JP5107671B2 - インターホン装置 - Google Patents
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Description
このようなインターホン装置においては、一般的に、カメラが撮像した映像に生じた歪みや映像の露出、ホワイトバランス等を補正するといった映像処理を行っている。そして、当該映像処理を行うためのDSP(デジタルシグナルプロセッサ)等の映像処理手段は、表示エリアを選択するためのパン・チルト操作手段と同様、居室親機に設けており、映像処理手段やパン・チルト操作手段等を画像処理装置として一体的に備えることによる構造の合理化が図られていた。
本発明によれば、所定の表示エリアを拡大表示する際、居室親機から玄関子機へ選択した表示エリアを示す選択信号を送信し、玄関子機にて選択信号にもとづく電子パン・チルト制御や歪み、露出等の補正といった映像処理を行い、玄関子機から居室親機へは対応する映像のみを送信する。したがって、居室親機と玄関子機との間での通信負荷を低減することができ、居室親機の表示画面におけるスムーズな映像表示を実現することができるし、通信性能に優れた高価な通信手段を用いる必要がなく、低コスト化を図ることができる。また、映像処理手段に、映像を補正するにあたって用いる補正パラメータを一時的に記憶するための2つのレジスタ群を設けており、今回読み出した補正パラメータを、前回受信した選択信号にもとづいて読み出した補正パラメータが記憶されている一方のレジスタ群とは異なる他方のレジスタ群へ記憶させており、受信した選択信号に対応する補正パラメータが一方のレジスタ群に記憶されている場合には、一方のレジスタ群に記憶されている補正パラメータを用いて映像の補正及び電子パン・チルト制御を実行するため、たとえば全画面表示から所定の表示エリアの拡大表示へ遷移した後に、再び全画面表示へ復帰させる際、既に一方のレジスタ群に書き込まれている全画面表示に係る補正パラメータをもとに遷移動作、すなわち電子パン・チルト制御を実行することができる。したがって、表示エリアの変更毎に補正パラメータの読み出し及び書き込みを実行しなければならない1つのレジスタ群しか備えていないタイプと比較して、速やかな電子パン・チルト制御の実行を実現することができる。
また、記憶手段には、歪み、露出、及びホワイトバランスのうち少なくとも1つの補正パラメータについて、表示エリア毎に最適となるよう各表示エリアに対応付けて記憶しており、拡大表示する表示エリアが選択された際、対応する補正パラメータを読み出して各種補正を行うようにしている。したがって、拡大表示する際に品位の高い映像を提供することができる。
さらに、映像処理手段に、映像を補正するにあたって用いる補正パラメータを一時的に記憶するための2つのレジスタ群を設けており、今回読み出した補正パラメータを、前回受信した選択信号にもとづいて読み出した補正パラメータが記憶されている一方のレジスタ群とは異なる他方のレジスタ群へ記憶させており、受信した選択信号に対応する補正パラメータが一方のレジスタ群に記憶されている場合には、一方のレジスタ群に記憶されている補正パラメータを用いて映像の補正及び電子パン・チルト制御を実行する。したがって、表示エリアの変更毎に補正パラメータの読み出し及び書き込みを実行しなければならない1つのレジスタ群しか備えていないタイプと比較して、速やかな電子パン・チルト制御の実行を実現することができる。
インターホン装置1は、玄関等に設置され、居住者を呼び出すための玄関子機3と、居室内に設置され、呼び出し応答するための居室親機2とを通話可能に接続してなるものである。
まず、来訪者が玄関子機3の呼び出しボタン11を操作すると、居室親機2との間で通話が可能になるとともに、センサ16へON信号が出力され、カメラ6による撮像動作が開始となり、カメラ6が撮像した映像(映像デジタル信号)はDSP17へ送られる。DSP17では、メモリ18から表示エリア全体に対応する歪み、露出、及びホワイトバランスの補正パラメータを読み出してレジスタ群Aに書き込む。そして、レジスタ群Aに書き込んだ補正パラメータを用いて映像を補正し、該補正映像をインターフェイス14を介して居室親機2へ送信する。一方、居室親機2では、呼び出しボタン11の操作をうけて玄関子機3との間で通話可能な状態になるとともに、玄関子機3から送信されてきた補正映像を表示部7に表示する。
インターホン装置1では、以上のような映像の表示動作に係る制御が、通話が終了となる又は通話が終了してから所定時間経過するまで行われることになる。尚、映像の歪みや露出、ホワイトバランスの補正、及び1つの表示エリアから他の表示エリアへの遷移に係る電子パン・チルト制御については、特開2004−80545号公報や特開2007−67714号公報に開示されている方法を採用することができる。
さらに、DSP17に、2つのレジスタ群A、Bを設けているため、一方のレジスタ群に遷移前の表示エリアにおける補正パラメータを、他方のレジスタ群に遷移後の表示エリアにおける補正パラメータを夫々書き込んで、電子パン・チルト制御を実行するようにしている。したがって、全画面表示から所定の表示エリア7dの拡大表示へ遷移した後に、再び全画面表示へ復帰させる際、既にレジスタ群Aに書き込まれている全画面表示に係る補正パラメータをもとに遷移動作、すなわち電子パン・チルト制御を実行することができる。したがって、表示エリアの変更毎に補正パラメータの読み出し及び書き込みを実行しなければならない1つのレジスタ群しか備えていないタイプと比較して、速やかな電子パン・チルト制御の実行を実現することができる。
また、表示エリアを選択する選択手段としても、上記実施形態の如く、タッチパネル式の操作画面を採用するのではなく、表示画面外にプッシュ操作可能な選択スイッチを設けたり、テンキー等の入力手段を選択手段として採用することも可能である。
さらに、上記実施形態では、歪み、露出、及びホワイトバランスの補正パラメータ全てを各表示エリア毎に対応付けて記憶させているが、必ずしも全ての補正パラメータを表示エリア毎に対応づけて記憶させる必要はなく、歪み、露出、及びホワイトバランスの補正パラメータのうちの少なくとも1つを表示エリア毎に対応づけていればよい。
Claims (1)
- 玄関等に設置され、居住者を呼び出すための玄関子機と、居室内等に設置され、前記玄関子機と通話可能に接続された居室親機とからなり、前記玄関子機に、来訪者等を撮像するための撮像手段を設ける一方、前記居室親機に、前記撮像手段が撮像した映像を表示するための表示画面を有する表示手段を設けたインターホン装置であって、
前記表示画面は複数の表示エリアに分割され、
前記居室親機に、前記表示エリアのうち1つの表示エリアを選択する選択手段と、当該選択手段により選択された表示エリアを示す選択信号を前記玄関子機へ送信する制御手段を備える一方、
前記玄関子機に、前記撮像手段が撮像した映像の歪み、露出、及びホワイトバランスを補正するための補正パラメータを記憶する記憶手段と、前記補正パラメータを用いて前記映像を補正するとともに電子パン・チルト制御を実行する映像処理手段とを備え、さらに、前記記憶手段には、前記歪み、露出、及びホワイトバランスの補正パラメータのうち少なくとも1つの補正パラメータを各前記表示エリア毎に対応付けて記憶する一方、前記映像処理手段には、映像を補正するにあたって用いる前記補正パラメータを一時的に記憶するための2つのレジスタ群を設けており、
前記映像処理手段は、受信した前記選択信号にもとづいて、前記記憶手段から対応する表示エリアの補正パラメータを読み出し、今回読み出した補正パラメータを、前回受信した前記選択信号にもとづいて読み出した補正パラメータが記憶されている一方のレジスタ群とは異なる他方のレジスタ群へ記憶させた後、今回読み出した補正パラメータを用いて映像の補正及び電子パン・チルト制御を実行する一方、受信した前記選択信号に対応する補正パラメータが前記一方のレジスタ群に記憶されている場合には、前記一方のレジスタ群に記憶されている補正パラメータを用いて映像の補正及び電子パン・チルト制御を実行することを特徴とするインターホン装置。
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