JP5117878B2 - 内視鏡光源装置 - Google Patents

内視鏡光源装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5117878B2
JP5117878B2 JP2008031485A JP2008031485A JP5117878B2 JP 5117878 B2 JP5117878 B2 JP 5117878B2 JP 2008031485 A JP2008031485 A JP 2008031485A JP 2008031485 A JP2008031485 A JP 2008031485A JP 5117878 B2 JP5117878 B2 JP 5117878B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
endoscope
light
optical
light source
optical fibers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008031485A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009189463A (ja
Inventor
明 水由
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2008031485A priority Critical patent/JP5117878B2/ja
Priority to US12/369,394 priority patent/US8251897B2/en
Priority to EP09001976A priority patent/EP2090219B1/en
Publication of JP2009189463A publication Critical patent/JP2009189463A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5117878B2 publication Critical patent/JP5117878B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/06Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with illuminating arrangements
    • A61B1/07Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with illuminating arrangements using light-conductive means, e.g. optical fibres
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00064Constructional details of the endoscope body
    • A61B1/00071Insertion part of the endoscope body
    • A61B1/0008Insertion part of the endoscope body characterised by distal tip features
    • A61B1/00096Optical elements
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/04Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor combined with photographic or television appliances
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/06Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with illuminating arrangements
    • A61B1/0638Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with illuminating arrangements providing two or more wavelengths
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/06Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with illuminating arrangements
    • A61B1/0653Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with illuminating arrangements with wavelength conversion
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B23/00Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
    • G02B23/24Instruments or systems for viewing the inside of hollow bodies, e.g. fibrescopes
    • G02B23/26Instruments or systems for viewing the inside of hollow bodies, e.g. fibrescopes using light guides
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00163Optical arrangements
    • A61B1/00165Optical arrangements with light-conductive means, e.g. fibre optics
    • A61B1/0017Details of single optical fibres, e.g. material or cladding

