JP2006090436A - 駒式ボールねじ - Google Patents
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Abstract
【課題】
駒部材の組立作業が簡単で、ボールの円滑な転動を許容して異常音や振動の発生を防止した駒式ボールねじを提供する。
【解決手段】
ナット3の胴部に穿設された駒窓6に嵌合され、転動路を周回経路とする連結溝8が形成された駒部材7を備えた駒式ボールねじにおいて、駒部材7にナット3のねじ溝4に所定の径方向すきまを介して係合するアーム9が突設され、当該駒部材7が駒窓6に遊嵌されると共に、駒部材7の外周面に形成された環状溝10に弾性部材12が装着され、この弾性部材12を介して駒部材7が、ナット3の駒窓6に形成された座面11に対し弾性支持されている。これにより、連結溝8がねじ溝4から突出して負すきまとなっても駒部材7は径方向に弾性変位し、ボール5が円滑に転動することができ、各部位の加工誤差を駒部材7に装着された弾性部材12の弾性変形によって吸収することができる。
【選択図】図3
駒部材の組立作業が簡単で、ボールの円滑な転動を許容して異常音や振動の発生を防止した駒式ボールねじを提供する。
【解決手段】
ナット3の胴部に穿設された駒窓6に嵌合され、転動路を周回経路とする連結溝8が形成された駒部材7を備えた駒式ボールねじにおいて、駒部材7にナット3のねじ溝4に所定の径方向すきまを介して係合するアーム9が突設され、当該駒部材7が駒窓6に遊嵌されると共に、駒部材7の外周面に形成された環状溝10に弾性部材12が装着され、この弾性部材12を介して駒部材7が、ナット3の駒窓6に形成された座面11に対し弾性支持されている。これにより、連結溝8がねじ溝4から突出して負すきまとなっても駒部材7は径方向に弾性変位し、ボール5が円滑に転動することができ、各部位の加工誤差を駒部材7に装着された弾性部材12の弾性変形によって吸収することができる。
【選択図】図3
Description
本発明は、放電加工機やタッピングセンター等の各種工作機械、あるいは自動車の電動パワーステアリングやアクチュエータ等に使用されるボールねじに関し、特に、ボール循環部品である駒部材の位置調整や固定が不要となる駒式ボールねじに関する。
ボールねじは、外周面に螺旋状のねじ溝が形成されたねじ軸と、このねじ軸に外嵌され、内周面に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、対向する両ねじ溝により形成された転動路に収容された多数のボールと、転動路を周回経路とする循環機構とを備え、例えば、ナットを回転運動させることでねじ軸を直線運動させる運動変換機構として使用されている。
一般的にボールねじは、ボールの循環機構が異なる種々の形式のものがあり、その一つに駒式と呼ばれるものがある。この駒式ボールねじはねじ溝の連結路を有し、転動路を周回経路とする循環用の駒部材がナットに装着されている。この駒式ボールねじは構成が比較的簡素で、かつコンパクトに構成できる利点がある。
このような駒式ボールねじの代表的な一例を図4に示す。この駒式ボールねじにおいて、回転ナット50のナット本体50aは、駒部材嵌合用開口51が内外周面に貫通して設けられて、この駒部材嵌合用開口51に駒部材52が内径側から嵌め込まれる。
駒部材52は、内ねじ溝53の隣り合う一周部分同士を連結する連結溝52aが形成され、回転ナット50の内ねじ溝53に係合してこの駒部材52をナット本体50aに対して軸方向に位置決めする一対のアーム54、54を一体に有している。これら一対のアーム54、54は、駒部材52の軸方向の両端に互いに円周方向逆向きに突出して設けられ、内ねじ溝53に嵌合する半円状の断面形状に形成されている。ここで、内ねじ溝53におけるアーム54が係合した部分は非ボール循環部となる。
駒部材52における回転ナット50の周方向両側縁は、他の部分よりも外径面が凹む凹み部55とされ、これら凹み部55から外径側へ立ち上がる一対のガイド壁56が、駒部材52の周方向を向く側面に沿って設けられている。ナット本体50aの駒部材嵌合用開口51は、対向する一対の内側面における開口縁に係合段部57が設けられ、この係合段部57よりも開口側部分の幅が若干幅広に形成されている。
