JP5120222B2 - 用紙後処理装置および画像形成システム - Google Patents

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Description

本発明は、複数枚の用紙を束ねるステープラを有する用紙後処理装置、および、該用紙後処理装置を備える画像形成システムに関する。
ステープラは綴じ針を用いて用紙を束ねる処理装置である。
ステープラを備えた用紙後処理装置においては、ステープラから綴じ針が正常に打ち出されない、即ち、針ジャムが発生する場合がある。
針ジャムが発生した場合、針ジャムが検知され、針ジャムを解除する必要があることがオペレータに報知され、装置が停止する。
オペレータは、スタッカに積載されている綴じ処理中の用紙束を除去する他、ステープラにアクセスして正常に打ち出されずに残っている針を除去することで、針ジャムを解除し、処理を再開する。
従来針ジャム解除のために、オペレータがステープラにアクセスすることを可能にする機構として、特許文献1に開示されているものがある。
特許文献1においては、綴じ処理される用紙をスタックするスタッカ、該スタッカ上で用紙を整合する整合手段及びステープラがステープラユニットに形成され、針ジャム解除のために前記ステープラユニットが用紙後処理装置内から手前側に引き出されるように構成されている。
特開平10−129920号公報
特許文献1では、ステープラユニットが装置本体から引き出されるために、針ジャム発生時に、引き出されるユニットが大きな容積のものとなり、針ジャム解除のための作業スペ−スが広くなり、ひいては、用紙後処理装置の実質的な占有面積が広くなる。
特許文献1のように画像形成装置の左側に後処理装置が装着されるシステムにおいては、一般的に、フェイスダウンで排出される用紙の左隅のコーナにス打針する際のステープラの移動距離を考慮し、後処理装置の奥側にステープラのホームポジションが設けられている。
したがって、針ジャムを解除するために、ホームポジションに退避しているステープラをオペレータがアクセスできる手前位置まで引き出すには、ステープラユニットを装置本体から大きく引き出す必要があるため、針ジャム解除のための作業スペースが非常に広くなる。
また、引き出されるユニットが大型になるために、引き出しのための構造も大きくなって、装置の大型化やコストアップ要因となる。
本発明は、従来の針ジャム解除機構における前記の問題を解決し、針ジャム解除機能を有しながら、装置の占有面積が狭くて済み、小型化され、低コスト用紙後処理装置および画像形成システムを提供することを目的とする。
前記目的は、下記の発明により達成される。
1.開閉可能に設けられた開閉扉、
用紙束をステープル処理するステープラ、
該ステープラから綴じ針が正常に打ち出されないことを検知する針ジャム検知手段、
前記ステープラを前記開閉扉の側に位置するアクセス位置に移動させるステープラ移動手段、
ステープルされる用紙束を支持するスタッカ、
少なくとも前記スタッカ上の用紙の有無を検知する用紙センサ及び、
前記ステープラ移動手段を制御する制御手段を有し、
該制御手段は、前記針ジャム検知手段が針ジャムを検知したときに、前記ステープラ移動手段を作動させて前記ステープラをホームポジションから前記アクセス位置に移動させる制御を行うものであり、
該制御を行うにあたって少なくとも前記用紙センサにより前記スタッカ上に用紙が検知されたときには、前記アクセス位置に前記ステープラを移動するのを禁止することを特徴とする用紙後処理装置。
2.前記アクセス位置に対して前記開閉扉と反対側の装置奥側に前記ステープラのホームポジションが設定されていることを特徴とする前記1に記載の用紙後処理装置。
3.該開閉扉の開閉を検知する開閉センサを有し、
前記開閉センサによって、前記開閉扉が開き、次に、閉じたことが検知されたことを条件として、前記制御手段は、前記ステープラ移動手段を作動させて前記ステープラを前記アクセス位置に移動させることを特徴とする前記1又は前記2に記載の用紙後処理装置。
4.前記ステープラが前記アクセス位置に設定された状態で、前記開閉センサにより、前記開閉扉が開き、次に、閉じたことが検知されたときに、前記制御手段は、針ジャムが解除されたと判断し、針ジャム状態を解除することを特徴とする前記1〜3のいずれか1項に記載の用紙後処理装置。
5.前記ステープラの打針部の着脱を検知する打針部着脱センサを有し、前記制御手段は、前記打針部着脱センサが前記打針部の着脱を検知したときに、針ジャム状態を解除することを特徴とする前記1〜3のいずれか1項に記載の用紙後処理装置。
