JP5090691B2 - オーバーラップ包装体 - Google Patents
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Description
外装体は、厚紙や合成樹脂シートなどを折り曲げて立体的に形成され、容器の上面や側面などの一部に添うように形成されている。この外装体の表面には、消費者の注意を惹くための絵柄、商標、商品の説明等の意匠印刷が施されている。また、商品を複数まとめて販売する場合には、外装体は、複数の容器を保持するような形状に形成され、商品を束ねる機能も担っている。尚、このような外装体は、包装業界で紙サックと呼ばれることもある。
一方、オーバーラップフィルムは、容器と容器に添えられた外装体とを備える被包体の周囲全体に覆い被されている。かかるオーバーラップフィルムとしては、一般的に熱収縮性を有するフィルムが用いられている。
この外装体は、可撓性を有し、面内又は端縁に切込み線が形成されている。従って、外装体の切込部の周辺を内側に押すと、その部分が内側に大きく撓み得る。
一方、オーバーラップフィルムは、外装体の切込み線に対応する部分に脆弱領域が形成されている。なお、この脆弱領域とは、オーバーラップフィルムの一部に裂け易い処理が施されている領域である。
上記包装体のオーバーラップフィルムの脆弱領域を指等で内側に押すと、外装体の切込み線の周辺が内側に大きく撓み、オーバーラップフィルムの脆弱領域に大きな引張応力が生じて、その結果、当該領域からオーバーラップフィルムが裂ける。従って、オーバーラップ包装体のオーバーラップフィルムを、手で容易に開裂させることができる。
また、従来例の如く、オーバーラップフィルムの開裂のために開封用ラベルを使用しないので、それに応じた製品コストがアップしない。
かかるオーバーラップ包装体は、外装体の端縁から舌状部が突出しているので、該外装体の舌状部を押すと、内側に大きく撓み得る。このため、包装体のオーバーラップフィルムの脆弱領域を指等で内側に押すと、外装体の舌状部が内側に大きく撓み、その結果、オーバーラップフィルムの脆弱領域に大きな引張応力が生じて、当該領域からオーバーラップフィルムが裂ける。
また、オーバーラップ包装体は、オーバーラップフィルムの脆弱領域の内面側に外装体が存在するので、搬送などの際、該フィルムの脆弱領域に異物等が接触しても、該脆弱領域に於いて、オーバーラップフィルムが不用意に裂けることを防止できる。
以下、本発明について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
図1に於いて、1は、容器2と、外装体3と、オーバーラップフィルム5とを備えたオーバーラップ包装体を示し、本実施形態に於いては、オーバーラップ包装体1は、2個の容器2が包装されている。
容器本体21の材質は、特に限定されるものでなく、例えば、合成樹脂成形品、発泡樹脂成形品、紙などを用いることができる。
尚、蓋体22は、熱溶着によってフランジ部213に固着させることが可能な構成に限らず、例えば、容器本体21のフランジ部213と嵌合することによって、フランジ部213に固着可能な構成であっても良い。
かかるシート体は、矩形状に形成され、長手方向長さが、2つの容器2を所定の間隔を置いて長手方向に配置できるように形成されている。
主面部31は、シート体の短手方向中央部に形成されている。主面部31の幅(シート体の短手方向長さ)は、容器2の下面211の直径と同じか若干大きく形成されている。従って、主面部31は、容器2の下面211に添え付けることができる。
保持面部32は、シート体の長手方向に罫線を刻設し、該罫線にて略直角状に折り曲げることによって主面部31の両側から立設されている。保持面部32の幅(シート体の短手方向長さ)は、例えば、容器2の側面212の高さの1/2〜1/4程度の長さに形成されている。