駒部材52は、ナット本体50aの駒部材嵌合用開口51に内径側から嵌め込まれ、一対のアーム54が内ねじ溝53に嵌合すると共に、ガイド壁56を塑性変形させることによりナット本体50aに固定される。この塑性変形による固定は、ガイド壁56を駒部材嵌合用開口51の対向する一対の内側面に加締固定することにより行われる。具体的には、ガイド壁56を係合段部57に加締めて係合させることにより、駒部材52の固定の確実性を図っている。このようなアーム54付きの駒部材52は、アーム54により駒部材52の抜け止めと位置決めとがなされ、高精度で高強度の性能が得られると共に、簡単に、かつ確実に駒部材52の固定ができる。
特開2001−289301号公報
然しながら、この従来の駒式ボールねじにおいて、ナット本体50aの内ねじ溝53と駒部材52の連結溝52aは、その繋ぎ部58、58の段差を抑え、可能な限り滑らかに繋がっていることがボール59の円滑な転動を許容するのに望ましい。したがって、組立時においては、ボールねじの回転調子を見ながら繋ぎ部58、58の位置調整に多大な時間を費やしている。
さらに、加締作業による固定時に駒部材52の位置が狂った場合はボール59が円滑に転動しなく、再組立を余儀なくされていた。図5は加締不具合時の状態を示す説明図であるが、加締作業によって駒部材52の倒れが発生し、繋ぎ部58、58のうち一箇所は、連結溝52aが内ねじ溝53から突出して負すきまとなり(図中右側)、他方は、連結溝52aが内ねじ溝53から凹んで正すきまとなっている(図中左側)。負すきま側の方は、循環路内はボール59が転動するすきま以下となっているため、ボール59は円滑に転動しなくなってしまう。
したがって、ボール59が円滑に転動できるすきまを確保するには、正すきま状態にすれば良いが、ナット本体50aの内ねじ溝53と駒部材52の連結溝52aとの段差が大きくなると、内ねじ溝53の端部で異常摩耗を発生させたり、急激にすきまが変ることによってボール59の挙動が不安定になり、ボール59がロックする、所謂玉詰り現象が発生し易くなって好ましくない。この玉詰り現象によって駒部材52は荷重を受けることになり、連結溝52aの変形や加締固定部の弛みの原因となることがある。また、こうした繋ぎ部8の段差や玉詰りは、ボール59同士の衝突音や、ボール59が繋ぎ部58を通過する時、異常音や振動を発生させる要因となる恐れがあった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、駒部材の組立作業が簡単で、ボールの円滑な転動を許容して異常音や振動の発生を防止した駒式ボールねじを提供することを目的としている。
係る目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、外周面に螺旋状のねじ溝が形成されたねじ軸と、このねじ軸に外嵌され、内周面に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、対向する両ねじ溝により形成される転動路に収容された複数のボールと、前記ナットの胴部に穿設された駒窓に嵌合され、前記転動路を周回経路とする連結溝が形成された駒部材とを備えた駒式ボールねじにおいて、前記駒部材に前記ナットのねじ溝に係合するアームが突設され、当該駒部材が前記駒窓に遊嵌されると共に、前記駒部材の外周面に形成された環状溝に弾性部材が装着され、この弾性部材を介して前記駒部材が、前記ナットの駒窓に形成された座面に対し弾性支持されている構成を採用した。
このように、駒式ボールねじにおいて、駒部材にナットのねじ溝に係合するアームが突設され、駒部材が駒窓に遊嵌されると共に、駒部材の外周面に形成された環状溝に弾性部材が装着され、この弾性部材を介して駒部材が、ナットの駒窓に形成された座面に対し弾性支持されているので、従来のように、加締により駒部材をナットに固定する必要がなく、また、加締固定によって駒部材の位置が狂うこともない。
