JP5114939B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents
パチンコ遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5114939B2 JP5114939B2 JP2006342991A JP2006342991A JP5114939B2 JP 5114939 B2 JP5114939 B2 JP 5114939B2 JP 2006342991 A JP2006342991 A JP 2006342991A JP 2006342991 A JP2006342991 A JP 2006342991A JP 5114939 B2 JP5114939 B2 JP 5114939B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- symbol
- jackpot
- command
- result
- game
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
請求項1記載のパチンコ遊技機は[1]遊技盤〜[27]演出図柄表示手段を備えたところに特徴を有する。
[1]遊技盤は遊技球が転動可能な遊技領域を有するものである。図2の符号18は遊技盤の一例であり、符号22は遊技盤18の遊技領域を示している。
[2]始動口は遊技盤に設けられたものであり、遊技盤の遊技領域内を転動する遊技球が入球可能なものである。図2の符号24は始動口の一例である。
[3]可変入球口は遊技盤に設けられたものであり、遊技盤の遊技領域内を転動する遊技球が入球可能な開放状態および遊技盤の遊技領域内を転動する遊技球が入球不能な閉鎖状態に相互に切換わることが可能なものである。図2の特別入賞口26は可変入球口の一例である。
[4]大当り判定手段は遊技球が始動口に入球することに基づいて可変入球口を開放状態にする大当りであるか否かを判定するものであり、高確率モードの非設定時には大当りであることを予め決められた第1の確率で判定し、高確率モードの設定時には大当りであることを第1の確率に比べて高い第2の確率で判定する。図25のステップS76は大当り判定手段の一例であり、確変フラグがオフされた通常時には大当りであることを予め決められた第1の確率である「1/317」で判定し、確変フラグがオンされた確変時には大当りであることを第1の確率に比べて高い第2の確率である「31/317」で判定する。この確変フラグがオンされた確変時は高確率モードの設定時に相当し、確変フラグがオフされた通常時は高確率モードの非設定時に相当する。
[5]高確率モード判定手段は大当り判定手段が大当りであることを判定することに基づいて高確率モードを設定するか否かを判定するものである。図25のステップS80は高確率モード判定手段の一例である。
[6]識別図柄表示器は遊技盤に設けられたものであり、大当り判定手段の判定結果および高確率モード判定手段の判定結果のそれぞれに応じた態様の識別図柄が表示されるものである。図2の特別図柄表示器32は識別図柄表示器の一例であり、特別図柄表示器32に表示される特別図柄は識別図柄に相当する。
[7]装飾図柄表示器は遊技盤に設けられたものであり、大当り判定手段の判定結果および高確率モード判定手段の判定結果のそれぞれを遊技者に報知するための飾り図柄が表示されるものである。図2の符号33は装飾図柄表示器の一例であり、装飾図柄表示器33に表示される装飾図柄は飾り図柄に相当する。
[8]識別図柄設定手段は大当り判定手段が大当りであることを判定し且つ高確率モード判定手段が高確率モードを設定すること判定した高確率大当りの発生時には識別図柄を予め決められた高確率大当りの態様に設定し、大当り判定手段が大当りであることを判定し且つ高確率モード判定手段が高確率モードを設定することを判定しなかった非高確率大当りの発生時には識別図柄を高確率大当りの態様の態様とは異なる非高確率大当りの態様に設定し、大当り判定手段が大当りであることを判定しなかった外れの発生時には識別図柄を高確率大当りの態様および非高確率大当りの態様のそれぞれに対して相違する外れの態様に設定するものである。図26のステップS93は識別図柄を高確率大当りの態様に設定する識別図柄設定手段の一例である。このステップS93の識別図柄設定手段は特別図柄として確変大当り図柄「7」を設定するものであり、確変大当り図柄「7」は識別図柄の高確率大当りの態様に相当する。図26のステップS95は識別図柄を非高確率大当りの態様に設定する識別図柄設定手段の一例である。このステップS95の識別図柄設定手段は特別図柄として通常大当り図柄「3」を設定するものであり、通常大当り図柄「3」は識別図柄の非高確率大当りの態様に相当する。図26のステップS99は識別図柄を外れの態様に設定する識別図柄設定手段の一例である。このステップS99の識別図柄設定手段は特別図柄として外れ図柄「0」「1」「2」「4」「5」「6」「8」「9」のいずれかを設定するものであり、外れ図柄「0」〜「9」のそれぞれは識別図柄の外れの態様に相当する。
[9]可変情報設定手段は可変情報を設定するものであり、可変情報とは識別図柄表示器に識別図柄を識別図柄設定手段の設定結果に応じた態様で表示する識別図柄遊技の所要時間および装飾図柄表示器に飾り図柄を可変状態および可変停止状態で順に表示する装飾図柄遊技の映像の演出内容を含む情報を称する。この可変情報設定手段は高確率大当りの発生時には予め決められた複数の高確率大当り用の可変情報のうちから可変情報を設定し、非高確率大当りの発生時には予め決められた複数の非高確率大当り用の可変情報のうちから可変情報を設定し、外れの発生時には予め決められた複数の外れ用の可変情報のうちから可変情報を設定するものである。図26のステップS105は可変情報設定手段の一例である。この可変情報設定手段は確変大当りの発生時には図10の(c)の確変大当り用の変動パターンテーブルから確変大当り用の変動パターンを選択し、図9の変動開始コマンドテーブルから確変大当り用の変動パターンの選択結果に応じた確変大当り用の変動開始コマンドを設定するものであり、確変大当り用の変動開始コマンドは高確率大当り用の可変情報に相当する。この可変情報設定手段は通常大当りの発生時には図10の(b)の通常大当り用の変動パターンテーブルから通常大当り用の変動パターンを選択し、図9の変動開始コマンドテーブルから通常大当り用の変動パターンの選択結果に応じた通常大当り用の変動開始コマンドを設定するものであり、通常大当り用の変動開始コマンドは非高確率大当り用の可変情報に相当する。この可変情報設定手段は大当りが判定されなかったときには図10の(a)の外れリーチ用の変動パターンテーブルから外れリーチ用の変動パターンを選択または図10の(d)の完全外れ用の変動パターンテーブルから完全外れ用の変動パターンを選択し、図9の変動開始コマンドテーブルから外れリーチ用の変動パターンの選択結果に応じた外れリーチ用の変動開始コマンドを設定または完全外れ用の変動パターンの選択結果に応じた完全外れ用の変動開始コマンドを設定するものであり、外れリーチ用の変動開始コマンドおよび完全外れ用の変動開始コマンドのそれぞれは外れ用の可変情報に相当する。
[10]図柄情報コマンド送信手段は識別図柄遊技の開始タイミングが到来することに基づいて識別図柄設定手段の設定結果を通知するための図柄情報コマンドを送信するものであり、図26のステップS108は図柄情報コマンド送信手段の一例である。
[11]可変情報コマンド送信手段は識別図柄遊技の開始タイミングが到来することに基づいて可変情報設定手段の設定結果を通知するための可変情報コマンドを送信するものである。図26のステップS106は可変情報コマンド送信手段の一例であり、ステップS106の可変情報コマンド送信手段が送信する変動開始コマンドは可変情報コマンドに相当する。
