JP5780655B2 - 通信システム、通信方法、及び通信サーバ - Google Patents

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Description

本発明は、通信システム、通信方法、及び通信サーバに係り、特に、第三者呼制御サービスを実装する装置が第1接続端末との接続を確立した後、第2接続端末への発信前に第1接続端末からの応答を確認する通信システム、通信方法、及び通信サーバに関する。
近年、ソフトフォンやスマートフォンの普及が進んでいる。ソフトフォンでは、PC操作と電話操作を同時に行うことが可能である。また、スマートフォンでは、電話アプリケーションの開発により、ユーザが電話操作することで、ユーザが意識することなく別の処理を背後で実行させることが可能である。
これらの技術により、電話とアプリケーションを連携させた新たなサービスも開発されている。
特開2011−229182号公報 特開2011−217002号公報
従来の3PCC(3rd Party Call Control、第三者呼制御)サービスフローは、3PCCを実装する装置が第1接続端末との接続を確立した後、すぐに第2接続端末と接続する。このとき、3PCCを実装する装置がもつ第1接続端末の電話番号が最新の番号に更新されていない場合、3PCCを実装する装置が、3PCCサービス利用者の端末ではない端末を第1接続端末として接続し、すぐに第1の接続端末を第2接続端末と通信させる場合があるという課題がある。また、第1接続端末が無線電話端末であった場合、電波状態等の影響により、3PCCを実装する装置が第1の接続端末と接続する際に、第1の接続端末ではなく留守番電話サービスが応答し、3PCCを実装する装置が、すぐに留守番電話サービスと第2接続端末とを通信させる場合があるという課題がある。
本発明は、以上の点に鑑み、第三者呼制御が実現可能なネットワークにおいて、通信させる2者(第1接続端末と第2接続端末)を確実に接続する通信システム及びサーバを提供することを目的とする。
本発明による通信システムは一例として、端末識別子又はユーザ識別子に対応して、受信メッセージ情報、応答メッセージ情報を記憶する端末状態テーブルを有し、ネットワークを介して第1の端末および第2の端末と通信する呼制御サーバと、前記呼制御サーバ、及び、前記第1の端末又はウェブクライアント部と通信するウェブサーバとを備え、前記ウェブサーバは、前記第1の端末又は前記ウェブクライアント部からの要求により、前記第1の端末及び前記第2の端末のそれぞれに対応する端末識別子又はユーザ識別子を含む接続要求を前記呼制御サーバに送信し、前記呼制御サーバは、前記接続要求を受信すると、前記第1の端末の端末識別子又はユーザ識別子を前記端末状態テーブルに記憶し、前記呼制御サーバは、前記第1の端末に要求メッセージを送信し、前記呼制御サーバは、前記第1の端末から応答メッセージを受信すると、前記端末状態テーブルの前記第1の端末の端末識別子又はユーザ識別子が対応づけられる受信メッセージ情報に前記応答メッセージの受信を記憶し、前記呼制御サーバは、前記第1の端末又は前記ウェブクライアント部から、前記第1の端末が応答したことを表す第1接続端末応答を受信すると、前記端末状態テーブルの前記第1の端末の端末識別子又はユーザ識別子が対応づけられる応答メッセージ情報に前記第1接続端末応答の受信を記憶し、前記呼制御サーバは、前記端末状態テーブルの前記受信メッセージ情報に前記応答メッセージの受信が記憶され、かつ、前記応答メッセージ情報に前記第1接続端末応答の受信を記憶している場合、前記第1の端末と前記第2の端末との間で通話を開始させるために、前記第2の端末に要求メッセージを送信する。
本発明によると、第三者呼制御が実現可能なネットワークにおいて、通信させる2者(第1接続端末と第2接続端末)を確実に接続する第三者呼制御サービスシステム及び方法、第三者呼制御サーバを提供することができる。
第1の実施の形態の通信網の構成例を示す説明図である。 第2の実施の形態の通信網の構成例を示す説明図である。 第1および第2の実施の形態の3PCCサーバ2の構成例を示す説明図である。 第1および第2の実施の形態の3PCCサーバ2における端末状態テーブル2010の構成の一例を示す説明図である。 第1の実施の形態の3PCC第1接続端末の応答を確認するhttp画面の構成例を示す説明図である。 第1の実施の形態の3PCCサービスの開始から第2接続端末発信までの手順を説明するシーケンス図である。 第1の実施の形態の3PCCサービスの開始から第1接続端末応答拒否の場合の手順を説明するシーケンス図である。 第1の実施の形態の3PCCサービスの開始から第1接続端末応答失敗した場合の手順を説明するシーケンス図である。 第2の実施の形態の3PCCサービスの開始から第2接続端末発信までの手順を説明するシーケンス図である。 第2の実施の形態の3PCCサービスの開始から第1接続端末応答失敗した場合の手順を説明するシーケンス図である。
1.第1の実施の形態

1−1.ネットワーク及び装置構成
図1は、第1の実施の形態の通信網の構成例を示す説明図である。
本通信網(システム)は、例えば、Webサーバ1と、3PCCサーバ2と、SIP(Session Initiation Protocol)サーバ3とを備える。SIPサーバ3は、例えば3PCCが実現可能なネットワークN2に設置される。Webサーバ1は、3PCCサーバ2と通信する。また、Webサーバ1は、インターネットまたはイントラネット等のネットワークN1を介してWebクライアント4aと通信する。3PCCサーバ2は、3PCCが実現可能なネットワークN2を介して端末A4bおよび端末B4cと通信する。ここで、Webクライアント4aと端末A4bは、同一のユーザが用いる等関連付けられている。Webクライアント4aと端末A4bは近くに配置され、ユーザはWebクライアント4aを使用するとき、端末A4bの着信音又は着信表示を確認することができる。
図3は、第1の実施の形態の3PCCサーバ2の構成例を示す説明図である。
3PCCサーバ2は、例えば、プロセッサ(以下、CPU)2001と、インタフェース(以下、IF)2003a及び2003bと、メモリ2004とを備える。メモリ2004は、SOAP(Simple Object Access Protocol)制御部2101と、3PCCモジュール部2102と、SIP制御部2105を有する。3PCCモジュール部2102は、端末状態テーブル2010と、呼制御部2103と、端末状態管理部2104を有する。
CPU2001は、3PCCサーバ2における各処理を実行する。メモリ2004上のSOAP制御部2101、3PCCモジュール部2102、呼制御部2103、端末状態管理部2104及びSIP制御部2105による処理(プログラム)は、CPU2001により実行される。IF2003は、回線2002を介してWebサーバ1や3PCCが実現可能なネットワークN2と通信するためのインタフェースである。
図4は、第1の実施の形態の3PCCサーバ2における端末状態テーブル2010の構成の一例を示す説明図である。
端末状態テーブル2010は、例えば、sessionID2011に対応して、端末ID2012と、SIP送信メッセージ2013と、SIP送信時刻2014と、SIP受信メッセージ2015と、SIP受信時刻2016と、URL応答メッセージ2017と、URL応答時刻2018とを記憶する。
sessionID2011は、Webサーバ1からの接続要求に対応するセッション識別子である。sessionID2011は、端末A4bと端末B4cとの通信を識別するもので、例えば、Webサーバ1がセッション開始のときに適宜定めることができる。端末ID2012は、sessionID2011で通信する端末識別子である。端末ID2012は、例えば、「A(端末A)」、「B(端末B)」等が記憶される。なお、端末IDの代わりに端末名等の端末識別子又はユーザ識別子を用いてもよい。送信メッセージ2013は、sessionID2011で通信する端末ID2012に対し、SIP制御部2105が送信したSIPメッセージが記憶される。SIP送信メッセージ2013は、例えば、「INVITE(発信)」等が記憶される。SIP送信時刻2014は、SIP制御部2105がSIP送信メッセージ2013を送信した時刻が記憶される。SIP応答メッセージ2015は、SIP制御部2105が端末ID2012からの応答を受信したメッセージが記憶される。SIP応答メッセージ2015は、例えば、「200 OK(応答成功)」、「486 Busy(発信先話中)」等が記憶される。SIP応答時刻2016は、SIP制御部2105がSIP応答メッセージ2015を受信した時刻が記憶される。URL応答メッセージ2017は、呼制御部2103がWEBクライアント4aからの受信したURL応答メッセージが記憶される。URL応答メッセージ2017は、例えば、「OK(応答します)」、「NG(応答しません)」等が記憶される。URL応答時刻2018は、呼制御部2103がURL応答メッセージ2017を受信した時刻が記憶される。
図5は、第1の実施の形態の3PCC第1接続端末の応答を確認するhttp画面の構成例を示す説明図である。
3PCC第1接続端末の応答確認画面4001は、端末名4002と、「応答します(OK)」ボタン4003と、「応答しません(NG)」ボタン4004とを備える。
1−2.動作
図6は、第1の実施の形態の3PCCサービスの開始から第2接続端末発信までの手順を説明するシーケンス図である。
本実施の形態によると、3PCCが実現可能なネットワークN2上で3PCCサービスにおいて、第1接続端末の応答を確認後、第2接続端末に発信することが可能となる。
3PCCサービスまでの流れは、以下の処理(a)〜(c)となる。
(a)3PCCサーバ2と第1接続端末A4bとのセッション確立。
(b)3PCCサーバ2と第2接続端末B4cとのセッション確立。
(c)第1接続端末A4bと第2接続端末B4c間で通話。
第1接続端末A4bは、例えば、ソフトフォンや従来の電話端末である。しかし、従来は、処理(a)がユーザが意図しない処理、例えば、ユーザが接続したい端末と第1接続端末A4bが異なる場合でも、処理(a)の後、処理(b)、処理(c)を続けて処理してしまう課題がある。そこで、本実施の形態では、3PCCサーバ2から応答確認用URLを第1接続端末A4bと接続するWebクライアント4aへ送信し、3PCCサーバ2はWebクライアント4aからのURL応答を受信後に処理(b)を開始することで、この課題を解消する。
以下、シーケンス図に従って本実施の形態の手順を説明する。
まず、3PCCサービスの利用者は、Webクライアント4aを操作してWebサーバ1にログインする。Webサーバ1には、通信するユーザのユーザ識別子又は端末識別子(例えば、端末A4b、端末B4cに対応する2者のユーザ名又は端末ID等)をWebクライアント4aより入力する。例えば、Webサーバ1が、ログインしたWebクライアント4aに対して表示した画面に従い、ユーザの操作により通信する2者のユーザが選択されてもよい。
Webサーバ1は、SOAP makeCallSessionRequest(接続要求)を3PCCサーバ2に送信する(S1)。SOAP makeCallSessionRequestは、接続させたい2者のユーザに対応するSIP−URIを含む。例えば、SIP−URIは、端末A4bや端末B4cの電話番号等の端末識別子(この例では、端末ID A及び端末ID B)を含むように構成することができる。また、例えば、Webサーバ1は、ユーザ識別子又は端末識別子とそのユーザ又は端末のSIP−URIが対応して予め記憶され、入力されたユーザ識別子に対応するSIP−URIを取得するようにしてもよい。Webサーバ1は、取得されたSIP−URIを含むSOAP makeCallSessionRequestを生成して3PCCサーバ2に送信する。
3PCCサーバ2のSOAP制御部2101は、Webサーバ1から、SOAP makeCallSessionRequestを受信し、接続要求を3PCCモジュール部2102に送信する(S2)。この接続要求は、例えば、受信したSOAP makeCallSessionRequestに基づいて3PCCサーバ2で用いる適宜のプロトコルに従って生成されることができ、SOAP makeCallSessionRequest内のSIP−URI(この例では、端末ID A及び端末ID B)を含む。
3PCCモジュール部2102は、接続要求を受信すると、sessionID、ユーザ識別子又は端末識別子(この例では、端末ID A)を生成する。例えば、3PCCモジュール部2102は、乱数値やシーケンス番号を生成してsessionIDを生成する。
3PCCモジュール部2102の端末状態管理部2104は、生成されたsessionIDを端末状態テーブル2010に記憶する。図4に示す端末状態テーブル2010の例では、sessionID(2011)が記憶される。
sessionIDを生成後、3PCCモジュール部2102は、sessionIDを含む接続要求成功応答をSOAP制御部2101に送信する(S3)。
なお、sessionIDの生成に失敗した場合、3PCCモジュール部2102は、接続要求失敗応答(エラーレスポンスメッセージ)を生成し、SOAP制御部2101に送信する。SOAP制御部2101は、接続要求失敗応答を受信すると、接続要求の失敗を示すSOAP makeCallSessionResponseをWebサーバ1に送信する。そして、Webサーバ1は、接続要求の失敗をWebクライアント4bに通知し、表示させる。
SOAP制御部2101は、接続要求成功応答を受信すると、sessionID情報を含んだSOAP makeCallSessionResponseをWebサーバ1に送信する(S4)。
一方、3PCCモジュール部2102の呼制御部2103は、3PCC第1接続端末応答確認するための予め定められた3PCC用のURLをWebサーバ1に通知する(S5)。
次に呼制御部2103は、3PCCサーバ2のSIP制御部2105に接続要求に含まれた端末A4bへの発信要求を送信する(S6)。
SIP制御部2105は、発信要求を受けた後、端末A4bにSIP INVITEメッセージを送信する(S7)。
さらに、端末状態管理部2104は、SIP制御部2105が送信したSIPメッセージ情報を端末状態テーブル2010に記憶する。図4に示す端末状態テーブル2010の例では、当該sessionID(2011)の列の端末ID(2012)に送信先である端末A4bの端末IDが、SIP送信メッセージ(2013)にSIPメッセージ種別であるINVITEが、SIP送信時刻(2014)にSIP制御部2105がSIPメッセージを送信した時刻がそれぞれ記憶される。
端末A4bは、SIP INVITEメッセージを受信し、SIP制御部2105にSIP 200OKメッセージを送信する(S8)。
SIP制御部2105は、端末A4bからSIP 200OKメッセージを受信する。
端末状態管理部2104は、SIP制御部2105が受信したSIPメッセージ情報を端末状態テーブル2010に記憶する。図4に示す端末状態テーブル2010の例では、当該sessionID(2011)で、かつ、端末ID(2012)が端末A4bの端末IDが記憶されている列に、SIP受信メッセージ(2015)にSIPメッセージ種別である200OKが、SIP受信時刻(2016)にSIP制御部2105がSIPメッセージを受信した時刻がそれぞれ記憶される。

SIP制御部2105は、呼制御部2103に端末A4bからの応答通知を送信する(S9)。
Webサーバは、ステップS5のURL通知を受信すると、Webクライアント4aには、呼制御部2103から通知された3PCC第1接続端末応答確認するためのURLのhttp画面(4001)が表示される。ユーザは、例えば、端末A4bからの着信音又は着信表示により確実に端末A4bに着信したことを確認して、端末A4bで応答した後、http画面(4001)上の「応答します(OK)」ボタン(4003)を押下すると、Webクライアント4aからWebサーバ1を経由して呼制御部2103に3PCC第1接続端末応答OK(この例では、端末ID Aを含む。)を通知する(S10)。
端末状態管理部2104は、Webクライアント4aから通知された、URL第1接続端末応答OKの情報を、端末状態テーブル2010に記憶する。図4に示す端末状態テーブル2010の例では、当該sessionID(2011)で、かつ、端末ID(2012)が端末A4bの端末IDが記憶されている列に、URL応答メッセージ(2017)にOKが、URL応答時刻(2018)に呼制御部2103がURL応答メッセージを受信した時刻がそれぞれ記憶される。
呼制御部2103は、端末ID Aについて、端末状態テーブル2010のSIP受信メッセージ(2015)が200OKであること、かつ、URL応答メッセージ(2017)がOKであること、により、端末A4bが3PCCサービス利用者のユーザ操作により応答したと判定する。
次に呼制御部2103は、SIP制御部2105に、接続要求に含まれた端末B4cへの発信要求を送信する(S11)。
SIP制御部2105は、発信要求を受けた後、端末B4cにSIP INVITEメッセージを送信する(S12)。
端末B4cは、SIP INVITEメッセージを受信し、SIP制御部2105にSIP 200OKメッセージを送信する(S25)。
SIP制御部2105がSIP 200OKメッセージを受信後、端末A4bと端末B4cは通話を開始する(S26)。
図7は第1の実施の形態の3PCCサービスの開始から第1接続端末応答拒否の場合の手順を説明するシーケンス図である。
以下、シーケンス図に従って本実施の形態の手順を説明する。
図7のステップS1からS9までは図6のステップS1からS9までの処理と同じである。
Webクライアント4aで呼制御部2103から通知された3PCC第1接続端末応答確認するためのURLのhttp画面(4001)が表示され、ユーザはhttp画面(4001)上の「応答しません(NG)」ボタン(4004)を押下すると、Webクライアント4aからWebサーバ1を経由して、呼制御部2103に3PCC第1接続端末応答NG(この例では、端末ID Aを含む。)を通知する(S13)。ユーザがhttp画面(4001)上の「応答しません(NG)」(4004)ボタンを押下するのは、例えば、端末A4bで応答した後に3PCCサービスをキャンセルしたい場合、あるいは、例えば、端末4bから着信音又は着信表示が確認できなかったときや、応答した端末A4bがユーザの端末ではない場合である。Webサーバ1は、ユーザ識別子又は端末識別子とそのユーザのSIP−URIが対応して予め記憶されるが、例えば、ユーザ識別子又は端末識別子に対応するSIP−URIが過去のデータであり、変更が更新されていないときに、入力されたユーザ識別子又は端末識別子に対し、過去のSIP−URIを取得し、ユーザの過去の端末に発信する。また、ユーザが端末A4bで応答する前に、留守番電話が応答してしまう場合がある。ユーザの過去の端末に発信した場合や留守番電話が応答した場合、ユーザが使用したい端末A4bで着信音がないため、ユーザはhttp画面(4001)上の「応答しません(NG)」(4004)ボタンを押下することが想定される。
端末状態管理部2104は、Webクライアント4aから通知された、URL第1接続端末応答NGの情報を、端末状態テーブル2010に記憶する。図4に示す端末状態テーブル2010の例では、当該sessionID(2011)で、かつ、端末ID(2012)が端末A4bの端末IDが記憶されている列に、URL応答メッセージ(2017)にNGが、URL応答時刻(2018)に呼制御部2103がURL応答メッセージを受信した時刻がそれぞれ記憶される。
呼制御部2103は、端末ID Aについて、端末状態テーブル2010のURL応答メッセージ(2017)がNGであることにより、端末A4bが3PCCサービス利用者のユーザ操作により応答拒否したと判定する。
呼制御部2103の応答拒否判定後、3PCCサービスは終了する。
図8は第1の実施の形態の3PCCサービスの開始から第1接続端末応答失敗した場合の手順を説明するシーケンス図である。
以下、シーケンス図に従って本実施の形態の手順を説明する。
図8のステップS1からS9までは図6のステップS1からS9までの処理と同じである。
第1接続端末応答失敗した場合の例としては、Webクライアント4aで呼制御部2103から通知された3PCC第1接続端末応答確認するためのURLのhttp画面(4001)が表示されるが、ユーザがhttp画面(4001)上の操作をしない場合が想定される。例えば、端末A4bで応答した後にユーザが端末A4bから離れた場合である。
呼制御部2103は、タイマーでURL応答通知を監視し、端末状態テーブル2010のSIP送信時刻(2014)から3PCCサーバ2で予め設定された制限時間内に応答がない場合、端末A4bは応答失敗と判定する。
呼制御部2103の応答失敗判定後、3PCCサービスは終了する。
1−3.第1の実施の形態の効果
本実施の形態によると、3PCCサービスフローにおいて、接続すべき対象となる第1接続端末と3PCCサーバとの接続を確認後、第2接続端末との接続を開始することができる。
2.第2の実施の形態

2−1.ネットワーク及び装置構成
図2は、第2の実施の形態の通信網の構成例を示す説明図である。
本通信網(システム)は、例えば、Webサーバ1と、3PCCサーバ2と、SIPサーバ3とを備える。SIPサーバ3は、例えば3PCCが実現可能なネットワークN2に設置される。Webサーバ1は、3PCCサーバ2と通信する。また、Webサーバ1は、インターネットまたはイントラネット等のネットワークN1を介して端末A4dと通信する。3PCCサーバ2は、3PCCが実現可能なネットワークN2を介して端末A4dおよび端末B4eと通信する。第2の実施の形態では、主に、第1の実施の形態のWebクライアント4aと端末A4bを一体構成として端末A4dとしたものである。
第2の実施の形態の3PCCサーバ2の構成例を示す説明図、及び、第2の実施の形態の3PCCサーバ2における端末状態テーブル2010の構成の一例を示す説明図については、上述の第1の実施の形態と同様である。
2−2.動作
図9は、第2の実施の形態の3PCCサービスの開始から第2接続端末発信までの手順を説明するシーケンス図である。
本実施の形態によると、3PCCが実現可能なネットワークN2上で3PCCサービスにおいて、第1接続端末の応答を確認後、第2接続端末に発信することが可能となる。
3PCCサービスまでの流れは、以下の(a)〜(c)となる。
(a)3PCCサーバ2と第1接続端末A4dとのセッション確立。
(b)3PCCサーバ2と第2接続端末B4eとのセッション確立。
(c)第1接続端末A4dと第2接続端末B4e間で通話。
第1接続端末A4dは、例えば、スマートフォンである。しかし、従来は、処理(a)がユーザが意図しない処理、例えば、回線状態等の影響により3PCCサーバ2からの発信に第1接続端末A4dが着信できず、端末A4dの留守番電話サービスが応答した場合でも、処理(a)の後、処理(b)、処理(c)を続けて処理してしまう課題がある。そこで、本実施の形態では、3PCCサーバ2から応答確認用URLを第1接続端末A4dへ送信し、3PCCサーバ2は第1接続端末A4dからのURL応答を受信後に処理(b)を開始することで、この課題を解消する。
以下、シーケンス図に従って本実施の形態の手順を説明する。
まず、3PCCサービスの利用者は、端末A4dを操作してWebサーバ1にログインする。Webサーバ1は、通信するユーザのユーザ識別子又は端末識別子(例えば、端末A4d、端末B4eに対応する2者のユーザ名又は端末ID等)を端末A4dより入力する。例えば、Webサーバ1が、ログインした端末A4dに対して表示した画面に従い、ユーザの操作により通信する2者のユーザが選択されてもよい。
端末A4dはWebサーバ1を経由して、SOAP makeCallSessionRequest(接続要求)を3PCCサーバ2に送信する(S14)。SOAP makeCallSessionRequestは、接続させたい2者のユーザに対応するSIP−URIを含む。例えば、Webサーバ1は、ユーザ識別子とそのユーザのSIP−URIが対応して予め記憶され、入力されたユーザ識別子に対応するSIP−URIを取得する。例えば、SIP−URIは電話番号等の端末識別子(この例では、端末ID A及び端末ID B)を含むように構成することができる。例えば、端末A4dからSIP−URIを取得し、Webサーバ1にある電話帳で端末B4eのSIP−URIを取得するようにしてもよい。Webサーバ1は、取得されたSIP−URIを含むSOAP makeCallSessionRequestを生成して3PCCサーバ2に送信する。
3PCCサーバ2のSOAP制御部2101は、Webサーバ1から、SOAP makeCallSessionRequestを受信し、接続要求を3PCCモジュール部2102に送信する(S15)。この接続要求は、例えば、受信したSOAP makeCallSessionRequestに基づいて3PCCサーバ2で用いる適宜のプロトコルに従って生成されることができ、SOAP makeCallSessionRequest内のSIP−URI等の端末識別子(この例では、端末ID A及び端末ID B)を含む。
3PCCモジュール部2102は、接続要求を受信すると、sessionIDを、第1の実施の形態と同様に、生成する。
3PCCモジュール部2102の端末状態管理部2104は、生成されたsessionIDを端末状態テーブル2010に記憶する。図4に示す端末状態テーブル2010の例では、sessionID(2011)が記憶される。
sessionIDを生成後、3PCCモジュール部2102は、sessionID情報を含んだ接続要求成功応答をSOAP制御部2101に送信する(S16)。なお、接続要求失敗の場合は、第1の実施の形態と同様である。
SOAP制御部2101は、接続要求成功応答を受信すると、sessionID情報を含んだSOAP makeCallSessionResponseをWebサーバ1に送信する(S17)。
次に呼制御部2103は、3PCCサーバ2のSIP制御部2105に端末B4cへの発信要求を送信する(S18)。
SIP制御部2105は、発信要求を受けた後、接続要求に含まれた端末A4dに3PCC第1接続端末応答確認するためのURLを含んだ、SIP INVITEメッセージを送信する(S19)。
さらに、端末状態管理部2104は、SIP制御部2105が送信したSIPメッセージ情報を端末状態テーブル2010に記憶する。図4に示す端末状態テーブル2010の例では、当該sessionID(2011)の列の端末ID(2012)に送信先である端末A4dの端末IDが、SIP送信メッセージ(2013)にSIPメッセージ種別であるINVITEが、SIP送信時刻(2014)にSIP制御部2105がSIPメッセージを送信した時刻がそれぞれ記憶される。
端末A4dは、SIP INVITEメッセージを受信後、着信電話に応答し、SIP制御部2105にSIP 200OKメッセージを送信する(S20)。端末A4dの電話アプリケーション内で着信電話の応答操作で、SIP INVITEメッセージに含まれるURLに自動接続する機能をもつことで、端末A4dは着信電話の応答により3PCC第1接続端末応答確認するためのURLに接続し、URL第1接続端末応答OKを送信する(S21)。
端末状態管理部2104は、SIP制御部2105が受信したSIPメッセージ情報を端末状態テーブル2010に記憶する。図4に示す端末状態テーブル2010の例では、当該sessionID(2011)で、かつ、端末ID(2012)が端末A4dの端末IDが記憶されている列に、SIP受信メッセージ(2015)にSIPメッセージ種別である200OKが、SIP受信時刻(2016)にSIP制御部2105がSIPメッセージを受信した時刻がそれぞれ記憶される。
SIP制御部2105は、呼制御部2103に端末A4dからの応答通知を送信する(S22)。
端末状態管理部2104は、端末A4dから通知された、URL第1接続端末応答OKの情報を、端末状態テーブル2010に記憶する。図4に示す端末状態テーブル2010の例では、当該sessionID(2011)で、かつ、端末ID(2012)が端末A4dの端末IDが記憶されている列に、URL応答メッセージ(2017)にOKが、URL応答時刻(2018)に呼制御部2103がURL応答メッセージを受信した時刻がそれぞれ記憶される。
呼制御部2103は、端末ID Aについて、端末状態テーブル2010のSIP受信メッセージ(2015)が200OKであること、かつ、URL応答メッセージ(2017)がOKであること、により、端末A4dが3PCCサービス利用者のユーザ操作により応答したと判定する。
次に呼制御部2103は、SIP制御部2105に、接続要求に含まれた端末B4eへの発信要求を送信する(S23)。
SIP制御部2105は、発信要求を受けた後、端末B4eにSIP INVITEメッセージを送信する(S24)。
端末B4eは、SIP INVITEメッセージを受信し、SIP制御部2105にSIP 200OKメッセージを送信する(S25)。
SIP制御部2105がSIP 200OKメッセージを受信後、端末A4dと端末B4eは通話を開始する(S26)。
図10は、第2の実施の形態の3PCCサービスの開始から第1接続端末応答失敗した場合の手順を説明するシーケンス図である。
以下、シーケンス図に従って本実施の形態の手順を説明する。
図10のステップS14からS19までは図9のステップS14からS19までの処理と同じである。
第1接続端末応答失敗した場合の例としては、端末A4dは、SIP INVITEメッセージを受信後、着信電話に応答しない場合が想定される。例えば、ユーザが3PCCサービスをキャンセルしたい場合や、SIP制御部2105が送信したSIP INVITEメッセージを留守番電話サービスが受信し、端末A4dが受信できない場合がある。
呼制御部2103は、タイマーでURL応答通知を監視し、端末状態テーブル2010のSIP送信時刻(2014)から3PCCサーバ2で予め設定された制限時間内に応答がない場合、端末A4dは応答失敗と判定する。
呼制御部2103の応答失敗判定後、3PCCサービスは終了する。
2−3.第2の実施の形態の効果
第2の実施の形態では、第1の実施の形態の効果に加え、さらに、接続すべき対象となる第1接続端末の着信応答により、3PCCサーバとの接続を確認し、接続応答OKを送信することができる。
3.概要

以下に、各実施の形態の構成の概要について要約する。
(第1の実施の形態の構成)
第1の実施の形態において、通信システムは、例えば、第1サーバ(3PCCサーバ2)と、前記第1サーバとSIPプロトコルで接続設定をする装置(端末B4c、CLIENT B)と、前記第1サーバと通信する第1端末(端末A4b、CLIENT A)とを有する通信システムであって、
前記第1サーバは、
接続要求メッセージ(SOAP makeCallSessionRequset)を受信するインタフェース(SOAP制御部)と、
受信した前記接続要求メッセージに従い、前記SIPプロトコルで前記装置に対して接続設定を行う処理部(3PCCモジュール部、端末状態管理部)と、
前記処理部の接続設定の後に、前記第1端末から受信したデータから前記装置に接続するか判定する第1発信制御部(呼制御部)と
を有する。
上述の通信システムにおいて、前記装置は第2端末(端末B4c、CLIENT B)であり、
前記通信システムは、前記第1サーバへ、前記第1端末と前記第2端末とで通信するための前記接続要求メッセージを送信する第2サーバ(webサーバ1)をさらに備え、
前記処理部は、前記SIPプロトコルで前記第1端末及び前記第2端末に対して接続設定を行い、
前記第1発信制御部は、前記第1端末から受信したデータから前記第2端末に接続するか判定し、前記第2端末に対して発信する。
(第2の実施の形態の構成)
第2の実施の形態において、通信システムは、例えば、第1サーバ(3PCCサーバ2)と、前記第1サーバとSIPプロトコルで接続設定をする装置(端末B4e、CLIENT B)と、前記第1サーバと通信する第1端末(端末A4d、CLIENT A)とを有する通信システムであって、
前記第1サーバは、
接続要求メッセージ(SOAP connectRequset)を受信するインタフェース(SOAP制御部)と、
受信した前記接続要求メッセージに従い、前記SIPプロトコルで前記装置に対して接続設定を行う処理部(3PCCモジュール部、端末状態管理部)と、
前記処理部の接続設定の後に、前記第1端末から受信したデータから前記装置に接続するか判定する第1発信制御部(呼制御部)と
を有する。
上述の通信システムにおいて、前記装置は第2端末(端末B4e、CLIENT B)であり、
前記通信システムは、前記第1サーバへ、前記第1端末と前記第2端末とで通信するための前記接続要求メッセージを送信する第2サーバ(webサーバ1)をさらに備え、
前記処理部は、前記SIPプロトコルで前記第1端末及び前記第2端末に対して接続設定を行い、
前記第1発信制御部は、前記第1端末から受信したデータから前記第2端末に接続するか判定し、前記第2端末に対して発信する。
4.付記

なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれている。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
また、本発明は、SIP、SOAP等のプロトコル以外にも適宜のプロトコルに適用可能である。さらに、上述では3PCCを例に説明したが、本発明は、これに限らず、適宜の第三者呼制御に適用可能である。
1 Webサーバ
2 3PCCサーバ
3 SIPサーバ
4 端末
2001 CPU
2003 IF
2004 メモリ
2010 端末状態テーブル
2011 sessionID
2101 SOAP制御部
2102 3PCCモジュール部
2103 呼制御部
2104 端末状態管理部
N1 インターネットまたはイントラネット
N2 3PCCが実現可能なネットワーク

Claims (16)

  1. 端末識別子又はユーザ識別子に対応して、受信メッセージ情報、応答メッセージ情報を記憶する端末状態テーブルを有し、ネットワークを介して第1の端末および第2の端末と通信する呼制御サーバと、
    前記呼制御サーバ、及び、前記第1の端末又はウェブクライアント部と通信するウェブサーバとを備え、
    前記ウェブサーバは、前記第1の端末又は前記ウェブクライアント部からの要求により、前記第1の端末及び前記第2の端末のそれぞれに対応する端末識別子又はユーザ識別子を含む接続要求を前記呼制御サーバに送信し、
    前記呼制御サーバは、前記接続要求を受信すると、前記第1の端末の端末識別子又はユーザ識別子を前記端末状態テーブルに記憶し、
    前記呼制御サーバは、前記第1の端末に要求メッセージを送信し、
    前記呼制御サーバは、前記第1の端末から応答メッセージを受信すると、前記端末状態テーブルの前記第1の端末の端末識別子又はユーザ識別子が対応づけられる受信メッセージ情報に前記応答メッセージの受信を記憶し、
    前記呼制御サーバは、前記第1の端末又は前記ウェブクライアント部から、前記第1の端末が応答したことを表す第1接続端末応答を受信すると、前記端末状態テーブルの前記第1の端末の端末識別子又はユーザ識別子が対応づけられる応答メッセージ情報に前記第1接続端末応答の受信を記憶し、
    前記呼制御サーバは、前記端末状態テーブルの前記受信メッセージ情報に前記応答メッセージの受信が記憶され、かつ、前記応答メッセージ情報に前記第1接続端末応答の受信を記憶している場合、前記第1の端末と前記第2の端末との間で通話を開始させるために、前記第2の端末に要求メッセージを送信する通信システム。
  2. 前記ウェブクライアント部は、前記第1の端末と関連付けられた装置であり、
    前記呼制御サーバは、前記第1接続端末応答を確認するための予め定められた呼制御用のURLを前記ウェブサーバに通知し、
    前記ウェブクライアント部は、前記ウェブサーバにログインすることで、通知された第1接続端末応答を確認するためのURLの画面を表示し、前記第1の端末から前記画面上で応答の入力を受ける場合、前記ウェブクライアント部から前記ウェブサーバを経由して前記呼制御サーバに第1接続端末応答OKを通知することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記ウェブクライアント部は、前記ウェブサーバにログインすることで、通知された第1接続端末応答を確認するためのURLの画面を表示し、前記第1の端末から前記画面上での応答しない旨の入力を受ける場合、前記ウェブクライアント部から前記ウェブサーバを経由して、前記呼制御サーバに第1接続端末応答NGを通知し、
    前記呼制御サーバは、前記ウェブクライアント部から通知された、前記第1接続端末応答NGの情報を、前記端末状態テーブルにおける、前記第1の端末の端末識別子又はユーザ識別子に対応づけられる応答メッセージ情報に記憶し、
    前記呼制御サーバは、前記端末状態テーブルに前記第1接続端末応答NGの情報が記憶されている場合、呼制御を終了することを特徴とする請求項2に記載の通信システム。
  4. 前記呼制御サーバは、前記端末状態テーブルの前記要求メッセージの送信時刻から予め設定された制限時間内に第1接続端末応答がない場合、前記第1の端末の応答失敗と判定し、呼制御を終了することを特徴とする請求項2に記載の通信システム。
  5. 記画面は、応答する旨を示す第1表示部と応答しない旨を示す第2表示部を含み、
    前記第1端末は、前記第1表示部への入力及び前記第2表示部への入力のいずれを受ける場合にも、前記制御サーバから受信した前記URLに接続し、前記制御サーバへ前記第1表示部への入力及び前記第2表示部への入力の少なくともいずれかを通知することを特徴とする請求項2に記載の通信システム。
  6. 前記第1の端末は、前記ウェブクライアント部を含み、
    前記第1の端末は、前記要求メッセージを受信後、着信に応答した場合、前記呼制御サーバに前記応答メッセージを送信し、かつ、前記第1接続端末応答を確認するためのURLに接続して、前記第1接続端末応答を前記呼制御サーバに送信することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  7. 前記呼制御サーバは、前記端末状態テーブルの前記要求メッセージの送信時刻から予め設定された制限時間内に第1接続端末応答がない場合、前記第1の端末の応答失敗と判定し、呼制御を終了することを特徴とする請求項6に記載の通信システム。
  8. 前記呼制御サーバは、前記接続要求を受信すると、セッションIDを生成し、生成された前記セッションIDと、前記第1端末の識別子又はユーザ識別子とを対応づけて前記端末状態テーブルに記憶し、前記セッションIDを含む接続要求成功応答を前記ウェブサーバに送信し、
    前記呼制御サーバは、前記セッションIDと、前記第1端末の識別子又はユーザ識別子とにより、前記端末状態テーブルのデータを識別することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  9. 前記呼制御サーバは第三者呼制御サーバであり、前記接続要求はSOAPリクエストであり、前記要求メッセージ、前記応答メッセージ、及び前記第1接続端末応答はSIPメッセージであることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  10. ウェブサーバにより、第1の端末又はウェブサーバのウェブクライアント部からの要求に基づいて、前記第1の端末及び第2の端末のそれぞれに対応する端末識別子又はユーザ識別子を含む接続要求を呼制御サーバに送信し、
    前記呼制御サーバにより、前記接続要求を受信するときに、前記第1の端末の端末識別子又はユーザ識別子を端末状態テーブルに記憶し、
    前記呼制御サーバにより、前記第1の端末に要求メッセージを送信し、
    前記呼制御サーバにより、前記第1の端末から応答メッセージを受信するときに、前記端末状態テーブルに、前記第1の端末の端末識別子又はユーザ識別子と対応づけられる受信メッセージ情報に前記応答メッセージの受信を記憶し、
    前記呼制御サーバにより、前記第1の端末又は前記ウェブクライアント部から、前記第1の端末から第1接続端末応答を受信するとき、前記端末状態テーブルに、前記第1の端末の端末識別子又はユーザ識別子に対応づけられる応答メッセージ情報に前記第1接続端末応答の受信を記憶し、
    前記呼制御サーバにより、前記端末状態テーブルの前記受信メッセージ情報に前記応答メッセージの受信が記憶され、かつ、前記応答メッセージ情報に前記第1接続端末応答の受信を記憶している場合、前記第2の端末に要求メッセージを送信し、
    前記第2の端末が応答メッセージを前記呼制御サーバに送信した後に、前記第1の端末と前記第2の端末とが通話を開始する通信方法。
  11. 前記ウェブクライアント部は、前記第1の端末と関連付けられた装置であり、
    前記呼制御サーバは、前記第1接続端末応答を確認するための予め定められた呼制御用のURLを前記ウェブサーバに通知し、
    前記ウェブクライアント部は、前記ウェブサーバにログインすることで、通知された第1接続端末応答を確認するためのURLの画面を表示し、前記第1の端末から前記画面上で応答の入力を受ける場合、前記ウェブクライアント部から前記ウェブサーバを経由して前記呼制御サーバに第1接続端末応答OKを通知することを特徴とする請求項10に記載の通信方法。
  12. 前記呼制御サーバは第三者呼制御サーバであり、前記接続要求はSOAPリクエストであり、前記要求メッセージ、前記応答メッセージ、及び前記第1接続端末応答はSIPメッセージであることを特徴とする請求項10に記載の通信方法。
  13. 第1の端末もしくはウェブクライアント部と通信するウェブサーバに対して、通信する第1制御部と、
    前記第1の端末に対して前記第1の端末からの応答情報を得るため、もしくは前記ウェブサーバに対して前記ウェブクライアント部からの応答情報を得るため、情報を送信する第2制御部と、
    前記第1の端末への要求メッセージ及び第2の端末への要求メッセージを送信して呼制御する呼制御部と、
    前記第1の端末及び前記第2の端末の端末識別子又はユーザ識別子を記憶する端末状態管理部とを備え、
    前記第1制御部は、前記第1の端末及び前記第2の端末のそれぞれに対応する端末識別子又はユーザ識別子を含む接続要求を前記ウェブサーバから受信し、
    前記端末状態管理部は、前記接続要求に含まれる前記第1の端末及び前記第2の端末のそれぞれに対応する端末識別子又はユーザ識別子と、前記第2制御部が前記第1の端末もしくは前記ウェブクライアント部から受信する前記応答情報と、前記呼制御部が前記第1の端末から受信する、前記要求メッセージへの応答メッセージとを記憶し、
    前記呼制御部は、前記第1制御部が前記接続要求を受信するときに、前記第1の端末に要求メッセージを送信し、前記呼制御部が前記要求メッセージへの応答メッセージを受信してかつ前記第2制御部が前記応答情報を受信するときに、前記第1の端末と前記第2の端末との間の通話を開始させるために前記第2の端末に要求メッセージを送信することを特徴とする通信サーバ。
  14. 前記第2制御部は、前記第1の端末についての接続端末応答を確認するためのURLを、前記第1の端末もしくは前記ウェブサーバに通知することを特徴とする請求項13に記載の通信サーバ。
  15. 前記ウェブクライアント部は、前記第1の端末と関連付けられ、前記ウェブサーバへのアクセスにより前記URLの画面を表示し、前記第1の端末から前記画面上で応答の入力を受ける場合、前記ウェブクライアント部から前記ウェブサーバを経由して前記第2制御部に前記第1の端末についての接続端末応答を前記応答情報として通知することを特徴とする請求項14に記載の通信サーバ。
  16. 前記第1制御部はSOAPに対応する制御を行い、前記呼制御部はSIPに対応する制御を行うことを特徴とする請求項13に記載の通信サーバ。
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