さらに、連結溝がねじ溝から突出して負すきまとなっても駒部材は径方向に弾性変位し、ボールが円滑に転動することができ、各部位の加工誤差を駒部材に装着された弾性部材の弾性変形によって吸収することができる。したがって、加工誤差による組立時の調整が不要となって組立作業が簡便化でき、作動性を向上させた低コストな駒式ボールねじを提供することができる。
また、請求項2に記載の発明は、前記駒部材が前記弾性部材によって径方向に位置決めされた時、前記駒部材のアームと前記ねじ溝との間に所定の径方向すきまを有するように設定されているので、駒部材に無理な力が発生せず、駒窓に対して傾くことなく駒部材を安定して支持することができる。
好ましくは、請求項3に記載の発明のように、前記ねじ溝と駒部材の連結溝との段差がゼロが僅かに正すきまになるように設定されていれば、ボールが円滑に転動することができ、ボールが連結溝とねじ溝との繋ぎ部を通過する時に発生する異常音や振動を防止することができる。
本発明に係る駒式ボールねじは、外周面に螺旋状のねじ溝が形成されたねじ軸と、このねじ軸に外嵌され、内周面に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、対向する両ねじ溝により形成される転動路に収容された複数のボールと、前記ナットの胴部に穿設された駒窓に嵌合され、前記転動路を周回経路とする連結溝が形成された駒部材とを備えた駒式ボールねじにおいて、前記駒部材に前記ナットのねじ溝に係合するアームが突設され、当該駒部材が前記駒窓に遊嵌されると共に、前記駒部材の外周面に形成された環状溝に弾性部材が装着され、この弾性部材を介して前記駒部材が、前記ナットの駒窓に形成された座面に対し弾性支持されているので、従来のように、加締により駒部材をナットに固定する必要がなく、また、加締固定によって駒部材の位置が狂うこともない。
外周面に螺旋状のねじ溝が形成されたねじ軸と、このねじ軸に外嵌され、内周面に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、対向する両ねじ溝により形成される転動路に収容された複数のボールと、前記ナットの胴部に穿設された駒窓に嵌合され、前記転動路を周回経路とする連結溝が形成された駒部材とを備えた駒式ボールねじにおいて、前記駒部材に前記ナットのねじ溝に所定の径方向すきまを介して係合するアームが突設され、当該駒部材が前記駒窓に遊嵌されると共に、前記駒部材の外周面に形成された環状溝に弾性部材が装着され、この弾性部材を介して前記駒部材が、前記ナットの駒窓に形成された座面に対し弾性支持されている。
以下、本発明の実施の形態を図面に基いて詳細に説明する。
図1は、本発明に係るボールねじの一実施形態を示し、(a)は平面図、(b)は縦断面図である。また、図2は循環部材となる駒部材の斜視図、図3は要部断面図である。
図1に示すように、ねじ軸1は螺旋状のねじ溝2が外周に形成され、このねじ軸1に外嵌されるナット3の内周にはねじ溝2に対応する螺旋状のねじ溝4が形成されている。そして、両ねじ溝2、4の間に多数のボール5が収容されている。
図1は、本発明に係るボールねじの一実施形態を示し、(a)は平面図、(b)は縦断面図である。また、図2は循環部材となる駒部材の斜視図、図3は要部断面図である。
図1に示すように、ねじ軸1は螺旋状のねじ溝2が外周に形成され、このねじ軸1に外嵌されるナット3の内周にはねじ溝2に対応する螺旋状のねじ溝4が形成されている。そして、両ねじ溝2、4の間に多数のボール5が収容されている。
各ねじ溝2、4の断面形状は、サーキュラアーク形状であってもゴシックアーク形状であっても良いが、ここではボール5との接触角が大きくとれ、アキシアルすきまが小さく設定できるゴシックアーク形状に形成されている。これにより、軸方向荷重に対する剛性が高くなり、かつ振動を抑制することができる。
