JP5105081B2 - 機能性溶液供給システムおよび機能性溶液供給方法 - Google Patents

機能性溶液供給システムおよび機能性溶液供給方法 Download PDF

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Description

この発明は、過硫酸を含む機能性溶液を洗浄液などとして供給可能な機能性溶液供給システムおよび機能性溶液供給方法に関するものである。
硫酸溶液を電解することにより製造した過硫酸溶液を用いた半導体ウェハのレジスト剥離システムの最も単純なシステム構成として、図2(a)に示す1ループ方式がある。
該システムでは、洗浄機21の出液側と電解セル23の入液側とを冷却器24、貯留槽22を介して循環路31の往路で接続し、電解セル23の出液側と洗浄機21の入液側とを、加熱器25を介して上記循環路31の復路で接続しており、1ループで各機器が接続されている。
このシステムでは、ポンプやバルブが少なくて済むメリットがあるが、以下に述べる課題もある。
洗浄機での単位時間当たり必要過硫酸量が多い場合、即ち半導体ウェハへのイオンドーズ量が多い、レジスト厚さが厚い、処理時間を短くしたいなどの場合、高濃度の過硫酸溶液を製造するために多数の電解セルを設置することが必要になるが、硫酸溶液循環量を増やせば、冷却器では冷却負荷が大きくなり、加熱器では、再加熱負荷が大きくなる問題が生じる。また、硫酸溶液循環量が少ないと、電解セル内部での適正な硫酸溶液流量分布を保つことができない。
これを解決する方法として、図2(b)、(c)に示す2ループ方式や図2(d)に示す3ループ方式が考えられる。(例えば特許文献1の図2)
図2(b)のシステムでは、洗浄機21と貯留槽22とを循環路31aの往路で接続し、前記貯留槽22と洗浄機21とを、加熱器25を介して循環路31aの復路で接続する。また、貯留槽22と電解セル23とを冷却器26を介して循環路31bの往路で接続し、前記電解セル23と貯留槽22とを循環路31bの復路で接続する。貯留槽22には循環液の温度低下を防ぐための加熱器27を設置する。すなわち、循環路31aの往路と循環路31aの復路で形成されるループと、循環路31bの往路と循環路31bの復路で形成されるループの2ループで各機器が接続されている。
図2(c)のシステムでは、洗浄機21と貯留槽22とを循環路31aの往路で接続し、前記貯留槽22と洗浄機21とを、加熱器25を介して循環路31aの復路で接続する。また、貯留槽22と電解セル23とを冷却器26を介して循環路31bで接続し、前記電解セル23と洗浄機21とを循環路31で接続する。貯留槽22には循環液の温度低下を防ぐための加熱器27を設置する。すなわち循環路31aの往路と循環路31aの復路とで形成されるループと、循環路31aの往路と循環路31bと循環路31とで形成されるループの2ループで各機器が接続されている。
図2(d)のシステムでは、洗浄機21と貯留槽22とを循環路31aの往路で接続し、前記貯留槽22と洗浄機21とを、加熱器25を介して循環路31aの復路で接続する。また、貯留槽22と電解セル23とを冷却器26を介して循環路31bの往路で接続し、前記電解セル23と貯留槽22とを循環路31bの復路で接続する。さらに、前記電解セル23と洗浄機21とを循環路31で接続する。貯留槽22には循環液の温度低下を防ぐための加熱器27を設置する。すなわち循環路31aの往路と循環路31aの復路とで形成されるループと、循環路31bの往路と循環路31bの復路とで形成されるループと、循環路31aの往路と循環路31bの往路と循環路31とで形成されるループの3ループで各機器が接続されている。
以上のように、従来技術では貯留槽をレジスト分解反応を副次的に進行させる反応場として用いていた。
特開2007−266495号公報
図2(b)のシステムでは、洗浄機21から排出される残留レジストを含む循環液に対して電解セル23において生成した過硫酸溶液を貯留槽22にて加えるため、貯留槽22においてレジストを確実に分解することができる。また貯留槽22から電解セル23を介して循環するループの流量の調整を、洗浄機21から貯留槽22を介して循環するループの流量と実質的に独立して行うことができるので、洗浄機21への硫酸溶液循環量の増減に関わらず、電解セル23内部において適正な硫酸溶液流量分布を保つことができる。
しかし、洗浄機21からの循環液の全量を、貯留槽22を介して循環するので、貯留槽22の液温が低下した貯留液を洗浄機21に返送する際の加熱器25の負荷を下げるために、貯留槽22に別途加熱器27を設置する必要がある。すると貯留槽22の硫酸溶液が高温に保持されるため貯留槽22内に流入した過硫酸はすぐに自己分解してしまい、洗浄機21に高濃度の過硫酸溶液を供給することが困難であるという問題がある。
図2(c)のシステムでは、洗浄機21から貯留槽22と電解セル23とを介して循環するループの流量の調整を、洗浄機21から貯留槽22を介して循環するループの流量と実質的に独立して行うことができるので、洗浄機21への硫酸溶液循環量の増減に関わらず、電解セル23内部において適正な硫酸溶液流量分布を保つことができる。また、冷却した硫酸溶液を電解するため電解効率良く過硫酸溶液を製造することができ、また循環路31において過硫酸溶液を加温しないので自己分解が進む前に洗浄機21に供給することができる。
しかし、洗浄機21での単位時間当たり必要過硫酸量が多い場合、即ち半導体ウェハへのドーズ量が多い、レジスト厚さが厚い、処理時間を短くしたいなどの場合、高濃度の過硫酸溶液を短時間で製造するためには多数の電解セル23を設置することが必要になるという問題がある。
図2(d)のシステムでは、洗浄機21からの残留レジストを含む循環液に対して、電解セル23において生成した過硫酸溶液を貯留槽22にて加えるため、レジストを確実に分解することができる。また洗浄機21から貯留槽22と電解セル23とを介して循環するループの流量と貯留槽22から電解セル23を介して循環するループの流量の調整を、洗浄機21から貯留槽22を介して循環するループの流量と実質的に独立して行うことができるので、洗浄機21への硫酸溶液循環量の増減に関わらず、電解セル23内部において適正な硫酸溶液流量分布を保つことができる。さらに、冷却した硫酸溶液を電解するため電解効率良く過硫酸溶液を製造することができ、また循環路31において過硫酸溶液を加温しないので自己分解が進む前に洗浄機21に供給することができる。
しかしながらこの場合にも、洗浄機21からの循環液の全量を、貯留槽22に循環するので、貯留槽22の液温が低下した貯留液を洗浄機21に返送する際の加熱器25の負荷を下げるために、貯留槽22に別途加熱器27を設置する必要がある。それゆえ貯留槽22の硫酸溶液が高温に保持されるため貯留槽22内に流入した過硫酸はすぐに自己分解してしまい、洗浄機21に高濃度の過硫酸溶液を供給することが困難であるという問題が依然として残っている。また、洗浄機21での単位時間当たり必要過硫酸量が多い場合、即ち半導体ウェハへのイオンドーズ量が多い、レジスト厚さが厚い、処理時間を短くしたいなどの場合、高濃度の過硫酸溶液を製造するためには、やはり多数の電解セル23を設置することが必要になるという問題も残っている。
本発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、電解セルの設置数を低減しつつ高性能の機能性溶液を製造して使用側に供給することができる機能性溶液供給システムおよび機能性溶液供給方法を提供することを目的とする。
すなわち、本発明の機能性溶液供給システムのうち、第1の本発明は、硫酸溶液を電解することにより機能性溶液を製造して使用側に供給する機能性溶液供給システムにおいて、
該システムが、硫酸溶液を貯留する貯留槽と、硫酸溶液を電解する電解装置と、硫酸溶液を加温する加温手段と、硫酸溶液を冷却する冷却手段と、以下の3つの循環ラインとを備えることを特徴とする機能性溶液供給システム。
1.前記貯留槽から排出された硫酸溶液を、前記加温手段を介することなく前記電解装置を介して前記貯留槽に戻す第1の循環ライン
2.前記使用側から導入された硫酸溶液を、前記加温手段を介することなく前記冷却手段及び前記貯留槽をこの順に介して前記使用側に戻す第2の循環ライン
3.前記使用側から導入された硫酸溶液を、前記冷却手段及び前記貯留槽を介することなく前記加温手段を介して前記使用側に戻す第3の循環ライン
第2の本発明の機能性溶液供給システムは、前記第1の本発明において、前記第2の循環ラインと前記第3の循環ラインは、前記使用側に戻す直前に合流していることを特徴とする。
第3の本発明の機能性溶液供給システムは、前記第1または第2の本発明において、前記第2の循環ラインと前記第3の循環ラインは前記使用側から導入された後に分岐していることを特徴とする。
第4の本発明の機能性溶液供給システムは、前記第1〜第3の本発明のいずれかにおいて、前記第1の循環ラインには、前記貯留槽の下流側であって前記電解装置の上流側に、硫酸溶液を冷却する第2の冷却手段を備えることを特徴とする。
第5の本発明の機能性溶液供給システムは、前記第1〜第3の本発明のいずれかにおいて、前記第1の循環ラインには、前記電解装置の下流側であって前記貯留槽の上流側に、硫酸溶液を冷却する第2の冷却手段を備えることを特徴とする。
第6の本発明の機能性溶液供給システムは、前記第1〜第5の本発明のいずれかにおいて、前記使用側はバッチ式基板洗浄装置であることを特徴とする。
第7の本発明は、硫酸溶液を電解することにより機能性溶液を製造して使用側に供給する機能性溶液供給方法であって、硫酸溶液を貯留する貯留槽から硫酸溶液を排出して加温手段による加温を経ることなく電解し、電解後の硫酸溶液を前記貯留槽に戻す循環工程と、前記使用側から導入された硫酸溶液を、加温手段による加温を経ることなく、冷却手段により冷却した後に前記貯留槽に送液し、前記貯留槽から硫酸溶液を排出して前記使用側に戻す循環工程と、前記使用側から導入された硫酸溶液を、冷却手段による冷却を経ることなく、かつ前記貯留槽を経由させることなく加温手段により加温して前記使用側に戻す循環工程と、を有することを特徴とする。
第8の本発明の機能性溶液供給方法は、前記第7の本発明において、前記使用側から導入された硫酸溶液を前記貯留槽から前記使用側に戻す前記循環工程と、前記使用側から導入された硫酸溶液を前記貯留槽を経由させることなく前記使用側に戻す前記循環工程では、前記使用側に戻す直前で前記加温を経ていない硫酸溶液と前記加温がされた硫酸溶液とを合流させて前記使用側に戻すことを特徴とする。
本発明の機能性溶液供給システムによれば、硫酸溶液を電解することにより機能性溶液を製造して使用側に供給する機能性溶液供給システムにおいて、該システムが硫酸溶液を貯留する貯留槽と、硫酸溶液を電解する電解装置と、硫酸溶液を加温する加温手段と、硫酸溶液を冷却する冷却手段と、
1.前記貯留槽から排出された溶液を、前記加温手段を介することなく前記電解装置を介して前記貯留槽に戻す第1の循環ライン
2.使用側から導入された硫酸溶液を前記加温手段を介することなく、前記冷却手段及び前記貯留槽をこの順に介して使用側に戻す第2の循環ライン
3.前記使用側から導入された硫酸溶液を、前記冷却手段及び前記貯留槽を介することなく加温手段を介して前記使用側に戻す第3の循環ライン、
を備えているので、第1の循環ラインを設けることにより小さな電解能力で過硫酸を貯留槽内に高濃度に保持することができ、また第2、3の循環ラインを設けることにより過硫酸溶液を短時間で昇温することができるため、過硫酸が自己分解する前に高性能の機能性溶液として使用側に供給することができる。
また、本発明の機能性溶液供給方法によれば、硫酸溶液を電解することにより機能性溶液を製造して使用側に供給する機能性溶液供給方法であって、硫酸溶液を貯留する貯留槽から硫酸溶液を排出して加温手段による加温を経ることなく電解し、電解後の硫酸溶液を前記貯留槽に戻す循環工程と、前記使用側から導入された硫酸溶液を、加温手段による加温を経ることなく、冷却手段により冷却した後に前記貯留槽に送液し、前記貯留槽から硫酸溶液を排出して前記使用側に戻す循環工程と、前記使用側から導入された硫酸溶液を、冷却手段による冷却を経ることなく、かつ前記貯留槽を経由させることなく加温手段により加温して前記使用側に戻す循環工程と、を有することにより、高濃度過硫酸を含む硫酸溶液を貯留槽に貯液させることができ、過硫酸が自己分解する前に高性能の機能性溶液として使用側に供給することができる。
以下に、本発明の機能性溶液供給システムの一実施形態を図1(a)に基づいて説明する。
この実施形態では、使用側のバッチ式基板洗浄装置である洗浄機1と、硫酸溶液を貯液する貯留槽2と、硫酸溶液を電解する電解装置である電解セル3とを備えている。
そして、貯留槽2の排液側と電解セル3の入液側とは第1の循環ライン11の往路で接続され、電解セル3の排液側と貯留槽2の入液側とが第1の循環ライン11の復路で接続されている。すなわち、貯留槽2と電解セル3とが第1の循環ライン11で接続されて、硫酸溶液の循環が可能になっている。
また、洗浄機1の排液側と前記貯留槽2の入液側とは、第2の循環ライン12の往路で接続されており、さらに貯留槽2の排液側と洗浄機1の入液側とは、第2の循環ライン12の復路で接続されている。すなわち、洗浄機1と貯留槽2とは第2の循環ライン12で接続されて硫酸溶液の循環が可能になっている。
さらに洗浄機1には、排液側に接続するべく、前記第2の循環ライン12の往路と一部を共通にして、その下流側で分岐する第3の循環ライン13が接続されており、該第3の循環ライン13は、洗浄機1の入液側に接続するべく、洗浄機1の入液側直前で前記第2の循環ライン12の復路に合流している。以上のように本発明の機能性溶液供給システムは、従来技術とは異なる3ループ式のシステムとなっている。
なお、第2の循環ライン12には、第3の循環ライン13が分岐した位置の下流側であって、貯留槽2の入液側に接続される位置の上流側に、冷却手段として冷却器4が介設されており、第3の循環ライン13には、前記第2の循環ライン12との分岐位置の下流側であって、前記第2の循環ライン12と合流する前の位置で加温手段としての加熱器5が介設されている。
次に、上記機能性溶液供給システムの動作について説明する。
貯留槽2では好適には40〜80℃とされた硫酸溶液が収容され、第1の循環ライン11を通して電解セル3との間で硫酸溶液を循環しつつ電解することで、過硫酸が生成して、高濃度過硫酸を含む硫酸溶液として貯留槽2に貯液される。なお、本発明としては電解セルの構成が特に限定されるものではないが、好適には少なくとも陽極にダイヤモンド電極を備えるものが望ましい。
貯留槽2に貯留された高濃度過硫酸を含む硫酸溶液は、第2の循環ライン12の復路を通して洗浄機1へと送液される。一方、洗浄機1で使用された硫酸溶液は、第2の循環ライン12の往路を通して冷却器4で貯留槽温度(40℃〜80℃程度)にまで冷却されつつ比較的小流量(少なくとも第1の循環ライン11の循環量より小流量)で貯留槽2に投入される。これにより貯留槽2内の過硫酸が洗浄機1からの硫酸溶液の導入によって希薄化されるのを防止する。また、硫酸溶液が冷却器4で冷却されることで、貯留槽2内の溶液温度が上昇して過硫酸の自己分解が進行するのを防止する。なお、冷却器4の構成は本発明としては特に限定されるものではなく、熱交換器などの適宜の冷却手段を用いることができる。
一方、洗浄機1から排出される硫酸溶液は、上流側では第2の循環ライン12の往路を通り、その後、分岐する第3の循環ライン13に多くが移送される。この硫酸溶液は加熱器5によって加熱される。その際の加熱器5の出口温度を洗浄機1の運転温度より高く設定することにより必要熱量を補うことができる。この高温の硫酸溶液と貯留槽から送られる硫酸溶液とが洗浄機1に送液されることで、洗浄機1における溶液温度が運転温度に達する。このため、本実施形態のように第2の循環ライン12と第3の循環ライン13とを洗浄機1への入液側直前で合流させることで、第2の循環ライン12を通して送液される高濃度過硫酸を含む硫酸溶液が瞬時に昇温して洗浄機1に導入される。過硫酸は、高温で短時間に自己分解するため、高濃度過硫酸を含む硫酸溶液を瞬時に昇温させることで過硫酸が殆ど自己分解する間もなく洗浄機1に導入される。これにより、貯留槽2に貯留された過硫酸を無駄なく洗浄機1へ送りこむことができる。なお、上記加熱器5の構成は本発明として特に限定されるものではなく、ヒータや熱交換器などを用いることができる。
上記のように本発明においては貯留槽を過酸の高濃度の保持の目的で用いている。また洗浄を洗浄機内で完結するように機能性溶液の温度と過硫酸濃度を整えている。そのため従来技術とは異なり貯留槽内の温度を所定の低温に維持している。
尚、洗浄機1の温度が高温、例えば130℃以上の場合、洗浄機1内で過硫酸が自己分解して損失に繋がるように思われるが、実際にはこれは無駄ではない。過硫酸が酸化剤として働くためには、高温による自己分解で生じた硫酸ラジカルが有機物をアタックするので硫酸ラジカル生成のためには洗浄機1内を高温に保持する必要がある。この硫酸ラジカルは極めて短寿命なので、反応場である洗浄機1内で生成する必要がある。
ただし図1(a)のシステムでは、電解による発熱により第1の循環ライン11の循環液が昇温されて貯留槽2に戻るため、その分も加味して貯留槽2の前段の冷却器4により貯留槽2中の硫酸溶液の温度制御を行う必要があり、冷却器4の負荷を高くすると共に第2の循環ライン12の循環量を大きくしなければならず、制御が難しくなる。その場合は、図1(b)のシステムのように貯留槽2の後段にも第2の冷却手段として冷却器6を設けることが好ましい。これにより冷却器4は第2の循環ライン12の循環液の温度制御を、冷却器6は第1の循環ライン11の循環液の温度制御をそれぞれ独立して行うことができ、冷却器4の負荷を下げると共に第2の循環ライン12の循環量を小さくすることができる。また、第1の循環ラインの循環液の温度を調整できれば図1(b)のシステムに限定されず、例えば図1(c)のように電解セルの後段で第2の冷却手段である冷却器7で冷却を行っても構わない。
本発明では第1の循環ラインを貯留槽に接続すると表現しているが、直接貯留槽に戻すことに限定されない。つまり貯留槽の上流側で冷却器の下流側の第2の循環ラインに接続しても構わないし、第2の循環ラインの復路を(第3の循環ラインと合流する場合は合流点の上流側で)分岐して第1の循環ラインの往路としても構わない。
上記実施形態では、機能性溶液の供給先としてバッチ式基板洗浄装置を示したが、本発明としてはこれに限定されるものではなく、電解した硫酸溶液を使用可能な種々の用途の使用側に供給して使用することが可能である。
以下の実施例および比較例により、本発明のシステムが有効であることを明らかにする。
[実施例1](3ループ方式)
図1(a)に対応するシステムを用いて運転を行った。なお、以降の実施例では、第1の循環路11をループ1、第2の循環路12をループ2、第3の循環路13をループ3という。
(運転条件)
ウエハ:300mmφ、レジスト厚さ=860nm
洗浄機1:温度=140℃、液容量=50L、処理枚数=50枚/バッチ
処理所要時間=10分/バッチ
洗浄液:硫酸濃度=85wt%
洗浄機1での過硫酸必要量=11.9g/分
(物質収支)
ループ1:循環量=8L/分、電解セル3入口温度=50℃
電解セル3出口温度=75℃
ループ2:循環量=6L/分、冷却器4出口温度=19℃、貯留槽2温度=50℃
貯留槽2出口過硫酸濃度=2.0g/L
(過硫酸循環量=12.0g/分)
ループ3:循環量=19L/分
ヒーター5出口温度=174℃、ヒーター5熱負荷=29.2kW
即ち冷却器4を設けたことにより洗浄機1に過硫酸12.0g/分を循環流量6L/分で送り込むことができた。また投入直前の過硫酸溶液は50℃なので、自己分解は殆ど起こらず、無駄がない。
[実施例2](3ループ方式)
図1(b)に対応するシステムを用いて運転を行った。
(運転条件)
ウエハ:300mmφ、レジスト厚さ=860nm
洗浄機1:温度=140℃、液容量=50L、処理枚数=50枚/バッチ
処理所要時間=10分/バッチ
洗浄液:硫酸濃度=85wt%
洗浄機1での過硫酸必要量=11.9g/分
(物質収支)
ループ1:循環量=8L/分
電解セル3入口温度=50℃、電解セル3出口温度=75℃
ループ2:循環量=1L/分、冷却器4出口温度=40℃、貯留槽2温度=72℃
貯留槽2出口の過硫酸濃度=11.9g/L
(過硫酸循環量=11.9g/分)
ループ3:循環量=24L/分
ヒーター5出口温度=143℃、ヒーター5熱負荷=3.8kW
冷却器6を設けたことにより洗浄機1に過硫酸11.9g/分を循環流量1L/分で送り込むことができた。すなわち冷却器6を設けたことにより冷却器4の負荷を下げることができ、ループ2の循環量を下げることができた。またループ2の循環量を下げることができたのでヒーター5の負荷を下げることができた。このように本システムでは温度制御が容易となりヒーターや冷却器の負荷を抑えることができた。
[比較例1](1ループ方式)
図2(a)に対応するシステムを用いて運転を行った。
(運転条件)
実施例1と同じ。ただしループの番号とループの構成は必ずしも実施例に対応してない。(以下比較例も同様)
(物質収支)
ループ1:循環量=8L/分
電解セル23入口温度=50℃、電解セル23出口温度=75℃
電解セル23出口の過硫酸濃度=1.49g/L
(過酸循環量=11.9g/分)
ヒーター25の出口温度=140℃、ヒーター25熱負荷=28.5kW
即ち、洗浄機21に過酸必要量を送り込むためにはヒーター25の熱負荷が極めて大きくなり、実用的ではないだけでなく、ヒーター25内での滞留時間が長いため、過硫酸の自己分解が進行してしまった。
[比較例2](2ループ方式)
図2(b)に対応するシステムを用いて運転を行った。
(運転条件)
実施例1と同じ。
(物質収支)
ループ1(循環路31b):
循環量=8L/分
電解セル23の入口温度=50℃、電解セル23の出口温度=76℃
電解セル23出口の過酸濃度=1.49g/L
(過酸循環量=11.9g/分)
冷却器26出口温度=50℃、貯留槽22温度=125℃
ループ2(循環路31a):
循環量=25L/分
ヒーター25出口温度=170℃、ヒーター25熱負荷=20kW
貯留槽22の出口の過硫酸濃度=0g/L
即ち比較例1に対してヒーター25の熱負荷が小さくはなったものの、依然として過大であり実用的ではない。また貯留槽22出口の過酸濃度が0g/Lになってしまった。これは電解セル23から貯留槽22に過酸濃度1.49g/Lの循環液が給されているが、貯留槽22を125℃に温度調整しているので、貯留槽22内の過酸は自己分解により実質的に無くなってしまったものと推定される。
[比較例3](2ループ方式)
図2(c)に対応するシステムを用いて運転を行った。
(運転条件)
実施例1と同じ。
(物質収支)
ループ1(循環路31、31b):
循環量=8L/分
電解セル23入口温度=50℃、電解セル23出口温度=76℃
電解セル23出口の過酸液量1.49g/L
(過酸循環量=11.9g/分)
冷却器26出口温度=50℃、貯留槽22温度=140℃
ループ2(循環路31a):
循環量=17L/分
ヒーター25出口温度=170℃、ヒーター25熱負荷=26kW
洗浄機21入口の過硫酸濃度=0.48g/L
即ち、比較例1に対してヒーター25の熱負荷が殆ど小さくならず、依然として過大であり実用的ではない。
[比較例4](3ループ方式)
図2(d)に対応するシステムを用いて運転を行った。
(運転条件)
実施例1と同じ。ただし循環量は、各ループが他のループと合流していない部分における循環量を示す。
(物質収支)
ループ1(循環路31b):
循環量=3.2L/分
電解セル23入口温度=50℃、電解セル23出口温度=76℃
電解セル23出口の過硫酸濃度1.49g/L
(過酸循環量=4.8g/分)
貯留槽22温度=133℃
ループ2(循環路31):
循環量=4.8L/分
洗浄機21入口の過硫酸濃度=1.49g/L
(過酸循環量=7.2g/分)
ループ3(循環路31a):
循環量=21.8L/分
ヒーター25出口温度=155℃、ヒーター25熱負荷=23.4kW
貯留槽22出口の過濃度0g/L
即ち比較例1に対してヒーター25の熱負荷が若干小さくなるものの依然として過大であり、実用的ではない。また貯留槽22出口の過酸濃度が0g/Lになってしまった。これは、電解セル23から貯留槽22に過酸濃度1.49g/Lの循環液が供給されているが、貯留槽22を133℃に温度調節しているので、貯留槽22内の過酸は自己分解により実質的に無くなってしまったものと推定される。
本発明の一実施形態の機能性溶液供給システムおよび変更例の機能性溶液供給システムを示す図である。 従来の1ループ式と、2ループ式および3ループ方式の機能性溶液供給システムを示す図である。
符号の説明
1 洗浄機
2 貯留槽
3 電解セル
4 冷却器
5 加熱器
6 冷却器
7 冷却器
11 第1の循環ライン
12 第2の循環ライン
13 第3の循環ライン

Claims (8)

  1. 硫酸溶液を電解することにより機能性溶液を製造して使用側に供給する機能性溶液供給システムにおいて、
    該システムが、硫酸溶液を貯留する貯留槽と、硫酸溶液を電解する電解装置と、硫酸溶液を加温する加温手段と、硫酸溶液を冷却する冷却手段と、以下の3つの循環ラインとを備えることを特徴とする機能性溶液供給システム。
    1.前記貯留槽から排出された硫酸溶液を、前記加温手段を介することなく前記電解装置を介して前記貯留槽に戻す第1の循環ライン
    2.前記使用側から導入された硫酸溶液を、前記加温手段を介することなく前記冷却手段及び前記貯留槽をこの順に介して前記使用側に戻す第2の循環ライン
    3.前記使用側から導入された硫酸溶液を、前記冷却手段及び前記貯留槽を介することなく前記加温手段を介して前記使用側に戻す第3の循環ライン
  2. 前記第2の循環ラインと前記第3の循環ラインは、前記使用側に戻す直前に合流していることを特徴とする請求項1に記載の機能性溶液供給システム。
  3. 前記第2の循環ラインと前記第3の循環ラインは前記使用側から導入された後に分岐していることを特徴とする請求項1または2に記載の機能性溶液供給システム。
  4. 前記第1の循環ラインには、前記貯留槽の下流側であって前記電解装置の上流側に、硫酸溶液を冷却する第2の冷却手段を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の機能性溶液供給システム。
  5. 前記第1の循環ラインには、前記電解装置の下流側であって前記貯留槽の上流側に、硫酸溶液を冷却する第2の冷却手段を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の機能性溶液供給システム。
  6. 前記使用側はバッチ式基板洗浄装置であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の機能性溶液供給システム。
  7. 硫酸溶液を電解することにより機能性溶液を製造して使用側に供給する機能性溶液供給方法であって、
    硫酸溶液を貯留する貯留槽から硫酸溶液を排出して加温手段による加温を経ることなく電解し、電解後の硫酸溶液を前記貯留槽に戻す循環工程と、
    前記使用側から導入された硫酸溶液を、加温手段による加温を経ることなく、冷却手段により冷却した後に前記貯留槽に送液し、前記貯留槽から硫酸溶液を排出して前記使用側に戻す循環工程と、
    前記使用側から導入された硫酸溶液を、冷却手段による冷却を経ることなく、かつ前記貯留槽を経由させることなく加温手段により加温して前記使用側に戻す循環工程と、を有することを特徴とする機能性溶液供給方法。
  8. 前記使用側から導入された硫酸溶液を前記貯留槽から前記使用側に戻す前記循環工程と、前記使用側から導入された硫酸溶液を前記貯留槽を経由させることなく前記使用側に戻す前記循環工程では、前記使用側に戻す直前で前記加温を経ていない硫酸溶液と前記加温がされた硫酸溶液とを合流させて前記使用側に戻すことを特徴とする請求項7記載の機能性溶液供給方法。
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