基材は、可撓性を有し、且つ、適度な剛性を有するものであれば特に限定されず、例えば、厚紙、コート紙、合成紙などの各種の紙、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系、ナイロンなどのポリアミド系、ポリプロピレン、プロピレン−エチレン共重合体などの合成樹脂製シートなどを用いることができる。また、基材として、上記した紙及び/または合成樹脂製シートなどを2層以上積層した積層シートを用いることも可能である。基材の厚みは、紙の場合には、0.5〜1.5mm程度、合成樹脂の場合には、0.2〜1.0mm程度のものが挙げられる。かかる基材に必要とされる剛性は、オーバーラップフィルム5を熱収縮装着した際に、オーバーラップフィルム5の収縮力によって変形しない程度の剛性である。
意匠印刷層は、外装体3が容器本体21の下面211及び側面212に添えられた状態で、基材の外面(容器2の載置面と反対面)に公知の印刷法にて絵柄、商標、商品の説明等を印刷することにより形成されている。
尚、上記シート体は、意匠印刷層を有しないものでも良い。
尚、上記では、切込部6は、1つの保持面部32に対し、1箇所形成されているが、切込部6の数は特に限定されず、2箇所以上であっても良い。
また、切込部6は、円弧状の切込み線に限られず、例えば、略コ字状の切込み線、略V字状の切込み線などであってもよい。
更に、切込み部6は、一対の貫通孔60から構成されている態様に限られず、例えば、3つ以上の貫通孔が断続的に連なった鎖線状(ミシン目態様)に形成することもできる。また、切込部6は、非貫通部61を有さない態様、例えば、図2(b)に示すように、1本の貫通孔60(所定形状(円弧状など)の1本の切込み線)で構成することもできる。
ただし、上記のように貫通孔60の間に非貫通部61が形成された態様の切込部6は、後述するように、包装体1の搬送などの際、脆弱領域51からオーバーラップフィルム5が不用意に裂けることをより一層防止できるので好ましい態様である。
この舌状部33を内側へ押圧すると、切込部6の非貫通部61が切断されて両貫通孔60が繋がり、舌状部33は内側へ大きく撓む。なお、切込部6は、容器2と容器2との間に位置するように形成されているので(図1(a)参照)、舌状部33の内側には、容器2が存在せず、空間が確保されている。従って、舌状部33の外面から、舌状部33を内側へ押圧すると、舌状部33は内側に大きく撓み得る。
舌状部33の大きさは特に限定されるものでなく、例えば、指で内側に押し込むことができる程度の大きさとすることができる。例えば、舌状部33の幅(切込部6の両端部間の長さ)は、20mm〜50mm程度、舌状部33の高さ(切込部6の端部から円弧頂部までの長さ)は、5mm〜20mm程度に形成することができる。
オーバーラップフィルム5は、図1に示すように、被包体4の周囲全体を覆っている。かかるオーバーラップフィルム5は、透明で、且つ、熱収縮性を有するフィルムで構成されている。
オーバーラップフィルム5の材質は、熱収縮性を有し、且つ、熱溶着可能なものであれば特に限定されず、例えば、2軸延伸ポリプロピレンフィルムやポリエチレンフィルムなどを使用することができる。該フィルムの厚みは、通常10〜40μm程度のものが用いられる。
このオーバーラップフィルム5は、ピロー包装と一般的に呼ばれる包装形態によって、被包体4の周囲に熱収縮装着されている。このオーバーラップフィルム5は、被包体4を包み込むように、フィルムの両側端部を重ね合わせて筒状にし、重ね合わせた両側端部を長手方向に線状に熱溶着する(この両側端部の熱溶着部分を「センターシール部52」という)と共に、該筒状のフィルムの両側を幅方向に熱溶断することにより、3方熱シールされた袋体に形成された後、熱収縮させることによって被包体4の周囲に装着されている(図1(b)参照)。
脆弱領域51は、脆弱領域51が形成されていないオーバーラップフィルム5の他の部分に比べて、裂け易くされた領域である。かかる脆弱領域51の幅(舌状部33の高さ方向の長さ)は、特に限定されないが、余りに狭いとオーバーラップフィルム5を容易に開裂できず、一方、余りに広いとオーバーラップフィルムを装着する際に該フィルムが破断するなどの装着ミスを生じる虞がある。これらを考慮すると、脆弱領域51の幅は、例えば、舌状部33の高さの0.5〜2倍程度に形成することが好ましい。具体的には、脆弱領域51の幅は、3mm〜10mm程度に形成することが好ましい。
かかる脆弱領域51は、図3(a)に示すように、オーバーラップフィルム5に多数列のミシン目53を形成することによって構成されている。ミシン目53は、貫通孔53aが断続的に連設されたものである。
具体的には、ミシン目53は、線状の貫通孔53aと、隣合う貫通孔53aの間に形成された非貫通部53bとから構成されている。直線状の各貫通孔53aは、外装体3の保持面部32の長手方向と直交する方向に延びて形成されている。直線状の貫通孔53aの長さは、特に限定されないが、例えば、0.3mm〜2mm程度に形成することが好ましく、非貫通部53bの長さは、例えば、0.3mm〜2mm程度に形成することが好ましい。
このようなミシン目53は、外装体3の保持面部32の長手方向に、多数列平行に並んで形成されている。
なお、上記ミシン目53の貫通孔53aは、線状に限られず、例えば、図3(b)に示すような略円状(針穴状)に形成してもよい。貫通孔53aを略円状とする場合は、貫通孔53aの直径は、特に限定されないが、例えば、0.1mm〜 0.5mm程度が好ましい。
まず、主面部31の両側に保持面部32が立ち上げられた外装体3の該主面部31上に各容器2を載置して被包体4を構成する。続いて、この被包体4をオーバーラップフィルム5に供給し、該フィルム5の脆弱領域51が被包体4の外装体3の切込部6(舌状部33)に対応するように位置合わせしつつ、被包体4を包み込みながら該フィルムを筒状に形成する。次に、フィルムの両側端部を重ね合わせて熱溶着し、続いて、このセンターシールによって筒状に形成されたフィルムの両側を溶断シールして、袋状に形成したオーバーラップフィルム5にて被包体4を覆う。最後に、これをシュリンクトンネルなどに導いて所定温度(例えば、80〜100℃程度)に加熱することにより、オーバーラップフィルム5を熱収縮させる。このようにして、図1に示すような、被包体4の周囲にオーバーラップフィルム5が熱収縮装着されてなるオーバーラップ包装体1を得ることができる。
すなわち、脆弱領域51が形成されたオーバーラップフィルム5の外面から、保持面部32の切込部6または舌状部33に対応する部分を、内側に強く押し込むと、保持面部32の非貫通部61が切断され、舌状部33が内側に大きく撓む。舌状部33が内側に大きく撓むことに伴って、オーバーラップフィルム5の脆弱領域51に引張応力が生じ、脆弱領域51に於いてオーバーラップフィルム5が部分的に開裂する。このようにオーバーラップ包装体5は、オーバーラップフィルム5を指等で容易に開裂することができる。
また、オーバーラップフィルム5の脆弱領域51の内面側には、(空間を有さず)保持面部32が存在するので、オーバーラップ包装体1の搬送時等に、オーバーラップフィルム5の外面から異物等が接触しても、オーバーラップフィルム5が不用意に開裂することを防止できる。つまり、オーバーラップフィルム5を開裂すべく、保持面部32の切込部6または舌状部33に対応する部分を、意図的に強く押し込むことによって、舌状部33は内側に大きく撓んでフィルム5を開裂させることができるが、搬送時に異物などが接触した程度では、舌状部33は内側に撓まない。このため、オーバーラップフィルム5が不用意に裂けることを防止できる。特に、本実施形態のように、切込部6が非貫通部61を有している場合、非貫通部61が切断されない限り、舌状部33が内側に大きく撓まないので、オーバーラップフィルム5が不用意に裂けることをより一層防止できる。
