JP5097649B2 - 電動モータ及びサンルーフモータ - Google Patents

電動モータ及びサンルーフモータ Download PDF

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Description

本発明は、アマチュア軸の回転をギヤケースに収容したウォームギヤ機構により減速して出力軸から出力するようにした電動モータ及び車両のルーフに設けられるルーフパネルを開閉駆動するようにしたサンルーフモータに関する。
車両に設けられるサンルーフ装置では、ルーフの開口部を開閉するルーフパネルの両側部に一対の駆動ケーブル(動力伝達部材)を連結し、この駆動ケーブルの車両前方側に取り回された部分をルーフ内に配置されたサンルーフモータ(電動モータ)により軸方向に駆動してルーフパネルを自動的に開閉させるようにしている。
このようなサンルーフモータでは、モータ本体には減速機が取り付けられ、この減速機のギヤケースから突出する出力軸の先端には駆動ギヤ(出力部材)が固定されており、駆動ケーブルとしては歯付きのケーブルが用いられている。そして、各駆動ケーブルは互いに逆方向から駆動ギヤに噛み合わされ、当該駆動ギヤの回転により軸方向に駆動されるようになっている。
このようなサンルーフモータの減速機に用いられる減速機構としては、小型で大きな減速比を得られるウォームギヤ機構が多く用いられている。この場合、ギヤケースには一端が開口した円筒状のギヤ収容部が設けられ、ウォームホイルは出力軸に支持された状態となってギヤ収容部に回転自在に収容されるようになっている。
ところで、このようなサンルーフモータは車両のルーフの内部に配置されるので、ウォームギヤ機構に塗布されるグリース等の潤滑油がルーフ内に漏れ出すことを防止する必要がある。
そのため、例えば特許文献1に示される電動モータでは、外周縁にリブを備えた円板状のカバープレート(カバー体)をギヤ収容部の開口端に圧入し、当該リブをギヤ収容部の内周面に密着させるように弾性変形させて、ギヤ収容部の開口端を閉塞するようにしている。
特開2002−156007号公報
しかしながら、特許文献1に示される構造では、リブはギヤ収容部の内周面に密着するように当該収容部に圧入されているので、当該圧入部分に生じる僅かな隙間から、毛細管現象により潤滑油がカバープレートの外周縁から電動モータの外部に染み出すおそれがある。特に、この電動モータをギヤ収容部の開口端を下方に向けて車両のルーフ内に取り付けられるサンルーフモータとして用いた場合には、ギヤ収容部から染み出た潤滑油がルーフ内から内装材にまで至るおそれがある。
本発明の目的は、ウォームホイルを収容するギヤ収容部から外部に潤滑油が染み出すことを確実に防止した電動モータ及びサンルーフモータを提供することにある。
本発明の電動モータは、有底筒状に形成されるヨークと該ヨークに回転自在に支持されるアマチュア軸とを備えたモータ本体と、前記アマチュア軸とともに回転するウォームと該ウォームに噛み合うウォームホイルとを備え、前記アマチュア軸の回転を減速して出力軸から出力するウォームギヤ機構と、円筒状に形成されて内部に前記ウォームホイルを回転自在に収容するギヤ収容部と該ギヤ収容部の開口端に設けられる座面とを備え、前記ヨークの開口端に固定されるギヤケースと、前記ギヤ収容部の内周面に填め込まれる円筒壁部と該円筒壁部の軸方向端部に径方向外側に延出して設けられ外周縁を前記座面に当接させて該座面に対向配置されるフランジ部とを備え、前記ギヤ収容部を閉塞するカバー体とを有し、前記フランジ部と前記座面との間に隙間が設けられることを特徴とする。
本発明の電動モータは、前記ギヤ収容部の内周面に対して垂直に前記座面を形成し、前記カバー体の前記円筒壁部に対して鋭角に前記フランジ部を形成することを特徴とする。
本発明の電動モータは、前記ギヤ収容部の開口端に該ギヤ収容部よりも大径の大径円筒面を前記座面に連ねて設け、前記フランジ部の外周縁を前記大径円筒面に当接させることを特徴とする。
本発明の電動モータは、前記ギヤケースには前記モータ本体の作動を制御するための制御基板を収納する制御基板収納部が一体的に設けられ、該制御基板収容部と前記ギヤ収容部とが前記カバー体により区画されることを特徴とする。
本発明のサンルーフモータは、車両のルーフに設けられるルーフパネルを開閉駆動するサンルーフモータであって、有底筒状に形成されるヨークと該ヨークに回転自在に支持されるアマチュア軸とを備えたモータ本体と、前記アマチュア軸とともに回転するウォームと該ウォームに噛み合うウォームホイルとを備え、前記アマチュア軸の回転を減速して出力軸から出力するウォームギヤ機構と、前記出力軸に固定され、前記ルーフパネルに連結される動力伝達部材に係合して該動力伝達部材を駆動する出力部材と、前記ルーフの下方に向けた開口端を備える円筒状に形成されて内部に前記ウォームホイルを回転自在に収容するギヤ収容部と前記開口端に設けられる座面とを備え、前記ヨークの開口端に固定されるギヤケースと、前記ギヤ収容部の内周面に填め込まれる円筒壁部と該円筒壁部の軸方向端部に径方向外側に延出して設けられ外周縁を前記座面に当接させて該座面に対向配置されるフランジ部とを備え、前記ギヤ収容部を閉塞するカバー体とを有し、前記フランジ部と前記座面との間に隙間が設けられることを特徴とする。
本発明のサンルーフモータは、前記ギヤ収容部の内周面に対して垂直に前記座面を形成し、前記カバー体の前記円筒壁部に対して鋭角に前記フランジ部を形成することを特徴とする。
本発明のサンルーフモータは、前記ギヤ収容部の開口端に該ギヤ収容部よりも大径の大径円筒面を前記座面に連ねて設け、前記フランジ部の外周縁を前記大径円筒面に当接させることを特徴とする。
本発明のサンルーフモータは、前記ギヤケースには前記モータ本体の作動を制御するための制御基板を収納する制御基板収納部が一体的に設けられ、該制御基板収容部と前記ギヤ収容部とが前記カバー体により区画されることを特徴とする。
本発明によれば、カバー体に設けられる円筒壁部をギヤ収容部の内周面に填め込むとともに、円筒壁部の軸方向端部から径方向外側に延出して設けられるフランジ部の外周縁をギヤ収容部の開口端に設けられる座面に当接させ、当該フランジ部と座面との間に隙間を生じさせるようにしたので、ギヤ収容部と円筒壁部との間から毛細管現象により染み出た潤滑油を当該隙間に貯留して、当該ギヤ収容部から外部に潤滑油が漏れ出すことを防止することができる。
また、本発明によれば、ギヤ収容部の内周面に対して垂直に座面を形成し、カバー体の円筒壁部に対して鋭角にフランジ部を形成するようにしたので、簡単な構造でフランジ部と座面との間に隙間を設けることができる。
さらに、本発明によれば、ギヤ収容部の開口端に該ギヤ収容部よりも大径の大径円筒面を座面に連ねて設け、フランジ部の外周縁をこの大径円筒面に当接させるようにしたので、フランジ部の外周縁のシール性を高めることができる。これにより、フランジ部と座面との間の隙間に貯留された潤滑油がフランジ部の外周縁を介して当該隙間から外部に漏れ出すことを防止して、ギヤ収容部から外部への潤滑油の漏れ出しをさらに確実に防止することができる。
また、本発明によれば、ギヤケースにモータ本体の作動を制御するための制御基板を収納する制御基板収納部が一体的に設けられた構造であっても、制御基板収容部とギヤ収容部とをカバー体により区画されるので、ギヤ収容部内の潤滑油が制御基板収容部に至ることが防止される。これにより、制御基板の信頼性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は車両のルーフに設けられたサンルーフ装置の概略を示す説明図であり、このサンルーフ装置11はルーフパネル12を備えており、このルーフパネル12は車両13のルーフ13aに設けられ、当該ルーフ13aに形成された開口部14を開閉するようになっている。ルーフパネル12の両側部にはそれぞれ一対のシュー15a,15bが固定され、一方、ルーフ13aの開口部14の両側部にはそれぞれ車両前後方向に延びるガイドレール16が固定されており、各シュー15a,15bが対応するガイドレール16に案内されることにより、ルーフパネル12は車両前後方向に移動自在つまり開閉自在となっている。
車両後方側の各シュー15bにはそれぞれ動力伝達部材としての駆動ケーブル17a,17bの一端が連結されている。これらの駆動ケーブル17a,17bはギヤ付きのケーブルとなっており、その他端はそれぞれ開口部14の車両前方側に取り回されている。開口部14に対して車両前方側であって、フロントガラス13bとの間のルーフ13aの内部には電動モータつまりサンルーフモータ21が配置されており、各駆動ケーブル17a,17bのギヤ部はこのサンルーフモータ21に設けられた出力部材としての駆動ギヤ22に噛み合わされて係合している。サンルーフモータ21が作動すると、各駆動ケーブル17a,17bは駆動ギヤ22つまりサンルーフモータ21により互いに逆向きに軸方向に駆動され、これにより、ルーフパネル12は各シュー15bを介して連結される駆動ケーブル17a,17bにより押し引きされて自動的に開閉するようになっている。
図2(a)、(b)はそれぞれ図1に示すサンルーフモータの詳細を示す斜視図であり、図3は図2に示すサンルーフモータの分解斜視図、図4はヨークとギヤケースとの固定部分を示す平面図である。
図2(a)、(b)に示すように、このサンルーフモータ21はブラシ付きモータであるモータ本体23を備えている。このモータ本体23のヨーク24は、軸心を中心として湾曲する一対の円弧部24aとこれらの円弧部24aを連ねる互いに平行な一対の平板部24bとその軸方向の一端を閉塞する底部24cとを備えた断面略小判形の有底筒状に形成されており、図3に示すように、このヨーク24の内部にはアマチュア25が収容されている。このアマチュア25はアマチュア軸26を備えており、アマチュア軸26の一端がヨーク24の底部24cに設けられる軸受(不図示)に支持されることにより、アマチュア25はヨーク24の内部で回転自在となっている。アマチュア軸26にはアマチュアコア27が固定されており、このアマチュアコア27には複数のアマチュアコイル28が巻装されている。また、アマチュア軸26にはアマチュアコア27に隣接してコンミテータ29が固定されており、各アマチュアコイル28のコイル端はそれぞれコンミテータ29に接続されている。
ヨーク24の開口端にはアマチュア25つまりアマチュアコイル28へ給電するためにブラシ装置31が装着されている。図4に示すように、このブラシ装置31はブラシホルダ32に一対のブラシ33a,33bが装着された構造となっており、これらのブラシ33a,33bはコンミテータ29の外周面に摺接し、当該ブラシ33a,33bとコンミテータ29とを介して所定のタイミングで転流された駆動電流がアマチュアコイル28に供給されるようになっている。
ヨーク24の開口端には一対のボルト34とナット35とによりギヤケース36が固定されている。このギヤケース36は樹脂材料によりバスタブ状に形成されており、モータ本体23のアマチュア軸26はヨーク24からこのギヤケース36の内部にまで突出して当該ギヤケース36に収容されている。なお、アマチュア軸26の先端部位及び中間部位は、ギヤケース36の内部に設けられる軸受(不図示)に支持されるようになっている。また、ギヤケース36には5箇所の爪係合によりカバー体37が取り付けられ、ギヤケース36の開口端はこのカバー体37により閉塞されるようになっている。
図5は図2(b)におけるA−A線に沿う断面図であり、図5に示すように、カバー体37により閉塞されるギヤケース36の内部にはウォームギヤ機構41が収容されている。ウォームギヤ機構41はウォーム41aとウォームホイル41bとを備えており、ウォーム41aにおけるアマチュア軸26のギヤケース36の内部に突出した部分の外周面に一体に形成され、アマチュア軸26とともに回転するようになっている。一方、ウォームホイル41bは出力軸42に固定されて当該出力軸42とともにギヤケース36の内部に設けられた円筒状のギヤ収容部43に回転自在に収容されている。ウォーム41aとウォームホイル41bは互いに噛み合わされており、これにより、アマチュア軸26の回転はウォームギヤ機構41を介して所定の回転数にまで減速されて出力軸42から出力されるようになっている。なお、このサンルーフモータ21は、このギヤ収容部43の開口端がルーフ13aの下方に向くようルーフ13aの内部に取付けられている。
なお、図示する場合には、ウォーム41aをアマチュア軸26の外周面に一体に形成するようにしているが、これに限らず、アマチュア軸26にウォーム41aを備えた軸を連結する構造にするなど、アマチュア軸26とともにウォーム41aが回転する構造であれば他の構造であってもよい。
図5に示すように、出力軸42はギヤケース36の底面から当該ケース36の外部(図中上方向)に突出しており、その先端には前述の駆動ギヤ22が固定されている。また、ギヤケース36の底面の外側(図中上方向)にはケーブルガイド36aが凸設されており、このケーブルガイド36aにはガイドプレート44が装着されており、このガイドプレート44は駆動ギヤ22を挟んで互いに対向する一対のガイド壁44aを備えており、各駆動ケーブル17a,17bはこれらのガイド壁44aと駆動ギヤ22との間に挟み込まれるように配置されている。
このような構成により、モータ本体23が作動すると、アマチュア軸26の回転がウォームギヤ機構41を介して出力軸42に伝達され、出力軸42とともに回転する駆動ギヤ22により各駆動ケーブル17a,17bが所定の方向に駆動され、ルーフパネル12が自動的に開閉する。
なお、図5に示すように、ギヤ収容部43の開口方向と同じ方向に延びる出力軸42の他端(図中下方向)には例えば六角レンチ等の工具が係合可能な工具孔42aが形成されており、モータ本体23が故障等した場合には、車両13の車室天井面に位置するサンルーフモータ21を車室内に露出させて、カバー体37に形成された貫通孔37aを介して工具孔42aに工具を係合させて、当該工具により出力軸42を回転駆動して、ルーフパネル12を手動で開閉操作することができるようになっている。
このサンルーフモータ21には、モータ本体23の作動を制御するために、制御基板51が設けられている。この制御基板51は基板51aにアマチュア25(アマチュアコイル28)へ供給する駆動電流を制御する制御回路51bが設けられた構造となっており、カバー体37と一体的に設けられた固定手段としての3箇所のクリップ52によりカバー体37の内面に固定されている。このクリップ52は、円柱状の本体52aとその上部に設けられたクリップ球52bとクリップ球52bから本体52aに至る十字のスリット52cとからなる公知の固定手段である。そして、カバー体37がギヤケース36に取り付けられることにより、制御基板51がギヤケース36の内部に一体的に設けられた制御基板収容部36b内に収容されるようになっている。
図3、図4に示すように、ブラシ装置31には一対の電源端子53,54が設けられ、制御基板51には一対の接続片55,56が設けられており、制御基板51が固定されたカバー体37をギヤケース36に取り付けると、これらの接続片55,56が対応する電源端子53,54に接続され、制御基板51(制御回路51b)と各ブラシ33a,33bとが電気的に接続されるようになっている。
また、ギヤケース36には一端がボルト34とナット35とを介してヨーク24に電気的に接続されるグランド端子(接地端子)57が設けられ、制御基板51にはグランド用の接続片58が設けられており、制御基板51が固定されたカバー体37をギヤケース36に取り付けると、この接続片58がグランド端子57に接続され、制御回路51bはヨーク24にグランド接続(接地)されるようになっている。
制御基板51の一端部には外部接続用のコネクタ59が設けられている。図2に示すように、このコネクタ59はギヤケース36から突出し、制御回路51bはこのコネクタ59を介して車両13に搭載されたバッテリ等の電源(不図示)や車室内に設けられたサンルーフスイッチ(不図示)に接続されるようになっている。そして、サンルーフスイッチが操作されると、コネクタ59を介して電源から制御回路51bに駆動電流が供給され、この駆動電流が制御回路51bにより所定の電流に制御されて、各接続片55,56と電源端子53,54およびブラシ33a,33bとコンミテータ29とを介してアマチュア25(アマチュアコイル28)に供給される。
なお、符号61はカバー体37に設けられた位置決め部であり、この位置決め部61が制御基板51に形成される位置決め孔62に挿通され、且つ、ギヤケース36に設けられる位置決め突起63に係合することにより、制御基板51をギヤケース36の制御基板収容部36bの所定位置に位置決めすることができるようになっている。
アマチュア軸26の回転を検出するために、このサンルーフモータ21には回転センサが設けられている。この回転センサは、アマチュア軸26に固定されたセンサマグネット72を備えており、このセンサマグネット72は周方向に複数の磁極が並べて着磁された多極着磁磁石となっており、アマチュア軸26とともに回転してするようになっている。
一方、図3に示すように、制御基板51上には、それぞれセンサマグネット72に対向するように一対のホールIC73a,73bがアマチュア軸26の軸心に対して90度の角度となるように配され、センサマグネット72の出力する磁界の変化を90度の位相差を持って検出するように設けられている。各ホールIC73a,73bはセンサマグネット72の発生する磁界の変化を検出し、これをアマチュア軸26の回転数に反比例した周期のパルス信号として出力するようになっている。各ホールIC73a,73bの検出信号つまりパルス信号は制御回路51bに入力され、制御回路51bはこれらのホールIC73a,73bから入力されるパルス信号の周期や各ホールIC73a,73bから入力されるパルス信号の出現タイミング等に基づいてアマチュアコイル28へ供給する駆動電流の制御を実行するようになっている。
図3、図5に示すように、ウォームギヤ機構41のウォーム41aとウォームホイル41bとの噛み合い部分に塗布されてギヤ収容部43の内部に収容されるグリース等の潤滑油が当該ギヤ収容部43から制御基板収容部36b側に漏れ出すことを防止するために、ギヤ収容部43の開口端43aにはカバー体としてのギヤカバー81が取り付けられ、ギヤ収容部43と制御基板収容部36bとはこのギヤカバー81により区画されるようになっている。
図6は図5に示すギヤカバーの詳細を示す一部切り欠き斜視図であり、図7(a)はギヤ収容部のギヤカバーが取り付けられる前の状態を示す断面図であり、図7(b)はギヤカバーが取り付けられた状態のギヤ収容部を示す断面図である。
ギヤカバー81は鋼板等の金属製となっており、図6に示すように、円板状に形成される本体部81aを備え、この本体部81aの軸心には円筒状のボス部81bが一体に設けられている。また、本体部81aの外周端には、当該本体部81aの外周端部分を折り曲げることにより、円筒状の円筒壁部81cが一体に形成されている。この円筒壁部81cは本体部81aの軸心に平行な方向に延びており、その外径寸法はギヤ収容部43の内径寸法と同一または僅かに大きく設定されている。さらに、円筒壁部81cの本体部81aに連なる側とは反対側の軸方向端部には、当該端部から径方向外側に向けて延出するようにフランジ部81dが一体に形成されている。このフランジ部81dは円筒壁部81cの軸方向端部を折り曲げて形成されており、その曲げ角度は円筒壁部81cに対して鋭角となっている。つまり、フランジ部81dは円筒壁部81cに対して鋭角となって形成されている。なお、符号81fは本体部81aの強度を確保するために設けられたリブである。
一方、ギヤケース36に形成されるギヤ収容部43は、前述のように円筒状に形成されており、その内周面43bは当該収容部43に収容される出力軸42の軸方向に平行に形成されている。
図7に示すように、ギヤ収容部43の開口端43aには段差部82が設けられている。この段差部82はギヤ収容部43の内径よりも大径となって開口端43aからギヤ収容部43の軸方向に平行に延びる大径円筒面82aと、この大径円筒面82aとギヤ収容部43の内周面43bとを連ねる座面82bとにより形成されており、大径円筒面82aの内径寸法はギヤカバー81のフランジ部81dの外径寸法と同一または僅かに小さく設定され、座面82bはギヤ収容部43の内周面43bつまり出力軸42の軸方向に垂直に形成されている。
ギヤカバー81の外周部分には軸方向に延びる複数の取付け脚部81eが設けられており、ギヤカバー81がギヤ収容部43に軸方向から取り付けられると、これらの取付け脚部81eがギヤケース36のギヤ収容部43の外周側に設けられる取付け孔83(図3参照)に圧入状に係合して、ギヤカバー81はギヤケース36に固定される。
ギヤカバー81がギヤケース36に固定されると、ギヤカバー81のボス部81bにウォームホイル41bのボス部41cが貫通状に挿通される。また、ギヤカバー81がギヤケース36に固定されると、図7(b)に示すように、ギヤカバー81の円筒壁部81cがギヤ収容部43の内周面43bに軸方向から圧入により填め込まれ、フランジ部81dはその外周縁において座面82bに軸方向から当接するとともに当該座面82bに対向するように段差部82に配置される。
ここで、ギヤカバー81のフランジ部81dは円筒壁部81cに対して鋭角に曲げて形成されているので、外周縁において座面82bに軸方向から当接するフランジ部81dと当該座面82bとの間には隙間Sが生じることになる。つまり、ギヤカバー81がギヤ収容部43の開口端43aに取り付けられると、当該開口端43aとギヤカバー81との間にフランジ部81dと座面82bと円筒壁部81cとにより区画された空間が生じることになる。
これにより、ウォームギヤ機構41を潤滑するためにギヤ収容部43の内部に塗布されるグリース等の潤滑油が、ギヤ収容部43の内周面43bとこれに圧入されたギヤカバー81の円筒壁部81cとの間の僅かな隙間から毛細管現象により染み出しても、当該染み出した潤滑油はギヤカバー81のフランジ部81dと座面82bとの間の隙間Sつまりフランジ部81dと座面82bと円筒壁部81cとにより区画された空間に貯留され、ギヤ収容部43つまりギヤケース36の外部に漏れ出すことがない。
また、フランジ部81dの外周縁は座面82bに軸方向から当接するとともに大径円筒面82aの内周面に径方向から当接するようになっているので、このフランジ部81dの外周縁と段差部82とによりシールして、隙間Sに溜まった潤滑油がフランジ部81dの外周縁を介してギヤ収容部43の外部に漏れ出すことを確実に防止することができる。
このように、このサンルーフモータ21では、ギヤカバー81に設けられる円筒壁部81cをギヤ収容部43の内周面43bに填め込むとともに円筒壁部81cの軸方向端部に設けられるフランジ部81dの外周縁をギヤ収容部43の開口端43aに設けられる座面82bに軸方向から当接させ、当該フランジ部81dと座面82bとの間に隙間Sを生じさせるようにしたので、ギヤ収容部43と円筒壁部81cとの間の僅かな隙間から毛細管現象により染み出た潤滑油を当該隙間Sに貯留して、ギヤ収容部43つまりギヤケース36の外部に潤滑油が漏れ出すことを確実に防止することができる。
また、このサンルーフモータ21では、ギヤ収容部43の内周面43bに対して垂直に座面82bを形成し、円筒壁部81cに対して鋭角にフランジ部81dを形成するようにしたので、簡単な構造でフランジ部81dと座面82bとの間に隙間Sを設けることができる。
さらに、このサンルーフモータ21では、ギヤ収容部43の開口端43aにギヤ収容部43よりも大径の大径円筒面82aを座面82bに連ねて設け、フランジ部81dの外周縁を大径円筒面82aの内周面に径方向から当接させるようにしたので、フランジ部81dの外周縁と開口端43aとの間のシール性を高めることができる。これにより、フランジ部81dと座面82bとの間の隙間Sに収容された潤滑油がフランジ部81dの外周縁を介してギヤ収容部43の外部に漏れ出すことをさらに確実に防止することができる。
さらに、このサンルーフモータ21では、制御基板収容部36bとギヤ収容部43とがギヤカバー81により区画されるので、ウォームギヤ機構41に塗布された潤滑油が制御基板収容部36bに至ることが防止される。これにより、ギヤ収容部43の開口端がルーフ13aの下方を向くようルーフ13aの内部に取付けられていても、潤滑油が制御基板収容部36b側に染み出すことが防止され、制御基板51の信頼性を向上させることができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、前記実施の形態においては、本発明を車両13のサンルーフ装置11に用いられるサンルーフモータ21に適用しているが、これに限らず、他の用途の電動モータに本発明を適用するようにしてもよい。
また、前記実施の形態においては、ギヤ収容部43の内周面43bに対して垂直に座面82bを形成し、円筒壁部81cに対して鋭角にフランジ部81dを形成することにより、フランジ部81dと座面82bとの間に隙間Sを形成するようにしているが、これに限らず、例えば、ギヤ収容部43の内周面43bに対して鈍角に座面82bを形成し、円筒壁部81cに対して垂直にフランジ部81dを形成することにより、フランジ部81dと座面82bとの間に隙間Sを形成するようにしてもよく、また、ギヤ収容部43の内周面43bに対して鈍角に座面82bを形成し、円筒壁部81cに対して鋭角にフランジ部81dを形成することにより、フランジ部81dと座面82bとの間に隙間Sを形成するようにしてもよい。
さらに、前記実施の形態においては、出力部材として駆動ギヤ22を用いるとともに動力伝達部材としてギヤ付きの駆動ケーブルを用いるようにしているが、これに限らず、出力軸の回転により出力部材を介して動力伝達部材を駆動できる構造であれば、他の構造であってもよい。
車両のルーフに設けられたサンルーフ装置の概略を示す説明図である。 (a)、(b)はそれぞれ図1に示すサンルーフモータの詳細を示す斜視図である。 図2に示すサンルーフモータの分解斜視図である。 ヨークとギヤケースとの固定部分を示す平面図である。 図2(b)におけるA−A線に沿う断面図である。 図5に示すギヤカバーの詳細を示す一部切り欠き斜視図である。 (a)はギヤ収容部のギヤカバーが取り付けられる前の状態を示す断面図であり、(b)はギヤカバーが取り付けられた状態のギヤ収容部を示す断面図である。
符号の説明
11 サンルーフ装置
12 ルーフパネル
13 車両
13a ルーフ
13b フロントガラス
14 開口部
15a,15b シュー
16 ガイドレール
17a,17b 駆動ケーブル(動力伝達部材)
21 サンルーフモータ(電動モータ)
22 駆動ギヤ(出力部材)
23 モータ本体
24 ヨーク
24a 円弧部
24b 平板部
24c 底部
25 アマチュア
26 アマチュア軸
27 アマチュアコア
28 アマチュアコイル
29 コンミテータ
31 ブラシ装置
32 ブラシホルダ
33a,33b ブラシ
34 ボルト
35 ナット
36 ギヤケース
36a ケーブルガイド
36b 制御基板収容部
37 カバー体
37a 貫通孔
41 ウォームギヤ機構(減速機構)
41a ウォーム
41b ウォームホイル
41c ボス部
42 出力軸
42a 工具孔
43 ギヤ収容部
43a 開口端
43b 内周面
44 ガイドプレート
44a ガイド壁
51 制御基板
51a 基板
51b 制御回路
52 クリップ
52a 本体
52b クリップ球
52c スリット
53,54 電源端子
55,56 接続片
57 グランド端子
58 接続片
59 コネクタ
61 位置決め部
62 位置決め孔
63 位置決め突起
72 センサマグネット
73a,73b ホールIC
81 ギヤカバー(カバー体)
81a 本体部
81b ボス部
81c 円筒壁部
81d フランジ部
81e 取付け脚部
81f リブ
82 段差部
82a 大径円筒面
82b 座面
83 取付け孔
S 隙間

Claims (8)

  1. 有底筒状に形成されるヨークと該ヨークに回転自在に支持されるアマチュア軸とを備えたモータ本体と、
    前記アマチュア軸とともに回転するウォームと該ウォームに噛み合うウォームホイルとを備え、前記アマチュア軸の回転を減速して出力軸から出力するウォームギヤ機構と、
    円筒状に形成されて内部に前記ウォームホイルを回転自在に収容するギヤ収容部と該ギヤ収容部の開口端に設けられる座面とを備え、前記ヨークの開口端に固定されるギヤケースと、
    前記ギヤ収容部の内周面に填め込まれる円筒壁部と該円筒壁部の軸方向端部に径方向外側に延出して設けられ外周縁を前記座面に当接させて該座面に対向配置されるフランジ部とを備え、前記ギヤ収容部を閉塞するカバー体とを有し、
    前記フランジ部と前記座面との間に隙間が設けられることを特徴とする電動モータ。
  2. 請求項1記載の電動モータにおいて、前記ギヤ収容部の内周面に対して垂直に前記座面を形成し、前記カバー体の前記円筒壁部に対して鋭角に前記フランジ部を形成することを特徴とする電動モータ。
  3. 請求項1または2記載の電動モータにおいて、前記ギヤ収容部の開口端に該ギヤ収容部よりも大径の大径円筒面を前記座面に連ねて設け、前記フランジ部の外周縁を前記大径円筒面に当接させることを特徴とする電動モータ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の電動モータにおいて、前記ギヤケースには前記モータ本体の作動を制御するための制御基板を収納する制御基板収納部が一体的に設けられ、該制御基板収容部と前記ギヤ収容部とが前記カバー体により区画されることを特徴とする電動モータ。
  5. 車両のルーフに設けられるルーフパネルを開閉駆動するサンルーフモータであって、
    有底筒状に形成されるヨークと該ヨークに回転自在に支持されるアマチュア軸とを備えたモータ本体と、
    前記アマチュア軸とともに回転するウォームと該ウォームに噛み合うウォームホイルとを備え、前記アマチュア軸の回転を減速して出力軸から出力するウォームギヤ機構と、
    前記出力軸に固定され、前記ルーフパネルに連結される動力伝達部材に係合して該動力伝達部材を駆動する出力部材と、
    前記ルーフの下方に向けた開口端を備える円筒状に形成されて内部に前記ウォームホイルを回転自在に収容するギヤ収容部と前記開口端に設けられる座面とを備え、前記ヨークの開口端に固定されるギヤケースと、
    前記ギヤ収容部の内周面に填め込まれる円筒壁部と該円筒壁部の軸方向端部に径方向外側に延出して設けられ外周縁を前記座面に当接させて該座面に対向配置されるフランジ部とを備え、前記ギヤ収容部を閉塞するカバー体とを有し、
    前記フランジ部と前記座面との間に隙間が設けられることを特徴とするサンルーフモータ。
  6. 請求項5記載のサンルーフモータにおいて、前記ギヤ収容部の内周面に対して垂直に前記座面を形成し、前記カバー体の前記円筒壁部に対して鋭角に前記フランジ部を形成することを特徴とするサンルーフモータ。
  7. 請求項5または6記載のサンルーフモータにおいて、前記ギヤ収容部の開口端に該ギヤ収容部よりも大径の大径円筒面を前記座面に連ねて設け、前記フランジ部の外周縁を前記大径円筒面に当接させることを特徴とするサンルーフモータ。
  8. 請求項5〜7のいずれか1項に記載のサンルーフモータにおいて、前記ギヤケースには前記モータ本体の作動を制御するための制御基板を収納する制御基板収納部が一体的に設けられ、該制御基板収容部と前記ギヤ収容部とが前記カバー体により区画されることを特徴とするサンルーフモータ。
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