6.前記ステープラが前記ステープラ移動手段により駆動されて移動中に、前記開閉センサにより、前記開閉扉が開いたことが検知されたときに、前記制御手段は前記ステープラ移動手段を制御して前記ステープラを停止させ、
停止後に、前記開閉センサにより、前記開閉扉が閉じたことが検知されたときに、前記制御手段は前記ステープラ移動手段を制御して前記ステープラを前記アクセス位置に移動させることを特徴とする前記3に記載の用紙後処理装置。
7.用紙に画像を形成する画像形成装置と、
該画像形成装置により画像が形成された複数枚の用紙からなる用紙束に対してステープル処理を施す前記1〜6のいずれか1項に記載の用紙後処理装置と、
を有することを特徴とする画像形成システム。
本発明によれば、開閉扉を開く操作のみで、ステープラにアクセスすることが可能であり、針ジャム発生時に、ステープラは確実にアクセス位置に移動する。
したがって、針ジャム解除の操作性がよく、しかも装置の占有面積が狭く、低コストの用紙後処理装置および画像形成システムが実現される。
以下、本発明の実施の形態により本発明を説明するが、本発明は該実施の形態に限られない。
〔画像形成システム〕
図1は、本発明の実施の形態に係る用紙後処理装置200を画像形成装置100に接続した画像形成システムの全体構成を示す図である。
画像形成装置100は、原稿読み取り部110、画像書き込み部130、画像形成部140、給紙搬送部150、定着部160及び操作表示部170を備えている。
操作表示部170はオペレータが画像形成装置100、及び、接続された用紙後処理装置200を動作させるためのジョブ情報を入力する入力手段部として機能する。
操作表示部170からは、ジョブ情報として、画像形成装置100を動作させるための用紙のサイズの選択や枚数の選択、また、接続した用紙後処理装置200を動作させるための、綴じを行うか否かの選択、さらに、綴じを行わせるときには中央2箇所綴じ、コーナ綴じB、コーナ綴じCのいずれとするかの選択、1冊に綴じられる用紙の枚数、形成する冊子の数、等を入力することができる。また、操作表示部170はスタートボタンを有し、オペレータがスタートボタンを押圧することにより、画像形成装置100及び用紙後処理装置200の、操作表示部170に入力されたジョブ情報に基づく動作を開始させることができる。
画像形成装置制御部(図示せず)は、操作表示部170から入力されたオペレータが指定した綴じの情報を含むジョブ情報を踏まえて、画像形成装置100の画像形成動作を制御するとともに、画像形成システム全体の制御を行う。
画像形成装置100の上部には、自動原稿送り装置DFが搭載されている。自動原稿送り装置DFの原稿台上に載置された原稿dは矢印方向に搬送され、原稿読み取り部110の光学系により原稿の画像が読みとられ、画像情報が取得される。
画像読取により取得された画像情報及び外部から受信した画像情報は、必要とする画像処理が施された後に、画像書き込み部130に送られる。
画像書き込み部130においては、画像情報に基づいた半導体レーザの出力光が画像形成部140の感光体ドラム141に照射され、感光体ドラム141に潜像が形成される。画像形成部140においては、帯電、露光、現像等の電子写真プロセスによる画像形成が行われ、感光体ドラム141に形成されたトナー像が給紙搬送部150により搬送された用紙Sに画像が転写される。
転写された画像が定着部160により定着されて、用紙Sは排出される。
用紙後処理装置200は、用紙の所定位置に穿孔するパンチャー210、スタッカ250、平綴じを行うステープラ260、中綴じを行うステープラ317および折りを行う折りローラ220を有する。
用紙後処理装置200は、また、画像形成装置100から送られる用紙に、表紙や仕切として用いられる用紙を収納する用紙収納部230、231を有する。
用紙後処理装置200から排出される用紙を積載する排紙トレイとしては、上部の固定排紙トレイ212、昇降排紙トレイ213及び下部の固定排紙トレイ214を有する。
固定排紙トレイ212は少数枚の用紙に画像を形成するジョブにおいて用いられる。
昇降排紙トレイ213は大量の用紙に画像を形成するジョブ又は平綴じジョブにおいて用いられる。
固定排紙皿214は中綴じジョブにおいて用いられる。
211は中綴じされる用紙を整合する整合部材である。
用紙後処理装置200には、複数位置で用紙を検知する用紙センサSE1、SE2、SE3、SE4が設けられる。
SE1は用紙後処理装置200の用紙導入部において用紙Sを検知する。
SE2は、搬送路r2、r3からスタッカ250に排出される用紙Sを検知する。
SE3は、スタッカ250の用紙の有無を検知する。
SE4は、中綴じ部における用紙Sの有無を検知する。
画像形成装置100から送り込まれた用紙Sは、搬送路r1、r2を経て固定排紙トレイ212に排出される。
また、用紙Sは、搬送路r1から搬送路r3又はr4を経てスタッカ250に送られる。搬送路r3、r4は連続して送り込まれた用紙Sを交互に収納し、スタッカ250に2枚ずつ纏めて排出する。画像形成装置100から高速で連続排出される用紙Sの処理が搬送路r3と搬送路r4とを用いることによって、先行の用紙束に対するステープル処理中も後続の用紙の給紙を遅延させることなく処理可能となる。
スタッカ250上において複数枚の用紙Sが集積された後に、ステープラ260によりステープルされて昇降排紙トレイ213に排出される。
さらに、用紙Sは、搬送路r1、r5を経てステープラ215に送られ、ステープラ215により中綴じされた後に、固定排紙トレイ214に排出される。
画像形成装置100から排出された用紙Sを用紙束となし、用紙束に綴じ針を打針して綴じ処理を行うことができる。
用紙後処理装置200は、図7に示した、中央2箇所綴じ、コーナ綴じB、コーナ綴じC、の、3種類の綴じを行うことができる。
画像形成装置100から受け入れた用紙Sに綴じを行うときは、受け入れた用紙Sをスタッカ250に、所定の枚数、積載して用紙束Ssを形成し、オペレータにより設定されて綴じ処理位置にステープラ260を移動させて打針を行う。綴じがなされて形成された冊子は、昇降排紙皿213に排出される。
また、用紙後処理装置200は、画像形成装置100から受け入れた用紙Sに綴じ処理を行わないことも可能であり、綴じ処理を行わないときには、受け入れた用紙Sを、直接、昇降排紙皿213に排出する。
このような、用紙後処理装置200を動作させるに際して、オペレータによる綴じを行うか否かの選択及び綴じ位置の選択は、画像形成装置100の操作表示部170から入力され、画像形成装置100からジョブ情報として用紙後処理装置200に伝送される。
コーナ綴じBが選択されたとき、指定されるステープラ260の打針位置は打針位置Bである。同様に、コーナ綴じCが選択されたとき、ステープラ260の打針位置は打針位置Cである。
また、中央2箇所綴じが選択されたとき、ステープラ260の打針位置は打針位置Ab、打針位置Acの2箇所である。
用紙Sに綴じ処理を行わないときには、入口搬送路r1に受け入れられた用紙Sは、排紙搬送路r3に導かれ固定排紙トレイ212に排出、載置される。
また、綴じ処理を行うときには、綴じ搬送路r3、r4に導かれ、スタッカ250に搬送される。
搬送路r3、r4を搬送された用紙Sは、傾斜配置されたスタッカ250の上方空間に放出される。そして、画像形成装置100から用紙束の末尾となる用紙が排出され、用紙載置面250S上に載置されると、ステープラ260により用紙束Ssに打針が行われ、冊子が形成される。
形成された冊子は、昇降排紙皿213に排出、積載される。
〔ステープル部〕
図2はスタッカ250の基部(スタッカ250の図1における右下端部)の上面図、図3はステープラ260の構造を示す図である。
ステープラ260は、スタッカ250の周縁、具体的には、用紙後端ストッパ250Eに添って移動可能である。
図7に示すように、ステープラ260はスタッカ250に載置されている用紙束Ssに、Ab、Acで示す中央2箇所綴じ、コーナ綴じB、コーナ綴じCを行うことができる。
ステープラ260は、打針機構部261と移動機構部263、及び打針機構部261と移動機構部263とを連結する連結部材262を有し、打針機構部261と移動機構部263とが、ステープラ支持基板269の表裏をはさんで、ステープラ支持基板269の面に添って移動可能に配設されている。ステープラ支持基板269は、スタッカ250の用紙載置面250Sに平行になるように用紙後処理装置200に固定されており、ステープラ260は、スタッカ250に載置されている用紙束Ssの表面に平行に移動し、オペレータが選択する綴じを実行可能な打針位置(所定位置)に移動させることができる。
図2には、ステープラ260の打針位置が示されている。ステープラ260は、ステープラ支持基板269の面に平行に、かつ、スタッカ250の用紙後端ストッパ250Eに添って移動可能に配置されている。ステープラ260は、図示される複数の所定位置として打針位置B、Ab、Ac、Cに移動させることが可能である。
ステープラ260のホームポジションは、打針位置Cであり、打針位置Cは用紙処理装置の奥側である。
ステープラ260はホームポジションである打針位置Cから用紙が搬送される方向に直角な搬送幅方向に移動して、打針位置Ac、Ab、又はBに設定される。
ステープラ260が打針位置Bに打針を行うことにより、コーナ綴じBが行われる。同様に、打針位置Cにて打針を行うことにより、コーナ綴じCが行われる。また、打針位置Ab、Ac、にて打針を行うことにより、中央2箇所綴じが行われる。なお、中央2箇所綴じのときには、ステープラ260は、先ず、打針位置Ab、打針位置Acのいずれかに一方の打針位置にて1箇所目の打針を行った後に、打針がなされていない方の打針位置に移動されて2箇所目の打針を行う。
次に図3、図4、図5、図6を参照して、ステープラ260、及び、ステープラ260の移動について説明する。
図4はステープラ支持基板269の上面図、図5はステープラ支持基板269の下面図、図6はステープラ支持基板269上でのステープラ260の位置を示す図である。
ステープラ260は、打針機構部261、移動機構部263及び、打針機構部261と移動機構部263とを連結する連結部材262を有する。そして、連結部材262により連結された打針機構部261と移動機構部263とが、ステープラ支持基板269をはさんで、ステープラ支持基板269の面に添って移動可能に配設される。
打針機構部261は打針部261Aと受け部261Bとを有し、打針部261Aが鎖線で示す状態から実線で示す状態に回転することによりスタッカ250上の用紙束Ssに打針する。なお、スタッカ250の用紙後端ストッパ250Eは、打針位置にて打針部261Aが打針を行う際に、打針部261Aに干渉しないように、一部が切り欠かれている(図2参照)。
移動機構部263は、ステープラ移動手段としてのステッピングモータMs、駆動ギヤ266及び押さえローラ267を有する。ステッピングモータMsの回転軸は移動機構支持基板264を貫通し、貫通した回転軸と駆動ギヤ266とはタイミングベルト265で連結されている。
ステッピングモータMsの回転により駆動ギヤ266が回転する。駆動ギヤ266は外周に歯切りされた歯車であり、その歯は、図5、図6に示すラック268に配されたラック歯面268Brにかみ合可能に形成される。
ステープラ260がステープラ支持基板269に取り付けられると、駆動ギヤ266とラック268とはかみ合い、ステッピングモータMsの回転により駆動ギヤ266が回転すると、駆動ギヤ266はラック268のラック歯面268Brに添って移動する。このように、移動機構部263はステープラ260を移動するステープラ移動手段として機能する。なお、押さえローラ267は、駆動ギヤ266とラック歯面268Brとがかみ合うとき、ラック268の壁面268Bhに当接して、両者のかみ合いを保つとともに、ステープラ260の姿勢を、常にラック歯面268Brに対して垂直に保つ。
264A、及び264BCは、ステープラ位置検出板であり、移動機構部基板264に固定されている。ステープラ位置検出板264A、及び264BCについては後述する。
図4は、ステープラ支持基板269の上面図である。
ステープラ支持基板269は、両端に取り付け部269M1及び269M2を有する平板であり、取り付け部269M1及び269M2に配された取り付け穴269M11、12及び取り付け穴269M21、22を介して、用紙後処理装置200に固定される。
ステープラ支持基板269には、中央部が真っ直ぐであり、両端が湾曲した長穴269H形成されている。連結部材262は長穴269Hを貫通し、ステープラ支持基板269の表裏に配設された打針機構部261と移動機構部263とが、後述するラック268に添って、移動することを可能にしている。
図5に示されるように、269SBの下面には、ラック268、及びセンサSB、センサSAbセンサSAc、センサSC、が取り付けられている。センサSB、センサSAbセンサSAc、センサSCは、それぞれ、ステープラが所定の位置である打針位置B、打針位置Ab、打針位置Ac、打針位置C、にあることを検出する。これらセンサSB、SAb、SAc及びSBにより、ステッピングモータ260が所定位置に設定される。
図6は、各打針位置に移動されたステープラ260を、移動機構部263側から見た図である。
ステープラ支持基板269に、取り付けられたステープラ260は、ステッピングモータMsの駆動により、ラック歯面268Brに添って移動する。
ラック歯面268Brに添って移動するステープラ260の駆動ギヤ266が、図示右側の湾曲部268Brbにかみ合う位置に到達すると、ステープラ260は、湾曲部268Brbに沿って円弧状に移動する。円弧運動するステープラ260のステープラ位置検出板264BCがセンサSBに検出される位置が、打針位置Bである。ステープラ260が打針位置Bにて打針を行うとき、コーナ綴じBがなされる。
ラック歯面268Brに添って移動するステープラ260の駆動ギヤ266が、図示左側の湾曲部268Brcにかみ合う位置に到達すると、ステープラ260は、湾曲部268Brcに沿って円弧状に移動する。円弧運動ステープラ260のステープラ位置検出板264BCがセンサSCに検出される位置が、打針位置Cである。ステープラ260が打針位置Cにて打針を行うとき、コーナ綴じCがなされる。
ステープラ260のステープラ位置検出板264AがセンサSAbに検出される位置が、打針位置Abである。同様に、ステープラ260のステープラ位置検出板264AがセンサSAcに検出される位置が、打針位置Acである。
中央2箇所綴じは、打針位置Ab及び打針位置Acの2箇所にて打針を行うことによりなされる。なお、中央2箇所綴じは、ステープラ260は、先ず、打針位置Ab、打針位置Acのいずれかに一方の打針位置にて1箇所目の打針を行った後に、打針がなされていない方の打針位置に移動されて、2箇所目の打針を行う。
ステープラ260では、針ジャムが発生する場合がある。
針ジャムは、用紙束に綴じ針を打針したときに、綴じ針が打針部261Aから正常に打ち出されず、打針部261A内の不正規位置に残留する故障である。
図3に示し、前述したように、打針動作は打針部261Aを図3の鎖線位置から実線位置に回転させる動作である。
この動作はモータ(図示せず)の駆動によって行われるが、モータに異常な負荷がかかったときに、針ジャム検知手段であるモータ電流検知手段により異常負荷を検知して針ジャムが検知される。
針ジャムが発生したときに、ステープラ260はステッピングモータMsの駆動で、図2における打針位置Bに移動する。打針位置Bは、用紙後処理装置200の手前側の位置であり、用紙後処理装置200の前面側(図1における紙面手前側)に設けられた開閉扉(図示せず)を開いたときに、オペレータがステープラにアクセスすることが可能なアクセス位置である。
即ち、図2の打針位置Bにステープラ260があるときは、オペレータは、後処理装置200の内部に手を差し込むことなく、ステープラ260に接触することが可能となる。
図3に示すステープラ260の打針部261Aは多数本の綴じ針を内蔵する針カートリッジとして形成され、ステープラ260に対して着脱可能に取り付けられている。
針ジャム、即ち、打針部261A内の不正規位置に綴じ針が残留している場合には、打針部261Aがステープラ260から取り出され、取り出された打針部261Aから残留綴じ針が除去される。
〔針ジャム発生時の制御〕
図8以下を参照して、後処理装置制御部300が行う、針ジャム発生時の制御を説明する。
針ジャムの解除は前記のようにオペレータにより行われるが、このためには、針ジャム発生時に、ステープラ260をオペレータがアクセス可能な位置に移動させる必要がある。
図8は、用紙後処理装置の制御系のブロック図である。
制御手段としての後処理装置制御部309は対前段シリアル通信部310を介して、図1に示す画像形成装置100及び画像形成システム全体の制御を行う画像形成装置制御部と通信を行う。
即ち、後処理装置制御部309は画像形成装置制御部から、後処理の内容を含む各種情報を取得して、用紙後処理装置200内の各処理部の条件設定を行うとともに、用紙後処理装置200における各ステータスを画像形成装置制御部に報告する。
311は図1におけるスタッカ250上の用紙を整合する整合部、312〜315は図1におけるステープラ260によりステープル処理を行う平綴じ用のステープラ部である。
ステープラ部312は、ステープラ260の位置を検知するステープラ位置検知センサ313、打針動作における打針部のホームポジションを検知するクリンチHPセンサ314及び打針部を駆動して打針を行うステープラ駆動部315を有する。
中綴じステープラ部317も同様に、ステープラ位置検知センサ部318、クリンチHPセンサ319及びステープラ駆動部320を有しており、図1の中綴じ用のステープラ215の駆動を制御する。
なお、中綴じステープラ部317は針カートリッジの着脱を検知するカートリッジ着脱センサ321を有する。
針カートリッジの着脱は、図3における打針部261がステープラ260に対して着脱されたことを検知する打針部着脱センサにより検知される。着脱を検知するセンサは、例えば、打針部261がステープラ260から取り外されたときにオンし、打針部261がステープラ260に装着されたときにオフするスイッチからなる。
410は図1における搬送路r1〜r5において用紙を搬送する搬送部、411は用紙後処理装置200の開閉扉(図示せず)の開閉を検知する開閉センサである。開閉センサ411は、「開」と「閉」とを個々に検知する。用紙後処理制御部309は開閉センサ411の出力から、例えば、開閉扉が開き、次に、閉じたという動作を検知する。
412は図1における搬送路中における用紙の有無を検知するセンサである。図1においては、用紙センサとして、用紙後処理装置200の用紙搬入部に設けられた用紙センサSE1、搬送路r3、r4からスタッカ250への用紙の排出部における用紙の有無を検知する用紙センサSE2、スタッカ250上の用紙の有無を検知する用紙センサSE3及び中綴じ部における用紙の有無を検知する用紙センサSE4が設けられており、用紙センサ412はこれらの用紙センサSE1〜SE4を含む。
413は図1におけるパンチャー210の駆動部であるパンチ部、414は図1における用紙後処理装置200の後段に接続された用紙後処理装置と通信する対後段シリアル通信部である。
図9は針ジャム発生時の制御のフローチャートである。
図9に示す制御では、針ジャムにより装置が停止した場合、オペレータが用紙後処理装置200の開閉扉を開いて機内残留紙を除去し、残留紙除去の後に開閉扉を閉じるという一連の操作が完了したときに、ステープラ260を開閉扉側のアクセス位置に移動させている。
図9に示される制御は、針ジャム検知手段によって、針ジャムが検知されたときに開始する。
ステップST1において用紙後処理装置200の開閉扉の開及び開に続く閉(開→閉)がチェックされ、開→閉が検知されると、ステップST2において、用紙後処理装置内に用紙が残留しているか否かが調べられる。
前記に説明したように、用紙後処理装置200内には、用紙センサSE1〜SE4が設けられているが、ステップST2の判断は、ステープラ260をホームポジションである装置奥側からアクセス位置である開閉扉側の手前側に移動させる際に、ステープラ260が用紙に引っかかり、針ジャム処理が煩雑になることを防止するために行われる。
したがって、ステップST2における調査としては、最低限、スタッカ250内における残留用紙の有無を検知するセンサ即ち、用紙センサSE3の出力をチェックすればよい。
しかしながら、装置内の全ての用紙センサSE1〜SE4によって、残留紙の有無を検知してもよい。
ステップST2の用紙検知によって、残留紙が検知された場合(ST3のYes)、ジャム紙処理ルーチンR1(図示せず)に移行する。
該ジャム処理ルーチンR1は、用紙後処理装置内の用紙を検知し、操作表示部170に残留紙の所在を表示してオペレータに残留紙の除去を促し、残留紙が無くなるまで残留紙検知を続ける制御である。
残留紙が検知されたかった場合(ST3のNo)、ジャムが針ジャムか否かがチェックされる(ST4)。
針ジャムでない場合、針ジャムでなく、しかも、用紙ジャムでもないので、ジャム解除終了(R2)に移行する。
ジャムが針ジャムの場合(ST4のYes)、ステープラ260が手前位置、即ち、打針位置Bにあるか否かがチェックされ(ST5)、打針位置Bにある場合にはステップST8に移行する。
打針位置Bにないときは、モータMsを作動させてステープラ260を打針位置Bまで移動させる(ST6、7)。
ステープラ260が手前の打針位置Bに位置づけられたことを検知すると、これを画像形成装置制御部に通知(ST8)した後に、次に説明する針ジャム解除待ちルーチンR3に移行する。
針ジャム解除待ちの状態では、画像形成装置の操作表示部170に、「ジャムを起こした針を除去して下さい。」という内容のメッセージが表示される。
図10は針ジャム解除待ちルーチンR3を示す。
針ジャム解除待ちは、オペレータによって行われる針ジャム解除が完了したか否か判断するものである。
ステップST10において、用紙後処理装置200の手前側の開閉扉が開かれ、その後に閉じられたことがチェックされる。これは、オペレータがステープラ260にアクセスしたことを検知するための処理である。
即ち、開閉扉が開かれ、次に閉じられたことにより、オペレータがステープラ260にアクセスしたとの判断が行われる。
針ジャム発生時であって、ステープラ260が手前位置に移動した状態(図9の流れが終了した状態)での開閉扉の開閉によって、針ジャムの解除が行われたものと見なされ、針ジャム解除が画像形成装置制御部に通知される(ST11)。尚、針ジャムの解除とは、ステープラ260から打針部261Aが一旦取り外され、正規に打針されずに打針部261Aに残っているステープル針が除去され、再度、ステープラ260に装着されたことを示す。
また、ステープラ準備完了が画像形成装置制御部に通知される(ST12)。
ステップST12に続いて、再度、用紙後処理装置200内の残留紙の有無が検査される(ST13)。ステップST13は用紙センサSE3の出力を監視することにより行われる。
残留紙がある場合は、その旨を画像形成装置制御部に通知し(ST15)、前述のジャム処理R1へ移行する。
一方、残留紙がないときは、ジャム解除終了処理ルーチンR2(図示せず)に移行する。
ジャム解除終了ルーチンR2では、ステープラ260を装置奥側のホームポジションに設定する、モータ等の各種駆動部材の作動禁止を解除する等の処理が行われる。
尚、図10は、打針部261Aの着脱を検知する打針部着脱センサを持たないステープラ260の場合の制御を示す。
これに対して図11は、打針部261Aの着脱を検知する打針部着脱センサを有するステープラ260の場合の針ジャム解除待ち制御を示す。
図11に用いられるステープラ260は、例えば、打針部61Aが取り外されたときにオンし、打針部61Aが装着されたときに、オフするスイッチを有する。
ステップST20において、用紙後処理装置200の開閉扉が開かれ、その後に閉じられたことがチェックされる。これは、オペレータがステープラ260にアクセスしたことを検知するための処理である。
開→閉が検知されると(ST20のYes)、針カートリッジ、即ち、打針部261Aの脱着がチェックされる。
針カートリッジの脱着に関しては、次の3つのケースがある。
即ち、針カートリッジの取り外し及びそれに続く装着がある場合、針カートリッジの取り外しのみで装着がない場合及び針カートリッジの取り外しがない場合である。
針カートリッジの取り外しがない場合は(ST21AのNo)、取り外しを待つ。ST21AがNoの場合、ステップST20の前に戻り、再度開閉扉の開→閉を待つ。
針カートリッジの取り外しがあり、装着がない場合(ST21BのNo)、針ジャム解除完了及び針カートリッジ抜けが画像形成装置制御部に通知される(ST30、31)。
針カートリッジの装着があった場合(ST21BのYes)、針ジャム解除完了及びステープラ準備完了が画像形成装置制御部に通知される(ST22、23)。
ステップST22、30の通知は、針ジャムの解除通知である。
このように、針カートリッジの装着があった場合(ST21BのYes)及び針カートリッジの装着がない場合(ST21BのNo)、何れの場合にも後処理装置内では、針ジャム完了として処理される(ST22、ST30)。
ST31のカートリッジ抜けが通知された場合、画像形成装置制御部は、操作表示部170に「針カートリッジを装着して下さい。」という内容のメッセージを表示して、針カートリッジの装着があるまでジョブを中断する。
ステップST23の後に、再度、機内残留紙のチェックが行われる(ST24)。
機内残留紙がない場合(ST25のNo)、ジャム解除完了が画像形成装置制御部に通知される(ST26)。
そしてジャム解除終了処理が行われる(R2)。
機内残留紙がある場合(ST25のYes)、ジャムが画像形成装置制御部に通知され(ST32)、前述のジャム処理ルーチンR1に移行する。
図9に示すように、ステープラ260は、針ジャムが検知され、開閉扉が開かれた後に閉じられ、且つ、機内残留紙がない場合に、用紙後処理装置の奥側のホームポジションから手前のアクセス位置に移動する。
通常の操作では、開閉扉の開閉操作がステープラ260の移動中に行われることはないが、異常な操作が行われた場合には、ステープラ260が、装置奥側のホームポジションから手前のアクセス位置に移動する途中で前扉か開かれる場合がある。このような場合には、安全性を保証するためにステープラ260の移動が直ちに停止される。
このような異常操作に対する安全性を保証するための制御が図12に示されるものである。
ステップST40において、開閉扉の閉(開→閉)の有無がチェックされる。
開閉扉の閉があった場合、ステップST41においてステープラ260が移動中か否かがチェックされる。これは、図8のステープラ位置センサ部313の出力を監視することにより行われる。
移動中の場合(ST41のYes)、ステープラ260を手前に移動させる動作を開始し(ST42)、ステープラ260がアクセス位置に達したら(ST43のYes)ステープラ移動完了を画像形成装置制御部に通知し(ST44)針ジャム解除待ちルーチンR3に移行する。
ステップST41の判断で、ステープラ260が移動中でない場合、即ち、ステープラ260がホームポジションにある場合、図9におけるSTARTにリータンする。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、ステープラの打針位置Bがアクセス位置と同じでなく、打針位置Bよりもさらに開閉扉側に寄った位置にアクセス位置が設けられていても良い。同様に、打針位置Cがホームポジションと同じでなく、打針位置Cより更に装置奥側にホームポジションが設けられるものであっても構わない。また、ステープラは機内残留紙が除去された後、一旦、ホームポジションに戻した後にアクセス位置に移動するものに限らず、何れかの打針位置から直接、アクセス位置に移動するものであっても構わない。また、平綴じ用のステープラに限らず、中綴じ用のステープラであっても用紙の幅方向に移動して打針する方式のものであれば、本発明を適用可能であることは言うまでもない。
