JP5107645B2 - 加熱装置及び半導体製造用の熱処理装置 - Google Patents

加熱装置及び半導体製造用の熱処理装置 Download PDF

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Description

本発明は、加熱装置及び半導体製造用の熱処理装置に関し、さらに詳しくは、被加熱対象物を加熱する熱源を内蔵する熱源内蔵空間を備えると共に、その被加熱対象物を取り巻く可燃性ガス雰囲気中に配置されることのある加熱装置であって、前記熱源内蔵空間と外部雰囲気とを気密に分離することのできる加熱装置、及び、半導体製造用の熱処理装置に関する。
半導体デバイスの製造工程におけるフォトリソグラフィー技術においては、ウエハの表面にフォトレジスト剤を塗布し、これを露光処理し、さらに現像処理をして、所定パターンのレジスト膜が形成される。
フォトレジスト剤をウエハの表面に塗布する前の前処理として、加熱装置を使用してウエハを乾燥する工程がある。また、ヘキサメチルジシラザンなどの密着性向上剤をウエハに塗布して、ウエハの表面を親水性から疎水性にする工程がある。この密着性向上剤塗布工程では、加熱装置によりウエハが加熱される。
密着性向上剤塗布工程において使用される密着性向上剤は強い引火性があるので、前記加熱装置は、加熱装置に内蔵されたヒータの熱により密着性向上剤が引火することのないように、加熱装置の内部と外部との気密性を保つ必要がある。一般に、上記処理工程で使用される加熱装置は、金属製の上部板と凹状の下部板との間にヒータを収容している。気密性を保持するために、加熱装置は、樹脂製のOリング又はシートなどのシール部材を上部板と下部板との間に介挿し、ネジなどにより上部板と下部板とを圧縮固定して、シール部材の弾性により上部板と下部板とにOリングが密着する構成となっている。
しかし、加熱装置は、室温から180℃の温度範囲で温度の昇降を繰り返して使用される場合があるので、加熱装置を構成する上部板及び下部板などの部品が、熱膨張及び熱収縮を繰り返しながら長期間使用される間に次第にネジの緩みや、樹脂製のOリングの変形により、Oリングと上部板及び下部板との密着性が損なわれるおそれがあった。そうすると、加熱装置の気密性が保持されないことにより、密閉部のリークから密着性向上剤が引火する可能性があった。
本発明の課題は、半導体製造装置においてウエハを加熱又は乾燥するための加熱装置が、温度変化の激しい環境で長期間使用された場合においても、加熱装置の内部と外部との間の気密性を保持することのできる加熱装置を提供することである。
前記課題を解決するための手段として、
請求項1に記載の発明は、
「底面部とその底面部から立ち上がる内周面を有する周壁面部とを備えて、凹状部を有する凹状基板と前記凹状部を覆蓋する覆蓋基板と、前記凹状基板内に配設されたヒータとを有する加熱装置であって、
前記内周面は、その縁辺から外周面に向かって所定の落差で形成される落差内周面及びこの落差内周面と前記内周面とを連結する連結平面により形成される第1段差部を備え、
前記覆蓋基板は、この覆蓋基板を前記凹状基板に装着したときに、前記連結平面に相対向して臨む対向第1面と前記落差内周面に相対向して臨む対向第2面とを有し、前記連結平面と前記対向第1面との間隙長さ前記落差内周面と前記対向第2面との間隙長さよりも大きくしてなる第2段差部を備え、
前記連結平面と前記対向第1面と前記落差内周面と前記対向第2面とで形成される空間内前記落差内周面と面接触すると共に前記対向第2面と面接触する状態装着されたOリングを備えてなり、
前記凹状基板及び前記覆蓋基板は、前記凹状基板に前記覆蓋基板を装着した場合に前記凹状基板の下方から前記覆蓋基板の上方へと貫通する貫通孔を備え、
前記凹状基板における貫通孔及び前記覆蓋基板における貫通孔は管体が嵌入され、
前記凹状基板における前記貫通孔には、覆蓋基板に向かうように凹状基板内第5段差部が設けられ、
前記覆蓋基板における前記貫通孔には、凹状基板に向かうように覆蓋基板内第3段差部が設けられ、
前記管体の外周と前記凹状基板内第5段差部との間隙には、前記管体の外周面及び前記凹状基板内第5段差部における内周面に面接触するようにOリングが配設され、
前記管体の外周と前記覆蓋基板内第3段差部との間隙には、前記管体の外周面及び前記覆蓋基板内第3段差部における内周面に面接触するようにOリングが配設されてなることを特徴とする加熱装置」であり、
請求項2に記載の発明は、
チャンバ内に設置された請求項1に記載の加熱装置と、前記加熱装置の前記貫通孔を貫通し、ウエハを載置する昇降ピンとを備えていることを特徴とする半導体製造用の熱処理装置」である。
本発明に係る加熱装置の第1の態様においては、前記連結平面と前記対向第1面との間隙長さを前記落差内壁面と前記対向第2面との間隙長さよりも大きくしてなると共に、前記連結平面と前記対向第1面と前記落差内壁面と前記対向第2面とで形成される空間内に、前記落差内壁面及び前記対向第2面とOリングとが面接触するように、Oリングを装着している。したがって、前記加熱装置が、例えば、室温から約180℃の範囲で温度昇降を繰り返して長期間使用された場合に、例えば前記覆蓋基板及び凹状基板が熱膨張及び熱収縮を繰り返すことにより、次第にネジなどの固定部材に緩みを生じたとしても、前記落差内壁面及び前記対向第2面と面接触する状態が維持されるので、加熱装置における凹状部と覆蓋基板とで形成される内部空間と外部との気密性を保持することができる。
さらに、本発明に係る加熱装置は、落差内壁面と周壁面部の端面との間及び前記周壁面部における内周面と前記連結平面との間に面取りされた形状が形成されているので、このような面取りされた形状がない場合に落差内壁面と周壁面部の端面とで形成される角部分によって、又は前記連結平面と前記周壁面部とで形成される角部分によってOリングが損傷するといった事態を避けることができる。したがって、前記加熱装置を長期間使用しても、Oリングが傷つくことなく、シールする機能が損なわれないので、加熱装置の気密性を長期間にわたって保持することができる。
本発明に係る加熱装置の第2の態様は、凹状基板の凹状部を覆蓋するように凹状基板に覆蓋基板を装着した場合に、前記凹状基板の下方から前記覆蓋基板の上方へと貫通する貫通孔を有する加熱装置である。この加熱装置は、覆蓋基板の表面に載置して加熱処理された被加熱対象物を、前記貫通孔に棒状体を挿入することにより、覆蓋基板の表面から取り出すことができる。
この加熱装置においては、第1の態様である加熱装置と同様の技術的効果を奏するとともに、
管体の外周面と凹状基板内第5段差部とで形成されるOリング装着部に装填されたOリングが管体の外周面及び凹状基板内第5段差部における内周面に面接触するとともに、管体の外周面と覆蓋基板内第3段差部とで形成されるOリング装着部に装填されたOリングが管体の外周面及び覆蓋基板内第3段差部における内周面に面接触するので、初期状態においては互いに緊密に結合されていた覆蓋基板と凹状基板とが、その後に、互いに離反するように緩んだとしても、前記各Oリングが、覆蓋基板及び凹状基板の面方向に直交する方向の壁面と面接触しているので、貫通孔と管体とのシール部分が気密に維持され、覆蓋基板で閉鎖されている凹状部の気密性を維持することができる。
まず、図1を参照しつつ本発明に係る一実施例である加熱装置について説明する。図1は、本発明の一実施例である加熱装置を示す断面説明図である。
図1に示されるように、本発明の一実施例である加熱装置1は、その平面形状が例えば長方形、四角形及び円形等の適宜形状をなす底面部2と、その底面部2の縁辺から例えばほぼ垂直に立ち上がる内周面3を有する周壁面部4とを備え、この底面部2と周壁面部4とに囲繞された凹状部5を有する凹状基板6と、前記周壁面部4の端面7すなわち上端面に重ね合わされる下面部と前記凹状部5内に嵌り込む突出部32とを備えていて、前記凹状部5を覆蓋する覆蓋基板8とを有し、更に凹状部5内にヒータ9を有する。なお、以下においては、底面部2の平面形状が円形であるものとして、説明を進める。前記凹状基板6と前記覆蓋基板8とは、底面部2を貫通して覆蓋基板8に達する複数の固定部材10により一体に固定されている。前記凹状基板6の周壁面部4と前記覆蓋基板8における突出部32の外周部との間に形成された空間には、Oリング11が装填されている。前記凹状基板6と前記覆蓋基板8とにより形成された凹状部5が、このOリングにより、外部から密閉されている。
覆蓋基板の平面形状は、この加熱装置自体が熱源となってこの加熱装置から分離した位置にある被加熱対象物が加熱されるのであれば、円形、方形、長方形、三角形、又は楕円形など様々の形状が採用され、また放熱を効率よく行うために覆蓋基板の表面に放熱板等を設けてもよい。なお、図1に示される例では、覆蓋基板の平面形状は円形である。また、この加熱装置を、覆蓋基板の平面、つまり上面にウエハを載置してこのウエハを加熱する手段として、使用することもできる。この場合、覆蓋基板の上面は、少なくともウエハを載置することのできる十分な平面面積及び形状を有することができる限り、上記様々の平面形状であってもよい。
この発明における覆蓋基板及び凹状基板の材質は、耐熱温度、熱伝導率などを考慮して適宜選択することができ、例えば、アルミニウム、ステンレス、銅、鉄などが挙げられる。この加熱装置は、凹状部内に配置されたヒータを加熱することにより覆蓋基板自体を被加熱対象物を加熱する加熱源とすることができる。したがって、この覆蓋基板を形成する材質は、上述したように、耐熱性、熱伝導率に優れた材質が好ましいのである。
この発明に係る加熱装置を形成する凹状基板もまた、凹状部内に配設されているヒータが発する熱を受けて加熱される。したがって、この凹状基板を形成する材質もまた、耐熱性、熱伝導率に優れた材質が好ましい。覆蓋基板及び凹状基板の材質は、同じでも異なっても良い。もっとも、凹状基板内にあるヒータにより覆蓋基板及び凹状基板が加熱されたときに、熱膨張率が同じである方が、ネジなどの固定部材の緩みが生じるのを抑えることができるので、覆蓋基板及び凹状基板は同じ材料で形成されるのが好ましい。いずれにしても、覆蓋基板8及び凹状基板6の形状及び厚さなどによって熱膨張率は変化するので、これらを考慮の上、覆蓋基板及び凹状基板を形成する材質を適宜に選択するのが良い。
固定部材10は、前記凹状基板6と前記覆蓋基板8とを固定することができれば良く、例えば、ネジ等の螺合部材などが挙げられる。
ヒータ9は、この加熱装置を熱源として被加熱対象物を加熱することができる限りその構造に制限がなく、図1に示される例にあっては、エッチング法、蒸着法、めっき法、スクリーン印刷法などにより絶縁体層の上に形成された高抵抗導電層である。その高抵抗導電層を形成する材質は、適用温度に応じて、例えば、金、銀、パラジウム、白金、鉄クロム、ニクロム又は合金などにより適宜選択される。
Oリング11の素材は、弾性を有して落差内壁面及び対向第2面に面接触可能に変形することのできる限り制限がないが、圧縮永久歪率の小さいフッ素ゴム、パーフロロエラストマーが好ましく、市販品としては例えばデュポン社製のバイトン(登録商標)、カルレッツ(登録商標)、及び日本バルカー社製D2570等が挙げられる。
図2は、図1における加熱装置1のシール構造を更に詳細に示す説明図である。
凹状基板6の底面における縁辺からほぼ垂直に周壁面が立ち上がって周壁面部4が形成される。凹状基板6の底面すなわち凹状部の底面をその開口側から観察したときの平面形状は、例えば円形である。凹状基板6の底面が円形であるから、その周壁面部4を形成する周壁面は円筒の内周面3を形成するとともに、その周壁面部4の上部に第1段差部25を備える。この第1段差部25は、周壁面部4における内周面3の上端縁である縁辺21から外周面22に向かって所定の落差で形成される落差内壁面23と、この落差内壁面23と前記内周面3とを連結するように、前記凹状基板6の底面と平行に形成された連結平面24とを備える。前記凹状基板6の底面の平面形状が円形であると、前記連結平面24の平面形状は環状をなす。
前記覆蓋基板8は、この覆蓋基板8を前記凹状基板6に装着したときに、前記連結平面24に相対向して臨む対向第1面26と前記落差内壁面23に相対向して臨む対向第2面27とを有する第2段差部28を備える。前記連結平面24と前記対向第1面26との間隙長さXは、前記落差内壁面23と前記対向第2面27との間隙長さYよりも大きくしてなる。前記覆蓋基板8を前記凹状基板6に装着して凹状部5を覆蓋閉塞すると、前記連結平面24と前記対向第1面26と前記落差内壁面23と前記対向第2面27とで、Oリングが配設される空間であるOリング装着部29が形成される。なお、覆蓋基板8を凹状基板6に完全に装着した状態にあっては、覆蓋基板8の縁辺部の下面が、落差内壁面23における端面7に、密着している。また、前記凹状基板6の底面の平面形状が円形であると、覆蓋基板8における突出部32の外周面が前記対向第2面27である。
前記Oリング11は、前記対向第2面27に弾性力をもって嵌められている。前記覆蓋基板8が凹状基板6に装着された状態では、Oリング11は、Oリング装着部29により形成された空間内に、Oリング11と対向第2面27とが面接触するとともにOリング11と落差内壁面23とが面接触する。したがって、このOリング11の太さは、落差内壁面23と対向第2面27との間隙長さYよりも大きく設計されている。Oリング11の太さは前記面接触が可能となるように適宜に決定される。Oリング装着部29内で、Oリング11が、落差内壁面23と対向第2面27とそれぞれ面接触している結果、この加熱装置1を長期間にわたって加熱された状態及び常温の状態に繰返して使用されることによりネジなどの固定部材が緩んで凹状基板6に対して覆蓋基板8が浮き上がった状態になったとしても、覆蓋基板8による凹状部5の気密性が維持される。覆蓋基板8の凹状基板6に対する装着状態に緩みが生じたとしても、上記のように気密性が確保されるという技術的効果は、例えば、Oリング11が対向第1面26と連結平面24とに面接触しているが、落差内壁面23と対向第2面27とには面接触していない状態でOリング装着部29にOリング11が装着されているときには、達成されることができない。なぜならば、図2に示されるように、覆蓋基板8が凹状基板6から浮き上がった状態になると、Oリング11と対向第1面26及び/又は連結平面24とによる面接触が不良となることにより、凹状部5内と外部とを隔絶する気密性が損なわれるからである。ところが、Oリング11が落差内壁面23と対向第2面27とに面接触していると、図2に示されるように、覆蓋基板8が凹状基板6から浮き上がった状態になったとしても、Oリング11と落差内壁面23及び対向第2面27との面接触状態が維持されるので気密性が保持される。
落差内壁面23における端面7から連結平面24までの長さは、ネジなどの固定部材10により覆蓋基板8と凹状基板6とを締付けたときに、Oリングが対向第1面26と連結平面24とに接触し、所定の接触面積を有することにより、ネジなどの固定部材10による締付け方向においてもシール機能を発揮でき、かつOリング11が対向第1面26と端面7との間にはみ出しを生じない程度の長さであることが好ましい。
落差内壁面23と対向第2面27とは、略平行に形成されているのが好ましい。なぜならば、Oリング装着部に、弾性を有するOリング11が装着されていると、前記落差内壁面23と対向第2面27とによりOリングが圧縮応力を受けてOリング11との接触面積が良好に実現されて、固定部材10が緩んだ状態でも気密性を保つことができるからである。
覆蓋基板8と端面7とは、凹状基板6に覆蓋基板8を装着する際に、平行になるように形成されているのが好ましい。ネジなどの固定部材10により覆蓋基板8と凹状基板6とを締付ける際には、Oリング11が存在することにより、覆蓋基板8と端面7との間に僅かな隙間が存在しており、もし、覆蓋基板8と端面7とが平行でないために、端面7における落差内壁面23側のみが覆蓋基板8に接触してしまう場合には、この接触点に大きな応力が生じてしまうことがあるからである。
連結平面24と対向第1面26とは、必ずしも平行である必要はない。すなわち、連結平面24と内周面3とで形成される角度は、連結平面24と対向第1面26とでOリング11を保持することができる限り、その角度は特に限定されず、図2に示されるような直角、図3(a)に示されるような鋭角θ、又は図3(b)に示されるような鈍角θであっても良い。
図3(a)及び図3(b)に示されるように、前記落差内壁面23と前記端面7との連結部30及び前記内周面3と前記連結平面24との連結部31は、面取りされている形状又は丸みのある形状を有するのが好ましい。前記落差内壁面23と前記端面7との連結部30及び前記内周面3と前記連結平面24との連結部31が面取りされている形状、又は丸みのある形状を有することにより、Oリング11をOリング装着部29に設置し、覆蓋基板8を凹状基板6に装着する際にOリング11が傷つくのを防ぐことができる。また、覆蓋基板8を凹状基板6に装着した後に固定部材10により覆蓋基板8と凹状基板6とを締め付けて固定する際に、Oリング11が傷つくのを防ぐことができる。
面取りされているとは、例えば、前記落差内壁面23と前記端面7とによる稜角が形成されない面が形成されていることであり、この面は平面または曲面である。この平面の大きさ及び角度、曲面の曲率半径などは、Oリング11が傷つくのを防ぐことができ、かつOリング11によるシール機能を損なうことがない範囲内で適宜決定される。
本発明に係る加熱装置1は、凹状基板6にヒータ9を設置した後、覆蓋基板8で凹状基板6の凹状部を覆蓋する。この場合、覆蓋基板8における円柱状の突出部32の外周面である対向第2面27にOリング11を嵌めてOリング11を覆蓋基板8に装着しておくのが良い。Oリング11を装着した覆蓋基板8を凹状基板6に装着すると、Oリング装着部29にOリング11が配設されることになる。かくして、落差内壁面23と対向第2面27とに対してOリング11が面接触する状態となるので、凹状部5は、加熱装置の外部から気密に密閉されている。さらに、固定部材10により、覆蓋基板8と凹状基板6とを締め付けることにより、覆蓋基板8と凹状基板6とが固定されると共に、連結平面24と対向第1面26とに対してOリング11が接触することにより、Oリングの接触面積が確保されるので、さらに確実に凹状部5は密閉される。
図4は、本発明の一実施例である加熱装置を設けた半導体製造用の熱処理装置を説明するための一部断面説明図である。
図4に示されるように、熱処理装置40は、処理室をなす外部ケース41と外部ケース41の中に設置されたチャンバー42とを有する。このチャンバー42の中に加熱装置43が設置されている。加熱装置43には複数の貫通孔44が設けられている。円板状であるウエハ45が加熱装置43の上に適切に載置されるように、この貫通孔44を貫通する円柱状の昇降ピン46が昇降機構47により昇降自在に設置されている。外部ケース41には、この外部ケース41とチャンバー42との間に形成される内部空間にガスを供給するガス導入管48aが取り付けられ、また、前記内部空間からガスを排気するガス排気管49aが取り付けられている。図4に簡略に示されているように、このガス導入管48a及びガス排気管49aにはバルブが取り付けられている。前記チャンバー42には、このチャンバー42の内部空間にガスを供給するガス導入管48bが取り付けられ、また、前記内部空間からガスを排気するガス排気管49bが取り付けられている。図4に簡略に示されているように、このガス導入管48b及びガス排気管49bにはバルブが取り付けられている。外部ケース41とチャンバー42とで形成される内部空間は、ガス排気管49aを通じて真空引きした後に窒素などの不活性ガスがガス導入管48aから供給され、窒素雰囲気となっている。ヘキサメチルジシラザン(以下においては、HMDSと称する。)などの密着性向上剤をウエハに塗布して、ウエハの表面を親水性から疎水性にする処理を行う場合には、チャンバー42の内部は、ガス排気管49bを通じて真空引きした後にHMDSガスがガス導入管48bから供給される。
このHMDSガスは、強い引火性を有するので、加熱装置に内蔵されたヒータに引火する危険がある。しかし、本発明に係る加熱装置は、長期間使用する間に覆蓋基板と凹状基板とを固定するためのネジなどの固定部材が緩んでしまったとしても、Oリングと落差内壁面及び対向第2面とが面接触しているので、Oリングのシール機能が保持されている。したがって、本発明に係る加熱装置は、常に気密性を保つことができるので、加熱装置の周囲に強い引火性を有するHMDSガスが存在していても安全に使用することができる。
図5は、本発明の一実施例である加熱装置43の貫通孔44におけるシール構造を説明するための模式的な概略断面図である。図4に示される熱処理装置40に使用される加熱装置43は、加熱装置43の軸方向に平行に複数の貫通孔44を有している。したがって、この貫通孔44を通して、加熱装置43における大気雰囲気を有する凹状部5とHMDSガス雰囲気を有するチャンバー42の内部とが連通しないように、密閉されていなければならない。このような要請を満たす構造の一例が、図5に示される。