Description

本発明は、内視鏡光源装置に関する。
内視鏡は、その挿入部が人体等の生体内に挿入されて、臓器の診断や治療、標本の採取等に使用される。内視鏡の挿入部先端には、画像を取得するための撮像素子や、観察部位を照明するための照明光の出射口が設けられている。内視鏡内部には、光ファイバーの束(バンドル)からなるライトガイドが挿通されており、このライトガイドがキセノンランプ等の白色光源に接続されて、光源からの光を挿入部先端まで伝送する。
内視鏡による照明の方法として、照明光による影や配光特性を考慮し、内視鏡スコープ先端の2箇所から光を出射して、被検体を照明する方法が知られている。この場合、ライトガイドを内視鏡スコープ内で複数に分岐することで、一つの光源から得られる光を内視鏡スコープ内で複数に分岐して伝送する。しかし、ライトガイドを内視鏡スコープ内で分岐した場合、内視鏡スコープの湾曲によって、ライトガイドの分岐部に座屈や断線を生じやすいという問題がある。この問題に対し、特許文献1では、ライトガイドの分岐部を、内視鏡スコープの湾曲部よりも被検体側とすることが提案されている。
一方、キセノンランプ等の光源ランプから発せされる熱による光源の周辺温度の上昇や、光の減衰を課題として、光源としてレーザー光源を用いることが提案されている。さらに、特許文献2では、レーザー光源の高精度な温度管理を目的として、複数のレーザー光源を用意して順次切り替えて使用することが提案されている。特許文献2の内視鏡装置では、複数のレーザー光源のそれぞれからライトガイドが伸び、その複数のライトガイドが内視鏡装置の手前で1本化されて、内視鏡装置内に挿通されている。特許文献2の内視鏡装置は、複数のレーザー光源を用意して順次切り替えて使用することで、レーザ光源の周辺の温度上昇を抑え、そのレーザー光源の耐久性を上げることができ、かつ、長時間使用してもクリアな観察画像を得ることができるとされている。
図7に、特許文献2に示されるような従来の内視鏡装置の例を模式的に示す。図7において、内視鏡システム100は、内視鏡装置102と制御装置104とを有し、制御装置104には、プロセッサ130と複数のレーザー光源LD1,LD2が備えられている。内視鏡装置102は、挿入部106、操作部108、ユニバーサルコード部110、およびコネクタ部112から成り、挿入部106は、可撓性を持つ軟性部114、湾曲部116、および先端部118から成る。挿入部106の先端部118には、蛍光体120と、照明光の照射口122と、対物レンズ(図示しない。)およびCCD124とが設けられている。
複数のレーザー光源LD1,LD2のそれぞれに接続されたライトガイド126は、内視鏡装置102の手前で1本化されて、内視鏡装置102内に挿通されている。ライトガイド126の先端は、蛍光体120の位置まで伸び、レーザー光源LD1,LD2からの光を蛍光体120に入射させる。
また、CCD124は、撮像信号伝送用のケーブル(スコープケーブル)128によって、制御装置104のプロセッサ130に接続されている。プロセッサ130は、CCD124から送られてきた撮像信号を映像信号に変換して、モニタ等に供給する。
特開平7−246186号公報 特開2006−166983号公報
しかしながら、従来のライトガイドは、例えば1千本といった多数の光ファイバーを束ねたものであるため、特許文献1で問題としている分岐部以外でも、湾曲部等での光ファイバー間の摩擦や、湾曲の内側と外側でのテンションの差などによって、一部の光ファイバーが破損し、長期の使用の間には有効本数が減少してしまう。そのため、照明部における光出力が徐々に低下する。また、従来のライトガイドを用いる内視鏡では、挿入部の細径化は非常に困難であり、最小曲げ半径も大きいという問題がある。
また、半導体レーザー光の場合、従来のキセノンランプなどの導光に用いられるバンドルファイバーではなく、単一コアをもつ光ファイバーのほうが、レーザー光と光ファイバーとの結合効率が高く、効率よく先端部まで導光できる。
そこで、導光路として、バンドルファイバーに替えて単一コアの光ファイバーを単独で用いることが考えられる。単一コアの光ファイバーを用いることで、光ファイバー間の摩擦等に起因する、繰り返し使用に伴う破損を減少させることができ、実質的に強度を増すことができる。また、内視鏡挿入部を細径化することや、曲げ半径を小さくすることも可能となる。
しかし、単一コアの光ファイバーであっても、内視鏡の屈曲に伴う、内視鏡内部での摺動による劣化や、座屈または破断の虞は皆無とは言えず、また、万一の強い衝撃や外的な要因(ゴミの混入等)により破損する可能性もある。単一コアの光ファイバーを1本だけ用いた場合に、万一、光ファイバーが破損した場合、光出力がゼロになって照明が停止してしまう。
例えば、図7に示す従来の内視鏡システム100において、ライトガイド126を単一コアの光ファイバーに置き換えることを想定した場合、レーザー光源LD1,LD2の一方の発光が停止したとしても、他方のレーザー光源に切り替えることで照明光を確保できる。しかし、光ファイバーが断線してしまった場合には、内視鏡装置102の先端からの照明光は完全に停止してしまい、視野が真っ暗になってしまう。内視鏡が体内に挿入されている間に照明が停止すると、内視鏡を体外へ引き出すときにも周囲画像の確認が出来ず、十分な安全性を保つのが困難になる可能性もある。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解消し、従来のバンドルの光ファイバーからなるライトガイドを用いた従来の内視鏡装置における、光ファイバーの破損、およびそれによる経時的な光出力の低下の問題を低減するとともに、内視鏡挿入部の細径化および最小曲げ半径の小径化を実現可能とし、かつ、万一、光ファイバーが破損した場合にも、照明を停止させることなく、内視鏡の安全な使用を確保できる内視鏡光源装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、半導体光源と、内視鏡内に挿通され、前記半導体光源からの光を導波する、前記内視鏡の少なくともアングル部において、それぞれ単一コアを有し且つ被覆材で被覆されて独立に配置された複数本の光ファイバーと、前記内視鏡の前記アングル部よりも先端側に配置され、前記複数列の光ファイバーによってそれぞれ導波された光を合流させる光合流回路と、前記光合流回路の内視鏡挿入部先端側に配置され、前記光合流回路で合流された光の一部または全部を蛍光体により所定波長の光に変換する波長変換部とを備える内視鏡光源装置を提供する。
ここで、前記光合流回路の内視鏡挿入部先端側に、前記光合流回路によって合流された光を複数に分岐させる光分岐回路を備え、前記波長変換部は、前記光分岐回路によって分岐された光のそれぞれに対応して複数設けられるのが好ましい。
また、前記光合流回路と前記光分岐回路とが一体的に構成されるのが好ましい。
また、前記半導体光源が複数設けられ、前記複数の光ファイバは、それぞれ異なる前記半導体光源に接続されるのが好ましい。
あるいは、1の前記半導体光源が設けられ、前記半導体光源と前記内視鏡との間、または、前記内視鏡内の前記アングル部よりも基端側に、前記半導体光源からの光を複数に分岐させる光源側光分岐回路を備えるのが好ましい。
または、1の前記半導体光源が設けられ、前記複数列の光ファイバが、1の前記半導体光源に接続されるのが好ましい。
本発明によれば、単一または複数の半導体光源の発光を、内視鏡の少なくともアングル部において、独立した複数の光ファイバーで導光し、内視鏡挿入部のアングル部(湾曲部)よりも先端側で、複数の光ファイバーを結合して、光源からの光を合流させて照明部へ出射させる構成としたことにより、万一、光ファイバーの一本が途中断線した場合に於いても、照明光が停止することはなく、内視鏡の安全な使用を確保できる。
