JP2013135245A - 通信制御システム、通信制御方法および発信制御sipサーバ - Google Patents

通信制御システム、通信制御方法および発信制御sipサーバ Download PDF

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Abstract

【課題】IP電話網内で実行されるSIPサーバの輻輳規制による影響を受けることなく、IP電話加入者端末間の通話を可能にする、通信制御システム、通信制御方法および発信制御用SIPサーバを提供する。
【解決手段】IP電話加入者端末および加入者サーバ(SIPサーバ)と接続される発信制御SIPサーバは、IP電話加入者端末を収容し通常時の呼接続制御を行う加入者サーバが輻輳制御された場合に、加入者サーバが備える加入者情報に基づき、複数の所定のIP電話加入者端末へ接続要求信号を送信し、所定のIP電話加入者端末間の通話を可能とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、IP(Internet Protocol)電話網における、通信制御システム、通信制御方法、および発信制御SIP(Session Initiation Protocol)サーバに関する。
図9に示す従来のIP電話網1における通信制御システムでは、各加入者サーバ(SIPサーバ)2が、宅内装置(HGW:Home Gateway)4を介してIP電話加入者端末5を収容する。そして、加入者サーバ2は、自身が収容するIP電話加入者端末5の電話番号と、IPアドレスとを記憶する。加入者サーバ2(ここでは、「加入者サーバ2A」とする。)は、自身が収容するIP電話加入者端末5(5A)を発信元とする発呼信号を、宅内装置4を介して受信すると、中継サーバ(SIPサーバ)3を経由し、着信側のIP電話加入者端末5(5B)を収容する加入者サーバ2(ここでは、「加入者サーバ2B」とする。)に、その発呼信号を送信することで、発信元のIP電話加入者端末5(5A)と着信側のIP電話加入者端末5(5B)との通話を実現する。
この従来のIP電話網1において、地震等の大規模災害が発生した場合、IP電話網1内の複数のSIPサーバ(加入者サーバ2や中継サーバ3等)は、複数のIP電話加入者端末5からの接続要求が集中することによる自己のシステムダウンを回避するため、輻輳規制を実行する(特許文献1参照)。
特開2005−167769号公報
しかしながら、大規模災害発生時等において、IP電話網1を構成するSIPサーバ等で輻輳規制が実行されると(図9参照)、IP電話加入者端末5からの発信が拒否される可能性が高く、また、発信を繰り返し行っても接続できない状況となる。
このような背景を鑑みて本発明がなされたのであり、本発明は、災害発生時等において、IP電話網1内で実行されるSIPサーバの輻輳規制による影響を受けることなく、IP電話加入者端末間の通話を可能にする、通信制御システム、通信制御方法および発信制御SIPサーバを提供することを課題とする。
前記した課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、IP電話加入者端末を収容し、通常時の呼接続制御を行うSIPサーバと、前記IP電話加入者端末および前記SIPサーバと接続され、前記IP電話加入者端末に対し発信制御を行う発信制御SIPサーバとを備える通信制御システムであって、前記発信制御SIPサーバが、前記SIPサーバが輻輳制御された場合に、前記SIPサーバが備える加入者情報に基づき、複数の所定の前記IP電話加入者端末それぞれに接続要求信号を送信し、前記所定のIP電話加入者端末間の通話を可能とすることを特徴とする通信制御システムとした。
また、請求項5に記載の発明は、IP電話加入者端末を収容し、通常時の呼接続制御を行うSIPサーバと、前記IP電話加入者端末および前記SIPサーバと接続され、前記IP電話加入者端末に対し発信制御を行う発信制御SIPサーバとを備える通信制御システムの通信制御方法であって、前記発信制御SIPサーバが、前記SIPサーバが輻輳制御された場合に、前記SIPサーバが備える加入者情報に基づき、複数の所定の前記IP電話加入者端末それぞれに接続要求信号を送信し、前記所定のIP電話加入者端末間の通話を可能とすることを特徴とする通信制御方法とした。
また、請求項6に記載の発明は、IP電話加入者端末を収容し、通常時の呼接続制御を行うSIPサーバと、前記IP電話加入者端末および前記SIPサーバと接続され、前記IP電話加入者端末に対し発信制御を行う発信制御SIPサーバとを備える通信制御システムの前記発信制御SIPサーバであって、前記SIPサーバが輻輳制御された場合に、前記SIPサーバが備える加入者情報に基づき、複数の所定の前記IP電話加入者端末それぞれに接続要求信号を送信し、前記所定のIP電話加入者端末間の通話を可能とすることを特徴とする発信制御SIPサーバとした。
このようにすることで、災害発生時等において、IP電話網内で実行されるSIPサーバの輻輳規制による影響を受けることなく、発信制御SIPサーバが、複数の所定のIP電話加入者端末それぞれに接続要求信号を送信し、IP電話加入者端末間の通話を可能にする。このとき、発信制御SIPサーバは、IP電話加入者端末に対して、能動的に接続処理を行うため、発信制御SIPサーバ自身の処理能力に合わせた接続処理が可能になる。
請求項2に記載の発明は、前記通信制御システムが、前記複数の所定のIP電話加入者端末のIP電話番号を登録する登録サーバをさらに備え、前記登録サーバが、外部装置から複数の前記IP電話番号を受け付け、自身の記憶部に記憶しておき、前記発信制御SIPサーバが、前記SIPサーバが輻輳制御された場合に、前記登録サーバに取得要求を送信することにより、前記複数のIP電話番号を取得し、前記取得した複数のIP電話番号に対応する前記加入者情報を用いて、前記複数のIP電話番号を有する前記IP電話加入者端末それぞれに接続要求信号を送信することを特徴とする請求項1に記載の通信制御システムとした。
このようにすることで、IP電話の加入者は、自身のIP電話加入者端末のIP電話番号と、災害発生時等に確実に連絡を取りたい他の加入者のIP電話番号とを、複数の所定のIP電話加入者端末のIP電話番号として、登録サーバに登録することができる。よって、発信制御SIPサーバは、SIPサーバが輻輳制御された場合に、登録サーバに登録された複数のIP電話番号を有するIP電話加入者端末に対して、接続要求信号を送信し、加入者により登録されたIP電話番号を有するIP電話加入者端末間の通話を可能とすることができる。
請求項3に記載の発明は、前記登録サーバが、前記SIPサーバが輻輳制御された場合に、前記受け付けた複数のIP電話番号を有する前記IP電話端末に対し、前記接続要求信号の送信を要求する発信要求を受信し、前記受け付けた複数のIP電話番号に対応付けて前記記憶部に記憶し、前記発信制御SIPサーバが、前記登録サーバに取得要求を送信したときに、前記複数のIP電話番号のうち、前記発信要求を受信した前記複数のIP電話番号を、前記登録サーバから取得することを特徴とする請求項2に記載の通信制御システムとした。
このようにすることで、登録サーバに登録された複数のIP電話番号のうち、SIPサーバが輻輳制御された場合に、加入者が、複数のIP電話番号を有するIP電話加入者端末間の通話の要求を受信した複数のIP電話番号について、発信制御SIPサーバがIP電話加入者端末間の通話を可能とすることができる。
請求項4に記載の発明は、前記通信制御システムが、前記SIPサーバから加入者情報を収集する加入者DB(DataBase)サーバをさらに備え、前記加入者DBサーバが、前記通常時に、前記SIPサーバから前記加入者情報を取得し、自身の記憶部内の加入者情報DBに記憶しておき、前記発信制御SIPサーバが、前記複数のIP電話番号を取得した場合に、当該複数のIP電話番号についての前記加入者情報の取得要求を前記加入者DBサーバに送信し、前記加入者DBサーバが、前記複数のIP電話番号それぞれに対応する加入者情報を、前記加入者情報DBを検索して抽出し、前記発信制御SIPサーバに送信し、前記発信制御SIPサーバが、受信した前記加入者情報を用いて、前記複数のIP電話番号を有する前記IP電話加入者端末それぞれに前記接続要求信号を送信することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の通信制御システムとした。
このように、通常時に、SIPサーバから加入者情報を加入者DBサーバが収集しておくことで、SIPサーバが輻輳制御された場合に、発信制御SIPサーバは、SIPサーバからではなく、加入者DBサーバから加入者情報を取得することができる。
本発明によれば、災害発生時等において、IP電話網内で実行されるSIPサーバの輻輳規制による影響を受けることなく、IP電話加入者端末間の通話を可能にする、通信制御システム、通信制御方法および発信制御SIPサーバを提供することができる。
本実施形態に係る通信制御システムの全体構成と、災害発生前の通常時における処理の概要を説明するための図である。 本実施形態に係る通信制御システムの全体構成と、災害発生時の処理の概要を説明するための図である。 本実施形態に係る加入者サーバの構成例を示す機能ブロック図である。 本実施形態に係る加入者DB(DataBase)サーバの構成例を示す機能ブロック図である。 本実施形態に係る登録サーバの構成例を示す機能ブロック図である。 本実施形態に係る発信登録情報のデータ構成を説明するための図である。 本実施形態に係る発信制御SIPサーバの構成例を示す機能ブロック図である。 本実施形態に係る通信制御方法の処理の流れを示すシーケンス図である。 従来の通信制御システムにおける災害発生時の輻輳規制を説明するための図である。
次に、本発明を実施するための形態(以下、「本実施形態」という。)における通信制御システム等について説明する。
≪概要≫
まず、本実施形態に係る通信制御システム100の概要について説明する。
図1および図2は、本実施形態に係る通信制御システム100の全体構成と、処理の概要を説明するための図である。図1は、通信制御システム100の全体構成と、大規模災害等が発生する前の通常時において、通信制御システム100において行う処理を示す。また、図2は、大規模災害等が発生した後(災害発生時)における、通信制御システム100の全体構成と、処理の概要を示す。
<システム構成>
本実施形態に係る通信制御システム100は、図9に示した従来のIP電話網1による通信制御システムと同様の構成として、図1に示すように、宅内装置(HGW)4(4A,4B)を介して、自身が収容するIP電話加入者端末5(5A,5B)に接続される複数の加入者サーバ(SIPサーバ)20(20A,20B)と、中継サーバ(SIPサーバ)3とを含む。さらに、本通信制御システム100は、各加入者サーバ20(20A,20B)から、各加入者サーバ20(20A,20B)それぞれが記憶する加入者情報(例えば、IP電話番号、IPアドレス等)を収集する加入者DB(Database)サーバ30と、インターネット端末(外部装置)60にインターネット70を介して接続され、大規模災害発生時に備え、IP電話の加入者が連絡を取りたい他の加入者のIP電話番号を登録しておく登録サーバ40と、音声ガイダンスをIP電話加入者端末5に送信するメディアサーバ(MS)50と、発信制御SIPサーバ10と含んで構成される。この発信制御SIPサーバ10は、登録サーバ40に連絡先となる他の加入者のIP電話番号を登録した加入者(以下、「登録者」という場合がある。)のIP電話加入者端末5のIP電話番号と、その連絡先となる他の加入者のIP電話加入者端末5のIP電話番号とを用いて、発信制御SIPサーバ10側から、両方のIP電話加入者端末5に対して発呼(接続要求信号を送信)することにより、呼接続を行う装置である(詳細は後記)。
なお、加入者サーバ20およびIP電話加入者端末5は、図1および図2に示したような2つに限定されることはなく、複数設定されていればよい。
<処理概要>
次に、図1を参照して、大規模災害等が発生する前の通常時において、通信制御システム100が行う処理の概要について説明する。
まず、IP電話加入者端末5は、回線設定時の処理として、宅内装置4を介して接続される加入者サーバ20に、自身の加入者情報(IP電話番号およびIPアドレス等)を含むRegister信号を送信する(ステップS1)。
各加入者サーバ20は、受信したRegister信号から、そのIP電話加入者端末5の電話番号(IP電話番号)とIPアドレスとを抽出し、加入者情報として自身の記憶部に記憶すると共に、その加入者情報を加入者DBサーバ30に送信する(ステップS2)。各加入者サーバ20から加入者情報を受信した加入者DBサーバ30は、受信した加入者情報を記憶部に記憶しておく。
次に、IP電話の加入者(ここでは、例えば、IP電話加入者端末5Aの加入者を、加入者「A」とする。)により操作されるインターネット端末60が、インターネット70経由で、その登録者(加入者「A」)のIP電話番号(以下、「登録者IP電話番号」とよぶ。)と、その登録者(加入者「A」)が大規模災害発生時に連絡を取りたい他の加入者(ここでは、加入者「B」とする。)のIP電話番号(以下、「接続先IP電話番号」とよぶ。)とを、登録サーバ40に登録する(ステップS3)。
続いて、図2を参照して、大規模災害等が発生した後(災害発生時)における、通信制御システム100処理概要を説明する。
大規模災害等が発生すると、IP電話網1内の加入者サーバ20や中継サーバ3等は、システムダウンを回避するため、輻輳規制が実行される。
まず、IP電話の加入者(例えば、加入者「A」)の操作によりインターネット端末60は、図1のステップS3において登録サーバ40に登録した登録情報(「登録者IP電話番号」および「接続先IP電話番号」の組)の発信受付状態を“ON”にする(ステップS11)。この発信受付状態を“ON”にすることは、登録者(加入者「A」)が、通信制御システム100に対し、事前に登録した連絡先となる他の加入者(加入者「B」)との通話を要求することを意味する。
次に、発信制御SIPサーバ10は、登録サーバ40に登録された登録情報のうち、発信受付状態が“ON”となった登録情報の登録者IP電話番号および接続先IP電話番号を、登録サーバ40から取得する(ステップS12)。
続いて、発信制御SIPサーバ10は、取得した登録者IP電話番号と接続先IP電話番号とを用いて、加入者DBサーバ30からそれぞれのIP電話番号に対応する加入者情報(IPアドレス等)を取得する(ステップS13)。ここでは、登録者IP電話番号(加入者「A」)に対応する加入者情報として、IP電話加入者端末「A」のIPアドレスを加入者DBサーバ30から取得し、接続先IP電話番号(加入者「B」)に対応する加入者情報として、IP電話加入者端末「B」のIPアドレスを加入者DBサーバ30から取得する。
次に、発信制御SIPサーバ10は、登録者IP電話番号に対応するIPアドレスを用いて、登録者のIP電話加入者端末5(ここでは、「IP電話加入者端末5A」)に発呼(接続要求信号を送信)する(ステップS14)。そして、IP電話加入者端末5(5A)が応答すると、メディアサーバ50が、連絡先として登録したIP電話加入者端末5(ここでは、「IP電話加入者端末5B」)を呼出中である旨のガイダンスを流す(ステップS15)。
続いて、発信制御SIPサーバ10は、接続先IP電話番号に対応するIPアドレスを用いて、連絡先となる他の加入者のIP電話加入者端末5(ここでは、「IP電話加入者端末5B」)に発呼(接続要求信号を送信)する(ステップS16)。そして、連絡先となるIP電話加入者端末5(5B)が応答すると、IP電話加入者端末5AとIP電話加入者端末5Bとの通話が可能となる(ステップS17)。
このように、IP電話の加入者が、インターネット70経由で、登録者IP電話番号と、接続先IP電話番号とを登録することによって、IP電話網1側の発信制御SIPサーバ10から、登録者と連絡先の両方のIP電話加入者端末5の呼び出しを行い、通信回線を接続することができる。本発明によれば、発信制御SIPサーバ10からIP電話加入者端末5に対して、能動的に接続処理を行うため、発信制御SIPサーバ10自身の処理能力に合わせた接続処理が可能になると共に、加入者サーバ20や中継サーバ3等での輻輳規制の影響を受けることなく、IP電話加入者端末5間の通話が可能となる。
≪各装置の構成≫
次に、本実施形態に係る通信制御システム100を構成する各装置の具体的な構成について説明する。
<加入者サーバ>
図3は、本実施形態に係る加入者サーバ20の構成例を示す機能ブロック図である。
図1および図2に示すように、加入者サーバ20は、宅内装置(HGW)4を介して、IP電話加入者端末5と接続され、IP電話加入者端末5からの呼接続要求を受け付けて、他のIP電話加入者端末5に接続する呼制御を行うSIPサーバである。また、この加入者サーバ20は、通常時の呼接続処理において情報の送受信を行うための中継サーバ3、および、災害発生時における輻輳制御に対応するために設けられた加入者DBサーバ30に接続されている。なお、加入者サーバ20は、災害発生時においては、通信制御システム100の管理者等により輻輳規制され、情報の送受信が制限される。
この加入者サーバ20は、制御部21と、入出力部22と、記憶部23とを備える。
制御部21は、呼接続処理や、加入者情報200の送信等の処理の全般を司り、加入者情報登録部211と、加入者情報送信部212と、呼接続処理部213とを含んで構成される。
加入者情報登録部211は、各IP電話加入者端末5から、回線設定時にRegister信号を受信し、その受信したRegister信号から加入者情報200(IP電話番号およびIPアドレス)を抽出し、記憶部23に記憶する。
加入者情報送信部212は、加入者情報登録部211が記憶部23に記憶した加入者情報200を、加入者DBサーバ30に送信する(図1のステップS2)。この加入者情報送信部212による加入者情報200の送信は、1つのIP電話加入者端末5から、Register信号を受信する毎に行ってもよいし、所定の時間毎に、記憶部23に記憶した加入者情報200をまとめて加入者DBサーバ30に送信するようにしてもよい。
なお、本実施形態に係る加入者サーバ20は、図9に示した従来技術における加入者サーバ2と比べ、この加入者情報送信部212を備える点が特徴となる。
呼接続処理部213は、IP電話加入者端末5から呼接続信号を受信すると、中継サーバ3を介して、他の加入者サーバ20との間で、呼接続のための制御を行う。
入出力部22は、他の装置との間で情報の送受信を行うための通信インタフェースと、キーボード等の入力装置や、モニタ等の出力装置との間で情報の送受信を行うための入出力インタフェースとから構成される。
記憶部23は、RAM(Random Access Memory)や、HDD(Hard Dick Drive)、フラッシュメモリ等の記憶媒体から構成される。そして、この記憶部23には、加入者サーバ20が収容する各IP電話加入者端末5のIP電話番号やIPアドレス等の加入者情報200が記憶される。
なお、この加入者サーバ20をプログラム実行処理により実現する場合、記憶部23には、加入者サーバ20の制御部21の機能を実現するためのプログラムが格納される。そして、制御部21は、記憶部23に記憶されたプログラムを、不図示のCPU(Central Processing Unit)が、RAM等に展開し実行することで実現される。
<加入者DBサーバ>
図4は、本実施形態に係る加入者DB(DataBase)サーバ30の構成例を示す機能ブロック図である。
図1および図2に示すように、加入者DBサーバ30は、各加入者サーバ20(20A,20B)および発信制御SIPサーバ10に接続され、各加入者サーバ20から収集した加入者情報200を記憶し、発信制御SIPサーバ10からの要求に応じて、加入者情報200を発信制御SIPサーバ10に送信する。
この加入者DBサーバ30は、制御部31と、入出力部32と、記憶部33とを備える。
制御部31は、加入者情報200の収集や送信の処理の全般を司り、加入者情報収集部311と、加入者情報通知部312とを含んで構成される。
加入者情報収集部311は、各加入者サーバ20から加入者情報200を受信し、記憶部33内の加入者情報DB300に記憶する。
加入者情報通知部312は、発信制御SIPサーバ10から加入者情報200の取得要求を受信すると、その加入者情報200の取得要求に付された、登録者IP電話番号、接続先IP電話番号それぞれをキーとして、加入者情報DB300を検索し、該当する加入者情報(IPアドレス等)200を抽出して、発信制御SIPサーバ10に送信する(図2のステップS13)。
入出力部32は、他の装置との間で情報の送受信を行うための通信インタフェースと、キーボード等の入力装置や、モニタ等の出力装置との間で情報の送受信を行うための入出力インタフェースとから構成される。
記憶部33は、RAMや、HDD、フラッシュメモリ等の記憶媒体から構成される。そして、この記憶部33には、各加入者サーバ20から取得した、各IP電話加入者端末5の加入者情報200が、加入者情報DB300に記憶される。
なお、この加入者DBサーバ30をプログラム実行処理により実現する場合、記憶部33には、加入者DBサーバ30の制御部31の機能を実現するためのプログラムが格納される。そして、制御部31は、記憶部33に記憶されたプログラムを、不図示のCPUが、RAM等に展開し実行することで実現される。
<登録サーバ>
図5は、本実施形態に係る登録サーバ40の構成例を示す機能ブロック図である。
図1および図2に示すように、登録サーバ40は、発信制御SIPサーバ10およびインターネット70を介してインターネット端末60と接続され、登録者のIP電話番号(登録者IP電話番号)と、その登録者が災害発生時に連絡を取りたい他の加入者のIP電話番号(接続先IP電話番号)とが登録される。また、登録サーバ40は、災害発生時に、インターネット端末60により、発信要求(具体的には、後記する発信受付状態“ON”)を受け付ける。なお、インターネット端末(外部装置)60は、インターネット70を介して情報の送受信をできる通信端末であればよく、例えば、PC(Personal Computer)、多機能携帯電話等である。
この登録サーバ40は、制御部41と、入出力部42と、記憶部43とを備える。
制御部41は、登録者IP電話番号と接続先IP電話番号の登録全般の処理を司り、番号登録部411と、発信受付部412と、登録情報通知部413とを含んで構成される。
番号登録部411は、大規模災害等の発生前の通常時に、インターネット端末60から、登録者IP電話番号と接続先IP電話番号とを受信し、記憶部43内の発信登録情報400に記憶する(図1のステップS3)。
図6は、本実施形態に係る発信登録情報400のデータ構成を説明するための図である。
図6に示すように、発信登録情報400には、登録者のIP電話加入者端末5のIP電話番号である登録者IP電話番号401と、その登録者が災害発生時において、連絡を取りたい接続先のIP電話加入者端末5のIP電話番号である接続先IP電話番号402と、発信受付状態403とが記憶される。なお、この発信受付状態403については、後記の処理において具体的に説明するが、番号登録部411により、登録者IP電話番号401とそれに対応する接続先IP電話番号とが登録された時点においては、発信受付状態403は、情報の未入力を示す「―」がデフォルトとして設定される。
図5に戻り、発信受付部412は、大規模災害等の発生後(災害発生時)に、インターネット端末60から、発信要求を受け付け、発信登録情報400(図6)の発信受付状態403を“ON”に設定する(図2のステップS11)。
この発信受付状態403が“ON”に設定されていることは、登録者(加入者「A」)が、通信制御システム100に対し、事前に登録した連絡先となる他の加入者(加入者「B」)との通話を要求していることを示す。
登録情報通知部413は、発信制御SIPサーバ10から、登録情報(「登録者IP電話番号」および「接続先IP電話番号」の組)の取得要求を受信すると、発信登録情報400(図6)を参照し、発信受付状態403が“ON”に設定されている、登録者IP電話番号401と接続先IP電話番号402の組を、発信制御SIPサーバ10に通知する(図2のステップS12)。
入出力部42は、他の装置との間で情報の送受信を行うための通信インタフェースと、キーボード等の入力装置や、モニタ等の出力装置との間で情報の送受信を行うための入出力インタフェースとから構成される。
記憶部43は、RAMや、HDD、フラッシュメモリ等の記憶媒体から構成される。この記憶部33には、前記した発信登録情報400(図6)が記憶される。
なお、この登録サーバ40をプログラム実行処理により実現する場合、記憶部43には、登録サーバ40の制御部41の機能を実現するためのプログラムが格納される。そして、制御部41は、記憶部43に記憶されたプログラムを、不図示のCPUが、RAM等に展開し実行することで実現される。
<発信制御SIPサーバ>
図7は、本実施形態に係る発信制御SIPサーバ10の構成例を示す機能ブロック図である。
図1および図2に示すように、発信制御SIPサーバ10は、加入者DBサーバ30、登録サーバ40、メディアサーバ50、および宅内装置(HGW)4を介して各IP電話加入者端末5と接続される。発信制御SIPサーバ10は、登録サーバ40から取得した登録者IP電話番号および接続先IP電話番号に基づき、加入者DBサーバ30から加入者情報(IPアドレス等)を取得する。そして、発信制御SIPサーバ10が、登録者IP電話番号のIP電話加入者端末5および接続先IP電話番号のIP電話加入者端末5に対して接続要求信号を送信することにより、両方のIP電話加入者端末5間の通話を確立する。
この発信制御SIPサーバ10は、制御部11と、入出力部12と、記憶部13とを備える。
制御部11は、災害発生時における、IP電話加入者端末5への接続要求信号の送信や、呼制御処理の全般を司り、登録情報取得部111と、加入者情報取得部112と、発信制御部113とを含んで構成される。
登録情報取得部111は、登録サーバ40に対し、登録情報(「登録者IP電話番号」および「接続先IP電話番号」の組)の取得要求を送信する。そして、登録情報取得部111は、登録サーバ40から、登録者が発信受付状態403を「ON」に設定した、登録者IP電話番号および接続先IP電話番号の組の情報を取得する(図2のステップS12)。
なお、この登録情報取得部111による登録情報の取得要求の送信は、所定の間隔毎に行われる。
加入者情報取得部112は、登録情報取得部111が取得した登録者IP電話番号および接続先IP電話番号に対応する加入者情報200の取得要求を加入者DBサーバ30に送信する。そして、加入者情報取得部112は、加入者DBサーバ30から、送信した登録者IP電話番号、接続先IP電話番号それぞれ対応する加入者情報(IPアドレス等)200を取得する(図2のステップS13)。
発信制御部113は、加入者情報取得部112が取得した加入者情報(IPアドレス等)200に基づき、登録者IP電話番号のIP電話加入者端末5に接続要求信号(INVITE)を送信し、登録者IP電話番号のIP電話加入者端末5と接続する(図2のステップS14)。そして、発信制御部113は、次に、接続先IP電話番号のIP電話加入者端末5に接続要求信号(INVITE)を送信し、接続先IP電話番号のIP電話加入者端末5と接続することにより(図2のステップS16)、両方のIP電話加入者端末5間の通話を可能とする(図2のステップS17)。
入出力部12は、他の装置との間で情報の送受信を行うための通信インタフェースと、キーボード等の入力装置や、モニタ等の出力装置との間で情報の送受信を行うための入出力インタフェースとから構成される。また、記憶部13は、RAMや、HDD、フラッシュメモリ等の記憶媒体から構成され、制御部11の処理に必要となる情報が記憶される。
なお、この発信制御SIPサーバ10をプログラム実行処理により実現する場合、記憶部13には、発信制御SIPサーバ10の制御部11の機能を実現するためのプログラムが格納される。そして、制御部11は、記憶部13に記憶されたプログラムを、不図示のCPUが、RAM等に展開し実行することで実現される。
<メディアサーバ>
メディアサーバ50は、図2のステップS15に示すように、発信制御SIPサーバ10が、登録者IP電話番号のIP電話加入者端末5と接続した際に、接続先IP電話番号のIP電話加入者端末5を呼出中である旨の音声ガイダンスを、登録者IP電話番号のIP電話加入者端末5に送信する。
≪通信制御方法の処理の流れ≫
次に、本実施形態に係る通信制御システム100における、通信制御方法の処理の流れを説明する(適宜図1〜7参照)。
図8は、本実施形態に係る通信制御方法の処理の流れを示すシーケンス図である。
ここで、大規模災害等の発生前における通常時において、次のステップS21〜S23の処理を行っておく。
まず、各IP電話加入者端末5は、回線設定時に、加入者サーバ20に対して、Register信号を送信する(ステップS21)。なお、図8においては、IP電話加入者端末5のうち、IP電話加入者端末(「A」)5Aが、Register信号を送信する例を示している。
続いて、加入者サーバ20は、IP電話加入者端末5からRegister信号を受信すると、加入者情報登録部211(図3参照)が、Register信号に付された、そのIP電話加入者端末5のIP電話番号、IPアドレス等の加入者情報200を取得し、自身の記憶部23に記憶する。そして、加入者サーバ20の加入者情報送信部212は、記憶部23に記憶した加入者情報200を、加入者DBサーバ30に送信する(ステップS22)。加入者DBサーバ30の加入者情報収集部311(図4参照)は、各加入者サーバ20から取得した加入者情報200を、加入者情報DB300に記憶する。
また、インターネット端末60は、加入者(ここでは、加入者「A」とする)の入力情報に基づき、登録サーバ40に登録しようとする加入者(登録者)のIP電話番号(登録者IP電話番号)と、その登録者が災害発生時に連絡を取りたい接続先のIP電話番号(接続先IP電話番号)とを、インターネット70(図1参照)を介して、登録サーバ40に送信する(ステップS23)。そして、登録サーバ40の番号登録部411(図5参照)は、受信した登録者IP電話番号および接続先IP電話番号を記憶部43の発信登録情報400(図6参照)に記憶する。
次に、大規模災害等が発生した後(災害発生時)における処理について説明する。
まず、通信制御システム100の管理者等により、発信制御SIPサーバ10の機能が開始される(ステップS24)。
そして、インターネット端末60は、登録者(例えば、加入者「A」)の操作により、発信受付状態を“ON”にする発信要求を送信する(ステップS25)。登録サーバ40の発信受付部412(図5参照)は、インターネット端末60からの発信要求に基づき、発信登録情報400(図6参照)の該当するレコードの発信受付状態403を「ON」にする。
続いて、発信制御SIPサーバ10の登録情報取得部111(図7参照)は、登録サーバ40に対して、登録情報(「登録者IP電話番号」および「接続先IP電話番号」の組)の取得要求を送信する(ステップS26)。
登録サーバ40の登録情報通知部413(図5参照)は、発信登録情報400を参照し、発信受付状態403が「ON」の登録情報(「登録者IP電話番号」および「接続先IP電話番号」の組)を抽出し、発信制御SIPサーバ10に通知する(ステップS27)。
次に、発信制御SIPサーバ10の加入者情報取得部112(図7参照)は、加入者DBサーバ30に対して、登録者IP電話番号と接続先IP電話番号とを付した加入者情報200の取得要求を送信する(ステップS28)。
そして、加入者DBサーバ30の加入者情報通知部312(図4参照)は、登録者IP電話番号、接続先IP電話番号をキーとして、加入者情報DB300を検索し、それぞれに対応した加入者情報(IPアドレス等)200を抽出する。そして、加入者情報通知部312は、その抽出した加入者情報(IPアドレス等)200を、発信制御SIPサーバ10に通知する(ステップS29)。
次に、発信制御SIPサーバ10の発信制御部113(図7参照)は、登録者の加入者情報(IPアドレス等)200を用いて、登録者のIP電話加入者端末(「A」)5Aに、接続要求信号(INVITE)を送信する(ステップS30)。
接続要求信号(INVITE)を受信したIP電話加入者端末(「A」)5Aは、受信の成功を示す200(SDP_加入者A)信号を、発信制御SIPサーバ10に送信する(ステップS31)。この200信号には、メディアサーバ50からの音声ガイダンスおよび接続先となるIP電話加入者端末(「B」)5Bからの音声を受信するために、IP電話加入者端末(「A」)5AのIPアドレス、ポート番号等が付されて送信される。
続いて、発信制御SIPサーバ10の発信制御部113は、メディアサーバ50に対して、IP電話加入者端末(「A」)5Aの情報を付した接続要求信号(INVITE(SDP_加入者A))を送信する(ステップS32)。そして、メディアサーバ50は、受信の成功を示す200(SDP_MS)信号を、発信制御SIPサーバ10に送信する(ステップS33)。続いて、発信制御SIPサーバ10の発信制御部113が、メディアサーバ50の対し、ACK信号を送信し(ステップS34)、IP電話加入者端末(「A」)5Aに対し、ACK(SDP_MS)信号を送信することにより(ステップS35)、メディアサーバ50からIP電話加入者端末(「A」)5Aに対し、接続先のIP電話加入者端末(「B」)5Bを呼出中である旨のガイダンスが流れる(ステップS36)。
次に、発信制御SIPサーバ10の発信制御部113は、登録者が登録した接続先のIP電話加入者端末(「B」)5Bに、IP電話加入者端末(「A」)5Aの情報を付した接続要求信号(INVITE(SDP_加入者A)を送信する(ステップS37)。
接続要求信号(INVITE)を受信したIP電話加入者端末(「B」)5Bは、受信の成功を示す200(SDP_加入者B)信号を、発信制御SIPサーバ10に送信する(ステップS38)。この200信号には、IP電話加入者端末(「A」)5Aからの音声を受信するために、IP電話加入者端末(「B」)5BのIPアドレス、ポート番号等が付されて送信される。
続いて、発信制御SIPサーバ10の発信制御部113は、IPアドレスをIP電話加入者端末(「B」)5Bに変更するように要求する接続要求信号(re−INVITE(SDP_加入者B))を、IP電話加入者端末(「A」)5Aに送信し(ステップS39)、IP電話加入者端末(「A」)5Aから200(SDP_加入者A)信号を受信する(ステップS40)。
そして、発信制御SIPサーバ10の発信制御部113は、メディアサーバ50に対し、BYE信号を送信し(ステップS41)、IP電話加入者端末(「A」)5Aに対し、ACK信号を送信する(ステップS42)。続いて、発信制御SIPサーバ10は、メディアサーバ50から200信号を受信し(ステップS43)、発信制御部113が、IP電話加入者端末(「B」)5Bに対し、ACK信号を送信することにより(ステップS44)、IP電話加入者端末(「A」)5AとIP電話加入者端末(「B」)5Bとの間で通話が可能となる(ステップS45)。
以上説明したように、本実施形態に係る通信制御システム100、通信制御方法および発信制御SIPサーバ10によれば、災害発生時に、輻輳規制される加入者サーバ20や中継サーバ3を経由することなく、発信制御SIPサーバ10からの接続要求に基づき、IP電話加入者端末5同士の通話が可能となる。よって、災害発生時に、確実に接続先との通話が可能となり、安否確認や帰宅手段等の連絡を行うことができる。また、IP電話網1側から呼び出す(接続要求を送信)ための登録を、災害発生前に行っておくことにより、IP電話加入者端末5からの大量発信の抑制も期待できる。
なお、本実施形態においては、IP電話の加入者による登録サーバ40への登録者IP電話番号および接続先IP電話番号の登録を、大規模災害等の発生前の通常時に行うものとして説明したが、災害発生以降においても、IP電話の加入者による登録を行えるように設定することも可能である。
1 IP電話
2,20 加入者サーバ(SIPサーバ)
3 中継サーバ(SIPサーバ)
4 宅内装置(HGW)
5 IP電話加入者端末
10 発信制御SIPサーバ
11,21,31,41 制御部
12,22,32,42 入出力部
13,23,33,43 記憶部
30 加入者DBサーバ
40 登録サーバ
50 メディアサーバ
60 インターネット端末(外部装置)
70 インターネット
100 通信制御システム
111 登録情報取得部
112 加入者情報取得部
113 発信制御部
200 加入者情報
211 加入者情報登録部
212 加入者情報送信部
213 呼接続処理部
300 加入者情報DB
311 加入者情報収集部
312 加入者情報通知部
400 発信登録情報
411 番号登録部
412 発信受付部
413 登録情報通知部

Claims (6)

  1. IP電話加入者端末を収容し、通常時の呼接続制御を行うSIPサーバと、前記IP電話加入者端末および前記SIPサーバと接続され、前記IP電話加入者端末に対し発信制御を行う発信制御SIPサーバとを備える通信制御システムであって、
    前記発信制御SIPサーバは、
    前記SIPサーバが輻輳制御された場合に、前記SIPサーバが備える加入者情報に基づき、複数の所定の前記IP電話加入者端末それぞれに接続要求信号を送信し、前記所定のIP電話加入者端末間の通話を可能とすること
    を特徴とする通信制御システム。
  2. 前記通信制御システムは、前記複数の所定のIP電話加入者端末のIP電話番号を登録する登録サーバをさらに備え、
    前記登録サーバは、外部装置から複数の前記IP電話番号を受け付け、自身の記憶部に記憶しておき、
    前記発信制御SIPサーバは、前記SIPサーバが輻輳制御された場合に、前記登録サーバに取得要求を送信することにより、前記複数のIP電話番号を取得し、前記取得した複数のIP電話番号に対応する前記加入者情報を用いて、前記複数のIP電話番号を有する前記IP電話加入者端末それぞれに接続要求信号を送信すること
    を特徴とする請求項1に記載の通信制御システム。
  3. 前記登録サーバは、前記SIPサーバが輻輳制御された場合に、前記受け付けた複数のIP電話番号を有する前記IP電話端末に対し、前記接続要求信号の送信を要求する発信要求を受信し、前記受け付けた複数のIP電話番号に対応付けて前記記憶部に記憶し、
    前記発信制御SIPサーバは、前記登録サーバに取得要求を送信したときに、前記複数のIP電話番号のうち、前記発信要求を受信した前記複数のIP電話番号を、前記登録サーバから取得すること
    を特徴とする請求項2に記載の通信制御システム。
  4. 前記通信制御システムは、前記SIPサーバから加入者情報を収集する加入者DB(DataBase)サーバをさらに備え、
    前記加入者DBサーバは、前記通常時に、前記SIPサーバから前記加入者情報を取得し、自身の記憶部内の加入者情報DBに記憶しておき、
    前記発信制御SIPサーバは、前記複数のIP電話番号を取得した場合に、当該複数のIP電話番号についての前記加入者情報の取得要求を前記加入者DBサーバに送信し、
    前記加入者DBサーバは、前記複数のIP電話番号それぞれに対応する加入者情報を、前記加入者情報DBを検索して抽出し、前記発信制御SIPサーバに送信し、
    前記発信制御SIPサーバは、受信した前記加入者情報を用いて、前記複数のIP電話番号を有する前記IP電話加入者端末それぞれに前記接続要求信号を送信すること
    を特徴とする請求項2または請求項3に記載の通信制御システム。
  5. IP電話加入者端末を収容し、通常時の呼接続制御を行うSIPサーバと、前記IP電話加入者端末および前記SIPサーバと接続され、前記IP電話加入者端末に対し発信制御を行う発信制御SIPサーバとを備える通信制御システムの通信制御方法であって、
    前記発信制御SIPサーバは、
    前記SIPサーバが輻輳制御された場合に、前記SIPサーバが備える加入者情報に基づき、複数の所定の前記IP電話加入者端末それぞれに接続要求信号を送信し、前記所定のIP電話加入者端末間の通話を可能とすること
    を特徴とする通信制御方法。
  6. IP電話加入者端末を収容し、通常時の呼接続制御を行うSIPサーバと、前記IP電話加入者端末および前記SIPサーバと接続され、前記IP電話加入者端末に対し発信制御を行う発信制御SIPサーバとを備える通信制御システムの前記発信制御SIPサーバであって、
    前記SIPサーバが輻輳制御された場合に、前記SIPサーバが備える加入者情報に基づき、複数の所定の前記IP電話加入者端末それぞれに接続要求信号を送信し、前記所定のIP電話加入者端末間の通話を可能とすること
    を特徴とする発信制御SIPサーバ。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015226251A (ja) * 2014-05-29 2015-12-14 日本電信電話株式会社 通信システムと輻輳回避方法

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