円筒状のナット3の胴部には、内外の周面に貫通してねじ溝4の一部を切欠く楕円状の駒窓6が穿設され、この駒窓6に楕円状の駒部材7が嵌合されている。ここで、駒窓6と駒部材7との嵌合すきまは0.05〜0.3mmに設定されている。駒部材7の内方には、ねじ溝4の隣合う1周分同士を連結する連結溝8が形成され、この連結溝8とねじ溝4の略1周の部分とでボール5の転動路を構成している。転動路内の内外のねじ溝2、4間に介在された多数のボール5はねじ溝2、4に沿って転動し、駒部材7の連結溝8に案内され、ねじ軸1のねじ山を乗り越えて隣接するねじ溝4に戻り、再びねじ溝2、4に沿って転動する。
図2に示すように、部材7の連結溝8は、ナット3の隣接するねじ溝4間を滑らかに接続するように、S字状に湾曲して形成されている。したがって、その両端開口縁8aは、ナット3の隣接するねじ溝4の窓開口縁部6aに合致するように、駒部材7の連結溝8がねじ溝4に接続されている(図1(b)参照)。また、連結溝8の深さは、ボール5が連結溝8内でねじ軸1におけるねじ溝2のねじ山を越えることができる深さとされている。
駒部材7は、図2に示すように、その両側に略蒲鉾状に形成されたアーム9が突設され、ナット3のねじ溝4に所定の径方向すきまを介して係合されている。アーム9は、駒部材7がナット3に対して軸方向に位置決めされ、また、駒部材7が駒窓6から径方向外方に抜け出すのを防止するために設けられている。また、駒部材7の外周には環状溝10が形成され、後述する弾性部材12が装着される。
駒部材7は金属粉末を可塑状に調整し、射出成形機で成形される焼結合金からなる。この射出成形に際しては、まず、金属粉と、プラスチックおよびワックスからなるバインダとを混練機で混練し、その混練物をペレット状に造粒する。造粒したペレットは、射出成形機のホッパに供給し、金型内に加熱溶融状態で押し込むことにより成形される。前記金属粉としては、後に浸炭焼入が可能な材質が好ましく、例えば、C(炭素)が0.3wt%、Ni(ニッケル)が1〜2wt%、残りがFe(鉄)からなるものとする。なお、駒部材7の材質はこれに限らず、例えば、PA(ポリアミド)66等の射出成形可能な熱可塑性樹脂によって形成しても良い。
ボール5の組み込みは、ナット3の駒窓6に駒部材7をナット3の内径側から装着した後、ねじ軸1の軸端からナット3を当てがい、ボール5を両ねじ溝2、4間に順次挿入しながらナット3を回転させ、ナット3をねじ軸1に移動させることによって行う。これ以外にも、ナット3の駒窓6に駒部材7を装着した後、仮軸を用いてボール5を同様に挿入するようにしても良い。
本実施形態では、図3に示すように、ナット3の駒窓6の外径側には座面11が形成され、駒部材7は、その環状溝10に装着されたOリング等からなる弾性部材12を介してナット3の座面11に対して弾性支持されている。駒部材7が弾性部材12によって径方向に位置決めされた時、駒部材7のアーム9とねじ溝4間に所定の径方向すきまを有するように設定されている。また、この時、ねじ溝4と駒部材7の連結溝8との段差はゼロか僅かに正すきまになるように設定されている。
本発明に係る駒式ボールねじは、ナット3に穿設された駒窓6に駒部材7が遊嵌されると共に、駒部材7の外周面に形成された環状溝10に弾性部材12が装着され、ナット3の駒窓6に形成された座面11に対し、駒部材7が弾性部材12を介して弾性支持されているので、従来のように、加締により駒部材をナットに固定する必要がなく、また、加締固定によって駒部材の位置が狂うこともない。
さらに、各部位の加工誤差を駒部材7に装着された弾性部材12の弾性変形によって吸収することができる。例えば、連結溝8がねじ溝4から突出して負すきまとなっても駒部材7は径方向に弾性変位し、ボール5が円滑に転動することができる。したがって、加工誤差による組立時の調整が不要となって組立作業が簡便化でき、作動性を向上させた低コストな駒式ボールねじを提供することができる。さらに、駒部材7が弾性支持されているので、ボール5が連結溝8とねじ溝4との繋ぎ部を通過する時に発生する異常音や振動を防止することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明を行ったが、本発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、あくまで例示であって、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