また、本発明の一態様によれば、単一または複数の半導体光源の発光を、内視鏡の少なくともアングル部において、独立した複数の光ファイバーで導光し、内視鏡挿入部のアングル部よりも先端側で、複数の光ファイバーを結合した後、分岐して、光源からの光を合流させた後、再度分岐させる構成としたことにより、万一、光ファイバーの一本が途中断線した場合に於いても、通常どおりの複数箇所からの発光を確保することができる。それにより、内視鏡の安全な使用を確保できることに加え、十分な品質の映像を得ることができる。
本発明に係る内視鏡照明装置を、添付の図面に示す好適実施例に基づいて、以下に詳細に説明する。
まず、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本発明の内視鏡照明装置を用いる内視鏡システムの第1の例を示す模式図である。図1に示す内視鏡システム10は、内視鏡12と制御装置14とを有している。図1では、内視鏡12を模式的な断面図で示し、その内部の画像光学系の配置および光路を示している。
内視鏡12は、先端に小型テレビカメラ(CCD)を搭載し、取得した画像情報を電気信号として制御装置14へ伝送する、いわゆる電子内視鏡である。
制御装置14は、2つの半導体レーザー光源(半導体発光素子)LD1,LD2と、プロセッサ46とを有する。プロセッサ46は、内視鏡12から伝送された電気信号(撮像信号)をデジタルの画像信号(映像信号)に変換し、画像処理して、テレビモニタ等の画像出力装置に供給する。
内視鏡12は、体内に挿入される挿入部16と、挿入部16の先端のアングル操作や、挿入部16の先端からの吸引、送気・送水等の操作を行うための操作部18と、内視鏡12を制御装置14に接続するコネクタ部22と、操作部18とコネクタ部22とをつなぐユニバーサルコード部20とからなる。
なお、構成を分り易く示すために、図1における内視鏡12の寸法比率は実際とは異ならせている。例えば、挿入部16は、実際には、他の部分に比べて大幅に細く、かつ、観察部位に到達するのに十分な長さを有している。また、図示しないが、内視鏡12の内部には、画像光学系以外にも、組織採取用処置具等を挿入する鉗子チャンネルや、送気・送水用のチャンネル等が設けられている。
挿入部16は、可撓性を持つ軟性部24と、アングル部26と、先端部28とから構成される。先端部28には、観察部位へ光を照射する照射口30と、観察部位の画像情報を取得する撮像素子(CCD)32および対物レンズ(図示しない。)が設けられている。
アングル部26は、軟性部24と先端部28との間に設けられ、操作部18からのワイヤ操作やアクチュエータの作動操作などにより湾曲可能な構成とされている。アングル部26は、例えば、上方へは0度〜210度、下方へは0度〜90度、左右へはそれぞれ0度〜100度というように、その内視鏡12が使用される部位等に応じて定められた任意の角度に湾曲でき、アングル部26を湾曲させることで、先端部28の照射口30および撮像素子32を目的とする観察部位に向けることができる。アングル部26の最小曲げ半径は、例えばR7.5mmとされている。
内視鏡12の内部には、2本の光ファイバー34および36と、1本のスコープケーブル44が挿通されている。
光ファイバー34および36は、内視鏡12の手元側(基端側)のコネクタ部22が制御装置14に接続されることにより、その基端が、半導体レーザー光源LD1およびLD2にそれぞれ接続され、半導体レーザー光源LD1,LD2からのレーザー光を内視鏡12の先端へ向けて導波する。光ファイバー34および36は、コネクタ部22からユニバーサルコード部20を経て、挿入部16のアングル部26を過ぎるまでの間は、それぞれ独立に、並行して配置されており、アングル部26を過ぎたところで光合流回路38によって合流して、1本の光ファイバー40とされている。
スコープケーブル44は、先端が撮像素子32に接続されており、内視鏡12のコネクタ部22が制御装置14に接続されることにより、その基端が、プロセッサ46に接続される。撮像素子32によって取得された画像情報は、スコープケーブル44を介してプロセッサ46に送られる。
光ファイバー34および36は、単一コアを持つ同様の構成の光ファイバーである。図2に光ファイバー34の一例の断面構成を示す。光ファイバー34は、中心部から順に、コア50、クラッド52、ハードクラッド54、ポリイミドの補強材56、およびテフロン被覆58を有している。例えば、コア50を直径200μmとし、クラッド52の厚さを35μm、ハードクラッド54を約5μm、ポリイミドの補強材56を5〜10μm、テフロン被覆58を約100μmとすると、光ファイバー34の直径は、およそ0.3〜0.5mmとなる。これは、従来のライトガイドの直径の半分以下に相当する。
光ファイバー34および36として単一コアの光ファイバーを用いることで、従来のバンドルの光ファイバーを用いたライトガイドのように、光ファイバー間での摩擦を生じることがなく、実質的に強度を増すことができる。また、繰り返し使用に伴う光ファイバーの破損による経時的な光出力の低下という問題を防ぐことができる。さらに、内視鏡挿入部の細径化を大幅に促進することや、曲げ半径を小さくすることも可能となる。
光合流回路38は、アングル部26よりも先端側の先端部28に設けられており、光ファイバー34および36によって送られてきた半導体レーザー光源LD1およびLD2からの光を合流させる。光合流回路38としては、例えば、図1に示すようなY分岐回路を使用することができる。このY分岐回路は、部品点数が少なく構成が簡潔である点で好ましいが、光合流回路38には、これ以外にも、2本の光導波路を近接させる方向性結合器を用いても良いし、プリズムを使うバルク型や、ファイバー型の光回路を用いても良い。単一コアの光ファイバー34,36を用いることにより、簡単な構成の光合流回路38によって両ファイバー34,36を合流させることができる。
光ファイバー34および36として単一コアの光ファイバーを用いる点、および、光合流回路38によって光ファイバー34,36を結合する点は、本発明の特徴とする部分である。
すなわち、従来光導波路として用いられているライトガイドは、多数の光ファイバーを束ねたバンドル状のものであるため、2本のライトガイドを結合して1本にするのは容易ではなく、構成が複雑になり、また、損失が大きいなどの問題から、効率よく合波することが難しい。そのため、内視鏡12の先端部28という限られた長さの中で合波することは極めて困難である。この困難性は、伝達光量の多い、太いライトガイドほど高い。
これに対し、本発明では、図1の内視鏡システム10のように、光ファイバー34および36として、単一コアの光ファイバーを用いているため、Y分岐回路等の比較的簡単な構成で、効率よく、複数の光ファイバーを結合することができる。そのような構成としたことにより、内視鏡12のアングル部26よりも先端側の先端部28において、2本の光ファイバー34,36を結合し、光を合流させることを可能にしている。
光ファイバー34および36によって導波された光は、光合流回路38で合波された後、蛍光体変換部42に導入される。半導体レーザー光源LD1,LD2、光ファイバー34,36、光合流回路38、および蛍光体変換部42が、本発明の内視鏡光源装置を構成する。
挿入部16の先端部28の照射口30近傍には、蛍光体変換部42が設けられている。蛍光体変換部42は、蛍光体を備えている。光合流回路38で合波された光は、光ファイバー40によって蛍光体変換部42へ送られて、蛍光体変換部42の蛍光体を励起する。蛍光体変換部42は、励起光の一部をそれとは異なる波長の蛍光光に変換して出射するとともに、残りの励起光を透過させる。蛍光体変換部42から出射された蛍光光と励起光が合わさって、例えば白色の照明光が得られる。この照明光は、照射口30から発光して、観察部位を照射する。
例えば、半導体レーザー光源LD1,LD2に波長445nmの青色の発光光源を用い、蛍光体変換部42にYAG系の蛍光体、あるいはα−サイアロンと赤色領域で発光するCaSiSiN3 を用いて、半導体レーザー光源LD1,LD2からの光を励起光として蛍光体変換部42を励起すると、蛍光体変換部42からは、蛍光体変換部42によって変換された赤から緑にわたる蛍光光と、蛍光体変換部42を透過した青色の励起光とが出射される。この2つの光が合わさることで、照射口30からは、白色の発光を得ることができる。
本発明の内視鏡光源装置を備える内視鏡システム10では、内視鏡12のうち、小さい曲がり半径で、かつ頻繁に湾曲する箇所であるアングル部26を通過するまでの間、2本の光ファイバー34,36を独立に並行して配置し、アングル部26を通過した後に両光ファイバー34,36を合流させている。光ファイバーに最も負荷が掛かりやすいアングル部26に、2本の光ファイバー34,36を配置しているので、万一、光ファイバー34および36の一方が破損や途中断線した場合にも、光量は半減するものの、照明光がゼロになる(停止する)ことはなく、真っ暗にはならないので、内視鏡を引き出すときにも周囲画像の確認ができ、内視鏡12の操作上の安全性を確保することができる。
また、光源として半導体レーザーを用いた場合に、素子劣化のモードとして、急速劣化と呼ばれるモードがあり、突発的に著しく光出力が低下することが知られている。しかし、内視鏡システム10は、2つの半導体レーザー光源LD1およびLD2に接続されているので、万一、一方のレーザー光源が急速劣化した場合でも、光量は半減するものの、照明光はゼロにはならず、内視鏡12の操作上の安全性を確保することができる。
さらに、内視鏡システム10では、複数の半導体レーザー光源LDを用いているので、各々の半導体レーザー光源LDの駆動電流と光量をモニタすることで、劣化率の大きい素子は駆動電流を下げて劣化を抑え、劣化率の小さな素子の駆動電流を上げて、光量を確保することが出来る。
なお、半導体レーザー光源LD1およびLD2は、互いに異なる波長の光源としてもよい。例えば、光ファイバー34および36の一方で波長445nmの光を導光し、他の一方で、蛍光体の励起効率の良い、波長405nmの光を導光して、光の変換効率を向上させるのも好ましい。それにより、蛍光体変換部42の発熱量を抑えることができ、安定した発光を得ることができる。そのほかにも、励起光の波長および蛍光体変換部42の物性を選択することにより、内視鏡12による観察の目的に応じた色の照明光を得るようにしても良い。
この場合には、光ファイバー34および36の一方が破損した場合や、半導体レーザー光源LD1およびLD2の一方が急速劣化した場合などには、照明光の光量や波長(色調)は変わるが、照明光はゼロにはならないので、内視鏡12の操作上の安全性を確保することができる。
また、上記の例では、蛍光体変換部42によって、光源からの入力光(励起光)の一部を波長変換しているが、蛍光体を選択することにより、入力光の全部を波長変換して、観察に適した所望の色の出力光を得るようにしてもよい。すなわち、上記の例では、上述したように、蛍光体を青色光で励起し、青色光の一部を黄緑色と赤色の光へ変換し、残りの青色光(透過光)を併せて白色化しているが、さらに演色性を高めるためには、紫色光から紫外線(400nm以下、例えば380nmや365nm)で、RGB3色の蛍光体を励起するのが望ましい。また、RGBにオレンジを加えるなど、蛍光体を更に増やすと、より一層演色性の高い望ましい出力光を得ることができる。
上記の例では、2つの半導体レーザー光源LD1,LD2と、2本の光ファイバー34,36を用い、光源と光ファイバーとを一対一でつないで、光源から先端部28までを2本の光ファイバー34,36で導光しているが、少なくともアングル部26において、2本以上の光ファイバーを配置できれば、上記以外の構成としてもよい。例えば、3つ以上の光源からの光を3本以上の光ファイバーで光合流回路38まで導波してもよい。また、光源の数と光ファイバーの本数は、同じでも異なっていてもよい。例えば、2つの光源からの光を分岐させて3本以上の光ファイバーで導波し、光合流回路38で合流させてもよいし、4つの光源からの光を内視鏡12の手前で2つずつ合流させて2本の光ファイバーで導波し、光合流回路38で1つに合流させてもよい。さらに、比較的湾曲することの少ないコネクタ部22から操作部18までの間は、1本の光ファイバーで導光するようにしてもよい。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図3は、本発明の内視鏡照明装置を用いる内視鏡システムの第2の例を示す模式図である。図3に示す内視鏡システム60は、内視鏡62の先端の2箇所から照明光を発光する。
現在の一般的な内視鏡では、視野内での照度ムラや影による見落としなどを防ぐために、内視鏡先端の照明光が2灯になっているものが多い。内視鏡システム60は、そのような2灯式の内視鏡光源装置を提供する。
内視鏡システム60は、内視鏡62の先端部28の構成以外は、上述した図1の内視鏡システム10と同様の構成を有している。図3において、図1の内視鏡システム10と同一の構成要素には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
内視鏡62の先端部28には、光合流分岐回路64が設けられている。光合流分岐回路64は、光ファイバー34および36を合流させた後、再び2つの光ファイバー40Aおよび40Bに分岐させる。光合流分岐回路64としては、上述の例の光合流回路38と同様の、Y分岐回路を2つ組み合わせたものや、プリズムを使うバルク型や、方向性結合器などの光導波路型、あるいはファイバー融着型の光回路を用いることができる。光合流分岐回路64は、合流回路と分岐回路とが一体的に形成されたものを用いるのが、部品数が少なく組立が簡単である点で好ましいが、合流回路と分岐回路とを別体で用意し、それらを接続して先端部28に配置するようにしてもよい。
先端部28の端面には、2つの照射口30A,30Bが設けられており、それら照射口30A,30Bの近傍には、それぞれ、蛍光体変換部42A,42Bが配置されている。
2つの半導体レーザー光源LD1,LD2からのレーザー光は、2本の光ファイバー34,36で導波され、光合流分岐回路64で1つに合流した後、再び2つに分岐する。分岐したレーザー光は、同様の波長成分(分光特性)を有し、それぞれが蛍光体変換部42A,42Bを励起して、2箇所の照射口30A,30Bから照明光を出射させる。
このような内視鏡システム60では、仮に、2本の光ファイバー34,36の一方が、途中断線した場合にも、また、2つの半導体レーザー光源LD1,LD2の一方が、故障などの理由で発光停止した場合にも、他の一方のレーザー光源または光ファイバーにより、光源からのレーザー光は、光合流分岐回路64まで導波され、光合流分岐回路64で分岐されて、2つの蛍光体変換部42Aおよび42Bの両方に入射するので、内視鏡先端部にある2個の蛍光体を発光させて、2箇所の照射口30A,30Bから照明光を照射することができる。したがって、撮像の視野内は暗くはなるものの、影などの特に見にくい領域の発生を防ぐことができるとともに、内視鏡62の挿入部16を体内から取り出す際にも、映像を確認しながら安全かつ容易に取り出すことが出来る。
なお、図3の内視鏡システム60においても、少なくとも、アングル部26において、2本以上の光ファイバーで励起光を導波すればよく、光ファイバーを3本以上用いてもよいし、半導体レーザー光源を3つ以上用いてもよい。
内視鏡システム60においても、半導体レーザー光源LD1およびLD2を互いに異なる波長の光源としてもよい。各光源LD1,LD2からの光は、光合流分岐回路64によって、合流した後、同じ波長成分を持つ2つの流れに分岐することができ、蛍光体変換部42Aおよび42Bに、同じ波長成分の光を照射して、2箇所の照射口30A,30Bから同様の照明光を得ることができる。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
図4は、本発明の内視鏡照明装置を用いる内視鏡システムの第3の例を示す模式図である。図4に示す内視鏡システム70は、内視鏡72と、制御装置74とを有している。内視鏡72は、図3の内視鏡システム60における内視鏡62と同様のものであり、先端から2灯で照明光を発光する。制御装置74は、半導体レーザー光源を3つ備えている点が、図3の内視鏡システム60における制御装置14と異なっている。
半導体レーザー光源LDを3つ以上備える場合は、各光源に対し光ファイバーを1本ずつ接続して、内視鏡12の先端部まで導光してもよいが、光ファイバーの本数が増えるほど、光合流分岐回路64が大きくなり、また、内視鏡72内の光ファイバーの占有断面積も大きくなる。そのため、半導体レーザー光源LDを3つ以上備える場合は、図4に示す内視鏡システム70のように、半導体レーザー光源LDに接続する光ファイバーを、内視鏡72に挿入される手前の部分で合流した後、2本に分岐して、内視鏡72に挿通するのが好ましい。
この内視鏡システム70においても、万一、2本の光ファイバー34,36の一方が途中断線した場合にも、照明光の光量は減るものの、内視鏡先端部にある2つの蛍光体変換部42A,42Bを発光させて、2箇所の照射口30A,30Bから照明光を照射することができる。また、3つの半導体レーザー光源LD1,LD2,LD3のうちの一つが発光停止した場合でも、通常の半分以上の光量を確保でき、さらに、2つの光源が発光停止した場合でも真っ暗になることはない。
なお、図3および図4の例において、内視鏡62、72の先端部28における照明装置の構成は、光合流分岐回路64の分岐側を3つ以上に分岐するとともに、その数に対応する数の蛍光体変換部および照射口を設け、内視鏡先端の照明光を3灯以上としてもよい。
上記の各例では、2つ以上の半導体レーザー光源LDを用いることとしたが、内視鏡使用中のレーザ光源LDの寿命を保証できる場合や、万一停止しても直ぐに別の光源に交換できる場合には、1つの半導体レーザー光源LDを用いる構成としてもよい。この場合は、半導体レーザー光源LDからの光を内視鏡の手前で2つに分岐し、内視鏡の少なくともアングル部26に、2本の光ファイバー34,36を配置するようにすればよい。半導体レーザー光源LDの数を減らすことにより、コストを抑えることができる。
このように半導体レーザー光源LDを1つとする例を、本発明の第4実施形態および第5実施形態として説明する。
図5は、本発明の内視鏡照明装置を用いる内視鏡システムの第4の例を示す模式図である。図5に示す内視鏡システム80は、図3に示した第2実施形態の内視鏡62と同じく先端の照明光が2灯である内視鏡62と、1つの半導体レーザー光源LD1およびプロセッサ46を備える制御装置82とを有している。
本実施形態では、半導体レーザー光源LD1として、ブロードエリアレーザーと呼ばれる横モード・マルチのレーザー光源を使用する。半導体レーザー光源LD1の発光幅は、例えば50〜100μmである。この半導体レーザー光源LD1からのレーザー光を絞ると細長く絞られ、光ファイバー34,36の端部をレーザー光の長手方向に接近して並べて、1つの半導体レーザー光源LD1からの光を2本の光ファイバー34,36に同時に入れることができる。
光ファイバー34,36に入った半導体レーザー光源LD1からのレーザー光は、光ファイバー34,36のそれぞれによって導波され、上述した図3の例と同様に、光合流分岐回路64で1つに合流した後、再び2つの分岐する。分岐したレーザー光は、同様の波長成分(分光特性)を有し、それぞれが蛍光体変換部42A,42Bを励起して、2箇所の照射口30A,30Bから照明光を出射させる。
なお、内視鏡62の先端部28における照明装置の構成は、2灯のもの以外にも、図1の内視鏡システム10における内視鏡12のような1灯のものとしてもよいし、光合流分岐回路64の分岐側を3つ以上に分岐するとともに、その数に対応する数の蛍光体変換部および照射口を設け、内視鏡先端の照明光を3灯以上としてもよい。また、半導体レーザー光源LD1からのレーザ光を、同時に3本以上の光ファイバーに入れて、内視鏡62内を3本以上の光ファイバーで導波してもよい。
図6は、本発明の内視鏡照明装置を用いる内視鏡システムの第5の例を示す模式図である。図6に示す内視鏡システム90は、先端の照明光が2灯である内視鏡92と、1つの半導体レーザー光源LD1およびプロセッサ46を備える制御装置82とを有している。
内視鏡92は、コネクタ部22に、光分岐回路96を有している。光分岐回路96は、内視鏡92の外部へ延びて半導体レーザー光源LD1に接続される1本の光ファイバー98と、2本の光ファイバー34,36とを接続して、光ファイバー98によって送られてきた半導体レーザー光源LD1からの光を2つに分岐させる。この光分岐回路96は、アングル部26よりも基端側(コネクタ側)に配置することが重要であり、好ましくは、湾曲することが少なく、基端に近い、コネクタ部22に配置するのがよい。また、光分岐回路96は、制御装置94に設け、内視鏡92から延びる2本の光ファイバー34,36のそれぞれを、制御装置94内の光分岐回路96に接続するようにしてもよい。
内視鏡92の上記部分以外の構成は、図5の内視鏡62と同様であり、内視鏡62の先端部28における照明装置の構成は、2灯のもの以外にも、1灯または3灯以上としてもよいのも図5の内視鏡62と同様である。また、光分岐回路96において、半導体レーザー光源LD1からの光を3つ以上に分岐させて、内視鏡62内を3本以上の光ファイバーで導波してもよい。
以上、本発明の内視鏡光源装置について詳細に説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変更を行ってもよいのは、もちろんである。
本発明の第1実施形態を示す模式的断面図である。 光ファイバーの一例を示す模式的断面図である。 本発明の第2実施形態を示す模式的断面図である。 本発明の第3実施形態を示す模式的断面図である。 本発明の第4実施形態を示す模式的断面図である。 本発明の第5実施形態を示す模式的断面図である。 従来の内視鏡装置の例を示す模式的断面図である。
符号の説明
10、60、70、80、90、100 内視鏡システム
12、62、72、92、102 内視鏡
14、74、82、94、104 制御装置
16、106 挿入部
18、108 操作部
20、110 ユニバーサルコード部
22、112 コネクタ部
24、114 軟性部
26、116 アングル部(湾曲部)
28、118 先端部
30、30A、30B、122 照射口
32、124 撮像素子(CCD)
34、36、40、40A、40B、98、126 光ファイバー
38 光合流回路
42、42A、42B 蛍光体変換部
44、128 スコープケーブル
46、76、130 プロセッサ
50 コア
52 クラッド
54 ハードクラッド
56 補強材
58 テフロン被覆
64 光合流分岐回路
96 光分岐回路
120 蛍光体

Claims (4)

  1. 半導体光源と、
    内視鏡内に挿通され、前記半導体光源からの光を導波する、前記内視鏡の少なくともアングル部において、それぞれ単一コアを有し且つ被覆材で被覆されて独立に配置された複数本の光ファイバーと、
    前記内視鏡の前記アングル部よりも先端側に配置され、前記複数の光ファイバーによってそれぞれ導波された光を合流させる光合流回路と、
    前記光合流回路の内視鏡挿入部先端側に配置され、前記光合流回路で合流された光の一部または全部を蛍光体により所定波長の光に変換する波長変換部とを備える内視鏡光源装置。
  2. 前記光合流回路の内視鏡挿入部先端側に、前記光合流回路によって合流された光を複数に分岐させる光分岐回路を備え、
    前記波長変換部は、前記光分岐回路によって分岐された光のそれぞれに対応して複数設けられる請求項1に記載の内視鏡光源装置。
  3. 前記光合流回路と前記光分岐回路とが一体的に構成される請求項2に記載の内視鏡光源装置。
  4. 前記半導体光源が複数設けられ、
    前記複数列の光ファイバは、それぞれ異なる前記半導体光源に接続される請求項1〜3のいずれかに記載の内視鏡光源装置。
JP2008031485A 2008-02-13 2008-02-13 内視鏡光源装置 Expired - Fee Related JP5117878B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008031485A JP5117878B2 (ja) 2008-02-13 2008-02-13 内視鏡光源装置
US12/369,394 US8251897B2 (en) 2008-02-13 2009-02-11 Endoscope light source device
EP09001976A EP2090219B1 (en) 2008-02-13 2009-02-12 Endoscope light source device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008031485A JP5117878B2 (ja) 2008-02-13 2008-02-13 内視鏡光源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009189463A JP2009189463A (ja) 2009-08-27
JP5117878B2 true JP5117878B2 (ja) 2013-01-16

Family

ID=40578922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008031485A Expired - Fee Related JP5117878B2 (ja) 2008-02-13 2008-02-13 内視鏡光源装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8251897B2 (ja)
EP (1) EP2090219B1 (ja)
JP (1) JP5117878B2 (ja)

Families Citing this family (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5350643B2 (ja) * 2008-02-13 2013-11-27 富士フイルム株式会社 内視鏡装置
JP5767775B2 (ja) * 2009-07-06 2015-08-19 富士フイルム株式会社 内視鏡装置
US8292434B2 (en) * 2009-08-12 2012-10-23 Alcon Research, Ltd. White light emitting diode (LED) illuminator for ophthalmic endoillumination
US8648932B2 (en) 2009-08-13 2014-02-11 Olive Medical Corporation System, apparatus and methods for providing a single use imaging device for sterile environments
US20140320621A1 (en) 2009-09-16 2014-10-30 Medigus Ltd. Small diameter video camera heads and visualization probes and medical devices containing them
JP5657673B2 (ja) * 2009-09-16 2015-01-21 メディグス リミテッド 小径ビデオカメラヘッドおよび可視化プローブおよびそれらを組み込んだ医療機器
JP2011147757A (ja) * 2009-09-29 2011-08-04 Fujifilm Corp 医療機器及び内視鏡装置
WO2011075206A1 (en) 2009-12-17 2011-06-23 Alcon Research, Ltd. Photonic lattice leds for ophthalmic illumination
EP2360826B1 (en) * 2010-02-12 2015-09-09 Nxp B.V. A dc-dc converter arrangement
US9314374B2 (en) 2010-03-19 2016-04-19 Alcon Research, Ltd. Stroboscopic ophthalmic illuminator
KR101855158B1 (ko) 2010-03-25 2018-05-08 디퍼이 신테스 프로덕츠, 인코포레이티드 의료 애플리케이션을 위한 1회용 촬상 디바이스를 제공하는 시스템과 방법
JP2012016545A (ja) * 2010-07-09 2012-01-26 Fujifilm Corp 内視鏡装置
US8573801B2 (en) 2010-08-30 2013-11-05 Alcon Research, Ltd. LED illuminator
JP2012135387A (ja) * 2010-12-24 2012-07-19 Fujifilm Corp 内視鏡装置
JP5864870B2 (ja) * 2011-03-01 2016-02-17 オリンパス株式会社 光源システム
JP5624930B2 (ja) * 2011-04-01 2014-11-12 富士フイルム株式会社 内視鏡装置
JP2012217483A (ja) * 2011-04-04 2012-11-12 Fujifilm Corp 内視鏡システム及びその駆動方法
WO2012155142A1 (en) 2011-05-12 2012-11-15 Olive Medical Corporation Pixel array area optimization using stacking scheme for hybrid image sensor with minimal vertical interconnects
JP5450527B2 (ja) 2011-08-10 2014-03-26 富士フイルム株式会社 内視鏡装置
JP2013045047A (ja) * 2011-08-26 2013-03-04 Olympus Corp 光源装置
JP5303015B2 (ja) * 2011-08-29 2013-10-02 富士フイルム株式会社 内視鏡診断装置
BR112015001369A2 (pt) 2012-07-26 2017-07-04 Olive Medical Corp sistema de câmera com sensor de imagem cmos monolítico de área mínima
JP6419774B2 (ja) 2013-03-15 2018-11-07 デピュイ・シンセス・プロダクツ・インコーポレイテッド 内視鏡適用における画像センサi/o及びコンダクタ数の最少化
WO2014145246A1 (en) 2013-03-15 2014-09-18 Olive Medical Corporation Image sensor synchronization without input clock and data transmission clock
JP6423997B2 (ja) 2013-07-09 2018-11-14 オリンパス株式会社 光源用熱処理装置及び光源装置
JP6203010B2 (ja) * 2013-11-18 2017-09-27 オリンパス株式会社 内視鏡
MX2016010831A (es) * 2014-02-20 2017-03-31 Integrated Medical Systems Int Inc Sistema de iluminacion por endoscopio y metodo para la creacion de sombras y percepcion mejorada de profundidad y deteccion de bordes.
FR3019625B1 (fr) 2014-04-04 2018-10-26 Maquet Sas Appareil d'eclairage operatoire a source laser deportee
CN106455937B (zh) * 2014-04-29 2019-08-13 波士顿科学医学有限公司 无腔照明系统
JPWO2017175314A1 (ja) * 2016-04-05 2019-02-21 オリンパス株式会社 湾曲情報導出装置及び内視鏡システム
US11172560B2 (en) 2016-08-25 2021-11-09 Alcon Inc. Ophthalmic illumination system with controlled chromaticity
CN109549614B (zh) * 2017-09-27 2022-09-20 深圳市绎立锐光科技开发有限公司 内窥镜系统
EP3494862A1 (en) * 2017-12-08 2019-06-12 Ambu A/S Illumination system for an endoscope
CN113015554B (zh) * 2018-11-19 2023-07-28 奥林巴斯株式会社 内窥镜罩及内窥镜系统

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5920206U (ja) * 1982-07-30 1984-02-07 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡用光学繊維束
JP2563969B2 (ja) * 1988-04-27 1996-12-18 オリンパス光学工業株式会社 細径用内視鏡
JP3066866B2 (ja) * 1989-10-25 2000-07-17 三菱瓦斯化学株式会社 光分岐器
JPH04310027A (ja) * 1991-04-08 1992-11-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光線路の切替方法
US5377287A (en) * 1991-12-19 1994-12-27 Hughes Aircraft Company Fiber optic corporate power divider/combiner and method
JPH07246186A (ja) 1994-03-11 1995-09-26 Toshiba Corp 内視鏡装置
US5751869A (en) * 1996-08-08 1998-05-12 Cogent Light Technologies, Inc. Optical system for coupling light from a single fiber optic into a fiber bundle
US6485414B1 (en) * 1998-07-13 2002-11-26 Ceramoptec Industries, Inc. Color video diagnostic system for mini-endoscopes
US6219480B1 (en) * 1999-01-29 2001-04-17 Fiberstars Incorporated Optical coupler for coupling light between one and a plurality of light ports
JP2000261101A (ja) * 1999-03-09 2000-09-22 Fuji Photo Film Co Ltd 波長変換装置
US6975898B2 (en) 2000-06-19 2005-12-13 University Of Washington Medical imaging, diagnosis, and therapy using a scanning single optical fiber system
JP2003070722A (ja) * 2001-09-06 2003-03-11 Pentax Corp プローブ及び蛍光診断システム
US6692431B2 (en) * 2001-09-07 2004-02-17 Smith & Nephew, Inc. Endoscopic system with a solid-state light source
US7329887B2 (en) * 2003-12-02 2008-02-12 3M Innovative Properties Company Solid state light device
WO2005082228A1 (ja) * 2004-02-26 2005-09-09 Olympus Corporation 内視鏡および内視鏡システム
JP2005323683A (ja) * 2004-05-12 2005-11-24 Olympus Corp 内視鏡
JP4370199B2 (ja) * 2004-05-13 2009-11-25 オリンパス株式会社 内視鏡装置及び内視鏡用アダプタ
JP2006020804A (ja) * 2004-07-07 2006-01-26 Olympus Corp 内視鏡
EP1787571A4 (en) * 2004-07-28 2009-09-16 Kyocera Corp SOURCE OF LIGHT AND ENDOSCOPE EQUIPPED WITH THIS SOURCE OF LIGHT
DE202005022114U1 (de) * 2004-10-01 2014-02-10 Nichia Corp. Lichtemittierende Vorrichtung
JP2006166983A (ja) * 2004-12-13 2006-06-29 Olympus Corp 内視鏡装置
JP4732783B2 (ja) * 2005-04-19 2011-07-27 富士フイルム株式会社 内視鏡用照明装置
JP4794916B2 (ja) 2005-06-16 2011-10-19 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡および内視鏡システム
JP4722604B2 (ja) * 2005-07-19 2011-07-13 オリンパス株式会社 内視鏡装置
JP2009153712A (ja) * 2007-12-26 2009-07-16 Olympus Corp 光源装置およびそれを備えた内視鏡装置
JP5350643B2 (ja) * 2008-02-13 2013-11-27 富士フイルム株式会社 内視鏡装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009189463A (ja) 2009-08-27
US8251897B2 (en) 2012-08-28
EP2090219B1 (en) 2012-05-02
US20090203966A1 (en) 2009-08-13
EP2090219A1 (en) 2009-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5117878B2 (ja) 内視鏡光源装置
JP5350643B2 (ja) 内視鏡装置
JP4817632B2 (ja) Ledファイバ光源装置及びそれを用いた内視鏡
EP2371268B1 (en) Illumination device and endoscopic apparatus
US8337400B2 (en) Illumination device for use in endoscope
EP2359739B1 (en) Illuminating apparatus and endoscope apparatus
JP4794916B2 (ja) 内視鏡および内視鏡システム
JP2009153712A (ja) 光源装置およびそれを備えた内視鏡装置
WO2013140961A1 (ja) 光源装置及び内視鏡システム
US20160324408A1 (en) Light source module and endoscope light source system
JP5186232B2 (ja) 内視鏡装置
JP2009291347A (ja) 光源装置およびこれを用いた内視鏡装置
JP2012075561A (ja) 内視鏡光源装置及びそれを用いる内視鏡装置
JP2012115372A (ja) 内視鏡装置
JP5180693B2 (ja) 内視鏡用ライトガイド
JP5698781B2 (ja) 光源装置およびそれを備えた内視鏡装置
JP4668483B2 (ja) 内視鏡装置
JP2014132918A (ja) 光源装置、およびこれを用いた内視鏡システム
JP5718398B2 (ja) 内視鏡装置
JP5698782B2 (ja) 光源装置およびそれを備えた内視鏡装置
WO2021028969A1 (ja) 光学装置、ワイヤレス内視鏡、及び内視鏡システム
JP2011206567A (ja) 内視鏡システム
JP2017225861A (ja) 光源装置およびそれを備えた内視鏡装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100617

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120626

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120808

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121002

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121018

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151026

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees