JP4165595B2 - 便器 - Google Patents

便器 Download PDF

Info

Publication number
JP4165595B2
JP4165595B2 JP2006280663A JP2006280663A JP4165595B2 JP 4165595 B2 JP4165595 B2 JP 4165595B2 JP 2006280663 A JP2006280663 A JP 2006280663A JP 2006280663 A JP2006280663 A JP 2006280663A JP 4165595 B2 JP4165595 B2 JP 4165595B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skirt
bowl
synthetic resin
toilet
vertical rib
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006280663A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008095448A (ja
Inventor
真人 宮本
謙次郎 嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2006280663A priority Critical patent/JP4165595B2/ja
Publication of JP2008095448A publication Critical patent/JP2008095448A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4165595B2 publication Critical patent/JP4165595B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Description

本発明は、便器においてスカート部にボウル部を載設一体化する技術に関するものである。
従来から、便器の主体を構成する便器主体部を、合成樹脂により形成したスカート部と、スカート部の上部内に嵌め込まれてスカート部に固着される陶器製のボウル部と、ボウル部の上端縁部及びスカート部の上端縁部に固着される合成樹脂製のリム部とで構成するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記従来例は図12に示すように、スカート部50の上端部に内側方に向けて内鍔部51を突設し、該内鍔部51にボウル部52の上フランジ部53を載設するものである。ところで、この従来例にあっては、合成樹脂製のスカート部50の内鍔部51にボウル部52の上フランジ部53を載置して固着しているだけなので、便器に座った際の荷重は全て合成樹脂製のスカート部50の壁部を介して下方に伝達される。このため、合成樹脂製のスカート部50の肉厚を厚くしなければ、合成樹脂製のスカート部50が上方からかの荷重で変形するおそれがある。このため、合成樹脂製のスカート部50の肉厚を厚くする必要があり、コスト高になる。
そこで、本発明者は本発明に至る過程で、合成樹脂製のスカート部の内面に周方向に複数の縦リブを一体に設け、縦リブの上端にボウル部の上フランジ部を載置して固着することを考えた。これだと、内面に縦リブを設けることで、スカート部の肉厚を薄くしてもボウル部を支持して上方からの荷重でスカート部が変形しないようにすることができる。しかしながら、スカート部の上端開口の形状と、ボウル部の上開口の形状とは相似形でないのが普通であり(ボウル部の上開口はスカート部の上端開口よりも丸に近い形状をしている)、このため、ボウル部をスカート部内にはめ込んで上フランジ部をスカート部の内面に突設した複数の縦リブの上端に載置して固着するに当り、上フランジ部には外側方への突出長が短い部位と、外方への突出長さ短い部位とが存在することになる。
一方、合成樹脂製のスカート部の内面に縦リブを一体に突設する場合、一般的な縦リブの突出の技術は、平面視において該縦リブを突出した部分におけるスカート部の接線に対して直角となるように突設する。このため、上フランジ部における外側方への突出長が短い部位が上端に載置される縦リブはスカート部からの突出長さが短く、外方への突出長さ短い部位が上端に載置される縦リブはスカート部からの突出長さが長くなる。このため、上記スカート部からの突出長さが短い縦リブ部分においては上端の載置のための面積が小さくなり、この部分における上フランジ部の支持が弱くなるという問題が生じることが判明した。
特開平10−37279号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、合成樹脂製のスカートの肉厚を薄くしても確実に上方からの荷重の支持強度が向上し、また、ボウル部の上フランジ部の外側方への突出長さの短い部位を載置する縦リブの上端部における載設のための面積を大きくとることができて支持強度を向上させることができ、また、ボウル部をスカート部内に嵌め込んで溶着一体化するに当り、ボウル部をスカート部の所定位置に容易に嵌め込んで位置決め保持できる便器を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る便器は、便器1の主体を構成する便器主体部2を、合成樹脂製のスカート部3と、スカート部3の上部内に嵌め込まれてスカート部3に溶着一体化される合成樹脂製のボウル部4と、ボウル部4の上端縁部及びスカート部3の上端縁部に溶着一体化される合成樹脂製のリム部5とで構成し、ボウル部4の上開口の周囲に外側方に向けて上フランジ部6を一体に連出し、上記スカート部3の内面の周方向の複数個所に上端がスカート部3の上端よりも下方に位置する縦リブ7を一体に突設すると共に該縦リブ7の上端縁部にボウル部4の上端部外周の上フランジ部6を載設し、上記複数の縦リブ7のうち少なくとも上フランジ部6の外側方への突出長が短い部位を載置する箇所の縦リブ7を、平面視において該縦リブ7を突出した部分におけるスカート部3の接線に対して非直角となるように傾斜させて成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、合成樹脂製のスカート部3がボウル部4を支持する縦リブ7により補強されて上方からの荷重の支持強度が向上する。しかも、このようにスカート部3の内面に周方向に複数の縦リブ7を設けて縦リブ7の上端にボウル部4の上フランジ部4を載置して溶着一体化するに当り、複数の縦リブ7のうち少なくとも上フランジ部6の外側方への突出長が短い部位を載置する箇所の縦リブ7を、平面視において該縦リブ7を突出した部分におけるスカート部3の接線に対して非直角となるように傾斜させてあるので、上フランジ部6の外側方への突出長さが短い部位を載置する箇所の縦リブ7の上端部における載置のための面積を広く取ることができて、この部分における支持強度が低下しない。また、ボウル部4をスカート部3内に嵌め込んで溶着一体化するに当り、ボウル部4をスカート部3内に嵌め込んで、上端がスカート部3の上端よりも下方に位置する縦リブ7の上端に上フランジ部6を載置するだけで、ボウル部4をスカート部3の所定位置に位置決め保持でき、溶着一体化作業が容易に行えることになる。
