JP2008092157A - 通信端末、会議情報検索方法、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】会議開始時に利用者が個別の会議情報を容易に検索できるようにする。
【解決手段】通信端末1において、制御部17のキーワード取得手段17Bにより、会議の開始時にデータ通信網5を介して相手端末6から送信された送信情報に含まれるキーワードを取得し、情報検索手段17Cにより、当該キーワードに基づいて、少なくとも当該会議システム用通信端末の記憶部からキーワードに関する情報を検索し、この検索結果を画面表示部で表示する。
【選択図】 図1
【解決手段】通信端末1において、制御部17のキーワード取得手段17Bにより、会議の開始時にデータ通信網5を介して相手端末6から送信された送信情報に含まれるキーワードを取得し、情報検索手段17Cにより、当該キーワードに基づいて、少なくとも当該会議システム用通信端末の記憶部からキーワードに関する情報を検索し、この検索結果を画面表示部で表示する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、データ通信技術に関し、特にデータ通信網を介して複数の地点間で会議を行う会議システム技術に関する。
データ通信網の大容量化に伴って、映像や音声などのメディア情報を高速でデータ通信することが可能となり、このようなデータ通信網を介して複数の地点間で会議を行う会議システムが導入されつつある。
例えば、テレビ会議システムでは、各地点に設置されたパソコンなどの通信端末にカメラやマイクを設け、利用者の映像や音声を取得してメディア情報を生成し、データ通信網を介して相互に送受信することにより、他地点での様子をリアルタイムで画面やスピーカから再生するものとなっている。
例えば、テレビ会議システムでは、各地点に設置されたパソコンなどの通信端末にカメラやマイクを設け、利用者の映像や音声を取得してメディア情報を生成し、データ通信網を介して相互に送受信することにより、他地点での様子をリアルタイムで画面やスピーカから再生するものとなっている。
従来、このような会議システムにおいて、会議に関する資料などの各種会議情報を画面データに変換して相手端末へ送信する技術が提案されている(例えば、特許文献1など参照)。
しかしながら、このような従来技術では、各地点の利用者が共通に参照する会議情報については容易に入手できるものの、各利用者が個別に参照したい会議情報については、当該通信端末から閲覧できる電子化された会議情報であっても、それぞれの利用者が個別に参照する必要があった。このため、会議開始時もしくは会議中に会議に関する情報を検索する必要があり、利用者の作業負担が大きいという問題点があった。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、会議開始時もしくは会議中に利用者が個別の会議情報を容易に検索できる通信端末、会議情報検索方法、およびプログラムを提供することを目的としている。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、会議開始時もしくは会議中に利用者が個別の会議情報を容易に検索できる通信端末、会議情報検索方法、およびプログラムを提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかる通信端末は、データ通信網を介して複数の地点間で会議を行う会議システムで用いられ、地点に設けられた相手端末とデータ通信網を介して接続し会議のためのメディア情報を相互に送受信する通信端末であって、会議の開始時もしくは会議中にデータ通信網を介して相手端末から送信された送信情報からキーワードを取得するキーワード取得手段と、キーワードに基づいて少なくとも当該会議システム用通信端末の記憶部から前記キーワードに関する情報を検索し、この検索結果を画面表示部で表示する情報検索手段とを備えている。
また、本発明にかかる会議情報検索方法は、データ通信網を介して複数の地点間で会議を行う会議システムで用いられ、地点に設けられた相手端末とデータ通信網を介して接続し会議のためのメディア情報を相互に送受信する会議システム用通信端末で、会議に用いる情報を検索する会議情報検索方法あって、会議の開始時もしくは会議中にデータ通信網を介して相手端末から送信された送信情報に含まれるキーワードに基づいて、少なくとも当該通信端末の記憶部から前記キーワードに関する情報を検索し、その検索結果を画面表示する。
また、本発明にかかるプログラムは、データ通信網を介して複数の地点間で会議を行う会議システムで用いられ、地点に設けられた相手端末とデータ通信網を介して接続し会議のためのメディア情報を相互に送受信する会議システム用通信端末のコンピュータに、キーワード取得手段により、会議の開始時もしくは会議中にデータ通信網を介して相手端末から送信された送信情報からキーワードを取得するステップと、情報検索手段により、キーワードに基づいて少なくとも当該会議システム用通信端末の記憶部から前記キーワードに関する情報を検索し、この検索結果を画面表示部で表示するステップとを実行させる。
本発明によれば、通信端末1において、会議の開始時もしくは会議中にデータ通信網を介して相手端末から送信された送信情報に含まれるキーワードに基づいて、少なくとも当該会議システム用通信端末の記憶部からキーワードに関する情報が検索され、この検索結果が画面表示部で表示される。
このため、利用者がキーワードなどを指定して個別の会議情報を検索する必要がなくなり、会議開始時における利用者の作業負担を大幅に削減することが可能となる。
このため、利用者がキーワードなどを指定して個別の会議情報を検索する必要がなくなり、会議開始時における利用者の作業負担を大幅に削減することが可能となる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、図1を参照して、本発明の一実施の形態にかかる通信端末について説明する。図1は、本発明の一実施の形態にかかる通信端末の構成を示すブロック図である。
この通信端末1は、パソコンなどの通信機能を有する情報処理端末からなり、データ通信網を介して複数の地点間で会議を行う会議システムで用いられ、各地点に設けられた相手端末6とデータ通信網5を介して接続し会議のためのメディア情報を相互に送受信する。
まず、図1を参照して、本発明の一実施の形態にかかる通信端末について説明する。図1は、本発明の一実施の形態にかかる通信端末の構成を示すブロック図である。
この通信端末1は、パソコンなどの通信機能を有する情報処理端末からなり、データ通信網を介して複数の地点間で会議を行う会議システムで用いられ、各地点に設けられた相手端末6とデータ通信網5を介して接続し会議のためのメディア情報を相互に送受信する。
図1において、LAN3は、ハブやルータなどの通信機器からなるローカルエリアネットワークであり、通信回線4を介してデータ通信網に接続されている。通信端末1は、このLAN3および通信回線4を介してデータ通信網5に接続される。ファイルサーバ2は、各種情報を格納するサーバ装置からなり、データ通信網5を介した相手端末6との会議で用いる資料などの各種会議情報が、LAN3を介して通信端末1から読み出し可能な状態で格納されている。
本実施の形態は、通信端末1において、会議の開始時にデータ通信網5を介して相手端末6から送信された送信情報に含まれるキーワードに基づいて、少なくとも当該会議システム用通信端末の記憶部からキーワードに関する情報を検索し、この検索結果を画面表示するようにしたものである。
次に、図1を参照して、本実施の形態にかかる通信端末の構成について詳細に説明する。
通信端末1には、主な機能部として、通信インターフェース部(以下、通信I/F部という)11、操作入力部12、カメラ部13、画面表示部14、音声処理部15、記憶部16、および制御部17が設けられている。
通信端末1には、主な機能部として、通信インターフェース部(以下、通信I/F部という)11、操作入力部12、カメラ部13、画面表示部14、音声処理部15、記憶部16、および制御部17が設けられている。
通信I/F部11は、専用の通信回路からなり、LAN3およびデータ通信網5を介して相手端末6との間で、データ通信のための制御用メッセージや会議のためのメディア情報を送受信する機能を有している。
操作入力部12は、キーボードやマウスなどの操作入力装置からなり、利用者の操作を検出して制御部17へ出力する機能を有している。
カメラ部13は、CCDなどの撮像装置からなり、利用者を撮影し、得られた映像データを制御部17へ出力する機能を有している。
操作入力部12は、キーボードやマウスなどの操作入力装置からなり、利用者の操作を検出して制御部17へ出力する機能を有している。
カメラ部13は、CCDなどの撮像装置からなり、利用者を撮影し、得られた映像データを制御部17へ出力する機能を有している。
画面表示部14は、LCDやPDPなどの画面表示装置からなり、制御部17から出力された各種操作画面や相手端末6からの映像メディア情報を画面表示する機能を有している。
音声処理部15は、コーデックなどの音声処理回路からなり、制御部17から指示された着信音や確認音などの信号音や相手端末6からの音声メディア情報をスピーカ(図示せず)から音声信号として再生出力する機能と、マイク(図示せず)から入力された音声信号を音声メディア情報に変換して制御部17へ出力する機能とを有している。
音声処理部15は、コーデックなどの音声処理回路からなり、制御部17から指示された着信音や確認音などの信号音や相手端末6からの音声メディア情報をスピーカ(図示せず)から音声信号として再生出力する機能と、マイク(図示せず)から入力された音声信号を音声メディア情報に変換して制御部17へ出力する機能とを有している。
記憶部16は、ハードディスクやメモリなどの記憶装置からなり、制御部17での処理に用いる各種情報やプログラム16Pを記憶する機能を有している。
プログラム16Pは、制御部17に読み出されて実行されることにより各種機能手段を実現するプログラムである。このプログラム16Pは、外部装置や記録媒体(図示せず)から予め読み込まれて記憶部16に格納される。
プログラム16Pは、制御部17に読み出されて実行されることにより各種機能手段を実現するプログラムである。このプログラム16Pは、外部装置や記録媒体(図示せず)から予め読み込まれて記憶部16に格納される。
記憶部16で記憶している主な情報として、会議情報16Aとインデックス情報16Bがある。会議情報16Aは、データ通信網5を介した相手端末6との会議で用いる資料などの電子化情報であり、ワープロ、表計算、プレゼンテーションツールなどの各種アプリケーションソフトで編集可能なファイル形式で保存されている。インデックス情報16Bは、これら会議情報16Aのキーワードを含む名称とその格納場所情報(URL)との組からなる管理情報であり、所望する会議情報の検索に用いられる。
制御部17は、CPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路を有し、記憶部16からプログラム16Pを読み出して実行することにより、上記ハードウェアとプログラム16Pを協働させて各種機能手段を実現する。
制御部17で実現される主な機能手段としては、通信制御手段17A、キーワード取得手段17B、情報検索手段17C、情報表示手段17D、およびインデックス作成手段17Eがある。
制御部17で実現される主な機能手段としては、通信制御手段17A、キーワード取得手段17B、情報検索手段17C、情報表示手段17D、およびインデックス作成手段17Eがある。
通信制御手段17Aは、通信I/F部11を介して各種制御メッセージやメディア情報を送受信することにより、データ通信網5を介した相手端末6との会議すなわちメディア通信を実現する機能を有している。
キーワード取得手段17Bは、会議の開始時にデータ通信網5を介して相手端末6から送信され、通信I/F部11を介して通信制御手段17Aで受信した送信情報から、会議に関するキーワードを取得する機能を有している。
この送信情報としては、相手端末6から当該通信端末1へ送信される制御メッセージやメディア情報を用いてもよく、キーワードを送信することを目的としたキーワード送信コマンドを用いてもよい。またキーワードとしては、相手端末6の利用者が操作入力した会議の名称などのキーワードのほか、例えば相手端末6の発信者話番号、IPアドレス、URLなど、相手端末6やその利用者を特定する相手情報を用いてもよい。
キーワード取得手段17Bは、会議の開始時にデータ通信網5を介して相手端末6から送信され、通信I/F部11を介して通信制御手段17Aで受信した送信情報から、会議に関するキーワードを取得する機能を有している。
この送信情報としては、相手端末6から当該通信端末1へ送信される制御メッセージやメディア情報を用いてもよく、キーワードを送信することを目的としたキーワード送信コマンドを用いてもよい。またキーワードとしては、相手端末6の利用者が操作入力した会議の名称などのキーワードのほか、例えば相手端末6の発信者話番号、IPアドレス、URLなど、相手端末6やその利用者を特定する相手情報を用いてもよい。
情報検索手段17Cは、キーワード取得手段17Bで取得したキーワードに基づいて、記憶部16のインデックス情報16Bを参照することにより、少なくとも当該通信端末1の記憶部16からキーワードに関する情報を検索する機能と、この検索結果を検索結果画面として画面表示部14で表示する機能とを有している。
情報表示手段17Dは、操作入力部12で検出された利用者による検索結果画面上での情報表示指示に基づいて、指示された情報を記憶部16から読み出して画面表示部14へ画面表示する機能を有している。
インデックス作成手段17Eは、操作入力部12で検出された利用者によるインデックス作成指示に基づいて、記憶部16の会議情報16Aを検索し、その検索結果に基づいてインデックス情報16Bを作成する機能を有している。
情報表示手段17Dは、操作入力部12で検出された利用者による検索結果画面上での情報表示指示に基づいて、指示された情報を記憶部16から読み出して画面表示部14へ画面表示する機能を有している。
インデックス作成手段17Eは、操作入力部12で検出された利用者によるインデックス作成指示に基づいて、記憶部16の会議情報16Aを検索し、その検索結果に基づいてインデックス情報16Bを作成する機能を有している。
次に、図2を参照して、本実施の形態にかかる通信端末の動作について詳細に説明する。図2は、本発明の一実施の形態にかかる通信端末の会議開始動作を示すシーケンス図である。
ここでは、会議の開始時に、発側の相手端末6が、着側の通信端末1に対して接続を行う場合を例として説明する。また、通信端末1のインデックス作成手段17Eにより、予め記憶部16の会議情報16Aが検索され、その検索結果に基づきインデックス情報16Bが作成されているものとする。
ここでは、会議の開始時に、発側の相手端末6が、着側の通信端末1に対して接続を行う場合を例として説明する。また、通信端末1のインデックス作成手段17Eにより、予め記憶部16の会議情報16Aが検索され、その検索結果に基づきインデックス情報16Bが作成されているものとする。
会議の開始時において、相手端末6は、発側利用者の操作に応じて、着側となる通信端末1を選択するとともに(ステップ100)、当該会議の名称など、会議に関するキーワードを取得して、通信端末1との会議を行うための接続要求メッセージ(送信情報)にキーワードを設定し(ステップ101)、通信端末1宛てに送信する(ステップ102)。図3は、送信情報として用いる接続要求メッセージの構成例であり、ここでは、キーワードとして「プロジェクトA」が格納されている。
この接続要求メッセージは、データ通信網5、通信回線4、およびLAN3を介して通信端末1へ転送される。
通信端末1の制御部17は、通信I/F部11により相手端末6からの接続要求メッセージを受信した場合、通信制御手段17Aにより、着側利用者に対して着信検出の旨を報知するための着信表示を開始する(ステップ103)。この着信表示では、画面表示部14により発側相手端末6から着信があったことを画面表示したり、音声処理部15に対して着信音の送出を指示する。
通信端末1の制御部17は、通信I/F部11により相手端末6からの接続要求メッセージを受信した場合、通信制御手段17Aにより、着側利用者に対して着信検出の旨を報知するための着信表示を開始する(ステップ103)。この着信表示では、画面表示部14により発側相手端末6から着信があったことを画面表示したり、音声処理部15に対して着信音の送出を指示する。
この後、通信制御手段17Aは、呼出中メッセージを通信I/F部11から相手端末6宛てに送信する(ステップ104)。
また、制御部17は、キーワード取得手段17Bにより、相手端末6からの接続要求メッセージに含まれるキーワードを取得して情報検索手段17Cへ渡す(ステップ105)。
相手端末6は、LAN3、通信回線4、データ通信網5を介して通信端末1からの呼出中メッセージを受信し、発側利用者に対して呼出中を報知するための呼出音を送出する。
また、制御部17は、キーワード取得手段17Bにより、相手端末6からの接続要求メッセージに含まれるキーワードを取得して情報検索手段17Cへ渡す(ステップ105)。
相手端末6は、LAN3、通信回線4、データ通信網5を介して通信端末1からの呼出中メッセージを受信し、発側利用者に対して呼出中を報知するための呼出音を送出する。
その後、通信端末1の制御部17は、着側利用者による会議情報の検索操作が操作入力部12により検出された場合(ステップ110)、情報検索手段17Cにより、キーワード取得手段17Bからのキーワードに基づいて、記憶部16のインデックス情報16Bを検索することにより、キーワードを含む情報を検索する(ステップ111)。この場合、キーワード「プロジェクトA」を含む名称を持つ会議情報が検索される。情報検索手段17Cは、得られた検索結果を検索結果画面として画面表示部14で画面表示する(ステップ112)。
図4は、検索結果画面の表示例である。この例では、検索された会議情報の名称とそのファイルの格納場所情報(URL)が組として表示されている。また、この検索結果画面がHTML文書形式で表示されており、着側利用者が格納場所情報(URL)を選択操作した場合は、情報表示手段17Dにより、その格納場所情報に基づいて所望の会議情報が画面表示部14に画面表示される。
その後、通信端末1の制御部17は、着側利用者による応答操作が操作入力部12により検出された場合(ステップ120)、通信制御手段17Aにより、着信表示を停止し(ステップ121)、応答メッセージを通信I/F部11から相手端末6宛てに送信する(ステップ122)。
相手端末6は、LAN3、通信回線4、データ通信網5を介して通信端末1からの応答メッセージを受信し、呼出中の送出を停止した後(ステップ123)、通信端末1宛の応答確認メッセージを送信する(ステップ124)。
相手端末6は、LAN3、通信回線4、データ通信網5を介して通信端末1からの応答メッセージを受信し、呼出中の送出を停止した後(ステップ123)、通信端末1宛の応答確認メッセージを送信する(ステップ124)。
通信端末1の制御部17は、通信制御手段17Aにより、通信I/F部11を介して相手端末6からの応答確認メッセージを受信する。
これにより、データ通信網5を介して相手端末6と通信端末1との間で映像や音声のメディア情報の送受信が開始されて、両端末間での会議が開始され(ステップ125)、一連の会議開始動作が終了する。
これにより、データ通信網5を介して相手端末6と通信端末1との間で映像や音声のメディア情報の送受信が開始されて、両端末間での会議が開始され(ステップ125)、一連の会議開始動作が終了する。
このように、本実施の形態は、通信端末1において、会議の開始時もしくは会議中にデータ通信網5を介して相手端末6から送信された送信情報に含まれるキーワードに基づいて、少なくとも当該会議システム用通信端末の記憶部から会議に関する情報を検索し、この検索結果を画面表示部で表示するようにしたので、利用者がキーワードなどを入力して個別の会議情報を検索する必要がなくなり、会議開始時における利用者の作業負担を大幅に削減することが可能となる。
また、本実施の形態では、情報検索手段17Cにより、記憶部16のインデックス情報16Bに基づいてキーワードを含む名称を有する情報を検索するようにしたので、極めて高速に所望の会議情報を検索することができる。また、会議情報の検索方法についてはインデックス情報16Bを用いた検索に限定されるものではなく、記憶部16やファイルサーバ2に格納されている各ファイルの名称を1つずつ検索してもよい。なお、ファイルの名称や格納場所の取得については、既存のOS技術を利用すればよい。
また、本実施の形態では、接続要求メッセージにより、会議に関するキーワードを発側から着側へ通知するようにしたので、キーワードのみを通知するための特別なメッセージを用いる必要がなく、現在使用されている標準的なプロトコルで十分対応することができる。
[実施の形態の拡張]
本実施の形態では、インデックス情報16Bが記憶部16内の会議情報16Aを対象としている場合を例として説明したが、これに限定されるものではない。例えば、LAN3を介して接続されたファイルサーバ2に格納されている会議情報も検索対象とする場合には、インデックス作成手段17Eにより、ファイルサーバ2に格納されている会議情報も対象としてインデックス情報16Bを作成しておけばよい。
本実施の形態では、インデックス情報16Bが記憶部16内の会議情報16Aを対象としている場合を例として説明したが、これに限定されるものではない。例えば、LAN3を介して接続されたファイルサーバ2に格納されている会議情報も検索対象とする場合には、インデックス作成手段17Eにより、ファイルサーバ2に格納されている会議情報も対象としてインデックス情報16Bを作成しておけばよい。
また、本実施の形態では、着側利用者の検索操作に応じて、キーワードに基づく会議情報の検索を行う場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、接続要求メッセージにキーワードが含まれている場合には、そのキーワードに基づく会議情報の検索を自動的に行うようにしてもよい。例えば、図2において、ステップ105でキーワードを取得した後、ステップ111,112を実行すればよい。これにより、利用者の操作を必要とすることなく、会議開始時に当該会議と関係する会議情報の一覧を自動的に画面表示することができる。
また、本実施の形態では、キーワードに基づく会議情報の検索は、応答操作の前に行う場合について説明したが、応答操作の後における検索要求を受け付けてもよく、あるいはその検索要求を無視してもよい。
また、本実施の形態では、会議開始時に相手端末6から送信された送信情報(接続要求メッセージ)からキーワードを取得する場合を例として説明したが、キーワードを通知するタイミングはこれに限定されるものではなく、会議中、すなわち図2のステップ125の通信開始後に、相手端末6から送信された送信情報からキーワードを取得してもよい。
また、送信情報としては、相手端末6から当該通信端末1へ送信される制御メッセージやメディア情報を用いてもよく、キーワードを送信することを目的としたキーワード送信コマンドを用いてもよい。
また、送信情報としては、相手端末6から当該通信端末1へ送信される制御メッセージやメディア情報を用いてもよく、キーワードを送信することを目的としたキーワード送信コマンドを用いてもよい。
また、キーワードとしては、相手端末6の利用者が操作入力した会議の名称などのキーワードのほか、例えば相手端末6の発信者話番号、IPアドレス、URLなど、相手端末6やその利用者を特定する相手情報を用いてもよい。特に、相手情報は、送信情報のヘッダ部に付加されている場合が多く、キーワード取得手段17Bでは、受信した送信情報のヘッダ部から所望のキーワードを取得すればよい。また、相手情報のなかには、データ通信網5で自動的に付加されるものもあり、このような場合にも、受信した送信情報のヘッダ部から所望のキーワードを取得すればよい。
1…通信端末、11…通信I/F部、12…操作入力部、13…カメラ部、14…画面表示部、15…音声処理部、16…記憶部、16A…会議情報、16B…インデックス情報、16P…プログラム、17…制御部、17A…通信制御手段、17B…キーワード取得手段、17C…情報検索手段、17D…情報表示手段、17E…インデックス作成手段、2…ファイルサーバ、3…LAN、4…通信回線、5…データ通信網、6…相手端末。
Claims (3)
- データ通信網を介して複数の地点間で会議を行う会議システムで用いられ、前記地点に設けられた相手端末と前記データ通信網を介して接続し前記会議のためのメディア情報を相互に送受信する通信端末であって、
前記会議の開始時もしくは会議中に前記データ通信網を介して前記相手端末から送信された送信情報からキーワードを取得するキーワード取得手段と、
前記キーワードに基づいて少なくとも当該会議システム用通信端末の記憶部から前記キーワードに関する情報を検索し、この検索結果を画面表示部で表示する情報検索手段と
を備えることを特徴とする通信端末。 - データ通信網を介して複数の地点間で会議を行う会議システムで用いられ、前記地点に設けられた相手端末と前記データ通信網を介して接続し前記会議のためのメディア情報を相互に送受信する会議システム用通信端末で、前記会議に関する情報を検索する会議情報検索方法あって、
前記会議の開始時もしくは会議中に前記データ通信網を介して前記相手端末から送信された送信情報に含まれるキーワードに基づいて、少なくとも当該通信端末の記憶部から前記キーワードに関する情報を検索し、その検索結果を画面表示することを特徴とする会議情報検索方法。 - データ通信網を介して複数の地点間で会議を行う会議システムで用いられ、前記地点に設けられた相手端末と前記データ通信網を介して接続し前記会議のためのメディア情報を相互に送受信する会議システム用通信端末のコンピュータに、
キーワード取得手段により、前記会議の開始時もしくは会議中に前記データ通信網を介して前記相手端末から送信された送信情報からキーワードを取得するステップと、
情報検索手段により、前記キーワードに基づいて少なくとも当該会議システム用通信端末の記憶部から前記キーワードに関する情報を検索し、この検索結果を画面表示部で表示するステップと
を実行させるプログラム。
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