JP5108728B2 - 通信システム、および通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通信システムにおける発信技術に関し、特に、通信能力を指定した発信技術に関する。
テレビ電話などのマルチメディア通信(マルチメディアコミュニケーション)を行う際には、音声や映像のメディアの送受信を開始する前に、通話で利用する音声符号化方式や映像符号化方式などの通信パラメータを決定する必要がある。
従来、SIP(Session Initiation Protocol)およびSDP(Session Description Protocol)を用いたマルチメディア通信システムにおいては、自端末と他端末のEnd−Endの端末間で、能力交換と呼ばれる手順を実施する必要がある。
なお、発信技術として、例えば特許文献1には、呼が成立するまでの間に、着信端末に対して、発信者(発信端末)の情報を提供する発信者情報提供方式が記載されている。
特開2003−152864
さて、NGN(Next Generation Network)など情報通信技術の普及により、多様なマルチメディア通信端末が登場し、それぞれのマルチメディア通信端末でサポートしている通信パラメータが異なる場合がある。サポートしている通信パラメータが異なる端末間では、通話を確立することができない。例えば、テレビ電話端末の場合、端末Aが映像符号化方式方式としてMPEG−4のみをサポートし、端末Bが映像符号化方式としてH.264のみをサポートしている場合、端末Aと端末Bとの間では、テレビ電話の通話を行うことができない。
しかしながら、従来の能力交換方式では、End−Endの端末間で通信パラメータを決定するために、実際に相手端末に発信し、相手端末から応答(OKまたはNG)が帰ってくるまで、相手端末と通話可能であるかどうかが判明しない。すなわち、発信端末側では、発信する前に相手端末の通信能力を知ることができないため、実際に発呼してみなければ、通話可能か否かわからない。
また、発呼時に通信パラメータの不一致により通話を開始できず、相手端末からNGの応答がかえってきた場合、当該NGの応答には相手端末がサポートしている通信パラメータに関する情報が含まれていない。そのため、発信端末側では、発信時に指定する通信パラメータを変更しながら、何度も発信し直す必要があり、ネットワークの負荷の増大や、通話開始までにかかる時間が長くなるという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、発信後に発信側の通信端末と着信側の通信端末との間で通信能力が合わずに通信できないという事態の発生を防止し、より効率的な発信を行うことにある。
本発明は、端末能力管理サーバと、複数の通信端末とを有する通信システムであって、前記端末能力管理サーバは、前記複数の通信端末の通信能力を記憶するサーバ記憶手段と、各通信端末から、自通信端末の通信能力を受信して前記サーバ記憶手段に登録する登録手段と、各通信端末からの要求に応じて、要求された他通信端末の通信能力を前記サーバ記憶手段から読み出し、要求元の通信端末に提供する提供手段と、を有し、各通信端末は、自通信端末が有する通信能力を記憶する端末記憶手段と、前記端末記憶手段の自通信端末の通信能力を前記端末能力管理サーバに送信し、自通信端末の通信能力の登録を要求する登録要求手段と、前記端末能力管理サーバから他通信端末の通信能力を取得する取得手段と、前記取得した他通信端末の通信能力と、前記端末記憶手段の自通信端末の通信能力とを比較して、他通信端末との通信に使用する通信能力を決定する能力決定手段と、前記決定した通信能力を指定して、他通信端末に発信する発信手段と、を有し、前記取得手段は、電話帳に登録された複数の通信端末の通信能力を、前記端末能力管理サーバから取得し、前記通信端末は、前記電話帳に登録された各通信端末の通信能力と、自通信端末の通信能力とを比較して、前記電話帳に登録された複数の通信端末の、自通信端末との通信に使用可能な通信能力が表示された通信能力表示画面を生成する生成手段を、さらに有する。
また、本発明は、端末能力管理サーバと、複数の通信端末とを有する通信システムが行う通信方法であって、前記端末能力管理サーバは、前記複数の通信端末の通信能力を記憶するサーバ記憶部を有し、各通信端末から、自通信端末の通信能力を受信して前記サーバ記憶部に登録する登録ステップと、各通信端末からの要求に応じて、要求された他通信端末の通信能力を前記サーバ記憶部から読み出し、要求元の通信端末に提供する提供ステップと、を行い、各通信端末は、自通信端末が有する通信能力を記憶する端末記憶部を有し、前記端末記憶部の自通信端末の通信能力を前記端末能力管理サーバに送信し、自通信端末の通信能力の登録を要求する登録要求ステップと、前記端末能力管理サーバから他通信端末の通信能力を取得する取得ステップと、前記取得した他通信端末の通信能力と、前記端末記憶部の自通信端末の通信能力とを比較して、他通信端末との通信に使用する通信能力を決定する能力決定ステップと、前記決定した通信能力を指定して、他通信端末に発信する発信ステップと、を行い、前記取得ステップは、電話帳に登録された複数の通信端末の通信能力を、前記端末能力管理サーバから取得し、前記電話帳に登録された各通信端末の通信能力と、自通信端末の通信能力とを比較して、前記電話帳に登録された複数の通信端末の、自通信端末との通信に使用可能な通信能力が表示された通信能力表示画面を生成する生成ステップを、さらに行う。
本発明によれば、発信後に発信側の通信端末と着信側の通信端末との間で通信能力が合わずに通信できないという事態の発生を防止し、より効率的な発信を行うことができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るシステムを示す図である。図示するシステムは、端末能力管理サーバ1と複数の通信端末2とを有する。端末能力管理サーバ1および通信端末2は、図示しないネットワークに接続されている。
端末能力管理サーバ1は、通信部11(登録手段、提供手段)と、サーバ記憶部12とを有する。通信部11は、通信端末2と通信し、各通信端末から自通信端末の通信能力の登録要求を受信してサーバ記憶部12に登録するとともに、各通信端末からの要求に応じて要求された他通信端末の通信能力をサーバ記憶部12から読み出して要求元の通信端末2に提供・送信する。サーバ記憶部12には、各通信端末2がサポートしている通信能力が記憶される。
なお、通信能力は、通信端末2が他の通信端末2に発信する(電話をかける)際に必要となる情報であって、具体的には、呼制御プロトコル(SIP、H.323等)、音声符号化方式(G.711、G.729等)、音声符号化方式で使用する符号化パラメータ、映像符号化方式(MPEG-2、MPEG-4等)、映像符号化方式で使用する符号化パラメータ(画像サイズ:VGA、フレームレート:30fps、ビットレート:3Mbps等)、音声および映像以外のメディア(資料共有、ファイル転送等)、前記メディアを利用するために必要なパラメータ等の各種の通信パラメータである。
通信端末2は、端末能力管理サーバ1から発信先の相手通信端末(他通信端末)がサポートする通信能力を取得して、当該通信能力に基づいて相手通信端末との通信に使用する通信能力を決定し発信するとともに、他通信端末からの発信に対して着信可能な端末である。通信端末2には、例えばパソコン(Personal Computer)などを用いることが考えられる。
図示する通信端末2は、通信部21(登録要求手段、取得手段)と、端末記憶部22と、能力決定部23と、呼制御部24(発信手段)と、メディア処理部25と、生成部26とを有する。
通信部21は、端末能力管理サーバ1と通信し、自通信端末の通信能力の登録要求を端末能力管理サーバ1に送信する。すなわち、通信部21は、端末記憶部22に記憶されている自通信端末の通信能力を読み出して端末能力管理サーバ1に送信する。また通信部21は、発信先の相手通信端末(他通信端末)がサポートする通信能力を端末能力管理サーバ1から取得し、端末記憶部22に記憶する。また、通信部21は、電話帳(不図示)に登録された通信端末の通信能力を、所定のタイミングで端末能力管理サーバ1から取得し、端末記憶部22に記憶する。
能力決定部23は、端末能力管理サーバ1から取得して端末記憶部22に記憶された相手通信端末の通信能力と、端末記憶部22に記憶された自通信端末の通信能力とを比較し、相手通信端末に発信する際に使用する通信能力を決定する。
呼制御部24は、能力決定部23が決定した通信能力を指定して、SIP(Session Initiation Protocol)などの呼接続プロトコルを用いて、相手通信端末に発呼し、相手端末との間で、通話・通信のためのセッションを開設(呼を確立)する。また、呼制御部24は、他の通信端末から発信された呼を着信する。メディア処理部25は、セッションが開設された後、決定された通信能力で、音声や映像等のメディアの送受信を行う。
生成部26は、電話帳に登録された各通信端末の通信能力と自通信端末の通信能力とを比較して、電話帳に登録された通信端末毎に、当該通信端末との通信に使用可能な通信能力が表示された通信能力表示画面を生成する。
端末記憶部22には、自通信端末2が備える通信能力、端末能力管理サーバ1から取得した相手通信端末の通信能力、および端末能力管理サーバ1から取得した電話帳に登録された通信端末の通信能力が記憶される。
上記説明した端末能力管理サーバ1および通信端末2は、例えば、少なくともCPUと、メモリと、HDD等の外部記憶装置とを備えた汎用的なコンピュータシステムを用いることができる。このコンピュータシステムにおいて、CPUがメモリ上にロードされた所定のプログラムを実行することにより、各装置の各機能が実現される。例えば、端末能力管理サーバ1および通信端末2の各機能は、端末能力管理サーバ1用のプログラムの場合は端末能力管理サーバ1のCPUが、そして通信端末2用のプログラムの場合は通信端末2のCPU901が、それぞれ実行することにより実現される。端末能力管理サーバ1および通信端末2は、必要に応じて入力装置および出力装置を備えることとしてもよい。
次に、端末能力管理サーバ1のサーバ記憶部12および各通信端末2の端末記憶部22に登録される、各通信端末2がサポートしている通信能力(通信パラメータ)について説明する。
図2は、いずれかの通信端末2の通信能力の一例を示すものである。図示する通信能力には、通信端末2を一意に識別するための端末識別情報((1)電話番号)と、各種の通信パラメータ((2)〜(8))と、公開可否情報((9)、(10))とを有する。
図示する例では、複数の符号化方式および符号化パラメータがサポートされていることを示し、その優先順位についても設定されされている。具体的には、音声符号化方式および符号化パラメータについては、2つ設定され、「G.711」(2)が優先順位1番で、「G.722」(3)が優先順位2番であることが設定されている。また、映像符号化方式および符号化パラメータについては、3つ設定され、それぞれ優先順位が設定されている((4)〜(6))。また、音声・映像以外のメディアとして、「資料共有のサポート有り」(7)が設定されている。各通信端末2のユーザは、自通信端末の通信能力を端末記憶部22に登録する際に、その優先順位についても設定することができるものとする。呼制御プロトコル(8)については、例えば、SIP、H.323などが設定される。
公開可否情報((9)、(10))は、悪意のある第三者が、他の通信端末の通信能力を不正な目的で収集することを防止するためのものである。各通信端末2のユーザは、自通信端末の通信能力を端末記憶部22に登録する際に、当該自通信端末の通信能力の公開可否(9)、および公開可能な場合に公開を許可する他の通信端末に関する情報などの公開範囲(10)を、設定することができる。公開範囲(10)については、例えば、通信端末2が自通信端末の電話番号を通知して、他の通信端末の通信能力を端末能力管理サーバ1に要求(問合わせ要求)した場合に公開する、あるいは、公開を許可する電話番号リストに登録された通信端末のみに公開する、などが考えられる。
次に、本実施形態のシステムの動作について説明する。
図3は、本実施形態のシステムの動作を示す図である。図3では、発信側の通信端末(発信端末)2Aが、着信側の通信端末(着信端末)2Bに発信するものとする。
発信端末2Aの通信部21は、事前に、自発信端末2Aの通信能力(図2参照)を端末記憶部22から読み出し、当該通信能力を含む登録要求を端末能力管理サーバ1に送信する(S11)。なお、通信部21は、当該発信端末2Aの端末起動時、または随時(例えば、発信端末2Aの通信能力の変更・バージョンアップ時など)、端末能力管理サーバ1に登録要求を送信する。端末能力管理サーバ1の通信部11は、通信端末2から登録要求を受信し、登録要求に含まれる通信能力をサーバ記憶部12に登録する。
そして、発信端末2Aの通信部21は、ユーザの指示を受け付けて端末能力管理サーバ1にアクセスし、ユーザが指定した着信端末2Bの通信能力を取得する(S12)。すなわち、通信部21は、着信端末2Bに発信する前に、電話番号などの端末識別情報を指定した取得要求を、端末能力管理サーバ1に送信する。端末能力管理サーバ1の通信部11は、指定された端末識別情報の通信能力をサーバ記憶部12から読み出し、要求元の発信端末2Aに送信する。そして、発信端末2Aの通信部21は、着信端末2Bの通信能力を受信し、端末記憶部22に記憶する。
なお、端末能力管理サーバ1の通信部11は、着信端末2Bの通信能力に含まれる公開可否情報が「公開不可」の場合、あるいは「公開可能」であっても発信端末2Aが公開範囲に設定された要件を満たしていない場合、着信端末2Bの通信能力を要求元の発信端末2Aに送信しない。
能力決定部23は、端末能力管理サーバ1から取得した着信端末2Bの通信能力と、端末記憶部22に記憶された発信端末2A(自通信端末)の通信能力とを比較して(S13)、着信端末2Bとの通信に使用する通信能力を決定する(S14)。
具体的には、能力決定部23は、発信端末2Aの通信能力と、着信端末2Bの通信能力との両方に含まれている通信能力を抽出し、抽出した通信能力を着信端末2Bとの通信に使用する通信能力として決定する。
例えば、着信端末2Bの通信能力が、音声符号化方式として「G.711」が、映像符号化方式として「MPEG-4」が、映像符号化方式で使用する符号化パラメータとして「画像サイズ:VGA、フレームレート:30fps、ビットレート:3Mbps」が、音声および映像以外のメディアとして「資料共有」が設定されており、一方、発信端末2Aの通信能力が、音声符号化方式として「G.711」が、映像符号化方式として「MPEG-4およびMPEG-2」が、映像符号化方式で使用する符号化パラメータとして「画像サイズ:VGA、フレームレート:30fps、ビットレート:3Mbps」が、音声および映像以外のメディアとして「資料共有」が設定されているものとする。
この場合、能力決定部23は、音声符号化方式として「G.711」を、映像符号化方式として「MPEG-4」を、映像符号化方式で使用する符号化パラメータとして「画像サイズ:VGA、フレームレート:30fps、ビットレート:3Mbps」を、音声および映像以外のメディアとして「資料共有」を決定する。
また、発信端末2Aと着信端末2Bとの間で、利用可能な通信能力が複数存在する場合(例えば、着信端末2Bの通信能力にも「MPEG-4およびMPEG-2」が設定されている場合)、能力決定部23は、自通信端末(または他通信端末)の通信能力に設定された優先順位が高い方の通信能力を選択し、当該通信能力を着信端末2Bとの通信に使用する通信能力として決定することとしてもよい。
なお、利用可能な通信能力が複数存在する場合、能力決定部23は、当該利用可能な通信能力の全てを着信端末2Bとの通信に使用する通信能力として決定してもよい。この場合、着信端末2Bが通信に使用するいずれかの通信能力を選択して発信端末2Aに応答する。
そして、発信端末2Aの呼制御部24は、着信端末2Bに対して、能力決定部23が決定した通信能力を指定して発信・発呼する(S15)。具体的には、呼制御部24は、決定した通信能力を含むINVAIT要求を着信端末2Bに送信する。そして、着信端末2Bの呼制御部24は、発信端末2Aからの発信・発呼に対して応答(200OK)を発信端末2Aに送信する(S16)。そして、発信端末2Aのメディア処理部25および着信端末2Bのメディア処理部25は、能力決定部23が決定した通信能力で通話・通信を行う(S17)。
なお、S14で通信能力を決定する際に、着信端末2Bの通信能力と、発信端末2Aの通信能力とを比較した際に、両者の間で一致する通信能力が存在しない場合は、能力決定部23は、発信できない旨を示すエラーメッセージをディスプレイなどの表示装置に表示する。
次に、通信端末2の電話帳に、利用可能な通信能力を表示する処理について説明する。
通信端末2の通信部21は、当該通信端末2が備える既存の電話帳システム(不図示)に登録された電話番号の通信能力を、所定のタイミングで端末能力管理サーバ1から取得し、端末記憶部22に記憶する。すなわち、通信部21は、電話帳システムに登録された全ての電話番号を指定した取得要求を、端末能力管理サーバ1に送信する。端末能力管理サーバ1の通信部11は、指定された電話番号の各々の通信能力をサーバ記憶部12から読み出し、要求元の通信端末2に送信する。
通信端末2の生成部26は、電話帳を表示させるユーザの操作指示を受け付けると、端末記憶部22に記憶された自通信端末の通信能力と、電話帳に登録された通信端末(以下、「電話帳端末」)の通信能力とに基づいて、利用可能な通信能力を含む電話帳情報(通信能力表示画面)を生成する。
図4は、端末記憶部22に記憶された自通信端末および電話帳端末の通信能力(概略)41と、ディスプレイに表示される電話帳情報42とを模式的に示したものである。図示する例では、自通信端末では、「G.711」(音声符号化方式)と、「MPEG−4」(映像符号化方式)とをサポートしているものとする。
生成部26は、自通信端末の通信能力と、電話帳端末の各々の通信能力とを比較する。そして生成部26は、自通信端末と一致する電話帳端末の通信能力を利用可能な通信能力であると判別し、自通信端末と一致しない通信能力を利用不可能な通信能力であると判別する。
すなわち、図4に示す通信能力41の場合、端末Aは、音声符号化方式および映像符号化方式が自通信端末の通信能力と一致する。したがって、生成部26は、図4に示す電話帳情報42のように、端末Aについては音声発信(音声のみの通信を行う場合の発信)、およびテレビ電話発信(音声および映像の通信を行う場合の発信)が利用可能であることを示す記号「○」を設定する。
同様に、端末Bは、音声符号化方式のみが自通信端末の通信能力と一致する。したがって、生成部26は、端末Bについては音声発信に「○」を設定し、テレビ電話発信には利用不可であることを示す記号「×」を設定する。なお、図2に示す通信能力のように、自通信端末において複数の符号化方式および符号化パラメータがサポートされている場合(例えば、G.711とG.722の音声発信が存在する場合)、電話帳情報42には複数の符号化方式、符号化パラメータが表示されるものとする。
生成部26は、電話帳端末の各々について、自通信端末の通信能力と、一致するか否かを判別し、図示するような電話帳情報42を生成し、通信端末2が備えるディスプレイ(表示装置)に表示する。
そして、ユーザは、表示された電話帳情報42を閲覧し、所望の端末の所望の発信方法の欄の「○」をクリックする。通信端末2の呼制御部24は、ユーザのクリック(操作指示)を受けると指定された発信方法の通信能力で、当該端末に発信する。「×」の欄はクリックできないものとする。
なお、図4では、本システムと電話帳システムと組み合わせた場合について説明したが、同様に、本システムとインスタントメッセンジャーシステムとを組み合わせ、発信前に通話で利用可能な通信能力をユーザに提示することとしてもよい。
以上説明した本実施形態では、端末能力管理サーバ1が各通信端末2の通信能力を一元的に管理し、発信側の通信端末は、発信する前に端末能力管理サーバ1から所望の着信側の通信端末が備える通信能力を取得し、発信先の通信端末が備える通信能力と、自通信端末が備える通信能力とを考慮して、発信時に指定する通信能力を決定する。これにより、本実施形態では、発信後に発信側の通信端末と着信側の通信端末との間で通信能力が合わずに通信できないという事態の発生を防止し、より効率的な発信を行うことができる。すなわち、発信側の通信端末は、着信側の通信端末の通信能力を事前に取得することができるため、一回の発信で確実に着信側の通信端末と通信・通話を開始することができる。
また、本実施形態の通信能力には、通信能力の公開可否情報が設定されている(図2参照)。これにより、自端末の通信能力を所定の通信端末のみに公開することが可能となり、セキュリティを向上することができる。
また、本実施形態では、発信側の通信端末と着信側の通信端末との間で、使用可能な通信能力の候補が複数存在する場合、優先順位に基づいて通信能力を決定する。これにより、ユーザが所望する通信能力を使用して、着信側の通信端末と通信することができる。
また、本実施形態では、既存の電話帳システムに登録された電話番号の通信端末に対して、利用可能な通信能力を示す電話帳情報を生成する(図4参照)。この電話帳情報に表示された「○」をクリックして所望の通信端末に発信する場合、端末能力管理サーバ1から相手通信端末の通信能力を取得する必要がないため、より短い時間で発信することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、発信側の各通信端末2の能力決定部23が、自通信端末と相手通信端末との通信能力を比較して、発信時に利用する通信能力を決定することとした。しかしながら、端末能力管理サーバ1は通信端末2の能力決定部23と同様の機能を有し、端末能力管理サーバ1が通信能力の決定を行うこととしてもよい。この場合、端末能力管理サーバ1は、発信側の通信端末2から、発信側の通信端末(自通信端末)および着信側の通信端末(相手通信端末)の端末識別情報を受信し、サーバ記憶部12からこれらの通信能力を取得し、比較して、発信時に使用する通信能力を決定する。そして、端末能力管理サーバ1は、決定した通信能力を要求元の通信端末2に送信する。要求元の通信端末2の呼制御部24は、端末能力管理サーバ1が送信した通信能力を指定して発信・発呼する。通信能力の決定を端末能力管理サーバで行うことにより、通信能力の公開範囲を限定することが可能になり、発信側の通信端末2に不要な通信能力を公開する必要がなくなる。
本発明の実施形態に係る通信システムの全体構成図である。 通信能力(通信パラメータ)の一例を示すものである。 発信処理を模式的に示す図である。 自通信端末および電話帳端末の通信能力と、ディスプレイに表示される電話帳情報とを模式的に示したものである。
符号の説明
1 端末能力管理サーバ
11 通信部
12 サーバ記憶部
2 通信端末
2A 発信端末
2B 着信端末
21 通信部
22 端末記憶部
23 能力決定部
24 呼制御部
25 メディア制御部
26 生成部

Claims (6)

  1. 端末能力管理サーバと、複数の通信端末とを有する通信システムであって、
    前記端末能力管理サーバは、
    前記複数の通信端末の通信能力を記憶するサーバ記憶手段と、
    各通信端末から、自通信端末の通信能力を受信して前記サーバ記憶手段に登録する登録手段と、
    各通信端末からの要求に応じて、要求された他通信端末の通信能力を前記サーバ記憶手段から読み出し、要求元の通信端末に提供する提供手段と、を有し、
    各通信端末は、
    自通信端末が有する通信能力を記憶する端末記憶手段と、
    前記端末記憶手段の自通信端末の通信能力を前記端末能力管理サーバに送信し、自通信端末の通信能力の登録を要求する登録要求手段と、
    前記端末能力管理サーバから他通信端末の通信能力を取得する取得手段と、
    前記取得した他通信端末の通信能力と、前記端末記憶手段の自通信端末の通信能力とを比較して、他通信端末との通信に使用する通信能力を決定する能力決定手段と、
    前記決定した通信能力を指定して、他通信端末に発信する発信手段と、を有し、
    前記取得手段は、電話帳に登録された複数の通信端末の通信能力を、前記端末能力管理サーバから取得し、
    前記通信端末は、前記電話帳に登録された各通信端末の通信能力と、自通信端末の通信能力とを比較して、前記電話帳に登録された複数の通信端末の、自通信端末との通信に使用可能な通信能力が表示された通信能力表示画面を生成する生成手段を、さらに有すること
    を特徴とする通信システム。
  2. 請求項1記載の通信システムであって、
    前記端末能力管理サーバのサーバ記憶手段には、前記各通信端末の通信能力とともに、当該通信能力を他通信端末に公開するか否かを示す公開可否情報が記憶され、
    前記端末能力管理サーバの提供手段は、要求された他通信端末の公開可否情報が不可の場合、当該他通信端末の通信能力を要求元の通信端末に提供しないこと
    を特徴とする通信システム。
  3. 請求項1または請求項2記載の通信システムであって、
    前記通信能力には優先順位が含まれ、
    前記通信端末の能力決定手段は、前記優先順位に基づいて他通信端末との通信に使用する通信能力を決定すること
    を特徴とする通信システム。
  4. 端末能力管理サーバと、複数の通信端末とを有する通信システムが行う通信方法であって、
    前記端末能力管理サーバは、
    前記複数の通信端末の通信能力を記憶するサーバ記憶部を有し、
    各通信端末から、自通信端末の通信能力を受信して前記サーバ記憶部に登録する登録ステップと、
    各通信端末からの要求に応じて、要求された他通信端末の通信能力を前記サーバ記憶部から読み出し、要求元の通信端末に提供する提供ステップと、を行い、
    各通信端末は、
    自通信端末が有する通信能力を記憶する端末記憶部を有し、
    前記端末記憶部の自通信端末の通信能力を前記端末能力管理サーバに送信し、自通信端末の通信能力の登録を要求する登録要求ステップと、
    前記端末能力管理サーバから他通信端末の通信能力を取得する取得ステップと、
    前記取得した他通信端末の通信能力と、前記端末記憶部の自通信端末の通信能力とを比較して、他通信端末との通信に使用する通信能力を決定する能力決定ステップと、
    前記決定した通信能力を指定して、他通信端末に発信する発信ステップと、を行い、
    前記取得ステップは、電話帳に登録された複数の通信端末の通信能力を、前記端末能力管理サーバから取得し、
    前記電話帳に登録された各通信端末の通信能力と、自通信端末の通信能力とを比較して、前記電話帳に登録された複数の通信端末の、自通信端末との通信に使用可能な通信能力が表示された通信能力表示画面を生成する生成ステップを、さらに行うこと
    を特徴とする通信方法。
  5. 請求項4記載の通信方法であって、
    前記端末能力管理サーバのサーバ記憶部には、前記各通信端末の通信能力とともに、当該通信能力を他通信端末に公開するか否かを示す公開可否情報が記憶され、
    前記端末能力管理サーバの提供ステップは、要求された他通信端末の公開可否情報が不可の場合、当該他通信端末の通信能力を要求元の通信端末に提供しないこと
    を特徴とする通信方法。
  6. 請求項4または請求項5記載の通信方法であって、
    前記通信能力には優先順位が含まれ、
    前記通信端末の能力決定ステップは、前記優先順位に基づいて他通信端末との通信に使用する通信能力を決定すること
    を特徴とする通信方法。
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