また、スカート部3の内面下部に下フランジ部8を一体に周設し、縦リブ7の下端を下フランジ部8に一体に連続させることが好ましい。
このような構成とすることで、縦リブ7部分から下方に伝達された荷重をスカート部3と一体となった下フランジ部8において面として受けることができる。
また、合成樹脂製のスカート部3の内面上部にスカート部3の壁厚が下方に行くに従って徐々に薄くなった凹所9を周方向に形成し、該凹所9の底にボウル部4の上フランジ部6の外端部を載設することが好ましい。
このような構成とすることで、合成樹脂製のボウル部4を合成樹脂製のスカート部3内に嵌め込んで溶着一体化するに当って、壁厚が下方に行くに従って徐々に薄くなった凹所9の傾斜面をガイドとして上フランジ部6を凹所9内に嵌め込んで載設支持でき、ボウル部4がスカート部3内の所定位置に位置決め保持され、溶着工程が正確且つ容易に行えることになる。また、ボウル部4は上記のように複数の縦リブ7の上端において支持されるだけでなく、凹所9の底でも支持され、スカート部3へのボウル部4の支持強度が向上する。
本発明の請求項1記載の発明は、合成樹脂製のスカートの内面に周方向に複数の縦リブを一体に形成して縦リブの上端にボウル部の上フランジ部を載設してあるので、合成樹脂製のスカート部の肉厚を厚くしなくても支持強度が強くなり、低コスト化が図れる。また、ボウル部の上フランジ部の外側方への突出長さの短い部位を載置する縦リブの上端部における載設のための面積を大きくとることができてこの部分における支持強度が向上する。また、ボウル部をスカート部内に嵌め込んで溶着一体化するに当り、上端がスカート部の上端よりも下方に位置する縦リブの上端に上フランジ部を載置するので、ボウル部をスカート部の所定位置に容易に嵌め込んで位置決め保持して溶着一体化できる。
また、請求項2記載の発明は、縦リブ部分から下方に伝達された荷重をスカート部と一体となった下フランジ部において面として支持できて、支持強度が向上する。
また、請求項3記載の発明は、凹所の傾斜を利用して上フランジ部を凹所内に簡単且つ確実に嵌め込むことができて、ボウル部をスカート部内の所定位置に位置決め保持でき、溶着工程が正確且つ容易に行える。また、凹所の底でもボウル部が支持されることになり、スカート部へのボウル部の支持強度が向上する。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
便器1は、図1、図2に示すように、ボウル部4を備えた前パーツを構成する合成樹脂製の便器主体部2と、後パーツ11と、支持フレーム12とで構成してある。
便器主体部2は水平断面略C字状をしたスカート部3と、スカート部3内の上部に嵌め込んで溶着一体化されたボウル部4と、更にボウル部4の上に嵌め込んでボウル部4の上端縁部及びスカート部3の上端縁部に溶着一体化されたリム部5とで構成してある。
合成樹脂製のスカート部3は上下方向及び後方が開口した水平断面略C字状をしており、内面に周方向に複数個の縦リブ7が一体に突設してある。この縦リブ7の上端部はスカート部3の内面の上部に位置しているが、スカート部3の上端よりも下方に位置している。
スカート部3の内面の下部には下端よりもやや上方位置に周方向に下フランジ部8が一体に突出形成してある。上記スカート部3の内面の周方向に複数設けた縦リブ7のうち大部分の縦リブ7はスカート部3の内面の下部まで至っていて下フランジ部8に一体に連連続形成してある。
図5、図7、図8に示すように、スカート部3の内面上部にはスカート部3の壁厚が下方に行くに従って徐々に薄くなった凹所9を周方向に形成してあり、該凹所9の底が水平な載置面9aとなっている。この載置面9aは縦リブ7の上端と同じレベルとなっている。
スカート部3の後開口の両縁部には固定片3aが一体に突設してある。
ボウル部4の上開口の周囲に外側方に向けて上フランジ部6が一体に形成してある。ボウル部4の上開口の形状と上フランジ部6の外周形状とは非相似形となっている。つまり、ボウル部4の上開口は図9に示すように全体として略丸くなっているが、上フランジ部6の左右両側部分は略直線状となっていてスカート部3の内面上部の周方向に設けた凹所9にぴったりと嵌り込む形状をしている。このようにボウル部4の上開口の形状と上フランジ部6の外周形状とは非相似形となっているため、上フランジ部6は、外側方への突出長さが長い部位と、外側方への突出長さが短い部位とがあり、上フランジ部6の左右両側部の部位は他の部位に比べて外側方への突出長さが短くなっている。
また、ボウル部4の底部には排水筒部4aが形成してある。
リム部5の後部の内周面には温水洗浄装置21aに設けた洗浄ノズル24をボウル部4内に出し入れするための洗浄ノズル出し入れ用開口部25を設けると共に送風装置21bのダクト先端部から噴出する温風又は冷風をボウル部4内に吹き出すための送風用開口部26が左右に並べて設けてあり、また、リム部5の後端部の下面には図10に示すように上記洗浄ノズル出し入れ用開口部25、送風用開口部26から左右方向にずれた位置に、脱臭装置21cに連通するボウル部4内臭気を吸込むための脱臭用開口部27を設けると共に、ボウル部4内を明るく照らすためのLEDのような発光部28が臨む発光用開口部29が設けてある。
リム部5の下面部の外周には平面視U字状の下設置用鍔40が設けてあり、リム部5の上面部外周には平面視U字状の上設置用鍔41が設けてある。
上記のような構成のスカート部3、ボウル部4、リム部5は別々に合成樹脂により成形し、この別々に成形した合成樹脂製のスカート部3、合成樹脂製のボウル部4、合成樹脂製のリム部5を互いに溶着一体化することで、合成樹脂製の便器主体部2を形成する。
合成樹脂製のスカート部3、合成樹脂製のボウル部4、合成樹脂製のリム部5を互いに溶着一体化するに当っては、まず、スカート部3内に上方からボウル部4を嵌め込んで位置決めした状態で溶着一体化し、その後、スカート部3内に上方からリム部5を嵌め込んで位置決めした状態で溶着一体化するか、あるいは、スカート部3内に上方からボウル部4を嵌め込んで位置決めし、その後、スカート部3内に上方からリム部5を嵌め込んで位置決めした状態でスカート部3、ボウル部4、リム部5相互を溶着一体化する。
いずれにせよ、溶着一体化に当って、スカート部3に対してボウル部4を所定位置に位置決め保持する必要があるが、本発明においては、ボウル部4をスカート部3内に嵌め込んで溶着一体化するに当り、ボウル部4をスカート部3内に嵌め込んで、上端がスカート部3の上端よりも下方に位置する縦リブ7の上端に上フランジ部6を載置するだけで、ボウル部4をスカート部3の所定位置に位置決め保持することができる。
この場合、更に、合成樹脂製のスカート部3に設けた壁厚が下方に行くに従って徐々に薄くなった凹所9の傾斜面をガイドとして合成樹脂製のスカート部3を押し広げるようにして上フランジ部6を凹所9内に嵌め込んで載設支持することができるので、図5に示すようにボウル部4をスカート部3内の所定位置に嵌め込んで位置決めして動かないように保持した状態とすることができ、このように正確な位置関係で位置決め保持した状態で溶着一体化ができるので、溶着が簡単且つ確実に行えることになる。
ここで、図7に示すように、スカート部3の上端開口の左右両側は平面視で略直線となった部分があり、このスカート部3の上端開口の形状と、ボウル部4の上開口の内周形状とは非相似形である。つまり、前述のようにボウル部4の上開口は丸くなっているが、スカート部3の左右両側は上記のように略直線となった部分がある。そして、ボウル部4の上開口に設けた上フランジ部6の外周の形状はスカート部3の上部内面の凹所9にぴったりと嵌る形状をしている。
溶着一体化するに当って、上フランジ部6は前述のように複数の縦リブ7の上端縁部に載置されるのであるが、複数の縦リブ7のうち、上フランジ部6の外側方への突出長が短い部位を載置する箇所の縦リブ7aの突出方向Bは、図7(b)に示すように、平面視において該縦リブ7aを突出した部分におけるスカート部3の接線Cに対して非直角となるように傾斜させてある。このため、上フランジ部6の外側方への突出長さが短い部位(実施形態では左右両側の部分)を載置する箇所の縦リブ7の上端部における載置のための面積を接線に対して直角に突出させた場合に比べて広く取ることができて、この部分における支持強度が低下しないようになっている。複数の縦リブ7のうち、上フランジ部6の外側方への突出長さが長い部位を載置する箇所の縦リブ7は該縦リブ7を突出した部分におけるスカート部3の接線に対して直角となるように突設してあるが、この部分の縦リブ7も当該縦リブ7の突出する部分にスカート部3の接線に対して非直角となるように傾斜させてあってもよい。
リム部5はスカート部3の上端部内に嵌め込まれ、下設置用鍔40がボウル部4の上フランジ部6上に載置されると共に上設置用鍔41がスカート部3の上端面に載置されて位置決め保持され、ボウル部4、スカート部3に対して溶着一体化される(図5参照)。このようにして便器主体部2を形成するのであるが、ボウル部4の上端開口の縁部とリム部5の下端内周縁部とにより側方に開口した略C字状をしたガイド溝35が形成される。
上記のように溶着一体化して形成した便器主体部2は支持フレーム12に取付ける。
この場合、スカート部3の内面下部に設けた下フランジ部8を支持フレーム12の下フレーム部12aの前部の平面視略U字状をした部分に図11のように載置してボルト、ナットのような固着具46により固着する。スカート部3の下端は下フレーム部12aの下端よりも上に位置していてトイレの床45に下フレーム部12aを設置した際にスカート部3の下端が床に接触しないようになっていて、便器主体部2にかかる全ての荷重をスカート部3、複数の縦リブ7aを介して下フランジ部8に分散して伝達して、下フレーム部12aに伝達できることになる。また、図11のように、下フレーム部12aの上下面や下フランジ部8の下面や下フレーム部12aの下面やスカート部3の下端にクッション材47を設けることで、上方から伝わる振動が下フレーム部12aを介してトイレの床45に伝わらないようにする。
スカート部3は更に、後開口の両縁部には固定片3aを支持フレーム12の縦フレーム部12cにねじ具により固着する。
後パーツ11は、上カバー16、装置ケース17、リアカバー18、上サイドカバー19、下サイドカバー20により構成してあり、これらはいずれも合成樹脂製である。
後パーツ11の装置ケース17に局部洗浄用の温水洗浄装置21a、局部乾燥用の送風装置21b、ボウル部4内の臭気を脱臭するための脱臭装置21c等の便器付属装置21が取付けてあり、この装置ケース17を支持フレーム12にねじ具により取付けて支持してある。上カバー16は装置ケース17を覆うようにして取付けられるもので、上カバー16には便座22、便蓋23が回動自在に取付けてある。リアカバー18は、装置ケース17や支持フレーム12に取付けてあり、上サイドカバー19はリアカバー18に着脱自在に取付けてあり、下サイドカバー20は上サイドカバー19に着脱自在に係止して位置決めした状態で磁石により支持フレーム12に対して着脱自在に取付けてある。
便器主体部2のガイド溝35の後端部の左右方向の一端部にボウル洗浄用ノズル嵌め込み筒部33が設けてあって、便器付属装置21側に設けたボウル洗浄用ノズル32が該ノズル嵌め込み筒部内に嵌めこまれ、洗浄水ノズルから噴出した洗浄水が図9の矢印に示すようにガイド溝35内を流れつつボウル部4内面に旋回流として流れることでボウル部4内面を洗浄するようになっている。
ボウル部4の排水筒部4aにはトラップの一端部が接続される。本実施形態ではトラップはターントラップ方式のもので、フレキシブルなトラップ筒(図示せず)により構成してあり、モータ(図示せず)によりトラップ筒を回動して、トラップ筒が上向きU字状となったトラップ構造となる状態と、略逆L字状となってトラップ構造が解除される状態とを選択できるようになっており、通常はトラップ筒が上向きU字状となったトラップ構造となっていてボウル部4内の下部、排水筒部4a、トラップ筒内に水が溜まった状態となっていて、この状態で大便や小便を行い、大便や小便が終わって、洗浄水を流すと共に、トラップ筒を回動してトラップ構造を解除する状態して、汚物と共に汚水を排水するようになっている。上記フレキシブルなトラップ筒、モータ等はトラップケース34内に収納してあり、該トラップケース34は金属製の支持フレーム12に取付けてある。なお、トラップケースの下部は開口していてトラップ筒の端部が床に形成される排水筒に接続される。
本発明の全体斜視図である。 同上の一部分解斜視図である。 同上の前パーツ分の前後方向の断面図である。 同上の前パーツ分の左右方向の断面図である。 同上のボウル部をスカート部に載設一体化している部分の拡大断面図である。 同上の前パーツの分解斜視図である。 (a)は同上のスカート部の平面図であり、(b)は(a)のA部分の拡大平面図である。 同上のスカート部の斜視図である。 同上のボウル部の平面図である。 同上のリム部の下面部である。 同上のスカート部の下フランジ部を支持フレームの下フレーム部に載設して固定している部分の断面図である。 従来例の断面図である。
符号の説明
1 便器
2 便器主体部
3 スカート部
4 ボウル部
5 リム部
6 上フランジ部
7 縦リブ
8 下フランジ部

Claims (3)

  1. 便器の主体を構成する便器主体部を、合成樹脂製のスカート部と、スカート部の上部内に嵌め込まれてスカート部に溶着一体化される合成樹脂製のボウル部と、ボウル部の上端縁部及びスカート部の上端縁部に溶着一体化される合成樹脂製のリム部とで構成し、ボウル部の上開口の周囲に外側方に向けて上フランジ部を一体に連出し、上記スカート部の内面の周方向の複数個所に上端がスカート部の上端よりも下方に位置する縦リブを一体に突設すると共に該縦リブの上端縁部にボウル部の上端部外周の上フランジ部を載設し、上記複数の縦リブのうち少なくとも上フランジ部の外側方への突出長が短い部位を載置する箇所の縦リブを、平面視において該縦リブを突出した部分におけるスカート部の接線に対して非直角となるように傾斜させて成ることを特徴とする便器。
  2. スカート部の内面下部に下フランジ部を一体に周設し、縦リブの下端を下フランジ部に一体に連続させて成ることを特徴とする請求項1記載の便器。
  3. 合成樹脂製のスカート部の内面上部にスカート部の壁厚が下方に行くに従って徐々に薄くなった凹所を周方向に形成し、該凹所の底にボウル部の上フランジ部の外端部を載設して成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の便器。

JP2006280663A 2006-10-13 2006-10-13 便器 Active JP4165595B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006280663A JP4165595B2 (ja) 2006-10-13 2006-10-13 便器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006280663A JP4165595B2 (ja) 2006-10-13 2006-10-13 便器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008095448A JP2008095448A (ja) 2008-04-24
JP4165595B2 true JP4165595B2 (ja) 2008-10-15

Family

ID=39378576

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006280663A Active JP4165595B2 (ja) 2006-10-13 2006-10-13 便器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4165595B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013159910A (ja) * 2012-02-01 2013-08-19 Panasonic Corp 便器装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008095448A (ja) 2008-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4882660B2 (ja) 洋風便器装置
JP4165595B2 (ja) 便器
JP4925358B2 (ja) 便器装置
JP4591438B2 (ja) 照明器具付き便器
JP4412317B2 (ja) 便器装置
JP2009287219A (ja) 便器
JP4849111B2 (ja) 便器装置
JP4215090B2 (ja) 便器
JP2007255155A (ja) 局部洗浄装置付便器
JP4525661B2 (ja) 便器装置
JP4215089B2 (ja) 便器装置
JP4600380B2 (ja) 便器
JP2007291644A (ja) 暖房便座装置付便器
JP4849108B2 (ja) 便器
JP4600325B2 (ja) 局部洗浄装置付便器
JP4518062B2 (ja) 便器装置
JP4215088B2 (ja) 便器
JP4979032B2 (ja) 水洗大便器
JP3240390U7 (ja) 便器装置
JP2023155945A (ja) 水洗大便器
JP4222371B2 (ja) 局部洗浄装置付便器
JP5748322B2 (ja) 便器装置
JP2009235746A (ja) 便器への手洗い排水管の保持構造
JP4925264B2 (ja) 局部洗浄装置付便器
JP5081115B2 (ja) 浴槽の設置構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080225

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20080609

TRDD Decision of grant or rejection written
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20080703

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080708

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080721

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4165595

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110808

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110808

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110808

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120808

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130808

Year of fee payment: 5