JP5102700B2 - 便器 - Google Patents

便器 Download PDF

Info

Publication number
JP5102700B2
JP5102700B2 JP2008138666A JP2008138666A JP5102700B2 JP 5102700 B2 JP5102700 B2 JP 5102700B2 JP 2008138666 A JP2008138666 A JP 2008138666A JP 2008138666 A JP2008138666 A JP 2008138666A JP 5102700 B2 JP5102700 B2 JP 5102700B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bowl
rim
protrusion
skirt
toilet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008138666A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009287219A (ja
Inventor
規雄 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2008138666A priority Critical patent/JP5102700B2/ja
Publication of JP2009287219A publication Critical patent/JP2009287219A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5102700B2 publication Critical patent/JP5102700B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Description

本発明は合成樹脂製のボウルとスカートとリムの三者を固着一体化した便器に関する。
近年、例えば特許文献1に示すように、ボウルと、ボウルの外側を覆うスカートと、ボウル及びスカート上に位置するリムの三者を合成樹脂により形成し、これらボウル、スカート、リムを接合一体化した便器が利用されている。
この種の便器としては例えば図6に示すものがある。この便器は、リム3の外縁部をスカート2の上縁部上に溶着する(図6中aに示す箇所)と共に、リム3の下面をボウル1の上縁部上に溶着し(図6中aに示す箇所)、これによりボウル1、スカート2、リム3を一体化している。
ところで、上記便器は溶着部分a、aにおいてバリが発生し、このバリが溶着部分a1、の製品表面側に現れて便器の外観を阻害する恐れがある。このため、従来では、上記溶着後において溶着部分a、aの夫々にバリが発生した場合にはこれらバリをその都度除去していた。しかし、この場合、2箇所の溶着部分a、aにおいて製品表面側にバリが発生する可能性があるため、これら2箇所のバリの発生を検査すると共にバリが発生している場合にはこれを除去する必要があり、このため製造工程が増して製造コストが増すという問題があった。
特開2007−224593号公報
本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、製品表面側にバリが発生して製品の外観が阻害されることを防止し、製造工数を少なくし、且つ、製造コストを削減できる便器を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明の請求項1に係る便器は、ボウル1と、ボウル1の外側を覆うスカート2と、ボウル1及びスカート2上に位置するリム3の三者を合成樹脂により形成し、これらボウル1、スカート2、リム3を溶着により一体化した便器において、リム3の内縁部にボウル1の内側に配置される覆い部20を垂設し、該覆い部20とボウル1の内面との間に覆い部20の下端部とボウル1の内面との間隙23を介してボウル1の内側に開口する凹所24を形成し、リム3の外縁部3aをスカート2の上縁部2a上に当接して溶着し、ボウル1の上縁部1aを覆い部20よりも外側に位置するリム3の下面に溶着し、当該ボウル1の上縁部1aとリム3の下面との溶着部分を覆い部20で覆うものであり、リム3の覆い部20よりも外側に位置する下面にボウル側溶着部22を形成し、ボウル側溶着部22の外縁部に下方に向けて突出して下端部が溶着代となったリム側長突起27を形成すると共に内縁部に下方に向けて突出してリム側長突起27よりも突出長の短いリム側短突起28を形成し、リム側長突起27とリム側短突起28の間に下方に開口するリム側凹溝29を形成し、リム側長突起27の下端部とボウル1の上縁部1aの外縁部を溶着すると共にリム側短突起28の下端面をボウル1の上縁部の内縁部に当接することを特徴とする。
また、請求項2に係る便器は、請求項1において、ボウル1の上縁部1aの外縁部に上方に向けて突出して上端部が溶着代となったボウル側長突起30を形成すると共に内縁部に上方に向けて突出してボウル側長突起30よりも突出長の短いボウル側短突起31を形成し、ボウル側長突起30とボウル側短突起31の間に上方に開口するボウル側凹溝32を形成し、リム側長突起27の下端部とボウル側長突起30の上端部を溶着し、リム側短突起27の下端面をボウル側短突起31の上端面に当接することを特徴とする。
また、請求項3に係る便器は、請求項1又は請求項2において、スカート2の内面からスカート2の内方に向けてボウル1を支持するための板状のボウル支持部17を突設して成ることを特徴とする。
請求項1乃至3に係る発明では、ボウルの上縁部とリムの下面との溶着部分にバリが発生したとしても、このバリを覆い部で覆って製品表面側に露出しないようにできる。このためボウルとスカートとリムとを一体化して便器を製造する際には、リムとスカートとの溶着部分のみバリが発生したかどうかを検査し、これにバリが発生している場合にのみバリを除去すれば良い。従って、ボウルとリムの溶着部分におけるバリの発生の検査やこのバリを除去する工程を省略でき、製造工数を少なくし、且つ、製造コストを削減できる。
加えて、請求項3に係る発明ではスカートの内面からスカートの内方に向けて板状のボウル支持部を突設することで、スカートを補強できる。また、このように強度を高めたスカートのボウル支持部によってボウルを強固に支持でき、使用者の着座時等において便器が大きく変形したり、破損したりすることを防止できる。
本発明は例えば図2に示す便器に適用されるものであって、以下、図1乃至図5に基づいて本実施形態の便器について説明する。
図2に示すように、便器は、便器形状を有する合成樹脂よりなる便器形状体4と、便器形状体4に回動自在に取付けられる便座6及び便蓋7とを備えている。便器本体となる便器形状体4の内部には、内装品として、便器形状体4を支持する金属製のフレーム5と、便座6に着座した使用者の局部を洗浄するための局部洗浄装置と、略椀状のボウル1内に洗浄水を供給してボウル1の内面を洗浄する洗浄装置と、ボウル1内の溜め水を排水するための排水路と、該排水路の途中に設けたトラップ等が配置され、これら内装品と、前述の便器形状体4、便座6、便蓋7により便器を構成している。
便器形状体4はフレーム5を介して又は直接床上に設置されるものであり、前パーツFとこの後方に位置する後パーツRとで構成され、前パーツF内の後方に開口する空間と後パーツR内の前方に開口する空間とで上記内装品の収納スペースが構成される。
前パーツFは、ボウル1と、ボウル1の外側を覆うスカート2と、ボウル1及びスカート2上に位置するリム3の独立した三者を合成樹脂により成形し、これらボウル1、スカート2、リム3を溶着により一体化して成る。
前パーツFを構成するボウル1、スカート2、リム3の夫々は肉厚が2〜30mmであり、射出成形(サンドイッチ成形も含む)により成形される。これらの成形材料としては熱可塑性樹脂が用いられる。より具体的には、耐薬品性のあるPPや比較的強度があるアクリル系樹脂や、補強材入りABS、PBT、又はこれら成形品部材の再生材などが成形材料として用いられる。また、サンドイッチ成形を行う場合にはコア材に発泡剤を入れることが好ましく、この場合は軽量化やコストを削減できる。また、成形品は比較的大型であり、溶着時の残量応力が残存するため、アニール処理を施すことが好ましい。
後パーツRは、上カバー8及び両側の側カバー9及び背面カバー10で構成される。上カバー8、両側の側カバー9、背面カバー10により、便器形状体4の後部の上方、両側方、背方の夫々が覆われる。上カバー8、両側の側カバー9、背面カバー10の夫々は内装品に着脱自在に取り付けてあり、これらカバー8、9、10を取り外すことにより内装品のメンテナンスを行えるようになっている。また、前述の便座6及び便蓋7はリム3の後方に位置する上カバー8に回動自在に取り付けられる。
図1は前パーツFの正断面を模式的に示した説明図である。図に示すように上方に開口するボウル1の上部には外方に向けて突出する外フランジ部12が一体に形成されている。外フランジ部12はボウル1の上端よりも下方に位置し、ボウル1の上縁部1aは外フランジ部12よりも上方に突出している。
スカート2は平面視略U字状に形成されてボウル1の前側及び両側を覆うものであり、上下及び後方に開口している。
スカート2の上部には上側のボウル支持部17として内方に向けて突出する内フランジ部17bが一体に形成されている。内フランジ部17bはスカート2の上縁よりも下方に位置し、スカート2の上縁部は内フランジ部17bよりも上方に突出している。
内フランジ部17b上にはボウル1の外フランジ部12が載置され、且つこの外フランジ部12の下面は内フランジ部17bの上面に溶着により接合される。
また、スカート2の下部には下側のボウル支持部17として内方に向けて突出する支持板部17aが一体に形成されている。支持板部17aはその後縁を除く外縁又は両側縁がスカート2の主体を構成する周壁部15の内面に一体に接続されており、左右両側の壁部15a間に架設されている。
支持板部17aの中央部上にはボウル1の下端部に位置する底部が載置され、且つ、このボウル1の底部の下面は支持板部17aの上面に溶着により接合してある。
上記板状の内フランジ部17b及び支持板部17aの夫々の外縁はスカート2に一体に接続してあり、これによりリブ効果を得てボウル1の外周に沿った略薄板状のスカート2を補強している。このため例えばスカート2に横からの大きな荷重が加わる等した場合にスカート2が変形することを防止できる。また、このように強度を高めたスカート2の内フランジ部17bや支持板部17aによってボウル1を強固に支持できて、使用者の着座時等において便器が変形することを防止できる。
前パーツFの上面を構成するリム3は平面形状が便座6と略一致する板状の便座載置部18を有しており、該便座載置部18には用を足す際に前方に倒した便座6を載置する。また、この便座載置部18によってボウル1の外面とスカート2の内面との間に形成された空間の上方が覆われる。なお、便座載置部18の外端面はスカート2の外面と面一となっている。
リム3の便座載置部18の中央にはボウル1の上方に位置するリム開口19が形成されている。このリム開口19の周縁部により構成されるリム3の内縁部はボウル1の上縁部1aよりも内側に位置している。
上記リム3の内縁部には覆い部20を一体に垂設してある。覆い部20はリム3の内縁部から斜め内側下方に向けて突出し、また、リム3の内縁部に亘って形成されている。つまり、覆い部20は全体として下側程徐々に径が小さくなるテーパー筒状に形成されるものであり、型抜き方向を上下方向としたリム3を支障なく金型から抜き出せるよう抜き勾配をつけている。
上記覆い部20はボウル1の上開口からボウル1内に挿入されてボウル1の内側に配置される。覆い部20の先端である下縁部とボウル1の内面との間には間隙23が形成されている。
覆い部20の外側、つまり覆い部20の外面とボウル1の内面との間には、上記間隙23を介して下方に開口する凹所24が形成されている。凹所24はボウル1の周方向の全長に亘って形成され、前記間隙23を介してボウル1内の下部に連通している。これにより上記洗浄装置から洗浄水を凹所24に供給して、該凹所24をボウル1の内周面に沿って流すための流路として利用することができる。また、ボウル1の下部の溜め水が水はねした時にはこの水を凹所24の上底面を構成する便座載置部18や覆い部20により受けることができ、リム3の上面側に水が飛散することを防止できる。
リム3のスカート2に溶着される箇所は便座載置部18の外周縁部である。具体的には、便座載置部18の外周縁部には下方に突出するスカート側溶着部21を一体に形成してあり、該スカート側溶着部21がスカート2の上縁部2a上に当接して溶着される。
リム3のボウル1に溶着される箇所は便座載置部18の下面におけるスカート側溶着部21よりも内側で且つ覆い部20よりも外側の部分である。具体的には、便座載置部18の下面には覆い部20を囲む下方に突出するボウル側溶着部22を一体に形成してあり、該ボウル側溶着部22がボウル1の上縁部1a上に当接して溶着される。
上記ボウル1、スカート2、リム3を一体化して前パーツFを製造する場合は、まず図3(a)及び図3(b)に示すようにスカート2の上方に配置したボウル1の外フランジ部12と下端部の夫々を内フランジ部17bと支持板部17aに当接し、溶着する。つまり、本実施形態ではボウル1の外面をスカート2の内面に溶着してある。なお、ボウル1は支持板部17aに溶着せず、支持板部17aに載置するだけでも良いものとする。
次に、図3(b)及び図1に示すようにボウル1及びスカート2の上方に配置したリム3のスカート側溶着部21とボウル側溶着部22の夫々をスカート2の上縁部2aとボウル1の上縁部1aに当接し、溶着する。なお、上記各溶着部分は振動溶着、超音波溶着、誘導溶着、熱板溶着等によって行われる。
そして、上記のようにボウル1、スカート2、リム3の三者を溶着により一体化した後に、スカート側溶着部21とスカート2の上縁部2aとの接合部の外側にバリが発生しているかどうかを検査して発生していればこのバリを除去し、この後に便器の表面品質を向上するために前パーツFの外面にハードコート材をコーティングする。
ここで、上記リム3のボウル側溶着部22と、これに溶着されるボウル1の上縁部1aには、該溶着部分の製品表面側(ボウル1の内側)にバリが発生することを防止する工夫がなされており、以下に詳述する。
図4(a)は溶着前のボウル側溶着部22と上縁部1aを示す説明図であり、図4(b)は溶着後のボウル側溶着部22と上縁部1aを示す説明図である。なお、図4(a)及び図4(b)は共に紙面右側が製品表面側となるボウル1の内側である。
図4(a)に示すように、ボウル側溶着部22の外縁部には下方に向けて突出するリム側長突起27が形成されてあり、該リム側長突起27の下端部が溶着代となる。ボウル側溶着部22の内縁部からはリム側長突起27よりも突出長の短いリム側短突起28が下方に向けて突出しており、両突起27、28の間に下方に開口するリム側凹溝29を形成している。
ボウル1の上縁部1aの外縁部には上方に向けて突出するボウル側長突起30が形成されており、該ボウル側長突起30の上端部が溶着代となる。また、上縁部1aの内縁部からはボウル側長突起30よりも突出長の短いボウル側短突起31が上方に向けて突出しており、両突起30、31の間に上方に開口するボウル側凹溝32を形成している。
上記ボウル側溶着部22と上縁部1aとの溶着の際には、リム側短突起28よりも下方に突出したリム側長突起27の下端面とボウル側短突起31よりも上方に突出したボウル側長突起30の上端面同士を突き合わせ、リム側長突起27及びボウル側長突起30の夫々の突端部(溶着代)を、リム側短突起28の下端面がボウル側短突起31の上端面に当接するまで溶融し、この溶融した溶融樹脂33によりリム側長突起27とボウル側長突起30を溶着する。なお、このときリム側短突起28の下端面とボウル側短突起31の上端面は単に当接するだけであり、溶着はされない。
上記ボウル側溶着部22と上縁部1aの接合時には、リム側長突起27とボウル側長突起30の溶着部分から溶融樹脂33がボウル1の内側にはみ出してこれがバリとなったり、リム側凹溝29やボウル側凹溝32に流出したりする。しかし、前者の場合には、リム側長突起27とボウル側長突起30の溶着部分のボウル1内面側に発生したバリや、このバリがかけてボウル側凹溝32内に溜まったバリの破片をリム側短突起28とボウル側短突起31で隠すことができ、ボウル1の内面側にバリが現れることを防止できる。また、後者の場合には、はみ出した溶融樹脂33がリム側短突起28やボウル側短突起31によって堰き止められてリム側凹溝29やボウル側凹溝32内に溜められ、このためボウル側溶着部22と上縁部1aの溶着部分のボウル1内面側にバリが現れることを防止できる。
このようにボウル側溶着部22と上縁部1aの溶着部分のボウル1内面側にバリが発生することを防止すると、前記リム3の覆い部20とボウル1の内面との間に形成された凹所24の内面を雑巾等で引っ掛かりなく容易に掃除できるといった利点がある。
また、仮にボウル側溶着部22と上縁部1aの溶着部分のボウル1内面側にバリが現れたとしても、ボウル側溶着部22と上縁部1aの溶着部分の内方には覆い部20が位置しているため、このバリを覆い部20により隠してリム開口19側から視認できないようにできる。このため既述のようにボウル1とスカート2とリム3とを一体化して前パーツFを製造する際には、リム3のスカート側溶着部21とスカート2の上縁部2aとの溶着部分の外側にバリが発生したかどうかを検査し、これにバリが発生している場合にのみバリを除去すれば良く、ボウル側溶着部22と上縁部1aの溶着部分におけるバリの発生の検査やこのバリを除去する工程を省略でき、作業工数を少なくし、且つ、便器のコストを削減できる。
なお、上記リム側長突起27とボウル側長突起30との溶着部分の外側には内側と比較して大きなバリが生じやすい構造となっているが、このバリはリム3の便座載置部18とスカート2によって覆われた製品裏面側に形成されるものであるため、便器の外観を阻害することはない。
また、上記実施形態ではスカート2の下部にボウル支持部17として支持板部17aを設け、内フランジ部17bと支持板部17aの2箇所でボウル1を支持したが、図5(a)に示すように支持板部17aを省略しても良い。また、図5(b)に示すようにボウル支持部17をわずかな隙間34を介してボウル1の直下に配置し、便座6に着座した便器利用者の荷重によりボウル1が若干下方に移動した際にボウル支持部17で支持されるようにしても構わない。なお、この際、支持板部17aは着座者の荷重により下方に撓んだ状態でボウル1の底部を支持するものとする。
また、本発明が適用される便器は上記に限定されるものではなく、例えばボウル、スカート、リムの三者のみで構成された便器形状体を有する便器や、ボウルの全周を囲むスカートを備えた便器などに適用しても良いものとする。
本発明の実施形態の便器を模式的に示した説明図である。 同上の便器の分解斜視図である。 (a)は同上のボウルとスカートを溶着する直前の状態を示す説明図であり、(b)は同上のボウル及びスカートにリムを溶着する直前の状態を示す説明図である。 (a)は図1のA部の溶着前の状態を示す説明図であり、(b)は図1のA部の溶着後の状態を示す説明図である。 (a)は他例の便器を示す説明図であり、(b)はさらに他例の便器を示す説明図である。 従来の便器の説明図である。
符号の説明
1 ボウル
1a 上縁部
2 スカート
2a 上縁部
3 リム
17 ボウル支持部
20 覆い部
23 間隙
24 凹所

Claims (3)

  1. ボウルと、ボウルの外側を覆うスカートと、ボウル及びスカート上に位置するリムの三者を合成樹脂により形成し、これらボウル、スカート、リムを溶着により一体化した便器において、リムの内縁部にボウルの内側に配置される覆い部を垂設し、該覆い部とボウルの内面との間に覆い部の下端部とボウルの内面との間隙を介してボウルの内側に開口する凹所を形成し、リムの外縁部をスカートの上縁部上に当接して溶着し、ボウルの上縁部を覆い部よりも外側に位置するリムの下面に溶着し、当該ボウルの上縁部とリムの下面との溶着部分を覆い部で覆うものであり、リムの覆い部よりも外側に位置する下面にボウル側溶着部を形成し、ボウル側溶着部の外縁部に下方に向けて突出して下端部が溶着代となったリム側長突起を形成すると共に内縁部に下方に向けて突出してリム側長突起よりも突出長の短いリム側短突起を形成し、リム側長突起とリム側短突起の間に下方に開口するリム側凹溝を形成し、リム側長突起の下端部とボウルの上縁部の外縁部を溶着すると共にリム側短突起の下端面をボウルの上縁部の内縁部に当接することを特徴とする便器。
  2. ボウルの上縁部の外縁部に上方に向けて突出して上端部が溶着代となったボウル側長突起を形成すると共に内縁部に上方に向けて突出してボウル側長突起よりも突出長の短いボウル側短突起を形成し、ボウル側長突起とボウル側短突起の間に上方に開口するボウル側凹溝を形成し、リム側長突起の下端部とボウル側長突起の上端部を溶着し、リム側短突起の下端面をボウル側短突起の上端面に当接することを特徴とする請求項1に記載の便器。
  3. スカートの内面からスカートの内方に向けてボウルを支持するための板状のボウル支持部を突設して成ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の便器。
JP2008138666A 2008-05-27 2008-05-27 便器 Expired - Fee Related JP5102700B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008138666A JP5102700B2 (ja) 2008-05-27 2008-05-27 便器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008138666A JP5102700B2 (ja) 2008-05-27 2008-05-27 便器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009287219A JP2009287219A (ja) 2009-12-10
JP5102700B2 true JP5102700B2 (ja) 2012-12-19

Family

ID=41456703

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008138666A Expired - Fee Related JP5102700B2 (ja) 2008-05-27 2008-05-27 便器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5102700B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017145667A (ja) * 2016-02-19 2017-08-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 便器の製造方法

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200465570Y1 (ko) 2011-06-23 2013-02-26 윤재철 스커트부를 갖는 변기
JP2014055460A (ja) * 2012-09-13 2014-03-27 Panasonic Corp 便器装置
JP6831102B2 (ja) 2017-01-30 2021-02-17 竹本 直文 水洗便器用タンク、管体、および管体敷設方法
JP2021010676A (ja) * 2019-07-09 2021-02-04 株式会社ハマネツ 洋式便器
JP7514724B2 (ja) 2020-10-14 2024-07-11 株式会社Lixil 水洗大便器

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3436004B2 (ja) * 1996-07-24 2003-08-11 松下電工株式会社 便 器
JP4311375B2 (ja) * 2005-05-26 2009-08-12 パナソニック電工株式会社 水洗便器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017145667A (ja) * 2016-02-19 2017-08-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 便器の製造方法
WO2017141622A1 (ja) * 2016-02-19 2017-08-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 便器の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009287219A (ja) 2009-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5102700B2 (ja) 便器
JP4311375B2 (ja) 水洗便器
JP4882660B2 (ja) 洋風便器装置
JP2019167724A (ja) 貯水タンク、貯湯式熱交換器、及び衛生洗浄装置
JP4218685B2 (ja) 便器装置
JP6651158B2 (ja) トイレガード
JP2007224593A (ja) 便器
JP6819209B2 (ja) 便座・便蓋の製造方法および便座装置
JP4462370B2 (ja) 水洗便器の製造方法
JP5351489B2 (ja) 便座
JP2007176315A (ja) 自動車用収納部の蓋体構造
JP4600325B2 (ja) 局部洗浄装置付便器
JP3838371B2 (ja) 便座
JP4215116B2 (ja) 水洗便器
JP5166892B2 (ja) 便器
WO2010047252A1 (ja) 便座
JP2009174268A (ja) 便器及び便器の製造方法
JP7533065B2 (ja) 便蓋装置
JP4165595B2 (ja) 便器
JP2018029720A (ja) 便座
TW201622626A (zh) 馬桶座
JP4211692B2 (ja) 脱臭機能付きの便器装置
JP6990056B2 (ja) 排水部の汚れ除去装置
JP6834304B2 (ja) 大便器
JP5174504B2 (ja) 便器の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100108

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100810

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110816

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110823

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111017

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20120112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120508

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120702

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120904

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120928

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151005

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees