JP5101828B2 - 木材用防カビ組成物および防カビ方法 - Google Patents

木材用防カビ組成物および防カビ方法 Download PDF

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本発明は、汚染カビ(ステイン)などの微生物による木材の汚染を効果的に防止する木材用防カビ組成物、およびこの組成物を用いる木材の防カビ方法に関する。
木材は、その存在形態に拘わらず、様々な微生物や昆虫の成育場所となり得る為、程度の差はあるにせよ生物劣化の被害を受けやすい。例えば、担子菌類による腐朽現象、不完全菌類による着色や表面汚染、シロアリ、キクイムシなどによる食害がその代表例である。これらの被害を受けた木材は、美観を損ねたり、強度劣化や着色を引き起こし、商品価値を著しく低下させるのみならず、カビの胞子飛散によってアレルギーを引き起こす原因にもなっている。
従来、このような生物被害を防ぐ為、用途に応じて、木材用防腐剤、木材用防カビ剤、木材用防虫剤などの種々の薬剤組成物が使用されている。
このような薬剤組成物として、抗菌スペクトルを拡げたり、耐性菌の出現を防ぐことなどを目的として、2種以上の活性成分(殺菌活性化合物、防カビ活性化合物)を混合したものがいくつか提案されている。
例えば、特許文献1においては、2−ベンズイミダゾールカルバミン酸低級アルキルエステル、2−(4−チアゾリル)−ベンズイミダゾールおよび2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オンの少なくとも1種と、3−ヨード−2−プロピニル N−n−ブチルカーバメート、および2,3,3−トリヨードアリルアルコールの少なくとも1種の組み合わせが記載されている。また、特許文献2においては、2−メトキシカルボニルアミノベンズイミダゾールと4,5−ジクロロ−2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オンとの組み合わせが開示されている。
しかし、高い活性を有する化合物の種類が少なく、使用される化合物がある程度限定されることや同一化合物が長期間にわたって使用されることから、耐性菌が出現し易い。従って、より優れた効果を有する薬剤組成物の開発が要求されている。
特公平5−42405号公報 特公平7−25644号公報
本発明は、上記のような要求に応えるため、従来の薬剤の組み合わせでは十分な効果が得られなかった広範囲のカビ類に有効な木材用防カビ組成物、およびこの組成物を用いる木材の防カビ方法を提供することを課題とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、第一成分としてイミノクタジンまたはその塩から選ばれた少なくとも1種と、第二成分として、アゾール系化合物、イソチアゾリン系化合物、イミダゾール系化合物、ピリジン系化合物、ヨード系化合物、チオシアネート系化合物、および4級アンモニウム塩化合物からなる群から選ばれた少なくとも1種の殺菌性化合物とを含有する組成物は、低濃度で広範囲のカビ類に対し優れた防カビ活性を有することを見出し、本発明を完成するに至った。
かくして本発明の第1によれば、イミノクタジンまたはその塩の少なくとも1種と、アゾール系化合物、イソチアゾリン系化合物、イミダゾール系化合物、ピリジン系化合物、ヨード系化合物、チオシアネート系化合物、および4級アンモニウム塩化合物からなる群から選ばれた少なくとも1種の殺菌性化合物とを含有することを特徴とする木材用防カビ組成物が提供される。
本発明の第2によれば、本発明の木材用防カビ組成物を用いることを特徴とする木材の防カビ方法が提供される。
本発明によれば、従来の薬剤の組み合わせでは十分な効果が得られなかった広範囲のカビ類に有効な木材用防カビ組成物、およびこの組成物を用いる木材の防カビ方法が提供される。
以下、本発明を詳細に説明する。
1)木材用防カビ組成物
本発明の木材用防カビ組成物(以下、「本発明組成物」ということがある。)は、イミノクタジンまたはその塩の少なくとも1種と、アゾール系化合物、イソチアゾリン系化合物、イミダゾール系化合物、ピリジン系化合物、ヨード系化合物、チオシアネート系化合物、および4級アンモニウム塩化合物からなる群から選ばれた少なくとも1種の殺菌性化合物とを含有することを特徴とする。
本発明の第一成分であるイミノクタジンは、1,1’−イミニオジ(オクタメチレン)ジグアジンをさす。
この化合物は、例えば、特開昭62−39503号公報、特開昭62−29504号公報、特開昭60−178801号公報、特開平3−246207号公報などで開示されている通り、農園芸用殺菌剤、工業用保存剤として知られた化合物である。
また、その塩とは、1,1’−イミニオジ(オクタメチレン)ジグアジンに酸が付加して得られる化合物である。
ここで、1,1’−イミニオジ(オクタメチレン)ジグアジンに付加する酸としては、蟻酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、吉草酸、カプロン酸、エナント酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、ラウリル酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、2−エチルヘキサン酸などのC1〜C30の飽和モノカルボン酸;モノクロロ酢酸、ジクロロ酢酸、トリクロロ酢酸、トリフルオロ酢酸、トリブロモ酢酸などのハロカルボン酸;アクリル酸、メタクリル酸、オレイン酸などの不飽和モノカルボン酸;グリコール酸、乳酸、酒石酸、グルコン酸などの脂肪族オキシカルボン酸;サリチル酸、マンデル酸などの芳香族オキシカルボン酸;安息香酸、桂皮酸などの芳香族・複素環モノカルボン酸;シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、リンゴ酸、クエン酸などの脂肪族ポリカルボン酸;マレイン酸、フマル酸、イタコン酸などの不飽和ポリカルボン酸;フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸などの芳香族ポリカルボン酸;硫酸、塩酸、リン酸、硝酸、炭酸などの無機酸;アルキルベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸などのスルホン酸類;テトラフルオロホウ酸(HBF)などのフッ化ホウ素化合物;などが挙げられる。
これらイミノクタジンまたはその塩は1種単独で、あるいは2種以上を組み合わせて用いることができる。

本発明組成物中に含まれるイミノクタジンまたはその塩の含有量は、組成物全体に対して、通常0.5〜80重量%、好ましくは0.5〜30重量%である。
本発明の木材用防カビ組成物の第二成分は、アゾール系化合物、イソチアゾリン系化合物、イミダゾール系化合物、ピリジン系化合物、ヨード系化合物、チオシアネート系化合物、および4級アンモニウム塩化合物からなる群から選ばれた少なくとも1種の殺菌性化合物(以下、「殺菌性化合物」ということがある。)である。
アゾール系化合物としては、例えば、テブコナゾール、ヘキサコナゾール、プロピコナゾール、シプロコナゾール、エポキシコナゾール、イプコナゾール、シメコナゾール、メトコナゾールなどが挙げられる。
イソチアゾリン系化合物としては、例えば、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン、4,5−ジクロロ−2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン、n−ブチル−1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オンなどが挙げられる。
イミダゾール系化合物としては、例えば、2−(4−チアゾリル)ベンズイミダゾール、2−メトキシカルボニルアミノベンズイミダゾールなどが挙げられる。
ピリジン系化合物としては、2−ピリジンチオール−1−オキシドの塩(亜鉛塩、ナトリウム塩、銅塩など)、2,3,5,6−テトラクロロ−4−(メチルスルフォニル)ピリジンなどが挙げられる。
ヨード系化合物としては、ジヨードメチル−p−トリルスルホン、3−ヨード−プロピニルブチルカーバメート、4−クロルフェニル−3−ヨードプロパルギルホルマール、4−メトキシフェニル−3−ヨードプロパルギルホルマール、トリヨードアリルアルコールなどが挙げられる。
チオシアネート系化合物としては、2−(4−チオシアノメチルチオ)ベンゾチアゾール、メチレンビスチオシアネートなどが挙げられる。
4級アンモニウム塩化合物としては、塩化セチルピリジウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化デカリニウム、ジデシルジメチルアンモニウムクロライド、ラウリルイソキノリウムクロライドなどが挙げられる。
これらの殺菌性化合物は1種単独で、あるいは2種以上を組み合わせて用いることができる。これらの殺菌性化合物を2種以上組み合わせて用いる場合、同種の殺菌性化合物の中から2種以上を組み合わせても、異種の殺菌性化合物の中から2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明の組成物に含まれる、イミノクタジンまたはその塩と、殺菌性化合物の配合割合は特に限定されないが、優れた防カビ活性を発揮する観点から、イミノクタジンまたはその塩と、殺菌性化合物との重量比で、通常、(イミノクタジンまたはその塩);(殺菌性化合物)=10:1〜1:10、好ましくは5:1〜1:5の範囲である。
また、本発明の組成物においては、殺菌・殺虫スペクトルを拡大させるために、上記した殺菌剤以外のその他の殺菌剤や殺虫剤と併用することも出来る。
本発明の組成物は製剤化して用いることができる。製剤の剤型は、特に限定されるものではなく、組み合わせる化合物の物性に応じて、液状製剤、固形製剤の何れであってもよい。
液状製剤の場合、水溶性液剤、油溶性液剤、ディスパージョン(フロワブル)製剤、エマルション製剤などいずれであってもよい。
固形剤の場合は、粉剤、水和剤、錠剤などに製剤が可能であり、目的に応じて適宜選択が可能である。
製剤に使用する溶媒としては、水;メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、n―ブタノールなどのアルコール類;エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコールなどのグリコール類;ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテルなどのグリコールエーテル類;ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミドなどのアミド類;ジメチルスルホキシド、ジエチルスルホキシドなどのスルホキシド類;γ―ブチロラクトンなどのラクトン類;メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン類;エチレンカーボナート、プロピレンカーボナートなどの炭酸アルキレン類;キシレン、トルエン、フェニルキシリルエタンなどの芳香族炭化水素類;流動パラフィン、ターペン、石油エーテルなどの鉱油類;椰子油、菜種油、綿実油、ひまし油大豆油などの天然油脂類;などが挙げられる。これらの溶媒は1種単独で、あるいは2種以上を任意の割合で組み合わせて使用することができる。
本発明組成物中における溶媒の配合量は、特に限定されないが、通常10〜98重量%である。
本発明の組成物には,所望により界面活性剤を添加することができる。用いる界面活性剤としては、非イオン系界面活性剤、陽イオン系界面活性剤、両イオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤が挙げられる。これらの中でも、非イオン系界面活性剤、陽イオン系界面活性剤、両イオン系界面活性剤が好ましい。
非イオン系界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルなどが挙げられる。陽イオン系界面活性剤としては、脂肪族アミン塩およびその4級アンモニウム塩などが挙げられる。両イオン系界面活性剤としては、アルキルベタイン型界面活性剤、アミドプロピルベタイン型界面活性剤、イミダゾリニウムベタイン型界面活性剤、スルホベタイン型界面活性剤、ホスホベタイン型界面活性剤などが挙げられるが、これらに限定されない。これらの界面活性剤は1種単独で、あるいは2種以上を任意の割合で混合して用いることができる。
アニオン系界面活性剤は、製剤の物性を変化させない量であれば使用が可能である。アニオン性界面活性剤としては、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、動植物油の硫酸化物などが挙げられる。
本発明組成物中における界面活性剤の配合量は、特に限定されないが、通常0.1〜30重量%である。
また、本発明の組成物には、シリコーン系エマルション、2−エチルヘキサノールなどの公知の消泡剤を含有させることもできる。
本発明の組成物の製剤を調製する方法としては、特に限定されず、従来公知の工業用殺菌剤の製剤化方法により調製することができる。
2)木材の防カビ方法
本発明の木材の防カビ方法は、本発明組成物を用いることを特徴とする。本発明の木材の防カビ方法は、具体的には、(i)本発明組成物を木材(又は木材製品)表面に塗布する方法、(ii)本発明組成物の水溶液中に木材(又は木材製品)を浸漬処理する方法、(iii)本発明組成物を木材(木材製品)に加圧注入する方法、(iv)合板製造時に使用する接着剤に本発明組成物を添加する方法、などが挙げられる。
また、上記(i)〜(iv)の方法を実施する場合、製剤化した本発明組成物をそのままの形で使用することもできるし、本発明組成物を、水や各種有機溶剤に希釈して使用することもできる。
上記(i)〜(iv)などに示す方法により、本発明の組成物を木材又は木材製品に処理することで、ステイン(汚染カビ)の発生を効果的に抑制できるため、木材周辺部の変色を未然に防止することができる。
以下、本発明を下記の実施例によりさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(実施例1〜6)
実施例1〜6の防カビ組成物を調製し、試験例1によりその性能を調べた。実施例1、4、6の組成物は、A(イミノクタジン・3酢酸塩)、下記(B−1)〜(B−6)、および界面活性剤(C−1、C−2)を、第1表に示す配合割合(重量部)で混合し、直径0.8mmのガラスビーズを使用したメディアミルで10分間粉砕し、得られた粉砕物を金網で濾別して調製した。また、実施例2、3、5の組成物は、A(イミノクタジン・3酢酸塩)、下記(B−1)〜(B−6)、および界面活性剤(C−1、C−2)を、第1表に示す配合割合(重量部)で混合後、高速ホモジナイザーで乳化させて調製した。
第1表中、化合物の記号の意味は下記の通りである。
A:イミノクタジン・3酢酸塩
B−1:テブコナゾール
B−2:2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン
B−3:4,5−ジクロロ−2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン
B−4:2−メトキシカルボニルアミノベンズイミダゾール
B−5:3−ヨード−プロピニルブチルカーバメート
B−6:2,3,5,6−テトラクロロ−4−(メチルスルフォニル)ピリジン
C−1:フェニルキシリルエタン
C−2:ポリオキシエチレンアリルフェニルエーテル
Figure 0005101828
(比較例1〜7)
比較例1〜7の防カビ組成物を調製し、試験例1によりその性能を調べた。比較例1、4、6の組成物は、前記A(イミノクタジン・3酢酸塩)、(B−1)〜(B−6)、および界面活性剤(C−1、C−2)を、第2表に示す配合割合(重量部)で混合し、直径0.8mmのガラスビーズを使用したメディアミルで10分間粉砕し、得られた粉砕物を金網で濾別して調製した。また、比較例2、3、5、7の組成物は、前記(B−1)〜(B−6)、および界面活性剤(C−1、C−2)を、第2表に示す配合割合(重量部)で混合後、高速ホモジナイザーで乳化させて調製した。
Figure 0005101828
(試験例1)
実施例1〜6、比較例1〜7の組成物をそれぞれ蒸留水で100倍に希釈して、試験薬液とした。試験材には、欧州赤松を選抜し、直径0.3m、長さ4mの皮付き丸太5本を1試験区とした。薬液は、丸太の木口面(切断面)にまんべんなく散布後、野外に放置し、3ヶ月後に試験材の青変の有無を調べた。薬剤の効果は下記の方法により求め、判定した。結果を第3表に示す。
Figure 0005101828
Figure 0005101828
第3表より、イミノクタジンまたはその塩の少なくとも1種と、殺菌性化合物とを含有する実施例1〜6の組成物は、イミノクタジンまたはその塩の少なくとも1種、および殺菌性化合物のいずれか1種のみを含有する比較例1〜7の組成物に比して、優れた防カビ活性を有することがわかる。

Claims (2)

  1. イミノクタジンまたはイミノクタジンに、蟻酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、吉草酸、カプロン酸、エナント酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、2−エチルヘキサン酸、モノクロロ酢酸、ジクロロ酢酸、トリクロロ酢酸、トリフルオロ酢酸、トリブロモ酢酸、アクリル酸、メタクリル酸、グリコール酸、乳酸、酒石酸、グルコン酸、サリチル酸、マンデル酸、安息香酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、リンゴ酸、クエン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、硫酸、塩酸、リン酸、硝酸、炭酸、p−トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸、若しくはテトラフルオロホウ酸が付加して得られる、イミノクタジンの塩の少なくとも1種と、
    テブコナゾール、2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン、4,5−ジクロロ−2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン、2−メトキシカルボニルアミノベンズイミダゾール、3−ヨード−プロピニルブチルカーバメート、および2,3,5,6−テトラクロロ−4−(メチルスルフォニル)ピリジンからなる群から選ばれた少なくとも1種の殺菌性化合物
    とを含有することを特徴とする木材用防カビ組成物。
  2. 請求項1に記載の木材用防カビ組成物を用いることを特徴とする木材の防カビ方法。
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