また、切込部6は、図4(a)に示すように、直線状に形成されていてもよい。切込部6が直線状であっても、切込部6近傍(例えば、切込部6の上方)を内側に押圧すると、その部分は、その周囲に比べて大きく撓む。従って、切込部6が直線状に形成されていても、上記と同様にして、オーバーラップフィルム5を容易に開裂することができる。
また、本実施形態では、切込部6は、両保持面部32にそれぞれ形成されているが、いずれか一方の保持面部32にのみ形成されてもよい。更に、切込部6は、図4(b)に示すように、主面部31に形成しても良い。もちろん、主面部31に切込部6を形成する場合は、オーバーラップフィルム5の脆弱領域51は、該主面部31の切込部6に対応する部分に形成される。
以下では、上記実施形態1と異なる部分について主に説明し、実施形態1と同様の部材については同一符号を付し、その説明を適宜省略する場合がある。
図5に示すように、本実施形態に於いては、オーバーラップ包装体1は、3個の容器2が包装されている。
外装体3は、3つの容器2を所定の間隔で長手方向に配置できる長さの矩形状に形成されたシート体で形成されている。従って、主面部31は、3つの容器2を所定の間隔をおいて長手方向に載置でき、保持面部32は、3つの容器の側面212に添えられる大きさに形成されている。
この外装体3の両保持面部32には、上端縁から内側(下側)に延びるように3つの切欠き部8が形成されている。かかる切欠き部8は、保持面部32の上端部を所定形状(例えば矩形状)に切り取ることによって形成されている。
この切欠き部8は、複数(例えば3箇所)形成され、隣合う切欠き部8の間に、舌状部34が形成されている。この舌状部34は、保持面部32の上端から上方へ突出する突出片である。このため、舌状部34は、外面から押圧することにより、内側へ撓み易くなっている。舌状部34の突出幅や突出高さは、特に限定されず、例えば、舌状部34の幅は、10mm〜50mm程度、舌状部34の突出高さは、10mm〜30mm程度が好ましい。
切欠き部8は、オーバーラップ包装体1の正面視において、容器2の側面212の中央部にそれぞれ対応して形成されている。従って、各舌状部34は、隣合う容器2の間に形成されている。よって、舌状部34の内側には、容器2が接近しておらず、該舌状部34を押し込むための空間が確保されている。
このように本実施形態のオーバーラップ包装体1も同様に、指等で容易に開裂することができる。
なお、本実施形態では、脆弱領域51をフィルム5の長手方向全体に帯状に形成しているため、該脆弱領域51が外装体3の切欠き部8に重なっている。しかし、切欠き部8の形成位置は、各容器2の胴部212の中央部とされているので、切欠き部8に重なった脆弱領域51の内側には、容器2の胴部212が位置している。従って、切欠き部8に対応する脆弱領域51に、異物等が接触しても、該脆弱領域51に於いてオーバーラップフィルム5が内側へと大きく撓まず、オーバーラップフィルム5が不用意に裂ける虞が少ない。
もっとも、脆弱領域51を帯状に形成せず、舌状部34のみに対応するように、オーバーラップフィルムに部分的に脆弱領域51を形成してもよい。このように脆弱領域51を、舌状部34に対応する領域にのみ形成することにより、切欠き部8に対応する領域には脆弱領域51が形成されなくなるので好ましい態様である。
また、舌状部34の縁形状は、矩形状に限定されず、保持面部52の縁部から突出する円弧状などに形成されていてもよい。
更に、舌状部6の形成は、外装体の端縁の一部分を所定形状(例えば矩形状など)に切り欠くことによって形成される場合に限られず、例えば、図6(a)に示すように、外装体3(例えば、保持面部32)の端縁から内側に切り込んだ複数の線状の切込部61によって形成されていてもよい。この場合、舌状部34は、前記切込部61の間に形成される。
また、舌状部34は、保持面部32に形成される場合に限られず、例えば、図6(b)に示すように、主面部32の端縁から外側に突出するように形成してもよい。