図4に示される加熱装置43の貫通孔44は、図5に示されるように覆蓋基板8に形成された第1貫通孔44Aと凹状基板6に形成された第2貫通孔44Bと管体54とで形成される。この第1貫通孔44Aと第2貫通孔44Bとは中心軸線が共通になるように開設される。
第1貫通孔44Aについて説明する。図5に示されるように、覆蓋基板8には、この覆蓋基板8で凹状基板6の凹状部5を覆蓋するようにこの覆蓋基板8を凹状基板6に装着した場合に、第1貫通孔44Aの凹状基板6に向かう面側に、その凹状基板6に向かう覆蓋基板8の面からその面とは反対側の面に向かって2つの段差部、すなわち、第3段差部52及び第4段差部51が形成されている。
この第3段差部52は、覆蓋基板8における凹状基板6側の平面に開口する円形の開口部における内周面52aと、凹状基板6側の平面に平行に形成された環状第1面52bとで形成される。前記第4段差部51は、前記環状第1面52bにおける円形の内側縁辺にて開口する開口部における内周面51aと、この内周面51aの開口部とは反対側に位置するように環状に形成された環状第2面51bとにより、形成される。この環状第2面51bにおける円形の内側縁辺にて開口する開口部が覆蓋基板8における凹状基板6側とは反対側の面に向かって連続して形成され、これによって貫通した孔が形成される。この孔は内周面59を有する。前記第3段差部52及び第4段差部51が形成されていることにより、凹状基板6側から、内周面52aを有する大径孔52cと、内周面51aを有する中径孔51cと、環状第2面51bの内側縁辺で開口し、貫通する小径孔59cとを同軸に形成して成る第1貫通孔44Aが、形成される。
図5に示されるように、内周面52aの中心軸線方向の長さが、前記環状第1面52bの半径方向の幅よりも大きくなるように、第3段差部52を形成するのが好ましい。
第2貫通孔44Bについて説明する。図5に示されるように、凹状基板6には、この覆蓋基板8で凹状基板6における凹状部5を覆蓋するように、覆蓋基板8が装着されるとする場合に、この覆蓋基板6に向かう凹状基板6の平面に形成された第5段差部53を有する第2貫通孔44Bが、形成される。
この第5段差部53は、覆蓋基板8に形成された第3段差部52と同様の構造を有する。すなわち、この第5段差部53は、凹状基板6における覆蓋基板8側の平面に開口する円形の開口部における内周面64と、この内周面64の中心軸線方向における下端に形成された環状第3面53Aとで形成される。この環状第3面53Aは、凹状基板6における底面2と平行な環状平面を有する。
図5に示されるように、内周面64の中心軸線方向の長さが、前記環状第3面53Aの半径方向の幅よりも大きくなるように、第5段差部53を形成するのが好ましい。
第2貫通孔44Bが、前記環状第3面53Aにおける円形状の内側縁辺を開口部とし、この内側縁辺からこの凹状基板6の覆蓋基板8とは反対側の平面にまで連続する内周面56と、第5段差部53を形成する内周面64とで形成される。
管体54について説明する。
第1貫通孔44A及び第2貫通孔44Bには、一つの管体54が挿入されている。管体54の外径は、内周面55及び内周面56に管体54が嵌合することができる程度に、第4段差部51が形成する内周面55の内径及び凹状基板6に形成された第2貫通孔44Bにおける内周面56の内径よりわずかに小さなクリアランスが生じるように設計される。つまり、管体54の外周面57は、第4段差部51の内周面55及び凹状基板6における第5貫通孔44Bの内周面56に接触している。管体54の内周面58の半径は、覆蓋基板8の第1貫通孔44Aにおける内周面59の半径と略同じである。内周面58の半径と内周面59の半径とは、図4に示されているように、貫通孔の内部に挿入される昇降ピン46が摺動状態で昇降できるような長さを有している。
凹状部5における管体54の外周面57には、管体54の外周に向かって凸状の環状突起60が形成されており、凹状基板6の底面部2に接している。
管体54の両端部は、第4段差部51にける内周面55の途上、及び凹状基板6における内周面56の途上にあり、ネジなどの固定部材10により覆蓋基板8と凹状基板6とを締め付けたときに、第4段差部51の環状第2面51bに管体54の端部が接触しないように、第4段差部51が形成する内周面55の軸方向の長さと管体の軸方向の長さとが設定されている。
第3段差部にはOリング62aが配設されている。このOリング62aの太さは、第3段差部52の内周面63と管体54の外周面57との間隙長さよりも大きく設計されてなる。Oリング62aの太さは、第3段差部52の内周面63と管体54の外周面57とに面接触するように適宜決定される。第5段差部53にもOリング62bが嵌入されており、このOリング62bの太さは、第5段差部53の内周面64と管体54の外周面57との間隙長さよりも大きく設計されてなる。Oリング62bの太さは、第5段差部53の内周面64と管体54の外周面57とに面接触するように適宜決定される。
これらのOリング62a、62bは、前記した加熱装置1の外周部におけるシール構造と同様に、第3段差部62の内周面63及び第5段差部53の内周面64と管体54の外周面57とが、Oリング62a、62bに面接触するので、凹状部5内の密閉性が確保されている。
以上のことから、底面部とその底面部から立ち上がる内周面を有する周壁面部とを備えて、凹状部を有する凹状基板と、前記凹状部を覆蓋する覆蓋基板と、凹状基板内に配設されたヒータと、凹状基板の下方から覆蓋基板の上方へと貫通する貫通孔とを有する加熱装置において、覆蓋基板で閉鎖された凹状部の気密性を確保する課題を解決するための手段として、
前記内周面には、その縁辺から外周面に向かって所定の落差で形成される落差内壁面及びこの落差内壁面と前記内周面とを連結する連結平面により形成される第1段差部を設け、
前記覆蓋基板には、この覆蓋基板を前記凹状基板に装着したときに、前記連結平面に相対向して臨む対向第1面と前記落差内壁面に相対向して臨む対向第2面とを有し、前記連結平面と前記対向第1面との間隙長さが、前記落差内壁面と前記対向第2面との間隙長さよりも大きくしてなる第2段差部を設け、
前記連結平面と前記対向第1面と前記落差内壁面と前記対向第2面とで形成される空間内に、前記落差内壁面と面接触すると共に前記対向第2面と面接触する状態で、装着されたOリングを備え、
前記凹状基板における貫通孔及び前記覆蓋基板における貫通孔に嵌入される管体と、前記凹状基板における貫通孔に覆蓋基板に向かうように設けられた凹状基板内第5段差部と、前記覆蓋基板における貫通孔に凹状基板に向かうように設けられた覆蓋基板内第3段差部と、前記管体の外周と凹状基板内第5段差部との間隙に、前記管体の外周面及び凹状基板内第5段差部における内周面に面接触するように配設されたOリングと、前記管体の外周と覆蓋基板内第3段差部との間隙に、前記管体の外周面及び覆蓋基板内第3段差部における内周面に面接触するように配設されたOリングとを備えてなることを特徴とする加熱装置、を挙げることができる。
上記したところの、凹状基板の下方から覆蓋基板の上方へと貫通する貫通孔とを有する加熱装置は、以下の技術的効果を奏する。すなわち、凹状基板における第1段差部と覆蓋基板における対向第2面とで形成されるOリング装着部に装填されたOリングが前記第1段差部における落差内壁面及び対向第2面に面接触し、また、管体の外周面と凹状基板内第5段差部とで形成されるOリング装着部に装填されたOリングが管体の外周面及び凹状基板内第5段差部における内周面に面接触するとともに、管体の外周面と覆蓋基板内第3段差部とで形成されるOリング装着部に装填されたOリングが管体の外周面及び覆蓋基板内第3段差部における内壁面に面接触するので、初期状態においては互いに緊密に結合されていた覆蓋基板と凹状基板とが、その後に、互いに離反するように緩んだとしても、前記各Oリングが、覆蓋基板及び凹状基板の面方向に直交する方向の壁面と面接触しているので、覆蓋基板で閉鎖されている凹状部の気密性を維持することができる。
凹状部を有する凹状基板を覆蓋部材で閉鎖して前記凹状部を密閉する加熱装置、及び凹状部を有する凹状基板を覆蓋部材で閉鎖するとともに、前記凹状基板の下方から覆蓋基板の上方へと貫通する貫通孔とを有する加熱装置のいずれにおいても、Oリングが、覆蓋基板及び凹状基板の面方向に直交する方向、換言すると貫通孔が貫通する貫通方向に沿う壁面例えば落差内壁面、対向第2面、凹状基板内第5段差部における内周面、及び覆蓋起案内第2段差部における内周面に面接触しているので、覆蓋基板と凹状基板とが相互に離反する方向にずれて取り付け状態が緩んだとしても、凹状部内の気密性が維持されるという、共通の技術的効果が奏される。
図1は、本発明の一実施例である加熱装置を説明するための断面説明図である。 図2は、図1における加熱装置のシール構造を説明するための説明図である。 図3はこの発明に係る加熱装置の他の例を示し、図3(a)は、本発明の変形例である加熱装置のシール構造を説明するための断面説明図であり、図3(b)は、本発明の他の変形例である加熱装置のシール構造を説明するための断面説明図である。 図4は、本発明の一実施例である加熱装置を設けた半導体製造用の熱処理装置を説明するための一部断面説明図である。 図5は、本発明の一実施例である加熱装置の貫通孔におけるシール構造を説明するための一部断面説明図である。
符号の説明
1 加熱装置
2 底面部
3 内周面
4 周壁面部
5 凹状部
6 凹状基板
7 端面
8 覆蓋基板
9 ヒータ
10 固定部材
11 Oリング
21 縁辺
22 外周面
23 落差内壁面
24 連結平面
25 第1段差部
26 対向第1面
27 対向第2面
28 第2段差部
29 Oリング装着部
30 連結部
31 連結部
32 突出部
40 熱処理装置
41 外部ケース
42 チャンバー
43 加熱装置
44 貫通孔
44A 第1貫通孔
44B 第2貫通孔
45 ウエハ
46 昇降ピン
47 昇降機構
48a、48b ガス導入管
49a、49b ガス排気管
51 第4段差部
51a 内周面
51b 環状第2面
51c 中径孔
52 第3段差部
52a 内周面
52b 環状第1面
52c 大径孔
53 第5段差部
53A 環状第3面
54 管体
55 第4段差部の内周面
56 凹状基板における貫通孔の内周面
57 管体の外周面
58 管体の内周面
59 覆蓋基板における貫通孔の内周面
59c 小径孔
60 突起
61 第4段差部の平面
62a、62b Oリング
63 第3段差部の内周面
64 第5段差部の内周面

Claims (2)

  1. 底面部とその底面部から立ち上がる内周面を有する周壁面部とを備えて、凹状部を有する凹状基板と前記凹状部を覆蓋する覆蓋基板と、前記凹状基板内に配設されたヒータとを有する加熱装置であって、
    前記内周面は、その縁辺から外周面に向かって所定の落差で形成される落差内周面及びこの落差内周面と前記内周面とを連結する連結平面により形成される第1段差部を備え、
    前記覆蓋基板は、この覆蓋基板を前記凹状基板に装着したときに、前記連結平面に相対向して臨む対向第1面と前記落差内周面に相対向して臨む対向第2面とを有し、前記連結平面と前記対向第1面との間隙長さ前記落差内周面と前記対向第2面との間隙長さよりも大きくしてなる第2段差部を備え、
    前記連結平面と前記対向第1面と前記落差内周面と前記対向第2面とで形成される空間内前記落差内周面と面接触すると共に前記対向第2面と面接触する状態装着されたOリングを備えてなり、
    前記凹状基板及び前記覆蓋基板は、前記凹状基板に前記覆蓋基板を装着した場合に前記凹状基板の下方から前記覆蓋基板の上方へと貫通する貫通孔を備え、
    前記凹状基板における貫通孔及び前記覆蓋基板における貫通孔は管体が嵌入され、
    前記凹状基板における前記貫通孔には、覆蓋基板に向かうように凹状基板内第5段差部が設けられ、
    前記覆蓋基板における前記貫通孔には、凹状基板に向かうように覆蓋基板内第3段差部が設けられ、
    前記管体の外周と前記凹状基板内第5段差部との間隙には、前記管体の外周面及び前記凹状基板内第5段差部における内周面に面接触するようにOリングが配設され、
    前記管体の外周と前記覆蓋基板内第3段差部との間隙には、前記管体の外周面及び前記覆蓋基板内第3段差部における内周面に面接触するようにOリングが配設されてなることを特徴とする加熱装置。
  2. チャンバ内に設置された請求項1に記載の加熱装置と、前記加熱装置の前記貫通孔を貫通し、ウエハを載置する昇降ピンとを備えていることを特徴とする半導体製造用の熱処理装置。
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