本発明に係る駒式ボールねじは、放電加工機やタッピングセンター等の各種工作機械、あるいは自動車の電動パワーステアリングやアクチュエータ等に使用される駒式ボールねじに適用することができる。
1・・・・・・・・・・ねじ軸
2、4・・・・・・・・ねじ溝
3・・・・・・・・・・ナット
5・・・・・・・・・・ボール
6・・・・・・・・・・駒窓
6a・・・・・・・・・窓開口縁部
7・・・・・・・・・・駒部材
8・・・・・・・・・・連結溝
8a・・・・・・・・・開口縁
9・・・・・・・・・・アーム
10・・・・・・・・・環状溝
11・・・・・・・・・座面
12・・・・・・・・・弾性部材
50・・・・・・・・・回転ナット
50a・・・・・・・・ナット本体
51・・・・・・・・・駒窓
52・・・・・・・・・駒部材
52a・・・・・・・・連結溝
53・・・・・・・・・内ねじ溝
54・・・・・・・・・アーム
55・・・・・・・・・凹み部
56・・・・・・・・・ガイド壁
57・・・・・・・・・係合段部
58・・・・・・・・・繋ぎ部
59・・・・・・・・・ボール
2、4・・・・・・・・ねじ溝
3・・・・・・・・・・ナット
5・・・・・・・・・・ボール
6・・・・・・・・・・駒窓
6a・・・・・・・・・窓開口縁部
7・・・・・・・・・・駒部材
8・・・・・・・・・・連結溝
8a・・・・・・・・・開口縁
9・・・・・・・・・・アーム
10・・・・・・・・・環状溝
11・・・・・・・・・座面
12・・・・・・・・・弾性部材
50・・・・・・・・・回転ナット
50a・・・・・・・・ナット本体
51・・・・・・・・・駒窓
52・・・・・・・・・駒部材
52a・・・・・・・・連結溝
53・・・・・・・・・内ねじ溝
54・・・・・・・・・アーム
55・・・・・・・・・凹み部
56・・・・・・・・・ガイド壁
57・・・・・・・・・係合段部
58・・・・・・・・・繋ぎ部
59・・・・・・・・・ボール
Claims (3)
- 外周面に螺旋状のねじ溝が形成されたねじ軸と、
このねじ軸に外嵌され、内周面に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、
対向する両ねじ溝により形成される転動路に収容された複数のボールと、
前記ナットの胴部に穿設された駒窓に嵌合され、前記転動路を周回経路とする連結溝が形成された駒部材とを備えた駒式ボールねじにおいて、
前記駒部材に前記ナットのねじ溝に係合するアームが突設され、当該駒部材が前記駒窓に遊嵌されると共に、前記駒部材の外周面に形成された環状溝に弾性部材が装着され、この弾性部材を介して前記駒部材が、前記ナットの駒窓に形成された座面に対し弾性支持されていることを特徴とする駒式ボールねじ。 - 前記駒部材が前記弾性部材によって径方向に位置決めされた時、前記駒部材のアームと前記ねじ溝との間に所定の径方向すきまを有するように設定されている請求項1に記載の駒式ボールねじ。
- 前記ねじ溝と駒部材の連結溝との段差がゼロが僅かに正すきまになるように設定されている請求項2に記載の駒式ボールねじ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004276978A JP2006090436A (ja) | 2004-09-24 | 2004-09-24 | 駒式ボールねじ |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=36231609
Family Applications (1)
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Country Status (1)
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-
2004
- 2004-09-24 JP JP2004276978A patent/JP2006090436A/ja active Pending
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