以下では、上記実施形態1と異なる部分について主に説明し、実施形態1と同様の部材については同一符号を付し、その説明を適宜省略する場合がある。
図7に示すように、本実施形態のオーバーラップ包装体1は、外装体に切込部や舌状部が形成されていない。該外装体3は、可撓性を有するシート体から形成されており、容器2の下面211に添えられる主面部31と、該主面部31の側縁から折り曲げられ且つ容器2の側面212に添えられる保持面部32とを有する。従って、保持面部32は可撓性を有する。
オーバーラップフィルム5には、この保持面部32に対応する部分に、脆弱領域51が形成されている。該脆弱領域51は、保持面部32の長手方向に沿って帯状に形成されていてもよいし、部分的に形成されていてもよい。
本実施形態のオーバーラップ包装体1は、脆弱領域51を押すと、外装体3の保持面部32が内側に大きく撓み、その結果、オーバーラップフィルム5の脆弱領域51に大きな引張応力が生じて、当該領域51からオーバーラップフィルム5が裂けるのである。
以下、実施形態1〜3に適応できる変形例を示す。
上記各実施形態では、脆弱領域51は、複数列のミシン目の集合(帯状)からなるが、例えば、1条のミシン目をオーバーラップフィルム5に形成し、これを脆弱領域51としてもよい。
また、脆弱領域51は、オーバーラップフィルム5にミシン目53を施すことによって形成する場合に限られず、例えば、オーバーラップフィルム5の一部に熱処理を施して、その部分を脆弱領域51とすることもできる。
また、上記各実施形態では、外装体3は、1つの主面部31と2つの保持面部32によって断面略コ字状に形成されているが、これに限定されず、例えば、図8に示すように、外装体3は、主面部31と、主面部31の両側縁から折り曲げられた保持面部32と、主面部31の他の両側縁から折り曲げられた第2保持面部35と、を有する有底上面開口型の箱体に形成されていてもよい。
さらに、外装体3は、例えば、2つの主面部31と2つの保持面部32とから構成される筒状体であってもよい。具体的には、外装体3は、容器の上面と下面に添えられる上下の主面部31と、該上下の主面部31に連設され、且つ容器の側面に添えられる2つの保持面部32と、を有する筒状に形成されていてもよい。
Claims (4)
- 容器と、可撓性を有するシート体から形成された外装体であって、容器の上面または下面に添えられる主面部と該主面部の側縁から折り曲げられ且つ容器の側面に添えられる保持面部とを有する外装体と、外装体の主面部及び保持面部が容器に添えられた被包体の周囲を覆うオーバーラップフィルムと、を備えたオーバーラップ包装体において、
外装体には、外装体の面内において厚み方向に貫通する切込み線又は外装体の端縁から内側に線状に切り込んだ切込み線が形成され、切込み線に対応するオーバーラップフィルムの部分に脆弱領域が形成されていることを特徴とするオーバーラップ包装体。 - 容器と、可撓性を有するシート体から形成された外装体であって、容器の上面または下面に添えられる主面部と該主面部の側縁から折り曲げられ且つ容器の側面に添えられる保持面部とを有する外装体と、外装体の主面部及び保持面部が容器に添えられた被包体の周囲を覆うオーバーラップフィルムと、を備えたオーバーラップ包装体において、
外装体の端縁から外側に突出する舌状部が形成され、舌状部に対応するオーバーラップフィルムの部分に脆弱領域が形成されていることを特徴とするオーバーラップ包装体。 - 前記外装体には複数の容器が添えられており、
前記切込み線が、前記外装体の保持面部に形成され、前記切込み線が、前記容器と容器の間に位置している、請求項1に記載のオーバーラップ包装体。 - 前記外装体には複数の容器が添えられており、
前記舌状部が、前記外装体の保持面部の端縁から外側に突出され、前記舌状部が、前記容器と容器の間に位置している、請求項2に記載のオーバーラップ包装体。
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