[12]計時手段は識別図柄遊技の開始タイミングが到来することに基づいて計時処理を開始するものであり、図28のステップS122は計時手段の一例である。
[13]識別図柄遊技手段は計時手段の計測結果が可変情報の設定結果に応じた識別図柄遊技の所要時間に到達することに基づいて識別図柄表示器に識別図柄を識別図柄設定手段の設定結果に応じた態様で表示するものである。図29のステップS131は識別図柄遊技手段の一例であり、確変大当りの発生時には特別図柄表示器32に確変大当り図柄「7」を表示し、通常大当りの発生時には特別図柄表示器32に通常大当り図柄「3」を表示し、外れの発生時には特別図柄表示器32に外れ図柄「0」「1」「2」「4」「5」「6」「8」「9」のいずれかを表示する。
[14]大当り遊技手段は識別図柄表示器に識別図柄が高確率大当りの態様および非高確率大当りの態様のいずれかで表示されることに基づいて可変入球口を開放する大当り遊技を開始するものである。図24のステップS66は大当り遊技手段の一例である。
[15]確率情報コマンド送信手段は高確率モード判定手段の判定結果を通知するための確率情報コマンドを大当り遊技中に送信するものであり、図31のステップS158は確率情報コマンド送信手段の一例である。このステップS158の確率情報コマンド送信手段は確率変動モードの設定状態に応じた背景コマンドを送信するものであり、背景コマンドは確率情報コマンドの一例である。
[16]コマンド受信手段は図柄情報コマンド送信手段から送信される図柄情報コマンドと可変情報コマンド送信手段から送信される可変情報コマンドと確率情報コマンド送信手段から送信される確率情報コマンドのそれぞれを受信するものである。図36のステップS225は図柄情報コマンド送信手段から送信される図柄情報コマンドを受信するコマンド受信手段の一例であり、図36のステップS227は可変情報コマンド送信手段から送信される可変情報コマンドを受信するコマンド受信手段の一例であり、図36のステップS239は確率情報コマンド送信手段から送信される確率情報コマンドを受信するコマンド受信手段の一例である。
[17]演出設定手段はコマンド受信手段が受信した可変情報コマンドに基づいて装飾図柄遊技の映像の演出内容を設定するものである。図39のステップ293は演出設定手段の一例であり、ステップ293の演出設定手段が設定するプロセスデータは演出内容に相当する。
[18]可変情報コマンド判別手段はコマンド受信手段が受信した可変情報コマンドに基づいて高確率大当りと非高確率大当りと外れのいずれが発生したかを判別するものであり、図39のステップS283は可変情報コマンド判別手段の一例である。
[19]図柄情報コマンド判別手段はコマンド受信手段が受信した図柄情報コマンドに基づいて識別図柄の態様を判別するものであり、図40のステップS301および図41のステップS325のそれぞれは図柄情報コマンド判別手段の一例である。
[20]比較手段は可変情報コマンド判別手段が高確率大当りの発生および非高確率大当りの発生のいずれかを判別することに基づいて可変情報コマンド判別手段の判別結果および図柄情報コマンド判別手段の判別結果を相互に比較するものである。図40のステップS302は高確率大当りの発生が判別されたときに両者を相互に比較する比較手段の一例であり、図41のステップS326は非高確率大当りの発生が判別されたときに両者を相互に比較する比較手段の一例である。
[21]正常時大当り図柄設定手段は可変情報コマンド判別手段の判別結果および図柄情報コマンド判別手段の判別結果が相互に整合している正常時に飾り図柄の設定処理を行うものであり、両者が高確率大当りの発生で相互に整合しているときには飾り図柄を予め決められた高確率大当りの態様に設定し、両者が非高確率大当りの発生で相互に整合しているときには飾り図柄を高確率大当りの態様とは相違する非高確率大当りの態様に設定する。図40のステップS305は両者が高確率大当りの発生で相互に整合しているときに装飾図柄を予め決められた確変大当りの組合せに設定する正常時大当り図柄設定手段の一例であり、装飾図柄の確変大当りの組合せは飾り図柄の高確率大当りの態様に相当する。図41のステップS323は両者が非高確率大当りの発生で相互に整合しているときに装飾図柄を確変大当りの組合せとは相違する通常大当りの組合せに設定する正常時大当り図柄設定手段の一例であり、装飾図柄の通常大当りの組合せは飾り図柄の非高確率大当りの態様に相当する。
[22]異常時大当り図柄設定手段は可変情報コマンド判別手段の判別結果および図柄情報コマンド判別手段の判別結果が相互に整合していない異常時に飾り図柄を非高確率大当りの態様に設定するものであり、図40のステップS310および図41のステップS323のそれぞれは異常時大当り図柄設定手段の一例である。
[23]外れ図柄設定手段は可変情報コマンド判別手段が外れの発生を判別することに基づいて飾り図柄を高確率大当りの態様および非高確率大当りの態様のそれぞれと相違する外れの態様に設定するものである。図39のステップS289およびステップS291のそれぞれは外れ図柄設定手段の一例であり、ステップS289の外れ図柄設定手段が設定する外れリーチの組合せおよびステップS291の外れ図柄設定手段が設定する完全外れの組合せのそれぞれは外れの態様に相当する。
[24]装飾図柄遊技手段は計時手段が計時処理を開始することに同期して装飾図柄表示器に演出設定手段の設定結果に応じた演出内容で装飾図柄遊技の映像を表示するものであり、正常時大当り図柄設定手段が飾り図柄の設定処理を行ったときには可変情報コマンドの受信結果に応じた時間内で飾り図柄を正常時大当り図柄設定手段の設定結果に応じた態様で可変停止させ、異常時大当り図柄設定手段が飾り図柄の設定処理を行ったときには可変情報コマンドの受信結果に応じた時間内で飾り図柄を異常時大当り図柄設定手段の設定結果に応じた態様で可変停止させ、外れ図柄設定手段が飾り図柄の設定処理を行ったときには可変情報コマンドの受信結果に応じた時間内で飾り図柄を外れ図柄設定手段の設定結果に応じた態様で可変停止させる。図38のステップS266は装飾図柄遊技手段の一例であり、図45はステップS266の装飾図柄遊技手段が装飾図柄表示器33に表示する装飾図柄遊技の映像の一例である。
[25]演出開始図柄設定手段は装飾図柄表示器に大当り遊技中に表示される演出開始図柄を設定するものであり、正常時大当り図柄設定手段が設定した飾り図柄または異常時大当り図柄設定手段が設定した飾り図柄と同種の演出開始図柄を設定するものである。図51のステップS472は演出開始図柄設定手段の一例である。このステップS472の演出開始図柄設定手段は装飾図柄遊技で確定表示された装飾図柄と同一の昇格演出開始図柄を設定するものであり、昇格演出開始図柄は演出開始図柄に相当する。
[26]演出停止図柄設定手段は装飾図柄表示器に大当り遊技中に表示される演出停止図柄を設定するものであり、確率情報コマンドの受信結果が高確率モードの非設定であるときには正常時大当り図柄設定手段が設定した飾り図柄と同種の非高確率大当りの態様の演出停止図柄または異常時大当り図柄設定手段が設定した飾り図柄と同種の非高確率大当りの態様の演出停止図柄を設定し、確率情報コマンドの受信結果が高確率モードの設定であるときには正常時大当り図柄設定手段が設定した飾り図柄と同種の高確率大当りの態様の演出停止図柄または異常時大当り図柄設定手段が設定した飾り図柄とは異種の高確率大当りの態様の演出停止図柄を設定する。図51のステップS476は確率情報コマンドの受信結果が高確率モードの非設定であるときに正常時大当り図柄設定手段が設定した飾り図柄と同種の非高確率大当りの態様の昇格演出停止図柄および確率情報コマンドの受信結果が高確率モードの設定であるときに正常時大当り図柄設定手段が設定した飾り図柄と同種の高確率大当りの態様の昇格演出停止図柄を設定する演出停止図柄設定手段の一例であり、図51のステップS479は確率情報コマンドの受信結果が高確率モードの非設定であるときに異常時大当り図柄設定手段が設定した飾り図柄と同種の非高確率大当りの態様の昇格演出停止図柄を設定する演出停止図柄設定手段の一例であり、図51のステップS480は確率情報コマンドの受信結果が高確率モードの設定であるときに異常時大当り図柄設定手段が設定した飾り図柄と異種の高確率大当りの態様の昇格演出停止図柄を設定する演出停止図柄設定手段の一例であり、昇格演出停止図柄は演出停止図柄に相当する。
[27]演出図柄表示手段は演出開始図柄設定手段の設定結果に応じた演出開始図柄および演出停止図柄設定手段の設定結果に応じた演出停止図柄を装飾図柄表示器に大当り遊技中に順に表示するものである。図51のステップS485は演出開始図柄設定手段の設定結果に応じた演出開始図柄を装飾図柄表示器に大当り遊技中に表示する演出図柄表示手段の一例であり、図53のステップS495は演出停止図柄設定手段の設定結果に応じた演出停止図柄を装飾図柄表示器に大当り遊技中に表示する演出図柄表示手段の一例である。
2.請求項1記載のパチンコ遊技機の作用の説明
遊技球が始動口に入球したときには大当りであるか否かの判定処理が行われ、大当りであることが判定されたときには高確率モードを設定するか否かの判定処理が行われる。例えば高確率モードを設定することが判定された高確率大当りの発生時には識別図柄が高確率大当りの態様に設定され、高確率大当り用の可変情報が設定され、識別図柄の設定結果に応じた図柄情報コマンドおよび可変情報の設定結果に応じた可変情報コマンドのそれぞれが送信される。そして、識別図柄表示器に識別図柄が高確率大当りの態様で表示された後に大当り遊技が開始され、高確率モードの設定を通知する確率情報コマンドが大当り遊技中に送信される。また、高確率モードを設定することが判定されなかった非高確率大当りの発生時には識別図柄が非高確率大当りの態様に設定され、非高確率大当り用の可変情報が設定され、識別図柄の設定結果に応じた図柄情報コマンドおよび可変情報の設定結果に応じた可変情報コマンドのそれぞれが送信される。そして、識別図柄表示器に識別図柄が非高確率大当りの態様で表示された後に大当り遊技が開始され、高確率モードの非設定を通知する確率情報コマンドが大当り遊技中に送信される。
(1)可変情報の判別結果および図柄情報の判別結果が高確率大当りの発生で相互に整合している場合
飾り図柄が高確率大当りの態様に設定され、装飾図柄遊技で飾り図柄が高確率大当りの態様で停止表示される。この装飾図柄遊技が終了したときには大当り遊技が開始され、大当り遊技中に演出開始図柄が飾り図柄と同種の高確率大当りの態様で装飾図柄表示器に表示される。この場合には高確率モードの設定を通知する確率情報コマンドに基づいて演出停止図柄が飾り図柄と同種の高確率大当りの態様に設定され、大当り遊技中に演出停止図柄が飾り図柄と同種の高確率大当りの態様で表示される。
(2)可変情報の判別結果および図柄情報の判別結果が非高確率大当りの発生で相互に整合している場合
飾り図柄が非高確率大当りの態様に設定され、装飾図柄遊技で飾り図柄が非高確率大当りの態様で停止表示される。この装飾図柄遊技が終了したときには大当り遊技が開始され、大当り遊技中に演出開始図柄が飾り図柄と同種の非高確率大当りの態様で装飾図柄表示器に表示される。この場合には高確率モードの非設定を通知する確率情報コマンドに基づいて演出停止図柄が飾り図柄と同種の非高確率大当りの態様に設定され、大当り遊技中に演出停止図柄が飾り図柄と同種の非高確率大当りの態様で表示される。
(3)可変情報の判別結果および図柄情報の判別結果が相互に整合していない場合
飾り図柄が非高確率大当りの態様に設定され、装飾図柄遊技で飾り図柄が非高確率大当りの態様で停止表示される。この装飾図柄遊技が終了したときには大当り遊技が開始され、大当り遊技中に演出開始図柄が飾り図柄と同種の非高確率大当りの態様で装飾図柄表示器に表示される。この場合に高確率モードの非設定を通知する確率情報コマンドが送信されたときには確率情報コマンドに基づいて演出停止図柄が飾り図柄と同種の非高確率大当りの態様に設定され、大当り遊技中に演出停止図柄が飾り図柄と同種の非高確率大当りの態様で表示される。また、高確率モードの設定を通知する確率情報コマンドが送信されたときには確率情報コマンドに基づいて演出停止図柄が飾り図柄と異種の高確率大当りの態様に設定され、大当り遊技中に演出停止図柄が飾り図柄と異種の高確率大当りの態様で表示される。
3.請求項1記載のパチンコ遊技機の効果の説明
可変情報の判別結果および図柄情報の判別結果が相互に整合していないときには装飾図柄遊技で飾り図柄を必ず非高確率大当りの態様で表示し、大当り遊技中に確率情報コマンドの受信結果に応じて演出停止図柄を高確率大当りの態様または非高確率大当りの態様で表示している。このため、大当り遊技が終了した以後に大当りであるか否かが低確率で判定されるときには演出停止図柄が非高確率大当りの態様になり、大当り遊技が終了した以後に大当りであるか否かが高確率で判定されるときには演出停止図柄が高確率大当りの態様になる。従って、大当り遊技が終了した以後の高確率モードの設定状態に対して直前の装飾図柄遊技で停止表示された飾り図柄が整合しないことがあるものの演出停止図柄が必ず整合するようになるので、遊技者が装飾図柄表示器の表示内容から内部処理的なエラーの発生に容易に気付いてしまうことを防止できる。しかも、演出停止図柄を表示する前に飾り図柄と同種の演出開始図柄を表示した。このため、演出停止図柄を可変情報コマンドおよび図柄情報コマンド相互間の整合性の欠如を補正する補正用ではなく飾り図柄を非高確率大当りの態様から高確率大当りの態様に昇格させる演出用として機能させることができるので、この点からも遊技者が装飾図柄表示器の表示内容から内部処理的なエラーの発生に容易に気付いてしまうことを防止できる。
[1]メイン処理
図19はメイン制御回路50のCPU51が電源投入に基づいて実行するメイン処理を示すものであり、CPU51は電源が投入されたときにはステップS1でレジスタおよびPIO(パラレル入出力ポート)のそれぞれを初期設定する。そして、ステップS2でRAM53の保留データ格納部141と特別図柄格納部142とフラグ格納部143とタイマ格納部144とカウンタ格納部145のそれぞれを初期設定し、ステップS3で4msec毎にタイマ割込みが発生するようにCTC(カウンタ/タイマ)を初期設定する。
[2]タイマ割込み処理
図20はCPU51がタイマ割込みの発生する4msec毎に実行するタイマ割込み処理を示すものであり、CPU52はタイマ割込みが発生する毎にステップS11の入力処理とステップS12のカウンタ更新処理2とステップS13のデータ取得処理とステップS14の特別図柄プロセス処理を順に実行する。
[2−1]入力処理
図21はステップS11の入力処理の詳細を示すものであり、CPU51はステップS21でセンサ回路54からの始動信号の有無を判断する。ここで始動信号がないことを判断したときにはステップS22でフラグ格納部143の始動信号フラグをオフ状態にリセットし、始動信号があることを判断したときにはステップS23でフラグ格納部143の始動信号フラグをオン状態にセットする。
[2−2]カウンタ更新処理2
図22はステップS12のカウンタ更新処理2の詳細を示すものであり、CPU51はステップS31でカウンタ格納部145のランダムカウンタMR1を単位値「1」だけ更新し、ステップS32でカウンタ格納部145のランダムカウンタMR2を単位値「1」だけ更新し、ステップS33でカウンタ格納部145のランダムカウンタMR4を単位値「1」だけ更新する。ランダムカウンタMR1は大当り判定用のものであり、図6に示すように、初期値「0」から上限値「316」に加算された後に初期値「0」に戻して循環的に加算される。ランダムカウンタMR2は外れリーチ判定用のものであり、初期値「0」から上限値「49」に加算された後に初期値「0」に戻して循環的に加算される。ランダムカウンタMR4は確変判定用のものであり、初期値「0」から上限値「9」に加算された後に初期値「0」に戻して循環的に加算される。
[2−3]データ取得処理
図23はステップS13のデータ取得処理の詳細を示すものであり、CPU51はステップS41でフラグ格納部143の始動信号フラグの設定状態を判断する。例えば遊技球が始動口24内に入賞したときにはステップS11の入力処理でフラグ格納部143の始動信号フラグがオンされている。この場合にはCPU51は図23のステップS41でフラグ格納部143の始動信号フラグのオンを判断し、ステップS42でカウンタ格納部145からランダムカウンタMR1の計測値を取得する。そして、ステップS43へ移行し、保留番号1の保留データ格納部141にランダムカウンタMR1の取得結果が記録されているか否かを判断する。
[2−4]特別図柄プロセス処理
図24はステップS14の特別図柄プロセス処理の詳細を示すものである。この特別図柄プロセス処理はステップS61の大当り判定処理とステップS62の特別図柄変動開始時処理とステップS63の特別図柄変動処理とステップS64の特別図柄変動停止時処理とステップS65のウェイト処理とステップS66の大当り遊技処理とステップS67のインターバル処理を有するものであり、ステップS61の大当り判定処理〜ステップS67のインターバル処理は特図プロセスフラグの設定状態に応じて択一的に行われる。
[2−4−1]大当り判定処理
図25はステップS61の大当り判定処理の詳細を示すものである。この大当り判定処理はフラグ格納部143の特図プロセスフラグが「0」に設定されているときに実行されるものであり、フラグ格納部143の特図プロセスフラグは図19のステップS2の初期設定処理で「0」に初期設定される。
[2−4−2]特別図柄変動開始時処理
図26および図27のそれぞれはステップS62の特別図柄変動開始時処理の詳細を示すものである。この特別図柄変動開始時処理は特図プロセスフラグが「1」に設定されているときに実行されるものであり、CPU51は図26のステップS91でフラグ格納部143の大当りフラグの設定状態を判断する。ここでフラグ格納部143の大当りフラグがオンされていることを判断したときにはステップS92へ移行し、フラグ格納部143の確変フラグの設定状態を判断する。
[2−4−3]特別図柄変動処理
図28はステップS63の特別図柄変動処理の詳細を示すものである。この特別図柄変動処理は特図プロセスフラグが「2」に設定されているときに実行されるものであり、CPU51はステップS121で特別図柄表示器32のLEDを点滅制御することに基づいて特別図柄を変動状態で表示し、ステップS122でタイマ格納部144の変動時間タイマMT1の計測値からROM52に予め記録された単位値ΔTを減算することに基づいて特別図柄遊技の残り時間を更新する。そして、ステップS123へ移行し、変動時間タイマMT1の減算結果を「0」と比較する。ここで「MT1=0」を検出したときには特別図柄遊技の終了を判断し、ステップS124でフラグ格納部143の特図プロセスフラグに「3」をセットする。
[2−4−4]特別図柄変動停止時処理
図29はステップS64の特別図柄変動停止時処理の詳細を示すものである。この特別図柄変動停止時処理は特図プロセスフラグが「3」に設定されているときに実行されるものであり、CPU51はステップS131で特別図柄の変動表示を停止する。この特別図柄の変動停止は特別図柄格納部142に記録された特別図柄で行われるものであり、確変大当りが判定されたときには特別図柄が確変大当り図柄「7」で停止表示され、通常大当りが判定されたときには特別図柄が通常大当り図柄「3」で停止表示され、外れリーチおよび完全外れのいずれかが判定されたときには特別図柄が外れ図柄「0」「1」「2」「4」「5」「6」「8」「9」のいずれかで停止表示される。
[2−4−5]ウェイト処理
図30はステップS65のウェイト処理の詳細を示すものである。このウェイト処理は特図プロセスフラグが「4」に設定されているときに実行されるものであり、CPU51はステップS141でタイマ格納部144のウェイト時間タイマMT2の計測値からROM52に予め記録された単位値ΔTを減算することで残りウェイト時間を更新する。そして、ステップS142でタイマ格納部144のウェイト時間タイマMT2の減算結果を「0」と比較し、「MT2=0」であることを判断したときにはステップS143へ移行する。
[2−4−6]大当り遊技処理
図31はステップS66の大当り遊技処理の詳細を示すものである。この大当り遊技処理は特図プロセスフラグが「5」に設定されているときに実行されるものであり、CPU51はステップS151で大当りラウンド処理を実行する。この大当りラウンド処理は特別入賞口26内に上限値(例えば10個)の遊技球が入賞あるいは特別入賞口26の開放時間が上限値(例えば30sec)に到達するまで特別入賞口26を開放するものであり、CPU51はステップS151の大当りラウンド処理で特別入賞口26内に上限値の遊技球が入賞あるいは特別入賞口26の開放時間が上限値に到達したことを判断したときには特別入賞口26を閉鎖し、ステップS152で大当りラウンドが終了したことを判断する。
[2−4−7]インターバル処理
図32はステップS67のインターバル処理の詳細を示すものである。このインターバル処理は特図プロセスフラグが「6」に設定されているときに実行されるものであり、CPU51はステップS171でタイマ格納部144のインターバル時間タイマMT3からROM52に予め記録された単位時間を減算することで残りインターバル時間を計測する。
[11]メイン処理
図34は演出制御回路70のCPU71が電源投入に基づいて実行するメイン処理を示すものであり、CPU71は電源が投入されたときにはステップS201でレジスタおよびPIO(パラレル入出力ポート)のそれぞれを初期設定する。そして、ステップS202でRAM73のコマンド格納部151とフラグ格納部152とタイマ格納部153とカウンタ格納部154と確定図柄格納部155と演出図柄格納部156のそれぞれに初期値を設定し、ステップS203で10msec毎にタイマ割込みが発生するようにCTC(カウンタ/タイマ)を設定する。
[12]外部割込み処理
メイン制御回路50から変動開始コマンドと図柄情報コマンドと変動停止コマンドと保留コマンドと大当りラウンドコマンドとインターバルコマンドと背景コマンドのそれぞれが送信されたときにはCPU71で外部割込みが発生する。この外部割込みはタイマ割込みとは別に発生するものであり、CPU71は外部割込みが発生することに基づいて割込み禁止状態になる。この外部割込みが発生したときにはCPU71は変動開始コマンド〜背景コマンドのそれぞれを受信コマンドバッファに格納し、割込み禁止状態を解除する。
[13]タイマ割込み処理
図35はCPU71がタイマ割込みが発生する10msec毎に実行するタイマ割込み処理を示すものであり、CPU71はタイマ割込みが発生する毎にステップS211のコマンド解析処理とステップS212の保留コマンド処理とステップS213の装飾図柄遊技処理とステップS214の大当り遊技処理を順に実行する。
[13−1]コマンド解析処理