本発明の実施の形態に係る用紙後処理装置200を画像形成装置100に接続した画像形成システムの全体構成を示す図である。 スタッカ250の基部(スタッカ250の図1における右下端部)の上面図である。 ステープラ260の構造を示す図である。 ステープラ支持基板269の上面図である。 ステープラ支持基板269の下面図である。 ステープラ支持基板269上でのステープラ260の位置を示す図である。 用紙のステープル位置を示す図である。 本発明の実施の形態に係る用紙後処理装置の制御系のブロック図である。 針ジャム発生時の制御のフローチャートである。 針ジャム解除待ちルーチンR3を示す図である。 針ジャム解除待ちルーチンR3を示す図である。 ステープラ移動中に前扉が開いた場合の制御のフローチャートである。
符号の説明
100 画像形成装置
200 用紙後処理装置
250 スタッカ
260 ステープラ
309 後処理装置制御部
312、317 ステープラ部
411 開閉センサ
412、SE1〜SE4 用紙センサ

Claims (7)

  1. 開閉可能に設けられた開閉扉、
    用紙束をステープル処理するステープラ、
    該ステープラから綴じ針が正常に打ち出されないことを検知する針ジャム検知手段、
    前記ステープラを前記開閉扉の側に位置するアクセス位置に移動させるステープラ移動手段、
    ステープルされる用紙束を支持するスタッカ、
    少なくとも前記スタッカ上の用紙の有無を検知する用紙センサ及び、
    前記ステープラ移動手段を制御する制御手段を有し、
    該制御手段は、前記針ジャム検知手段が針ジャムを検知したときに、前記ステープラ移動手段を作動させて前記ステープラをホームポジションから前記アクセス位置に移動させる制御を行うものであり、
    該制御を行うにあたって少なくとも前記用紙センサにより前記スタッカ上に用紙が検知されたときには、前記アクセス位置に前記ステープラを移動するのを禁止することを特徴とする用紙後処理装置。
  2. 前記アクセス位置に対して前記開閉扉と反対側の装置奥側に前記ステープラのホームポジションが設定されていることを特徴とする請求項1に記載の用紙後処理装置。
  3. 該開閉扉の開閉を検知する開閉センサを有し、
    前記開閉センサによって、前記開閉扉が開き、次に、閉じたことが検知されたことを条件として、前記制御手段は、前記ステープラ移動手段を作動させて前記ステープラを前記アクセス位置に移動させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の用紙後処理装置。
  4. 前記ステープラが前記アクセス位置に設定された状態で、前記開閉センサにより、前記開閉扉が開き、次に、閉じたことが検知されたときに、前記制御手段は、針ジャムが解除されたと判断し、針ジャム状態を解除することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の用紙後処理装置。
  5. 前記ステープラの打針部の着脱を検知する打針部着脱センサを有し、前記制御手段は、前記打針部着脱センサが前記打針部の着脱を検知したときに、針ジャム状態を解除することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の用紙後処理装置。
  6. 前記ステープラが前記ステープラ移動手段により駆動されて移動中に、前記開閉センサにより、前記開閉扉が開いたことが検知されたときに、前記制御手段は前記ステープラ移動手段を制御して前記ステープラを停止させ、
    停止後に、前記開閉センサにより、前記開閉扉が閉じたことが検知されたときに、前記制御手段は前記ステープラ移動手段を制御して前記ステープラを前記アクセス位置に移動させることを特徴とする請求項3に記載の用紙後処理装置。
  7. 用紙に画像を形成する画像形成装置と、
    該画像形成装置により画像が形成された複数枚の用紙からなる用紙束に対してステープル処理を施す請求項1〜6のいずれか1項に記載の用紙後処理装置と、
    を有することを特徴とする画像形成システム。
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