388 U JP13302388 U JP 13302388U JP H0455468 Y2 JPH0455468 Y2 JP H0455468Y2
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JP
Japan
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battery
engine
main rod
brush cutter
handle
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    • Y02E60/12

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  • Harvester Elements (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、セルモータによつてエンジンを始
動できる刈払機に関するものである。
[従来の技術] 従来、刈払機では、エンジンの始動装置として
リコイルスタータのみを設ける以外に、始動操作
を簡単にするため、リコイルスタータの他にセル
モータを設け、通常はセルモータによりエンジン
を始動し、一方、非常時などにリコイルスタータ
によつて始動できるものがある(たとえば、実開
昭63−79471号公報参照)。この種の刈払機の一例
を第9図に示す。
第9図において、刈払機1は、駆動軸2が挿通
する中空の主杆3と、上記主杆3の先端部3aに
取り付けられ、駆動軸2により回転駆動されるカ
ツタ4と、上記主杆3の基端部3bに取り付けら
れ、上記駆動軸2を回転させるエンジン5と、こ
のエンジン5を始動させるセルモータ(図示せ
ず)とを備えている。上記刈払機1の中央部寄り
の位置には、作業者に把持される2つのグリツプ
6,6と、肩掛けバンド用のフツク7とが装着さ
れている。一方、エンジン5には、エンジン5を
始動させる上記セルモータとその電源となる電池
を収納する電池収納部8が設けられている。な
お、9は燃料タンク、10は引張操作されるリコ
イルスタータノブ、11はクラツチハウジングで
ある。
[考案が解決しようとする課題] ところで、上記従来の刈払機では、エンジン5
内にはセルモータ、電池などの重量部品が組込ま
れているため、エンジン5の重量が大幅に増加す
る。たとえば、リコイルスタータのみの始動装置
付きエンジンを有する刈払機に比べ、重量増は
1.5Kgないし2Kgとなり、このうち、電池の重量
は0.4Kgないし0.7Kgを占めている。このように、
刈払機1の端部にあるエンジン5が重くなるの
で、重量バランスがくずれる。
そこで、刈払機1のバランスを良くするため
に、グリツプ6,6およびフツク7をエンジン5
寄りの位置に近づけざるを得ない。ところが、こ
うすると、作業者がその分だけエンジン5に近づ
き、作業中にエンジン5の騒音や振動などによつ
て不快感をおぼえるだけでなく、作業中エンジン
に接触し、作業性が悪くなるという不都合が生じ
る。
また、上記電池収納部8はエンジン5に組込ま
れるため、運転中にエンジン5の熱や振動を受け
易く、これが、電池の性能や、寿命を劣化させる
要因になる。
この考案は上記従来の課題に鑑みてなされたも
ので、刈払作業が容易となり、しかも、電池の性
能の保持および長寿命化を図ることができる刈払
機を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この出願の請求項
(1)の考案は、作業者に把持されるグリツプに、セ
ルモータの電源であり、重量部分である電池を収
納している。
また、請求項(2)の考案は、作業者に把持される
グリツプが装着されたハンドルのハンドルパイプ
の端部に、セルモータの電源となる電池を収納し
ている。
[作用] この出願の各請求項の考案によれば、主杆の端
部に位置するエンジン内ではなく、エンジンより
も中央に位置するグリツプまたはハンドルパイプ
に、セルモータの電源であり、また重量部品であ
る電池を収納したから、刈払機全体の前後重量の
バランスに大きく影響することはないので、グリ
ツプおよびフツクを近づけることがなく、作業者
に不快感を与えることはない。
しかも、上記電池は、エンジンから離れた位置
に設けられているから、エンジンの熱や振動など
による影響を受け難い。
特に、請求項(2)の考案では、ハンドルパイプの
端部に電池を収納したから、上記ハンドルパイプ
における空きスペースを電池収納部として利用で
きるので、電池収納スペースを別途設置する必要
がない。
[実施例] 以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説
明する。
第1図はこの考案の第1の実施例に係る刈払機
のグリツプ付近を示す平面断面図である。この図
において、グリツプ21は、作業者の手で把持さ
れる把持部22と、後部の電池収納部23と、電
池収納部23を軸方向Sの後方Rから覆うカバー
24とを備えている。上記把持部22と電池収納
部23とは、ゴムのような弾性を有する材料で一
体形成されており、一方、カバー24は合成樹脂
からなる。
上記電池収納部23には、第2図のように、そ
の周方Aに約半周にわたつて円弧状に延び、か
つ、カバー24(第1図)側に開口した中空部2
5が形成されている。この中空部25内には、セ
ルモータの電源となる電池20が収納されてい
る。電池20は、接続端子26を介して直列に接
続されており、たとえば、充電式の電池を用いる
ことができる。
一方、第1図のカバー24は、環状に形成さ
れ、その凸部24aが上記中空部25に連らなる
環状の凹所25aに嵌着されて固定されている。
このカバー24には、上記電池20に接続された
リード線27が挿通する配線用孔28が形成され
ている。このリード線27は、図示しないスイツ
チ機構を介して、セルモータに接続されている。
なお、第1図の仮想線で示すバンド29を用い
て、電池収納部23の端部23aを締め付けても
よい。その他の構成は第9図の従来例と同様であ
り、同一部分もしくは相当部分に同一符号を付し
て、その詳しい説明を省略する。
上記構成において、主杆3の端部に位置するエ
ンジン9内ではなく、主杆3の中央寄りに位置す
る第1図のグリツプ21に、セルモータの電源で
あり、また重量部品である電池20を収納したか
ら、刈払機全体の重量のバランスが良くなるとと
もに、作業者が騒音や振動などを発するエンジン
に近づかない。したがつて、刈払作業がやりやす
くなり、作業能率を大幅に向上できる。
しかも、上記電池20はエンジンから離れた位
置にあるので、エンジンからの熱や振動などによ
る影響を受け難くなる。したがつて、電池20の
性能が低下したり、寿命が短くなるのを防止でき
る。
また、この実施例では、電池20を収納する電
池収納部23がゴム製であるから、より一層、防
振効果が得られ、電池20の性能保持および長寿
命化を十分に達成できる。しかも、エンジン内に
電池を収納した場合と異なり、エンジンと電池の
間を断熱する必要もなくなるから、エンジンの構
造が簡略化し、大幅なコストダウンが図られる。
ところで、第9図のように、グリツプ6が前後
2つ配設される場合には、少なくともいずれか一
方のグリツプに第1図の電池収納部23を設けれ
ばよい。また、上記電池収納部23は、主杆3に
装着されたグリツプ21に限らず、第3図に示す
ハンドル30に装着されたグリツプ31、あるい
は、第7図のハンドル50に装着されたグリツプ
31に収納してもよい。
この考案の第2の実施例を第3図に示す。この
図において、刈払機のハンドル30は、第4図の
ように、ハンドル取付装置32によつて、主杆3
に対して直角方向に取り付けられている。このハ
ンドル30のハンドルパイプ40の基端部40b
には、第5図のように、セルモータの電源となる
電池20が収納されている。
上記ハンドル取付装置32は、上部ブラケツト
33と、中間ブラケツト34と、下部ブラケツト
35と、これらを締結するボルト36,37とか
らなる。第6図に示す上部ブラケツト33と中間
ブラケツト34との間には、ハンドルパイプ40
が固定されている。上記両ブラケツト33,34
の各対向面33a,34aの間には、電池20の
リード線27が挿通される挿通孔38が形成され
ている。
上記ハンドルパイプ40は、第5図のように、
中央で2分割されている。このハンドルパイプ4
0,40の基端40a,40aは、両ブラケツト
33,34の環状の凸部41に当接して、長さ方
向Bに位置決めされている。
一方、上記ハンドルパイプ40,40の基端部
40b,40bには、ゴム製の電池ケース42で
覆われた複数個の電池20が収納されている。上
記電池ケース42の外周には、上記ブラケツト3
3,34の凸部41,41に対応する環状の凸部
42aが形成され、この凸部42aが上記基端4
0a,40aに当接して、ハンドルパイプ40の
長さ方向Bに位置決めされている。
上記のように、ハンドルパイプ40,40のた
とえば基端部40b,40bに電池20を収納し
たから、上記第1の実施例と同様に、刈払機全体
のバランスが良くなつて刈払作業が容易になると
ともに、電池20の性能の保持および長寿命化を
図ることができる。特に、この実施例では、ハン
ドルパイプ40の空きスペースを電池収納部とし
て有効に利用できるうえ、第9図における電池収
納部8のような凸部ができず、外観が良くなる。
この考案の第3の実施例を第7図に示す。この
図において、刈払機1の主杆3には、U字状のハ
ンドル50が装着されている。第8図の55はス
トツパで、上部ブラケツト33に一体形成され
て、電池ケース53に当接することにより、電池
ケース53の脱落防止を図つている。その他の構
成は、第5図の第2の実施例と同様であり、同一
部分もしくは相当部分には同一符号を付して説明
を省略する。
なお、上記第2および第3の実施例において、
上記電池20をハンドルパイプのグリツプ側であ
る先端に収納してもよい。
[考案の効果] 以上説明したように、この出願の各請求項の考
案によれば、グリツプまたはハンドルパイプにセ
ルモータの電源であり、重量部品である電池を収
納したから、刈払機全体の重量のバランスが良く
なるとともに、作業者が振動や騒音を発するエン
ジンに近づかないので、刈払作業がやりやすくな
る。
しかも、上記電池がエンジンの熱や振動などに
よる影響を受け難くなるので、電池の性能の保持
および長寿命化を図るとができる。
特に、請求項(2)の考案によれば、ハンドルパイ
プにおける空きスペースを電池収納部として利用
できるとともに、刈払機に電池収納部の凸部が生
じない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1の実施例に係る刈払機
のグリツプ付近を示す平面断面図、第2図は第1
図の−線断面図、第3図はこの考案の第2の
実施例に係る刈払機を示す側面図、第4図はハン
ドル付近を示す平面図、第5図は第4図の−
線断面図、第6図は第4図の−線断面図、第
7図はこの考案の第3の実施例に係る刈払機を示
す斜視図、第8図は第7図の−線断面図、第
9図は従来の刈払機を示す側面図である。 2……駆動軸、3……主杆、3a……先端部、
3b……基端部、4……カツタ、5……エンジ
ン、20……電池、21……グリツプ、30,5
0……ハンドル、40……ハンドルパイプ、40
b……端部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 駆動軸が挿通する中空の主杆と、上記主杆の
    先端部に取り付けられ、駆動軸により駆動され
    るカツタと、上記主杆の基端部に取り付けら
    れ、上記駆動軸を回転させるエンジンと、この
    エンジンを始動させるセルモータとを備えた刈
    払機において、作業者に把持されるグリツプ
    に、上記セルモータの電源となる電池を収納し
    たことを特徴とする刈払機。 (2) 駆動軸が挿通する中空の主杆と、上記主杆の
    先端部に取り付けられ、駆動軸により駆動され
    るカツタと、上記主杆の基端部に取り付けら
    れ、上記駆動軸を回転させるエンジンと、この
    エンジンを始動させるセルモータと、作業者に
    把持されるグリツプが装着されたハンドルとを
    備えた刈払機において、上記ハンドルのハンド
    ルパイプの端部に、上記セルモータの電源とな
    る電池を収納してなる刈払機。
JP13302388U 1988-10-11 1988-10-11 Expired JPH0455468Y2 (ja)

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JP13302388U JPH0455468Y2 (ja) 1988-10-11 1988-10-11

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JP13302388U JPH0455468Y2 (ja) 1988-10-11 1988-10-11

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JPH0252525U JPH0252525U (ja) 1990-04-16
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