図36はステップS211のコマンド解析処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS220で受信コマンドバッファをチェックし、受信コマンドバッファに変動開始コマンド〜背景コマンドのいずれかが格納されているか否かを判断する。ここで受信コマンドバッファに変動開始コマンド〜背景コマンドのいずれかが格納されていることを判断したときにはステップS221へ移行し、受信コマンドバッファから変動開始コマンド〜背景コマンドのうち1つの制御コマンドを検出する。
[13−2]保留コマンド処理
図37はステップS212の保留コマンド処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS241でコマンド格納部151に保留コマンドが格納されているか否かを判断する。ここでコマンド格納部151に保留コマンドが格納されていることを判断したときにはステップS242へ移行し、コマンド格納部151から保留コマンドを検出する。
[13−3]装飾図柄遊技処理
図38はステップS213の装飾図柄遊技処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS261でフラグ格納部152の装飾図柄遊技開始フラグの設定状態を判断する。ここでフラグ格納部152の装飾図柄遊技開始フラグがオン状態にセットされていることを判断したときにはステップS262へ移行し、フラグ格納部152の装飾図柄遊技開始フラグをオフ状態にクリアする。そして、ステップS263でフラグ格納部152の装飾図柄遊技中フラグをオン状態にセットし、ステップS264の装飾図柄遊技開始処理で装飾図柄遊技を開始するための設定処理を行う。
[13−3−1]装飾図柄遊技開始処理
図39はステップS264の装飾図柄遊技開始処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS281でコマンド格納部151から変動開始コマンドの受信結果を検出する。そして、ステップS282で変動開始コマンドの検出結果からEXTデータを検出し、ステップS283でEXTデータの検出結果を図13のコマンド判別テーブルに基づいて処理することで変動開始コマンドの検出結果が確変大当り用の変動開始コマンドと通常大当り用の変動開始コマンドと外れリーチ用の変動開始コマンドと完全外れ用の変動開始コマンドのいずれであるかを判定する。例えばEXTデータの検出結果が「0A(h)」であるときには変動開始コマンドが通常大当り用であると判定され、EXTデータの検出結果が「0B(h)」であるときには変動開始コマンドが確変大当り用であると判定され、EXTデータの検出結果が「00(h)」であるときには変動開始コマンドが完全外れ用であると判定され、EXTデータの検出結果が「13(h)」であるときには変動開始コマンドが外れリーチ用であると判定される。
[13−3−1−1]確変大当り図柄設定処理
図40はステップS285の確変大当り図柄設定処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS301でコマンド格納部151から図柄情報コマンドの受信結果を検出し、ステップS302で図柄情報コマンドの検出結果が確変大当り用であるか否かを判断する。例えば図柄情報コマンドの検出結果が「9000(h)」であるときには確変大当り用であると判断し、ステップS303へ移行する。
[13−3−1−2]通常大当り図柄設定処理
図41はステップS287の通常大当り図柄設定処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS321でROM72から図17の(b)の通常大当り図柄テーブルを検出する。そして、図41のステップS322でカウンタ格納部154からランダムカウンタSR1の計測値を取得し、ステップS323へ移行する。ここでランダムカウンタSR1の取得結果に応じた図柄要素を通常大当り図柄テーブルから選択し、左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれを図柄要素の選択結果に設定することで装飾図柄を通常大当りの組合せに設定する。次にステップS324へ移行し、確定図柄格納部155に装飾図柄の設定結果を通常大当りの組合せで記録する。例えばランダムカウンタSR1の取得結果が「200」であるときには装飾図柄が通常大当りの組合せ「888」に設定され、確定図柄格納部155に装飾図柄が通常大当りの組合せ「888」で記録される。
[13−3−1−3]外れリーチ図柄設定処理
図42はステップS289の外れリーチ図柄設定処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS341でROM72から図17の(c)の左図柄テーブルを検出し、ステップS342でROM72から図17の(d)の中図柄テーブルを検出する。そして、ステップS343でカウンタ格納部154からランダムカウンタSR1の計測値を取得し、ステップS344で左図柄テーブルからランダムカウンタSR1の取得結果に応じた図柄要素を選択し、左列の図柄要素および右列の図柄要素のそれぞれを共通の図柄要素の選択結果に設定する。例えば「SR1=200」であるときには図柄要素「7」が選択され、左列の図柄要素および右列の図柄要素のそれぞれが「7」に設定される。
[13−3−1−4]完全外れ図柄設定処理
図43はステップS291の完全外れ図柄設定処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS361でROM72から図17の(c)の左図柄テーブルを検出し、ステップS362でROM72から図17の(d)の中図柄テーブルを検出し、ステップS363でROM72から図17の(e)の右図柄テーブルを検出する。そして、ステップS364でカウンタ格納部154からランダムカウンタSR1の計測値を取得し、ステップS365で左図柄テーブルからランダムカウンタSR1の取得結果に応じた図柄要素を選択し、左列の図柄要素を図柄要素の選択結果に設定する。例えば「SR1=200」であるときには図柄要素「7」が選択され、左列の図柄要素が「7」に設定される。
[13−2]装飾図柄遊技中処理
図38のステップS266の装飾図柄遊技中処理はタイマ格納部153の変動時間タイマST1に単位時間を加算することに基づいて装飾図柄遊技の経過時間を計測し、タイマ格納部153の変動時間タイマST1の加算結果がプロセスデータの設定結果に応じた複数のプロセスタイマ設定値のいずれかに一致しているときにはプロセスデータの設定結果から変動時間タイマST1の加算結果に応じた表示制御データと音声制御データと電飾制御データのそれぞれを検出し、表示制御回路80に表示制御データの検出結果を送信し、音声制御回路90に音声制御データの検出結果を送信し、電飾制御回路100に電飾制御データの検出結果を送信するものであり、装飾図柄遊技は表示制御回路80が装飾図柄表示器33の表示内容を表示制御データの受信結果に基づいて制御し、音声制御回路90が両スピーカ14のそれぞれを音声制御データの受信結果に基づいて制御し、電飾制御回路100が複数の電飾LED17のそれぞれを電飾制御データの受信結果に基づいて制御することで実行される。
[13−3]装飾図柄遊技停止処理
図46はステップS270の装飾図柄遊技停止処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS411で表示制御回路80に再生停止コマンドを送信する。すると、表示制御回路80は装飾図柄遊技用のビデオデータの再生処理を停止する。
[13−4]大当り遊技処理
図47はステップS214の大当り遊技処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS421でフラグ格納部152の大当りラウンドフラグの設定状態を判断する。ここでフラグ格納部152の大当りラウンドフラグがオン状態にセットされていることを判断したときにはステップS422へ移行し、フラグ格納部152の大当りラウンドフラグをオフ状態にクリアする。そして、ステップS423の大当りラウンド処理へ移行し、装飾図柄表示器33に現在の大当りラウンド数に応じた映像を表示する。
[13−4−1]大当りラウンド処理
図48はステップS423の大当りラウンド処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS441でコマンド格納部151から大当りラウンドコマンドの受信結果を検出する。そして、ステップS442で大当りラウンドコマンドの検出結果からEXTデータを検出し、ステップS443で図16の大当りラウンド用のビデオデータテーブルからEXTデータの検出結果に応じたビデオデータ番号を検出する。次にステップS444で表示制御回路80に大当りラウンド用のビデオデータ番号の検出結果を送信し、ステップS445で表示制御回路80に再生開始コマンドを送信する。
[13−4−2]インターバル処理
図49はステップS426のインターバル処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS451で表示制御回路80に再生停止コマンドを送信する。この表示制御回路80は再生停止コマンドを受信したときには大当りラウンド用のビデオデータの再生処理を停止する。即ち、1回目の大当りラウンド〜15回目の大当りラウンドが終了したときには直前の大当りラウンド用のビデオデータに応じた映像が静止画像で表示される。
[13−4−3]背景指定処理
図50はステップS429の背景指定処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS461でコマンド格納部151から背景コマンドの受信結果を検出する。そして、ステップS462で背景コマンドの検出結果からEXTデータを検出し、EXTデータの検出結果に基づいて背景コマンドの検出結果が通常用であるか否かを判断する。例えば背景コマンドの検出結果が「B200(h)」であるときには通常用であると判断し、ステップS463で表示制御回路80に色彩コマンド1を送信する。また、背景コマンドの検出結果が「B201(h)」であるときには確変用であると判断し、ステップS464で表示制御回路80に色彩コマンド2を送信する。即ち、背景指定処理は後の装飾図柄遊技で装飾図柄表示器33に表示する背景の色彩を指定するものである。
[13−4−4]昇格演出開始処理
図51はステップS430の昇格演出開始処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS471で確定図柄格納部155から左列の図柄要素の設定結果と中列の図柄要素の設定結果と右列の図柄要素の設定結果のそれぞれを検出し、ステップS472で左列の図柄要素の検出結果と中列の図柄要素の検出結果と右列の図柄要素の検出結果のそれぞれに応じた昇格演出開始図柄を設定する。そして、ステップS473へ移行し、表示制御回路80に昇格演出開始図柄の設定結果を送信する。この昇格演出開始図柄は左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素からなるものであり、昇格演出開始図柄の左列の図柄要素は確定図柄格納部155の左列の図柄要素と同一に設定され、昇格演出開始図柄の中列の図柄要素は確定図柄格納部155の中列の図柄要素と同一に設定され、昇格演出開始図柄の右列の図柄要素は確定図柄格納部155の右列の図柄要素と同一に設定される。例えば確定図柄格納部155の左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれが「2」であるときには昇格演出開始図柄が「222」に設定され、確定図柄格納部155の左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれが「7」であるときには昇格演出開始図柄が「777」に設定される。
[13−4−5]昇格演出停止処理
図53はステップS433の昇格演出停止処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS491でタイマ格納部153の演出時間タイマST2からROM72に予め決められた単位時間を減算することで昇格演出の残り時間を更新する。そして、ステップS492へ移行し、タイマ格納部153の演出時間タイマST2の減算結果をROM72に予め記録された全図変動開始時間(>0)と比較する。ここで「ST2=全図変動開始時間」を判断したときにはステップS493へ移行し、表示制御回路80に全図変動開始コマンドを送信する。この全図変動開始コマンドは昇格演出開始図柄の各列の図柄要素を装飾図柄遊技時と同一の内容で変動表示することを指令するものであり、図52の(b)に示すように、昇格演出開始図柄の左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれは予め決められた一定時間だけ静止状態で表示された後に同時に変動開始する。
(1)変動開始コマンドの受信結果および図柄情報コマンドの受信結果のそれぞれが通常大当り用で相互に整合しているときには、図52の(a)に示すように、昇格演出開始図柄が相互に同一な偶数の通常大当りの組合せで静止表示され、図52の(c)に示すように、昇格演出停止図柄が昇格演出開始図柄と完全に同一な偶数の通常大当りの組合せで静止表示される。
(2)変動開始コマンドの受信結果および図柄情報コマンドの受信結果のそれぞれが確変大当り用で相互に整合しているときには昇格演出開始図柄が相互に同一な奇数の確変大当りの組合せで静止表示され、昇格演出停止図柄が昇格演出開始図柄と完全に同一な奇数の確変大当りの組合せで静止表示される。
(3)変動開始コマンドの受信結果が通常大当り用で図柄情報コマンドの受信結果が通常大当り用でない不整合時には、図52の(a)に示すように、昇格演出開始図柄が相互に同一な偶数の通常大当りの組合せで静止表示され、図52の(c)に示すように、昇格演出停止図柄が昇格演出開始図柄と完全に同一な偶数の通常大当りの組合せで静止表示される。
(4)変動開始コマンドの受信結果が確変大当り用で図柄情報コマンドの受信結果が確変大当り用でない不整合時には、図52の(c)に示すように、昇格演出開始図柄が相互に同一な偶数の大当りの組合せで静止表示され、図52の(d)に示すように、昇格演出停止図柄が相互に同一な奇数の確変大当りの組合せで静止表示される。
変動開始コマンドの受信結果および図柄情報コマンドの受信結果が相互に整合していないときには装飾図柄遊技で装飾図柄を必ず通常大当りの組合せで停止表示し、大当り遊技中に背景コマンドの受信結果に応じて昇格演出停止図柄を通常大当りの組合せまたは確変大当りの組合せで表示した。このため、大当り遊技が終了した以後に大当りであるか否かが通常確率で判定されるときには昇格演出停止図柄が通常大当りの組合せになり、大当り遊技が終了した以後に大当りであるか否かが高確率で判定されるときには昇格演出停止図柄が確変大当りの組合せになる。従って、大当り遊技が終了した以後の確率変動モードの設定状態に対して直前の装飾図柄遊技で確定表示された装飾図柄が整合しないことがあるものの昇格演出停止図柄が整合するようになるので、遊技者が装飾図柄表示器33の表示内容から内部処理的なエラーの発生に容易に気付いてしまうことを防止できる。しかも、昇格演出停止図柄を表示する前に装飾図柄の設定結果と同一の昇格演出開始図柄を表示し、昇格演出開始図柄を変動させた後に昇格演出停止図柄を表示した。このため、昇格演出停止図柄を変動開始コマンドおよび図柄情報コマンド相互間の整合性の欠如を補正する補正用ではなく装飾図柄を通常大当りの組合せから確変大当りの組合せに昇格させる演出用として機能させることができるので、この点からも遊技者が装飾図柄表示器33の表示内容から内部処理的なエラーの発生に容易に気付いてしまうことを防止できる。
上記実施例11においては、メイン制御回路50が外れリーチの判定時に外れリーチ用の図柄情報コマンドを送信し、完全外れの判定時に完全外れ用の図柄情報コマンドを送信しても良い。
Claims (1)
- 遊技球が転動可能な遊技領域を有する遊技盤と、
前記遊技盤に設けられ、前記遊技盤の遊技領域内を転動する遊技球が入球可能な始動口と、
前記遊技盤に設けられ、前記遊技盤の遊技領域内を転動する遊技球が入球可能な開放状態および前記遊技盤の遊技領域内を転動する遊技球が入球不能な閉鎖状態に相互に切換わることが可能な可変入球口と、
遊技球が前記始動口に入球することに基づいて前記可変入球口を開放状態にする大当りであるか否かを判定するものであって、高確率モードの非設定時には大当りであることを予め決められた第1の確率で判定すると共に高確率モードの設定時には大当りであることを第1の確率に比べて高い第2の確率で判定する大当り判定手段と、
前記大当り判定手段が大当りであることを判定することに基づいて高確率モードを設定するか否かを判定する高確率モード判定手段と、
前記遊技盤に設けられ、前記大当り判定手段の判定結果および前記高確率モード判定手段の判定結果のそれぞれに応じた態様の識別図柄が表示される識別図柄表示器と、
前記遊技盤に設けられ、前記大当り判定手段の判定結果および前記高確率モード判定手段の判定結果のそれぞれを遊技者に報知するための飾り図柄が表示される装飾図柄表示器と、
前記大当り判定手段が大当りであることを判定し且つ前記高確率モード判定手段が高確率モードを設定すること判定した高確率大当りの発生時には識別図柄を予め決められた高確率大当りの態様に設定し、前記大当り判定手段が大当りであることを判定し且つ前記高確率モード判定手段が高確率モードを設定することを判定しなかった非高確率大当りの発生時には識別図柄を高確率大当りの態様の態様とは異なる非高確率大当りの態様に設定し、前記大当り判定手段が大当りであることを判定しなかった外れの発生時には識別図柄を高確率大当りの態様および非高確率大当りの態様のそれぞれに対して相違する外れの態様に設定する識別図柄設定手段と、
前記識別図柄表示器に識別図柄を前記識別図柄設定手段の設定結果に応じた態様で表示する識別図柄遊技の所要時間および前記装飾図柄表示器に飾り図柄を可変状態および可変停止状態で順に表示する装飾図柄遊技の映像の演出内容を含む可変情報を設定するものであって、高確率大当りの発生時には予め決められた複数の高確率大当り用の可変情報のうちから可変情報を設定し、非高確率大当りの発生時には予め決められた複数の非高確率大当り用の可変情報のうちから可変情報を設定し、外れの発生時には予め決められた複数の外れ用の可変情報のうちから可変情報を設定する可変情報設定手段と、
識別図柄遊技の開始タイミングが到来することに基づいて前記識別図柄設定手段の設定結果を通知するための図柄情報コマンドを送信する図柄情報コマンド送信手段と、
識別図柄遊技の開始タイミングが到来することに基づいて前記可変情報設定手段の設定結果を通知するための可変情報コマンドを送信する可変情報コマンド送信手段と、
識別図柄遊技の開始タイミングが到来することに基づいて計時処理を開始する計時手段と、
前記計時手段の計測結果が可変情報の設定結果に応じた識別図柄遊技の所要時間に到達することに基づいて前記識別図柄表示器に識別図柄を前記識別図柄設定手段の設定結果に応じた態様で表示する識別図柄遊技手段と、
前記識別図柄表示器に識別図柄が高確率大当りの態様および非高確率大当りの態様のいずれかで表示されることに基づいて前記可変入球口を開放する大当り遊技を開始する大当り遊技手段と、
前記高確率モード判定手段の判定結果を通知するための確率情報コマンドを大当り遊技中に送信する確率情報コマンド送信手段と、
前記図柄情報コマンド送信手段から送信される図柄情報コマンドと前記可変情報コマンド送信手段から送信される可変情報コマンドと前記確率情報コマンド送信手段から送信される確率情報コマンドのそれぞれを受信するコマンド受信手段と、
前記コマンド受信手段が受信した可変情報コマンドに基づいて装飾図柄遊技の映像の演出内容を設定する演出設定手段と、
前記コマンド受信手段が受信した可変情報コマンドに基づいて高確率大当りと非高確率大当りと外れのいずれが発生したかを判別する可変情報コマンド判別手段と、
前記コマンド受信手段が受信した図柄情報コマンドに基づいて識別図柄の態様を判別する図柄情報コマンド判別手段と、
前記可変情報コマンド判別手段が高確率大当りの発生および非高確率大当りの発生のいずれかを判別することに基づいて前記可変情報コマンド判別手段の判別結果および前記図柄情報コマンド判別手段の判別結果を相互に比較する比較手段と、
前記可変情報コマンド判別手段の判別結果および前記図柄情報コマンド判別手段の判別結果が相互に整合している正常時に飾り図柄の設定処理を行うものであって、両者が高確率大当りの発生で相互に整合しているときには飾り図柄を予め決められた高確率大当りの態様に設定すると共に両者が非高確率大当りの発生で相互に整合しているときには飾り図柄を高確率大当りの態様とは相違する非高確率大当りの態様に設定する正常時大当り図柄設定手段と、
前記可変情報コマンド判別手段の判別結果および前記図柄情報コマンド判別手段の判別結果が相互に整合していない異常時に飾り図柄を非高確率大当りの態様に設定する異常時大当り図柄設定手段と、
前記可変情報コマンド判別手段が外れの発生を判別することに基づいて飾り図柄を高確率大当りの態様および非高確率大当りの態様のそれぞれと相違する外れの態様に設定する外れ図柄設定手段と、
前記計時手段が計時処理を開始することに同期して前記装飾図柄表示器に前記演出設定手段の設定結果に応じた演出内容で装飾図柄遊技の映像を表示するものであって、前記正常時大当り図柄設定手段が飾り図柄の設定処理を行ったときには可変情報コマンドの受信結果に応じた時間内で飾り図柄を前記正常時大当り図柄設定手段の設定結果に応じた態様で可変停止させ、前記異常時大当り図柄設定手段が飾り図柄の設定処理を行ったときには可変情報コマンドの受信結果に応じた時間内で飾り図柄を前記異常時大当り図柄設定手段の設定結果に応じた態様で可変停止させ、前記外れ図柄設定手段が飾り図柄の設定処理を行ったときには可変情報コマンドの受信結果に応じた時間内で飾り図柄を前記外れ図柄設定手段の設定結果に応じた態様で可変停止させる装飾図柄遊技手段と、
前記装飾図柄表示器に大当り遊技中に表示される演出開始図柄を設定するものであって、前記正常時大当り図柄設定手段が設定した飾り図柄または前記異常時大当り図柄設定手段が設定した飾り図柄と同種の演出開始図柄を設定する演出開始図柄設定手段と、
前記装飾図柄表示器に大当り遊技中に表示される演出停止図柄を設定するものであって、確率情報コマンドの受信結果が高確率モードの非設定であるときには前記正常時大当り図柄設定手段が設定した飾り図柄と同種の非高確率大当りの態様の演出停止図柄または前記異常時大当り図柄設定手段が設定した飾り図柄と同種の非高確率大当りの態様の演出停止図柄を設定し、確率情報コマンドの受信結果が高確率モードの設定であるときには前記正常時大当り図柄設定手段が設定した飾り図柄と同種の高確率大当りの態様の演出停止図柄または前記異常時大当り図柄設定手段が設定した飾り図柄とは異種の高確率大当りの態様の演出停止図柄を設定する演出停止図柄設定手段と、
前記演出開始図柄設定手段の設定結果に応じた演出開始図柄および前記演出停止図柄設定手段の設定結果に応じた演出停止図柄を前記装飾図柄表示器に大当り遊技中に順に表示する演出図柄表示手段を備えたことを特徴とするパチンコ遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006342991A JP5114939B2 (ja) | 2006-12-20 | 2006-12-20 | パチンコ遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006342991A JP5114939B2 (ja) | 2006-12-20 | 2006-12-20 | パチンコ遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008149075A JP2008149075A (ja) | 2008-07-03 |
JP5114939B2 true JP5114939B2 (ja) | 2013-01-09 |
Family
ID=39651921
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006342991A Expired - Fee Related JP5114939B2 (ja) | 2006-12-20 | 2006-12-20 | パチンコ遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5114939B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004337511A (ja) * | 2003-05-19 | 2004-12-02 | Heiwa Corp | 遊技機 |
JP4717516B2 (ja) * | 2005-05-26 | 2011-07-06 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP4519032B2 (ja) * | 2005-08-17 | 2010-08-04 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP5005269B2 (ja) * | 2006-06-13 | 2012-08-22 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP2008125768A (ja) * | 2006-11-20 | 2008-06-05 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
-
2006
- 2006-12-20 JP JP2006342991A patent/JP5114939B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008149075A (ja) | 2008-07-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5176693B2 (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2009165739A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP4710552B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4910437B2 (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2008295741A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP5136469B2 (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP5076634B2 (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2007117180A (ja) | 遊技機 | |
JP5151824B2 (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP5071246B2 (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP5114939B2 (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP5018217B2 (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP4929830B2 (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2010252963A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP5028583B2 (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP5157263B2 (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP5152069B2 (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP5120280B2 (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP5115021B2 (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2008295649A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2012081120A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2012183342A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP5217603B2 (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP5152068B2 (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP5071307B2 (ja) | パチンコ遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091007 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091014 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120221 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120918 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121001 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151026 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151026 Year of fee payment: 3 |
|
R255 | Notification of exclusion from application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R2525 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |