JP5112954B2 - 駒式ボールねじ - Google Patents

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Description

本発明は、放電加工機やタッピングセンター等の各種工作機械、あるいは自動車の電動パワーステアリングやアクチュエータ等に使用されるボールねじに関し、特に、ボール循環部品である駒部材を使用した駒式ボールねじに関する。
ボールねじは、外周面に螺旋状のねじ溝が形成されたねじ軸と、このねじ軸に外嵌され、内周面に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、対向する両ねじ溝により形成された転動路に収容された多数のボールと、転動路を周回経路とする循環機構とを備え、例えば、ナットを回転運動させることでねじ軸を直線運動させる運動変換機構として使用されている。
一般的にボールねじは、ボールの循環機構が異なる種々の形式のものがあり、その一つに駒式と呼ばれるものがある。このボールねじは、ねじ溝の連結路を有し、転動路を周回経路とする循環用の駒部材がナットに装着され、構成が比較的簡素で、かつコンパクトに構成できる利点がある。
このような駒式ボールねじの代表的な一例を図6、図7に示す。この駒式ボールねじにおいて、ナット50には、駒部材嵌合用の駒窓51が内外周面に貫通して設けられ、この駒窓51に駒部材52が内径側から嵌め込まれている。
駒部材52の内径側端部には、ナット内周のねじ溝53の隣り合う一周部分同士を連結する連結溝52aが形成されている。また、ナット50のねじ溝53に係合し、駒部材52をナット50に対して軸方向に位置決めする一対の凸部としてのウィング部54、54を一体に有している。これら一対のウィング部54、54は、駒部材52のナット軸方向の両端に互いに円周方向逆向きに突出して設けられている。ここで、ウィング部54、54が係合したねじ部分は非ボール循環部となる。
一方、駒部材52の外径側端部には、駒窓51の中心に対して対称的に一対の加締め部55が設けられ、この加締め部55を外向きに塑性変形させて駒窓51の縁に係止させ、駒部材52の固定している。このようなウィング部付きの駒部材52は、ウィング部54、54により駒部材52の抜け止めと位置決めが図られ、高精度で高強度の性能が得られると共に、外径側端部の加締固定により、簡単にかつ確実に駒部材52の固定ができる利点がある。
特開2001−289301号公報
しかし、従来の加締固定の場合、使用するにつれて駒部材52のがたつきが拡大する傾向にあった。鋭意研究の結果、駒部材52のがたつきは、加締め位置に影響することが判明した。
従来の加締め部55の加締め位置は、ボールが循環する連結溝52aの方向に合わせて、ナット50の円周方向の対向部に設定されていた。ところが、ウィング部54、54を設けた駒部材52の場合、ボールが連結溝52aを通過する際に、一対のウィング部54、54を結ぶ支持軸S′を回転中心として駒部材52を回転させる方向のモーメントM′が生じる。従来は、ウィング部54、54の支持軸S′の方向と概ね同じ位相に加締め部55があり、モーメントM′に対して揺動しやすく、がたつき拡大につながりやすい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、駒部材の加締め部の位置を変更することにより、駒部材のがたつき拡大を可及的に防止し得る駒式ボールねじを提供することにある。
係る目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、外周面に螺旋状のねじ溝が形成されたねじ軸と、このねじ軸に外嵌され、内周面に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、対向する両ねじ溝により形成される転動路に収容された複数のボールと、前記ナットの胴部に穿設された駒窓に嵌合され、前記転動路を周回経路とする連結溝が形成された駒部材とを備え、前記駒部材の内径側端部には、ナットのねじ溝に係合する一対の抜け止め用凸部が設けられ、駒部材の外径側端部には前記駒窓の開口縁に係合する加締め部が設けられた駒式ボールねじにおいて、前記駒窓が断面略円形に形成され、この駒窓に対応して前記駒部材が円筒状に形成されると共に、前記加締め部を、前記連結溝に対して対向し、かつ前記一対の抜け止め用凸部を通る支持軸と直交し、前記駒窓の中心を通る直交線上に設けたことを特徴とする。
これにより、抜け止め凸部を回転中心とする駒部材を揺動させる方向のモーメントは、加締め部によって支持することができ、駒部材のがたつき拡大を防止することができる。
請求項に記載の発明のように、加締め部にはスリットを設ければ、加締め部の倒れ性がよく、加締め部のがたつきを防止できる。
また、請求項に記載の発明のように、駒部材は、MIMあるいは焼結品構成とすれば、複雑な形状の駒部材を金属によって容易に成形することができる。
また、請求項に記載の発明のように、駒部材の硬度を20〜35HRCとすれば、かしめ性と耐摩耗性を両立することができる。
さらに、請求項に記載の発明のように、駒部材の材質を、析出硬化系ステンレス鋼によって構成すれば、防錆に優れた駒部材を提供できる。
本発明に係る駒式ボールねじは、外周面に螺旋状のねじ溝が形成されたねじ軸と、このねじ軸に外嵌され、内周面に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、対向する両ねじ溝により形成される転動路に収容された複数のボールと、前記ナットの胴部に穿設された駒窓に嵌合され、前記転動路を周回経路とする連結溝が形成された駒部材とを備え、前記駒部材の内径側端部には、ナットのねじ溝に係合する一対の抜け止め用凸部が設けられ、駒部材の外径側端部には前記駒窓の開口縁に係合する加締め部が設けられた駒式ボールねじにおいて、前記駒窓が断面略円形に形成され、この駒窓に対応して前記駒部材が円筒状に形成されると共に、前記加締め部を、前記連結溝に対して対向し、かつ前記一対の抜け止め用凸部を通る支持軸と直交し、前記駒窓の中心を通る直交線上に設けたので、抜け止め凸部を回転中心とする駒部材を揺動させる方向のモーメントを、加締め部によって支持することができ、駒部材のがたつき拡大を防止することができる。
外周面に螺旋状のねじ溝が形成されたねじ軸と、このねじ軸に外嵌され、内周面に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、対向する両ねじ溝により形成される転動路に収容された複数のボールと、前記ナットの胴部に穿設された駒窓に嵌合され、前記転動路を周回経路とする連結溝が形成された駒部材とを備え、前記駒部材の内径側端部には、ナットのねじ溝に係合する一対の抜け止め用凸部が設けられ、駒部材の外径側端部には前記駒窓の開口縁に係合する加締め部が設けられた駒式ボールねじにおいて、前記駒窓が断面略円形に形成され、この駒窓に対応して前記駒部材が円筒状に形成されると共に、前記加締め部を、前記連結溝に対して対向し、かつ前記一対の抜け止め用凸部を通る支持軸と直交し、前記駒窓の中心を通る直交線上に設けた。
以下、本発明の実施の形態を図面に基いて詳細に説明する。
図1は本発明に係る駒式ボールねじの一実施形態を示し、(a)は駒部材を挿入したナットの半身を省略した平面図、(b)は同断面斜視図である。図2(a)はナットの縦断面図、(b)はナットの内径側から見た駒部材周辺の部分図である。図3(a)は本発明に係る駒式ボールねじの平面図、(b)は同縦断面である。図4は、本発明に係る駒部材を示す斜視図である。図5(a)は駒部材を示す正面図、(b)は同平面図である。
この駒式ボールねじ1は、図3(a)、(b)に示すように、外周面に螺旋状のねじ溝2aが形成されたねじ軸2と、このねじ軸2に外嵌され、内周面に螺旋状のねじ溝3aが形成されたナット3と、対向する両ねじ溝2a、3aにより形成された転動路に収容された多数のボール4と、これらボール4の循環用部材となる駒部材5とを備えている。
各ねじ溝2a、3aの断面形状は、サーキュラアーク形状であってもゴシックアーク形状であっても良いが、ここではボール4との接触角が大きくとれ、アキシアルすきまが小さく設定できるゴシックアーク形状に形成されている。これにより、軸方向荷重に対する剛性が高くなり、かつ振動の発生を抑制することができる。
円筒状のナット3の胴部には、図1、図2に示すように、内外の周面に貫通してねじ溝3aの一部を切欠く断面略円形の駒窓6が穿設され、この駒窓6に対応して断面略円形の駒部材5が嵌合されている。駒部材5の内方には、ねじ溝3aの隣合う1周分同士を連結する連結溝5aが形成されている。連結溝5aは、図2(b)に示すように、ナット3の隣接するねじ溝3a、3a間を滑らかに接続するようにS字状に湾曲して形成されている。連結溝5aの両端の出入り口5b、5bはナット3の円周方向に互いに反対向きに開口して隣合うねじ溝3a、3aと連結され、この連結溝5aとねじ溝3aの略1周部分とでボール4の転動路を構成している。
転動路内の内外のねじ溝2a、3a間に介在された多数のボール4は、ねじ溝2a、3aに沿って転動し、そして、駒部材5の連結溝5aに案内され、ねじ軸2のねじ山を乗り越えて隣接するねじ溝3aに戻り、再びねじ溝2a、3aに沿って転動する。連結溝5aの深さは、ボール4が連結溝5a内でねじ軸2におけるねじ溝2aのねじ山を越えることができる深さとされている。
一方、駒部材5の内径側端部には、連結溝5aの両端の出入り口5b、5bと並んで抜け止め用凸部としてのウィング部9、9が設けられている。ウィング部9、9は丸棒状で、駒部材の外径よりも互いに反対向きに突出し、出入り口5b、5bと接続されていないねじ溝部分に、所定の径方向すきまを介して係合されている。このウィング部9、9によって、駒部材5がナット3に対して軸方向に位置決めされると共に、駒部材5が駒窓6から径方向外方に抜け出すのを防止している。
一対のウィング部9、9は、軸方向に1ピッチ分離れたねじ溝3a、3aに係合しているので、ボール4が出入り口5bから連結溝5aに進入した際に、ウィング部9、9を結ぶ支持軸Sを回転中心として駒部材5を回転させる方向のモーメントMが作用する。
本発明では、このモーメントMに対して対向するように、ウィング部9、9を回転中心とする回転方向と対向する位置に加締め部14、14が設けられている。ウィング部9、9の回転中心は、図示例ではウィング部9、9を結ぶ支持軸Sである。この支持軸Sは、基本的には2つのウィング部9、9の先端部9a、9aを結んだ線上にあり、ナット3の中心軸線Nに対して所定角度αだけ傾斜している。
この加締め部14、14は、駒部材5の外径側端部である頭部11に設けられたガイド壁13、13を加締めて構成される。ガイド壁13、13は、図4、5に示すように、頭部11の外径部両側(ナット3の軸方向両側)に形成された凹み部12から外径側へ立ち上がる構成となっている。駒部材5を駒窓6に嵌挿し、ナット3のねじ溝3aにウィング部9、9を係合した後、これらガイド壁13、13を加締治具(図示せず)を使用して駒窓6の縁部6a側に塑性変形させて加締め部14、14を形成する。
この加締め部14、14のスプリングバックが大きいとガタが生じるので、駒窓6の縁部6aは傾斜面となっている。さらに、駒窓6のガイド壁13、13の中央付近には、倒れ性を確保するためにスリット13bが設けられ、このスリット13bによって、ガイド壁13は、左右のガイド壁片部13a、13aに分割され、各加締め部14、14は、各ガイド壁片部13a、13aに対応する一対の加締片部14a、14aによって構成されている。
この実施例では、各加締め部14、14の加締幅の中心、すなわちスリット13bの位置が、ナット3の中心軸線N上に配置されており、このスリット13bを隔てて、左右の加締片部14a、14aが駒窓6の縁部6aに係合している。そして、一方の加締片部14a、14aが、一対のウィング部9、9を結ぶ支持軸Sと直交し駒窓の中心を通る直交線T上に位置している。
もっとも、支持軸S上に、加締め部14、14の中央のスリット13bが位置していてもよいし、他方の加締片部14a、14aが位置していてもよい。また、支持軸S上に必ず加締め部14、14が位置する必要はなく、加締め部14、14が支持軸Sからはずれていてもよい。また、図示した支持軸Sが、必ず、ウィング部9、9の回転中心となるわけではなく、回転中心はウィング部9、9とねじ溝3a、3aとの隙間によって変動するし、ねじ軸2とナット3の回転方向によっても変動する。要するに、加締め部14、14がウィング部9、9を回転中心とする回転方向と対向する位置に設けられていればよい。
駒部材5は、金属粉末を可塑状に調整し、射出成形機で成形される焼結合金からなる。この射出成形に際しては、まず、金属粉と、プラスチックおよびワックスからなるバインダとを混練機で混練し、その混練物をペレット状に造粒する。造粒したペレットは、射出成形機のホッパに供給し、金型内に加熱溶融状態で押し込む、所謂MIM(Metal Injection Molding)により成形されている。こうしたMIMによって成形される焼結合金であれば、加工度が高く複雑な形状であっても容易に、かつ精度良く所望の形状・寸法に成形することができる。もっとも、MIMによって成形するのではなく、粉末成形によって成形される圧粉体を焼結した焼結品としてもよい。
本実施形態では、前記金属粉として、防錆のために析出硬化系ステンレス鋼が用いられる。たとえば、Cが0.07wt%、Crが17wt%、Niが4wt%、Cuが4wt%、残りがFe等からなるSUS630が好適である。このSUS630は、固溶化熱処理で硬さを適切に上げることができ、強靭性と高硬度を確保することができる。かしめ性と耐摩耗性を両立するために、硬度を20〜35HRCの範囲となるように設定することが好適である。
駒部材5が析出硬化系ステンレス鋼をMIMにより成形された焼結合金からなるので、大きな応力が発生する少なくとも連結溝5aは耐圧痕性や耐摩耗性を充分有する。また、加締め部14となるガイド壁13の靭性が高く、駒部材5をナット3に加締固定する際に割れ等の発生を防止することができる。
ここで、本実施形態では、駒部材5における頭部11の凹み部12、12の間にリブ15が形成されている。このリブ15は三角形状をなし、ガイド壁13と略同じ高さに外径側に突出して形成されている。これにより、駒部材5をナット3の駒窓6に位置決めする時、このリブ15を保持して微調整することができるだけでなく、焼結工程で駒部材5の変形を抑制することができる。
本実施形態では、加締め部14、14を一対のウィング部9、9を結ぶ支持軸Sを回転中心とする回転方向と対向する位置に設けたので、支持軸Sを回転中心とする駒部材5を揺動させる方向のモーメントMは、加締め部14、14によって支持することができ、駒部材5のがたつき拡大を防止することができる。特に、加締め部14、14にはスリット13b、13bが設けられているので、加締め部14、14の各加締片部14a、14aの倒れ性がよく、加締め部14、14のがたつきを防止できる。
また、駒窓6が断面略円形に形成され、この駒窓6に対応して駒部材5が断面円形に形成されているので、駒窓6の加工工数が削減できて低コスト化を図ることができると共に、駒部材5がナット3に対して軸方向に精度良く、かつ、容易に位置決めすることができ、信頼性を向上させることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明を行ったが、本発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、あくまで例示であって、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
本発明に係る駒式ボールねじは、自動車の電動アクチュエータ等に使用される駒式ボールねじに適用することができる。
(a)は、本発明に係る駒式ボールねじの駒部材を挿入したナットの半身を省略した平面図である。(b)は、同断面斜視図である。 (a)は、本発明に係るナットを示す縦断面図である。(b)は、同上、ナットの内径側から見た駒部材周辺の図である。 (a)は、本発明に係る駒式ボールねじの平面図である。(b)は、同縦断面である。 本発明に係る駒部材を示す斜視図である。 (a)は、本発明に係る駒部材を示す正面図である。(b)は、同平面図である。 (a)は、従来の駒式ボールねじを示す正面図である。(b)は、同上縦断面図である。 (a)は、従来の駒式ボールねじの駒部材を挿入したナットの半身を省略した平面図である。(b)は、ナットの横断面図である。
符号の説明
1・・・・・・・・・・ボールねじ
2・・・・・・・・・・ねじ軸
2a、3a・・・・・・ねじ溝
3・・・・・・・・・・ナット
4・・・・・・・・・・ボール
5・・・・・・・・・・駒部材
5a・・・・・・・・・連結溝
5b・・・・・・・・・出入り口
6・・・・・・・・・・駒窓
6a・・・・・・・・・縁部
9・・・・・・・・・・ウィング部(抜け止め用凸部)
9a・・・・・・・・・先端部
11・・・・・・・・・頭部
12・・・・・・・・・凹み部
13・・・・・・・・・ガイド壁
13a・・・・・・・・ガイド壁片部
13b・・・・・・・・スリット
14・・・・・・・・・加締め部
14a・・・・・・・・加締片部
15・・・・・・・・・リブ
N・・・・・・・・・・中心軸線
S・・・・・・・・・・支持軸
α・・・・・・・・・・中心軸線と支持軸との角度

Claims (5)

  1. 外周面に螺旋状のねじ溝が形成されたねじ軸と、このねじ軸に外嵌され、内周面に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、対向する両ねじ溝により形成される転動路に収容された複数のボールと、前記ナットの胴部に穿設された駒窓に嵌合され、前記転動路を周回経路とする連結溝が形成された駒部材とを備え、前記駒部材の内径側端部には、ナットのねじ溝に係合する一対の抜け止め用凸部が設けられ、駒部材の外径側端部には前記駒窓の開口縁に係合する加締め部が設けられた駒式ボールねじにおいて、
    前記駒窓が断面略円形に形成され、この駒窓に対応して前記駒部材が円筒状に形成されると共に、
    前記加締め部を、前記連結溝に対して対向し、かつ前記一対の抜け止め用凸部を通る支持軸と直交し、前記駒窓の中心を通る直交線上に設けたことを特徴とする駒式ボールねじ。
  2. 加締め部にはスリットが設けられている請求項に記載の駒式ボールねじ。
  3. 駒部材は、MIMあるいは焼結品である請求項1または2に記載の駒式ボールねじ。
  4. 駒部材の硬度を20〜35HRCとした請求項1乃至3のいずれかの項に記載の駒式ボールねじ。
  5. 駒部材の材質を、析出硬化系ステンレス鋼によって構成した請求項1乃至4のいずれかの項に記載の駒式ボールねじ。
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