JP5107208B2 - 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、カラー画像形成装置に関わり、特にデジタルカラー複写機、デジタルカラープリンタなどのキャリブレーションに関する。
近年、デジタルカラー複写機、カラープリンタ、カラーファクシミリ、あるいはこれら機能を組み合わせたデジタルカラー複合機などが普及している。記録媒体(例えば、紙、フィルム)にカラー画像を形成する画像出力部(電子写真方式、インクジェット方式など)は、同じデジタルデータを印刷しても、記録紙上の位置などの諸条件によって測色値が異なる。さらに、その値は環境(温度、湿度、記録媒体の特性など)の違い、経時によっても変動する。そこで、この濃度変動を補正するキャリブレーションが必要になる。従来のキャリブレーション方法は、画像出力部が保持する色材ごと、書き込み値が所定ピッチで増加または減少するカラーパッチ群を出力し、その出力結果のカラーパッチ群を読取部によって読み取り、その読み取り信号を用いて画像処理部でデータ処理し、キャリブレーションを行っていた。このようなキャリブレーションに関する従来技術として、例えば以下の技術がある。
特許文献1では、各色材(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)での書き込み値が所定量ずつ増加または減少するカラーパッチ群を並べた第1のカラーパターンに基づいて第1のキャリブレーションを行い、次いで、その結果に基づいて、色材シアン、マゼンタ、イエローの前記書き込み値を補正し、補正データで作られる各色パッチ群を重ねた3色重ねカラーパッチ群からなる第2のカラーパターンを作り、第2のキャリブレーションを行うキャリブレーション方法が提案されている。
特許文献2では、パッチを記録紙上にランダムに配置することにより、スキャナ読み取り時の誤差、画像出力部のページ内の濃度変動を吸収する装置が提案され、また、特許文献3では、画像出力部に装填されている記録媒体の大きさを判定し、その大きさに従って記録媒体上に形成するパッチの相対位置を調整する装置が提案されている。
特開2002−123055号公報 特開2004−234495号公報 特開2002−222074号公報
上記した特許文献1は、色重ねを考慮した高精度なキャリブレーションであるが、キャリブレーションを完了するには記録紙を2枚消費し、これによりトナー消費量が増加する。
また、特許文献2は、記録紙には常にランダムに所定数のパッチがプリントされるので、濃度変動が小さい画像出力部であっても、キャリブレーション毎に必要以上にトナーやインクを消費してしまう。さらに、特許文献3は、所望の画像の邪魔にならずキャリブレーション用パッチを印刷することができるが、これも特許文献2と同様に、濃度変動が小さい画像出力部であっても必要以上にトナーやインクを消費してしまう。
本発明は上記した課題に鑑みてなされたもので、
本発明の目的は、画像出力部の濃度変動特性を加味した高精度なキャリブレーションを実現すると共に、濃度変動が小さい場合は、その特性に応じて印刷するパッチを減らした新たなチャートを生成し、トナーやインクの消費量を抑制する画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体を提供することにある。
本発明は、画像形成装置で印刷したキャリブレーション用チャート(以下、チャート)に配置されたパッチの色値に基づいて、前記画像形成装置のキャリブレーションを行う画像処理装置において、一枚の印刷媒体上の印刷可能領域を複数の領域に分け、前記各領域に、色毎に階調値が異なる複数のパッチを配置したチャートを生成し、蓄積する手段と、前記蓄積されたチャートにおいて測色した同一色、同一階調値からなる複数のパッチの色値に基づいて前記複数のパッチをクラスターに分類する手段と、前記分類された各クラスターにおける任意のパッチを代表パッチとし、前記蓄積されたチャートから前記代表パッチ以外のパッチを削除する手段を有することを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、画像出力部の濃度変動特性を加味した高精度なキャリブレーションが実現され、濃度変動が小さい場合は、その特性に応じて印刷するパッチを減らした新たなチャートを生成するので、トナーやインクの消費量が抑制される。
以下、発明の実施の形態について図面により詳細に説明する。
実施例1
図1は、デジタルカラー複合機100(以下、複合機と記載する)の構成例を示す。まず、複合機100の画像読取部102(例えば、スキャナ)を利用したキャリブレーションの例について説明する。
複合機100とは、コピー機能、プリンタ機能、FAX機能、通信機能といった複数の機能が一体となった機器である。複合機100内のシステムバス101に、以下の機能を担う各部位が接続されており、各種データのやり取りがなされる。
すなわち、モノクロやカラー原稿を読み込む画像読取部102(スキャナ、デジタルスチルカメラなど)、画像をモノクロやカラーで出力する画像出力部103(電子写真方式、インクジェット方式などのプリンタ)、機器の設定、情報の表示、機器操作などを行う表示・操作部104(操作パネル、タッチパネル式の表示装置にテンキー他のボタンを組み合わせることが多い)、画像データや制御パラメータ等を記憶する記憶部105(ハードディスク、RAM、ROMなどの記憶媒体や装置など)、各部位の制御を行う制御部106、画像読取部102や画像出力部103での各種画像処理を行う画像処理部107、LANや無線などで外部との通信を行う通信部108、通信部以外での方法で外部との情報の入出力を行う外部I/F部109(USBや各種記憶媒体が利用できるI/Fも含む)が接続されている。
図2は、複合機100における、キャリブーション実行のフローチャートを示す。表示・操作部104から複合機100に対しキャリブレーション実行を入力する(S100)。その際、画像出力部103は複数の書き込み設定を持っている場合がある。例えば、600dpi*600dpi*2bit、600dpi*600dpi*4bit、1200dpi*1200dpi*2bitなどである。画像出力部103はこれら設定毎に中間調処理などが異なるので、その設定を選択した後にキャリブレーション実行を入力する。記憶部105からキャリブレーション用の画像データを読み込んで(S101)、画像処理部107でγ変換や中間調処理などを実行し、画像出力部103で印刷可能な画像データへ変換する(S102)。変換後の画像データを画像出力部103で印刷し、キャリブレーション用のチャート110を得る(S103)。ユーザーはこのキャリブレーション用のチャート110を画像読取部102に載置し、表示・操作部104から読み取りOKを入力し、画像読取部102で画像データを読み込む(S104)。読み込んだ画像データを画像処理部107で処理し、補正γテーブルを生成する(S105)。画像処理部107のγテーブルを補正γテーブルに置換する(S106)。
図3は、画像読取部102で読み込んだ画像を画像出力部103でコピー出力するためのコピー機能を実行する画像処理部107の構成例を示す。画像読取部102はCCDによって原稿画像を読み取り、CCDからの出力を補正し、信号処理してRGBデータとして出力する。プリントアウトされた印刷物の画像を見ると、階調処理後の網点がかかった画像部、黒単色の文字部、色がついた文字部などが混在していることがわかる。これら画像を高画質にコピーするには、前述の各部位に適した各種画像処理を施す必要がある。そこで、像域分離処理部200では、画像読取部102からの画像データを解析して、エッジ分離、網点分離、色分離などを行い、それぞれの分離結果を総合判定し、黒文字/写真/網点などを画素単位で判定する。例えば、エッジ&黒画素と判定された場合には黒文字画素と判定する。そして、画像読取部102からのRGBデータに対し、像域分離の結果に応じたフィルタ処理をフィルタ処理部201で実行する。例えば、画像部には平滑化フィルタを掛け、黒文字部にはエッジ強調フィルタを掛けるなどの処理を行う。次に、UCR処理も含む色補正を色補正処理部202で実行する。例えば、画像部には自然な色合いを保つパラメータ、その他には鮮やかさを強調するパラメータを使用する。次に、γ変換をγ変換部203で実行する。これは、単色毎に1D−LUTで変換する処理である。最も一般的なキャリブレーション方法では目標とするγに近づけるために、逆γ補正を生成し、その生成した1D−LUTをこのγ変換部203のγと置換することで実現している(これについては、図7を用いて説明する)。さらに、階調処理部204では網点を掛ける中間調処理を行い、画像データを画像出力部103へ送出する。
本実施例では、γ変換部203における1D−LUTによるキャリブレーションの例を説明したが、R、G、Bの2次色、C=M=Yグレーの3次色のキャリブレーションを行う方法もあり、その場合は、色補正処理部202で用いるパラメータを修正してキャリブレーションすることも可能である。なお、フィルタ処理部201〜階調処理部204で使用する各種画像処理パラメータは制御部106が一括管理しており、必要に応じてフィルタ処理部201〜階調処理部204の画像処理のパラメータを制御することができる。
さらに、別のキャリブレーション例として分光測色計を用いた場合の複合機100の構成例を示す。図1の構成と異なる部分のみを説明する。複合機100は通信部108を介し、有線LAN、無線LANといったネットワーク111に接続されている。また、同様にPC(パソコン)112が接続されている(PCは複数台接続されていても良い)。このPC112に、分光測色計113がUSBといった標準I/Fを介して接続されている。
図5は、図4の構成におけるキャリブーション実行のフローチャートを示す。予め、PC112にインストールされているキャリブレーション用アプリケーションソフトを実行する(S200)。PC112から複合機100のプリンタドライバを介し、キャリブレーション用チャート110及びγ変換部203をスルーにする情報を複合機100へ送出する(S201)。画像出力部103から印刷する際、画像処理部107内のγ変換をスルーにし、キャリブレーション用チャート110を得て(S202)、それを分光測色計113で所定の順番で測色する(S203)。次に、キャリブレーション用アプリケーションソフトで測色結果から補正γテーブルを生成し(S204)、補正γテーブルを複合機100の記憶部105にセーブする(S205)。表示・操作部104を介し、記憶部105の補正γテーブルとγ変換部203のγテーブルとを置き換える(S206)。このように、キャリブレーションは複合機のスキャナまたは分光測色計のどちらを用いても良い。
ここで、従来のキャリブレーション用チャート110の例を図6に示す。複合機100に載置する際の位置決めとしてマーカー300があり、各単色(C、M、Y、K)でデジタルピッチ32等間隔に8個の濃度パッチ(256階調の内、階調値が32、64、96...255の8個のパッチ)が並んでいる。キャリブレーション用チャート110を画像読取部102で読み込み、画像処理部107で処理された結果の例を図7に示す。この図はM(マゼンタ)のデジタル値対濃度の特性を表したグラフである(簡単化のために紙白の濃度は“0”で記載した)。読取値がグレーの丸印である。仮に、複合機100のγ目標が“デジタル値対濃度特性はリニア”とする場合、読取値を濃度リニアへ逆補正するために、補正値として“△”が生成され、これらをスムーズに補間してMの1D−LUTを作る。ここで、γ目標としては濃度リニア、明度リニアなどがあり、特に限定するものではない。
本実施例のキャリブレーション用チャート110の例を図8に示す。A4やA3などの印刷媒体の大きさ400において、画像出力部103が印刷できる印刷可能領域が401である。この領域をP分割(図の例ではP=16)する(402)。分割した各領域402の中に、色数C(図8の例では単色4×8段階、つまり、C、M、Y、Kの各単色が図6のように8段階の階調値からなる)の32色(403)を配置したチャートである。図8はわかりやすい様に規則正しくパッチを配置したが、P領域毎にパッチをランダムに配置しても良い。例えば電子写真方式で画像を形成すると、ページ内位置による濃度変動が大きくなる傾向がある。パッチをランダムに配置し、上記したようにキャリブレーションすることにより、ページ内位置による濃度変動を低減することができる。
図9は、実施例1のキャリブレーション用チャート生成のフローチャートを示す。表示・操作部104から領域分割数P、色数Cを入力する(S300)(印刷媒体の大きさによってP、Cを変更してもよい)。これら情報と、予め設定してある画像出力部103の印刷可能領域401とから、画像処理部107は、図8に示すキャリブレーション用チャートを生成する(S301)。次に、各P領域内でパッチをダンラムに配置するか否かを入力する(S302)。YESの場合は、各P領域内でパッチをランダムに配置しなおす(S303)。NOの場合、S301で生成したチャートそのものを記憶部105にセーブする(S304)。
図8のキャリブレーション用チャートから補正γテーブルである1D−LUTを生成する方法としては、画像処理部107が重複するパッチの読取値を平均化することで求めることができる。例えば、図8において、印刷可能領域401中に重複する色(同一色、同一階調値)のパッチは16個(404)存在する。従って、16個の読取値あるいは測色値の平均値をその色の真値(図7のグレーの丸印)として補正値を算出することができる。
本実施例によれば、印刷媒体上を領域分割し、各領域に同じパッチからなるチャートを配置し、更に、領域毎にパッチをランダムに配置することにより、ページ内の濃度変動を受けにくいので、高精度なキャリブレーションを行うことができる。
実施例2
ところで、画像出力部103の中にはA3よりも大きな“A3ノビ”を印刷することができるものもある(通常、ノビ領域には、位置決めマークやテストパターンなどが印刷されていて、印刷領域に画像が印刷された後、ノビ領域がカットされてA3の印刷物となる)。
そこで、実施例2では、ノビ領域もキャリブレーション用チャートに利用する実施例である。記録媒体の大きさ500が“A3ノビ”の例で以下に説明する。
図10は、印刷可能領域501の中にグレーで示したノビ領域502と通常の印刷領域(中央の白い領域は図8に示したものと同じパッチがレイアウトされている)が含まれている。また、ノビ領域は6分割(P’=6)されている。このノビ領域をグレーに色分けして表示したが、実際に印刷する場合は、中央のパッチ同様に背景は紙白のままであり、かつ、各領域には、実施例1で説明した印刷可能領域と同様に、C=32色のパッチが配置されている。なお、各ノビ領域のP’分割とそれ以外の印刷可能領域をP分割した各領域でのパッチは同じ大きさでなくても良い。
図11は、実施例2のキャリブレーション用チャート生成のフローチャートを示す。表示・操作部104から印刷可能領域、かつ、ノビ領域以外の領域に対し、領域分割数P、色数C、重複数Nを入力する(S400)。これら情報と、予め設定してある画像出力部103の印刷可能領域401とから、画像処理部107は、図10の中央部の白い領域に示すキャリブレーション用チャートを生成する(S401)。次に、各P領域内でパッチをダンラムに配置するか否かを入力する(S402)。YESの場合は、各P領域内でパッチをランダムに配置しなおす(S403)。NOの場合、S401で生成したチャートそのものを記憶部105に一旦セーブする(S404)。次に、表示・操作部104からノビ領域に対し領域分割数P’を入力する(S405)。P’情報と、予め設定してある画像出力部103のノビ領域502とから、各ノビ領域にキャリブレーション用チャートを生成する(S406)。次に、各P’領域内でパッチをダンラムに配置するか否かを入力する(S407)。YESの場合は各P’領域内でパッチをランダムに配置しなおす(S408)。NOの場合、S406で生成したチャートそのものになる。ノビ領域に配置したパッチとS404で生成したパッチとを合成し、記憶部105にセーブする(S409)。
図10のキャリブレーション用チャートから補正γテーブルである1D−LUTを生成する方法としては、ノビ領域を含む印刷可能領域で重複するパッチの読取値を平均化することで求めることができる。
本実施例によれば、画像出力装置がノビ領域にも印刷可能な場合、その領域をも含めた高精度なキャリブレーションを行うことができる。
実施例3
図12は、図10と同様に“A3ノビ”であり、各数値はP=16、C=32、P’=6であり、かつ、ランダム配置ではない場合のキャリブレーション用チャート例である。本実施例では、同一(同一色、同一階調値)のパッチデータがP+P’=22個、重複して存在することになる。つまり、例えば、色がM(マゼンタ単色)で、階調段数が3段目の階調値96のパッチは全部で22個あるので、これをM(3,I)(Iは1から22の自然数)と表すことにする。この22個の色値による、公知のクラスター分析を行う。
クラスター分析の例を以下に説明する(ただし、説明は概要に留め、数式などは省略する)。n個の個体または変量の類似度を表す尺度としては、非類似度(例えば、距離のように値が小さいほど類似性が高い)と類似度(相関係数のように値が大きいほど類似性が高い)の2つの表し方がある。非類似度行列(値が小さいほど類似性の高い)を用いて以下の手順で計算する。
(1)1つずつを構成単位とするn個のクラスターからスタートする。
(2)クラスター間の非類似度行列から最も類似性の高い2つのクラスターを融合して1つのクラスターを作る。
(3)クラスターが1つになった時点で終了し、それ以外では(4)を実行する。
(4)(2)で作られたクラスターと他のクラスターとの非類似度を計算して、非類似度行列を更新して(2)に戻る。
非類似度行列の更新に用いる代表的な手法としては、最短距離法、最長距離法、群平均法、重心法、メディアン法、ウォード法などがある。中でも、ウォード法はクラスター内のデータの平方和を最小にする方法で、非類似度としてユークリッド平方距離を用いる。クラスター分析法の中でバランスのとれた方法と言われている。クラスター分析の結果は樹形図によって表わされる。樹形図の横軸は個体の位置、縦軸はクラスター結合の距離を表しており、縦軸を適切な高さで切ることでクラスター分類ができる。
ここで、図12のM(3,I)の色値、つまり各濃度(あるいは明度)が仮に図13に示す値であるとすると、クラスター分析(ウォード法)から得られる樹形図は図14となる。ここで、M(3,I)のパッチに対し、予め縦軸を0.15でカットする、と設定してあった場合、クラスターA、クラスターB、クラスターCの3つに分類できることになる。つまり、各クラスターの代表を例えば左端の個体とするとM(3,1)、M(3,2)、M(3,4)となる。この結果から、画像処理部107は、代表の個体以外のパッチ19個をキャリブレーション用チャート110から削除する。図15において、領域内の空白部が削除されたパッチを表す。
また、補正γテーブルに用いるM(3,I)の値は、各クラスターに属する個体数9個、7個、6個を用いて、
M(3,I)=9*M(3,1)+7*M(3,2)+6*M(3,4) 式(1)
から算出する。次回のキャリブレーションでは、M(3,I)を前述の3パッチのみとし、それら色値を式(1)に代入し、M(3,I)の値を推定する。
図16は、実施例3の処理フローチャートを示す。キャリブレーション用チャートを読み取った色値、あるいは測色値の中から、M(3,I)など推定対象である色(パッチ)に該当する色値を抽出する(S500)。抽出した色値からクラスター分析を行い、下記の値を求める(S501)。
・推定対象である色毎に設定されているカット値を用いてのクラスター分類数
・各クラスターの個体数
・各クラスターの代表データ
画像出力部103で出力した条件(例えば、使用した紙種)と一致し、かつ、直近で使用したキャリブレーション用チャートを記憶部105から読み込んで、代表データ以外のパッチデータを削除する(S502)。また、クラスター分析結果から式(1)に基づく対象パッチの推定値を算出する(S503)。色数C、つまり推定対象である全色の推定を完了したかを判断する(S504)。NOの場合、別の推定対象に対してS500から処理を繰り返す。YESの場合、推定値から補正γテーブルを生成する(S505)。最後に、これら関連情報を記憶部105にセーブする(S506)。
本実施例によれば、ページ内の濃度変動が小さい場合、あるいは、印刷媒体を分割した領域間で濃度が近い場合はキャリブレーション用パッチから削除するので、キャリブレーション精度を低下させることなく、トナー消費量を抑えることができる。
実施例4
実施例3では、クラスター毎の代表データとして、例えば左端に位置するパッチを用いた。本実施例では、画像出力部103がノビ領域への印刷が可能な場合、ノビ領域に存在するパッチを優先してクラスターの代表データ(代表パッチ)とするものである。
推定対象の色がM(3,I)のキャリブレーション用チャートの初期値は図13に示す値であった。この中で、図10のノビ領域に含まれるパッチは、M(3,17)〜M(3,22)の6個である。クラスター分析の結果である樹形図(図14)を参照すると、各クラスターにノビ領域のパッチが含まれていることがわかる。この様に各クラスターにノビ領域のパッチが含まれている場合は、ノビ領域のパッチを代表データ(代表パッチ)として残す。図17は、実施例4の処理フローチャートを示す。図16の処理フローチャートとはS501’の処理内容が異なり、図17のS501’において、ノビ領域にある代表データを優先するように変更する。他のステップは図16のものと同様である。
本実施例によれば、キャリブレーション用チャートのパッチが概ねノビ領域に含まれるので、印刷中央部にある画像の邪魔にならずキャリブレーションを行うことができる。
実施例5
実施例4では、ノビ領域を優先して代表データを残すとしたが、全クラスターにノビ領域のパッチが含まれる保証はない。例えば、図14のクラスターCには、ノビ領域のM(3,17)、M(3,22)が含まれるが、図18のように、前者の色値が0.407から0.48、後者が0.36から0.581に変わった場合、M(3,22)はクラスターAに、M(3,17)はクラスターBへと遷移し、その結果、樹形図は図19となる。クラスターCにはノビ領域以外のM(3,4)、M(3,14)の2個が存在する。
そこで、クラスターCの左端のM(3,4)をノビ領域のパッチで推定する方法を説明する。図19において、クラスターCのM(3,4)を起点に、隣接するクラスターで、かつ、ユークリッド距離が小さいクラスター順、つまり、クラスターB、クラスターAの順で探索する。起点がクラスターBの場合はクラスターA、クラスターCの順、起点がクラスターAの場合はクラスターB、クラスターCの順に探索する。M(3,4)を起点にした場合は、樹形図を探索していき、ノビ領域に含まれるパッチであるM(3,20)が見つかる(図中の一点鎖線の探索経路になる)。M(3,4)、M(3,20)の色値は、それぞれ0.345、0.457であるので、式(2)で推定値を算出する。
M(3,4)={0.345/0.457}*M(3,20) 式(2)
M(3,4)はM(3,20)から推定できるので、キャリブレーション用チャートからM(3,4)を削除し、M(3,20)をクラスターCの代表データ(代表パッチ)として残し、M(3,20)の色値を記憶部105に記憶する。次回、M(3,20)の色値を式(2)に代入し、M(3,4)を計算し、補正γテーブルを生成するための1つの読取値とする。
図20は、実施例5の処理フローチャートを示す。図17の処理フローチャートとはS501”の処理内容が異なり、各クラスターにノビ領域のパッチがない場合、別クラスターへの探索を行い、式(2)の推定式を算出する。
本実施例によれば、キャリブレーション用チャートのパッチを全てノビ領域に配置し、印刷中央部のパッチをノビ領域のパッチから推定することで、印刷の邪魔にならず、かつ高精度なキャリブレーションを行うことができる。
実施例6
画像出力部103において、初期の濃度変動は大きいが徐々にその変動が小さくなる場合がある。この場合、キャリブレーション用チャートのパッチ数もこれに応じて数が減少することになる。しかし、ある程度の数のパッチを出力して確認したい場合がある。
図21は、実施例6の処理フローチャートを示す。キャリブレーション用チャートからクラスター分析によりパッチ数を減少させていく処理結果を記録として保存してあるので、それを表示・操作部104に表示し(S600)、所望のキャリブレーション用チャートを選択する(S601)ことで、現キャリブレーション用チャートを蓄積されているキャリブレーション用チャートへ戻すことができる。また、画像処理部103の主要な構成部品、消耗品を交換した場合などは濃度変動が大きく変わる場合があるが、本実施例の機能によって初期設定に戻すことができる。
本実施例によれば、画像出力装置の主要部品やサプライの交換などで濃度が変動した場合でも、容易に初期のキャリブレーション用チャートに戻すことができる。また、所望のパッチ数が印刷されている好みのキャリブレーション用チャートを選択し、キャリブレーションを実行することができる。
実施例7
実施例6において、初期のキャリブレーションチャート(例えば図12)を起点に、キャリブレーションを実行する度にパッチが減っていき、これらキャリブレーション情報を蓄積することで、初期のキャリブレーションチャートやそれ以降のキャリブレーションチャートに戻ってキャリブレーションができる例を説明した。
実施例7は、これらキャリブレーション情報を紙種毎に蓄積し、選択できるようにした実施例である。
図22は、紙種毎のキャリブレーション用チャート例を示す。図22(a)は、初期のキャリブレーション用チャート、(b)は紙種Aで1回目のキャリブレーションを実行した際に蓄積したキャリブレーション用チャートである。(c)は紙種Bでの1回目のキャリブレーション用チャート、(d)は紙種Bでの2回目のキャリブレーション用チャートである。このように、紙種毎にキャリブレーション情報を蓄積しておき、適した紙種のキャリブレーション用チャートを選択し、キャリブレーションを実行する。
図23は、実施例7の処理フローチャートを示す。実施例5(図20のフローチャート)を基に相違する部分のみを説明する。まず、複合機100は所定の手段により紙種の情報を取得する(S507)。例えば、表示・操作部104からユーザーが入力した紙情報を利用する、あるいは、画像出力部103のトレイ(図示していない)に紙種の設定機構があり、その情報を制御部106で読み込むなどの方法を用いる。ここでは、紙種情報の取得手段は限定しない。取得した紙種情報と関連付けてキャリブレーションに関する情報を記憶部105に蓄積する(S506’)。
図24は、紙種毎のキャリブレーション用チャートを選択する処理フローチャートを示す。記憶部105からキャリブレーション情報を読み込んで、表示・操作部104に紙種の情報が表示され(S700)、ユーザーは所望の紙種を選択する(S701)。次に、表示・操作部104に選択した紙種のキャリブレーション用チャートを表示する(S702)。所望のキャリブレーション用チャートを選択する(S703)ことで、紙種に応じたキャリブレーション用チャートを選択することができる。
本実施例によれば、紙種毎に異なるキャリブレーション用チャートを持つことで、所望の紙のキャリブレーションを的確に行うと同時に、画像処理装置と相性が良い紙ではパッチ数が少なくなり、トナー消費量を抑えることができる。
本発明は、前述した実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した各実施例の機能を実現することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施例の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施例の機能が実現される場合も含まれる。さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施例の機能が実現される場合も含まれる。また、本発明の実施例の機能等を実現するためのプログラムは、ネットワークを介した通信によってサーバから提供されるものでも良い。
本発明の実施例1の第1の構成を示す。 第1の構成におけるキャリブーション実行のフローチャートを示す。 デジタルカラー複合機の画像処理部の構成を示す。 実施例1の第2の構成を示す。 第2の構成におけるキャリブーション実行のフローチャートを示す。 従来のキャリブレーション用チャートを示す。 単色のデジタル値対濃度の特性を示す。 実施例1のキャリブレーション用チャートを示す。 実施例1のキャリブレーション用チャート生成のフローチャートを示す。 実施例2のキャリブレーション用チャートを示す。 実施例2のキャリブレーション用チャート生成のフローチャートを示す。 実施例3を説明するためのキャリブレーション用チャートを示す。 図12のパッチM(3、I)の色値を示す。 図13の色値をクラスター分析した樹形図を示す。 実施例3の処理結果を示す。 実施例3の処理フローチャートを示す。 実施例4の処理フローチャートを示す。 実施例5を説明するためのパッチM(3、I)の色値を示す。 図18の色値をクラスター分析した樹形図を示す。 実施例5の処理フローチャートを示す。 実施例6の処理フローチャートを示す。 紙種毎のキャリブレーション用チャート例を示す。 実施例7の処理フローチャートを示す。 紙種毎のキャリブレーション用チャートを選択する処理フローチャートを示す。
符号の説明
100 デジタルカラー複合機
101 システムバス
102 画像読取部
103 画像出力部
104 表示・操作部
105 記憶部
106 制御部
107 画像処理部
108 通信部
109 外部I/F部
110 キャリブレーション用チャート

Claims (8)

  1. 画像形成装置で印刷したキャリブレーション用チャート(以下、チャート)に配置されたパッチの色値に基づいて、前記画像形成装置のキャリブレーションを行う画像処理装置において、一枚の印刷媒体上の印刷可能領域を複数の領域に分け、前記各領域に、色毎に階調値が異なる複数のパッチを配置したチャートを生成し、蓄積する手段と、前記蓄積されたチャートにおいて測色した同一色、同一階調値からなる複数のパッチの色値に基づいて前記複数のパッチをクラスターに分類する手段と、前記分類された各クラスターにおける任意のパッチを代表パッチとし、前記蓄積されたチャートから前記代表パッチ以外のパッチを削除する手段を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記印刷可能領域がノビ領域を含む場合、前記ノビ領域を複数の領域に分け、前記各領域に、色毎に階調値が異なる複数のパッチを更に配置したチャートを生成、蓄積し、前記削除する手段は、前記印刷可能領域からノビ領域を除いた領域内にあるパッチを優先して削除することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記削除する手段が前記印刷可能領域からノビ領域を除いた領域内にあるパッチを削除した後に、前記ノビ領域を除いた前記印刷可能領域にパッチが残存する場合、残存するパッチの色値を前記ノビ領域のパッチの色値から推定する手段と、前記推定後、前記印刷可能領域に残存するパッチを削除したチャートを生成する手段と、前記推定する際に参照した前記ノビ領域のパッチの色値を蓄積する手段を有することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 蓄積しているチャートを選択する手段と、現チャートを前記選択したチャートに置換する手段を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 紙種毎のチャートを蓄積する手段と、前記紙種を選択する手段と、選択された紙種に対応するチャートを表示し、表示されたチャートの内から所定のチャートを選択する手段を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 画像形成装置で印刷したキャリブレーション用チャート(以下、チャート)に配置されたパッチの色値に基づいて、前記画像形成装置のキャリブレーションを行う画像処理方法において、一枚の印刷媒体上の印刷可能領域を複数の領域に分け、前記各領域に、色毎に階調値が異なる複数のパッチを配置したチャートを生成し、蓄積する工程と、前記蓄積されたチャートにおいて測色した同一色、同一階調値からなる複数のパッチの色値に基づいて前記複数のパッチをクラスターに分類する工程と、前記分類された各クラスターにおける任意のパッチを代表パッチとし、前記蓄積されたチャートから前記代表パッチ以外のパッチ削除する工程を有することを特徴とする画像処理方法。
  7. 請求項6記載の画像処理方法をコンピュータに実現させるためのプログラム。
  8. 請求項6記載の画像処理方法をコンピュータに実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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